JP3080526B2 - 電流検出回路 - Google Patents

電流検出回路

Info

Publication number
JP3080526B2
JP3080526B2 JP364094A JP364094A JP3080526B2 JP 3080526 B2 JP3080526 B2 JP 3080526B2 JP 364094 A JP364094 A JP 364094A JP 364094 A JP364094 A JP 364094A JP 3080526 B2 JP3080526 B2 JP 3080526B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
ground
resistor
control power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP364094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07209347A (ja
Inventor
房生 保里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP364094A priority Critical patent/JP3080526B2/ja
Publication of JPH07209347A publication Critical patent/JPH07209347A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080526B2 publication Critical patent/JP3080526B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インダクタンス成分
を含む負荷に流れる電流を検出し、その電流が予め設定
された上限電流を上回ったときに過電流の報知を示す出
力を行う電流検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子機器においては、ソレノイ
ドやモータ等のインダクタンス成分を含む負荷を駆動す
る電力を供給する駆動電源と、それらの負荷の制御を行
う制御回路へ電力を供給する制御電源とが設けられてい
る。上述した駆動電源と制御電源とは、完全に絶縁して
設けられている場合と、電流制御や電圧制御と呼ばれる
フィードバックを行う場合には、前記駆動電源のグラウ
ンドと制御電源のグラウンドとの間を (抵抗を介して)
接続する場合がある。
【0003】一方、ソレノイドやモータ等の負荷に流れ
る電流量を監視して、異常な電流量が流れると過電流を
示す出力を行う電流検出回路を設け、この電流検出回路
からの出力により、アラーム等の警報を行うものが知ら
れている。
【0004】図2に、従来の電流検出回路の一例を示
す。
【0005】駆動電源Vcには、ソレノイド1が接続さ
れ、このソレノイド1と駆動電源側グラウンドPGとの
間に、電流検出用抵抗2が介挿されている。前記ソレノ
イド1に流れた電流は前記電流検出用抵抗2に流れ、こ
のとき、この電流検出用抵抗2の両端に発生した電圧
は、前記駆動電源側グラウンドPGを基準レベルとした
検出電圧となる。
【0006】前記ソレノイド1と前記電流検出用抵抗2
との接続点は、第1の抵抗3を介してコンパレータ4の
非反転入力端子に接続されている。このコンパレータ4
は、制御電源 (+5V) から電力供給を受けている。こ
のコンパレータ4の非反転入力端子と前記第1の抵抗3
との接続点と前記制御電源側グラウンドSGとの間に
は、この制御電源の保護のためのダイオード5が逆方向
に接続されている。
【0007】また、前記制御電源には、第2の抵抗6と
第3の抵抗7とからなる直列分圧回路が接続され、この
分圧出力点は、前記コンパレータ4の反転入力端子に接
続されている。
【0008】従って、前記コンパレータ4は、反転入力
端子に入力されるその直列分圧回路の分圧出力点の電圧
を基準電圧として、非反転入力端子に入力される検出電
圧を比較し、非反転入力端子に入力された検出電圧が、
反転入力端子に入力された基準電圧を上回ったとき、出
力端子からハイレベルの信号を出力し、検出電圧が基準
電圧を下回ったとき、出力端子からローレベルの信号を
出力する。
【0009】前記コンパレータ4の出力端子には、前記
制御電源に接続されたプルアップ抵抗8が接続され、さ
らにその出力端子は、図示しないアラーム (ALM) の
駆動回路へ接続されている。
【0010】従って、アラームの駆動回路は、図示しな
いが、前記コンパレータ4の出力端子からハイレベルの
信号が出力されると、アラームを駆動して過電流の発生
を警報するようになっている。
【0011】なお、駆動電源側グラウンドPGと制御電
源側グラウンドSGとの間は、図示しないが、一般的に
抵抗又は内部抵抗を持つ電線等を介して接続されてお
り、ソレノイドやモータ等の負荷に大きな電流を流した
