JP3301862B2 - 除湿・乾燥ユニット - Google Patents
除湿・乾燥ユニットInfo
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- JP3301862B2 JP3301862B2 JP14987994A JP14987994A JP3301862B2 JP 3301862 B2 JP3301862 B2 JP 3301862B2 JP 14987994 A JP14987994 A JP 14987994A JP 14987994 A JP14987994 A JP 14987994A JP 3301862 B2 JP3301862 B2 JP 3301862B2
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- Japan
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- dehumidifying
- dehumidifying element
- drying unit
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿用素子を用いた除
湿・乾燥ユニットに関する。
湿・乾燥ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ケース内に除湿用素子を備え、
この除湿用素子を通る空気を除湿、乾燥すると共に、上
記除湿用素子に熱を加えて、それを再生する除湿・乾燥
ユニットは知られている。この種のものでは、除湿用素
子を再生するに際し、除湿用素子の例えば上流に電気ヒ
ータを設けておいて、このヒータを通って暖められた空
気を除湿用素子に通すことにより、その素子に含まれる
水分を除去して、素子を再生するようにしている。
この除湿用素子を通る空気を除湿、乾燥すると共に、上
記除湿用素子に熱を加えて、それを再生する除湿・乾燥
ユニットは知られている。この種のものでは、除湿用素
子を再生するに際し、除湿用素子の例えば上流に電気ヒ
ータを設けておいて、このヒータを通って暖められた空
気を除湿用素子に通すことにより、その素子に含まれる
水分を除去して、素子を再生するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、ヒータを別途設けているので、装置が大形化
するし、また空気を媒体にして除湿用素子に熱を付与し
ているので、間接的であり、素子の再生に長時間を要
し、再生効率が悪いという問題がある。
構成では、ヒータを別途設けているので、装置が大形化
するし、また空気を媒体にして除湿用素子に熱を付与し
ているので、間接的であり、素子の再生に長時間を要
し、再生効率が悪いという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、除湿用素子を効率よく再
生することのできる、除湿・乾燥ユニットを提供するこ
とにある。
技術が有する問題点を解消し、除湿用素子を効率よく再
生することのできる、除湿・乾燥ユニットを提供するこ
とにある。
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る空気を除湿、乾燥させると共に、前記除湿
用素子に熱を加えて再生させるようにした除湿・乾燥ユ
ニットにおいて、前記除湿用素子をフルート部とライナ
ー部とから構成されるハニカム状に形成すると共に、前
記フルート部及び/又は前記ライナー部に面状の発熱体
を設け、かつ、前記ケースに吸込口と、吹出口と、換気
口と、排気口とを設け、換気口は除湿用素子をバイパス
して吸込口と室外とを連通し、さらに、排気口は除湿用
素子を介して吸込口と室外とを連通すると共に、前記ケ
ースの室内に臨ませて室内空気の吸込口と、前記除湿用
素子を通過した空気の吹出口とを配設したものである。
に、本発明は、ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る空気を除湿、乾燥させると共に、前記除湿
用素子に熱を加えて再生させるようにした除湿・乾燥ユ
ニットにおいて、前記除湿用素子をフルート部とライナ
ー部とから構成されるハニカム状に形成すると共に、前
記フルート部及び/又は前記ライナー部に面状の発熱体
を設け、かつ、前記ケースに吸込口と、吹出口と、換気
口と、排気口とを設け、換気口は除湿用素子をバイパス
して吸込口と室外とを連通し、さらに、排気口は除湿用
素子を介して吸込口と室外とを連通すると共に、前記ケ
ースの室内に臨ませて室内空気の吸込口と、前記除湿用
素子を通過した空気の吹出口とを配設したものである。
【0008】
【0009】
【作用】 本発明によれば、除湿用素子を備えたケース
に吸込口と、吹出口と、換気口と、排気口とを設け、換
気口は除湿用素子をバイパスして吸込口と室外とを連通
し、さらに、排気口は除湿用素子を介して吸込口と室外
とを連通すると共に、前記ケースの室内に臨ませて室内
空気の吸込口と、前記除湿用素子を通過した空気の吹出
口とを配設したコンパクトな設計の除湿・乾燥ユニット
が得られ、室内の空気が循環するときには、まず、室内
の空気は吸込口からケース内に吸い込まれ、通風路内の
除湿用素子により水分を吸着され、除湿され、吹出口か
ら吹出されて室内に戻される。その除湿用素子が再生さ
れる際には、フルート部及び/又はライナー部に設けら
れた面状の発熱体が、除湿用素子に熱を付与し、この熱
により除湿用素子の水分が除去されて再生される。
に吸込口と、吹出口と、換気口と、排気口とを設け、換
気口は除湿用素子をバイパスして吸込口と室外とを連通
し、さらに、排気口は除湿用素子を介して吸込口と室外
とを連通すると共に、前記ケースの室内に臨ませて室内
空気の吸込口と、前記除湿用素子を通過した空気の吹出
口とを配設したコンパクトな設計の除湿・乾燥ユニット
が得られ、室内の空気が循環するときには、まず、室内
の空気は吸込口からケース内に吸い込まれ、通風路内の
除湿用素子により水分を吸着され、除湿され、吹出口か
ら吹出されて室内に戻される。その除湿用素子が再生さ
れる際には、フルート部及び/又はライナー部に設けら
れた面状の発熱体が、除湿用素子に熱を付与し、この熱
により除湿用素子の水分が除去されて再生される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1において、1は浴室を示している。近
年では、この浴室1を除湿、乾燥室として機能させて、
衣類3を乾燥することが行われる。
年では、この浴室1を除湿、乾燥室として機能させて、
衣類3を乾燥することが行われる。
【0012】浴室1の壁部には除湿・乾燥ユニット10
0が取り付けられている。この実施例に係る除湿・乾燥
ユニット100はコンパクトな設計であり、例えば、換
気扇取付枠等にダクト工事なくして取り付けが可能にな
っている。
0が取り付けられている。この実施例に係る除湿・乾燥
ユニット100はコンパクトな設計であり、例えば、換
気扇取付枠等にダクト工事なくして取り付けが可能にな
っている。
【0013】除湿・乾燥ユニット100は、図2及び図
3に示すように、ケース10を含み、このケース10に
は吸込口11、吹出口13、換気口15、並びに排気口
17が設けられている。また、ケース10には内部を長
手方向に仕切る仕切壁21と、短手方向に仕切る仕切壁
23とが設けられ、これらによって仕切られた通風路、
即ち、吸込口11から吹出口13につながる通風路25
内には、上流側から綿埃等を取り除く除塵フィルタ26
と、除湿用素子29とが配置されている。31は送風機
である。
3に示すように、ケース10を含み、このケース10に
は吸込口11、吹出口13、換気口15、並びに排気口
17が設けられている。また、ケース10には内部を長
手方向に仕切る仕切壁21と、短手方向に仕切る仕切壁
23とが設けられ、これらによって仕切られた通風路、
即ち、吸込口11から吹出口13につながる通風路25
内には、上流側から綿埃等を取り除く除塵フィルタ26
と、除湿用素子29とが配置されている。31は送風機
である。
【0014】除湿用素子29は、図4に示すように、セ
ラミクスハニカム積層体であり、ライナー部29aと波
状のフルート部29bとを含み、これらライナー部29
a、フルート部29bの全面に水分を吸着する。
ラミクスハニカム積層体であり、ライナー部29aと波
状のフルート部29bとを含み、これらライナー部29
a、フルート部29bの全面に水分を吸着する。
【0015】これらはセラミクスハニカム積層体に、金
属ケイ酸塩ゲルを重合反応させた材料で構成される。金
属ケイ酸塩ゲルは、例えば、シリカゲルにコバルト、
鉄、マンガン等の複数の金属を組み合わせたものであ
る。
属ケイ酸塩ゲルを重合反応させた材料で構成される。金
属ケイ酸塩ゲルは、例えば、シリカゲルにコバルト、
鉄、マンガン等の複数の金属を組み合わせたものであ
る。
【0016】この除湿用素子29は、後述するように、
そこに吸着した水分を熱で除去することにより再生され
る。
そこに吸着した水分を熱で除去することにより再生され
る。
【0017】しかして、図5に示すように、水分を除去
するために、ライナー部29aには面状の発熱体27が
設けられる。
するために、ライナー部29aには面状の発熱体27が
設けられる。
【0018】ライナー部29aを構成するに際しては、
例えば、図6aに示すように、発熱体27の片面に水分
吸着剤30を設けてもよく、図6bに示すように、発熱
体27の両面に水分吸着剤30を設けてもよい。また、
図6cに示すように、ライナー部29aを発熱体27の
みで構成してもよい。
例えば、図6aに示すように、発熱体27の片面に水分
吸着剤30を設けてもよく、図6bに示すように、発熱
体27の両面に水分吸着剤30を設けてもよい。また、
図6cに示すように、ライナー部29aを発熱体27の
みで構成してもよい。
【0019】除湿用素子29の更に上流には、図3から
も明らかなように、電動式の換気ダンパ33が設けら
れ、このダンパ33がaの位置に達すると、浴室1から
の空気は除湿用素子29等を通らずに、換気口15を通
じて直接外に排出される。この状態で運転されれば、浴
