JPH06124969A - Icモールドの洗浄装置 - Google Patents
Icモールドの洗浄装置Info
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- JPH06124969A JPH06124969A JP27586792A JP27586792A JPH06124969A JP H06124969 A JPH06124969 A JP H06124969A JP 27586792 A JP27586792 A JP 27586792A JP 27586792 A JP27586792 A JP 27586792A JP H06124969 A JPH06124969 A JP H06124969A
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Abstract
モールドの洗浄装置を提供することを目的とする。 【構成】 ICモールド1を起立状態で搬送する搬送部
2と,該ICモールド1に洗浄部材を噴射する洗浄部材
噴射部3とを備えて構成したものである。
Description
た加圧水の場合も含む。)を噴射してICモールドを洗
浄する(ウェットブラスト法,ショットブラスト法等と
呼ばれる。)ICモールドの洗浄装置に関するものであ
る。
個フレーム内に並設したICモールドに加圧水を噴射し
てICモールドを洗浄する(特にリードとICパッケー
ジとの連設部に付着しているバリを除去する)所謂ウェ
ットブラスト法に使用する従来装置は、例えば実開昭6
1−92538号のように、ICモールドを水平状態で
連続搬送させ、この連続状態で搬送されるICモールド
の表面若しくは表裏面の全面に加圧水を噴射して該IC
モールドを洗浄するものである。
ところ、従来例には次の欠点があることを確認した。
を噴射せしめる構成であるから、砥粒含有加圧水を使用
した場合には、ICパッケージを損傷させてしまうとい
う欠点がある。
モールドに加圧水を噴射せしめる為、噴射された加圧水
がICモールド表面から良好に排出されず、ICモール
ド表面に水膜が形成されたり、砥粒が付着したりして、
該水膜や砥粒により加圧水噴射による洗浄効果が低下し
てしまうという欠点がある。
モールドの洗浄装置を提供することを技術的課題とする
ものである。
明の要旨を説明する。
ICモールド1の所望部位に砥粒を含有した洗浄部材を
噴射する洗浄部材噴射部3とを備えて構成したICモー
ルドの洗浄装置に係るものである。
る搬送部2と,該ICモールド1に洗浄部材を噴射する
洗浄部材噴射部3とを備えて構成したことを特徴とする
ICモールドの洗浄装置係るものである。
装置であって、ICモールド1の表面若しくは裏面にし
てICパッケージ1'の右側縁部Aを洗浄する洗浄部材
噴射部3を設け、該洗浄部材噴射部3の洗浄部位を上下
方向に移動せしめる移動機構を設け、該洗浄部材噴射部
3に回動機構4を具備せしめて該洗浄部材噴射部3によ
る洗浄部位を可変可能に設けることでICパッケージ
1'の上側縁部Cも洗浄可能に構成したことを特徴とす
るICモールドの洗浄装置に係るものである。
装置であって、ICモールド1の表面若しくは裏面にし
てICパッケージ1'の右左両側縁部A,Bを洗浄する
2つの洗浄部材噴射部3を設け、該洗浄部材噴射部3の
洗浄部位を上下方向に移動せしめる移動機構を設け、該
2つの洗浄部材噴射部3に回動機構4を具備せしめて該
2つの洗浄部材噴射部3による洗浄部位を可変可能に設
けることでICパッケージ1'の上下側縁部C,Dも洗
浄可能に構成し、前記2つの洗浄部材噴射部3の間隔を
可変せしめる間隔可変機構5を設けて構成したことを特
徴とするICモールドの洗浄装置に係るものである。
る。
浄力が高まるとともにICモールド1の所望部位のみに
洗浄部材を噴射する構成であり、ICパッケージ1’に
は洗浄部材は噴射されない為、ICパッケージ1’にダ
メージを何ら与えることはない。
明する。
為、洗浄部材噴射部3からICモールド1に噴射された
洗浄部材は自然流下し、該洗浄部材はICモールド1の
表裏面に残存しない。
明する。
より上下方向に移動させながら該洗浄部材噴射部3から
の洗浄部材により一つのICパッケージ1'の右側縁部
Aを洗浄し、搬送部2によりICモールド1を所定量搬
送し、同様に該ICパッケージ1'の左側縁部Bを洗浄
する。
せしめて洗浄部位を変更し、搬送部2によりICモール
ド1を搬送しながら該ICパッケージ1'の上側縁部
C,下側縁部Dを洗浄する。
明する。
機構により上下方向に移動させながら該洗浄部材噴射部
3からの洗浄部材により一つのICパッケージ1'の右
左側縁部A,Bを洗浄し、搬送部2によりICモールド
1を所定量搬送し、同様に該ICパッケージ1'に隣接
するICパッケージ1'の右左側縁部A,Bを洗浄し、
同様にして並設されたすべてのICパッケージ1'の右
左側縁部A,Bを洗浄する。
構4により回動せしめて洗浄部位を変更し、搬送部2に
よりICモールド1を搬送しながら、並設されたすべて
のICパッケージ1'の上側縁部C,下側縁部Dを洗浄
する。
で、本実施例の構造は次の通りである。
部2と、該ICモールド1に砥粒を含有せしめた加圧水
