JPH0612654U - 管路工事用雨避け装置 - Google Patents

管路工事用雨避け装置

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JPH0612654U
JPH0612654U JP218992U JP218992U JPH0612654U JP H0612654 U JPH0612654 U JP H0612654U JP 218992 U JP218992 U JP 218992U JP 218992 U JP218992 U JP 218992U JP H0612654 U JPH0612654 U JP H0612654U
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春彦 香月
和則 車田
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日本コムシス株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨天時でも管路作業を実施できる管路作業用
雨避け装置とした。 【構成】 直立する複数の柱フレームと、この柱フレー
ム間を柱フレーム配設方向に拡狭自在に連結する連結バ
ーを有する左右側面部9の上に、棟部11を中折れ箇所
とすることにより棟部11に連結された梁フレームを折
り畳むことができるヒンジと、棟部11下の屋根拡がり
角度を任意に設定するとともに前記左右側面部9相互間
を拡狭自在とするための方杖を有する屋根部10を設
け、左右側面部10及び屋根部10に防水用シート1
2、13を着脱自在に設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋外特に路上での管路工事に際し、作業帯を降雨から防護するため の管路工事用雨避け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種管路は地下に埋設されるが、埋設作業は路上から道路を掘削して配設され る。この埋設作業は、交通の頻繁な路上で行われることが多く、できるだけ短期 間に実施されることが望ましい。 しかも、安全かつ効率よく作業が行われるようにするため、作業帯を安全柵で 囲い、その中で掘削作業、管路埋設作業を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の管路工事は雨天の場合は雨天対策用の設備がなかったの で中止せざるを得なかった。したがって、工期短縮化の要求に応えることができ ないとともに、道路管理者、住民の不都合、警察の監督上に不都合をきたしてし まうことがあった。 また、掘削された作業現場への降雨により、適正な工事を行えないという不都 合があった。 本考案は、上記の不具合を解決すべく提案されるもので、雨天時でも管路作業 を実施できる管路作業用雨避け装置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、直立する複数の柱フレームと、この柱 フレーム間を柱フレーム配設方向に拡狭自在に連結する連結バーを有する左右側 面部の上に、棟部を中折れ箇所とすることにより棟部に連結された梁フレームを 折り畳むことができるヒンジと、棟部下の屋根広がり角度を任意に設定するとと もに前記左右側面部相互間を拡狭自在とするための方杖を有する屋根部を設け、 左右側面部及び屋根部に防水用シートを着脱自在に設けた管路工事用雨避け装置 とした。
【0005】
【作用】
以上のように構成しているので、作業帯の幅、長さ等の施工条件に合わせて装 置の設置形態をとることができ、また、収納時等にはコンパクトな形態にするこ とができ、取扱が容易となる。
【0006】
【実施例】
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。図1は、本考案に係 る装置の使用状態を示した断面図である。管路作業は、建造物に接した歩道2に 管路3を埋設するための溝4を掘削、或いは管路3を埋設された既設の溝4の上 部を開口させて作業を行う。 この作業は、歩道2に隣接する車道5等においても行われることがあるが、そ の場合は溝4は車道5等に掘削されることとなる。 溝4の近傍の作業帯及びその周辺は、作業に支障をきたさないようにするため と、近傍の通行に危険を及ぼさないようにするために、歩行者用通路7が確保さ れながら安全柵6で囲繞される。
【0007】 本考案に係る管路工事用雨避け装置8(以下、装置と略称する)は、安全柵6 で囲繞された区域の中の作業帯の上方を覆うように設置される。図2は、装置8 の概要を示す斜視図である。 装置は、X方向に収縮させることができるとともに、Z方向に拡狭自在に構成 されている側面部9と、側面部9の上部に連続して設けられる屋根部10とを有 し、屋根部10の棟部11は、Y方向に移動させることができるようになってい る。 また、側面部9には側面テント12が張設され、屋根部10には屋根テント1 3が張設される。側面部9の脚部には、キャスター14が設けられており上記の ように装置をX方向、Z方向に円滑に移動させる場合の移動を容易にしている。
【0008】 図3は、図2における側面部9の具体的構成を示した正面図である。柱フレー ム15は複数本併設され、それぞれの柱フレーム15の脚部にはストッパを有す るキャスター14が設けられている。なお、キャスター14は柱フレーム15へ の取り付け部を支点に回転自在に設けてあるので、キャスター14による移動方 向を任意に設定できる。 また、柱フレーム15の上部には、スライダー16を設け後述するXバーの上 端部が柱フレーム15の長手方向に移動自在となるようにしてある。
