JPH0612199U - 車室内撮像装置 - Google Patents

車室内撮像装置

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JPH0612199U
JPH0612199U JP7232792U JP7232792U JPH0612199U JP H0612199 U JPH0612199 U JP H0612199U JP 7232792 U JP7232792 U JP 7232792U JP 7232792 U JP7232792 U JP 7232792U JP H0612199 U JPH0612199 U JP H0612199U
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JP
Japan
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light receiving
driver
mirror
half mirror
vehicle interior
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Application number
JP7232792U
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English (en)
Inventor
藤 充 宏 安
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車室内において運転者の邪魔とならないよう
に撮像装置を配すること。 【構成】 光信号を電気信号に変換して車室内運転者の
顔画像を撮影する受光手段(10,20)をハーフミラ
ー(3)に向けてインナミラー(1)内に配した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、撮像装置に関し、特に車両の車室内に配設される撮像装置に関する 。これは、車室内において、運転者の状態を監視する装置の入力信号として利用 できる。
【0003】
【従来の技術】
従来、例えば人や物の運動または動きに非接触で応答して所要の信号を得るも のの一つに、人がどこを見ているかを判別するもの、あるいは人の眼球の動きを 判別するものがある。即ち、人間がどこを見ているかを判別するために、その人 の注視点を解析してこれを求めるシステムである。これは、瞳に向かつて赤外線 を照射し、その反射光により瞳孔の位置を検出する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この装置は人が頭部に撞着するものであるため、視野が狭めら れる。また、車室内で使用すると運転の支障となつたりする。
【0005】 そこで、本出願人は、像の光情報を電気信号に変える撮像装置,例えばTVカ メラ等を用いて人の動きを検出し、画像パターン認識に基づいて判別するものを 特願昭60−272793号にて提案した。ところが、この装置を車両に配し、 運転者の動きを検出する装置に適用すると、車室内は空間が限られるため、TV カメラを設置する場所によつては、運転者の妨げとなる場合がある。
【0006】 そこで、本考案は車室内において運転者の邪魔とならないように撮像装置を配 することを目的とする。
【0007】
【考案の構成】
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、一方の面に入射する光を反射し他方の面より入射する光は 投光させるハーフミラー及びハーフミラーを固定するハウジングとから構成され るインナミラーと、該インナミラー内に前記ハウジングに支持され且つ前記ハー フミラー側に向けて配され光情報を電気信号に変換して車室内運転者の顔画像を 撮影する受光手段とを有する。
【0009】
【作用】
これによれば、従来より備わつているインナミラーと一体に受光手段を配置す ることができる。従つて、特別の配置場所を設ける必要がなく、また運転者の妨 げになることもない。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0011】 図1に本考案の一実施例の構成を概略で示す。
【0012】 インナミラー1は、ハウジング2および一方向からの光は透過するが他方から の光は透過しないハーフミラー3とハウジング2を車体に固定するためのレバー 4とから構成されている。受光手段であるカメラヘツド部10と本体20が、イ ンナミラー1内に配設されている。
【0013】 次に図2にヘツド部10の取付け構成を、また図3にその分解斜視図を示して 説明する。
【0014】 固定部材12にはその内周にねじ12aが設けてある。このネジ12aにレン ズ11の外周に設けられたねじ11aを螺合して、レンズ11を固定部材12に 固定する。固定部材12のレンズ11を固定する反対側には、脚部12b,12 c,12dおよび12eが設けてある。
【0015】 基板13の一面に、CCD等の受光素子14が固着されている。また、受光素 子14の上面には液晶絞り15が配設されている。このように構成された基板1 3が、上記固定部材12の脚部12b,12c,12dおよび12eにねじ止め される。
【0016】 また、固定部材12には上下方向に延びる取付部12f,12gが夫々設けて ある。この取付部12f,12gにより固定部材12がインナミラー1のハウジ ング2に形成された突部2a,2bにねじ止めされる。これにより、受光素子1 4を含むヘツド部10および本体20がインナミラー1内に配されることとなる 。なお、この際に、受光素子14の後方を覆うカバー16が同時に固定される。
