JP2581340B2 - 条件付画素補充方式 - Google Patents

条件付画素補充方式

Info

Publication number
JP2581340B2
JP2581340B2 JP12410991A JP12410991A JP2581340B2 JP 2581340 B2 JP2581340 B2 JP 2581340B2 JP 12410991 A JP12410991 A JP 12410991A JP 12410991 A JP12410991 A JP 12410991A JP 2581340 B2 JP2581340 B2 JP 2581340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reference value
block
unit
coefficients
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12410991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04351085A (ja
Inventor
崇 濱野
真喜子 此島
保博 川勝
喜一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP12410991A priority Critical patent/JP2581340B2/ja
Publication of JPH04351085A publication Critical patent/JPH04351085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2581340B2 publication Critical patent/JP2581340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直交変換を用いる画像
符号化装置における条件付画素補充方式に関するもので
ある。
【0002】この際、伝送画像の品質が向上する条件付
画素補充方式が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図3は一例のフレーム間符号化装置の構
成を示すブロック図である。図4は一例のブロックの構
成を示す図である。
【0004】図5は一例のジグザグスキャンを示す図で
ある。図6は一例の量子化ステップを示す図である。図
7は従来例の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0005】図3において、アナログの画像情報をアナ
ログ/ディジタル変換装置(図示しない)でディジタル
化したデータをブロック化部1に入力し、1フレーム毎
に予め決めた一定数のブロックに分ける。この場合、各
ブロックは例えば図4に示すようにたてと横がそれぞれ
4×4の画素で構成されるとする。このブロックのデー
タを減算部2の一方の入力端子に加え、フレームメモリ
8に記憶した1フレーム前の同じブロック位置の画像デ
ータを他方の入力端子に加え、減算部2で2つの入力デ
ータの減算を行い両者の差分を求め出力を直交変換部3
に加える。
【0006】直交変換部3で、図4に示すようにたてと
横がそれぞれ4×4の画素で構成されるブロックの各画
素に対して離散コサイン変換(DCT)による直交変換
を行い、各画素データを周波数成分のデータに変換して
変換係数を出力する。この変換係数を条件付画素補充部
4に加え、条件付画素補充部4でブロックの各変換係数
に対して図5に示すようなジグザグスキャンを行う。ジ
グザクスキャン後の変換係数をCi とする。
【0007】図7にで示すように、各変換係数Ci
(今の場合、i=0〜15)の絶対値ABS(Ci)を予め設定
したしきい値Th と比較して、1ブロック内に1つでも
しきい値Th を越えるABS(Ci)が存在する時には(図7
の参照、sigb=1)、各変換係数Ci をそのまま出力
する(図7の参照)。又、1ブロック内のすべての変
換係数Ci の絶対値ABS(Ci)がしきい値Th 以下の時に
は、図7のに示すようにすべての変換係数Ci の値を
0にして出力する。
【0008】この条件付画素補充部4の出力を量子化部
5に加え、量子化部5で所定の量子化を行う。量子化部
5の出力を後段の回路(図示しない)に送出するととも
に逆直交変換部6に加えて、逆直交変換部6で入力デー
タに対して直交変換部3で行った直交変換とは逆の変換
を行う。そして、加算部7で、フレームメモリ8から読
み出した1フレーム前の同じブロックの画像データと、
逆直交変換部6の出力の差分データとの加算を行い、こ
の加算した出力を再びフレームメモリ8に書き込んで記
憶する。又、前述したように、フレームメモリ8から読
み出した1フレーム前の同じブロックの画像データを減
算部2に加え、減算部2でブロック化部1から加えた入
力データとの差を求めて、差分データ出力を直交変換部
3に加える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方
式においては、条件付画素補充部4で1ブロック内に1
つでもABS(Ci)がしきい値Thを越える変換係数Ci が
存在する時には、各変換係数Ci をそのまま出力するよ
うにし、1ブロック内のすべての変換係数Ci の絶対値
ABS(Ci)がしきい値Th 以下の時には、すべての変換係
数Ci の値を強制的に0にして出力していた。
【0010】このため、雑音等により高周波のみにしき
い値Th を越える変換係数Ci が現れた場合にはすべて
の変換係数Ci の値を強制的に0にして出力することが
できず、無駄な情報が伝送されるため伝送路を有効に利
用できず伝送画像の品質が劣化するという問題点があっ
た。
【0011】したがって本発明の目的は、伝送画像の品
質が向上する条件付画素補充方式を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点は図1に示す
回路の構成によって解決される。即ち図1において、1
フレーム毎の画像データを入力して一定数のブロックに
分け、直前フレームの画像データの対応するブロックと
の差分を求め、差分データに対して直交変換を行い周波
数成分で表される変換係数を出力する直交変換部300)
と、直交変換部300 の出力の変換係数を入力してブロッ
ク内のすべての変換係数の絶対値がしきい値より小の時
には、ブロック内のすべての変換係数を0にして出力す
る画素補充部400 とを有する符号化装置において、450
は画素補充部400 に設けられ、所定周波数領域の変換係
数と第1の基準値とを比較し、第1の基準値より大の変
換係数が存在する時には前記しきい値を第2の基準値に
設定し、所定周波数領域内のすべての変換係数が第1の
基準値より小の時には、しきい値を第2の基準値より大
の第3の基準値に設定するしきい値制御部である。
【0013】
【作用】図1において、画素補充部400 に設けたしきい
値制御部450 に直交変換部300の出力の変換係数を入力
し、しきい値設定部450 で、所定周波数領域(例えば低
周波領域)の変換係数と予め設定した第1の基準値(例
えば量子化ステップ)とを比較する。そして、第1の基
準値より大の変換係数が存在する時にはしきい値を第2
の基準値に設定する。又、所定周波数領域の変換係数が
すべて第1の基準値より小の時にはしきい値を第2の基
準値より大きい第3の基準値に設定する。
【0014】そして、このようにして設定されたしきい
値より大の変換係数が存在する時にはブロック内のすべ
ての変換係数をそのまま出力する。又、ブロック内のす
