JP2003285687A - 車載全方位カメラ - Google Patents

車載全方位カメラ

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JP2003285687A JP2002092497A JP2002092497A JP2003285687A JP 2003285687 A JP2003285687 A JP 2003285687A JP 2002092497 A JP2002092497 A JP 2002092497A JP 2002092497 A JP2002092497 A JP 2002092497A JP 2003285687 A JP2003285687 A JP 2003285687A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車内視野・車外視野を共に適切に確保可能なカ
メラを提供する。 【解決手段】カメラケース3は、フロントガラス4の車
内側に吊り下げ固定され、インナーミラー2の鏡面部2
aとフロントガラス4との間であり且つインナーミラー
2の左右方向中央付近に配置してある。このカメラケー
ス3の最下位置近傍に配置された全方位カメラ1は、少
なくとも略水平方向及びその略水平方向から下方の所定
部分において360度の全方位に視野をしており、レン
ズ部1aがインナーミラー2の最下位置(つまりミラー
ケース部2bの下端)よりも少しだけ下方に突出させて
配置させてある。このため、1台のカメラで車外視野と
車内視野を確保でき、車外視野はもちろん車内視野内に
インナーミラー2が入ることもない。それでありなが
ら、全方位カメラ1がインナーミラー2下方からあまり
突出することもなく、乗員の車両前方視界を遮ることも
極力抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】車両に搭載される全方位カメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、車載カメラの用途は種々知られている。例えば、図
3(a)に示すように、インナーミラー上方の天井に車
両前方を認識するための車外監視カメラを取り付け、道
路上の白線を認識して車間制御や定速走行制御を行うオ
ートクルーズ制御に用いたり、同様の場所に赤外線監視
カメラを取り付け、車両前方の状況を撮影して夜間のド
ライバの視認補助に用いたりすることが考えられてい
る。また、図3(b)に示すように、インナーミラーに
カメラを車外監視カメラを内蔵することも考えられる。
【0003】しかしながら、図3(a),(b)に示す
ような場合には、いずれにしてもその監視方向に応じて
設置された専用カメラが必要であり、例えば車内を監視
するためには、逆向きに配置されて車内を視野とする車
内監視カメラを別途設ける必要があり、コストアップ、
搭載スペース確保等の問題が出てくる。
【0004】一方、図3(c)に示すように、インナー
ミラー上方の天井に例えば魚眼レンズを採用した車内監
視カメラを設け、ドライバをはじめとする乗員を検知し
て車内の監視に用いたりすることが考えられている。こ
の場合、魚眼レンズのような広角視野を持つレンズの採
用により、ある程度車内・車外の両方を視野に入れるこ
とも可能ではあるが、インナーミラーが死角を作ってし
まう。つまり、車内視野を優先させれば車外視野に対し
てはインナーミラーが死角となり、逆に車外視野を優先
させれば車内視野に対してインナーミラーが死角とな
る。このように、車内・車外の視野を適切に確保するた
めには、それぞれを対象とした車内監視カメラ及び車外
監視カメラを準備する必要があった。
【0005】そこで本発明は、上述した問題点を解決
し、車内視野・車外視野を共に適切に確保可能なカメラ
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
問題点を解決するためになされた請求項1に記載の車載
全方位カメラは、車両内のインナーミラーの鏡面部とフ
ロントガラスとの間に配置されているため、乗員、特に
運転者からの視界を遮ることがないか、あっても非常に
その度合いが低い。また、少なくとも略水平方向及び略
水平方向から下方の所定部分において360度の全方位
に視野を有しているため、1台のカメラで車外視野と車
内視野を確保できるのであるが、全方位の視野からの光
が最初に入射する光学系部分をインナーミラーの最下位
置近傍に配置させてあるため、特に車内視野を遮ること
がないか、あってもその度合いが非常に低い。なお、当
然ながら、乗員から見れば鏡面部よりもフロントガラス
側に車載全方位カメラがあるため、インナーミラーの視
野を妨害することもない。
【0007】特に、請求項2に示すように、車載全方位
カメラの視野内にインナーミラーが入らないように配置
させれば、インナーミラーがカメラの視野を妨げないた
め、車内視野確保の観点からは好ましい。なお、車載全
方位カメラの光軸を垂直方向(車両の高さ方向)に一致
させれば、車外視野と車内視野とが垂直な線に対して対
称的な範囲となる。つまり、車内視野・車外視野の最大
高さが等しくなる。但し、光軸を垂直方向からずらして
配置させることもできる。例えば光軸をインナーミラー
の鏡面部側あるいはフロントガラス側に傾ければ、車内
視野あるいは車外視野の最大高さを他方よりも高くある
いは低くすることができる。例えばフロントガラス方向
の車外視野を相対的に高くしたい場合などには、このよ
うな工夫も有効である。
【0008】また、全方位の視野からの光が最初に入射
する光学系部分としてはレンズや凸面鏡などが考えられ
る。また、車載全方位カメラは車両内のインナーミラー
の鏡面部とフロントガラスとの間に配置するのである
が、その際、請求項3に示すように、インナーミラーの
左右方向中央付近に配置させるとよい。インナーミラー
は通常左右方向に長く、左右の傾きを調整可能となって
いる場合、左右の端部の移動量は相対的に大きい。した
がって、そのような移動量の大きい部分に車載全方位カ
メラを配置する場合には、干渉を防止するため、インナ
ーミラーから離間させる量を相対的に大きく確保しなく
てはならない。そうすると、インナーミラーがカメラ視
野を極力遮らないようにするためには、車載全方位カメ
ラをインナーミラーの最下位置から下方への突出させる
結果となったり、あるいはその突出量が相対的に大きく
なる。そのため、請求項3に示すように、インナーミラ
ーの左右方向中央付近に配置させれば、車載全方位カメ
ラのインナーミラー最下位置から下方への突出量が小さ
くなり、乗員の車両前方への視野を車載全方位カメラが
遮る度合いも相対的に低くなる。
【0009】また、後述するように車載全方位カメラを
インナーミラーステーに取り付ける場合を考えると、カ
メラの左右方向の重心がインナーミラーステーの重心と
一致又は近傍に設定されることとなるため、振動の低
減、あるいはヒンジ結合する場合には、その結合部分の
負荷を低減させることができるというメリットもある。
【0010】ところで、車載全方位カメラの配置場所と
しては、例えば請求項4に示すように、フロントガラス
に固定したケース内に配置させることが考えられる。ま
た、インナーミラーステーに固定しても良い。但し、イ
ンナーミラーステーが上下方向に回転可能である場合に
は、請求項5に示すように、車載全方位カメラ自身とイ
ンナーミラーステー又は車載全方位カメラを収納するカ
メラケースとインナーミラーステーとをリンク部材で接
続し、そのリンク部材の少なくとも一端を回転可能に取
り付け、インナーミラーステーの上下動にかかわらず相
対的な視野方向が変化しないよう構成することが考えら
れる。インナーミラーステーを上下回転可能にすれば、
インナーミラーの上下方向の角度調節の自由度が大きく
なるが、そのような構成であっても、車載全方位カメラ
の相対的な向きを維持して、相対的な視野方向が変化し
ないようにできる。
【0011】また、インナーミラーが鏡面部とその鏡面
部を収納するミラーケース部とを有しており、ミラーケ
ース部の相対位置は変化せずに鏡面部の傾きのみが変化
可能に構成されていることを前提とすれば、請求項6に
示すように、車載全方位カメラをそのインナーミラーの
ミラーケース部内に配置させてもよい。このようにすれ
ば、インナーミラーが視野を極力遮らない配置にし易く
なる。また、車内視野外観上、車載全方位カメラがイン
ナーミラーと一体化しており、デザイン的にもすっきり
としたものとなる。
【0012】なお、このように配置する場合、上述した
全方位の視野からの光が最初に入射する光学系部分につ
いてはインナーミラーのミラーケース部から露出させて
もよいし、あるいはその光学系部分も含めて完全に車載
全方位カメラをミラーケース部内に収納する構成として
もよい。その場合は、ミラーケース部の内で視野を確保
した部分を例えば所定の色の光を透過させる薄膜である
ダイクロイックフィルタなどにすることが考えられる。
このようにすれば、車載全方位カメラが人間の視覚的に
は完全にミラーケース部内に隠れてしまい、美観的には
好ましい。
【0013】また、車載全方位カメラは車両に搭載する
ので、特に走行中などは車両からの(車体からの)振動
によって車載全方位カメラも振動してしまう可能性があ
る。そのため、請求項7に示すように、車載全方位カメ
ラ自身又は車載全方位カメラを収納するケースの取付対
象物への取付部分に、車両からの振動を抑制する振動抑
制部材を設けるとよい。このようにすれば、車両の振動
が車載全方位カメラに伝わるのが抑えられ、車載全方位
カメラの撮像機能の精度アップを図ることができる。振
動抑制の手法としては、例えばゴム等の弾性部材を取付
部分に介装させることで、振動を吸収するものが簡易で
ある。もちろん、構成は複雑になるが、アクティブに振
動を抑制するようにしてもよい。
【0014】なお、車載全方位カメラは、例えば可視光
域に感度を有していても赤外域に感度を有してしてもよ
い。但し、車内あるいは車外視野が暗い状態での十分な
認識機能を発揮させたい場合は赤外域の感度を有するも
のを採用するのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。
【0016】[第1実施例]図1は、第1実施例におけ
る全方位カメラ1の取付位置等を示す概略説明図であ
る。本実施例の全方位カメラ1はカメラケース3内に配
置されているのであるが、このカメラケース3は、車両
のフロントガラス4の車内側に吊り下げ固定されてい
る。なお、フロントガラス4自体にカメラケース3を直
接固着してもよいし、フロントガラス4に固着したフッ
ク部(ボタン)にカメラケース3を引っ掛けるように固
定しても良い。そして、このカメラケース3は、インナ
ーミラー2とフロントガラス4との間に配置されてい
る。
【0017】ここでインナーミラー2は、略長方形板状
の鏡面部2aがミラーケース部2bに収納されて構成さ
れている。そして、そのミラーケース部2bの背面側
(正面側に鏡面部2aが配置されるため、その反対側)
の左右方向中央付近において、インナーミラーステー5
の一端側に設けられたミラーケース連結部5aと任意方
向に所定角度回転可能に取り付けられている。また、イ
ンナーミラーステー5の他端側はフロントガラス4の車
内側に吊り下げ固定されたガラス固定部7に取り付けら
れている。なお、このガラス固定部7についても、フロ
ントガラス4の面にカメラケース3を直接固着してもよ
いし、フロントガラス4の面に固着したフック部に引っ
掛けるように固定しても良い。このようなインナーミラ
ー2に関する構成は従来から周知のものであり、乗員
(特にドライバ)は、運転席に座った状態でインナーミ
ラー2の鏡面部2aを介して車両後方を確認するのに適
切な上下及び左右方向角度となるよう、ミラーケース部
3を手で調整する。
【0018】また、本実施例のカメラケース3は、イン
ナーミラー2の左右方向中央付近に配置してある。具体
的には、インナーミラーステー5がミラーケース部2a
の左右方向中央付近に取り付けられているので、そのイ
ンナーミラーステー5を覆うように車載全方位カメラケ
ース3が配置されている。そのため、図1(b)に示す
ように、乗員から見た場合には、インナーミラーステー
5は見えずカメラケース3がインナーミラー2の後方に
見えることとなる。
【0019】そして、このカメラケース3の最下位置近
傍に全方位カメラ1を配置した。ここで、全方位カメラ
1は、図1(a)に示すように、少なくとも略水平方向
及びその略水平方向から下方の所定部分において360
度の全方位に視野を有するものである。このような36
0度全方位の撮影できるカメラは種々のものがあるが、
本実施例では、全方位の視野からの光が最初に入射する
光学系部分がレンズ部1aであり、そのレンズ部1aが
全方位カメラ1の最下端に来るよう配置すると共に、そ
の光軸が垂直方向に一致するよう配置している。
【0020】したがって、全方位カメラ1を上下方向か
ら見た場合には360度の視野があり、左右方向から見
た場合には、図1(a)に示すようにレンズ部1aの位
置を基準とした水平方向から上方には数度程度、下方に
60度程度の視野がある。もちろん、左右方向から見た
場合の視野角度は一例であり、全方位カメラの種類によ
って異なることは考えられる。但し、ここでは、上述の
ように少なくとも略水平方向及びその略水平方向から下
方の所定部分において360度の全方位に視野を有する
ことを前提とする。なお、下方の所定部分については、
上述例では60度程度と記載したが、それ以上であれば
当然視野が広がることとなり問題なく、また60度未満
であっても車内・車外視野として確保したい目的に応じ
て適切な視野角であればよいと考えられる。例えば30
度程度であってもその視野角で撮影した映像によって監
視対象の車内・車外状況が把握できるのであればそれで
問題ない。
【0021】そしてさらに、全方位カメラ1のレンズ部
1aをインナーミラー2の最下位置(つまりミラーケー
ス部2bの下端)よりも少しだけ下方に突出させて配置
させてある。この突出量は、車内視野内にインナーミラ
ー2が入らないように考慮した最小の量としてある。ま
た、全方位カメラ1はカメラケース3にダンパー9を介
して取り付けられている。このダンパー9は、例えばゴ
ム、スポンジ等で構成された弾性部材である。全方位カ
メラ1は車両に搭載するため、特に走行中などは車両か
らの(車体からの)振動によって全方位カメラ1も振動
してしまう可能性がある。そのため、このようなダンパ
ー9を介装することによって、車両からの振動を抑制す
ることができる。
【0022】なお、全方位カメラ1は、例えば可視光域
に感度を有していても赤外域に感度を有してしてもよ
い。これは用途によって異なるが、例えば車内あるいは
車外視野が暗い状態での十分な認識機能を発揮させたい
ような用途を前提とする場合には、赤外域の感度を有す
るものを採用するのが好ましい。例えば車両前方の状況
を撮影して夜間のドライバの視認補助に用いる「ナイト
ビジョンシステム」等と称されるシステムに用いるよう
な場合である。あるいは、車内においても例えば夜間に
盗難があった場合の車内状況を撮影したい場合には、赤
外カメラとすればよい。
【0023】このように車両内に搭載された本実施例の
全方位カメラ1によれば、次のような効果が発揮され
る。 (a)まず、インナーミラー2の鏡面部2aとフロント
ガラス4との間に全方位カメラ1が配置されているた
め、乗員、特に運転者からの視界を遮ることがないか、
あっても非常にその度合いが低い。
【0024】(b)また、本実施例の全方位カメラ1
は、水平方向及び水平方向から下方の所定部分において
360度の全方位に視野を有しているため、1台のカメ
ラで車外視野と車内視野を確保できる。特に、インナー
ミラー2の下端近傍を基準とした水平方向の高さの視野
があるため、乗員検知や車両周囲の監視のためにも適し
ている。例えばドライバの居眠り防止システムのための
監視カメラであればドライバの顔部を撮影する必要があ
るが、本実施例の場合には、ドライバの顔の高さを視野
に入れることができる。また、盗難を働こうとするもの
の姿を捉えるための車両周囲の監視用カメラとして用い
る場合を考えた場合でも、十分な高さまでの視野を確保
できる。
【0025】そして、全方位カメラ1のレンズ部1aを
インナーミラー2の最下位置よりも少しだけ下方に突出
させて配置させてあり、この突出量は、車内視野内にイ
ンナーミラー2が入らないように考慮した最小の量とし
てある。そのため、車外視野はもちろん車内視野内にイ
ンナーミラー2が入ることもない。それでありながら、
全方位カメラ1がインナーミラー2下方からあまり突出
することもないため、乗員の車両前方視界を遮ることも
極力抑えることができる。
【0026】(c)また、本実施例の場合には、全方位
カメラ1の光軸を垂直方向(車両の高さ方向)に一致さ
せてある。したがって、図1(a)に示すように、車内
視野・車外視野の最大高さが等しくなる。そのため、例
えば盗難防止のように、車両前方だけでなく車両周囲を
全般的に監視したい場合には有効である。もちろん、光
軸を垂直方向からずらして配置させてもよい。例えばフ
ロントガラス方向の車外視野を相対的に高くしたい場合
には、光軸をフロントガラス4側に傾ければ、車外視野
が車内視野よりも相対的に高い範囲まで把握可能なもの
となる。
【0027】(d)また、本実施例のカメラケース3
は、インナーミラー2の左右方向中央付近に配置してあ
る。インナーミラー2の左右の傾きを調整する場合、左
右の端部の移動量は相対的に大きい。したがって、その
ような移動量の大きい部分に車載全方位カメラを配置す
る場合には、干渉を防止するため、インナーミラー2か
らフロントガラス4側へ離間させる量を相対的に大きく
確保しなくてはならない。そうすると、インナーミラー
2がカメラ視野を極力遮らないようにするためには、全
方位カメラ1をインナーミラー2の最下位置から下方へ
の突出させる量を相対的に大きくせざるを得ない。それ
に対して本実施例のようにインナーミラー2の左右方向
中央付近に配置させれば、全方位カメラ1のインナーミ
ラー2最下位置から下方への突出量が小さくなり、乗員
の車両前方への視野を車載全方位カメラが遮る度合いも
相対的に低くなる。
【0028】(e)全方位カメラ1はダンパー9を介し
