JPH0612478Y2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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JPH0612478Y2
JPH0612478Y2 JP1987121861U JP12186187U JPH0612478Y2 JP H0612478 Y2 JPH0612478 Y2 JP H0612478Y2 JP 1987121861 U JP1987121861 U JP 1987121861U JP 12186187 U JP12186187 U JP 12186187U JP H0612478 Y2 JPH0612478 Y2 JP H0612478Y2
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voltage
temperature
air conditioner
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control device
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JP1987121861U
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JPS6428738U (ja
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宣雄 林
高志 小川
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は空気調和機の制御装置において、特に中央制御
装置への信号出力に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来の空気調和機の制御装置としては特公昭59−43
693号公報に記載されているようなものがあった。こ
の公報に記載されたものは、室内温度を検出し、この検
出値と設定温度とを比較して空気調和機の運転を制御す
るものであった。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 近年ビル等の空調においては、大容量空気調和機と組合
せて、部分的な高負荷位置、例えば窓際などに対応する
為に1馬力クラスの小容量の空気調和機を別個に設ける
場合が生じている。この小容量の空気調和機として従来
の技術に示すような空気調和機を用いると、この空気調
和機は中央制御装置からの信号に基づいて運転が制御さ
れるが、この空気調和機は自分の制御回路内に有する温
度センサの温度検出値に基づいてサーモサイクル運転を
行なう。また中央制御装置は専用の温度センサを設置
し、この温度センサの温度検出値に基づいて大容量空気
調和機と小容量空気調和機との運転を制御するものであ
った。この場合、同じ被調和室内に複数の温度センサが
設けられ、夫々の温度センサの特性のバラツキによって
温度検出値に差ができ、夫々の空気調和機が不自然な動
作をしてしまう問題点があった。
斯かる問題点に鑑み、本考案は温度センサの共通化を図
り、異知感のない空気調和が行なえる制御装置を提供す
るものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は被調和室の温度を検出し、その温度に応じて内
部抵抗値の変わる感温素子と、この感温素子を有し、そ
の感温素子の内部抵抗値に応じた直流電圧を出力する電
圧出力回路と、この電圧出力回路から出力される電圧と
室温設定値に対応する電圧とを較べて空気調和機の運転
を制御するように成した制御装置において、電圧出力回
路から出力される電圧を電流に変換する電圧/電流変換
回路と、この回路の出力電流を制御装置の外部へ出力さ
せる出力端子とを備えたものである。
(ホ)作用 このように構成されて空気調和機の制御装置を用いる
と、感温素子の検出した温度を電流量に変換して出力端
子から外部に出力できるものである。
(ヘ)実施例 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は制御装置の要部電子回路図である。図中1は感温素子
であり、温度に応じて内部抵抗値が増減する負特性サー
ミスタ又は正特性サーミスタを用いている。2は抵抗で
あり、感温素子1と直列に+Vcc電源とアース間に接
続され電圧出力回路構成している。3,4は抵抗であ
り、+Vcc電源とアース間に接続されて基準電圧を出
力すると共に、ラダー抵抗5の入力端子I〜Iに印
加する電圧の組み合せを変えて得られる出力電圧が加算
されるものである。このラダー抵抗5の入力端子I
にはマイクロプロセッサ6の出力が印加され、所定
周期毎にラダー抵抗5の出力が増減するように成してい
る。従って、電圧出力回路の出力電圧と、この増減する
基準電圧とを比較器7で比較して夫々の電圧の大小が逆
転する時の比較器7の出力電圧の反転をマイクロプロセ
