JPH0612690U - 出窓サッシの室内側納まり構造 - Google Patents

出窓サッシの室内側納まり構造

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JPH0612690U
JPH0612690U JP9285491U JP9285491U JPH0612690U JP H0612690 U JPH0612690 U JP H0612690U JP 9285491 U JP9285491 U JP 9285491U JP 9285491 U JP9285491 U JP 9285491U JP H0612690 U JPH0612690 U JP H0612690U
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JP9285491U
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武史 馬場
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ナショナル住宅産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内装材が剥離し難い出窓サッシの室内側納ま
り構造を提供する。 【構成】 外壁1の開口2に取付けた出窓サッシ3の室
内側内周縁近傍4に、室内側に開口した溝形の見切縁8
を取付ける。見切縁8の溝形の開口8aに室内側から延
出した内装材7の端部を挿入する。 【効果】 内装材7は端部が溝形の開口8aによって挟
持されるため、冬季などに起こる出窓サッシ3の表面の
結露現象によって湿気が発生しこの湿気の影響で接着剤
が劣化しても、内装材7の剥離が起こらない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、住宅等の外壁に設ける出窓サッシの室内側納まり構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、従来例の出窓サッシの室内側納まり構造は、外壁101の 開口102に出窓サッシ103をねじ止めし、開口102の内周壁105に内装 材であるクロス107を接着剤で貼着したものである。出窓サッシ103は、ア ルミ製のサッシバーを枠組したもので、室内側内周縁の先端104を開口102 の内周壁105に当接している。クロス107は、端部107aを先端104の 付近に当接した状態としている。なお、106は外壁101と出窓サッシ103 との間の防水を確保する水密材である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来例の出窓サッシの室内側納まり構造では、冬季などに室内の温度より外気 温が著しく低下すると、出窓サッシ103の表面に結露現象が起こった。このた め、湿気の影響でクロス107の端部107aに接着剤の劣化による剥離が起っ た。
【0004】 この考案の目的は、内装材が剥離し難い出窓サッシの室内側納まり構造を提供 することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の出窓サッシの室内側納まり構造は、外壁の開口に取付けた出窓サッ シの室内側内周縁近傍に、室内側に開口した溝形の見切縁を取付ける。この見切 縁の溝形の開口に室内側から延出した内装材の端部を挿入する。
【0006】
【作用】
この考案の出窓サッシの室内側納まり構造は、見切縁の溝形の開口に室内側か ら延出した内装材の端部を挿入することによって、見切り縁が内装材の端部を挟 持する。
【0007】
【実施例】
この考案の第1の実施例の出窓サッシの室内側納まり構造は、図1ないし図3 に示すように、外壁1の開口2に取付けた出窓サッシ3の近傍4に、室内側に開 口した溝形の見切縁8を取付け、この見切縁8の溝形の開口8aに室内側から延 出した内装材7の端部を挿入したものである。
【0008】 図2および図3に示すように、外壁1は、枠材1aの室内側の面に板材1bお よび室外側の面に外装材1cを各々貼着したものである。外装材1cは、開口2 の周縁に沿って切欠11を設けている。開口2は、内周面の両側壁に縦枠5aお よび横枠5bを枠組した枠材5を嵌入している。出窓サッシ3は、アルミ製のサ ッシバーである縦枠3aおよび横枠3bを枠組したものである。
【0009】 縦枠3aは、図2に示すように、室外方向に広がって傾斜した窓枠16の取付 面3dを室外側の内周縁付近に有し、切欠11から露出した枠材1aの室外面お よび開口2の内周面に跨がった形状を成している。外壁1への縦枠3aの固定に ついては、縦枠3aの裏面を枠材1aの室外面に当接し、この室外面に外周縁部 をねじ止めするとともに、室内側内周縁近傍4を枠材1aの側端面にねじ止めす る。外装材1cの端面と縦枠3aの外周面との間は、コーキング材6により防水 処理を施している。室内側内周縁近傍4には、断面形状が略コ字形の溝部4aを 形成している。横枠3bは、図3に示すように、庇12の開口2側の下面および 開口2の内周面に跨がった略Z字状の断面形状を成している。横枠3bの外壁1 への固定については、横枠3bの一端部を庇12の下面にねじ止めし、室内側内 周縁近傍4を枠材1aの下端面にねじ止めする。
【0010】 見切縁8は、樹脂等から成り溝形の開口8aと溝形の開口8aのウェブより延 設した嵌入部8bを備え、嵌入部8bを溝部4aに嵌入することにより出窓サッ シ3と連結している。内装材7は、クロス7aと板材7bを併せたものである。 内装材7を室内および開口2の内周面に取付ける際は、枠材5の縦枠5aおよび 横枠5bの各内周面に板材7bを接着剤(図示せず)で貼着し、さらに板材7b にクロス7aを接着剤で貼着するとともに、それぞれの端部を溝形の開口8aに 挿入する。なお、窓枠16は、内周面の天井部および床部に各々化粧板等から成 る内装材14,15(図1)を貼着し、引違い窓10および引違い窓10の両側 に設けた嵌殺し窓13を設けている。
