JPH0612645Y2 - 鎖止め具 - Google Patents

鎖止め具

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JPH0612645Y2
JPH0612645Y2 JP563891U JP563891U JPH0612645Y2 JP H0612645 Y2 JPH0612645 Y2 JP H0612645Y2 JP 563891 U JP563891 U JP 563891U JP 563891 U JP563891 U JP 563891U JP H0612645 Y2 JPH0612645 Y2 JP H0612645Y2
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JP
Japan
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diameter portion
plate
chain
horseshoe
receiving shaft
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JP563891U
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JPH04101616U (ja
Inventor
芳輝 澁谷
Original Assignee
株式会社ヴァリューミックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は鎖止め具、特にブレスレ
ットやネックレスなどの鎖装飾品に用いられるもので、
ジョインターとプレートとを係合して鎖の両端を連結す
る鎖止め具に関する。
【0002】
【従来の技術】ブレスレットやネックレスなどの鎖装飾
品の両端を連結する鎖止め具は、図3に示される引き輪
式のものや図4に示されるフック式のものが最も一般的
に用いられている。
【0003】すなわち、引き輪式鎖止め具は、図3aに
示されるように鎖10の両端にある引き輪12と穴あき
プレート14とから成っている。この引き輪12は開閉
部16を有しており、この開閉部16は引きピン17を
引くことにより引き軸18が引き輪12内に収納される
ことによって開くようになっている。この状態が図3b
に示されており、このようにして開いた開閉部16に穴
あきプレート14が掛けられ、次に、開閉部16が閉じ
られることによって図3cのように引き輪12と穴あき
プレート14とが係合されて、その結果、鎖10の両端
が連結されることになる。
【0004】一方、フック式鎖止め具においては、図4
aに示されるように、フック20のフック部分22が開
かれ、そこに格子プレート24が係着され、図4bに示
されているように、格子プレート24とフック20とが
係合されて鎖の両端が連結される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の鎖止め具を使用した場合には、この鎖止め具を
係合させるのに困難性がある。例えば、引き輪式鎖止め
具においては、鎖止め具12の開閉部16が開かれた状
態で暫く保持されていなければならず、このため、慣れ
ないときは特に、これらを操作し鎖の両端を連結するこ
とに困難が伴う。
【0006】また、ブレスレットなどでは片手が使え
ず、一方の手だけで操作しなければならないので、慣れ
た人でも、この連結操作に困難を感ずる場合がある。
【0007】本考案は、以上のような課題を鑑みてなさ
れたものであり、その目的は鎖の両端を容易に連結する
ことのできる鎖止め具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本考案における鎖止め具においては、鎖の
両端に設置されたジョインターとプレートとを係合させ
て鎖の両端を着脱自在に連結する鎖止め具において、ジ
ョインターは細径部と太径部とから成る受け軸上に設置
された移動可能な押し管と、この押し管を前記受け軸の
細径部から太径部に向かって付勢する付勢バネとを含
み、プレートは前記受け軸の細径部の直径と太径部の直
径の間の大きさの開口部を有する馬蹄形の馬蹄形プレー
トであり、前記受け軸の細径部に取り付けられた前記馬
蹄形プレートを前記押し管により前記太径部に向かって
付勢して該太径部に駐止させることによってジョインタ
ーとプレートとを係合して鎖の両端を着脱自在に連結す
ることを特徴とする。
【0009】
【作用】以上のような構成を有する本考案の鎖止め具に
おいては、受け軸の細径部に取り付けられた馬蹄形プレ
ートは、受け軸上の押し管によって、受け軸上の太径部
に向かって付勢される。すると、この馬蹄形プレートは
受け軸の細径部の直径と太径部の直径の間の大きさの開
口部を有しているため、細径部の部分では着脱自在であ
るが、太径部上に馬蹄形プレートが駐止させられた場合
には受け軸から脱離させることは不可能となる。このよ
うにして、ジョインターとプレートとが係合され、その
結果、鎖の両端が着脱自在に連結されることとなる。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案に係る鎖止め具の構成を示した要部透視
図である。このうち図1aは本考案に係る第1実施例を
示したものであり、図1bは本考案に係る第2実施例を
示したものである。
【0011】図1aにおける第1実施例の鎖止め具にお
いては、ジョインター30は鎖10が接合されている接
合部31と受け軸部32とから成っている。この受け軸
部32は細径部33と太径部34とから成っており、太
径部34は直径が馬蹄形プレート40の軸通穴42の直
径よりも大きい太径端部36を含んでいる。一方、受け
軸部32上には、この上を自在に移動する押し管38が
設置されている。そして、この押し管38は、この内部
に設置されている付勢バネ39により、常に細径部33
から太径部34に向かって付勢されている。
【0012】一方、馬蹄形プレート40はジョインター
30の受け軸部32が軸通される軸通穴42と、この受
け軸部32が挿入される開口部44とを有している。こ
の開口部44の大きさは、軸通穴42の内径よりも小さ
い馬蹄形である。そして、開口部44の大きさはジョイ
ンター30の細径部33の外径よりも大きく太径部34
の直径よりも小さく設定されている。このために、馬蹄
形プレート40は、細径部33の部分において着脱自在
であるが、太径部34の部分においては着脱自在とはな
らない。さらに、この軸通穴42の内径は太径部34の
直径よりも大きく設定されているため、受け軸部32上
の馬蹄形プレート40を軸方向にずらして細径部33か
ら太径部34へと移動させることができる。しかし、馬
蹄形プレート40の軸通穴42の内径は太径端部36の
直径よりも小さく設定されているために、馬蹄形プレー
ト40が軸方向に抜けることはない。また、押し管38
の直径は軸通穴42の内径よりも大きく設計されている
ため、馬蹄形プレート40を太径端部36と押し管38
