JPH061233U - プラスチック製段ボール箱 - Google Patents
プラスチック製段ボール箱Info
- Publication number
- JPH061233U JPH061233U JP4714192U JP4714192U JPH061233U JP H061233 U JPH061233 U JP H061233U JP 4714192 U JP4714192 U JP 4714192U JP 4714192 U JP4714192 U JP 4714192U JP H061233 U JPH061233 U JP H061233U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame member
- plastic
- horizontal frame
- box body
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Stackable Containers (AREA)
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 弱い角部を焼失できるプラスチック材で補強
し、扁平状態に折り畳み可能とする。 【構成】 プラスチック製段ボールで形成された箱体1
の夫々の側板11,12,13,14の上端部側の角部
の一端部側に取付孔16を透設すると共に、他端側に横
長孔17を透設し、下向きの嵌合溝21を箱体1の上端
縁に嵌合してプラスチック製横枠材2を取り付け、さら
に、相互に開閉回動するコーナー蝶番3の可動材31,
32を下向きの嵌着溝35で横枠材2に嵌着して備え、
支軸34部を角部に配置する。これにより一端部側で連
通した夫々の取付孔16,22,37でリベット4止め
し、他方の連通した夫々の横長孔17,23と取付孔3
7でリベット4止めして可動材31,32と横枠材2を
箱体1に固着する。
し、扁平状態に折り畳み可能とする。 【構成】 プラスチック製段ボールで形成された箱体1
の夫々の側板11,12,13,14の上端部側の角部
の一端部側に取付孔16を透設すると共に、他端側に横
長孔17を透設し、下向きの嵌合溝21を箱体1の上端
縁に嵌合してプラスチック製横枠材2を取り付け、さら
に、相互に開閉回動するコーナー蝶番3の可動材31,
32を下向きの嵌着溝35で横枠材2に嵌着して備え、
支軸34部を角部に配置する。これにより一端部側で連
通した夫々の取付孔16,22,37でリベット4止め
し、他方の連通した夫々の横長孔17,23と取付孔3
7でリベット4止めして可動材31,32と横枠材2を
箱体1に固着する。
Description
【0001】
本考案は、プラスチック製段ボールの箱体に関するものである。
【0002】
従来、高強度を図るためプラスチック製の段ボールが用いられているが、折曲 用切り目を入れることから屈曲角部の強度が弱くなるため針金を挿入介在させて おり、このため使用後の廃棄処分に際してそのままでは焼失できない問題があっ た。また、金属片を併用しているため扁平状に折り畳むことができず、運搬や在 庫にも問題があった。
【0003】
そこで本考案は、プラスチック材で弱い屈曲角部を補強できて焼失処理を可能 とすると共に、扁平状に折り畳み可能として運搬や在庫に支障がないようにした ものである。
【0004】
このため本考案は、プラスチック製段ボールから成る上面開口の箱体において 、夫々の箱体側板の上端縁に嵌着するプラスチック製横枠材と、角部にて横枠材 に嵌着するプラスチック製可動材を夫々両側に突設して同軸で対向回転するプラ スチック製コーナー蝶番とを備え、少なくとも対向する一対の横枠材及びプラス チック製段ボール箱体の角部に近い位置に横長孔を透設すると共に、コーナー蝶 番の可動材を横枠材に嵌着し、箱体と横枠材との連通した横長孔にて該可動材を リベットで連結した構成としている。
【0005】
箱体側板の上端縁にプラスチック製横枠材を嵌着して夫々の横長孔を連通させ 、コーナー蝶番の可動材を横枠材に嵌着すると共に、連通した横長孔にて該可動 材をリベットで連結することでコーナー蝶番を備え、このコーナー蝶番の両側の 可動材によって箱体の角部が一体に保持されて補強されるのである。また、可動 材が回動して連結部のリベットが横長孔をスライドできることから、横長孔でリ ベット止めした可動材とその他方の可動材とが無理なく180度に開くことがで き、このため箱体を扁平状に折り畳みできるのである。
【0006】
以下、本考案の図示実施例について説明する。図1に示す本例において、1は プラスチック製段ボールで形成された箱体であり、折り目を介して連設された夫 々の側板11,12,13,14の下縁に折り目を介して底片を連設した展開状 態から組み立てて接合片15をリベット止めして形成している。
【0007】 また、図2のように、夫々の側板11,12,13,14の上端部側の角部の 一端部側に取付孔16を透設すると共に、他端側に横長孔17を透設している。 なお、その角部を切欠している。
【0008】 2は夫々の側板11,12,13,14の上縁部に嵌着するプラスチック製の 横枠材であり、断面を逆U字形として嵌合溝21を下向きに形成し、一端部側に 取付孔22を透設すると共に、他端側に横長孔23を透設している。
【0009】 3はプラスチック製のコーナー蝶番であり、図2のように、夫々可動材31, 32に連設した連結環33を支軸34に回転可能に嵌合している。夫々可動材3 1,32は断面を逆U字形として嵌着溝35を下向きに形成し、上端には積み重 ね用のフランジ36を上向きに突設している。また、夫々の可動材31.32に は取付孔37を透設している。
