JPH0612550Y2 - エリアモニタ装置 - Google Patents

エリアモニタ装置

Info

Publication number
JPH0612550Y2
JPH0612550Y2 JP9247387U JP9247387U JPH0612550Y2 JP H0612550 Y2 JPH0612550 Y2 JP H0612550Y2 JP 9247387 U JP9247387 U JP 9247387U JP 9247387 U JP9247387 U JP 9247387U JP H0612550 Y2 JPH0612550 Y2 JP H0612550Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitor
interface
controller
area
interface unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9247387U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63200785U (ja
Inventor
浩 宮崎
重治 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Environment Research Co Ltd
Original Assignee
Japan Environment Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Environment Research Co Ltd filed Critical Japan Environment Research Co Ltd
Priority to JP9247387U priority Critical patent/JPH0612550Y2/ja
Publication of JPS63200785U publication Critical patent/JPS63200785U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0612550Y2 publication Critical patent/JPH0612550Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は原子力発電施設などの放射線エリアの各所に散
在して設置される放射線モニタなどのモニタ群を中央監
視室などにおいて集中監視するためのエリアモニタ装置
に関する。
〔従来技術〕
従来、放射線を扱う施設は、空間の放射線量率を監視す
るため、放射線エリアに監視用の放射線モニタを設置
し、伝送回路によりその出力を安全な遠隔室に伝送して
監視する方法が行われている。放射線量率は常時監視す
る必要のあるエリアもあるが、定期的もしくは臨時的に
監視する場合も多い。
原子力発電施設などのように広いエリアで放射線を扱う
場合には、放射線モニタの設置場所も広く散在し、その
ため散在した設置場所から集中監視場所へ長い伝送を各
モニタ毎に布設していた。
〔考案が解決すべき問題点〕
しかしながら、このように広いエリアに散在する各モニ
タと集中監視場所間に、それぞれモニタ毎に長い伝送路
を布設することは、コストアップとなり経済的でない上
に、布設時間がかかり作業者への放射線被曝量も増大す
る。特に定期的もしくは臨時的に各エリアに放射線モニ
タを配置して、それらと集中監視所との間に伝送路を布
設し、次いで撤去するという作業を繰り返す必要のある
場合は、この放射線被曝の問題はより重要である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる従来の放射線モニタなどのエリアモニ
タ装置の問題点を解決し、伝送路の布設に要する費用、
時間及び作業に際しての放射線被曝量が少ないエリアモ
ニタ装置を提供することを目的とするものである。
そのような本考案のエリアモニタ装置は、放射線エリア
の各所に散在して設けられたモニタ群を集中監視するエ
リアモニタ装置において、各モニタに接続され且つ集中
監視場所に設けられたコントローラからの呼出信号に応
じてモニタ出力を送出するインタフェース部と、前記コ
ントローラと各インタフェース部をループ状に接続した
伝送バスとを具備し、各モニタ位置においてもその位置
の測定値を表示し、各モニタの全てを電池駆動としたこ
とを特徴とする。
〔実施例及び作用〕
次に図面に基づいて本考案のエリアモニタ装置の実施例
を説明する。
図面は本考案のエリアモニタ装置の一例を示す系統図で
あり、放射線エリアの各所に散在して設置された各モニ
タ1に、インタフェース部2が仲介インタフェース3を
介して接続されている。集中監視場所に設けられたコン
トローラ4と各インタフェース部2間は、伝送バス5に
よってループ状に接続されている。
モニタ1としては放射線モニタの他に種々の環境モニ
タ、例えば有害物質モニタなどがあるが、それらは電源
供給線を別途設ける必要のない電池電源によって駆動さ
れる方式のものを用いる。又、このモニタ1は、それ自
体にその設置点の測定値を表示する表示部がある。
インタフェース部2はコントローラ4からの呼出信号に
応じて接続されているモニタ出力を伝送バス5に送出す
る機能を有するものであれば特に制限はない。図面に示
した例はこのインタフェース部として市販のHP−IL
型インタフェース部(横河・ヒューレット・パッカード
(株)製)を用いたものである。該インタフェース部2
はインタフェース回路6,8ビットのマイクロプロセッ
サ7,バッファメモリ8,入力用デコーダ9及び出力用
エンコーダ10から構成されている。マイクロプロセッサ
7はインタフェース部2の動作をすべて制御し、インタ
フェース回路6は直列信号/並列信号の変換やコントロ
ーラ4からのコントロールビットを他のインタフェース
部2から送出されるデータビットを分解する等の機能を
持っている。入力用デコーダ9及び出力用エンコーダ10
はそれぞれ伝送バス5とインタフェース回路6を接続す
るために設けられ、またバッファメモリ8はモニタ1の
出力を一時的に蓄えておくためのものである。
モニタ1とインタフェース部2の間にある仲介インタフ
ェース3は必要に応じて設けられるもので、種々の形式
のモニタインタフェース部をマッチングする機能を有す
る。また、これはインタフェース部2自体に内蔵しても
よい。なお、インタフェース部2及び仲介インタフェー
ス3の駆動電源はモニタ1と共通することにより、別途