【0017】 このカバー16は、受光素子14への外乱光の入射を防止するとともに、電気的 なノイズを受光素子14が受けるのを防止している。
【0018】 受光素子14および液晶絞り15のリード線17は、カバー16の連通穴16 aを介して本体20に接続される。
【0019】 なお、固定部材12と取付部12f,12gとは所定の角度θを有するように 構成されており、これによりレンズ11をハーフミラー3に対してθだけ下方向 に向くように角度を配してある。
【0020】 また、本体20は受光素子14からの信号を波形整形,増幅等の簡単な処理か ら、ある程度の信号処理までを行うものであるが、簡単な処理のみの場合はヘツ ド部10内に収納してもよい。
【0021】 以上の構成によれば、受光素子14を含むヘツド部10をインナミラー1に内 蔵したので、上記θの角度を適宜決めれば、運転者がインナミラー1の位置を調 整することで、ヘツド部10を最適位置とすることができる。即ち、運転者が複 数に渡る場合でも、位置合わせが容易に且つ正確にできる。又、ハーフミラー3 によつて、インナミラー1内に受光素子14を含むヘツド部10および本体20 が配されているにもかかわらず、インナミラー1はその前面から見ると、従来の ものと変わりがない。よつて、受光素子14を含むヘツド部10および本体20 を配することによる運転者への影響が少なくなる。
【0022】 図4に本考案の第2の実施例を示して説明する。この例は、ヘツド部30の指 向方向を微調整可能としたものである。
【0023】 ハウジング2には、取付受部材31が固着されている。取付部材32は、外面 が球状に形成されており、取付受部材31により回動可能に保持されている。取 付部材32の内部には、基板33が収納されており、基板33上には受光素子3 4および液晶絞り35が配設されている。これらから伸びるリード線36は、連 通穴32aを介して外部に取り出される。レンズ37は、マウント部材38に螺 合されて固定されている。マウント部材38は、取付部材32の受光素子34に 対向する部分に固着されている。
【0024】 以上の構成にれば、ヘツド部30をインナーミラー3に対して微調整できるた め、運転者の固体差や運転姿勢の差あるいは車種の差等による誤差を調整するこ とができる。
【0025】 図5に本考案の第3の実施例を示す。この例は、第1の実施例において、ハウ ジング2に固定する際に、振動を吸収するための振動吸収部材を配したものであ る。図5を参照して説明する。
【0026】 本実施例の固定部材41は、その取付部41f,41gが第1の実施例の固定 部材12の取付部12f,12gに比べ、受光素子14側に設けてある。そして 、取付部41f,41gに一体的に合成ゴムよりなる振動吸収部材42に固着さ れている。ヘツド部40は、この振動吸収部材42をハウジング1にねじ止めす ることで固定される。尚、図1ないし図3と同一符号を付したものは同じものを 示している。
【0027】 この例によれば、車両が振動してインナミラー1が振動してもヘツド部40へ の振動を極力吸収することができる。
【0028】 以上に説明した、本考案の撮像装置は、同一出願人の出願になる特願昭60− 272793号に示された制御装置に適用することができる。
【0029】
【考案の効果】
以上の如く、本考案によれば、車室内運転者の顔画像を撮影する受光手段をハ ーフミラー側に向けてインナミラー内に配するので、受光手段の配置に関して、 新たに特別の配置場所を設ける必要がなく、また運転者の妨げとなるようなこと もない。更に、運転者の車両運転前のインナミラーの位置調整によつて、受光手 段の指向が運転者の顔の位置方向の最適向きに自動的に合わせられ、受光手段の 指向が常に運転者の顔画像を確実に撮影して瞳孔の動きや口の動き等の顔画像の 変化を監視.応答することができる。その上、ハーフミラーによつて、受光手段 が配されているにもかかわらず、インナミラーはその前面から見ると、従来のも のと変わりがない。よつて、受光手段を配することによる運転者への影響が少な くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の断面図である。
【図3】図2に示すヘツド部の分解斜視図である。
【図4】第2の実施例を示す断面図である。
【図5】第2の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インナミラー 2 ハウジング 3 ハーフミラー 10 ヘツド部(受光手段) 20 本体(受光手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に入射する光を反射し他方の面
    より入射する光は投光させるハーフミラー及びハーフミ
    ラーを固定するハウジングとから構成されるインナミラ
    ーと、該インナミラー内に前記ハウジングに支持され且
    つ前記ハーフミラー側に向けて配され光情報を電気信号
    に変換して車室内運転者の顔画像を撮影する受光手段と
    を有する車室内撮像装置。
JP7232792U 1992-10-16 1992-10-16 車室内撮像装置 Pending JPH0612199U (ja)

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