べての変換係数の絶対値がしきい値より小の時には、ブ
ロック内のすべての変換係数を0にして出力する。
【0015】この結果、雑音等によりブロック内の高周
波領域にのみしきい値を越える変換係数が存在する場合
にもしきい値を大きい値(第3の基準値)に設定してい
るため、“ブロック内のすべての変換係数<しきい値
(第3の基準値)”となり、すべての変換係数の値を強
制的に0にして出力することができる。このため、伝送
路を有効に利用でき伝送画像の品質を向上することが可
能となる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の実施例の動作を説明するため
のフローチャートである。全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0017】本発明が従来例と異なる点は、ブロック内
の低周波側の変換係数にしきい値を越える有意係数が存
在するか否かによってしきい値を制御し、低周波側の変
換係数に有意係数が存在する時には送るべき情報が存在
すると見なして、しきい値をやや大きい値に設定する。
又、低周波側の変換係数に有意係数が存在しない時には
送るべき情報が存在しないと見なして、しきい値を更に
大きい値に設定して変換係数の値を積極的に0にするよ
うにしたことにある。
【0018】以下に更に詳細に説明する。図3におい
て、条件付画素補充部4以外の回路、即ち、ブロック化
部1、減算部2、直交変換部3、量子化部5、逆直交変
換部6、加算部7及びフレームメモリ8の機能について
は、従来の技術で説明したのと同じであるため、その説
明を省略する。
【0019】図3に示す直交変換部3の出力の変換係数
を条件付画素補充部4に加え、条件付画素補充部4で図
4に示すようなブロックの各変換係数に対して図5に示
すようなジグザグスキャンを行う。ジグザクスキャン後
の変換係数をCi とする。そして、例えば図4に斜線で
示すブロックの低周波領域について変換係数(今の場
合、Co 、C1 、C2 )が有意係数であるか否かの判定
を行う(図2のフローチャートの、参照)。この場
合、判定基準として図6に示す量子化ステップの最小単
位gを用いる。
【0020】そして、Co 、C1 、C2 のうち1つでも
その絶対値がgより大の時には(図2の参照)、有意
係数が存在し送るべき情報が存在すると見なしてしきい
値ThをTh =1.4 gに設定する(図2の参照)。
又、低周波側の変換係数Co 、C1 、C2 のどれもその
絶対値がgより小の時には、有意係数が存在せず送るべ
き情報が存在しないと見なして、しきい値Th をより大
きな値Th =2.0 gに設定する(図2の参照)。
【0021】このようにして設定したしきい値Th の値
を用いてブロック内の変換係数Ci(i=0〜15)の値
を決める。即ち、変換係数Ci の絶対値ABS(Ci)をしき
い値Th と比較して(図2の参照)ブロック内のすべ
ての変換係数Ci(i=0〜15)の絶対値ABS(Ci)がTh
より小の時、ブロック内のすべてのCi を0にする(図
2の参照)。
【0022】又、ブロック内のすべての変換係数Ci(i
=0〜15)のうち1つでもその絶対値ABS(Ci)がTh よ
り大の時には(図2の参照)、ブロック内のすべての
変換係数Ci の値をそのまま出力する(図2の参
照)。
【0023】尚、前述したように上記一連の動作を条件
付画素補充部4で行うが、その場合の回路は、比較回路
(図示しない)、論理回路(図示しない)等のハードウ
ェアによって作ることもできるが、例えばマイクロコン
ピュータ等を用いてソフトウェアによって作ることもで
きる。
【0024】このようにして求めた変換係数Ci(i=0
〜15)の値を図3に示す量子化部5に加え、量子化部5
で所定の量子化を行う。他の回路については従来の技術
で説明したのと同じであるため、その説明を省略する。
【0025】この結果、雑音等によりブロック内の高周
波領域にのみしきい値Th を越える変換係数Ci が存在
する場合にもTh を大きい値に設定しているため、Ci
(i=0〜15)<Th となりすべての変換係数Ci の値
を強制的に0にして出力することができる。このため、
伝送画像の品質を向上することが可能となる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伝
送画像の品質を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の原理図、
【図2】は本発明の実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャート、
【図3】は一例のフレーム間符号化装置の構成を示すブ
ロック図、
【図4】は一例のブロックの構成を示す図、
【図5】は一例のジグザグスキャンを示す図、
【図6】は一例の量子化ステップを示す図、
【図7】は従来例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
450はしきい値制御部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 喜一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレーム毎の画像データを入力して一
    定数のブロックに分け、直前フレームの画像データの対
    応するブロックとの差分を求め、該差分データに対して
    直交変換を行い周波数成分で表される変換係数を出力す
    る直交変換部(300) と、 該直交変換部(300) の出力の変換係数を入力して該ブロ
    ック内のすべての変換係数の絶対値がしきい値より小の
    時には、該ブロック内のすべての変換係数を0にして出
    力する画素補充部(400) とを有する符号化装置におい
    て、あらかじめ前記変換係数の絶対値の大小を判定するため
    の基準として第1の基準値を設定すると共に、該判定に
    使用する変換係数の周波数領域として低周波領域を設定
    しておき、 該低周波 領域の変換係数と第1の基準値とを比較し、
    該第1の基準値より大の変換係数が存在する時には前記
    しきい値を該第1の基準値より大の第2の基準値に設定
    し、該低周波領域内のすべての変換係数が該第1の基準
    値より小の時には前記しきい値を該第2の基準値より大
    の第3の基準値に設定するしきい値制御部(450) を前記
    画素補充部(400) に設けたことを特徴とする条件付画素
    補充方式。
JP12410991A 1991-05-29 1991-05-29 条件付画素補充方式 Expired - Fee Related JP2581340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12410991A JP2581340B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 条件付画素補充方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12410991A JP2581340B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 条件付画素補充方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04351085A JPH04351085A (ja) 1992-12-04
JP2581340B2 true JP2581340B2 (ja) 1997-02-12