ときには、駆動電源のグラウンドが変動し、制御電源の
グラウンドとの間に無視できない電位差が生じる。
【0012】一方、前記電流検出回路は、基本的に制御
電源のグラウンドを基準レベルとして負荷に流れた電流
が過電流か否かを判断しているので、駆動電源のグラウ
ンド(PG) が変動して制御電源のグラウンド (SG)
より、例えばXVだけ上昇したとすると、実際に電流検
出用抵抗2の両端に発生した電圧にそのXVを加算した
電圧が、コンパレータ4の非反転入力端子に入力される
ことになる。
【0013】従って、実際には過電流でないレベルであ
るのに、過電流と判断される可能性があり誤動作とな
る。
【0014】そこで、従来の電流検出回路は、十分安全
な基準電圧を設定した上で、駆動電源のグラウンドの最
大の変動量をその基準電圧に加算し、この加算した基準
電圧に基づいて過電流か否かを判断をしていた。
【0015】すなわち、第2の抵抗6と第3の抵抗7と
からなる直列分圧回路の分圧出力が、十分安全な基準電
圧となるように、第2の抵抗6と第3の抵抗7の各抵抗
値を設定し、さらに、制御電源のグラウンドを基準レベ
ルとして駆動電源のグラウンドの最大の変動量 (電位
差) に相当する抵抗値を、第3の抵抗7の抵抗値に加算
して基準電圧を引上げ、駆動電源のグラウンドの最大の
変動量を相殺していた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ソレノイド
1に流れる電流量の変化から得られる電圧の変動量に比
べて、駆動電源のグラウンドの変動量が無視できないく
らいに大きい場合には、上述した電流検出回路は、単に
ソレノイド1 (負荷) に流れる電流量の変化だけでな
く、駆動電源のグラウンドの変動量を加えた変動量を検
出電圧として、基準電圧と比較することになる。
【0017】従って、実際には、過電流が流れていない
のに、駆動電源のグラウンドの変動量のために、過電流
と判断される虞があり、電流検出回路として信頼性が低
いという問題があった。
【0018】また、駆動電源のグラウンドの変動量の最
大値に相当する電圧を、基準電圧に加算しておくという
方法についても、駆動電源のグラウンドの変動量が最大
値となったときには、ソレノイド1に流れる電流量を検
出していることになるが、駆動電源のグラウンドの変動
量が最大値に到達しない場合や、異常の発生により最大
値を上回った場合には、ソレノイド1に流れる電流量を
正確に検出していないことになり、やはり電流検出回路
として信頼性が低いという問題があった。
【0019】そこでこの発明は、駆動電源のグラウンド
の変動量に応じて、検出電圧を補正することができ、信
頼性をより高めることができる電流検出回路を提供する
ことを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明は、駆動電源か
らインダクタンス成分を含む負荷に流れた電流を駆動電
源のグラウンドを基準レベルとした電圧に変換する負荷
電流変換手段と、負荷電流変換手段により得た電圧を制
御電源のグラウンドを基準レベルとした電圧に変換する
電圧変換手段と、駆動電源のグラウンドレベルを制御電
源のグラウンドを基準レベルとした電圧に変換するグラ
ウンド変動変換手段と、電圧変換手段により得た電圧と
グラウンド変動変換手段から得た電圧とに基づいて、制
御電源のグラウンドに対する駆動電源のグラウンドの変
動を排除して、制御電源のグラウンドを基準レベルとし
た負荷に流れる電流に対応する電圧を出力する演算手段
と、この演算手段により得た電圧が予め設定された上限
電圧より大きいと判断したときに、過電流を示す出力を
行う判断手段とを設けたものである。
【0021】
【作用】このような構成の本発明において、負荷電流変
換手段により、駆動電源から負荷に流れた電流が、駆動
電源のグラウンドを基準レベルとした電圧に変換され
る。この変換された電圧は、電圧変換手段により、制御
電源のグラウンドを基準レベルとした電圧に変換され
る。
【0022】一方、グランド変動変換手段により、駆動
電源のグラウンドレベルが、制御電源のグラウンドを基
準レベルとした電圧に変換される。
【0023】電圧変換手段により得た電圧とグラウンド
変動変換手段により得た電圧とに基づいて、演算手段に
より、制御電源のグラウンドに対する駆動電源のグラウ
ンドの変動を排除して、制御電源のグラウンドを基準レ
ベルとした負荷に流れる電流に対応する電圧が出力され
る。
【0024】判断手段により、演算手段により出力され
た電圧を予め設定された上限電圧より大きいと判断され
たときに、過電流を示す出力が行われる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0026】図1は、この発明を適用した電流検出回路
の回路図である。
【0027】駆動電源Vcには、ソレノイド11が接続
され、このソレノイド11と駆動電源側グラウンド (P
G) との間に、負荷電流変換手段としての電流検出用抵
抗12が介挿されている。前記ソレノイド11に流れた
電流は前記電流検出用抵抗12に流れ、このとき、前記
電流検出用抵抗12の両端に発生する電圧は、前記駆動
電源側グラウンドPGを基準レベルとした検出電圧とな
る。
【0028】前記ソレノイド11と前記電流検出用抵抗
12との接続点と制御電源側グラウンドSGとの間に
は、第1の抵抗13と第2の抵抗14とからなる第1の
直列分圧回路が接続され、この第1の直列分圧回路の分
圧出力点は、第1のオペアンプ15の非反転入力端子に
接続されている。この第1のオペアンプ15は、制御電
源 (+15V〜−15V) から電力供給を受けている。
なお、この制御電源は、上述した+15V〜−15Vの
直流電圧を出力する他に、後述する論理回路用の+5V
〜制御電源用グラウンドSGを出力するようになってい
る。もちろん+15V〜−15Vの出力電流の0Vは、
前記制御電源用グラウンドSGの電圧である。
【0029】前記第1のオペアンプ15の反転入力端子
と前記制御電源用グラウンドSGとの間には、第3の抵
抗16が接続され、前記第1のオペアンプ15の反転入
力端子とその出力端子との間には、第1の負帰還用抵抗
17が接続されている。
【0030】前記第1の抵抗13、前記第2の抵抗1
4、前記第1のオペアンプ15、前記第3の抵抗16、
前記第1の負帰還用抵抗17により、電圧変換手段が構
成されている。
【0031】一方、第2のオペアンプ18の非反転入力
端子には、第4の抵抗19を介して制御電源側グラウン
ドSGが接続され、その反転入力端子と駆動電源側グラ
ウンドPGとの間には、第5の抵抗20が接続され、こ
の第2のオペアンプ18の反転入力端子とその出力端子
との間には、第2の負帰還用抵抗21が接続されてい
る。
【0032】前記第2のオペアンプ18、前記第4の抵
抗19、前記第5の抵抗20、前記第2の負帰還抵抗2
1により、グラウンド変動変換手段が構成されている。
【0033】前記第1のオペアンプ15及び前記第2の
オペアンプ18の各出力端子間には、第6の抵抗22と
第7の抵抗23とからなる演算手段としての第2の直列
分圧回路が接続され、この第2の直列分圧回路の分圧出
力点は、判断手段としてのコンパレータ24の非反転入
力端子に接続されている。
【0034】前記制御電源 (+5V) と制御電源側グラ
ウンドSGとの間には、第8の抵抗25と第9の抵抗2
6からなる第3の直列分圧回路が接続され、この第3の
直列分圧回路の分圧出力点は、前記コンパレータ24の
反転入力端子に接続されている。
【0035】このコンパレータ24の出力端子には、制
御電源 (+5V) に接続されたプルアップ抵抗27が接
続され、さらにその出力端子は、アラーム (ALM) の
駆動回路へ接続されている。
【0036】従って、アラームの駆動回路は、図示しな
いが、前記コンパレータ14の出力端子からハイレベル
の信号が出力されると、図示しないアラームを駆動し
て、過電流の発生を警報するようになっている。
【0037】なお、前記駆動電源側グラウンドPGと前
記制御電源側グラウンドSGとの間は、図示しないが、
抵抗又は内部抵抗を持つ電線等を介して接続されてい
る。
【0038】また、前記第1の抵抗13及び前記第2の
抵抗14の各抵抗値の比は1:1となるように設計さ
れ、前記第3の抵抗16及び前記第1の負帰還用抵抗1
7の各抵抗値の比は1:3、前記第5の抵抗20及び前
記第2の負帰還用抵抗21の各抵抗値の比は1:2、さ
らに、前記第6の抵抗22及び前記第7の抵抗23の各
抵抗値の比は1:1となるように設計されている。
【0039】このような構成の本実施例において、ソレ
ノイド11に大きな電流が流れたときには、駆動電源側
グラウンドPGの電位レベルが変動し、この駆動電源側
グラウンドPGと制御電源側グラウンドSGとの間に無
視できない電位差Vpsが生じる。
【0040】この電位差Vpsは、第2のオペアンプ18
を中心にして構成された反転増幅回路により増幅され
る。この反転増幅回路の電圧増幅率は、第5の抵抗20
及び第2の負帰還用抵抗21の各抵抗値の比により−2
倍となる。
【0041】従って、第2のオペアンプ18の出力電圧
は、制御電源側グラウンドSGを基準レベルとして、上
記電位差Vpsの−2倍の電圧 (−2Vps )となる。
【0042】一方、駆動電源Vcからソレノイド11に
供給された駆動電流は、電流検出用抵抗12にも流れ、
この電流検出用抵抗12の両端には、その駆動電流の電
流量に応じた電位差Viが発生する。このとき、ソレノ
イド11と電流検出用抵抗12との接続点に発生した電
圧は、駆動電源側グラウンドPGを基準レベルとして、
上記電位差Viとなる。
【0043】その接続点に発生した電圧Viは、第1の
抵抗13と第2の抵抗14とからなる第1の直列分圧回
路により、制御電源側グラウンドSGを基準レベルとし
た電圧 (Vps+Vi) に変換され、その分圧出力点から
上記の1/2の電圧[( Vps+Vi )/2]が、第1の
オペアンプ15の非反転入力端子に入力される。
【0044】この電圧[( Vps+Vi )/2]は、第1
のオペアンプ15を中心にして構成された非反転増幅回
路により増幅される。この非反転増幅回路の電圧増幅率
は、第3の抵抗16及び第1の負帰還用抵抗17の各抵
抗値の比により4倍となる。
【0045】従って、第1のオペアンプ15の出力端子
の電圧は、上記の4倍の電圧[2(Vps+Vi )]とな
る。
【0046】そこで、第6の抵抗22と第7の抵抗23
とからなる第2の直列分圧回路は、により、第6の抵抗
22及び第7の抵抗23の各抵抗値の比により、第1の
オペアンプ15の出力電圧と第2のオペアンプ18の出
力電圧との中間の電圧を、その分圧出力点、第6の抵抗
22と第7の抵抗23との接続点から出力することにな
る。
【0047】従って、上記分圧出力は、 {[2( Vps+Vi )+ (−2Vps )]/2}=Vi となり、制御電源側グラウンドSGを基準レベルとし
て、駆動電源側グラウンドPGのレベル変動を除去し
て、正確にソレノイド11に流れた電流により検出用抵
抗12に発生した電圧Viが出力されることになる。
【0048】この電圧Viは、コンパレータ24の反転
入力端子に入力され、一方、第8の抵抗25と第9の抵
抗26とからなる第3の直列分圧回路により予め設定さ
れた上限電圧がコンパレータ24の非反転入力端子に入
力され、コンパレータ24は、電圧Viが、上限電圧よ
り大きいときに、その出力端子からローレベルの信号を
出力して、図示しないが、アラームの駆動回路を介し
て、アラームにより過電流発生の警報を鳴らす。
【0049】このように本実施例によれば、ソレノイド
11に流れた電流量を電圧に変換する検出用抵抗12
と、ソレノイド11と検出用抵抗12との接続点の電位
を制御電源側グラウンドSGを基準レベルとした電位に
変換する第1のオペアンプ15を中心にして構成された
非反転増幅回路と、駆動電源側グラウンドPGの電位レ
ベル変動を制御電源側グラウンドSGを基準レベルとし
た電位に変換する第2のオペアンプ18を中心にして構
成された反転増幅回路と、第1のオペアンプ15の出力
端子と第2のオペアンプの出力端子間に接続された第6
の抵抗22と第7の抵抗23とからなる第2の直列分圧
回路と、この第2の直列分圧回路の分圧出力点の電圧を
第8の抵抗25と第9の抵抗26とからなる第3の直列
分圧回路により設定された上限電圧と比較し、その比較
結果を出力するコンパレータ24とを設けたことによ
り、駆動電源Vcからソレノイド11を介して駆動電源
側グラウンドPGへ大きな電流が流れ、駆動電源側グラ
ウンドPGの電位レベルが変動しても、その変動量に応
じた電位を、制御電源側グラウンドSGを基準レベルと
して検出されたソレノイド11と検出用抵抗12との接
続点の電位から除去して、常にソレノイド11に流れた
電流に対応する真の検出電圧をコンパレータ24に供給
できる。従って、ソレノイド11に流れる電流量を正確
に検出することができ、電流検出回路としての信頼性を
より高めることができる。
【0050】なお、この実施例においては、第1のオペ
アンプ15により非反転増幅回路及び第2のオペアンプ
18により反転増幅回路を構成し、それに関連して、第
1の抵抗13及び第2の抵抗14の各抵抗値の比は1:
1となるように設計され、第3の抵抗16及び第1の負
帰還用抵抗17の各抵抗値の比は1:3、第5の抵抗2
0及び第2の負帰還用抵抗21の各抵抗値の比は1:
2、さらに、第6の抵抗22及び第7の抵抗23の各抵
抗値の比は1:1となるように設計されていたが、この
発明はこれに限定されるものではなく、この発明の要旨
を逸脱しない範囲で変形することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
駆動電源のグラウンドの変動量に応じて、検出電圧を補
正することができ、信頼性をより高めることができる電
流検出回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の電流検出回路を示す回路
図。
【図2】従来例の電流検出回路を示す回路図。
【符号の説明】
11…ソレノイド、12…検出用抵抗、15,18…オ
ペアンプ、24…コンパレータ、13,14,16,1
7,19〜23,25,26,27…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/00 - 19/32 G01R 31/34 H01F 5/00 - 5/08 H02H 1/00 - 3/52 G05F 1/00 - 1/70 H02P 5/00 - 7/80 H03K 5/15 - 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電源からインダクタンス成分を含む
    負荷に流れた電流を前記駆動電源のグラウンドを基準レ
    ベルとした電圧に変換する負荷電流変換手段と、前記負
    荷電流変換手段により得た電圧を制御電源のグラウンド
    を基準レベルとした電圧に変換する電圧変換手段と、前
    記駆動電源のグラウンドレベルを前記制御電源のグラウ
    ンドを基準レベルとした電圧に変換するグラウンド変動
    変換手段と、前記電圧変換手段により得た電圧と前記グ
    ラウンド変動変換手段から得た電圧とに基づいて、前記
    制御電源のグラウンドに対する前記駆動電源のグラウン
    ドの変動を排除して、前記制御電源のグラウンドを基準
    レベルとした前記負荷に流れる電流に対応する電圧を出
    力する演算手段と、この演算手段により得た電圧が予め
    設定された上限電圧より大きいと判断したときに、過電
    流を示す出力を行う判断手段とを設けたことを特徴とす
    る電流検出回路。
JP364094A 1994-01-18 1994-01-18 電流検出回路 Expired - Fee Related JP3080526B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP364094A JP3080526B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 電流検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP364094A JP3080526B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 電流検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07209347A JPH07209347A (ja) 1995-08-11
JP3080526B2 true JP3080526B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=11563089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP364094A Expired - Fee Related JP3080526B2 (ja) 1994-01-18 1994-01-18 電流検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080526B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111929629A (zh) * 2020-07-22 2020-11-13 一巨自动化装备(上海)有限公司 一种通过对电流传感器电压补偿的电流校准方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07209347A (ja) 1995-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7446507B2 (en) Overcurrent detection method and detection circuit
JPS5854830A (ja) 車両用電子回路の電源監視装置
WO2022001949A1 (zh) 开路故障检测系统及检测方法
JP3374543B2 (ja) 車両用交流発電機の制御装置
US5610532A (en) Isolated DC fault current sensor
US5923210A (en) High side driver circuit with diagnostic output
JP3080526B2 (ja) 電流検出回路
JPH05315931A (ja) レベルシフト回路
WO2018092475A1 (ja) 配線異常検出装置
JPH08254553A (ja) 過電流検出装置
JP2011053981A (ja) 電源装置および車載用電子機器
JPH0475533B2 (ja)
JP2002503348A (ja) 電子的信号発生器用の評価回路
JP2007218664A (ja) 電流検出装置
JP5195518B2 (ja) 短絡検出装置
JP3474775B2 (ja) インバータ制御用半導体装置
JP4385640B2 (ja) 異常検出装置及び異常検出方法
US20120250192A1 (en) Short circuit protection for sensor
JP3457151B2 (ja) コイル駆動回路
US11777438B2 (en) Motor drive device
JP3266764B2 (ja) A/d変換処理用入力インターフェース回路
WO2005064795A1 (ja) 信号出力回路及びそれを有する電源電圧監視装置
JPH09121440A (ja) 保護継電器
JPH02306169A (ja) 直流電流検出装置
JPH07227095A (ja) 負荷駆動装置のフェール検知回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080623

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees