JPH0612610U - 剛性スラブ - Google Patents

剛性スラブ

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JPH0612610U
JPH0612610U JP4079392U JP4079392U JPH0612610U JP H0612610 U JPH0612610 U JP H0612610U JP 4079392 U JP4079392 U JP 4079392U JP 4079392 U JP4079392 U JP 4079392U JP H0612610 U JPH0612610 U JP H0612610U
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JP
Japan
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main
metal fitting
floor panels
steel beam
fittings
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Pending
Application number
JP4079392U
Other languages
English (en)
Inventor
一富 坂田
宏 佐藤
Original Assignee
住友林業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の床パネルを一体化し且つ水平ブレース
をなくして現場作業の省力化を図ることができる剛性ス
ラブの提供。 【構成】 鉄骨梁20上に主要部が十字状の主金具31
及び該主金具31の上部に形成された溝31Aに嵌め込
まれ、上記鉄骨梁20とで上記床パネル10を挟持する
挟持プレート35から構成される複数の主固定金具と、
該主固定金具間において、隣合う上記床パネル10、1
0間に形成された長手方向の目地に落とし込まれて配置
され、その下部が上記鉄骨梁20に挟持される補助金具
41及び該補助金具41に形成された溝41Aに嵌め込
まれ、上記床パネル20の端部に当接させる当接プレー
ト42から構成される複数の補助固定金具40と、上記
隣合う上記床パネル10、10間に形成された長手方向
の目地に落とし込まれて、隣合う床パネル10、10を
連結する複数の連結金具60とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラーメン構造の鉄骨によって床パネルに剛性が付与された剛性スラ ブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の剛性スラブは鉄骨梁に溶接固定されたスラブ用プレート(主固定金具) の挿通孔に目地用の鉄筋を挿通した後、床パネルの目地部分にモルタルを充填す ることによって、床パネルの吹き上げを防止するようにしたものであった。そし て、床面にかかる水平剪断力は床パネルの床面に沿って取り付けられた水平ブレ ースによって付与するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の剛性スラブは、床パネルの水平方向の位置ずれを確実に 防止することができず、床の水平剛性を水平ブレースによって保持していたため 、現場における水平ブレースの取り付け作業を必要としていた。
【0004】 従って、本考案の目的は、複数の床パネルを一体化し且つ水平ブレースをなく して現場作業の省力化を図ることができる剛性スラブを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の床パネルを支持する複数の鉄骨梁と、各鉄骨梁上に所定間隔 毎に穿孔されたボルト孔位置にボルトにより固定される主要部が十字状の主金具 及び該主金具の上部に形成された溝に嵌め込まれ、上記鉄骨梁とで上記床パネル を挟持する挟持プレートから構成される複数の主固定金具と、該主固定金具間に おいて、隣合う上記床パネル間に形成された長手方向の目地に落とし込まれて配 置され、その下部が上記鉄骨梁に挟持される補助金具及び該補助金具に形成され た溝に嵌め込まれ、上記床パネルの端部に当接させる当接プレートから構成され る複数の補助固定金具と、上記隣合う上記床パネル間に形成された長手方向の目 地に落とし込まれて、隣合う床パネルを連結する複数の連結金具とを備え、且つ 上記各床パネル間に形成された目地部にモルタルが充填されたことを特徴とする 剛性スラブを提供することにより上記目的を達成したものである。
【0006】
【作用】
本考案によれば、主固定金具を基準にして床パネルを鉄骨梁に設置することに よって、床パネルを鉄骨梁上に敷設し、敷設された各床パネル同士を補助固定金 具及び連結金具によって連結又は固定するだけで、各床パネルは上記各金具によ って拘束されてそれぞれの位置ずれが防止され、床パネルが一体化して固定され た剛性スラブを形成することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図1〜図11に示す実施例に基づいて本考案を説明する。尚、各図中、 図1は本考案の剛性スラブの一実施例を示す平面図、図2は図1に示す剛性スラ ブの斜視図、図3は図2に示す剛性スラブの主固定金具を示す平面図、図4は図 3に示す主固定金具の正面図、図5は図2に示す補助固定金具の正面図、図6は 図2に示す連結金具の正面図、図7は図2に示す挟持プレート及び当接プレート の側面図、図8は図2に示す連結金具の連結プレートの側面図、図9は図8に示 す連結プレートの正面図、図10は連結金具の連結金物の側面図、図11は図1 0に示す連結金物の正面図である。