室1内は換気される。これによれば、換気口15とダン
パ33と送風機31とで換気装置が構成される。
も明らかなように、電動式の換気ダンパ33が設けら
れ、このダンパ33がaの位置に達すると、浴室1から
の空気は除湿用素子29等を通らずに、換気口15を通
じて直接外に排出される。この状態で運転されれば、浴
室1内は換気される。これによれば、換気口15とダン
パ33と送風機31とで換気装置が構成される。
【0020】また、除湿用素子29の下流には2つの電
動式の排気ダンパ35が設けられている。このダンパ3
5が夫々aの位置に達し、上記のダンパ33がbの位置
に達すると、浴室1から吸込まれた空気は除湿用素子2
9を通過して、排気口17を通じて直接外に排出され
る。この時には、浴室1からの空気は発熱体27で加熱
され、除湿用素子29(ライナー部29a、フルート部
29bの全面)に吸着された水分を除去して、そのまゝ
排気口17から外に排出される。これによれば、除湿用
素子29が再生される。
動式の排気ダンパ35が設けられている。このダンパ3
5が夫々aの位置に達し、上記のダンパ33がbの位置
に達すると、浴室1から吸込まれた空気は除湿用素子2
9を通過して、排気口17を通じて直接外に排出され
る。この時には、浴室1からの空気は発熱体27で加熱
され、除湿用素子29(ライナー部29a、フルート部
29bの全面)に吸着された水分を除去して、そのまゝ
排気口17から外に排出される。これによれば、除湿用
素子29が再生される。
【0021】ダンパ33、35が夫々bの位置に達する
と、浴室1から吸込まれた空気は、除湿用素子29を通
過したのち、吹出口13を通って浴室1内に戻される。
この時には発熱体27はOFFで、浴室1内の空気は除
湿用素子29(ライナー部29a、フルート部29b)
により専ら除湿されて戻される。これによれば、浴室1
内は除湿、乾燥される。
と、浴室1から吸込まれた空気は、除湿用素子29を通
過したのち、吹出口13を通って浴室1内に戻される。
この時には発熱体27はOFFで、浴室1内の空気は除
湿用素子29(ライナー部29a、フルート部29b)
により専ら除湿されて戻される。これによれば、浴室1
内は除湿、乾燥される。
【0022】しかして、この実施例によれば、除湿・乾
燥ユニット100はコンパクト、且つきわめて機能的に
まとめて構成される。
燥ユニット100はコンパクト、且つきわめて機能的に
まとめて構成される。
【0023】コンパクトであるが故に、このユニット1
00は、例えば、換気扇枠にも固定が可能である。従っ
て、従来タイプの天井埋込み式等と違って、後付けが可
能であり、しかもダクト工事や、ドレン処理工事等が不
要であるので、新築や、リフォーム時等に限らず簡単に
取り付けることができる。
00は、例えば、換気扇枠にも固定が可能である。従っ
て、従来タイプの天井埋込み式等と違って、後付けが可
能であり、しかもダクト工事や、ドレン処理工事等が不
要であるので、新築や、リフォーム時等に限らず簡単に
取り付けることができる。
【0024】以上、説明した除湿・乾燥ユニット100
の運転に際しては、つぎのように制御することが望まし
い。
の運転に際しては、つぎのように制御することが望まし
い。
【0025】まず、浴室1内の除湿・乾燥運転に先立っ
て、浴室1内の水分を除去するために、浴室1内の換気
を十分に行う。この場合には、上述したように、換気ダ
ンパ33をaの位置にセットして、送風機31を運転す
る。浴室1内を換気しておけば、その後の除湿・乾燥運
転が効率よく行われる。
て、浴室1内の水分を除去するために、浴室1内の換気
を十分に行う。この場合には、上述したように、換気ダ
ンパ33をaの位置にセットして、送風機31を運転す
る。浴室1内を換気しておけば、その後の除湿・乾燥運
転が効率よく行われる。
【0026】ついで、換気ダンパ33をbの位置にセッ
トし、排気ダンパ35をaの位置にセットする。
トし、排気ダンパ35をaの位置にセットする。
【0027】これによれば、発熱体27で加熱された空
気が、除湿用素子29(ライナー部29a、フルート部
29bの全面)に吸着された水分を除去して、それを排
気口17の外に排出するので、素子29は再生される。
気が、除湿用素子29(ライナー部29a、フルート部
29bの全面)に吸着された水分を除去して、それを排
気口17の外に排出するので、素子29は再生される。
【0028】上記2つの過程を経たのちに、発熱体27
をOFFにし、換気ダンパ33、及び排気ダンパ35を
bの位置にセットする。これによれば、浴室1内の空気
は、除湿用素子29を通じて除湿されて浴室1内に戻
る。これにより、そこに吊されている衣類3は乾燥す
る。
をOFFにし、換気ダンパ33、及び排気ダンパ35を
bの位置にセットする。これによれば、浴室1内の空気
は、除湿用素子29を通じて除湿されて浴室1内に戻
る。これにより、そこに吊されている衣類3は乾燥す
る。
【0029】上述したダンパ33、35の制御に関して
は、リモートコントローラ(図示せず)からの制御が可
能であり、そこに「換気のみ」「再生」「除湿、乾燥」
等の表示を設けておけば、手軽に操作することができ
る。
は、リモートコントローラ(図示せず)からの制御が可
能であり、そこに「換気のみ」「再生」「除湿、乾燥」
等の表示を設けておけば、手軽に操作することができ
る。
【0030】また、吸込口11の近傍に湿度センサを設
けておき、そのデータに従って運転をコントロールする
ようにすれば、初期換気が必要か否かの判断等を加える
ことができ、より実情にあった制御が可能になる。
けておき、そのデータに従って運転をコントロールする
ようにすれば、初期換気が必要か否かの判断等を加える
ことができ、より実情にあった制御が可能になる。
【0031】図7、及び図8は他の実施例を示してい
る。
る。
【0032】この実施例では、除湿用素子29を構成す
るライナー部29a、及びフルート部29bのすべてに
面状の発熱体27が設けられる。
るライナー部29a、及びフルート部29bのすべてに
面状の発熱体27が設けられる。
【0033】ライナー部29a、及びフルート部29b
を構成するに際しては、例えば、図8aに示すように、
発熱体27の片面に水分吸着剤30を設けてもよく、図
8bに示すように、発熱体27の両面に水分吸着剤30
を設けてもよい。また、図8cに示すように、ライナー
部29a、或いはフルート部29bを発熱体27のみで
構成してもよい。
を構成するに際しては、例えば、図8aに示すように、
発熱体27の片面に水分吸着剤30を設けてもよく、図
8bに示すように、発熱体27の両面に水分吸着剤30
を設けてもよい。また、図8cに示すように、ライナー
部29a、或いはフルート部29bを発熱体27のみで
構成してもよい。
【0034】図9、及び図10は他の実施例を示してい
る。
る。
【0035】この実施例では、除湿用素子29を構成す
る波形のフルート部29bのみに面状の発熱体27が設
けられる。
る波形のフルート部29bのみに面状の発熱体27が設
けられる。
【0036】フルート部29bを構成するに際しては、
例えば、図10aに示すように、発熱体27の片面に水
分吸着剤30を設けてもよく、図10bに示すように、
発熱体27の両面に水分吸着剤30を設けてもよい。
例えば、図10aに示すように、発熱体27の片面に水
分吸着剤30を設けてもよく、図10bに示すように、
発熱体27の両面に水分吸着剤30を設けてもよい。
【0037】要するに、いずれの実施例においても、ラ
イナー部29a及び/又はフルート部29bが発熱体2
7により直接加熱されるので、従来のように、電気ヒー
タで空気を加熱して、その空気により除湿用素子29を
再生する場合に比べて、熱ロスが少なくなり、再生に要
する時間も少なくなり、再生効率を格段に向上させるこ
とができる等の効果を奏する。
イナー部29a及び/又はフルート部29bが発熱体2
7により直接加熱されるので、従来のように、電気ヒー
タで空気を加熱して、その空気により除湿用素子29を
再生する場合に比べて、熱ロスが少なくなり、再生に要
する時間も少なくなり、再生効率を格段に向上させるこ
とができる等の効果を奏する。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、ケース内に除湿用素子を備え、この除湿用素子を通
る空気を除湿、乾燥させると共に、前記除湿用素子に熱
を加えて再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにお
いて、前記除湿用素子をフルート部とライナー部とから
構成されるハニカム状に形成すると共に、前記フルート
部及び/又は前記ライナー部に面状の発熱体を設け、か
つ、前記ケースに吸込口と、吹出口と、換気口と、排気
口とを設け、換気口は除湿用素子をバイパスして吸込口
と室外とを連通し、さらに、排気口は除湿用素子を介し
て吸込口と室外とを連通すると共に、前記ケースの室内
に臨ませて室内空気の吸込口と、前記除湿用素子を通過
した空気の吹出口とを配設したので、ダクト工事やドレ
ン処理工事等をしないで簡単に取付けられ、かつ、除湿
・ 乾燥運転が効率良く行われるコンパクトな除湿・乾燥
ユニットを提供できる。更に、このユニットに使用され
ているライナー部及び/又はフルート部を発熱体により
直接加熱するので、除湿用素子の再生効率を従来のもの
に比べて格段に向上させた除湿・乾燥ユニットを提供す
ることができる。
は、ケース内に除湿用素子を備え、この除湿用素子を通
る空気を除湿、乾燥させると共に、前記除湿用素子に熱
を加えて再生させるようにした除湿・乾燥ユニットにお
いて、前記除湿用素子をフルート部とライナー部とから
構成されるハニカム状に形成すると共に、前記フルート
部及び/又は前記ライナー部に面状の発熱体を設け、か
つ、前記ケースに吸込口と、吹出口と、換気口と、排気
口とを設け、換気口は除湿用素子をバイパスして吸込口
と室外とを連通し、さらに、排気口は除湿用素子を介し
て吸込口と室外とを連通すると共に、前記ケースの室内
に臨ませて室内空気の吸込口と、前記除湿用素子を通過
した空気の吹出口とを配設したので、ダクト工事やドレ
