JP2001245819A - エア循環式手指除菌乾燥装置 - Google Patents
エア循環式手指除菌乾燥装置Info
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- JP2001245819A JP2001245819A JP2000108712A JP2000108712A JP2001245819A JP 2001245819 A JP2001245819 A JP 2001245819A JP 2000108712 A JP2000108712 A JP 2000108712A JP 2000108712 A JP2000108712 A JP 2000108712A JP 2001245819 A JP2001245819 A JP 2001245819A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- duct means
- filter
- duct
- drying device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 エア循環式手指除菌乾燥装置は、少なく
とも内部の空間部に対して手指を挿入可能な投入口を設
けたエア循環式手指除菌乾燥装置において、空間部へブ
ロア手段を介して吹出口にエアを導出させるダクト手段
を形成し、該ダクト手段へは吹出口を前記投入口の周壁
へ開口させる。また、ダクト手段へは外気に連通する排
気口を設け、ダクト手段のブロア手段からのエア導入部
へフィルタを設け、ダクト手段の排気口へのエア導入部
へフィルタを設ける。 【課題】 乾燥除菌装置は、タオル等を使用する場合と
比較すると、非接触で濡れた手を乾かすことができるの
で衛生的であるが、本体の内部で温風等を吹き付けるこ
とで乾燥する際に、投入口から周辺に向けて菌類や微塵
等を飛散させてしまうという欠点を解消する。
とも内部の空間部に対して手指を挿入可能な投入口を設
けたエア循環式手指除菌乾燥装置において、空間部へブ
ロア手段を介して吹出口にエアを導出させるダクト手段
を形成し、該ダクト手段へは吹出口を前記投入口の周壁
へ開口させる。また、ダクト手段へは外気に連通する排
気口を設け、ダクト手段のブロア手段からのエア導入部
へフィルタを設け、ダクト手段の排気口へのエア導入部
へフィルタを設ける。 【課題】 乾燥除菌装置は、タオル等を使用する場合と
比較すると、非接触で濡れた手を乾かすことができるの
で衛生的であるが、本体の内部で温風等を吹き付けるこ
とで乾燥する際に、投入口から周辺に向けて菌類や微塵
等を飛散させてしまうという欠点を解消する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗れた手指を乾燥させ
る手指乾燥(ハンドドライヤー)装置に関するものであ
り、特に、乾燥過程で発生する菌類や微塵等を手指の投
入口や外気への排気口から排出させない衛生的で且つ効
率的なエア循環式の手指除菌乾燥装置に関するものであ
る。
る手指乾燥(ハンドドライヤー)装置に関するものであ
り、特に、乾燥過程で発生する菌類や微塵等を手指の投
入口や外気への排気口から排出させない衛生的で且つ効
率的なエア循環式の手指除菌乾燥装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、トイレ設備等で、手洗後の濡
れた手を投入口より本体内に挿入し、本体内で温風等で
吹き付け乾燥させる装置が知られている。
れた手を投入口より本体内に挿入し、本体内で温風等で
吹き付け乾燥させる装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この乾燥除菌装置は、
タオル等を使用する場合と比較すると、非接触で濡れた
手を乾かすことができるので衛生的であるが、本体の内
部で温風等を吹き付けることで乾燥する際に、投入口か
ら周辺に向けて菌類や微塵等を飛散させてしまうという
欠点があった。
タオル等を使用する場合と比較すると、非接触で濡れた
手を乾かすことができるので衛生的であるが、本体の内
部で温風等を吹き付けることで乾燥する際に、投入口か
ら周辺に向けて菌類や微塵等を飛散させてしまうという
欠点があった。
【0004】
【課題を解決するため手段】本発明は、上記の課題を解
消するためになされたもので、少なくとも内部の空間部
に対して手指を挿入可能な投入口を設けたエア循環式手
指除菌乾燥装置において、空間部へブロア手段を介して
吹出口にエアを導出させるダクト手段を形成し、ダクト
手段へは加熱手段を添設させると共に吹出口を投入口の
周壁へ開口させることにより、上記の課題を解消したも
のである。以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
消するためになされたもので、少なくとも内部の空間部
に対して手指を挿入可能な投入口を設けたエア循環式手
指除菌乾燥装置において、空間部へブロア手段を介して
吹出口にエアを導出させるダクト手段を形成し、ダクト
手段へは加熱手段を添設させると共に吹出口を投入口の
周壁へ開口させることにより、上記の課題を解消したも
のである。以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のを示す概要図で
ある。
ある。
【0006】本発明は、図1に示すように、本発明のエ
ア循環式の手指除菌乾燥装置1は、少なくとも内部へ手
指を挿入可能な投入口2と、空間部9を経て手指乾燥空
間を負圧にするために排気口3とを備えている。
ア循環式の手指除菌乾燥装置1は、少なくとも内部へ手
指を挿入可能な投入口2と、空間部9を経て手指乾燥空
間を負圧にするために排気口3とを備えている。
【0007】前記本体は、トイレの洗面所等の垂直な壁
面等に適宜手段により固定されるもので、例えば、フロ
ント部に各種形状の手指の投入口2を有し、その内部の
下方向に水受皿8等を介してドレイン装置を配設させて
いる。
面等に適宜手段により固定されるもので、例えば、フロ
ント部に各種形状の手指の投入口2を有し、その内部の
下方向に水受皿8等を介してドレイン装置を配設させて
いる。
【0008】そして、この本体内の空間部9の奥方には
ファン等から構成されたブロア手段5が設けられると共
に、このブロア手段5は、塵埃等の飛散防止手段として
フィルタ61を介してダクト手段10に連通している。
ファン等から構成されたブロア手段5が設けられると共
に、このブロア手段5は、塵埃等の飛散防止手段として
フィルタ61を介してダクト手段10に連通している。
【0009】前記ダクト手段10はフイルタ62を介し
て外気に開口された排気口に連通した分岐路を有してい
ると共に、本体1の投入口2近傍の側面に開口された吹
出口7に連通されている。
て外気に開口された排気口に連通した分岐路を有してい
ると共に、本体1の投入口2近傍の側面に開口された吹
出口7に連通されている。
【0010】前記フィルタ61.62は、圧力損失が少
なく且つ細菌や微塵を効率的に除去できるものであれ
ば、特に、限定するものではないが、例えば、ヘパフィ
ルターを用いることが好ましい。これには、例えば、菌
類を微粒子と共にヘパ(HEPA)フィルター(高性能
フィルター)で塵埃とともに除去する一方、他の手段、
例えば、燻蒸などの殺菌処理を組み合わせたり、ヘパフ
ィルターそのものとして、濾材中に抗菌材である銀ゼオ
ライト微粒子を配合して抗菌化したものを使用したり、
更に、濾過材を合成樹脂繊維に配合した紡糸を用いた不
繊布などとした特殊なものを用いることで、本体1の雰
囲気を浄化して排出する仕組みとするものである。ま
た、前記フイルタ61にはフィルタ62よりもやや圧力
損失の小さいものを使用することで、前記ブロア手段5
により吸引排気されたエアは、空間部9からブロア手段
5を経て一部を排気口3より外気に排出させながら吹出
口7へ至るので、これらの管路内を後述する加熱手段4
により暖められたエアが強制循環することになる。
なく且つ細菌や微塵を効率的に除去できるものであれ
ば、特に、限定するものではないが、例えば、ヘパフィ
ルターを用いることが好ましい。これには、例えば、菌
類を微粒子と共にヘパ(HEPA)フィルター(高性能
フィルター)で塵埃とともに除去する一方、他の手段、
例えば、燻蒸などの殺菌処理を組み合わせたり、ヘパフ
ィルターそのものとして、濾材中に抗菌材である銀ゼオ
ライト微粒子を配合して抗菌化したものを使用したり、
更に、濾過材を合成樹脂繊維に配合した紡糸を用いた不
繊布などとした特殊なものを用いることで、本体1の雰
囲気を浄化して排出する仕組みとするものである。ま
た、前記フイルタ61にはフィルタ62よりもやや圧力
損失の小さいものを使用することで、前記ブロア手段5
により吸引排気されたエアは、空間部9からブロア手段
5を経て一部を排気口3より外気に排出させながら吹出
口7へ至るので、これらの管路内を後述する加熱手段4
により暖められたエアが強制循環することになる。
【0011】前記加熱手段4は吹出口7の直前のダクト
手段10の外周へ添設されている。この加熱手段4は、
ハロゲンヒータ等からなるもので、内部のフィラメント
の両端から出ているヒータ線をコネクタを介してAC電
源やトライアックに接続させ、投入口付近に接して手指
の挿入検知する各種の検知器等と接続された通電制御信
号によってオン/オフ駆動することで、AC電源からの
ハロゲンヒータへの通電を断続的に行うようにする。
尚、上記加熱手段4の上半分を、ヒータ熱を効率よく供
給するために金属製反射板で覆っても良い。
手段10の外周へ添設されている。この加熱手段4は、
ハロゲンヒータ等からなるもので、内部のフィラメント
の両端から出ているヒータ線をコネクタを介してAC電
源やトライアックに接続させ、投入口付近に接して手指
の挿入検知する各種の検知器等と接続された通電制御信
号によってオン/オフ駆動することで、AC電源からの
ハロゲンヒータへの通電を断続的に行うようにする。
尚、上記加熱手段4の上半分を、ヒータ熱を効率よく供
給するために金属製反射板で覆っても良い。
【0012】本発明は、上記の如く構成したもので、濡
れた手指を乾燥させる場合には、投入口2から挿入され
た手指を、ブロア手段5による本体内のエア循環で効率
的に乾燥させるものであり、従って、投入口2では常に
内部の空間部9に向けて負圧となっていることから、従
来の吹き付け型の乾燥装置と異なり、投入口2から塵埃
等を散乱させることがない。
れた手指を乾燥させる場合には、投入口2から挿入され
た手指を、ブロア手段5による本体内のエア循環で効率
的に乾燥させるものであり、従って、投入口2では常に
内部の空間部9に向けて負圧となっていることから、従
来の吹き付け型の乾燥装置と異なり、投入口2から塵埃
等を散乱させることがない。
【発明の効果】本発明は、上記の如く、吸引による飛散
防止手段、具体的には、少なくとも内部へ手指を挿入可
能な投入口と、内部の不要な雰囲気を排出させる排気口
とを備えた手指除菌乾燥装置において、装置の本体内の
投入口の近傍に加熱手段を設ける一方、ブロア手段を介
してエアを循環させる管路を構成したので、単に、送風
手段を用いて乾燥させるものと比較して、乾燥工程で投
入口から微塵等を散乱させずに衛生的な手指の乾燥を行
うことができる。また、フィルタにより外気及び循環エ
アに対しては十分に細菌類を除去されるので、更に、衛
生的で且つ効率的な手指の除菌乾燥を行える画期的で且
つ有意義な発明である。
防止手段、具体的には、少なくとも内部へ手指を挿入可
能な投入口と、内部の不要な雰囲気を排出させる排気口
とを備えた手指除菌乾燥装置において、装置の本体内の
投入口の近傍に加熱手段を設ける一方、ブロア手段を介
してエアを循環させる管路を構成したので、単に、送風
手段を用いて乾燥させるものと比較して、乾燥工程で投
入口から微塵等を散乱させずに衛生的な手指の乾燥を行
うことができる。また、フィルタにより外気及び循環エ
アに対しては十分に細菌類を除去されるので、更に、衛
生的で且つ効率的な手指の除菌乾燥を行える画期的で且
つ有意義な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概要図である。
1 乾燥装置本体 2 投入口 3 排気口 4 加熱手段(ハロゲンランプヒータ) 5 ブロア手段 61 フィルタ 62 フィルタ 7 吹出口 8 水受皿 9 空間部 10 ダクト手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 団村 芳和 東京都港区芝2丁目27番11号 フィグラ株 式会社内 (72)発明者 金田 吉見 東京都港区芝2丁目27番11号 フィグラ株 式会社内 (72)発明者 瓜澤 進 東京都港区芝2丁目27番11号 フィグラ株 式会社内 (72)発明者 増山 雄三 東京都港区芝2丁目27番11号 フィグラ株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも内部の空間部に対して手指を挿
入可能な投入口を設けたエア循環式手指除菌乾燥装置に
おいて、前記空間部へブロア手段を介して吹出口にエア
を導出させるダクト手段を形成し、該ダクト手段へは吹
出口を前記投入口の周壁へ開口させたことを特徴とする
エア循環式手指除菌乾燥装置。 - 【請求項2】前記ダクト手段へ外気に連通する排気口を
設けたことを特徴とする請求項1に記載のエア循環式手
指除菌乾燥装置。 - 【請求項3】前記ダクト手段のブロア手段からのエア導
入部へフィルタを設けたことを特徴とする請求項1に記
載のエア循環式手指除菌乾燥装置。 - 【請求項4】前記ダクト手段の排気口へのエア導入部へ
フィルタを設けたことを特徴とする請求項1に記載のエ
ア循環式手指除菌乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000108712A JP2001245819A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | エア循環式手指除菌乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000108712A JP2001245819A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | エア循環式手指除菌乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001245819A true JP2001245819A (ja) | 2001-09-11 |
Family
ID=18621508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000108712A Pending JP2001245819A (ja) | 2000-03-07 | 2000-03-07 | エア循環式手指除菌乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001245819A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4474483B1 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-06-02 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
WO2010089925A1 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-12 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
CN114763796A (zh) * | 2021-01-15 | 2022-07-19 | Toto株式会社 | 手烘干装置 |
-
2000
- 2000-03-07 JP JP2000108712A patent/JP2001245819A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4474483B1 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-06-02 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
WO2010089927A1 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-12 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
WO2010089925A1 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-12 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
JP2010178970A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Sharp Corp | 手乾燥装置 |
JP2010178968A (ja) * | 2009-02-06 | 2010-08-19 | Sharp Corp | 手乾燥装置 |
JP4567793B2 (ja) * | 2009-02-06 | 2010-10-20 | シャープ株式会社 | 手乾燥装置 |
US8607472B2 (en) | 2009-02-06 | 2013-12-17 | Sharp Kabushiki Kaisha | Hand dryer |
CN114763796A (zh) * | 2021-01-15 | 2022-07-19 | Toto株式会社 | 手烘干装置 |
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