を噴射する洗浄部噴射部3を具備した洗浄装置であっ
て、ICモールド1の表面及び裏面にしてICパッケー
ジ1'の表裏の右左両側縁部A,Bを洗浄する洗浄部材
噴射部3としての表側で一組,裏側で一組合計2組4つ
のノズル6AD,6BC,6'AD,6'BCを設け、該
4つのノズル6AD,6BC,6'AD,6'BCの洗浄
部位を上下方向に移動せしめる移動機構を設け、該4つ
のノズル6AD,6BC,6'AD,6'BCに回動機構
4を具備せしめて該4つのノズル6AD,6BC,6'
AD,6'BCによる洗浄部位を可変可能に設けること
でICパッケージ1'の表裏の上下側縁部C,Dも洗浄
可能に構成し、前記表側の一組のノズル6ADと6BC
との間隔及び裏側の一組のノズル6'ADと6'BCとの
間隔を可変せしめる間隔可変機構5を設けたものであ
る。
した一対のガイドレール8,8'を所定の間隔Lを介存
せしめて横設する。
を適宜な手段により上動せしめることで可変可能に構成
する。
欠窓部9が形成されている。
輪10を設けた回動体11が対向状態一組にして4組立設さ
れている。
4,5に図示したようにICモールド1の表裏にして切
欠窓部9の位置で回動し、両回転輪10はICモールド1
が通過する間隙を介して対設せしめられている。
は上側が径大の回転輪10,下側が径小の回転輪10,また
ICモールド1の裏側に位置する回転輪10は逆に下側が
径大の回転輪10,上側が径小の回転輪10である。
ように裏側の径大の回転輪10上面に載置された状態で安
定的に搬送されることになる。
の駆動機構により同期して回動せしめられ、この回動
量,回動方向,回動時期・時間は適宜な制御機構により
制御される。
ノズル6'AD,ノズル6'BCの4つで構成され、ノズ
ル6AD,6BCはICモールド1の表側に位置し、ノ
ズル6'A,6'BCはICモールド1の裏側に位置し、
これら4つのノズル6は、ICモールド1に対して所定
角度に傾斜した状態で配設されている。
たような形状の第一連結杆12により連結されており、ま
た、ノズル6'Aとノズル6'BCとは同様に第二連結杆
13により連結されている。
一体で図示省略の移動機構により上下方向に移動可能に
構成され、また、第一連結杆12,第二連結杆13は互いに
独立して間隔可変機構5としてのシリンダー装置14(第
一連結杆12の為のシリンダー装置は図示省略)で図6に
おいて上下方向に移動可能に構成されている。
で回動機構4としての駆動モータにより90°回動可能
に構成されている。
た、ノズル6BCとノズル6'ADとは互いの噴射が衝
突してしまわないように噴射位置が少しズレるように配
設される。
加圧水が噴射されるように構成されている。
Cモールド1の取り出し部,17,18は水流膜が形成され
た入口部及び出口部である。
効果を呈する。
ける左側からICモールド1を挿入する(図7参照)。
(6'BC)との間隔は、シリンダー装置14により夫々
第一連結杆12,第二連結杆13を独立に移動せしめて予め
所定間隔にセットしておく。
13を一体で移動させることでノズル6AD,6'AD,
6BC,6'BCを下方に移動させ、最先端位置のIC
パッケージ1'の右左側縁部A,Bを洗浄する(図7中
の○印はノズル6AD,6BCの噴射位置である。)。
送し、同様にノズル6AD,6'AD,6BC,6'BC
を上方に移動させ、2番目のICパッケージ1'の右左
側縁部A,Bを洗浄する。
パッケージ1'の右左側縁部A,Bの洗浄が完了する
(この場合のICモールド1の搬送は間欠搬送とな
る。)。
作動し、第一連結杆12,第二連結杆13が一体で90°回
動し、図6に図示した状態となり、続いて、シリンダー
装置14の作動により第一連結杆12,第二連結杆13は独立
して作動し、第一連結杆12,第二連結杆13の間隔即ちノ
ズル6AD(6'AD)とノズル6BC(6'BC)との
間隔が所定間隔にセットされる。
定間隔にセットされた後のノズル6AD,6BCの噴射
位置である。
向へ連続的に搬送され、従って、ノズル6AD,6'A
D,6BC,6'BCにより並設されているICパッケ
ージ1'の上下側縁部C,Dが連続的に洗浄される。
り、続いて、ICモールド1は右方向へ搬送され、取り
出し部16から該ICモールド1は取り出され、次のIC
モールド1が所定位置に搬送され、第一連結杆12,第二
連結杆13が一体で90°戻回動し、ノズル6AD(6'
AD)と6BC(6'BC)との間隔が所定間隔にセッ
トされ、図7の状態から再び前記同様の作動が繰り返さ
れることになる。
1'の外縁から外側へ何mmの位置まで洗浄するかはノ
ズル6の開口径を適宜設定することで決定する。
ールド1を洗浄でき、また、本実施例のノズル6は所望
部位のみに噴射するタイプであり、ICパッケージ1'
には何ら噴射しないタイプであるから(所謂全面打ちタ
イプではなく所謂狙い打ちタイプであるから)、洗浄部
材に砥粒を混入せしめてもICパッケージ1'を損傷す
る心配はなく(従って、樹脂製砥粒でなく洗浄力の高い
硬質のアルミナやセラミック製砥粒の使用が可能とな
る。)、且つ砥粒の存する分だけ確実に洗浄効果が得ら
れ、従って、砥粒なしの水のみでは洗浄不可能であった
バリまできれいに除去することが可能となる。
パッケージを損傷することなく所望部位のみの良好な洗
浄が可能となり、また、ICモールド外面から水や砥粒
が自然流下し、ICモールドの外面に水膜が形成された
り、砥粒が付着したりしない為、それだけ効果的な洗浄
が可能となり、更に、最もきれいに洗浄したい部位であ
るICパッケージの外周縁部のみを効率良く洗浄するこ
とができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ICモールドを搬送する搬送部と、該I
Cモールドの所望部位に砥粒を含有した洗浄部材を噴射
する洗浄部材噴射部とを備えて構成したICモールドの
洗浄装置。 - 【請求項2】 ICモールドを起立状態で搬送する搬送
部と,該ICモールドに洗浄部材を噴射する洗浄部材噴
射部とを備えて構成したことを特徴とするICモールド
の洗浄装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のICモールドの洗浄装置
であって、 ICモールドの表面若しくは裏面にしてICパッケージ
の右側縁部を洗浄する洗浄部材噴射部を設け、該洗浄部
材噴射部の洗浄部位を上下方向に移動せしめる移動機構
を設け、該洗浄部材噴射部に回動機構を具備せしめて該
洗浄部材噴射部による洗浄部位を可変可能に設けること
でICパッケージの上側縁部も洗浄可能に構成したこと
を特徴とするICモールドの洗浄装置。 - 【請求項4】 請求項2記載のICモールドの洗浄装置
であって、 ICモールドの表面若しくは裏面にしてICパッケージ
の右左両側縁部を洗浄する2つの洗浄部材噴射部を設
け、該洗浄部材噴射部の洗浄部位を上下方向に移動せし
める移動機構を設け、該2つの洗浄部材噴射部に回動機
構を具備せしめて該2つの洗浄部材噴射部による洗浄部
位を可変可能に設けることでICパッケージの上下側縁
部も洗浄可能に構成し、前記2つの洗浄部材噴射部の間
隔を可変せしめる間隔可変機構を設けて構成したことを
特徴とするICモールドの洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27586792A JP3190140B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | Icパッケージの洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27586792A JP3190140B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | Icパッケージの洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06124969A true JPH06124969A (ja) | 1994-05-06 |
JP3190140B2 JP3190140B2 (ja) | 2001-07-23 |
Family
ID=17561540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27586792A Expired - Lifetime JP3190140B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | Icパッケージの洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3190140B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100283847B1 (ko) * | 1994-05-16 | 2001-04-02 | 윤종용 | 몰드된 반도체 패키지의 디플래싱 장치 및 그 디플래싱 방법 |
JP2017216304A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
JP2020107910A (ja) * | 2020-04-01 | 2020-07-09 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27586792A patent/JP3190140B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100283847B1 (ko) * | 1994-05-16 | 2001-04-02 | 윤종용 | 몰드된 반도체 패키지의 디플래싱 장치 및 그 디플래싱 방법 |
JP2017216304A (ja) * | 2016-05-30 | 2017-12-07 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
JP2020107910A (ja) * | 2020-04-01 | 2020-07-09 | 日亜化学工業株式会社 | 発光装置及びその製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3190140B2 (ja) | 2001-07-23 |
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