ン処理工事等をしないで簡単に取付けられ、かつ、除湿
・ 乾燥運転が効率良く行われるコンパクトな除湿・乾燥
ユニットを提供できる。更に、このユニットに使用され
ているライナー部及び/又はフルート部を発熱体により
直接加熱するので、除湿用素子の再生効率を従来のもの
に比べて格段に向上させた除湿・乾燥ユニットを提供す
ることができる。
【図1】本発明による除湿・乾燥ユニットを建屋に取付
けた状態を示す断面図。
けた状態を示す断面図。
【図2】本発明による除湿・乾燥ユニットの一実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】図2の縦断面図。
【図4】除湿用素子を示す斜視図。
【図5】ライナー部及びフルート部を示す拡大斜視図。
【図6】a,b,cはライナー部に発熱体を設けた状態
を示す断面図。
を示す断面図。
【図7】ライナー部及びフルート部の他の実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図8】a,b,cはライナー部及び/又はフルート部
に発熱体を設けた状態の他の実施例を示す断面図。
に発熱体を設けた状態の他の実施例を示す断面図。
【図9】ライナー部及びフルート部の別の実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図10】a,b,cはフルート部に発熱体を設けた状
態の別の実施例を示す断面図。
態の別の実施例を示す断面図。
1 浴室 10 ケース 11 吸込口 13 吹出口 15 換気口 17 排気口 21,23 仕切壁 25 通風路 26 除塵フィルタ 27 面状の発熱体 29 除湿用素子 29a ライナー部 29b フルート部 31 送風機 33 換気ダンパ 35 排気ダンパ 100 除湿・乾燥ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−55071(JP,A) 特開 平5−164359(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F26B 21/00 - 25/22
Claims (1)
- 【請求項1】 ケース内に除湿用素子を備え、この除湿
用素子を通る空気を除湿、乾燥させると共に、前記除湿
用素子に熱を加えて再生させるようにした除湿・乾燥ユ
ニットにおいて、前記除湿用素子をフルート部とライナ
ー部とから構成されるハニカム状に形成すると共に、前
記フルート部及び/又は前記ライナー部に面状の発熱体
を設け、かつ、前記ケースに吸込口と、吹出口と、換気
口と、排気口とを設け、換気口は除湿用素子をバイパス
して吸込口と室外とを連通し、さらに、排気口は除湿用
素子を介して吸込口と室外とを連通すると共に、前記ケ
ースの室内に臨ませて室内空気の吸込口と、前記除湿用
素子を通過した空気の吹出口とを配設したことを特徴ケ
ースる除湿・乾燥ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987994A JP3301862B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 除湿・乾燥ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14987994A JP3301862B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 除湿・乾燥ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814747A JPH0814747A (ja) | 1996-01-19 |
JP3301862B2 true JP3301862B2 (ja) | 2002-07-15 |
Family
ID=15484637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14987994A Expired - Fee Related JP3301862B2 (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 除湿・乾燥ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3301862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6406534B2 (ja) * | 2014-03-31 | 2018-10-17 | Toto株式会社 | 浴室乾燥機 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14987994A patent/JP3301862B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH0814747A (ja) | 1996-01-19 |
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