てカメラケース3に固定されているので、車両振動が全
方位カメラ1に伝わるのが抑えられ、全方位カメラ1の
撮像機能の精度アップを図ることができる。 [第2実施例]図2(a)は、第2実施例における全方
位カメラ1の取付位置等を示す概略説明図である。な
お、図1を参照して示した上記第1実施例と同様の構成
については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
【0029】上記第1実施例では、フロントガラス4に
固定されたカメラケース3内に全方位カメラ1が配置さ
れていたが(図1参照)、本第2実施例では、図2
(a)に示すように、全方位カメラ1が収納されたカメ
ラケース3がインナーミラーステー5及びガラス固定部
7に可動的に連結されている。具体的には、腹部が膨ら
んだ略円筒状のカメラケース3の下半部に全方位カメラ
1が内蔵されており、カメラケース3の上面部から立設
された2本の連結棒の自由端に設けられたカメラ可動連
結部3aによってインナーミラーステー5に連結されて
いる。なお、図2(a)では連結棒は1本のみ表されて
いるが、もう1本はインナーミラーステー5に隠れてお
り、インナーミラーステー5を挟むように2本の連結棒
が配置されている。
【0030】ところで、本実施例のインナーミラーステ
ー5は、車両の前後方向(車両後方に向かってやや下向
き)に延びるよう配置されており、さらにガラス固定部
7との連結部分であるステー連結部5bにより、車両前
後方向への回転が可能とされている。一方、上述のよう
に、カメラケース3の上面部の連結棒の自由端に設けら
れたカメラ可動連結部3aがインナーミラーステー5に
回転可能に連結しているため、カメラケース3も車両前
後方向に回転可能となっている。
【0031】また、カメラケース3は、その上面部にお
いて、リンクアーム8によって、ガラス固定部7と連結
されている。このリンクアーム8の両端はそれぞれカメ
ラケース3及びガラス固定部7とそれぞれ回転可能に連
結しており、やはりカメラケース3前後方向への回転を
許容している。
【0032】インナーミラーステー5を上下回転可能に
すればインナーミラー2の上下方向の角度調節の自由度
が大きくなる。しかし、単にカメラケース3がインナー
ミラーステー5に固定されている場合には、インナーミ
ラーステー5を上下回転によって全方位カメラ1の光軸
の傾きがずれてしまい、相対的な視野が変化してしま
う。それに対して本実施例の場合には、上述の構成を持
つため、インナーミラーステー5が上下方向に回転して
も、カメラ可動連結部3a及びリンクアーム8の可動連
結部8aによって全方位カメラ1の(光軸の)相対的な
向きは維持され、相対的な視野方向が変化しないように
できる。
【0033】なお、このようにカメラケース3をインナ
ーミラーステー5に取り付ける場合には、全方位カメラ
1を含むカメラケース3全体の左右方向の重心をインナ
ーミラーステーの重心と一致又は近傍に設定させること
が容易になるため、振動の低減、あるいはヒンジ結合部
分の負荷を低減させる点で有利である。
【0034】もちろん、この場合もカメラケース3は、
インナーミラー2とフロントガラス4との間に配置さ
れ、また、インナーミラー2の左右方向中央付近に配置
されることとなる。そのため、特に運転者からの視界を
遮ることがないか、あっても非常にその度合いが低い。
またインナーミラー2の左右の傾き調整の動きに干渉す
る度合いが低いため、インナーミラー2からフロントガ
ラス4側へ離間させる量が相対的に小さくてよく、イン
ナーミラー2がカメラ視野を遮らないようにするために
全方位カメラ1をインナーミラー2の最下位置から下方
への突出させる量も相対的に小さくて良い。
【0035】また、本実施例の場合も、全方位カメラ1
がダンパー9を介してカメラケース3に固定されている
ので、車両振動が全方位カメラ1に伝わるのが抑えら
れ、全方位カメラ1の撮像機能の精度アップを図ること
ができる。その他、上記第1実施例にて言及した基本的
効果はこの第2実施例でも同様に得られる。
【0036】[第3実施例]図2(b)は、第3実施例
における全方位カメラ1の取付位置等を示す概略説明図
である。なお、図1を参照して示した上記第1実施例と
同様の構成については同じ符号を付して詳しい説明を省
略する。
【0037】上記第1,2実施例では、インナーミラー
2とは別体のカメラケース3に全方位カメラ1を収容し
たが、本第3実施例では、図2(b)に示すように、全
方位カメラ1をインナーミラー2のミラーケース部2b
に収納した。つまり、全方位カメラ1と一体型のインナ
ーミラー2として構成されている。
【0038】そして、この場合のミラーケース部2bは
インナーミラーステー5に対して可動的ではなく、不動
的に固定されている。一方、鏡面部2aはミラーケース
部2bに対してその傾きを変化可能に取り付けられてい
る。本実施例では、ミラーケース部2b内に設けられた
図示しない回転軸を中心に、鏡面部2aの傾きが上下方
向及び左右方向に変えることができるようにされてい
る。
【0039】一方、本実施例の全方位カメラ1は、ミラ
ーケース部2bの左右方向中央付近且つ下端付近に配置
してある。左右方向中央付近に配置してあるため、鏡面
部2aが左右方向に回転しても干渉しないように位置さ
せる場合、鏡面部2aに対して相対的に近い位置に配す
ることができる。したがって、ミラーケース部2bが相
対的に小型化できる。また、下端付近への配置を具体的
に説明する。第1あるいは第2実施例と同様、レンズ部
1aが全方位カメラ1の最下端に来るよう配置すると共
に、その光軸が垂直方向に一致するよう配置してある。
さらに、レンズ部1aはミラーケース部2bから少しだ
け下方に突出させてある。これにより、ミラーケース部
2bが視野を全方位カメラ1の遮らない位置となり、ま
た、車内視野外観上、全方位カメラ1がインナーミラー
2と一体化しており、デザイン的にもすっきりとしたも
のとなる。
【0040】その他、上記第1実施例にて言及した基本
的効果はこの第2実施例でも同様に得られる。なお、上
記説明では、ミラーケース部2bをインナーミラーステ
ー5に対して不動的に固定するとしたが、例えばミラー
ケース部2bについて、上下方向には回転せず左右方向
へのみ回転できる構成としてもよい。これは、ミラーケ
ース部2bが上下方向へ回転すると全方位カメラ1自体
の光軸の向きが変わってしまうが、ミラーケース部2b
が左右方向へ回転しても光軸の向き自体は変わらないか
らである。また、上述のように全方位カメラ1をミラー
ケース部2bの左右方向中央付近に配置すれば、たとえ
ミラーケース部2bが左右方向へ回転しても全方位カメ
ラ1自体の相対位置もほとんど変化しないため、特段の
問題が生じないからである。
【0041】また、図2(b)に示す例では、レンズ部
1aをミラーケース部2bから少しだけ下方に突出させ
たが、そのレンズ部1aも含めて完全に全方位カメラ1
をミラーケース部2b内に収納する構成としてもよい。
その場合は、ミラーケース部2bの内で視野を確保した
部分(下端付近)を例えば所定の色の光を透過させる薄
膜であるダイクロイックフィルタなどにすることが考え
られる。このようにすれば、全方位カメラ1が人間の視
覚的には完全にミラーケース部2b内に隠れてしまって
も、視野が妨げられることはない。
【0042】[その他] (1)上記第1あるいは第3実施例においては、、カメ
ラケース3をフロントガラス4の車内側に吊り下げ固定
したが、インナーミラー2をフロントガラス4に固定す
るためのガラス固定部7に固定するようにしてもよい。
また、天井10のリーンフォースに固定してもよい。
【0043】(2)上記実施例では、全方位カメラ1と
して、図1(a)に示すような車内・車外視野を確保す
る際に最下端にレンズ部1aが来るような構成のものを
採用したが、例えば全方位の視野からの光が最初に入射
する光学系部分よりも受光素子部分が下方に来るような
構成のものを採用しても良い。例えば曲率の大きな双曲
面鏡によって、図1(a)に示すような「少なくとも略
水平方向及びその略水平方向から下方の所定部分におけ
る360度の全方位に視野」からの光を下方に反射し、
下方に設けた受光素子でその反射光を受光するようなも
のであってもよい。
【0044】但し、そのような構成の場合は、受光素子
を含む部分がインナーミラー2の下端から更に下方へ突
出するため、乗員の前方視界を遮る度合いが相対的には
大きくなる。したがって、前方視界を極力遮らないとい
う観点からすれば、上記実施例のような「全方位の視野
からの光が最初に入射する光学系部分」が最下端に来る
構成が好ましい。
【0045】(3)本実施例の全方位カメラ1の用途と
しては種々のものが考えられる。上述した具体例以外で
は、例えば車外方向の視野における撮影結果を用いるも
のとしては、フロントガラス4に付着した雨滴等を捉え
て降雨状況を判定するレインセンサなどが挙げられる。
また、車内方向の視野における撮影結果を用いるものと
しては、空調装置の制御を行うために乗員や座席等の温
度を検知するためのカメラとして用いることが挙げられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例における全方位カメラの取付位置等
