JPH06121750A - 洗面ユニット - Google Patents

洗面ユニット

Info

Publication number
JPH06121750A
JPH06121750A JP27565292A JP27565292A JPH06121750A JP H06121750 A JPH06121750 A JP H06121750A JP 27565292 A JP27565292 A JP 27565292A JP 27565292 A JP27565292 A JP 27565292A JP H06121750 A JPH06121750 A JP H06121750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
mirror
hair dryer
hair
adsorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27565292A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruhiko Tomohiro
輝彦 友広
Yoshifumi Moriya
好文 守屋
Toshiya Fujito
稔也 藤戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP27565292A priority Critical patent/JPH06121750A/ja
Publication of JPH06121750A publication Critical patent/JPH06121750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡の曇りを短時間で取り除くとともに、蒸気
の充満した状態でも効率よく早く髪を乾かす。 【構成】 送風手段11によって室外から取り入れられ
た空気は除湿機構部10を通過した後、乾燥空気にな
る。この乾燥空気は鏡4の左右に設けられた吹き出し口
9から鏡4の中央に向って吹き出す。また、乾燥空気は
可撓性パイプによってヘアドライヤ7にも供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用の洗面ユニット
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗面ユニットは図3に示すよう
に、キャビネット1の上に洗面器2と水栓3と鏡4を備
えた構成になっており、ヘアドライヤやシェーバなどを
使用するためのコンセント5が設けられている。
【0003】一般に、洗面ユニットは浴室の隣に設置さ
れることが多く、朝の洗顔、歯磨きだけでなく、入浴後
の整髪にも良く利用される。
【0004】そこで、上記鏡4の裏面にはヒータ装置6
が組み込まれているものが多く見られ、入浴後などの大
量の蒸気によって鏡が曇ってしまうときに曇り止めとし
て使われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ヒータ装置に通電してから鏡が暖められる
まで多少時間が必要であり、その間は、鏡の曇りがとれ
ないという課題があった。また、洗髪後に髪を乾かす場
合も、洗面ユニットのまわりは蒸気が充満しており、そ
の中で従来のヘアドライヤを使用しても、大量の湿気を
含んだ空気を単に暖めて髪に吹き付けることになり、髪
を乾かす効率が悪く、時間がかかるという課題もあっ
た。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、鏡の
曇りを極めて短時間で取り除くとともに、蒸気の充満し
た状態でも効率よく早く髪を乾かす機能を持った洗面ユ
ニットを提供することを目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の洗面ユニットはキャビネットの上に洗面器
と水栓と鏡と可撓性のパイプに繋がれたヘアドライヤを
備え、前記キャビネット内に除湿機構部を設けるととも
に、前記鏡の周囲に鏡面に向けて吹き出し口を形成し、
室外より取り入れた空気を前記除湿機構部を通したのち
前記吹き出し口あるいは前記ヘアドライヤへ送る送風手
段を有するものである。
【0008】また、除湿機構部は吸着部と、室外空気を
吸着部へ送る第1の送風通路と、吸着部を通過した空気
を前記吹き出し口あるいは前記ヘアドライヤへ送る第2
の送風通路と、吸着部を通過した空気を室外へ排出する
第3の送風通路とを有し、前記吸着部は吸着材と前記吸
着材を加熱するヒータとを有するものである。
【0009】
【作用】本発明は上記の構成によって、室外より取り込
まれた空気は、キャビネット内の除湿機構部で湿分を取
り除かれた後、鏡の周囲に設けられた吹き出し口より鏡
に吹き付けられる。あるいは、可撓性パイプを介してヘ
アドライヤへ送られる。
【0010】また、室外より取り込まれた空気は除湿機
構部の吸着部におかれた吸着材によって、湿分が吸着さ
れ、乾燥空気として吹き出し口やヘアドライヤへ送られ
る。吸着材の除湿能力が低下した場合には、ヒータで吸
着材を加熱して水分を脱離させるとともに、第1および
第3の送風通路に空気を送って水分を室外へ排出する。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例について図を参照して
説明する。
【0012】図1において、lはキャビネット、2は洗
面器、3は水栓、4は鏡である。7はヘアドライヤで、
柔軟性のあるパイプ8によってキャビネット1の内部と
接続されている。9は鏡面に向けて設けられた吹き出し
口で、鏡4の両側に形成されている。キャビネット1の
中には、除湿機構部10が設けられ、パイプ8や吹き出
し口9につながっている。また、送風手段11もキャビ
ネット1内に設けられ、室外から空気を取り入れて、除
湿機構部10へ送る構造になっている。
【0013】上記構成において、送風手段11により外
部から空気を取り込み、除湿機構部10によって乾燥さ
せ、乾燥空気として吹き出し口9あるいはパイプ8を介
してヘアドライヤ7へ送ることが出来る。吹き出し口9
へ送られた乾燥空気は鏡4に向かって吹き出されるの
で、浴室の蒸気などで鏡が曇っている場合でも、ただち
に鏡面の結露を蒸発させ、曇りを取り除くことが出来
る。また、パイプ8に送られた乾燥空気はヘアドライヤ
を通って、そのまま、あるいは加熱されて吹き出され
る。この場合も、十分に乾燥された空気や温風が髪に当
たるので、効率よく短時間で髪を乾かすことが出来る。
これらの作用を行なうとき、送風手段11は室外より空
気を取り入れているので、入浴後などで洗面ユニットの
まわりに蒸気が充満しているような状態でも、効率よく
乾燥空気を取り出すことが出来る。このように、キャビ
ネット1内に設けた除湿機構部10で室外空気をさらに
乾燥させ、その空気を吹き出し口9あるいはヘアドライ
ヤ7へ送ることによって、鏡4の曇りや髪の湿りを短時
間で簡単に解消する効果が得られる。
【0014】また、図2に示すように、除湿機構部10
を吸着部12と3つの送風通路、つまり、室外の空気を
吸着部12へ送る第1の送風通路13と吸着部12を通
過した空気を吹き出し口9あるいはパイプ8へ送る第2
の送風通路14と吸着部12を通過した空気を室外へ排
気する第3の送風通路15で構成し、吸着部12をゼオ
ライトなどの吸着材16とヒータ17から構成すること
によって、さらに次のような効果が得られる。
【0015】図2の構成において、室外から空気を取入
れ、第1の送風通路13を介して吸着部12へ送り、ヒ
ータ17を通電せずに吸着材16を通過させることによ
って、空気中の湿分が吸着材16に吸い取られるので吸
着部12の出口で乾燥空気が得られる。この空気を第2
の送風通路14を介して吹き出し口9やパイプ8へ送る
ことによって、図1と同様の効果が得られる。次に、ヒ
ータ17に通電すると、ヒータ17で暖められた空気が
吸着材16に流入するために、吸着材16が暖められ
る。その結果、吸着材16の内部では取り込んでいた湿
分を放出する脱離現象が生じる。この時、吸着材16を
通過した空気を第3の送風通路15に送ることによっ
て、湿分を室外へ排出することができるとともに、吸着
材16の再生が行なわれる。したがって、除湿した水の
処理や使い捨ての除湿材を用いた場合の交換などのメン
テナンスが不要になる。また、吸着材16の再生時に出
てくる湿分を多く含んだ空気を第2の送風通路14を介
してヘアドライヤ7に送ることによって、ウェットな温
風で髪を傷めずに整髪することが出来る。このように、
除湿機構部10を吸着材16を主体とした構成にするこ
とによって、鏡4の曇り止めや髪の乾燥を早める効果だ
けでなく、除湿機構部10のメンテナンスをせずに繰り
返し運転でき、さらに、湿った空気の利用などの効果も
得られる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の洗面ユニッ
トは、室外より空気を取り込み、キャビネット内の除湿
機構部で除湿した後、鏡の周囲に設けられた吹き出し口
より鏡に吹き付ける、あるいは、可撓性パイプを介して
ヘアドライヤへ送ることにより、次の効果が得られる。
【0017】(1)乾燥空気を鏡面に吹き付けることに
よって、蒸気などによる鏡の曇りを短時間で解消するこ
とが出来る。
【0018】(2)乾燥空気をヘアドライヤに送り、そ
のまま、あるいは、温風として髪に当てることによっ
て、短時間で効率よく髪を乾かすことが出来る。
【0019】また、除湿機構部を、ゼオライトなどの吸
着材とヒータを主体とした構成にすることによって、上
記(1)(2)のような鏡の曇り止めや髪の乾燥を早め
る効果以外にも、次のような特有の効果が得られる。
【0020】(3)室外から取入れ、吸着材を通過した
後の空気を鏡やヘアドライヤへ送る送風通路と、室外へ
送る送風通路の使い分けとヒータのオン・オフを組み合
わせることによって吸着材の再生使用が可能になり、除
湿機構部のメンテナンスフリー、および、湿り空気の積
極的な利用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における洗面ユニットの斜視
【図2】本発明の他の実施例における洗面ユニットの除
湿機構部の断面図
【図3】従来の洗面ユニットの斜視図
【符号の説明】
1 キャビネット 2 洗面器 3 水栓 4 鏡 7 ヘアドライヤ 8 パイプ 9 吹き出し口 10 除湿機構部 11 送風手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットの上に洗面器と水栓と鏡と可
    撓性のパイプに繋がれたヘアドライヤを備え、前記キャ
    ビネット内に除湿機構部を設けるとともに、前記鏡の周
    囲に鏡面に向けて吹き出し口を形成し、室外より取り入
    れた空気を前記除湿機構部を通したのち前記吹き出し口
    あるいは前記ヘアドライヤへ送る送風手段を有する洗面
    ユニット。
  2. 【請求項2】キャビネットの上に洗面器と水栓と鏡と可
    撓性のパイプに繋がれたヘアドライヤを備え、前記キャ
    ビネット内に除湿機構部を設けるとともに、前記鏡の周
    囲に鏡面に向けて吹き出し口を形成し、室外より取り入
    れた空気を前記除湿機構部を通したのち前記吹き出し口
    あるいは前記ヘアドライヤへ送る送風手段を有し、前記
    除湿機構部は吸着部と、室外の空気を吸着部へ送る第1
    の送風通路と、前記吸着部を通過した空気を前記吹き出
    し口あるいは前記ヘアドライヤへ送る第2の送風通路
    と、前記吸着部を通過した空気を室外へ排気する第3の
    送風通路とを有し、前記吸着部は吸着材と前記吸着材を
    加熱するヒータとを有する洗面ユニット。
JP27565292A 1992-10-14 1992-10-14 洗面ユニット Pending JPH06121750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27565292A JPH06121750A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 洗面ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27565292A JPH06121750A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 洗面ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06121750A true JPH06121750A (ja) 1994-05-06

Family

ID=17558447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27565292A Pending JPH06121750A (ja) 1992-10-14 1992-10-14 洗面ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06121750A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120069439A1 (en) * 2010-09-17 2012-03-22 Russell Calla Demisting Side Mirrors
CN109528041A (zh) * 2018-12-24 2019-03-29 厦门金亿通管业有限公司 一种风热循环浴室柜

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120069439A1 (en) * 2010-09-17 2012-03-22 Russell Calla Demisting Side Mirrors
CN109528041A (zh) * 2018-12-24 2019-03-29 厦门金亿通管业有限公司 一种风热循环浴室柜
CN109528041B (zh) * 2018-12-24 2023-11-17 厦门金亿通管业有限公司 一种风热循环浴室柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040045187A1 (en) Heatless and reduced-heat drying systems
US2478393A (en) Hair drying apparatus
JP2009041862A (ja) 室内用除湿装置
JPH06121750A (ja) 洗面ユニット
JP3767301B2 (ja) 乾燥装置
JPH1156673A (ja) 手の乾燥装置
JPH0691131A (ja) 除加湿装置
JP2000037445A (ja) 手指除菌乾燥装置
JP2000308598A (ja) 汚染空気の漏洩を抑えたハンドドライヤー
JPH1190093A (ja) 浴室乾燥機
JP3794430B1 (ja) カビ発生防止装置
JP3734592B2 (ja) 換気装置
JPH09135995A (ja) しわ取り脱臭機能付き衣類乾燥機
JP3157394B2 (ja) 除湿・乾燥ユニット
JP2001245819A (ja) エア循環式手指除菌乾燥装置
JP2002051936A (ja) 連続吸湿式ハンドドライヤー
JP3301862B2 (ja) 除湿・乾燥ユニット
JPH0557127A (ja) 乾式除湿装置
KR200252076Y1 (ko) 위생 옷장
JPH10113498A (ja) 衣類乾燥機
JPH02128030A (ja) トイレ用脱臭装置
JP3123972B2 (ja) 湿度調整装置
JPH03249916A (ja) 脱臭装置
JP2593694Y2 (ja) ハンドドライヤ
JPH0814748A (ja) 除湿・乾燥ユニット