Family

ID=14877144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12410991A Expired - Fee Related JP2581340B2 (ja) 1991-05-29 1991-05-29 条件付画素補充方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2581340B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04351085A (ja) 1992-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5657087A (en) Motion compensation encoding method and apparatus adaptive to motion amount
JP2877768B2 (ja) 動補償された映像のブロック化効果及びリンギングノイズ減少のためのループフィルタリング方法
JP2892783B2 (ja) 動画像信号の符号化装置
US5508745A (en) Apparatus for controlling a quantization level to be modified by a motion vector
JP2576989B2 (ja) 運動検出によりデイジタルビデオ信号のノイズを低減する方式
JPH11177993A (ja) 動画像符号化装置
JP3090763B2 (ja) 動画像符号化装置
JP2581340B2 (ja) 条件付画素補充方式
JP3362463B2 (ja) フレーム補間装置
JPH0730903A (ja) 画像処理用メモリ集積回路
JP2963269B2 (ja) 動き補償予測装置
JP3200200B2 (ja) 画像符号化制御方法
JPH02119486A (ja) 動画像信号の符号化制御方法および符号化制御器
JP3278882B2 (ja) 画像信号生成装置
JP2003522488A (ja) ブロッキングアーティファクトを減少させる方法
JPH08130664A (ja) 画像符号化装置の雑音抑圧方式
JP2761077B2 (ja) ポストフィルタ
JP3455263B2 (ja) 画像処理装置
JP2859274B2 (ja) 画像雑音除去方法
JPH05227517A (ja) 圧縮動画像復号装置
JP3337699B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JP3517795B2 (ja) 画像符号化装置
JP2623555B2 (ja) 変換符号化装置及び符号化方法
JP2725936B2 (ja) ノイズ低減装置
JPH0389689A (ja) 動画像信号の符号化装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19961001

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees