JPH06124164A - 手書き入力装置 - Google Patents

手書き入力装置

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JPH06124164A
JPH06124164A JP27305292A JP27305292A JPH06124164A JP H06124164 A JPH06124164 A JP H06124164A JP 27305292 A JP27305292 A JP 27305292A JP 27305292 A JP27305292 A JP 27305292A JP H06124164 A JPH06124164 A JP H06124164A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 専用ペン等でタッチパネル8にタッチするこ
とで、A/D変換器10は、表示部5の画面上の位置を
特定する座標データをCPU1に送る。CPU1は、専
用ペンのタッチ箇所を手書き開始位置として認識し、手
書き表示範囲を特定すると共に、手書き表示範囲の広さ
に対応して所定倍率で拡大された枠を表示させる。操作
者は、上記枠内に所望の情報を手書きする。CPU1
は、この手書き情報の座標データを基に縮小した縮小表
示データを生成し、RAM3に格納すると共に、上記手
書き表示範囲に縮小された手書き情報を表示させる。 【効果】 手書き表示範囲より拡大された枠内に手書き
するので、手書き入力が容易になる。また、手書き情報
は縮小して表示されるので、キー入力された情報と大き
さのバランスを保ちやすく、画面を見やすくすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明パネルを有するタ
ブレットを表示画面上に備え、上記タブレットに対する
手書きによってコンピュータに情報を入力することがで
きる手書き入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子手帳のような小型情報機器、
民生用のポータブルコンピュータ、あるいはコンピュー
タの専用端末機器等において、キーボードを介するキー
入力ではなく、例えば感圧式タブレットを介する手書き
入力を可能とする情報機器が開発されている。手書き入
力の利点は、キーボードを介するキー入力より、簡便、
かつ筆記用具と同じ感覚で手軽にデータ入力を行うこと
ができる点にある。
【0003】上記の感圧式タブレットは、対向する一対
の透明抵抗膜を有し、一方の透明抵抗膜に定電圧が印加
されている。手書きによる筆圧によって、2枚の透明抵
抗膜が接触し電気的に接続されるので、定電圧が入力位
置に応じて分圧される。これにより、二次元座標データ
がマイクロコンピュータに出力されるようになってい
る。
【0004】手書き入力装置としては、筆圧を利用する
上記の感圧式タブレットの他に、励磁ペンを用いる電磁
誘導方式タブレットも知られている。
【0005】このような手書き入力装置によって入力さ
れた手書き文字は、二次元座標データを用いて、等しい
倍率のドットパターンとして表示画面に表示されるか、
あるいは指定された表示倍率に従って縮小して表示され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
手書き入力装置では、手書き文字を等しい倍率のドット
パターンとして表示画面に表示する場合、表示画面の1
ドットの大きさにもよるが、手書き入力による表示文字
は、キー入力による表示文字より通常大きくなることが
多い。このため、手書き入力による表示文字とキー入力
による表示文字とが混在すると、字の大きさのバランス
が崩れ、画面が見づらくなるという問題が生ずる。
【0007】また、手書き入力による表示文字が大きく
なると、それだけ1画面に表示できるデータ量が少なく
ならざるを得ないという問題点も有る。
【0008】さらに、例えば一覧表の空欄に必要なデー
タを書き込もうとする場合、手書きの段階から空欄の大
きさに合う小さな文字を書こうとすると、画数の多い文
字や複雑なパターンを入力することが困難となる。ま
た、表示倍率を指定することによって、手書き文字を縮
小して空欄に表示させようとすると、操作が煩雑にな
り、手書き入力の簡便性が失われるという問題点が有
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手書き入力
装置は、上記の課題を解決するために、透明パネルを備
え、透明パネルに対する手書き操作によって表示画面
(例えば、液晶パネル)上の位置を特定する二次元座標
