JPH06125544A - 直交変換符号化装置 - Google Patents

直交変換符号化装置

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Publication number
JPH06125544A
JPH06125544A JP27570492A JP27570492A JPH06125544A JP H06125544 A JPH06125544 A JP H06125544A JP 27570492 A JP27570492 A JP 27570492A JP 27570492 A JP27570492 A JP 27570492A JP H06125544 A JPH06125544 A JP H06125544A
Authority
JP
Japan
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circuit
axis direction
correlation
block
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP27570492A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyohiko Matsuda
豊彦 松田
Shoichi Nishino
正一 西野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27570492A priority Critical patent/JPH06125544A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時間軸方向の相関が低い場合においても、直
交変換回路および符号化回路の動作の適応制御を必要と
しない直交変換符号化装置を提供する。 【構成】 フレーム相関検出回路14により1フレーム
期間離れた画面上の同一位置のブロック間の相関値の高
低を判定し、その結果を制御信号として出力する。この
制御信号により時間軸方向の処理を選択回路15により
選択する。また、直交変換回路17の出力に対して、時
間軸方向の処理が行われていない場合に対となるブロッ
クの一方の直流成分を差分処理する直流成分処理回路1
8と、時間軸方向の相関に関わらず直交変換係数の並び
を振幅値の大きい成分から小さい成分の並びに換える並
び換え回路19を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル映像信号を
直交変換を用いて高能率符号化し、記録あるいは伝送す
る際に用いられる直交変換符号化装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル映像信号は、情報量
が非常に大きいため記録あるいは伝送を行うにあたっ
て、高能率符号化によって画質劣化が視覚的に目立たな
いように情報量を削減する方法が用いられる。
【0003】従来の符号化装置として、例えば、直交変
換を用いた符号化装置がある。図4はこの従来の直交変
換符号化装置の構成を示したブロック図であり、1は入
力端子、2はブロック化回路、3は直交変換回路、4は
並び換え回路、5は符号化回路、6は出力端子である。
【0004】まず、入力端子1から入力された信号をブ
ロック化回路2により所定の大きさのブロックにブロッ
ク化する。次に、各ブロックに対し直交変換回路3で直
交変換を行った後、並び換え回路4で直交変換回路3の
出力の係数を低周波数成分から高周波数成分の順に並び
換える。並び換え回路4の出力は符号化回路5で符号化
し、出力端子6より符号化信号として出力される。ここ
で、符号化後のデータ量は予め定められているため、符
号化回路5では符号化後のデータ量が予め定められた量
以下になるような制御を行う。例えば、m個のブロック
のデータ量をx、m個のブロックを符号化した後のデー
タ量をy、予め定められたデータ量をzとし、常にx>
z≧yとなるような制御を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の構成にお
いて、符号化効率を高めるためには直交変換回路3を水
平、垂直、時間方向の3次元直交変換とする方法があ
る。
【0006】しかしながら、3次元直交変換では、時間
軸方向の相関が低い場合に変換効率が悪くなるという課
題を有している。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、時間軸方向の相関が低い場合においても、符号化効
率の良い直交変換符号化装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の直交変換符号化装置は、ディジタル映像信号
を所定の大きさのブロックとした信号を入力として、入
力信号を1フレーム期間遅延するフレームメモリと、こ
のフレームメモリと入力信号との対となるブロックのフ
レーム間の相関を検出し制御信号を出力するフレーム相
関検出回路と、前記対となるブロックに対して時間軸方
向の処理を行う時間軸方向処理手段と、制御信号により
時間軸方向処理手段の出力か時間軸方向の処理をしてい
ないブロックかを選択する選択回路と、この選択回路の
出力のブロックに対して直交変換する直交変換回路と、
時間軸方向の処理をしていない直交変換回路の出力のブ
ロックの直流成分を差分処理する直流成分処理回路と、
制御信号により直流成分処理回路の出力のブロック内の
係数並びの順番を切り換える並び換え回路と、並び換え
回路の出力を可変長符号化する符号化回路との構成を有
している。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、時間軸方向の処
理を行わない場合でも、直流成分の一方を交流成分と同
じ扱いにすることができ、かつ、時間軸方向の相関に関
わらずに、符号化回路に入力される直交変換係数の並び
を低周波数成分から高周波数成分への並びにすることが
可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例における直交
変換符号化装置の構成を示すブロック図であり、以下そ
の動作について図1を参照しながら説明する。
【0011】図1において、10はブロック化されたデ
ィジタル映像信号を入力する入力端子、11は入力信号
を1フレーム期間遅延するためのフレームメモリ、12
はフレーム間の和を取る加算器、13はフレーム間の差
を取る減算器、14はフレーム間の相関の高低を検出し
て制御信号を出力するフレーム相関検出回路、15は選
択回路、16は選択回路15の出力を時間軸多重する時
間軸多重回路、17は直交変換回路、18は直流成分処
理回路、19は並び換え回路、20は符号化回路、21
は符号化された信号を出力する出力端子である。
【0012】同図において、フレーム相関検出回路14
は、ブロック毎にフレーム間の相関の高低を求め、フレ
ーム間の相関の高低を示す制御信号を出力する。この制