【0008】 本実施例の剛性スラブは、図1及び図2に示す如く、複数の床パネル10を支 持する複数の鉄骨梁20と、各鉄骨梁20上に所定間隔毎に穿孔されたボルト孔 位置にボルト32により固定される主要部が十字状の主金具31及び該主金具3 1の上部に形成された溝31Aに嵌め込まれ、上記鉄骨梁20とで上記床パネル 10を挟持する挟持プレート35から構成される複数の主固定金具30と、 該主固定金具30、30間において、隣合う上記床パネル10、10間に形成 された長手方向の目地に落とし込まれて配置され、その下部が上記鉄骨梁20に 挟持される補助金具41及び該補助金具41に形成された溝41Aに嵌め込まれ 、上記床パネル20の端部に当接させる当接プレート42から構成される複数の 補助固定金具40と、 上記隣合う上記床パネル10、10間に形成された長手方向の目地に落とし込 まれて、隣合う床パネル10、10を連結する複数の連結金具60とを備え、 且つ上記各床パネル10、10間に形成された目地部70にモルタル80が充 填されて構成されたものである。
【0009】 即ち、上記床パネル10は、所定の寸法の細長形状に形成された床材で、図1 に示す如く、互いに平行する上記鉄骨梁20、20上に架設することによって敷 設されるものである。そして、上記鉄骨梁20上に敷設された各床パネル10は 、上記主固定金具30、上記補助固定金具40及び連結金具60によって上記鉄 骨梁20上に固定支持されている。
【0010】 上記主固定金具30は、図2〜図4に示す如く、主要部が十字状の主金具31 と、該主金具31の下端部を上記鉄骨梁20に締結するボルト32及びナット3 3から成っており、該主金具31の下端部において上記鉄骨梁20上にボルト固 定されるようになっている。尚、鉄骨梁20には、予め所定位置にボルト32用 の孔が形成されている。 そして、上記主固定金具30は、上記主金具31と上記鉄骨梁20を締結する ボルト32及びナット33によって、上記鉄骨梁20に固定され、上記床パネル 10を上記鉄骨梁20に敷設した後に、主金具31の上部の溝31Aにはめ込ま れる略四角形状の挟持プレート35によって上記床パネル10を上記鉄骨梁20 とで挟持させ、各床パネル10、10によって、形成された目地部70に充填さ れるモルタル80によって一体化するように構成されている。 尚、挟持プレート35には、図7に示すように、その略中央に至る切れ込み3 5Aが形成されており、該切れ込み35Aが主金具の溝31Aと嵌合するように なっている。
【0011】 また、補助固定金具40は、図2及び図5に示す如く、プート状の補助金具4 1と、該補助金具41を上記床パネル10の端部に設置するためのプレート状の 当接プレート42とからなっている。 補助金具41には、その上端の両側に一対のフランジ43、43が張り出して 形成されており、床プレート10の端部に係合させると共に目地部に充填された モルタル80と一体化するようになっている。また、補助金具41の下端部には 溝41Aが形成されており、該溝41Aにより鉄骨梁20に組み合わすようにな っている。 当接プレート42は、略四角形状に形成されており、その略中央に至る切れ込 み42Aが形成されており、補助金具41の溝41Bに組み合わすようになって いる。 尚、本実施例では、当接プレート42は上述した挟持プレート33と同じもの を用いており、部品種類点数を少なくして作業効率の向上を図っている。 補助金具41は、上記床パネル10を上記鉄骨梁20に敷設された後、隣接す る床パネル10、10間に形成された長手方向の目地70の端部に上部より落と しこまれ、鉄骨梁20のフランジ面に掛かるようにスライドさせて固定し、床パ ネル10と鉄骨梁20とを挟持している。そして、補助金具41を上記床パネル の端部に設置するための当接プレート50を、補助金具41に形成された溝41 Bに組み合わせ、所定の位置に設置し、各床パネル10、10によって形成され た目地部70に充填されるモルタル80によって一体化するように構成されてい る。
【0012】 また、上記連結金具60は、図6〜図10に示す如く、細長形状の連結プレー ト61と、床パネル10、10間とを連結させる断面形状がL字状の連結金物6 2から成っており、連結金物62は鉄骨梁20に敷設された各床パネル10、1 0間とを連結させている。 連結プレート61は、鉄骨梁20上に敷設された各床パネル10、10の長手 方向の目地部70の所定の位置に上部より落とし込まれ、該床パネル10、10 の各側面によって挟持され、該床パネル10、10を下面より緊結させ、これら の隣接する床パネル10、10を複数の連結金具60により、上記床パネル10 、10間に形成された目地部70に充填されるモルタル80によって一体化する ように構成されている。
【0013】 上記連結プレート61には、その上端の両側に張り出した一対のフランジ63 、63と、該フランジ63の下方に位置させてそのの中央に形成された略L字状 の孔61Aが形成されており、該孔61Aに上記連結金物62が挿通され、上記 鉄骨梁20上に敷設された各床パネル10の長手方向の各側面によって上記連結 金具60の連結プレート61が挟持され、また、長手方向の目地部70に位置す る上記フランジ63、63が上記目地部70に充填されたモルタル80と一体化 するようになっており、このように一体化された状態で、図6に示す如く、上記 連結プレート61の孔61Aの水平部が隣同士の上記床パネル10、10の下面 に位置するようになっている。
【0014】 そして、この孔61AにL字状の上記連結金物62を挿通し、挿通された上記 連結金物62を上記床パネル10に固定することによって、上記床パネル10、 10を上記連結金具60によって連結するようになされている。 更に、上記連結金具60を構成する細長形状の連結プレート61の下端中央に は孔61Bが形成されており、完成した剛性スラブから突出する細長溝形状の連 結プレート61の孔61Bに天井インサート用下地受材を取り付けることができ る。従って、本実施例では、連結金具60は天井インサートを兼ねている。
【0015】 上記実施例の剛性スラブを施工する場合には、鉄骨梁20にボルト32により 固定された各主固定金具30の主金具31及び補助固定金具40を基準にして位 置合わせしながら各床パネル10を鉄骨梁20に設置することによって複数の床 パネル10を鉄骨梁20上に容易に敷設することができ、敷設された各床パネル 10、10同士を連結金具60によって連結するだけで一体化した剛性スラブを 形成することができ、現場作業の省力化を図ることができる。
【0016】 尚、本考案は、上記実施例に何等制限されるものではなく、本考案の要旨を逸 脱しない限り本考案に包含される。 例えば、主固定金具30を固定するためのボルト32用の孔は、鉄骨梁20に 予め形成されることに限らず、ボルト固定時に穿けるものであってもよい。 また、挟持プレート35と当接プレート42は必ずしも同一形状のものを兼用 することに限らない。
【0017】
【考案の効果】
本考案の剛性スラブは、複数の床パネルを一体化し且つ水平ブレースをなくし て現場作業の省力化を図ることができるものである。 特に、主固定金具はボルト締めにより鉄骨梁に容易に固定できるので、現場作 業の省力化の効果が大きい。
【提出日】平成5年9月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の床パネルを支持する複数の鉄骨梁と、各鉄骨梁上に所定間隔 毎に穿孔されたボルト孔位置にボルトにより固定される主要部が十字状の主金具 及び該主金具の上部に形成された溝に嵌め込まれ、上記鉄骨梁とで上記床パネル を挟持する挟持プレートから構成される複数の主固定金具を備え、且つ上記各床 パネル間に形成された目地部にモルタルが充填されたことを特徴とする剛性スラ ブを提供することにより上記目的を達成したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の剛性スラブの一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】図1に示す剛性スラブの斜視図である。
【図3】図2に示す剛性スラブの主固定金具を示す平面
図である。
【図4】図3に示す主固定金具の正面図である。
【図5】図2に示す補助固定金具の正面図である。
【図6】図2に示す連結金具の正面図である。
【図7】図2に示す挟持プレート及び当接プレートの側
面図である。
【図8】図2に示す連結金具の側面図である。
【図9】図8に示す連結金具の正面図である。
【図10】連結金具に用いられる連結金物の側面図であ
る。
【図11】図10に示す連結金物の正面図である。
【符号の説明】
10 床パネル 20 鉄骨梁 30 主固定金具 31 主金具 32 ボルト 33 挟持プレート 40 補助固定金具 41 補助金具 42 当接プレート 60 連結金具 70 目地部 80 モルタル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年9月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の床パネルを支持する複数の鉄骨梁
    と、 各鉄骨梁上に所定間隔毎に穿孔されたボルト孔位置にボ
    ルトにより固定される主要部が十字状の主金具及び該主
    金具の上部に形成された溝に嵌め込まれ、上記鉄骨梁と
    で上記床パネルを挟持する挟持プレートから構成される
    複数の主固定金具と、 該主固定金具間において、隣合う上記床パネル間に形成
    された長手方向の目地に落とし込まれて配置され、その
    下部が上記鉄骨梁に挟持される補助金具及び該補助金具
    に形成された溝に嵌め込まれ、上記床パネルの端部に当
    接させる当接プレートから構成される複数の補助固定金
    具と、 上記隣合う上記床パネル間に形成された長手方向の目地
    に落とし込まれて、隣合う床パネルを連結する複数の連
    結金具とを備え、 且つ上記各床パネル間に形成された目地部にモルタルが
    充填されたことを特徴とする剛性スラブ。
JP4079392U 1992-06-15 1992-06-15 剛性スラブ Pending JPH0612610U (ja)

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JP4079392U JPH0612610U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 剛性スラブ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125250A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 清水建設株式会社 プレキャストコンクリート床板における接合構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016125250A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 清水建設株式会社 プレキャストコンクリート床板における接合構造

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