の間に固定することができる。
【0013】ところで、図1bにおける第2実施例にお
いては、馬蹄形プレート40の軸方向の抜けを防止して
いる太径端部36の代わりにストッパー突起37が設置
されている。このため、形状は異なっているが、第1実
施例と同様の効果を得ることができる。
【0014】図2は、本考案に係る鎖止め具の動作を第
2実施例を用いて説明した説明図である。ここで、図2
aはジョインター30と馬蹄形プレート40が係合され
る前の状態であり、図2bはジョインター30と馬蹄形
プレート40とを係合させるために押し管38が押し下
げられて細径部33が表出している状態である。
【0015】すなわち、図2bに示されるように、押し
管38が押し下げられて細径部33が表出すると、ここ
に馬蹄形プレート40を取り付けることが可能となり、
こうして馬蹄形プレート40の軸通穴42に細径部33
が導入される。
【0016】以上のようにしてジョインター30の細径
部に馬蹄形プレート40が取り付けられ、続いて押し管
38を押し下げる力が弱められると、押し管38が付勢
バネ39の作用によって押し戻され、それにより、馬蹄
形プレート40が太径部34の部分に駐止させられる。
この状態を示したのが図2cである。このとき、開口部
44が太径部34の直径よりも小さいため、この状態で
ジョインター30から馬蹄形プレート40を脱離させる
ことは不可能である。しかも、太径部34にはストッパ
ー突起37が設置されており、かつ押し管38の直径は
軸通穴42の内径よりも大きく設計されている。このた
め、馬蹄形プレート40の軸方向の抜けを防止すること
ができ、馬蹄形プレート40をストッパー突起37と押
し管38の間に固定することができる。
【0017】しかしながら、実際にこの第2実施例の鎖
止め具を用いて鎖の両端を連結させるにあたっては、図
2aに示される挿入部分50に馬蹄形プレート40の開
口部44が当てられ、そのまま矢印52の方向に力が加
えられる。すると、その力で押し管38が押し下げられ
ると共にジョインター30の細径部33が表出して、受
け軸部32が軸通穴42に軸通する。次に、この押し管
38を押し下げる力が弱められると、付勢バネ39の作
用によって馬蹄形プレート40が太径部34の方向に移
動させられ、図2cに示されるような状態となり、鎖の
両端が連結されるようになる。
【0018】なお、本実施例では馬蹄形プレート40の
軸通穴42をはじめとして、ジョインター30の受け軸
部及び接合部などをすべて円形のものとしたが、これら
は円形に限られるものではない。すなわち、これらを例
えば四角形・五角形などの多角形にしてもよく、細径部
33が開口部44を介して軸通穴42に挿入可能であ
り、両端が連結された状態では開口部44を介して太径
部34が抜けることなくかつ馬蹄形プレート40の軸方
向の抜けを防止することができるような寸法に設計され
ていればよい。
【0019】さらに、本実施例においては、太径端部3
6及びストッパー突起37を用いて馬蹄形プレート40
の軸方向の抜けを防止しているが、馬蹄形プレート40
の軸方向の抜けを防止するための手段は、特にこれらに
限られるものでなく、使用される装飾具のデザインに応
じて設計されるのが好適である。
【0020】
【考案の効果】以上のように構成された本考案に係る鎖
止め具においては、鎖の両端を容易に連結させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る鎖止め具の構成を示した要部透視
図である。
【図2】本考案に係る鎖止め具の動作を説明する説明図
である。
【図3】従来の鎖止め具(引き輪式)の動作を説明する
説明図である。
【図4】従来の鎖止め具(フック式)の動作を説明する
説明図である。
【符号の説明】
10 鎖 30 ジョインター 31 接合部 32 受け軸部 33 細径部 34 太径部 36 太径端部 37 ストッパー突起 38 押し管 40 馬蹄形プレート 42 軸通穴 44 開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】鎖の両端にジョインターとプレートとを有
    し、該ジョインターとプレートとを係合して鎖の両端を
    着脱自在に連結する鎖止め具において、ジョインター
    は、細径部と太径部とから成る受け軸と、この受け軸上
    に設置され、細径部と太径部上を移動する押し管と、こ
    の押し管を前記受け軸の細径部から太径部に向かって付
    勢する付勢バネと、を含み、プレートは、前記受け軸の
    細径部の直径と太径部の直径の間の大きさの開口部を有
    する馬蹄形の馬蹄形プレートであり、前記受け軸の細径
    部に取り着けられた前記馬蹄形プレートを、前記押し管
    により前記太径部に向かって付勢して該太径部に駐止さ
    せることによって、ジョインターとプレートとを係合
    し、鎖の両端を着脱自在に連結することを特徴とする鎖
    止め具。
JP563891U 1991-02-13 1991-02-13 鎖止め具 Expired - Lifetime JPH0612645Y2 (ja)

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JP563891U JPH0612645Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 鎖止め具

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JP563891U JPH0612645Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 鎖止め具

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Publication Number Publication Date
JPH04101616U JPH04101616U (ja) 1992-09-02
JPH0612645Y2 true JPH0612645Y2 (ja) 1994-04-06

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JP563891U Expired - Lifetime JPH0612645Y2 (ja) 1991-02-13 1991-02-13 鎖止め具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4643971B2 (ja) * 2004-11-04 2011-03-02 株式会社ロージィブルー 装身具用留め具

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JPH04101616U (ja) 1992-09-02

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