JP2575819B2 - 冷却用送風装置 - Google Patents
冷却用送風装置Info
- Publication number
- JP2575819B2 JP2575819B2 JP63149549A JP14954988A JP2575819B2 JP 2575819 B2 JP2575819 B2 JP 2575819B2 JP 63149549 A JP63149549 A JP 63149549A JP 14954988 A JP14954988 A JP 14954988A JP 2575819 B2 JP2575819 B2 JP 2575819B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- temperature
- reference voltage
- fan motor
- fan
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷却用送風装置に関し、特に電子写真式に
よるプリンタ内部へ送風する冷却用送風装置に関するも
のである。
よるプリンタ内部へ送風する冷却用送風装置に関するも
のである。
従来のこの種の冷却用送風装置においては、プリンタ
装置の電源投入直後にファンモータが駆動され、送風量
は一定であった。
装置の電源投入直後にファンモータが駆動され、送風量
は一定であった。
上述した従来の冷却用送風装置は、プリンタの電源投
入以後、内部への送風を一定の量で行うので内部温度の
変化に対し、送風の調整ができなかった。
入以後、内部への送風を一定の量で行うので内部温度の
変化に対し、送風の調整ができなかった。
又、定着部など高温になる機構部が、飽和へ達したと
きに送風を開始する別のファンモータが存在しても、以
後は一定量の送風しか行わないので、当該状態以後、内
部が高温及び低温になっても送風の量を調整できなかっ
た。
きに送風を開始する別のファンモータが存在しても、以
後は一定量の送風しか行わないので、当該状態以後、内
部が高温及び低温になっても送風の量を調整できなかっ
た。
本発明の冷却用送風装置は、第1のファンモータ及び
該第1のファンモータによる送風量より多い第2のファ
ンモータと、温度変化により抵抗値が変化する温度検出
素子と、この温度検出素子と抵抗とで構成し、前記温度
検出素子の抵抗値変化を温度が高いほど高くもしくは低
くなる電圧出力に変換する変換回路と、この変換回路の
電圧を第1の基準電圧と比較する第1の比較回路と、前
記変換回路の電圧を前記第1の基準電圧より高いもしく
は低い第2の基準電圧と比較する第2の比較回路と、前
記変換回路の電圧を前記第2の基準電圧より高いもしく
は低い第3の基準電圧と比較する第3の比較回路と、前
記第1ないし第3の比較回路に接続され前記変換回路の
電圧が前記第1の基準電圧より低ければもしくは高けれ
ば前記第1及び第2のファンモータを共に停止させ、前
記第1及び第2の基準電圧の間であれば前記第1のファ
ンモータのみを駆動し、前記第2及び第3の基準電圧の
間であれば前記第2のファンモータのみを駆動し、前記
第3の基準電圧より高ければもしくは低ければ前記第1
及び第2のファンモータを共に駆動する制御回路とを含
んで構成される。
該第1のファンモータによる送風量より多い第2のファ
ンモータと、温度変化により抵抗値が変化する温度検出
素子と、この温度検出素子と抵抗とで構成し、前記温度
検出素子の抵抗値変化を温度が高いほど高くもしくは低
くなる電圧出力に変換する変換回路と、この変換回路の
電圧を第1の基準電圧と比較する第1の比較回路と、前
記変換回路の電圧を前記第1の基準電圧より高いもしく
は低い第2の基準電圧と比較する第2の比較回路と、前
記変換回路の電圧を前記第2の基準電圧より高いもしく
は低い第3の基準電圧と比較する第3の比較回路と、前
記第1ないし第3の比較回路に接続され前記変換回路の
電圧が前記第1の基準電圧より低ければもしくは高けれ
ば前記第1及び第2のファンモータを共に停止させ、前
記第1及び第2の基準電圧の間であれば前記第1のファ
ンモータのみを駆動し、前記第2及び第3の基準電圧の
間であれば前記第2のファンモータのみを駆動し、前記
第3の基準電圧より高ければもしくは低ければ前記第1
及び第2のファンモータを共に駆動する制御回路とを含
んで構成される。
次に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の構成図で、1はファンモ
ータでありプリンタ装置内部への送風を行う。ファンモ
ータ1は、第2図に示すように2つの独立した羽根,第
1ファン4,第2ファン5からなる。この第1ファン4と
第2ファン5の送風能力は異なるものである。3はサー
ミスタであり、内部温度により抵抗値が変化し、温度上
昇に対して抵抗値は小さくなる。この抵抗値の変化から
駆動回路2によりファン4,5の独立したファンモータを
選択する。
ータでありプリンタ装置内部への送風を行う。ファンモ
ータ1は、第2図に示すように2つの独立した羽根,第
1ファン4,第2ファン5からなる。この第1ファン4と
第2ファン5の送風能力は異なるものである。3はサー
ミスタであり、内部温度により抵抗値が変化し、温度上
昇に対して抵抗値は小さくなる。この抵抗値の変化から
駆動回路2によりファン4,5の独立したファンモータを
選択する。
次に、第3図,第4図より駆動回路2を説明する。
第3図において、トランジスタ24がONになると第1フ
ァン4が駆動されて送風し、トランジスタ22がONになる
と第2ファン5が駆動されて送風する。
ァン4が駆動されて送風し、トランジスタ22がONになる
と第2ファン5が駆動されて送風する。
第4図において一番上に示すグラフは、縦軸が温度軸
38であり横軸が時間軸39で温度変化曲線27はサーミスタ
3が設置されたプリンタの内部の温度変化を示す。第4
図の二番目に示すグラフ40は第1ファン4の送風状態を
示し、三番目に示すグラフ41は第2ファン5の送風状態