ッサ6が判断して、この時の基準電圧に対応する温度値
を感温素子1の検出温度値としてマイクロプロセッサ6
が気温するものである。またマイクロプロセッサ6は、
この検出温度値と設定部8で設定された設定温度値とを
比較して圧縮機モータ9や送風モータ10などの電気要
素の駆動を制御する。
11は電圧/電流変換回路であり、電圧増幅部12、か
さ上げ電圧発生部13、電圧加算部14、電流出力部1
5、出力端子A,Bからなっている。電圧出力回路から
出力される電圧が電圧増幅部12に印加されこの電圧に
応じた電流が出力端子から出力される。この時、電圧増
幅部12の増幅率又は電流出力部15の抵抗16の抵抗
値を調節することによって、出力電流の変化幅を変える
ことができる。例えば4〜20(mA)の定電流出力が
得られるようにする。またかさ上げ電圧発生部13の抵
抗17,18の抵抗値比を調節することによってかさ上
げ電圧を変化させることができる。すなわち、マイクロ
プロセッサ6が入力した検出温度値と電流に変換されて
出力される検出温度値とに所定の温度差を設定すること
ができるものである。
第2図は第1図に示した制御装置を有する空気調和器を
実際に設置した状態の概略図である。19は被調和室で
あり、大容量空気調和機20、小容量空気調和機21が
設けられている。尚、22は窓である。また1は感温素
子であり、第1図に示した感温素子と同じものである。
23は空気調和機21の制御装置であり、第1図に示し
たような構成要素を有している。24は被調和室19か
ら離れた部屋に設置されている中央制御装置であり、制
御装置23の出力端子A,Bから出力されるところの検
出温度に対応した電流を配線25を介して入力し、設定
値と比べた後大容量空気調和機20及び小容量空気調和
機21の運転を制御している。
このように構成することによって、被調和室19に設け
られた小容量空気調和機21の感温素子1の検出温度値
が電流量に変換されて出力端子A,Bから出力される。
この電流を中央制御装置24に入力すれば、専用の感温
素子を設けることなくこの中央制御装置24は被調和室
の温度を入力することができる。従って、複数の感温素
子が不要となり、夫々の感温素子の特性上のバラツキに
基づく空気調和の不快感を防止できるものである。例え
ば大容量空気調和機の運転が停止したにもかかわらず、
補助的に設けられた小容量空気調和機の運転が行なわれ
るような不具合などを防止できる。
(ト)考案の効果 本考案は被調和室の温度を検出する感温素子を有し、こ
の感温素子の検出する温度に基づいて運転を制御するよ
うに成した空気調和機の制御装置において、感温素子の
検出する温度に応じた電圧を電流に変換する電圧/電流
変換回路と、この回路の出力電流を制御装置の外部へ出
力させる出力端子とを備えたので、この制御装置からは
被調和室の温度に応じた電流が出力される。従って、こ
の電流を他の機器が入力すれば、予らたに感温素子を設
けることなく被調和室の温度を検知できるものであり、
極めて汎用性のよいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を用いた制御装置の要部電子回
路図、第2図は第1図に示した制御装置を有する空気調
和機を実際に設置した状態の概略図である。 1……感温素子、2,3,4……抵抗、11……電圧/
電流変換回路、A,B……出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被調和室の温度を検出し、その温度に応じ
    て内部抵抗値の変わる感温素子と、この感温素子を有
    し、この感温素子の内部抵抗値に応じた直流電圧を出力
    する電圧出力回路と、この電圧出力回路から出力される
    電圧と室温設定値に対応する電圧とを比べて空気調和機
    の運転を制御するように成した制御装置において、電圧
    出力回路から出力される電圧を電流に変換する電圧/電
    流変換回路と、この回路の出力電流を制御装置の外部へ
    出力させる出力端子とを備えたことを特徴とする空気調
    和機の制御装置。
JP1987121861U 1987-08-08 1987-08-08 空気調和機の制御装置 Expired - Lifetime JPH0612478Y2 (ja)

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JPS6428738U JPS6428738U (ja) 1989-02-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5939551Y2 (ja) * 1980-09-05 1984-11-05 株式会社鷺宮製作所 ユニット型冷房機のコントロ−ラ

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JPS6428738U (ja) 1989-02-20

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