電源供給ラインを設ける必要がなくなる。
インタフェース部2と仲介インタフェース3の間のライ
ン11及び12はそれぞれデータ伝送及び制御用であり、ま
た仲介インタフェース3とモニタ1間のライン13及び14
も、それぞれ同様のデータ伝送及び制御用のラインであ
る。
コントローラ4は各インタフェースの呼出信号、例えば
各インタフェース部に割り当てられたアドレスコードビ
ットを送出する呼出回路、各インタフェースから送出さ
れるモニタ出力を受信する受信回路、受信回路によって
受信されたモニタ出力を内部もしくは外部の指示または
記録部へ出力する出力回路、及びそれらを制御するプロ
セッサから構成されている。コントローラ4はインタフ
ェース部として前記市販のHP−IL型を使用する場合
には、それに適合するように構成された市販の装置(例
えば、横河ヒューレット・パッカード社製 HP−41
CもしくはHP−41CV型)を使用することができ
る。またコントローラ4としてミニコンピュータなどを
使用することもできる。
伝送バス5はコントローラ4の呼出回路と一番目のイン
タフェース部2を接続する往路伝送路15,インタフェー
ス部2間を接続する連結伝送路16及び最後のインタフェ
ース部2とコントローラ4の受信回路を接続する復路伝
送路17から構成されている。1台のコントローラによ
って接続可能なインタフェース部の数はコントローラ及
びインタフェース部の容量などによって変り、必要に応
じ設計すればよい。例えば前記市販のコントローラHP
−41Cとインタフェース部HP−ILの組み合わせの
場合の最大接続可能数は30に設定されている。また各装
置間の可能最大離路は必要とする信号/ノイズ比(S/
N)によっても変わるが、シールデッド、ツイストペア
線を用いた場合は、およそ100m位まで可能である。従
って原子力施設などのエリアモニタシステムとして十分
使用できる。
次に図面に示した実施例の作用を説明すると、先ず、コ
ントローラ4の呼出回路から特定のモニタを呼び出すた
め、当該モニタに接続したインタフェース部2のアドレ
スをビット信号として送り出す。この呼出信号は往路伝
送路15を経て一番目のインタフェース部2の入力用デコ
ーダ9からインタフェース回路6へ入力され、ここでア
ドレス照合を行う。もじアドレスが一致しなければ直ち
に出力用エンコーダ10を通して、次にインタフェース部
2へ連絡伝送路16により呼出信号をバイパスする。この
ようにして次々とインタフェース部2をバイパスし、目
的とするインタフェース部2へ呼出信号が到達すると、
当該インタフェース部2のインタフェース回路6がこれ
を確認し、プロセッサ7が作動を開始する。プロセッサ
7の指令によりモニタ1の出力はデジタル信号としてバ
ッファメモリ8,インタフェース回路6及び出力用エン
コーダ10を通って伝送バス5へ送出される。その際、当
該インタフェース部2と復路17の間に1個もしくは2個
以上のインタフェース部2が存在する場合には、そのイ
ンタフェース部2の入力用デコーダ9を通ってインタフ
ェース回路6へ入力される信号が、前記呼出用アドレス
ビットとモニタ出力データビットに分解され、アドレス
照合を行ってアドレスの不一致を確認した後、その出力
用エンコーダ10を通して次のインタフェース部2へバイ
パスする。このようにしてモニタ出力は最後に復路伝送
路17へ乗ってコントローラ4の受信回路に入る。受信回
路に入ったモニタ出力信号はアドレスビットとデータビ
ットに分解され、それぞれ表示もしくは記録のため出力
回路を通して出力される。
このようにして1個のモニタ出力がコントローラ4より
出力された後、新たな次のモニタを選択するためのアド
レスをコントローラ4の呼出回路から送出すればよい。
このような多数のモニタの選択をアドレス順にもしくは
プログラムされた順に次々と自動的に行うよう、コント
ローラ4のプロセッサをプログラムすることもできる。
〔考案の作用効果〕
本考案のエリアモニタ装置は以上のような構成により、
放射線エリアの各所に散在して設けられたモニタ群を集
中監視するようにしたので、伝送路の布設に要する費用
及び時間を少なくすることができる。また、そのため布
設に伴う作業者の被曝量を大幅に抑制することができ
る。特に定期的もしくは臨時的に布設、撤去を繰り返す
ような場合にその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のエリアモニタ装置の一例を示す系統図。 1…モニタ、2…インタフェース部 3…仲介インタフェース 4…コントローラ、5…伝送バス 6…インタフェース回路 7…マイクロプロセッサ 8…バッファメモリ 9…入力用デコーダ 10…出力用エンコーダ 11,12,13,14…ライン 15…往路伝送路、16…連絡伝送路 17…復路伝送路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射線エリアの各所に散在して設けられた
    モニタ群を集中監視するエリアモニタ装置において、各
    モニタ(1)に接続され且つ集中監視場所に設けられたコ
    ントローラ(4)からの呼出信号に応じてモニタ出力を送
    出するインタフェース部(2)と、コントローラ(4)と各イ
    ンタフェース部(2)をループ状に接続した伝送バス(5)と
    を具備し且つ、各モニタ(1)位置においてもその位置の
    測定値を表示し、各モニタ(1)の全てを電池駆動とした
    ことを特徴とするエリアモニタ装置。
JP9247387U 1987-06-15 1987-06-15 エリアモニタ装置 Expired - Lifetime JPH0612550Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247387U JPH0612550Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15 エリアモニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247387U JPH0612550Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15 エリアモニタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63200785U JPS63200785U (ja) 1988-12-23
JPH0612550Y2 true JPH0612550Y2 (ja) 1994-03-30