を示す。
38であり横軸が時間軸39で温度変化曲線27はサーミスタ
3が設置されたプリンタの内部の温度変化を示す。第4
図の二番目に示すグラフ40は第1ファン4の送風状態を
示し、三番目に示すグラフ41は第2ファン5の送風状態
を示す。
サーミスタ3は温度上昇に対し抵抗値が変化し、抵抗
7との分圧によりサーミスタ電圧8の箇所の電圧はサー
ミスタ3の温度と共に変化する。ここでオペアンプ9の
基準電圧10は抵抗11と12の分圧で設定され、オペアンプ
13の基準電圧14は、抵抗15と抵抗16の分圧で設定され、
オペアンプ17の基準電圧18は抵抗19と抵抗20の分圧で設
定される。
7との分圧によりサーミスタ電圧8の箇所の電圧はサー
ミスタ3の温度と共に変化する。ここでオペアンプ9の
基準電圧10は抵抗11と12の分圧で設定され、オペアンプ
13の基準電圧14は、抵抗15と抵抗16の分圧で設定され、
オペアンプ17の基準電圧18は抵抗19と抵抗20の分圧で設
定される。
各基準電圧の設定値は、基準電圧10<基準電圧14<基
準電圧18とする。つまり、温度上昇と共にサーミスタ電
圧8は大きくなりオペアンプ9,オペアンプ13,オペアン
プ17の順で検出する(オペアンプ9,13,17は温度上昇の
検出時に出力が“1"となり、第4図に示す温度28,29,30
それぞれをオペアンプ9,13,17それぞれが検出するもの
とする)。
準電圧18とする。つまり、温度上昇と共にサーミスタ電
圧8は大きくなりオペアンプ9,オペアンプ13,オペアン
プ17の順で検出する(オペアンプ9,13,17は温度上昇の
検出時に出力が“1"となり、第4図に示す温度28,29,30
それぞれをオペアンプ9,13,17それぞれが検出するもの
とする)。
ここでプリンタ装置内部の温度が第4図に示す温度変
化曲線27の様に変化したとすると、最初に温度28でオペ
アンプ9が検出するがオペアンプ13は検出しないので、
排他的OR回路21の出力は“1"となる。又オペアンプ17も
検出していないのでOR回路23の出力は“1"となる。そこ
でトランジスタ24がONし、第1ファン4は送風を開始す
る。これを第4図に送風開始31として示す。
化曲線27の様に変化したとすると、最初に温度28でオペ
アンプ9が検出するがオペアンプ13は検出しないので、
排他的OR回路21の出力は“1"となる。又オペアンプ17も
検出していないのでOR回路23の出力は“1"となる。そこ
でトランジスタ24がONし、第1ファン4は送風を開始す
る。これを第4図に送風開始31として示す。
次に、温度29まで上昇したとき、オペアンプ9が検出
中の状態でオペアンプ13が検出するので排他的OR回路21
の入力は両者共“1"となり出力は、“0"となる。オペア
ンプ17は検出していないのでOR回路23の出力は“0"とな
りトランジスタ24はOFFとなり第1ファン4は送風を中
止する。これを第4図に送風中止32として示す。このと
きオペアンプ13のみ検出状態であるからトランジスタ22
はONとなり、第2ファン5は送風を開始する。これを第
4図に送風開始33として示す。
中の状態でオペアンプ13が検出するので排他的OR回路21
の入力は両者共“1"となり出力は、“0"となる。オペア
ンプ17は検出していないのでOR回路23の出力は“0"とな
りトランジスタ24はOFFとなり第1ファン4は送風を中
止する。これを第4図に送風中止32として示す。このと
きオペアンプ13のみ検出状態であるからトランジスタ22
はONとなり、第2ファン5は送風を開始する。これを第
4図に送風開始33として示す。
次に、温度が低下し温度29より低くなったとき、オペ
アンプ13は検出を中止し、トランジスタ22がOFFとなり
第2ファン5は送風を中止する。これを第4図に送風中
止34として示す。このときオペアンプ9は検出状態であ
るから、排他的OR回路21の入力は“1"と“0"となり、第
1ファン4が再度送風を開始する。これを第4図に送風
開始35として示す。
アンプ13は検出を中止し、トランジスタ22がOFFとなり
第2ファン5は送風を中止する。これを第4図に送風中
止34として示す。このときオペアンプ9は検出状態であ
るから、排他的OR回路21の入力は“1"と“0"となり、第
1ファン4が再度送風を開始する。これを第4図に送風
開始35として示す。
以後温度が上昇し、検出最大温度,温度30まで上昇し
たとき、全てのオペアンプ9,13,17は検出状態となり、
トラジスタ24,トランジスタ22の両者共ONとなり、第1
ファン4,第2ファン5が送風を行い、風力は最大とな
る。この状態を第4図に送風状態36,37として示す。
たとき、全てのオペアンプ9,13,17は検出状態となり、
トラジスタ24,トランジスタ22の両者共ONとなり、第1
ファン4,第2ファン5が送風を行い、風力は最大とな
る。この状態を第4図に送風状態36,37として示す。
以上説明したように本発明は、プリンタ装置等の内部
温度の変化に対しファンモータの風力を調整できるの
で、内部温度を一定に保つことができる効果がある。
温度の変化に対しファンモータの風力を調整できるの
で、内部温度を一定に保つことができる効果がある。
特に、プリンタ装置のOPCドラムなどのように、温度
の変化に対し特性が微妙に変化するために内部温度を一
定に保つ必要があるものの冷却に有効である。
の変化に対し特性が微妙に変化するために内部温度を一
定に保つ必要があるものの冷却に有効である。
又、常にファンモータは回転していないので消費電力
の低下にもつながる。
の低下にもつながる。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図に
示すファンモータ1の第1ファン4および第2ファン5
の側面図、第3図は第1図に示す駆動回路2の回路図、
第4図は第1図に示す実施例の温度変化に対する送風状
態を示すグラフである。 1……ファンモータ、2……駆動回路、3……サーミス