【0009】 柱フレーム15の間には、X状に交差するXバー17が設けられている。この Xバー17は、その端部が柱フレーム15に対してヒンジを介して回動自在に取 り付けられているとともに、Xバー17の交差箇所もヒンジを介して回動自在と なっている。 また、Xバー17の上端は柱フレーム15に設けられているスライダー16に 柱フレーム15の長手方向に移動可能に係合されている。
【0010】 このように構成されているので、図3のように柱フレーム15間を開いて装置 を使用する状態から、収納時に柱フレーム15同士を近接させる場合には、Xバ ー17の上端はスライダー16を介して上方に移動する。すると、Xバー17は 他のヒンジ箇所の回動を誘いながら、柱フレーム15に沿うように移動する。 図4は、以上のようにして装置を図2におけるX方向に収縮させた状態を示す 斜視図である。なお、このような収納時の収縮状態にいたらない程度に装置をX 方向にわずかばかり収縮させて作業帯の長さに合わせる場合も、柱フレーム15 間を上記のようにして近ずければよいことはいうまでもない。 なお、このように後述する屋根部とともに構成される1ユニットの長さ方向両 端に連結部材を設けることにり、ユニット同士を連結して長い作業帯にも応じら れるようにすることができる。
【0011】 図5は、柱フレーム15等から成る本体部9の上に設けられる屋根部10の構 成を示す正面図である。本図は使用状態を示したもので、梁フレーム18がハの 字状に固定されるように、棟部11に近い箇所は第1の方杖19を介して固定さ れ、梁フレーム18と柱フレーム15とは第2の方杖20を介して固定されるよ うになっている。 第1の方杖19は、何れかの梁フレーム18にジョイントピンを介して回動自 在に取り付けられており、収納時には一方の取り付けを外し他の取り付け箇所で 回動させながら梁フレーム18に沿わせるようにすることができる。また、同様 に第2の方杖20は梁フレーム18か柱フレーム15にジョイントピンを介して 回動自在に取り付けられており、収納時には一方の取り付けを外し他の取り付け 箇所で回動させながら他の取り付け部材の方に沿わせるようにする。なお、各方 杖は適宜取り付け箇所を変えることができるように、梁フレーム18、柱フレー ム15には複数の取り付け部を設けておけばよい。
【0012】 屋根部10の棟部11には、第1のヒンジ21を併設したいわゆるダブルヒン ジ21が設けられており、梁フレーム18と柱フレーム15との連結箇所には第 2のヒンジ22が設けられている。なお、棟部11の第1のヒンジ21は1個だ けのヒンジであってもよいし、また、この箇所は取り外し可能な構成としてもよ い。 このように構成してあるので、装置の使用状態から収納状態にするために折り 畳むには、第1の方杖19、第2の方杖20の取り付けを解除してそれぞれの方 杖を一方の取り付け部材に沿わせる。次に、屋根部10を第1のヒンジ21、第 2のヒンジ22を介して下方に落とし込むようにして中折れさせ、側面部9の柱 フレーム15に梁フレーム18を沿わせるようにする。図6は、このようにして 折り畳んだ状態を示している。
【0013】 以上のように構成される側面部9と屋根部10は、アルミ部材等の軽量材で構 成することにより、取扱い、運搬に便利となろう。 次に、本考案では側面部9と屋根部10の外側に防水用シートである側面テン ト12と屋根テント13を着脱自在に設けている。それぞれのテントは、側面部 9、屋根部10を形成するいずれかの部材に設けた取り付け部を介して取り付け られている。 この防水用シートは、側面部9を収縮させた際、また屋根部10を折り畳んだ 際に、それらに従動するように収縮、折り畳まれるように軟材質で形成するとと もに、取扱い、運搬に便利な軽量な特殊シートであることが望ましい。
【0014】
【考案の効果】
以上のごとく本考案によれば、側面部は収縮可能に構成されているので、作業 帯上に跨ぐように設置させた後、作業範囲に応じて側面部の長さを調整すること ができる。また、側面部同士は拡狭自在に構成されているので、作業帯の幅に応 じて或いは作業員の動作範囲に応じて装置の設置幅を決定できる。 また、屋根部も棟部下の屋根拡がり角度を自在に設定できるので、側面部同士 の拡狭動を円滑に行わせることができる。さらに屋根部を折り畳み自在に構成し てあるので、収納、運搬に際しコンパクトな形態にすることができる。 したがって、雨天時でも管路作業を実施できるとともに、雨水の侵入を防止し ながら適正な工事を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置の使用状態を示した断面図である。
【図2】装置の概要を示した斜視図である。
【図3】柱フレーム間を開いた状態を示した正面図であ
る。
【図4】装置を収縮させた状態を示した斜視図である。
【図5】屋根部の一部を示した正面図である。
【図6】屋根部を折り畳んだ状態を示した正面図であ
る。
【符号の説明】
9 側面部 10 屋根部 11 棟部 12 側面テント 13 屋根テント 14 キャスター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直立する複数の柱フレームと、この柱フ
    レーム間を柱フレーム配設方向に拡狭自在に連結する連
    結バーを有する左右側面部の上に、棟部を中折れ箇所と
    することにより棟部に連結された梁フレームを折り畳む
    ことができるヒンジと、棟部下の屋根広がり角度を任意
    に設定するとともに前記左右側面部相互間を拡狭自在と
    するための方杖を有する屋根部を設け、左右側面部及び
    屋根部に防水用シートを着脱自在に設けたことを特徴と
    する管路工事用雨避け装置。
JP1992002189U 1992-01-24 1992-01-24 管路工事用雨避け装置 Expired - Lifetime JP2527596Y2 (ja)

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