Family

ID=30954212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9247387U Expired - Lifetime JPH0612550Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15 エリアモニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0612550Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991004938A1 (de) * 1989-10-04 1991-04-18 Pietzsch Automatisierungstechnik Gmbh Verfahren zum überwachen von anlagen, wie autokrane, grossbagger oder dergleichen, und system zur verwirklichung dieses verfahrens

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63200785U (ja) 1988-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07192187A (ja) 遠隔監視システム
US3529293A (en) Supervisory and control system
JPH0612550Y2 (ja) エリアモニタ装置
JPH05276178A (ja) ホームバスシステム
JP2514882B2 (ja) 抵抗溶接機の通信ネットワ−クシステム
JP2995133B2 (ja) ロボットシステム
KR100363478B1 (ko) 시스템 유지 보수를 위한 데이터 송수신장치
JP3102069B2 (ja) 数値制御群管理方法
JPH0822103B2 (ja) ビル管理装置
JPH0420465A (ja) エレベータの遠隔保守装置
JPH0654379U (ja) 監視制御装置
JPH029297A (ja) プロセス入力装置の制御方式
JP3483339B2 (ja) 設定値情報伝送装置
JPH028334B2 (ja)
JPS61159844A (ja) 監視装置
JP2539547B2 (ja) プログラマブルコントロ―ラ
JPS637511B2 (ja)
JPH0457422A (ja) 時分割多重伝送システム
JPS62114364A (ja) 農業用制御機器のチエツク装置
JPH11224392A (ja) 遠隔監視システム
JPH098829A (ja) データ伝送装置
JPH0764607A (ja) プラント制御伝送装置
JPH05252743A (ja) 整流装置
JPS6121024B2 (ja)
JPH0822102B2 (ja) ビル管理装置