JP2000317251A - 静止型除湿乾燥装置 - Google Patents
静止型除湿乾燥装置Info
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- JP2000317251A JP2000317251A JP11127002A JP12700299A JP2000317251A JP 2000317251 A JP2000317251 A JP 2000317251A JP 11127002 A JP11127002 A JP 11127002A JP 12700299 A JP12700299 A JP 12700299A JP 2000317251 A JP2000317251 A JP 2000317251A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、構造を簡素化し、低価格化を図
ることができる静止型除湿乾燥装置を得る。 【解決手段】 通風路9の排出通路16との接続部より
送風機13側から分岐して、通風路9の出口端側に接続
されたバイパス通路11と、除湿行程時には、バイパス
通路11の分岐部と排出通路16の接続部との間の通風
路9を開放し、かつ、排出通路16の接続部を閉止し、
再生行程時には、バイパス通路11の分岐部と排出通路
16の接続部との間の通風路9を閉止し、かつ、排出通
路16の接続部を開放するように構成された通風路切り
換え用の電動ダンパ15とを備えている。
ることができる静止型除湿乾燥装置を得る。 【解決手段】 通風路9の排出通路16との接続部より
送風機13側から分岐して、通風路9の出口端側に接続
されたバイパス通路11と、除湿行程時には、バイパス
通路11の分岐部と排出通路16の接続部との間の通風
路9を開放し、かつ、排出通路16の接続部を閉止し、
再生行程時には、バイパス通路11の分岐部と排出通路
16の接続部との間の通風路9を閉止し、かつ、排出通
路16の接続部を開放するように構成された通風路切り
換え用の電動ダンパ15とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静止型吸着除湿
エレメントを使い対象空間を乾燥雰囲気にする除湿方法
に属する技術分野および静止型吸着除湿エレメントを組
み込んだ静止型除湿乾燥装置の技術分野に関するもので
ある。
エレメントを使い対象空間を乾燥雰囲気にする除湿方法
に属する技術分野および静止型吸着除湿エレメントを組
み込んだ静止型除湿乾燥装置の技術分野に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としては、例えば浴室を乾
燥雰囲気にして衣類等の乾燥室として利用できるように
する乾燥装置が知られており、例えば特開平9−192
443号公報に記載されているように、可逆的な吸湿と
放湿とが可能な静止型吸着除湿エレメントを組み込んで
構成されている。
燥雰囲気にして衣類等の乾燥室として利用できるように
する乾燥装置が知られており、例えば特開平9−192
443号公報に記載されているように、可逆的な吸湿と
放湿とが可能な静止型吸着除湿エレメントを組み込んで
構成されている。
【0003】図11および図12はそれぞれ例えば特開
平9−192443号公報に記載されている静止型除湿
乾燥装置を示す横断面図および縦断面図である。図11
および図12において、静止型吸着除湿エレメント10
1は、シリカゲル等の吸着剤を付着させたコルゲート構
造材を積層して、処理空気を通す直線状の多数の通路1
02が全体に渡って分布する六面体のブロックとして構
成され、室内吹出口107と室内吸込口108とを出口
端と入口端として室内にそれぞれ開口した通風路109
の途中にその通路102による通風が可能に配設されて
いる。通風路109は浴室等の除湿対象となる室の天井
裏等に取り付けられる本体ケーシング111内に画成さ
れ、その室内吹出口107と室内吸込口108とが本体
ケーシング111の下面に互いに離反して室内に向かっ
て開口されている。室内吹出口107と室内吸込口10
8とにはグリルが設けられ、室内吸込口108のグリル
の内方にはフィルタ112が装着されている。
平9−192443号公報に記載されている静止型除湿
乾燥装置を示す横断面図および縦断面図である。図11
および図12において、静止型吸着除湿エレメント10
1は、シリカゲル等の吸着剤を付着させたコルゲート構
造材を積層して、処理空気を通す直線状の多数の通路1
02が全体に渡って分布する六面体のブロックとして構
成され、室内吹出口107と室内吸込口108とを出口
端と入口端として室内にそれぞれ開口した通風路109
の途中にその通路102による通風が可能に配設されて
いる。通風路109は浴室等の除湿対象となる室の天井
裏等に取り付けられる本体ケーシング111内に画成さ
れ、その室内吹出口107と室内吸込口108とが本体
ケーシング111の下面に互いに離反して室内に向かっ
て開口されている。室内吹出口107と室内吸込口10
8とにはグリルが設けられ、室内吸込口108のグリル
の内方にはフィルタ112が装着されている。
【0004】この通風路109の静止型吸着除湿エレメ
ント101より室内吸込口108側には、通風路109
に室内吸込口108から静止型吸着除湿エレメント10
1の各通路102を経て室内吹出口107へ向かう室内
空気による気流を形成する送風機113が組み込まれて
いる。また、この通風路109の静止型吸着除湿エレメ
ント101より室内吹出口107側には、当該部を通過
する空気を加熱昇温するヒータ114が通風路109を
横断する状態に組み込まれている。通風路109の静止
型吸着除湿エレメント101と送風機113との間に
は、電動ダンパ115により開閉でき、一端が室外に連
絡する排気通路116が連絡されている。通風路109
の排気通路116との連絡部と送風機113との間に
は、通風路109の当該部を開閉する電動ダンパ117
が設けられている。静止型吸着除湿エレメント101の
近傍には、その通路102で構成される通風路109の
部分に平行に再生用通路118が構成されている。この
再生用通路118は、一端が送風機113の吹出口近く
の通風路109に連絡し、他端が室内吹出口107とヒ
ータ114との間の通風路109に連絡している。電動
ダンパ117は、通風路109の開放により再生用通路
118を閉止し、通風路109の閉止により再生用通路
118を開放する構成である。
ント101より室内吸込口108側には、通風路109
に室内吸込口108から静止型吸着除湿エレメント10
1の各通路102を経て室内吹出口107へ向かう室内
空気による気流を形成する送風機113が組み込まれて
いる。また、この通風路109の静止型吸着除湿エレメ
ント101より室内吹出口107側には、当該部を通過
する空気を加熱昇温するヒータ114が通風路109を
横断する状態に組み込まれている。通風路109の静止
型吸着除湿エレメント101と送風機113との間に
は、電動ダンパ115により開閉でき、一端が室外に連
絡する排気通路116が連絡されている。通風路109
の排気通路116との連絡部と送風機113との間に
は、通風路109の当該部を開閉する電動ダンパ117
が設けられている。静止型吸着除湿エレメント101の
近傍には、その通路102で構成される通風路109の
部分に平行に再生用通路118が構成されている。この
再生用通路118は、一端が送風機113の吹出口近く
の通風路109に連絡し、他端が室内吹出口107とヒ
ータ114との間の通風路109に連絡している。電動
ダンパ117は、通風路109の開放により再生用通路
118を閉止し、通風路109の閉止により再生用通路
118を開放する構成である。
【0005】このように構成された従来の静止型除湿乾
燥装置では、電動ダンパ115、117、送風機113
およびヒータ114が制御され、除湿行程と再生行程と
が交互に繰り返されて設置された室内を乾燥雰囲気にす
る。即ち、除湿行程では、送風機113が運転され、電
動ダンパ115が排気通路116を閉止する側に動作さ
れ、電動ダンパ117が通風路109を開放し、再生用
通路118を閉止する側に動作され、ヒーター114へ
の通電が断たれている。
燥装置では、電動ダンパ115、117、送風機113
およびヒータ114が制御され、除湿行程と再生行程と
が交互に繰り返されて設置された室内を乾燥雰囲気にす
る。即ち、除湿行程では、送風機113が運転され、電
動ダンパ115が排気通路116を閉止する側に動作さ
れ、電動ダンパ117が通風路109を開放し、再生用
通路118を閉止する側に動作され、ヒーター114へ
の通電が断たれている。
【0006】これにより、送風機113により室内の空
気が室内吸込口108から通風路109内に吸い込まれ
る。この吸い込まれた空気は、図9中実線矢印方向から
静止型吸着除湿エレメント101の各通路102を通過
し、室内吹出口107から室内に吹き出され、これによ
り、室内空気が循環する。吸い込まれた室内空気は静止
型吸着除湿エレメント101の各通路102を通過する
ことにより除湿されて乾燥空気として室内に戻され、こ
れにより室内が乾燥雰囲気へと進行する。
気が室内吸込口108から通風路109内に吸い込まれ
る。この吸い込まれた空気は、図9中実線矢印方向から
静止型吸着除湿エレメント101の各通路102を通過
し、室内吹出口107から室内に吹き出され、これによ
り、室内空気が循環する。吸い込まれた室内空気は静止
型吸着除湿エレメント101の各通路102を通過する
ことにより除湿されて乾燥空気として室内に戻され、こ
れにより室内が乾燥雰囲気へと進行する。
【0007】除湿行程の後に行われる再生行程では、送
風機113の運転は継続され、電動ダンパ115が排気
通路116を開放する側に動作され、電動ダンパ117
が通風路109を閉止し、再生用通路118を開放する
側に動作され、ヒータ114への通電が行われる。これ
により、送風機113により室内の空気が室内吸込口1
08から通風路109内に吸い込まれる。この吸い込ま
れた空気は、再生用通路118を経てヒータ114側か
ら通風路109に流れ込む。そして、その一部がヒータ
114を通過して昇温された後、図11中点線矢印方向
から静止型吸着除湿エレメント101の各通路102を
通過し、開放されている排気通路116から室外に排気
され、室内を換気する。この時、静止型吸着除湿エレメ
ント101の各通路102を熱風が通過することによ
り、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント101に
吸湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメント
101の除湿機能が再生される。
風機113の運転は継続され、電動ダンパ115が排気
通路116を開放する側に動作され、電動ダンパ117
が通風路109を閉止し、再生用通路118を開放する
側に動作され、ヒータ114への通電が行われる。これ
により、送風機113により室内の空気が室内吸込口1
08から通風路109内に吸い込まれる。この吸い込ま
れた空気は、再生用通路118を経てヒータ114側か
ら通風路109に流れ込む。そして、その一部がヒータ
114を通過して昇温された後、図11中点線矢印方向
から静止型吸着除湿エレメント101の各通路102を
通過し、開放されている排気通路116から室外に排気
され、室内を換気する。この時、静止型吸着除湿エレメ
ント101の各通路102を熱風が通過することによ
り、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント101に
吸湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメント
101の除湿機能が再生される。
【0008】一方、再生用通路118を経た空気の一部
が室内吹出口107から室内に戻され、多くはないが室
内に循環流を形成する。従って、再生行程においても、
室内の乾燥がある程度はなされることになる。上述の除
湿行程と再生行程とを交互に繰り返し行うことにより、
浴室等を換気とともに乾燥雰囲気にすることができる。
が室内吹出口107から室内に戻され、多くはないが室
内に循環流を形成する。従って、再生行程においても、
室内の乾燥がある程度はなされることになる。上述の除
湿行程と再生行程とを交互に繰り返し行うことにより、
浴室等を換気とともに乾燥雰囲気にすることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の静止型除湿乾燥
装置は、以上のように、2つの電動ダンパ115、11
7を設けて除湿行程と除湿行程とを切り換えているの
で、装置が複雑で、高価なものとなってしまうという課
題があった。また、衣類の乾燥等を行う場合には、衣類
に大量の空気を流した方が乾燥速度が大きくなり乾燥時
間が短くなる。従来の静止型除湿乾燥装置において、再
生行程では、室内吸込口108から吸い込まれて再生用
通路118を通過した空気の一部がヒータ114で加熱
されて静止型吸着除湿エレメント101の再生用空気と
して供され、残りの空気が室内吹出口107からバイパ
スされるので、衣類の乾燥を速める効果が得られるもの
の、除湿行程では、バイパス空気は取れず、室内吸込口
108から吸い込まれた空気はすべて圧力損失の大きい
静止型吸着除湿エレメント101を通過することにな
り、乾燥を速めるための大風量が得られないという課題
があった。
装置は、以上のように、2つの電動ダンパ115、11
7を設けて除湿行程と除湿行程とを切り換えているの
で、装置が複雑で、高価なものとなってしまうという課
題があった。また、衣類の乾燥等を行う場合には、衣類
に大量の空気を流した方が乾燥速度が大きくなり乾燥時
間が短くなる。従来の静止型除湿乾燥装置において、再
生行程では、室内吸込口108から吸い込まれて再生用
通路118を通過した空気の一部がヒータ114で加熱
されて静止型吸着除湿エレメント101の再生用空気と
して供され、残りの空気が室内吹出口107からバイパ
スされるので、衣類の乾燥を速める効果が得られるもの
の、除湿行程では、バイパス空気は取れず、室内吸込口
108から吸い込まれた空気はすべて圧力損失の大きい
静止型吸着除湿エレメント101を通過することにな
り、乾燥を速めるための大風量が得られないという課題
があった。
【0010】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、装置構造を簡略化し性能を低下
させることなく低価格化を図ることができる静止型除湿
乾燥装置を提供することを目的とする。さらに、衣類の
乾燥等を行う場合に、乾燥速度を速めてヒータの消費電
力を低減できる静止型除湿乾燥装置を提供することを目
的とする。
ためになされたもので、装置構造を簡略化し性能を低下
させることなく低価格化を図ることができる静止型除湿
乾燥装置を提供することを目的とする。さらに、衣類の
乾燥等を行う場合に、乾燥速度を速めてヒータの消費電
力を低減できる静止型除湿乾燥装置を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る静止型除
湿乾燥装置は、室内吸込口と室内吹出口とが互いに離反
して穿設されてなる箱形の本体ケーシングと、上記室内
吸込口と室内吹出口とをそれぞれ入口端と出口端として
上記ケーシング内に画成された通風路と、処理空気を通
す直線状の多数の通路が全体に有り、可逆的な吸放湿機
能を備え、上記通風路の途中に介装された静止型吸着除
湿エレメントと、上記通風路の入口端側に配設され、上
記入口端から上記静止型吸着除湿エレメントの各通路を
経て上記出口端に向かう空気流を形成する送風機と、上
記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントと上記出口端
との間に配設されて当該部を通過する空気を加熱するヒ
ータと、上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントよ
り上記送風機側に接続されて該通風路を流通する空気を
外部に排出する排出通路と、上記通風路の上記排出通路
との接続部より上記送風機側から分岐して、上記通風路
の上記出口端側に接続されたバイパス通路と、除湿行程
時には、上記バイパス通路の分岐部と上記排出通路の接
続部との間の上記通風路を開放し、かつ、上記排出通路
の接続部を閉止し、再生行程時には、上記バイパス通路
の分岐部と上記排出通路の接続部との間の上記通風路を
閉止し、かつ、上記排出通路の接続部を開放するように
構成された通風路切り換え用ダンパとを備えたものであ
る。
湿乾燥装置は、室内吸込口と室内吹出口とが互いに離反
して穿設されてなる箱形の本体ケーシングと、上記室内
吸込口と室内吹出口とをそれぞれ入口端と出口端として
上記ケーシング内に画成された通風路と、処理空気を通
す直線状の多数の通路が全体に有り、可逆的な吸放湿機
能を備え、上記通風路の途中に介装された静止型吸着除
湿エレメントと、上記通風路の入口端側に配設され、上
記入口端から上記静止型吸着除湿エレメントの各通路を
経て上記出口端に向かう空気流を形成する送風機と、上
記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントと上記出口端
との間に配設されて当該部を通過する空気を加熱するヒ
ータと、上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントよ
り上記送風機側に接続されて該通風路を流通する空気を
外部に排出する排出通路と、上記通風路の上記排出通路
との接続部より上記送風機側から分岐して、上記通風路
の上記出口端側に接続されたバイパス通路と、除湿行程
時には、上記バイパス通路の分岐部と上記排出通路の接
続部との間の上記通風路を開放し、かつ、上記排出通路
の接続部を閉止し、再生行程時には、上記バイパス通路
の分岐部と上記排出通路の接続部との間の上記通風路を
閉止し、かつ、上記排出通路の接続部を開放するように
構成された通風路切り換え用ダンパとを備えたものであ
る。
【0012】また、除湿行程時には上記室内吹出口を開
放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口の一部を塞
ぐように構成された吹出口開閉用ダンパを備え、該吹出
口開閉用ダンパと上記通風路切り換え用ダンパとが共通
のダンパ軸を有しているものである。
放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口の一部を塞
ぐように構成された吹出口開閉用ダンパを備え、該吹出
口開閉用ダンパと上記通風路切り換え用ダンパとが共通
のダンパ軸を有しているものである。
【0013】また、上記通風路の入口端側と外部とを連
通する吸入パイプと、除湿行程時には上記室内吹出口を
開放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口を閉止す
るように構成された吹出口開閉用ダンパとを備えたもの
である。
通する吸入パイプと、除湿行程時には上記室内吹出口を
開放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口を閉止す
るように構成された吹出口開閉用ダンパとを備えたもの
である。
【0014】また、除湿行程時には、上記吸入パイプを
閉止し、かつ、上記室内吸込口を開放し、再生行程時に
は、上記吸入パイプを開放し、かつ、上記室内吸込口を
閉止するように構成された吸込口開閉用ダンパを備えた
ものである。
閉止し、かつ、上記室内吸込口を開放し、再生行程時に
は、上記吸入パイプを開放し、かつ、上記室内吸込口を
閉止するように構成された吸込口開閉用ダンパを備えた
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る静
止型除湿乾燥装置を示す横断面図、図2は図1のII−
II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る
静止型除湿乾燥装置に適用される静止型吸着除湿エレメ
ントを示す斜視図である。図1乃至図3において、本体
ケーシング10は箱形に形成され、室内吹出口7と室内
吸込口8とがその下面に互いに離反して穿設されてい
る。また、室内吹出口7と室内吸込口8とを出口端と入
口端とする通風路9が仕切壁18により本体ケーシング
10内に画成されている。さらに、グリル19が本体ケ
ーシング10の下面を覆うように本体ケーシング10に
取り付けられている。そして、グリル19には、室内吹
出口7および室内吸込口8のそれぞれと相対する位置に
室内吹出口7aおよび室内吸込口8aが設けられてい
る。さらに、除塵フィルタ12が本体ケーシング10の
下面とグリル19の間の室内吸込口8、8a間に介装さ
れている。静止型吸着除湿エレメント1は、重合反応を
利用してセラミック等の無機質繊維にシリカゲル等の吸
着剤を結合させたコルゲート構造材を積層して、処理空
気を通す直線状の多数の通路2が全体に渡って分布する
直方体状や立方体状に構成され、室内吹出口7と室内吸
込口8とを出口端と入口端とする通風路9の途中にその
通路2による通風が可能に配設されている。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1に係る静
止型除湿乾燥装置を示す横断面図、図2は図1のII−
II矢視断面図、図3はこの発明の実施の形態1に係る
静止型除湿乾燥装置に適用される静止型吸着除湿エレメ
ントを示す斜視図である。図1乃至図3において、本体
ケーシング10は箱形に形成され、室内吹出口7と室内
吸込口8とがその下面に互いに離反して穿設されてい
る。また、室内吹出口7と室内吸込口8とを出口端と入
口端とする通風路9が仕切壁18により本体ケーシング
10内に画成されている。さらに、グリル19が本体ケ
ーシング10の下面を覆うように本体ケーシング10に
取り付けられている。そして、グリル19には、室内吹
出口7および室内吸込口8のそれぞれと相対する位置に
室内吹出口7aおよび室内吸込口8aが設けられてい
る。さらに、除塵フィルタ12が本体ケーシング10の
下面とグリル19の間の室内吸込口8、8a間に介装さ
れている。静止型吸着除湿エレメント1は、重合反応を
利用してセラミック等の無機質繊維にシリカゲル等の吸
着剤を結合させたコルゲート構造材を積層して、処理空
気を通す直線状の多数の通路2が全体に渡って分布する
直方体状や立方体状に構成され、室内吹出口7と室内吸
込口8とを出口端と入口端とする通風路9の途中にその
通路2による通風が可能に配設されている。
【0016】この通風路9の静止型吸着除湿エレメント
1より室内吸込口8側には、室内吸込口8から静止型吸
着除湿エレメント1の各通路2を経て室内吹出口7へ向
かう室内空気による気流を通風路9に形成する送風機1
3が組み込まれている。また、この通風路9の静止型吸
着除湿エレメント1より室内吹出口7側には、当該部を
通過する空気を加熱昇温するヒータ14が通風路9を横
断する状態に組み込まれている。さらに、バイパス通路
11が通風路9の静止型吸着除湿エレメント1と送風機
13との間から分岐して通風路9の室内吹出口7側に連
結するように設けられている。排気通路16が、通風路
9のバイパス通路11の分岐部と静止型吸着除湿エレメ
ント1との間と室外とを連通するように設けられてい
る。また、電動ダンパ15は、通風路切り換え用ダンパ
であり、通風路9のバイパス通路11の分岐部と排気通
路16との間に設けられ、バイパス通路11の分岐部と
排気通路16との間の通風路9を開放し、かつ、排気通
路16を閉止する状態(図1中、Aの位置)と、バイパ
ス通路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を
閉止し、かつ、排気通路16を開放する状態(図1中、
Bの位置)と、バイパス通路11の分岐部と排気通路1
6との間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を開
放する状態(図1中、Cの位置)との3状態をとるよう
に構成されている。
1より室内吸込口8側には、室内吸込口8から静止型吸
着除湿エレメント1の各通路2を経て室内吹出口7へ向
かう室内空気による気流を通風路9に形成する送風機1
3が組み込まれている。また、この通風路9の静止型吸
着除湿エレメント1より室内吹出口7側には、当該部を
通過する空気を加熱昇温するヒータ14が通風路9を横
断する状態に組み込まれている。さらに、バイパス通路
11が通風路9の静止型吸着除湿エレメント1と送風機
13との間から分岐して通風路9の室内吹出口7側に連
結するように設けられている。排気通路16が、通風路
9のバイパス通路11の分岐部と静止型吸着除湿エレメ
ント1との間と室外とを連通するように設けられてい
る。また、電動ダンパ15は、通風路切り換え用ダンパ
であり、通風路9のバイパス通路11の分岐部と排気通
路16との間に設けられ、バイパス通路11の分岐部と
排気通路16との間の通風路9を開放し、かつ、排気通
路16を閉止する状態(図1中、Aの位置)と、バイパ
ス通路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を
閉止し、かつ、排気通路16を開放する状態(図1中、
Bの位置)と、バイパス通路11の分岐部と排気通路1
6との間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を開
放する状態(図1中、Cの位置)との3状態をとるよう
に構成されている。
【0017】このように構成された静止型除湿乾燥装置
50は、図4に示されるように、グリル19側、即ち室
内吹出口7および室内吸込口8を浴室20室内に向けて
浴室20の天井17に取り付けられて使用される。そし
て、電動ダンパ15、送風機13およびヒータ14が制
御され、除湿行程と再生行程とが交互に繰り返されて、
浴室20内を乾燥雰囲気にする。
50は、図4に示されるように、グリル19側、即ち室
内吹出口7および室内吸込口8を浴室20室内に向けて
浴室20の天井17に取り付けられて使用される。そし
て、電動ダンパ15、送風機13およびヒータ14が制
御され、除湿行程と再生行程とが交互に繰り返されて、
浴室20内を乾燥雰囲気にする。
【0018】まず、静止型除湿乾燥装置50による除湿
行程について説明する。除湿行程においては、電動ダン
パ15がバイパス通路11の分岐部と排気通路16との
間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を閉止する
ように動作され(図1中、Aの位置)、送風機13が作
動され、ヒータ14への通電が断たれている。そこで、
送風機13の作動により浴室20内の空気が室内吸込口
8a、8から除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過
し、室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出され
る。これにより、浴室20内の空気が循環されることに
なる。この時、吸い込まれた浴室内空気は静止型吸着除
湿エレメント1の各通路2を通過する度に除湿されて乾
燥空気となって浴室20内に戻されるので、浴室20内
が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込まれた空気の
残部はバイパス通路11を通って室内吹出口7、7aか
ら浴室20内に吹き出される。このように、除湿行程で
は、乾燥空気とバイパス空気とが混合された大量の空気
が室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。
この空気で浴室20内に吊り下げられている衣類等の被
乾燥物21から水分を蒸発させ乾燥させる。
行程について説明する。除湿行程においては、電動ダン
パ15がバイパス通路11の分岐部と排気通路16との
間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を閉止する
ように動作され(図1中、Aの位置)、送風機13が作
動され、ヒータ14への通電が断たれている。そこで、
送風機13の作動により浴室20内の空気が室内吸込口
8a、8から除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過
し、室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出され
る。これにより、浴室20内の空気が循環されることに
なる。この時、吸い込まれた浴室内空気は静止型吸着除
湿エレメント1の各通路2を通過する度に除湿されて乾
燥空気となって浴室20内に戻されるので、浴室20内
が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込まれた空気の
残部はバイパス通路11を通って室内吹出口7、7aか
ら浴室20内に吹き出される。このように、除湿行程で
は、乾燥空気とバイパス空気とが混合された大量の空気
が室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。
この空気で浴室20内に吊り下げられている衣類等の被
乾燥物21から水分を蒸発させ乾燥させる。
【0019】ついで、除湿行程の後に行われる再生行程
について説明する。再生行程においては、送風機13の
運転は継続され、電動ダンパ15がバイパス通路11の
分岐部と排気通路16との間の通風路9を閉止し、か
つ、排気通路16を開放するように動作され(図1中、
Bの位置)、ヒータ14への通電が行われる。そこで、
送風機13の作動により浴室20内の空気が室内吸込口
8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、バイ
パス通路11を通って通風路9の室内吹出口7側に流れ
込む。そして、その一部が室内吹出口7、7aから浴室
20内に吹き出され、浴室20内を循環して被乾燥物2
1から水分を蒸発させ乾燥させる。一方、その残部はヒ
ータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着除湿
エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止型吸
着除湿エレメント1の各通路2を熱風が通過することに
より、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント1に吸
湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメント1
の除湿機能が再生される。そして、静止型吸着除湿エレ
メント1を通過した空気は、湿潤空気となって開放され
ている排気通路16から室外に排気される。この排気量
に相当する空気は浴室20の扉23に設けられた空気取
り入れ口23aから吸引される。
について説明する。再生行程においては、送風機13の
運転は継続され、電動ダンパ15がバイパス通路11の
分岐部と排気通路16との間の通風路9を閉止し、か
つ、排気通路16を開放するように動作され(図1中、
Bの位置)、ヒータ14への通電が行われる。そこで、
送風機13の作動により浴室20内の空気が室内吸込口
8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、バイ
パス通路11を通って通風路9の室内吹出口7側に流れ
込む。そして、その一部が室内吹出口7、7aから浴室
20内に吹き出され、浴室20内を循環して被乾燥物2
1から水分を蒸発させ乾燥させる。一方、その残部はヒ
ータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着除湿
エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止型吸
着除湿エレメント1の各通路2を熱風が通過することに
より、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント1に吸
湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメント1
の除湿機能が再生される。そして、静止型吸着除湿エレ
メント1を通過した空気は、湿潤空気となって開放され
ている排気通路16から室外に排気される。この排気量
に相当する空気は浴室20の扉23に設けられた空気取
り入れ口23aから吸引される。
【0020】ここで、静止型吸着除湿エレメント1はあ
る程度水分を吸着すると飽和して吸着性能が低下するの
で、除湿行程を所定時間実施した後、再生行程を実施す
る必要がある。そして、再生行程を所定時間実施した
後、再び除湿行程を実施することになる。このようにし
て、静止型吸着除湿エレメント1は吸湿・放湿を繰り返
すことにより、連続的に乾燥動作を行うことができる。
る程度水分を吸着すると飽和して吸着性能が低下するの
で、除湿行程を所定時間実施した後、再生行程を実施す
る必要がある。そして、再生行程を所定時間実施した
後、再び除湿行程を実施することになる。このようにし
て、静止型吸着除湿エレメント1は吸湿・放湿を繰り返
すことにより、連続的に乾燥動作を行うことができる。
【0021】ついで、静止型除湿乾燥装置50を暖房機
能として動作させる場合について説明する。この場合、
送風機13が運転され、電動ダンパ15がバイパス通路
11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放
し、かつ、排気通路16を閉止するように動作され(図
1中、Aの位置)、ヒータ14への通電が行われる。そ
こで、送風機13により浴室20内の空気が室内吸込口
8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過し
て除湿された後、ヒータ14を通過して加熱昇温され、
室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。一
方、吸い込まれた空気の残部はバイパス通路11を通っ
て室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。
これにより、昇温された乾燥空気とバイパス空気とが混
合された乾燥温風が室内吹出口7、7aから浴室20内
に吹き出され、浴室20内を循環して暖房する。なお、
送風機13の全風量は暖房吹き出し温度が適温になるよ
うに設定してやればよい。
能として動作させる場合について説明する。この場合、
送風機13が運転され、電動ダンパ15がバイパス通路
11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放
し、かつ、排気通路16を閉止するように動作され(図
1中、Aの位置)、ヒータ14への通電が行われる。そ
こで、送風機13により浴室20内の空気が室内吸込口
8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵されて通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過し
て除湿された後、ヒータ14を通過して加熱昇温され、
室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。一
方、吸い込まれた空気の残部はバイパス通路11を通っ
て室内吹出口7、7aから浴室20内に吹き出される。
これにより、昇温された乾燥空気とバイパス空気とが混
合された乾燥温風が室内吹出口7、7aから浴室20内
に吹き出され、浴室20内を循環して暖房する。なお、
送風機13の全風量は暖房吹き出し温度が適温になるよ
うに設定してやればよい。
【0022】さらに、静止型除湿乾燥装置50を換気機
能として動作させる場合について説明する。この場合、
送風機13が運転され、電動ダンパ15がバイパス通路
11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放
し、かつ、排気通路16を開放するように動作され(図
1中、Cの位置)、ヒータ14への通電が断たれる。そ
こで、送風機13の作動により浴室20内の空気が室内
吸込口8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵され
て通風路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空
気は、排気通路16を介して室外に排出される。この排
気量に相当する空気は浴室20の扉23に設けられた空
気取り入れ口23aから吸引され、浴室20内の換気が
行われる。この時、吸い込まれた空気のごく一部がバイ
パス通路11を通って室内吹出口7から浴室20内に吹
き出されるが、風量バランスが保たれるように、排気通
路16の口径を設定すればよい。
能として動作させる場合について説明する。この場合、
送風機13が運転され、電動ダンパ15がバイパス通路
11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放
し、かつ、排気通路16を開放するように動作され(図
1中、Cの位置)、ヒータ14への通電が断たれる。そ
こで、送風機13の作動により浴室20内の空気が室内
吸込口8、8aから除塵フィルタ12を介して除塵され
て通風路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空
気は、排気通路16を介して室外に排出される。この排
気量に相当する空気は浴室20の扉23に設けられた空
気取り入れ口23aから吸引され、浴室20内の換気が
行われる。この時、吸い込まれた空気のごく一部がバイ
パス通路11を通って室内吹出口7から浴室20内に吹
き出されるが、風量バランスが保たれるように、排気通
路16の口径を設定すればよい。
【0023】このように、この実施の形態1によれば、
除湿行程から再生行程への移行時、あるいは再生行程か
ら除湿行程への移行時に、1台の電動ダンパ15で通風
路9の切り替えが行われるので、装置構造が簡略化さ
れ、性能を低下させることなく低価格化を図ることがで
きる。
除湿行程から再生行程への移行時、あるいは再生行程か
ら除湿行程への移行時に、1台の電動ダンパ15で通風
路9の切り替えが行われるので、装置構造が簡略化さ
れ、性能を低下させることなく低価格化を図ることがで
きる。
【0024】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2に係る静止型除湿乾燥装置の要部を示す横断面図、
図6は図5のVI−VI矢斜視断面図、図7はこの発明
の実施の形態2に係る静止型除湿乾燥装置に適用される
電動ダンパを示す斜視図である。図5乃至図7におい
て、電動ダンパ30は、通風路切り換え用ダンパと吹出
口開閉用ダンパとを兼用するもので、ダンパ軸30a
と、主面がダンパ軸30aの軸心と平行にダンパ軸30
aの軸部に固着された第1の遮蔽板30bと、主面がダ
ンパ軸30aの軸心と直交するようにダンパ軸30aの
一端に固着された第2の遮蔽板30cと、ダンパ軸30
aを回転駆動するモータ30dとから構成されている。
態2に係る静止型除湿乾燥装置の要部を示す横断面図、
図6は図5のVI−VI矢斜視断面図、図7はこの発明
の実施の形態2に係る静止型除湿乾燥装置に適用される
電動ダンパを示す斜視図である。図5乃至図7におい
て、電動ダンパ30は、通風路切り換え用ダンパと吹出
口開閉用ダンパとを兼用するもので、ダンパ軸30a
と、主面がダンパ軸30aの軸心と平行にダンパ軸30
aの軸部に固着された第1の遮蔽板30bと、主面がダ
ンパ軸30aの軸心と直交するようにダンパ軸30aの
一端に固着された第2の遮蔽板30cと、ダンパ軸30
aを回転駆動するモータ30dとから構成されている。
【0025】この電動ダンパ30は、第1の遮蔽板30
bがバイパス通路11の分岐部と排気通路16との間の
通風路9内に位置し、ダンパ軸30aの下端が本体ケー
シング10の下面から延出し、第2の遮蔽板30cが本
体ケーシング10の下面とグリル19との間に位置する
ように、本体ケーシング10に取り付けられている。そ
して、モータ30dがダンパ軸30aを回転駆動するこ
とにより、第1の遮蔽板30bが、バイパス通路11の
分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放し、か
つ、排気通路16を閉止する状態(図5中、Aの位置)
と、バイパス通路11の分岐部と排気通路16との間の
通風路9を閉止し、かつ、排気通路16を開放する状態
(図5中、Bの位置)とをとるように構成されている。
また、第1の遮蔽板30bがAの位置にあるときには、
第2の遮蔽板30cは室内吹出口7を開放する位置にあ
り、第1の遮蔽板30bがBの位置にあるときには、第
2の遮蔽板30cが室内吹出口7の一部を塞ぐ位置にあ
る。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成さ
れている。
bがバイパス通路11の分岐部と排気通路16との間の
通風路9内に位置し、ダンパ軸30aの下端が本体ケー
シング10の下面から延出し、第2の遮蔽板30cが本
体ケーシング10の下面とグリル19との間に位置する
ように、本体ケーシング10に取り付けられている。そ
して、モータ30dがダンパ軸30aを回転駆動するこ
とにより、第1の遮蔽板30bが、バイパス通路11の
分岐部と排気通路16との間の通風路9を開放し、か
つ、排気通路16を閉止する状態(図5中、Aの位置)
と、バイパス通路11の分岐部と排気通路16との間の
通風路9を閉止し、かつ、排気通路16を開放する状態
(図5中、Bの位置)とをとるように構成されている。
また、第1の遮蔽板30bがAの位置にあるときには、
第2の遮蔽板30cは室内吹出口7を開放する位置にあ
り、第1の遮蔽板30bがBの位置にあるときには、第
2の遮蔽板30cが室内吹出口7の一部を塞ぐ位置にあ
る。なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成さ
れている。
【0026】つぎに、このように構成された静止型除湿
乾燥装置51の再生行程について説明する。再生行程に
おいては、送風機13は運転され、ヒータ14への通電
が行われる。また、電動ダンパ30が第1遮蔽板30b
を図5中Bの位置に位置させるように動作され、バイパ
ス通路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を
閉止し、かつ、排気通路16を開放している。この時、
第2の遮蔽板30cは室内吹出口7の一部を塞いでい
る。そこで、送風機13の作動により浴室20内の空気
が室内吸込口8、8aから除塵フィルタ12を介して除
塵されて通風路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた
空気は、バイパス通路11を通って通風路9の室内吹出
口7側に流れ込む。そして、その一部が室内吹出口7、
7aから浴室20内に吹き出され、浴室20内を循環し
て被乾燥物21から水分を蒸発させ乾燥させる。ここ
で、室内吹出口7の一部が第2の遮蔽板30cにより塞
がれているので、この室内吹出口7、7aから浴室20
内に吹き出される空気量は少なくなる。一方、その残部
はヒータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着
除湿エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止
型吸着除湿エレメント1の各通路2を熱風が通過するこ
とにより、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント1
に吸湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメン
ト1の除湿機能が再生される。そして、静止型吸着除湿
エレメント1を通過した空気は、湿潤空気となって開放
されている排気通路16から室外に排気される。
乾燥装置51の再生行程について説明する。再生行程に
おいては、送風機13は運転され、ヒータ14への通電
が行われる。また、電動ダンパ30が第1遮蔽板30b
を図5中Bの位置に位置させるように動作され、バイパ
ス通路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を
閉止し、かつ、排気通路16を開放している。この時、
第2の遮蔽板30cは室内吹出口7の一部を塞いでい
る。そこで、送風機13の作動により浴室20内の空気
が室内吸込口8、8aから除塵フィルタ12を介して除
塵されて通風路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた
空気は、バイパス通路11を通って通風路9の室内吹出
口7側に流れ込む。そして、その一部が室内吹出口7、
7aから浴室20内に吹き出され、浴室20内を循環し
て被乾燥物21から水分を蒸発させ乾燥させる。ここ
で、室内吹出口7の一部が第2の遮蔽板30cにより塞
がれているので、この室内吹出口7、7aから浴室20
内に吹き出される空気量は少なくなる。一方、その残部
はヒータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着
除湿エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止
型吸着除湿エレメント1の各通路2を熱風が通過するこ
とにより、先の除湿行程で静止型吸着除湿エレメント1
に吸湿された水分が放湿され、静止型吸着除湿エレメン
ト1の除湿機能が再生される。そして、静止型吸着除湿
エレメント1を通過した空気は、湿潤空気となって開放
されている排気通路16から室外に排気される。
【0027】なお、除湿行程においては、電動ダンパ3
0が第1の遮蔽板30bを図5中Aの位置に位置させる
ように動作され、バイパス通路11の分岐部と排気通路
16との間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を
閉止している。そして、室内吹出口7が開放されてい
る。即ち、第2の遮蔽板30cが室内吹出口7と重なら
ない位置にある。そこで、上記実施の形態1と同様に除
湿行程が行われる。
0が第1の遮蔽板30bを図5中Aの位置に位置させる
ように動作され、バイパス通路11の分岐部と排気通路
16との間の通風路9を開放し、かつ、排気通路16を
閉止している。そして、室内吹出口7が開放されてい
る。即ち、第2の遮蔽板30cが室内吹出口7と重なら
ない位置にある。そこで、上記実施の形態1と同様に除
湿行程が行われる。
【0028】この実施の形態2によれば、再生行程にお
いて、室内吹出口7の一部が第2の遮蔽板30cにより
塞がれているので、室内吹出口7から浴室20内に吹き
出される空気量が低減され、その分静止型吸着除湿エレ
メント1に供給される空気量が増加される。その結果、
静止型吸着除湿エレメント1に吸湿されている水分が速
やかに放湿され、再生行程が短時間で行われるので、除
湿行程と再生行程とのサイクルタイムが短くなり、乾燥
性能を向上させることができる。さらに、乾燥速度が速
められ、ヒータ14の消費電力を低減することができ
る。また、除湿行程と再生行程との空気の流路(通風路
9)を切り換える第1の遮蔽板30bと、室内吹出口7
を開閉する第2の遮蔽板30cとが同一のダンパ軸30
aに固着されているので、通風路9の切り換えと室内吹
出口7の開閉とが1台の電動ダンパ30で行われ、構造
が簡素化され、低価格化が図られる。
いて、室内吹出口7の一部が第2の遮蔽板30cにより
塞がれているので、室内吹出口7から浴室20内に吹き
出される空気量が低減され、その分静止型吸着除湿エレ
メント1に供給される空気量が増加される。その結果、
静止型吸着除湿エレメント1に吸湿されている水分が速
やかに放湿され、再生行程が短時間で行われるので、除
湿行程と再生行程とのサイクルタイムが短くなり、乾燥
性能を向上させることができる。さらに、乾燥速度が速
められ、ヒータ14の消費電力を低減することができ
る。また、除湿行程と再生行程との空気の流路(通風路
9)を切り換える第1の遮蔽板30bと、室内吹出口7
を開閉する第2の遮蔽板30cとが同一のダンパ軸30
aに固着されているので、通風路9の切り換えと室内吹
出口7の開閉とが1台の電動ダンパ30で行われ、構造
が簡素化され、低価格化が図られる。
【0029】実施の形態3.上記実施の形態1、2で
は、浴室20で衣類等の被乾燥物21を乾燥する用途に
適用するものとしているが、この実施の形態3では、ク
ローゼットや押入等の密閉空間の除湿・乾燥の用途に適
用するものである。つまり、クローゼットや押入等に衣
類を収納するが、梅雨時におけるカビやダニの発生、さ
らには冬季における結露の発生にともなう収納物の損傷
を防止することを目的としている。
は、浴室20で衣類等の被乾燥物21を乾燥する用途に
適用するものとしているが、この実施の形態3では、ク
ローゼットや押入等の密閉空間の除湿・乾燥の用途に適
用するものである。つまり、クローゼットや押入等に衣
類を収納するが、梅雨時におけるカビやダニの発生、さ
らには冬季における結露の発生にともなう収納物の損傷
を防止することを目的としている。
【0030】図8はこの発明の実施の形態3に係る静止
型除湿乾燥装置をクローゼットの除湿・乾燥に適用した
場合を示す模式図、図9はこの発明の実施の形態3に係
る静止型除湿乾燥装置の要部を示す断面図である。
型除湿乾燥装置をクローゼットの除湿・乾燥に適用した
場合を示す模式図、図9はこの発明の実施の形態3に係
る静止型除湿乾燥装置の要部を示す断面図である。
【0031】図8および図9において、静止型除湿乾燥
装置52は、吸入パイプ24が送風機13の吸い込みチ
ャンバ29と外部とを連通するように取り付けられてい
る。この静止型除湿乾燥装置52は、排気通路16およ
び吸入パイプ24の開放端が部屋27内に臨むようにク
ローゼット26内に取り付けられている。また、この静
止型除湿乾燥装置52においても、図示していないが、
電動ダンパ30が本体ケーシング10に取り付けられて
いる。そして、モータ30dがダンパ軸30aを回転駆
動することにより、第1の遮蔽板30bが、バイパス通
路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を閉止
し、かつ、排気通路16を開放する状態をとる時に、第
2の遮蔽板30cが室内吹出口7を完全に塞ぐように構
成されている。なお、他の構成は上記実施の形態2と同
様に構成されている。
装置52は、吸入パイプ24が送風機13の吸い込みチ
ャンバ29と外部とを連通するように取り付けられてい
る。この静止型除湿乾燥装置52は、排気通路16およ
び吸入パイプ24の開放端が部屋27内に臨むようにク
ローゼット26内に取り付けられている。また、この静
止型除湿乾燥装置52においても、図示していないが、
電動ダンパ30が本体ケーシング10に取り付けられて
いる。そして、モータ30dがダンパ軸30aを回転駆
動することにより、第1の遮蔽板30bが、バイパス通
路11の分岐部と排気通路16との間の通風路9を閉止
し、かつ、排気通路16を開放する状態をとる時に、第
2の遮蔽板30cが室内吹出口7を完全に塞ぐように構
成されている。なお、他の構成は上記実施の形態2と同
様に構成されている。
【0032】まず、静止型除湿乾燥装置52による除湿
行程について説明する。送風機13の作動により、クロ
ーゼット26内の空気が室内吸込口8a、8から通風路
9内に吸い込まれ、部屋27内の空気が吸入パイプ24
から通風路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた
空気の一部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2
を通過し、乾燥空気となって室内吹出口7、7aからク
ローゼット26内に吹き出される。これにより、クロー
ゼット26内が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込
まれた空気の残部はバイパス通路11を通って室内吹出
口7、7aからクローゼット26内に吹き出される。こ
のように、除湿行程では、乾燥空気とバイパス空気とが
混合された大量の空気が室内吹出口7、7aからクロー
ゼット26内に吹き出され、クローゼット26内が低湿
に保たれる。ここで、この除湿行程においては、排気パ
イプ(排気通路)の圧力損失が大きいので、部屋27内
の空気がクローゼット26内に入り込むことが抑えられ
ている。
行程について説明する。送風機13の作動により、クロ
ーゼット26内の空気が室内吸込口8a、8から通風路
9内に吸い込まれ、部屋27内の空気が吸入パイプ24
から通風路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた
空気の一部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2
を通過し、乾燥空気となって室内吹出口7、7aからク
ローゼット26内に吹き出される。これにより、クロー
ゼット26内が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込
まれた空気の残部はバイパス通路11を通って室内吹出
口7、7aからクローゼット26内に吹き出される。こ
のように、除湿行程では、乾燥空気とバイパス空気とが
混合された大量の空気が室内吹出口7、7aからクロー
ゼット26内に吹き出され、クローゼット26内が低湿
に保たれる。ここで、この除湿行程においては、排気パ
イプ(排気通路)の圧力損失が大きいので、部屋27内
の空気がクローゼット26内に入り込むことが抑えられ
ている。
【0033】ついで、再生行程について説明する。この
再生行程では、電動ダンパ30が作動されて、室内吹出
口7が第2の遮蔽板30cにより完全に塞がれている。
そこで、送風機13の作動により、クローゼット26内
の空気が室内吸込口8、8aから通風路9内に吸い込ま
れ、部屋27内の空気が吸入パイプ24から通風路9内
に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、バイパス通
路11を通って通風路9の室内吹出口7側に流れ込み、
ヒータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着除
湿エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止型
吸着除湿エレメント1に吸湿された水分が放湿されて、
静止型吸着除湿エレメント1の除湿機能が再生される。
そして、静止型吸着除湿エレメント1を通過した空気
は、湿潤空気となって開放されている排気通路16から
部屋27内に排気される。この再生行程では、吸入パイ
プ24から吸入された部屋27内の空気と室内吸込口
8、8aから吸入されたクローゼット26内の空気との
混合空気の全量が排気通路16から部屋27内に排気さ
れるので、部屋27内の空気がクローゼット26内に入
り込むことができるだけ抑えられる。
再生行程では、電動ダンパ30が作動されて、室内吹出
口7が第2の遮蔽板30cにより完全に塞がれている。
そこで、送風機13の作動により、クローゼット26内
の空気が室内吸込口8、8aから通風路9内に吸い込ま
れ、部屋27内の空気が吸入パイプ24から通風路9内
に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、バイパス通
路11を通って通風路9の室内吹出口7側に流れ込み、
ヒータ14を通過して加熱昇温された後、静止型吸着除
湿エレメント1の各通路2を通過する。この時、静止型
吸着除湿エレメント1に吸湿された水分が放湿されて、
静止型吸着除湿エレメント1の除湿機能が再生される。
そして、静止型吸着除湿エレメント1を通過した空気
は、湿潤空気となって開放されている排気通路16から
部屋27内に排気される。この再生行程では、吸入パイ
プ24から吸入された部屋27内の空気と室内吸込口
8、8aから吸入されたクローゼット26内の空気との
混合空気の全量が排気通路16から部屋27内に排気さ
れるので、部屋27内の空気がクローゼット26内に入
り込むことができるだけ抑えられる。
【0034】このように、この実施の形態3によれば、
除湿行程および再生行程において、部屋27内の空気が
クローゼット26内に入り込むことが抑えられるので、
クローゼット26内が低湿に保たれ、梅雨時や冬季で
も、部屋27内の湿度の高い空気がクローゼット26内
に入り込んでクローゼット26内を高湿とするようなこ
ともなく、カビやダニの発生や結露の発生が抑えられ、
収納物25を傷めるようなことが未然に防止される。ま
た、部屋27内の空気がクローゼット26内に入り込む
ことが抑えられるので、処理する除湿水分量が少なくな
り、運転コストを低減することができる。
除湿行程および再生行程において、部屋27内の空気が
クローゼット26内に入り込むことが抑えられるので、
クローゼット26内が低湿に保たれ、梅雨時や冬季で
も、部屋27内の湿度の高い空気がクローゼット26内
に入り込んでクローゼット26内を高湿とするようなこ
ともなく、カビやダニの発生や結露の発生が抑えられ、
収納物25を傷めるようなことが未然に防止される。ま
た、部屋27内の空気がクローゼット26内に入り込む
ことが抑えられるので、処理する除湿水分量が少なくな
り、運転コストを低減することができる。
【0035】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4に係る静止型除湿乾燥装置の要部を示す断面図で
ある。図10において、静止型除湿乾燥装置53は、送