【0011】 このように、見切縁8の溝形の開口8aに室内側から延出したクロス7aおよ び板材7bの端部を挿入するため、クロス7aおよび板材7bは溝形の開口8a によって挟持されることになる。このため、冬季などに起こる出窓サッシ3の表 面の結露現象によって湿気が発生しこの湿気の影響で接着剤が劣化しても、内装 材の剥離を防止できる。
【0012】 つぎに、この考案の第2の実施例の出窓サッシの室内側納まり構造を、図4に 基づいて説明する。出窓サッシ31は、複数個の嵌殺し窓23を設け室外側に湾 曲して突出した窓枠26を縦枠31aにビス止めしたものである。縦枠31aは 、図1の縦枠3aに代えて窓枠26の取付面31dを室外側の内周縁付近に設け ている。その他の構成および効果については、第1の実施例と同様である。
【0013】 つぎに、この考案の第3の実施例の出窓サッシの室内側納まり構造を、図5な いし図7に基づいて説明する。図6および図7に示すように、内装材37は、取 付部37aと周縁部37bから成る断面形状が略L形の木製の枠材である。内装 材37を室内および開口2の内周面に取付ける際は、取付部37aと周縁部37 bをそれぞれ開口2の内周壁および室内側の周縁部に沿って接着するとともに、 取付部37aの先端を溝形の開口8aに挿入する。
【0014】 このように、見切縁8の溝形の開口8aに室内側から内装材37の取付部37 aの先端を挿入するため、内装材37aは溝形の開口8aによって挟持されるこ とになる。なお、その他の構成および効果については、第1の実施例と同様であ る。
【0015】
【考案の効果】
この考案の出窓サッシの室内側納まり構造は、見切縁の溝形の開口に室内側か ら延出した内装材の端部を挿入することによって、見切り縁が内装材の端部を挟 持する。このため、冬季などに起こる出窓サッシの表面の結露現象によって湿気 が発生しこの湿気の影響で接着剤が劣化しても、内装材の剥離を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの考案の第1の実施例の出窓サッシ
の室内側納まり構造の全体を示す水平断面図、(b)は
縦断面図。
【図2】この考案の第1の実施例の出窓サッシの室内側
納まり構造の主要部を示す水平断面図。
【図3】この考案の第1の実施例の出窓サッシの室内側
納まり構造の主要部を示す縦断面図。
【図4】この考案の第2の実施例の出窓サッシの室内側
納まり構造の全体を示す水平断面図、(b)は縦断面
図。
【図5】(a)はこの考案の第3の実施例の出窓サッシ
の室内側納まり構造の全体を示す水平断面図、(b)は
縦断面図。
【図6】この考案の第3の実施例の出窓サッシの室内側
納まり構造の主要部を示す水平断面図。
【図7】この考案の第3の実施例の出窓サッシの室内側
納まり構造の主要部を示す縦断面図。
【図8】従来例の出窓サッシの室内側納まり構造を示す
縦断面図。
【符号の説明】
1 外壁 2 開口 3 出窓サッシ 4 室内側内周縁近傍 7 内装材 8 見切縁 8a 溝形の開口
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】(a)はこの考案の第2の実施例の出窓サッシ
の室内側納まり構造の全体を示す水平断面図、(b)は
縦断面図。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁の開口に取付けた出窓サッシの室内
    側内周縁近傍に、室内側に開口した溝形の見切縁を取付
    け、この見切縁の溝形の開口に室内側から延出した内装
    材の端部を挿入したことを特徴とする出窓サッシの室内
    側納まり構造。
JP1991092854U 1991-11-13 1991-11-13 出窓サッシの室内側納まり構造 Expired - Lifetime JPH0745750Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991092854U JPH0745750Y2 (ja) 1991-11-13 1991-11-13 出窓サッシの室内側納まり構造

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0612690U true JPH0612690U (ja) 1994-02-18
JPH0745750Y2 JPH0745750Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=14066018

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104952U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 ワイケイケイ株式会社 出窓の躯体取付用竪枠
JPS6317814U (ja) * 1986-07-16 1988-02-05
JPS6450587U (ja) * 1987-09-26 1989-03-29

Patent Citations (3)

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JPH0745750Y2 (ja) 1995-10-18

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