データを出力する手書き入力手段(例えば、タッチパネ
ルおよびA/D変換器)と、二次元座標データにしたが
って所望の情報を上記表示画面に表示する表示手段(例
えば、液晶表示装置)と、手書きされた情報を表示可能
な上記表示画面上の手書き表示範囲を特定する手書き表
示範囲特定手段(例えば、CPUおよびROM)と、上
記手書き表示範囲より拡大された枠を上記表示画面に表
示させる拡大枠表示手段(例えば、CPUおよびRO
M)と、上記手書き入力手段を介して上記枠内に手書き
された情報を上記手書き表示範囲に合わせて縮小した縮
小データを生成し、縮小データを上記表示手段に出力す
る縮小データ生成手段(例えば、CPU、ROM、RA
M、および表示用メモリ)とを備えていることを特徴と
している。
【0010】
【作用】上記の構成によれば、手書き表示範囲特定手段
は、例えば手書き入力手段を介して手書き開始位置が指
定されたことに基づいて、手書きされた情報を表示可能
な手書き表示範囲を特定する。この手書き表示範囲は、
実際に情報を手書きする枠の大きさと表示画面の大きさ
との相互関係に基づいて決められる。拡大枠表示手段
は、手書き表示範囲を所定の拡大率で拡大した枠を表示
させる。
【0011】これにより、操作者は、表示画面上の手書
き表示範囲に情報を直接手書きするのではなく、手書き
表示範囲より拡大された枠内に情報を手書きすることが
できるので、例えば画数の多い文字や複雑なパターン等
の手書き入力を容易に行うことができる。また、枠が広
くなっているので、それだけ手書きする情報量を増やす
ことも容易になる。
【0012】なお、手書き表示範囲の特定は、空欄や余
白に限らず、すでに何らかの情報が表示されている範囲
を特定することも可能である。したがって、すでに表示
された情報の上に重ね書きをすることができるので、メ
モ帳と同じ感覚で便利な使い方をすることができる。
【0013】次に、上記枠内に手書きされた情報は、手
書き入力手段から縮小データ生成手段へ二次元座標デー
タに変換されて出力される。縮小データ生成手段は、こ
の二次元座標データを所定の縮小率で縮小して縮小デー
タを生成し、表示手段に送る。この結果、枠内に手書き
された情報は、手書き表示範囲に表示される。
【0014】これにより、例えば枠内に手書きされた文
字が縮小して表示されるので、キーボードを介してキー
入力された文字と、大きさのバランスを保ちやすくな
る。それゆえ、本発明に係る手書き入力装置は、見やす
い画面表示を提供することができる。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図12
に基づいて説明すれば、以下のとおりである。
【0016】まず、本発明に係る手書き入力装置の構成
を図1に基づいて説明する。表示手段としての表示部5
は、具体的に図示していないが、例えば、表示画面とし
ての液晶パネルと、液晶パネルに形成された透明電極に
液晶駆動電圧を印加する電極ドライバとを含む液晶表示
装置によって構成されている。
【0017】上記表示画面上には、透明なアナログ式タ
ッチパネル8が重ねられている。タッチパネル8には、
タッチパネル制御回路9が接続され、タッチパネル8に
対する手書き入力位置の二次元座標を知るための制御電
圧が印加されている。また、タッチパネル8の出力は、
LSIとして構成されたA/D変換器10に接続されて
いる。A/D変換器10は、タッチパネル8が出力する
アナログの位置情報をディジタル値に変換し、後述のC
PU(中央演算装置)1で処理可能な二次元座標データ
を出力する。
【0018】また、上記表示部5には、手書き入力され
た情報(以下、手書き情報と称する)を表示するために
必要な表示データを一時的に格納する表示用メモリ6が
接続されている。
【0019】さらに、手書き入力装置の動作を制御する
プログラムが書き込まれたROM(読み出し専用メモ
リ)2、CPU1のワークエリアや、操作者が入力した
データの記憶領域に用いられるRAM(読み書き可能な
メモリ)3、キーボード7Aや通信ポート7Bが接続さ
れたI/O用LSI4が設けられている。
【0020】これらのROM2、RAM3、表示用メモ
リ6、タッチパネル制御回路9、およびA/D変換器1
0は、バスを介してCPU1と互いに接続されている。
したがって、CPU1は、ROM2に書き込まれたプロ
グラムに従って、手書き入力装置の動作を制御すると共
に、I/O用LSI4の内容に応じて、キーボード7A
や通信ポート7Bを介する入出力の制御を行う。
【0021】上記の構成において、手書き入力装置の機
能の一例として、表示された週間スケジュール表に手書
き情報を書き込む場合を説明する。
【0022】本実施例の手書き入力装置は、図2に示す
ように、1週間分の予定を表にして表示画面に表示する
ことができる。この場合、各予定項目は全て、キーボー
ド7Aを介するキー入力によって行われている。ここ
で、29(金)に新たな予定が入ったため、手書き入力
の簡便性を活用して、29(金)の右欄の空白部に急い
で手書き入力する場合を考える。
【0023】まず、上記空白部の左上隅のような所定の
箇所にタッチする。すると、図3に示すように、空白部
の表示色が背景色に対して変化し、手書き表示範囲とし
て特定される。次に、図3の画面の最上部に表示されて
いる〔鉛筆〕アイコン11にタッチすると、手書き入力
モードになり、図3の画面は図4の画面に変わる。
【0024】図4では、実際に手書きする領域が枠17
として表示される。枠17の縦横は、操作者が手書きし
やすいように、上記空白部の縦横に対してそれぞれ例え
ば2倍に拡大されている。これによって、上記空白部の
大きさに合わせて、小さな文字を直接手書き入力する場
合に比べて、画数の多い文字、あるいは複雑なパターン
の手書き入力が容易になる。例えば図5に示すように、
枠17に手書きする1文字当たりの大きさを上記空白部
に直接書き込むときの4倍に取ることができる。また、
枠17が広いので、文字数を多くしやすくなる。
【0025】図4の画面の最上部に表示されている他の
〔中止〕アイコン13、〔消しゴム〕アイコン14、
〔定規〕アイコン15、および〔太さ〕アイコン16
は、それぞれ手書き入力モードを解除するとき、手書き
入力した文字を消去するとき、タッチの開始点と終了点
とに直線を描画するとき、手書き入力した文字の太さを
変えるときに使用される。
【0026】例えば、週間スケジュール表に表示された
手書き情報を消去または書き換える場合、手書き入力済
みの欄の所定の箇所にタッチし、〔鉛筆〕アイコン11
にタッチすると、枠17内に入力済みの手書き情報が表
示される。ここで、〔消しゴム〕アイコン14にタッチ
すると、枠17が空白になる。これにより、入力済みの
手書き情報を消去または書き換えることができる。ま
た、図5では、手書き入力した文字が細い線で表示され
るように、〔太さ〕アイコン16が選択された場合が示
されている。
【0027】手書き情報を週間スケジュール表に表示す
るためには、図5に示す〔終了〕アイコン12にタッチ
すると、手書き情報の縦横が枠17の拡大率とは逆に自
動的に1/2に縮小され、図6に示すように、図3で指
定した上記空白部に表示される。
【0028】一方、週間スケジュール表の予定記入済み
欄の所定の箇所にタッチし、上記と同様に手書き入力を
行うと、手書き情報が記入済み情報の上に重ねて表示さ
れる。この機能を利用すれば、図6に示すように、25
(月)の左欄のように予定の取消しを表示したり、27
(水)の右欄のように重要項目に○印をして注意を喚起
する使い方が簡便になる。
【0029】次に、手書き入力装置の機能の他の例とし
て、図7に示す画面の余白に手書き情報を表示する場合
を説明する。例えば、「技術構想報告」というデータの
下の余白に手書き情報を表示したいとき、「技」という
文字の下の行頭にタッチすると、図8に示すように、タ
ッチした箇所の表示色が変化する。図8で、〔鉛筆〕ア
イコン22にタッチすると、図8の画面は図9に示す手
書き入力画面に変わり、枠20が表示される。
【0030】上記枠20は、図8に点線で示す空白範囲
18の縦横が、例えば2倍に拡大されている。これによ
り、縦−2行分、横−画面の幅の半分の広さの空白範囲
18に対して、縦−4行分、横−画面の幅全体の広さを
持つ枠20に4倍の大きさの文字を手書きし、〔終了〕
アイコン21にタッチするだけで、図10に示すよう
に、空白範囲18に直接手書きする場合と同等の表示を
行うことができる。なお、手書き表示範囲として特定さ
れる空白範囲18の広さと、対応する枠20の広さと
は、表示画面の広さも考慮した相互関係によって決定さ
れている。
【0031】また、例えば、「1992年3月15日」
というデータの右の余白に手書き情報を表示したいと
き、「日」という文字の右にタッチする。この場合も同
様に、図8に点線で示す空白範囲19の縦横が、例えば
2倍に拡大された枠20が表示される。特定される空白
範囲19の広さもまた、対応する枠20の広さと表示画
面の広さとの相互関係によって決定されている。このよ
うに、任意の位置の余白に所望の手書き情報を表示する
ことができる。
【0032】以下に、図11のフローチャートに基づい
て、CPU1の制御動作を中心に本発明の手書き入力装
置の動作を詳述する。S1は、タッチパネル8の所定の
箇所のタッチを受け付ける待ち状態である。S2では、
表を構成する欄の例えば左上隅がタッチされたか、アイ
コンがタッチされたか、画面の余白がタッチされたか
等、タッチの内容が判定される。
【0033】次に、S3で、表中の欄がタッチされた場
合には、タッチされた欄に対応する1区画を手書き範囲
として特定し、その表示色を変える。また、画面の余白
がタッチされた場合には、画面上のタッチされた箇所に
応じて手書き範囲を特定し、タッチ箇所の表示色を変え
る。なお、S3では、タッチされた箇所、すなわち、手
書き範囲の左上隅の位置を示す二次元座標データを、手
書き開始位置としてRAM3に格納する。この場合、す
でに手書き範囲が指定されていた場合でも、改めてタッ
チされれば、RAM3に格納された手書き開始位置は更
新される。
【0034】S4は、〔鉛筆〕アイコン11または20
がタッチされた場合で、手書き範囲が特定されているか
どうかを判断し、特定されていなければ、S1に戻る。
手書き範囲が特定されていれば、S5に進んで手書き入
力モードとなり、特定された手書き範囲を所定の倍率で
拡大し、表示部5に枠17または20を表示させる。枠
17または20を表示するための表示データは、手書き
範囲の広さに対応して予めROM2に格納しておけば、
CPU1の負担を低減できる。
【0035】S6は、この後、手書き入力やアイコン入
力を受け付ける待ち状態である。S7で〔中止〕アイコ
ン13がタッチされると、手書き入力モードを解除し、
S1に戻る。S8〜10で、〔消しゴム〕アイコン1
4、〔定規〕アイコン15、または〔太さ〕アイコン1
6がタッチされると、すでに説明した処理モードが設定
され、S6に戻って次の入力を待つ。
【0036】S11では、操作者が専用ペン等で枠17
または20内に所望の情報を手書きすると、タッチパネ
ル8は手書き位置に対応するアナログの位置情報をA/
D変換器10に出力する。A/D変換器10は、その位
置情報をディジタル値に変換し、二次元座標データとし
てCPU1に送る。CPU1は、二次元座標データと、
例えば〔太さ〕アイコン16の選択を考慮して表示デー
タ(ドットマトリクスデータ)を作成し、表示データを
RAM3および表示用メモリ6に格納すると共に、表示
部5に表示データに基づいた表示を行わせる。これによ
り、枠17または20内に手書き情報が表示される。
【0037】続いて、S12で〔終了〕アイコン12ま
たは21がタッチされると、CPU1は、RAM3から
上記表示データを読み出し、表示データを縦横それぞれ
例えば1/2に縮小し、縮小表示データを作成する。さ
らに、CPU1は、S13において、この縮小表示デー
タをRAM3に格納すると共に、S14において、S3
で先にRAM3に格納してあった手書き開始位置と上記
の縮小表示データとを合わせて表示用メモリ6に格納
し、表示部5に縮小表示データと手書き開始位置とに基
づいて縮小した手書き情報を表示させる。縮小表示デー
タはデータ量が小さくなっているので、表示用メモリ6
の記憶容量を小さくすることに役立つ。
【0038】最後に、S15で、表示用メモリ6の内容
をクリアして、S1に戻り、手書き情報を縮小して表示
するための全ての処理が終了する。
【0039】なお、上記の縮小表示データは、例えば図
12に示すフォーマットでRAM3に格納され、必要に
応じて呼び出される。すなわち、フォーマットの構成
は、先頭から、画面No.、1画面当たりの手書きデータ
全体の大きさ、手書き開始位置(手書き範囲の左上隅に
対応する二次元座標データ)、表示サイズ(手書き範囲
の縦横の大きさ)、および縮小表示データの順になって
いる。
【0040】上記の画面No.は、縮小した手書き情報を
どの画面に表示するかを示している。例えば、図6の画
面で縮小表示された手書き情報と、図10の画面で縮小
表示された手書き情報とでは、画面No.が異なってお
り、各手書き情報は特定された画面No.でのみ表示され
る。また、画面No.は、手書き情報を表示する場合の検
索項目となり、同じ画面No.を持つ縮小表示データが読
み出され、指定位置に表示する処理が行われる。
【0041】以上のように、大きな文字で手書きされた
情報を縮小して表示することにより、手書き入力された
文字の大きさとキー入力された文字の大きさのバランス
がとれ、見やすい表示画面となる。また、操作者は複雑
なパターンの手書きが容易になると共に、書きやすくな
る分、多くの情報を枠17または20内に手書きするこ
とができる。
【0042】なお、枠17または20の縦横の拡大率を
予めもっと大きく設定してもよいし、縦方向の拡大率と
横方向の拡大率とを相違させることもできる。また、枠
17の所定の箇所にタッチすると、さらに拡大されて表
示し直されるようにする構成も、本発明の範囲に含まれ
るものである。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る手書き入力装置は、以上の
ように、透明パネルを備え、透明パネルに対する手書き
操作によって表示画面上の位置を特定する二次元座標デ
ータを出力する手書き入力手段と、二次元座標データに
したがって所望の情報を上記表示画面に表示する表示手
段と、手書きされた情報を表示可能な上記表示画面上の
手書き表示範囲を特定する手書き表示範囲特定手段と、
上記手書き表示範囲より拡大された枠を上記表示画面に
表示させる拡大枠表示手段と、上記手書き入力手段を介
して上記枠内に手書きされた情報を上記手書き表示範囲
に合わせて縮小した縮小データを生成し、縮小データを
上記表示手段に出力する縮小データ生成手段とを備えて
いる構成である。
【0044】それゆえ、操作者は、表示画面上の手書き
表示範囲に情報を直接手書きするのではなく、手書き表
示範囲より拡大された枠内に情報を手書きすることがで
きるので、例えば画数の多い文字や複雑なパターン等の
手書き入力を容易に行うことができる。また、枠が広く
なっているので、それだけ手書きする情報量を増やすこ
とも容易になる。
【0045】なお、手書き表示範囲の特定は、空欄や余
白に限らず、すでに何らかの情報が表示されている範囲
を特定することもできるので、すでに表示された情報の
上に重ね書きをすることができ、メモ帳と同じ感覚で便
利な使い方をすることができる。
【0046】さらに、例えば枠内に手書きされた文字が
縮小して表示されるので、キーボードを介してキー入力
された文字と、大きさのバランスを保ちやすくなり、見
やすい画面表示を提供することができるという多様な効
果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手書き入力装置の構成を示すブロ
ック線図である。
【図2】週間スケジュール表の表示例を示す説明図であ
る。
【図3】図2の週間スケジュール表において、手書き表
示範囲が特定されたことを示す説明図である。
【図4】図3の手書き表示範囲に対応して、所望の情報
を手書きするための枠が表示されたことを示す説明図で
ある。
【図5】図4の枠内に情報が手書きされたことを示す説
明図である。
【図6】図2の週間スケジュール表に、図5の手書き情
報が表示されたことを示す説明図である。
【図7】手書き入力装置に記憶された他の情報の表示例
を示す説明図である。
【図8】図7の表示例において手書き表示範囲が特定さ
れたことを示す説明図である。
【図9】図8の手書き表示範囲に対応して、所望の情報
を手書きするための枠が表示されたことを示す説明図で
ある。
【図10】図7の表示例に、手書き情報が付加されたこ
とを示す説明図である。
【図11】図1の手書き入力装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図12】手書き情報の記憶フォーマットを示す説明図
である。
【符号の説明】
1 CPU(手書き表示範囲特定手段、拡大枠表示手
段、および縮小データ生成手段) 2 ROM(手書き表示範囲特定手段、拡大枠表示手
段、および縮小データ生成手段) 3 RAM(縮小データ生成手段) 5 表示部(表示手段) 6 表示用メモリ(縮小データ生成手段) 8 タッチパネル(手書き入力手段) 10 A/D変換器(手書き入力手段) 17 枠 18 空白範囲(手書き表示範囲) 19 空白範囲(手書き表示範囲) 20 枠

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明パネルを備え、透明パネルに対する手
    書き操作によって表示画面上の位置を特定する二次元座
    標データを出力する手書き入力手段と、 二次元座標データにしたがって所望の情報を上記表示画
    面に表示する表示手段と、 手書きされた情報を表示可能な上記表示画面上の手書き
    表示範囲を特定する手書き表示範囲特定手段と、 上記手書き表示範囲より拡大された枠を上記表示画面に
    表示させる拡大枠表示手段と、 上記手書き入力手段を介して上記枠内に手書きされた情
    報を上記手書き表示範囲に合わせて縮小した縮小データ
    を生成し、縮小データを上記表示手段に出力する縮小デ
    ータ生成手段とを備えていることを特徴とする手書き入
    力装置。
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