JPH0612642A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents
磁気テープ記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0612642A JPH0612642A JP19316692A JP19316692A JPH0612642A JP H0612642 A JPH0612642 A JP H0612642A JP 19316692 A JP19316692 A JP 19316692A JP 19316692 A JP19316692 A JP 19316692A JP H0612642 A JPH0612642 A JP H0612642A
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- JP
- Japan
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- signal
- recording
- circuit
- piezoelectric element
- dynamic tracking
- Prior art date
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイナミックトラッキングヘッドで記録を行
い、ドラム上のヘッド数を減らす。 【構成】 交流減衰信号の記憶されたメモリ回路9を設
ける。記録に際して、メモリ回路9の信号により、変位
電圧発生回路5は交流減衰電圧を発生し、これがダイナ
ミックトラッキングヘッド3に印加されて、圧電素子の
歪みを取り除き、テープフォーマットの決まった記録が
可能になる。更にメモリ回路9にテープフォーマットに
適合した基準テープを圧電素子に歪みのないダイナミッ
クトラッキングヘッドで再生したときの制御信号発生回
路8のコントロール信号を記憶させる。ここに制御信号
発生回路8とは再生信号の振動成分と発振回路4の発振
信号とを比較してコントロール信号を発生する回路であ
る。そして記録時に、コントロール信号を回路5に発し
て、ヘッド3にコントロール電圧を印加する。これによ
り基準テープで再生したときと同じ軌跡で走査させるこ
とができる。
い、ドラム上のヘッド数を減らす。 【構成】 交流減衰信号の記憶されたメモリ回路9を設
ける。記録に際して、メモリ回路9の信号により、変位
電圧発生回路5は交流減衰電圧を発生し、これがダイナ
ミックトラッキングヘッド3に印加されて、圧電素子の
歪みを取り除き、テープフォーマットの決まった記録が
可能になる。更にメモリ回路9にテープフォーマットに
適合した基準テープを圧電素子に歪みのないダイナミッ
クトラッキングヘッドで再生したときの制御信号発生回
路8のコントロール信号を記憶させる。ここに制御信号
発生回路8とは再生信号の振動成分と発振回路4の発振
信号とを比較してコントロール信号を発生する回路であ
る。そして記録時に、コントロール信号を回路5に発し
て、ヘッド3にコントロール電圧を印加する。これによ
り基準テープで再生したときと同じ軌跡で走査させるこ
とができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ダイナミックトラッ
キングヘッドで記録するようにした磁気テープ記録再生
装置に関するものである。
キングヘッドで記録するようにした磁気テープ記録再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダー等の磁気テープ
記録再生装置において、任意のテープ送り速度で画面上
にノイズのない再生を行うために、図4に示すように、
回転ドラム31上に、記録と標準速度の再生を行う固定
ヘッド32の他に、ダイナミックトラッキングヘッド3
3が設けてある。
記録再生装置において、任意のテープ送り速度で画面上
にノイズのない再生を行うために、図4に示すように、
回転ドラム31上に、記録と標準速度の再生を行う固定
ヘッド32の他に、ダイナミックトラッキングヘッド3
3が設けてある。
【0003】ダイナミックトラッキングヘッド33は、
図5に示すように、一対の圧電素子33aの端部にヘッ
ド33bを取り付けた構造であり、圧電素子33aに電
圧を印加してヘッド33bをドラム組立体31の上下方
向(矢印方向)に移動させることができる。ダイナミッ
クトラッキングヘッド33のヘッド33bが上下方向に
移動するので、スロー再生,倍速再生等、記録時と磁気
テープの送り速度の異なる特殊再生を行う際、ヘッド3
3bを磁気テープのトラックに沿わせることが可能にな
り、ディスプレイ画面上に、ノイズのない再生を行うこ
とができる。
図5に示すように、一対の圧電素子33aの端部にヘッ
ド33bを取り付けた構造であり、圧電素子33aに電
圧を印加してヘッド33bをドラム組立体31の上下方
向(矢印方向)に移動させることができる。ダイナミッ
クトラッキングヘッド33のヘッド33bが上下方向に
移動するので、スロー再生,倍速再生等、記録時と磁気
テープの送り速度の異なる特殊再生を行う際、ヘッド3
3bを磁気テープのトラックに沿わせることが可能にな
り、ディスプレイ画面上に、ノイズのない再生を行うこ
とができる。
【0004】特殊再生時のダイナミックトラッキングヘ
ッド33の上下方向の移動の制御は、図3に示すよう
に、回転ドラム31の回転数に同期した信号を発振回路
34で作り、これを変位電圧発生回路35で増幅して、
圧電素子33aに印加することにより、ダイナミックト
ラッキングヘッド33をドラム組立体31の上下方向に
故意に振動を与えながら、磁気テープ36に記録されて
いる信号を再生する。
ッド33の上下方向の移動の制御は、図3に示すよう
に、回転ドラム31の回転数に同期した信号を発振回路
34で作り、これを変位電圧発生回路35で増幅して、
圧電素子33aに印加することにより、ダイナミックト
ラッキングヘッド33をドラム組立体31の上下方向に
故意に振動を与えながら、磁気テープ36に記録されて
いる信号を再生する。
【0005】次に、再生微弱信号を増幅回路37で増幅
し、制御信号発生回路38において、再生信号の振動成
分を、発振回路34で作った信号と比較,演算し、再生
信号が常に最大になるように制御信号を発生し、変位電
圧発生回路35でコントロール電圧に変え、ダイナミッ
クトラッキングヘッド33に印加することにより、トラ
ック外れをなくして、ノイズレス再生を行うことができ
る。
し、制御信号発生回路38において、再生信号の振動成
分を、発振回路34で作った信号と比較,演算し、再生
信号が常に最大になるように制御信号を発生し、変位電
圧発生回路35でコントロール電圧に変え、ダイナミッ
クトラッキングヘッド33に印加することにより、トラ
ック外れをなくして、ノイズレス再生を行うことができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここに、ダイナミック
トラッキングヘッド33は、一般に、印加電圧を与えて
ヘッドを上下に動かすと、その後、電圧を取り除いて
も、圧電素子アクチュエータ部は、歪みが残って、基準
の位置には戻らないという性質がある。従って、ヘッド
を基準の位置に位置させて記録を行なわなければならな
い、テープフォーマットの決まっている記録には、ダイ
ナミックトラッキングヘッド33は使用できないという
問題点があった。
トラッキングヘッド33は、一般に、印加電圧を与えて
ヘッドを上下に動かすと、その後、電圧を取り除いて
も、圧電素子アクチュエータ部は、歪みが残って、基準
の位置には戻らないという性質がある。従って、ヘッド
を基準の位置に位置させて記録を行なわなければならな
い、テープフォーマットの決まっている記録には、ダイ
ナミックトラッキングヘッド33は使用できないという
問題点があった。
【0007】従って、特殊再生を行う場合には、固定記
録再生ヘッド32の他に、ダイナミックトラッキングヘ
ッド33が必要であり、ドラム組立体のヘッドの数が多
くなり、組み立て調整が複雑になるという問題点があっ
た。
録再生ヘッド32の他に、ダイナミックトラッキングヘ
ッド33が必要であり、ドラム組立体のヘッドの数が多
くなり、組み立て調整が複雑になるという問題点があっ
た。
【0008】また、ヘッドの数が多いので、磁気テープ
とヘッドとの接触により発生する減磁作用が大きくな
り、磁気テープの画質の悪化が早くなるという問題点が
あった。
とヘッドとの接触により発生する減磁作用が大きくな
り、磁気テープの画質の悪化が早くなるという問題点が
あった。
【0009】そこで本発明の目的は、ダイナミックトラ
ッキングヘッドをテープフォーマットの決まっている記
録に用いることを可能にした磁気テープ記録再生装置を
提供し、以て、ドラム組立体のヘッドの数を減じて、組
み立て調整を簡単にし、また磁気テープの画質を長期間
安定させることにある。
ッキングヘッドをテープフォーマットの決まっている記
録に用いることを可能にした磁気テープ記録再生装置を
提供し、以て、ドラム組立体のヘッドの数を減じて、組