【0010】 そして、図3のように、嵌合溝21で箱体1の上端縁に嵌合して横枠材2を取 り付け、一端部側で箱体1の取付孔16と横枠材2の取付孔22を連通させると 共に、他端部側で箱体1の横長孔17と横枠材2の横長孔23を連通させる。つ いで、箱体1の切欠した角部において、嵌着溝35を横枠材2に嵌着し可動材3 1,32を備えて支軸34部を角部に配置する。この状態で、可動材31の取付 孔37と横枠材2の取付孔22とが連通すると共に、可動材32の取付孔37と 横枠材2の横長孔17とが連通する。
【0011】 したがって、一方で夫々の取付孔16,22,37とが連通し、他方で夫々の 横長孔17,23と取付孔37が連通した状態となっており、夫々の連通孔に夫 々リベット4を打ち込んで、可動材31,32と横枠材2を箱体1に固着するの である。
【0012】 次に本例の作用を説明する。リベット4によって箱体1に横枠材2と可動材3 1,32が固着されることから箱体1の角部が補強されるのである。なお、連結 環33を連結した支軸34は箱体1角部の切欠部に配置されている。
【0013】 図1の使用状態から、対向する箱体1の角部を押して合わせることにより、そ の押した角部のコーナー蝶番3の可動材31,32が図4のように180度に開 くと共に、他のコーナー蝶番3の可動材31,32が相互に接合方向に閉じて、 図5のように扁平状態に折り畳み状態となるのである。この際、リベット4が横 長孔17,23を反対側端部に移動することから箱体1に無理な力がかからず円 滑に折り畳み状態となるのである。なお、本例では対向する二辺に横長孔17を 形成したが全辺に横長孔を形成すれば、対向するいずれの角部でも扁平状態に折 り畳み状態にできるのである。
【0014】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、プラスチック製段ボール、横枠材及びコーナー蝶番の材質であるプラスチッ クの種類は問わない。また、夫々の箱体側板の上端縁に嵌着する横枠材及びコー ナー蝶番の可動材の形状も適宜である。さらに、可動材を同軸で対向回転するプ コーナー蝶番の構成も限定されない。なお、少なくとも対向する一対の横枠材及 びプラスチック製段ボール箱体の角部に近い位置に透設する横長孔の形状及び長 さも任意である。
【0015】
本考案によると、弱い角部を焼失できるプラスチック材で補強できると共に、 扁平状態に折り畳み状態にできて運搬や在庫管理が容易なプラスチック段ボール 製の箱体として優れるのである。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部の組立て状態の斜視図である。
【図3】その要部の拡大縦断面図である。
【図4】コーナー蝶番の開閉作動を示す斜視図である。
【図5】その扁平状態に折り畳んだ箱体の斜視図であ
る。
る。
1 箱体 11,12,13,14 側板 16 取付孔 17 横長孔 2 横枠材 21 嵌合溝 22 取付孔 23 横長孔 3 コーナー蝶番 31,32 可動材 33 連結環 34 支軸 35 嵌着溝 37 取付孔 4 リベット
Claims (1)
- 【請求項1】 プラスチック製段ボールから成る上面開
口の箱体において、夫々の箱体側板の上端縁に嵌着する
プラスチック製横枠材と、角部にて横枠材に嵌着するプ
ラスチック製可動材を夫々両側に突設して同軸で対向回
転するプラスチック製コーナー蝶番とを備え、少なくと
も対向する一対の横枠材及びプラスチック製段ボール箱
体の角部に近い位置に横長孔を透設すると共に、コーナ
ー蝶番の可動材を横枠材に嵌着し、箱体と横枠材との連
通した横長孔にて該可動材をリベットで連結したことを
特徴とするプラスチック製段ボール箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4714192U JPH061233U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | プラスチック製段ボール箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4714192U JPH061233U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | プラスチック製段ボール箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061233U true JPH061233U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12766836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4714192U Pending JPH061233U (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | プラスチック製段ボール箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061233U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015016886A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 折り畳みコンテナ |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP4714192U patent/JPH061233U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015016886A (ja) * | 2013-07-10 | 2015-01-29 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | 折り畳みコンテナ |
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