を示す概略説明図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ第2、第3実施例に
おける全方位カメラの取付位置等を示す概略説明図であ
る。
【図3】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1…全方位カメラ、 1a…レンズ部、 2…インナー
ミラー、2a…鏡面部、 2b…ミラーケース部2b、
3…カメラケース、 3a…カメラ可動連結部、 4
…フロントガラス、 5…インナーミラーステー、 5
a…ミラーケース連結部5a、 ステー連結部5b、
7…ガラス固定部、 8…リンクアーム、 9…ダンパ
ー、 10…天井。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 J (72)発明者 森 健一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 2H105 AA01 AA02 AA51 AA52 3D020 BA20 BB01 BC04 BD02 BD09 BD10 BE01 5C022 AA04 AC26 AC51 AC63 AC77 AC78 5C054 AA01 CA04 CC02 CD01 CE04 CF01 HA30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載される全方位カメラであって、 少なくとも略水平方向及び当該略水平方向から下方の所
    定部分において360度の全方位に視野を有し、 フロントガラス又は天井から吊り下げ固定されたインナ
    ーミラーの鏡面部と前記フロントガラスとの間に配置さ
    れ、 前記全方位の視野からの光が最初に入射する光学系部分
    を、前記インナーミラーの最下位置近傍に配置させたこ
    とを特徴とする車載全方位カメラ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の車載全方位カメラにおい
    て、 前記全方位視野内に前記インナーミラーが入らないよう
    に配置させたことを特徴とする車載全方位カメラ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の車載全方位カメラに
    おいて、 前記インナーミラーの鏡面部は左右方向角度が調整可能
    に構成されており、 前記インナーミラーの左右方向中央付近に配置させたこ
    とを特徴とする車載全方位カメラ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れか記載の車載全方位カ
    メラにおいて、 前記フロントガラス又は天井に吊り下げ固定され前記イ
    ンナーミラーの鏡面部の角度調整動作にかかわらず相対
    位置の変化しないカメラケース内に配置させたことを特
    徴とする車載全方位カメラ。
  5. 【請求項5】請求項1〜3の何れか記載の車載全方位カ
    メラにおいて、 前記インナーミラーを吊り下げ固定するためのインナー
    ミラーステーはフロントガラス又は天井に対して上下方
    向に回転可能に構成されており、 車載全方位カメラ自身又は車載全方位カメラを収納する
    カメラケースと前記インナーミラーステーとをリンク部
    材で接続し、当該リンク部材の少なくとも一端が回転可
    能に取り付けられていることによって、前記インナーミ
    ラーステーの動きにかかわらず相対的な視野方向が変化
    しないよう構成したことを特徴とする車載全方位カメ
    ラ。
  6. 【請求項6】請求項1〜3の何れか記載の車載全方位カ
    メラにおいて、 前記インナーミラーは、前記鏡面部を収納するミラーケ
    ース部を有し、そのミラーケース部の相対位置は変化せ
    ずに前記鏡面部の傾きのみが調整可能に構成されてお
    り、 前記ミラーケース部内に配置させたことを特徴とする車
    載全方位カメラ。
  7. 【請求項7】請求項1〜6の何れか記載の車載全方位カ
    メラにおいて、 車載全方位カメラ自身又は車載全方位カメラを収納する
    ケースが取付対象物への取り付けられる部分に、車両か
    ら伝わる振動を抑制する振動抑制部材を設けたことを特
    徴とする車載全方位カメラ。
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