み立て調整を簡単にし、また磁気テープの画質を長期間
安定させることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の磁気テープ記録再生装置は、圧電素子に電
圧を印加して、圧電素子の端部に取り付けてあるヘッド
をドラム組立体の上下方向に移動させる、ダイナミック
トラッキングヘッドと、発振回路と、発振回路の信号が
入力されてこれを増幅し、圧電素子に印加する変位電圧
発生回路と、ダイナミックトラッキングヘッドによる再
生信号の振動成分と発振回路の信号とを比較してコント
ロール信号を変位電圧発生回路に入力する、制御信号発
生回路と、交流減衰信号を記憶したメモリ回路とを具備
し、記録に際して、メモリ回路の交流減衰信号が変位電
圧発生回路に伝達されて交流減衰電圧を発生し、これを
圧電素子に印加して圧電素子の歪みを取り除く。
に、本発明の磁気テープ記録再生装置は、圧電素子に電
圧を印加して、圧電素子の端部に取り付けてあるヘッド
をドラム組立体の上下方向に移動させる、ダイナミック
トラッキングヘッドと、発振回路と、発振回路の信号が
入力されてこれを増幅し、圧電素子に印加する変位電圧
発生回路と、ダイナミックトラッキングヘッドによる再
生信号の振動成分と発振回路の信号とを比較してコント
ロール信号を変位電圧発生回路に入力する、制御信号発
生回路と、交流減衰信号を記憶したメモリ回路とを具備
し、記録に際して、メモリ回路の交流減衰信号が変位電
圧発生回路に伝達されて交流減衰電圧を発生し、これを
圧電素子に印加して圧電素子の歪みを取り除く。
【0011】更に、テープフォーマットに適合した基準
テープを圧電素子に歪みのないダイナミックトラッキン
グヘッドで再生したときの制御信号発生回路のコントロ
ール信号を記憶したメモリ回路を有し、記録時に、この
メモリ回路のコントロール信号が変位電圧発生回路に伝
達されてコントロール電圧を発生し、これを圧電素子に
印加して、ダイナミックトラッキングヘッドを基準テー
プで再生したときと同じ軌跡で走査するようにしてもよ
い。
テープを圧電素子に歪みのないダイナミックトラッキン
グヘッドで再生したときの制御信号発生回路のコントロ
ール信号を記憶したメモリ回路を有し、記録時に、この
メモリ回路のコントロール信号が変位電圧発生回路に伝
達されてコントロール電圧を発生し、これを圧電素子に
印加して、ダイナミックトラッキングヘッドを基準テー
プで再生したときと同じ軌跡で走査するようにしてもよ
い。
【0012】
【作用】記録に際して、メモリ回路の交流減衰信号が変
位電圧発生回路に伝達されて交流減衰電圧を発生し、こ
れを圧電素子に印加して圧電素子の歪みを取り除くと、
ヘッドを基準の位置にすることができるので、テープフ
ォーマットの決まっている記録を行うことが可能にな
る。
位電圧発生回路に伝達されて交流減衰電圧を発生し、こ
れを圧電素子に印加して圧電素子の歪みを取り除くと、
ヘッドを基準の位置にすることができるので、テープフ
ォーマットの決まっている記録を行うことが可能にな
る。
【0013】更に、記録時に、メモリ回路のコントロー
ル信号が変位電圧発生回路に伝達されてコントロール電
圧を発生し、これを圧電素子に印加してダイナミックト
ラッキングヘッドを基準テープで再生したときと同じ軌
跡で走査することにより、記録トラックの曲りが防止さ
れる。
ル信号が変位電圧発生回路に伝達されてコントロール電
圧を発生し、これを圧電素子に印加してダイナミックト
ラッキングヘッドを基準テープで再生したときと同じ軌
跡で走査することにより、記録トラックの曲りが防止さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0015】本発明の回転ドラム1は、図2に示すよう
に、180°対向に配置された一対のダイナミックトラ
ッキングヘッド3を取り付けることのみにより構成して
ある。ダイナミックトラッキングヘッド3により、記録
と、標準速度での再生および特殊再生が行われる。
に、180°対向に配置された一対のダイナミックトラ
ッキングヘッド3を取り付けることのみにより構成して
ある。ダイナミックトラッキングヘッド3により、記録
と、標準速度での再生および特殊再生が行われる。
【0016】本発明の制御回路は図1に示すように、回
転ドラム1の回転数に同期した信号を発振する発振回路
4が、この信号を増幅する変位電圧発生回路5に接続さ
れ、変位電圧発生回路5の電圧がダイナミックトラッキ
ングヘッド3の圧電素子に印加される。次に、変位電圧
発生回路5には、後述する制御信号発生回路8およびメ
モリ回路9が接続され、これらの信号に基づいたコント
ロール電圧をダイナミックトラッキングヘッド3に印加
する。
転ドラム1の回転数に同期した信号を発振する発振回路
4が、この信号を増幅する変位電圧発生回路5に接続さ
れ、変位電圧発生回路5の電圧がダイナミックトラッキ
ングヘッド3の圧電素子に印加される。次に、変位電圧
発生回路5には、後述する制御信号発生回路8およびメ
モリ回路9が接続され、これらの信号に基づいたコント
ロール電圧をダイナミックトラッキングヘッド3に印加
する。
【0017】次に、記録時に、ダイナミックトラッキン
グヘッド4には記録信号10が入力され、この記録信号
10が磁気テープ6に記録され、再生時に、磁気テープ
6に記録された情報がダイナミックトラッキングヘッド
3により読み取られる。このダイナミックトラッキング
ヘッド3により読み取られた再生信号は増幅回路7に送
られて増幅され、ディスプレイに映像として映すための
再生信号処理回路へ送られ、一部は、制御信号発生回路
8へ送られる。
グヘッド4には記録信号10が入力され、この記録信号
10が磁気テープ6に記録され、再生時に、磁気テープ
6に記録された情報がダイナミックトラッキングヘッド
3により読み取られる。このダイナミックトラッキング
ヘッド3により読み取られた再生信号は増幅回路7に送
られて増幅され、ディスプレイに映像として映すための
再生信号処理回路へ送られ、一部は、制御信号発生回路
8へ送られる。
【0018】制御信号発生回路8は、再生信号の振動成
分を、発振回路4で作った信号と比較,演算し、再生信
号が常に最大になるように制御信号を発生し、変位電圧
発生回路5へ伝達する。
分を、発振回路4で作った信号と比較,演算し、再生信
号が常に最大になるように制御信号を発生し、変位電圧
発生回路5へ伝達する。
【0019】次に、制御信号発生回路8と変位電圧発生
回路5との間には、メモリ回路9が接続してある。メモ
リ回路9には、交流減衰信号と、テープフォーマットに
適合した基準テープを圧電素子に歪みのないダイナミッ
クトラッキングヘッドで再生したときの制御信号発生回
路8のコントロール信号を記憶してある。メモリ回路9
には、記録を行う際の、段階に応じた記録モード信号が
入力され、この記録モード信号に応じて、メモリ回路9
に記憶してある交流減衰信号またはコントロール信号
が、変位電圧発生回路5に送られる。
回路5との間には、メモリ回路9が接続してある。メモ
リ回路9には、交流減衰信号と、テープフォーマットに
適合した基準テープを圧電素子に歪みのないダイナミッ
クトラッキングヘッドで再生したときの制御信号発生回
路8のコントロール信号を記憶してある。メモリ回路9
には、記録を行う際の、段階に応じた記録モード信号が
入力され、この記録モード信号に応じて、メモリ回路9
に記憶してある交流減衰信号またはコントロール信号
が、変位電圧発生回路5に送られる。
【0020】次に本発明のダイナミックトラッキングヘ
ッド3を用いた記録について説明する。
ッド3を用いた記録について説明する。
【0021】磁気テープ記録再生装置の組立,調整時
に、メモリ回路9に、交流信号を発生し、これが徐々に
減衰したときの信号を記憶させる。また、組立,調整時
に、メモリ回路9に、テープフォーマットに適合した基
準テープを圧電素子アクチュエータ部に歪みのないダイ
ナミックトラッキングヘッドで再生し、その時、ダイナ
ミックトラッキングヘッドをコントロールする制御信号
発生回路8の信号を記憶させる。
に、メモリ回路9に、交流信号を発生し、これが徐々に
減衰したときの信号を記憶させる。また、組立,調整時
に、メモリ回路9に、テープフォーマットに適合した基
準テープを圧電素子アクチュエータ部に歪みのないダイ
ナミックトラッキングヘッドで再生し、その時、ダイナ
ミックトラッキングヘッドをコントロールする制御信号
発生回路8の信号を記憶させる。
【0022】そして、記録に際して、記録準備の記録モ
ード信号をメモリ回路9に送り、これによりメモリ回路
9は記憶している交流減衰信号を変位電圧発生回路5に
発信し、これにより変位電圧発生回路5は交流減衰電圧
を発生し、この電圧がダイナミックトラッキングヘッド
3の圧電素子アクチュエータ部に印加されて、圧電素子
アクチュエータ部の歪みが除去される。
ード信号をメモリ回路9に送り、これによりメモリ回路
9は記憶している交流減衰信号を変位電圧発生回路5に
発信し、これにより変位電圧発生回路5は交流減衰電圧
を発生し、この電圧がダイナミックトラッキングヘッド
3の圧電素子アクチュエータ部に印加されて、圧電素子
アクチュエータ部の歪みが除去される。
【0023】これにより、圧電素子アクチュエータ部の
先端のヘッドが基準の位置に位置するので、テープフォ
ーマットの決まっている記録を行うことができる。従っ
て、これにより、このダイナミックトラッキングヘッド
を用いて記録が行われた磁気テープを、その記録を行っ
た磁気テープ記録再生装置とは別個の、磁気テープ再生
装置により再生することが可能になる。
先端のヘッドが基準の位置に位置するので、テープフォ
ーマットの決まっている記録を行うことができる。従っ
て、これにより、このダイナミックトラッキングヘッド
を用いて記録が行われた磁気テープを、その記録を行っ
た磁気テープ記録再生装置とは別個の、磁気テープ再生
装置により再生することが可能になる。
【0024】更に本実施例では、記録準備が終わった
後、記録時に、記録開始の記録モード信号がメモリ回路
9に送られる。すると、メモリ回路9は記憶しているコ
ントロール信号を変位電圧発生回路5に発信し、これに
より変位電圧発生回路5はコントロール電圧を発生し、
この電圧がダイナミックトラッキングヘッド3に印加さ
れて、ダイナミックトラッキングヘッド3を、基準テー
プで再生したときと同じ軌跡で走査させることができ、
基準テープは曲りのない直線のトラックであるので、曲
りのない記録トラックを得ることができる。
後、記録時に、記録開始の記録モード信号がメモリ回路
9に送られる。すると、メモリ回路9は記憶しているコ
ントロール信号を変位電圧発生回路5に発信し、これに
より変位電圧発生回路5はコントロール電圧を発生し、
この電圧がダイナミックトラッキングヘッド3に印加さ
れて、ダイナミックトラッキングヘッド3を、基準テー
プで再生したときと同じ軌跡で走査させることができ、
基準テープは曲りのない直線のトラックであるので、曲
りのない記録トラックを得ることができる。
【0025】これにより、磁気テープへの高密度記録が
可能になる。
可能になる。
【0026】次に本実施例の磁気テープ記録再生装置に
より、標準速度,スロー,倍速等の再生を行う際には、
従来のダイナミックトラッキングヘッドによる再生と同
様にして行うことができる。
より、標準速度,スロー,倍速等の再生を行う際には、
従来のダイナミックトラッキングヘッドによる再生と同
様にして行うことができる。
【0027】なお、本発明の磁気テープ記録再生装置の
同一の1個の装置により、記録および再生を行う場合に
は、同一ダイナミックトラッキングヘッドで記録および
再生を行うので、ヘッドのアジマス再生損失の問題が改
善され、高画質が得られる。即ち、従来例の、回転ドラ
ムに記録再生ヘッドおよびダイナミックトラッキングヘ
ッドを有する磁気テープ記録再生装置の同一の1個の装
置により記録および再生を行う場合には、記録に用いる
ヘッドと特殊再生に用いるヘッドとが異なるので、それ
らのヘッドのアジマス角度の誤差により、再生の画質が
低下するという問題が生ずるが、同一ヘッドで記録およ
び再生を行う場合にはアジマス角度が同一であるので、
アジマス再生損失の問題が改善される。
同一の1個の装置により、記録および再生を行う場合に
は、同一ダイナミックトラッキングヘッドで記録および
再生を行うので、ヘッドのアジマス再生損失の問題が改
善され、高画質が得られる。即ち、従来例の、回転ドラ
ムに記録再生ヘッドおよびダイナミックトラッキングヘ
ッドを有する磁気テープ記録再生装置の同一の1個の装
置により記録および再生を行う場合には、記録に用いる
ヘッドと特殊再生に用いるヘッドとが異なるので、それ
らのヘッドのアジマス角度の誤差により、再生の画質が
低下するという問題が生ずるが、同一ヘッドで記録およ
び再生を行う場合にはアジマス角度が同一であるので、
アジマス再生損失の問題が改善される。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように、交流減衰電圧
により圧電素子の歪みを取り除くこととしたので、ダイ
ナミックトラッキングヘッドを用いて、テープフォーマ
ットの決まっている記録が可能になり、従ってドラム組
立体のヘッドとしてダイナミックトラッキングヘッドの
みとすることができ、、これによりヘッドの数を減じ
て、組み立て調整を簡単にし、また磁気テープの画質を
長期間安定させることが可能になる。
により圧電素子の歪みを取り除くこととしたので、ダイ
ナミックトラッキングヘッドを用いて、テープフォーマ
ットの決まっている記録が可能になり、従ってドラム組
立体のヘッドとしてダイナミックトラッキングヘッドの
みとすることができ、、これによりヘッドの数を減じ
て、組み立て調整を簡単にし、また磁気テープの画質を
長期間安定させることが可能になる。
【0029】また、上記のように、基準テープで再生し
たときと同じ軌跡で走査させることにより、磁気テープ
への高密度記録が可能になる。
たときと同じ軌跡で走査させることにより、磁気テープ
への高密度記録が可能になる。
【図1】本発明の一実施例の磁気テープ記録再生装置の
ダイナミックトラッキングヘッドの制御回路ブロック図
である。
ダイナミックトラッキングヘッドの制御回路ブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例の磁気テープ記録再生装置の
回転ドラムの平面図である。
回転ドラムの平面図である。
【図3】従来の磁気テープ記録再生装置のダイナミック
トラッキングヘッドの制御回路ブロック図である。
トラッキングヘッドの制御回路ブロック図である。
【図4】従来の磁気テープ記録再生装置の回転ドラムの
平面図である。
平面図である。
【図5】ダイナミックトラッキングヘッドの概念説明図
である。
である。
1 ドラム組立体(回転ヘッド) 3 ダイナミックトラッキングヘッド 4 発振回路 5 変位電圧発生回路 8 制御信号発生回路 9 メモリ回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 磁気テープ記録再生装置
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電素子に電圧を印加して、上記圧電素
子の端部に取り付けてあるヘッドをドラム組立体の上下
方向に移動させる、ダイナミックトラッキングヘッド
と、 発振回路と、 上記発振回路の信号が入力されてこれを増幅し、上記圧
電素子に印加する変位電圧発生回路と、 上記ダイナミックトラッキングヘッドによる再生信号の
振動成分と上記発振回路の信号とを比較してコントロー
ル信号を上記変位電圧発生回路に入力する、制御信号発
生回路と、 交流減衰信号を記憶したメモリ回路とを具備し、 記録に際して、上記メモリ回路の交流減衰信号が変位電
圧発生回路に伝達されて交流減衰電圧を発生し、これを
上記圧電素子に印加して上記圧電素子の歪みを取り除く
ことを特徴とする磁気テープ記録再生装置。 - 【請求項2】 請求項1において、テープフォーマット
に適合した基準テープを圧電素子に歪みのないダイナミ
ックトラッキングヘッドで再生したときの上記制御信号
発生回路のコントロール信号を記憶したメモリ回路を有
し、 記録時に、このメモリ回路のコントロール信号が上記変
位電圧発生回路に伝達されてコントロール電圧を発生
し、これを上記圧電素子に印加して、上記ダイナミック
トラッキングヘッドを上記基準テープで再生したときと
同じ軌跡で走査することを特徴とする磁気テープ記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19316692A JPH0612642A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 磁気テープ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19316692A JPH0612642A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 磁気テープ記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612642A true JPH0612642A (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=16303396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19316692A Pending JPH0612642A (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | 磁気テープ記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612642A (ja) |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP19316692A patent/JPH0612642A/ja active Pending
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