タ、4……第1ファンモータ、5……第2ファンモー
タ、7,11,12,15,16,19,20……抵抗、8……サーミスタ
電圧、9,13,17……オペアンプ、10,14,18……基準電
圧、21……排他的OR回路、22,24……トランジスタ、23
……OR回路。
示すファンモータ1の第1ファン4および第2ファン5
の側面図、第3図は第1図に示す駆動回路2の回路図、
第4図は第1図に示す実施例の温度変化に対する送風状
態を示すグラフである。 1……ファンモータ、2……駆動回路、3……サーミス
タ、4……第1ファンモータ、5……第2ファンモー
タ、7,11,12,15,16,19,20……抵抗、8……サーミスタ
電圧、9,13,17……オペアンプ、10,14,18……基準電
圧、21……排他的OR回路、22,24……トランジスタ、23
……OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−167113(JP,A) 特開 昭59−94497(JP,A) 実開 昭61−181824(JP,U) 実開 昭62−74124(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】第1のファンモータ及び該第1のファンモ
ータによる送風量より多い第2のファンモータと、温度
変化により抵抗値が変化する温度検出素子と、この温度
検出素子と抵抗とで構成し、前記温度検出素子の抵抗値
変化を温度が高いほど高くもしくは低くなる電圧出力に
変換する変換回路と、この変換回路の電圧を第1の基準
電圧と比較する第1の比較回路と、前記変換回路の電圧
を前記第1の基準電圧より高いもしくは低い第2の基準
電圧と比較する第2の比較回路と、前記変換回路の電圧
を前記第2の基準電圧より高いもしくは低い第3の基準
電圧と比較する第3の比較回路と、前記第1ないし第3
の比較回路に接続され前記変換回路の電圧が前記第1の
基準電圧より低ければもしくは高ければ前記第1及び第
2のファンモータを共に停止させ、前記第1及び第2の
基準電圧の間であれば前記第1のファンモータのみを駆
動し、前記第2及び第3の基準電圧の間であれば前記第
2のファンモータのみを駆動し、前記第3の基準電圧よ
り高ければもしくは低ければ前記第1及び第2のファン
モータを共に駆動する制御回路とを含むことを特徴とす
る冷却用送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63149549A JP2575819B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 冷却用送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63149549A JP2575819B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 冷却用送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01316759A JPH01316759A (ja) | 1989-12-21 |
JP2575819B2 true JP2575819B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=15477585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63149549A Expired - Lifetime JP2575819B2 (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | 冷却用送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575819B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4994107B2 (ja) * | 2007-05-11 | 2012-08-08 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6020175B2 (ja) * | 2013-01-04 | 2016-11-02 | 富士通株式会社 | モジュール型データセンタとその制御方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5994497A (ja) * | 1982-11-19 | 1984-05-31 | 富士ゼロックス株式会社 | フアクシミリ装置の冷却装置 |
JPS61167113A (ja) * | 1985-01-19 | 1986-07-28 | Honda Motor Co Ltd | 車両用エンジンの冷却制御装置 |
JPS61181824U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-13 | ||
JPS61282857A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-13 | Canon Inc | 画像形成装置の排気装置 |
JPS6274124U (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | ||
JPS63132959U (ja) * | 1987-02-20 | 1988-08-31 |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP63149549A patent/JP2575819B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01316759A (ja) | 1989-12-21 |
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