御信号により、選択回路15の出力信号Aは、フレーム
間相関が低い場合にフレームメモリ11の出力となり、
フレーム間相関が高い場合に加算器12の出力となる。
同様に選択回路15の出力信号Bは、フレーム間相関が
低い場合に入力端子10からの信号となり、フレーム間
相関が高い場合に減算器13の出力となる。つまり、フ
レーム相関が高い場合には、時間軸方向に処理された信
号となり、フレーム間相関が低い場合には、時間軸方向
に処理されてない信号となる。
【0013】この信号AおよびBは、時間軸多重回路1
6において、ブロック毎にA、Bの順番で時間軸多重さ
れる。時間軸多重回路16の出力は各ブロック毎に直交
変換回路17において直交変換される。
【0014】直交変換回路17の出力は、直流成分処理
回路18に入力される。この直流成分処理回路18は、
フレーム相関検出回路14の出力の制御信号が相関の低
い場合を示すとき、直流成分を差分処理する。図2を用
いて、この直流成分処理回路の動作を説明する。同図
(a)は、直交変換回路17の出力信号Cを示す。ここ
では、一例として水平8画素、垂直8画素のブロックを
直交変換した場合を示す。直交変換された信号は、左か
ら右に向かって高周波数成分を示し、同様に上から下に
向かって高周波成分を示す。つまり、左上の斜線部分が
直流成分を示す。直流成分処理回路18は、この直流成
分の差分処理を行う。その結果、同図(b)に示すよう
に、一方の直流成分のみを差分値として出力する。
【0015】並び換え回路19においては、フレーム相
関検出回路14の出力の制御信号により、並び換えの順
番を適応的に制御する。図3にその並び換えの順番を示
す。フレーム間相関が高い場合は、同図(a)に示す様
に、フレーム間和されたブロックの低域成分から高域成
分の順に並び換え、その後にフレーム間差されたブロッ
クの低域成分から高域成分の順に並び換える。一方、フ
レーム間相関が低い場合は、同図(b)に示す様に、各
ブロック内においては、低域成分から高域成分の順に並
び換え、かつ、フレーム間で交互に出力される。よっ
て、どちらの場合も、係数振幅値の大きい成分から小さ
い成分の順番に並び換えられて出力される。
【0016】以上のように本実施例によれば、時間軸方
向の対となるブロックにおける直流成分は、直流成分処
理回路17によって予測符号化の形態をとることができ
る。また、並び換え回路19によって、符号化回路20
の入力は、フレーム間の相関によらずに振幅の大きい成
分から順次小さくなる傾向を持つような係数並びとなる
ため、同一の符号化手法を用いることが可能となる。こ
のことから、フレーム間の相関によって符号化効率が低
下することがない。
【0017】なお、本実施例において、時間軸方向の対
となるブロックとして、フレーム間の信号としたが、数
フレーム分のブロックを組とすることは容易である。
【0018】また、本実施例において、各ブロックは水
平8画素、垂直8画素としたが、その画素数はこの限り
ではない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、直交変換回路1
7および符号化回路20がフレーム間の相関の有無に関
わらず同じ処理を行うため、符号化効率を落とすことな
く安定した高能率符号化を行うことができ、その実用的
効果は非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における直交変換符号化装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施例における直流成分処理回路の動
作を示す信号概念図
【図3】本発明の実施例における並び換え回路の動作を
示す信号概念図
【図4】従来の直交変換符号化装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
11 フレームメモリ 14 フレーム相関検出回路 15 選択回路 16 時間軸多重回路 17 直交変換回路 18 直流成分処理回路 19 並び換え回路 20 符号化回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル映像信号を所定の大きさのブロ
    ックに分割した信号を入力として、 入力信号を1フレーム期間遅延するフレームメモリと、 前記フレームメモリと前記入力信号との対となるブロッ
    クのフレーム間の相関を検出し制御信号を出力するフレ
    ーム相関検出回路と、 前記フレームメモリと前記入力信号との対となるブロッ
    クに対して時間軸方向の処理を行う時間軸方向処理手段
    と、 前記制御信号により前記時間軸方向処理手段の出力か時
    間軸方向の処理をしていないブロックかを選択する選択
    回路と、 前記選択回路の出力のブロックに対して直交変換する直
    交変換回路と、 前記制御信号がフレーム間の相関が低いことを示す場合
    に前記直交変換回路の出力のブロックの直流成分を差分
    処理する直流成分処理回路と、 前記制御信号により前記直流成分処理回路の出力のブロ
    ック内の係数並びの順番を切り換える並び換え回路と、 前記並び換え回路の出力を可変長符号化する符号化回路
    とを備えていることを特徴とする直交変換符号化装置。
  2. 【請求項2】フレーム相関検出回路は、1フレーム期間
    離れた画面上の同一位置のブロックの対における相関値
    を検出し、相関の高低を判定した結果の制御信号を出力
    することを特徴とする請求項1記載の直交変換符号化装
    置。
  3. 【請求項3】直流成分処理回路は、時間軸方向の相関が
    低い場合に、直交変換されたブロックの直流成分を時間
    軸方向に対して差分を取ることを特徴とする請求項1記
    載の直交変換符号化装置。
  4. 【請求項4】並び換え回路は、時間軸方向の相関が低い
    場合に、直交変換されたブロックの各係数に対して、時
    間軸方向に対となるブロックの係数を交互に並び換え、
    かつ、各ブロック内においては、低周波数成分から高周
    波数成分の順番に並び換えることを特徴とする請求項1
    記載の直交変換符号化装置。
  5. 【請求項5】時間軸方向処理手段は、時間軸方向に対と
    なるブロックに対して加算処理および減算処理を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の直交変換符号化装置。
JP27570492A 1992-10-14 1992-10-14 直交変換符号化装置 Pending JPH06125544A (ja)

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JPH06125544A true JPH06125544A (ja) 1994-05-06

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