風機13への空気吸入路をクローゼット26内からと部
屋27内からとに切り換える吸込口開閉用ダンパとして
の電動ダンパ28が吸い込みチャンバ29に装着されて
いる。そして、再生行程および装置の停止時に、電動ダ
ンパ28を作動させて、部屋27内から吸入パイプ24
を介して送風機13に吸入できるようにし(図10中D
の状態)、除湿行程時に、電動ダンパ28を作動させ
て、クローゼット26内から室内吸込口8、8aを介し
て送風機13に吸入できるようにしている(図10中E
の状態)。なお、他の構成は上記実施の形態3と同様に
構成されている。
形態4に係る静止型除湿乾燥装置の要部を示す断面図で
ある。図10において、静止型除湿乾燥装置53は、送
風機13への空気吸入路をクローゼット26内からと部
屋27内からとに切り換える吸込口開閉用ダンパとして
の電動ダンパ28が吸い込みチャンバ29に装着されて
いる。そして、再生行程および装置の停止時に、電動ダ
ンパ28を作動させて、部屋27内から吸入パイプ24
を介して送風機13に吸入できるようにし(図10中D
の状態)、除湿行程時に、電動ダンパ28を作動させ
て、クローゼット26内から室内吸込口8、8aを介し
て送風機13に吸入できるようにしている(図10中E
の状態)。なお、他の構成は上記実施の形態3と同様に
構成されている。
【0036】まず、静止型除湿乾燥装置53による除湿
行程について説明する。除湿行程では、電動ダンパ28
を作動させて、クローゼット26内から室内吸込口8、
8aを介して送風機13に吸入できるようにしている。
即ち、吸入パイプ24を介しての部屋27内空気の吸入
を阻止している。そこで、送風機13の作動により、ク
ローゼット26内の空気が室内吸込口8a、8から通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過
し、乾燥空気となって室内吹出口7、7aからクローゼ
ット26内に吹き出される。これにより、クローゼット
26内が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込まれた
空気の残部はバイパス通路11を通って室内吹出口7、
7aからクローゼット26内に吹き出される。このよう
に、除湿行程では、乾燥空気とバイパス空気とが混合さ
れた大量の空気が室内吹出口7、7aからクローゼット
26内に吹き出され、クローゼット26内が低湿に保た
れる。また、この除湿行程では、部屋27内の空気が吸
入パイプ24を介して吸入されないので、部屋27内の
空気がクローゼット26内に入り込むことはない。
行程について説明する。除湿行程では、電動ダンパ28
を作動させて、クローゼット26内から室内吸込口8、
8aを介して送風機13に吸入できるようにしている。
即ち、吸入パイプ24を介しての部屋27内空気の吸入
を阻止している。そこで、送風機13の作動により、ク
ローゼット26内の空気が室内吸込口8a、8から通風
路9内に吸い込まれる。そして、吸い込まれた空気の一
部が、静止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過
し、乾燥空気となって室内吹出口7、7aからクローゼ
ット26内に吹き出される。これにより、クローゼット
26内が乾燥雰囲気へと進行する。一方、吸い込まれた
空気の残部はバイパス通路11を通って室内吹出口7、
7aからクローゼット26内に吹き出される。このよう
に、除湿行程では、乾燥空気とバイパス空気とが混合さ
れた大量の空気が室内吹出口7、7aからクローゼット
26内に吹き出され、クローゼット26内が低湿に保た
れる。また、この除湿行程では、部屋27内の空気が吸
入パイプ24を介して吸入されないので、部屋27内の
空気がクローゼット26内に入り込むことはない。
【0037】ついで、再生行程について説明する。再生
行程では、電動ダンパ28を作動させて、部屋27内か
ら吸入パイプ24を介して送風機13に吸入できるよう
にしている。即ち、室内吸込8、8aを介してのクロー
ゼット26内空気の吸入を阻止している。さらに、電動
ダンパ30が作動されて、室内吹出口7が第2の遮蔽板
30cにより完全に塞がれている。そこで、送風機13
の作動により、部屋27内の空気が吸入パイプ24から
通風路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、
バイパス通路11を通って通風路9の室内吹出口7側に
流れ込み、ヒータ14を通過して加熱昇温された後、静
止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過する。この
時、静止型吸着除湿エレメント1に吸湿された水分が放
湿されて、静止型吸着除湿エレメント1の除湿機能が再
生される。そして、静止型吸着除湿エレメント1を通過
した空気は、湿潤空気となって開放されている排気通路
16から部屋27内に排気される。この再生行程では、
静止型吸着除湿エレメント1の再生が部屋27内の空気
のみにより行われ、かつ、室内吹出口7が塞がれている
ので、部屋27内空気のクローゼット26内への入り込
みが確実に阻止される。
行程では、電動ダンパ28を作動させて、部屋27内か
ら吸入パイプ24を介して送風機13に吸入できるよう
にしている。即ち、室内吸込8、8aを介してのクロー
ゼット26内空気の吸入を阻止している。さらに、電動
ダンパ30が作動されて、室内吹出口7が第2の遮蔽板
30cにより完全に塞がれている。そこで、送風機13
の作動により、部屋27内の空気が吸入パイプ24から
通風路9内に吸い込まれる。この吸い込まれた空気は、
バイパス通路11を通って通風路9の室内吹出口7側に
流れ込み、ヒータ14を通過して加熱昇温された後、静
止型吸着除湿エレメント1の各通路2を通過する。この
時、静止型吸着除湿エレメント1に吸湿された水分が放
湿されて、静止型吸着除湿エレメント1の除湿機能が再
生される。そして、静止型吸着除湿エレメント1を通過
した空気は、湿潤空気となって開放されている排気通路
16から部屋27内に排気される。この再生行程では、
静止型吸着除湿エレメント1の再生が部屋27内の空気
のみにより行われ、かつ、室内吹出口7が塞がれている
ので、部屋27内空気のクローゼット26内への入り込
みが確実に阻止される。
【0038】このように、この実施の形態4によれば、
除湿行程および再生行程において、部屋27内空気のク
ローゼット26内への入り込みが確実に阻止されるの
で、クローゼット26内が低湿に保たれ、梅雨時や冬季
でも、部屋27内の湿度の高い空気がクローゼット26
内に入り込んでクローゼット26内を高湿とするような
こともなく、カビやダニの発生や結露の発生が抑えら
れ、収納物25を傷めるようなことが未然に防止され
る。また、部屋27内空気のクローゼット26内への入
り込みが確実に阻止されるので、処理する除湿水分量が
さらに少なくなり、運転コストを一層低減することがで
きる。
除湿行程および再生行程において、部屋27内空気のク
ローゼット26内への入り込みが確実に阻止されるの
で、クローゼット26内が低湿に保たれ、梅雨時や冬季
でも、部屋27内の湿度の高い空気がクローゼット26
内に入り込んでクローゼット26内を高湿とするような
こともなく、カビやダニの発生や結露の発生が抑えら
れ、収納物25を傷めるようなことが未然に防止され
る。また、部屋27内空気のクローゼット26内への入
り込みが確実に阻止されるので、処理する除湿水分量が
さらに少なくなり、運転コストを一層低減することがで
きる。
【0039】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
るので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】この発明によれば、室内吸込口と室内吹出
口とが互いに離反して穿設されてなる箱形の本体ケーシ
ングと、上記室内吸込口と室内吹出口とをそれぞれ入口
端と出口端として上記ケーシング内に画成された通風路
と、処理空気を通す直線状の多数の通路が全体に有り、
可逆的な吸放湿機能を備え、上記通風路の途中に介装さ
れた静止型吸着除湿エレメントと、上記通風路の入口端
側に配設され、上記入口端から上記静止型吸着除湿エレ
メントの各通路を経て上記出口端に向かう空気流を形成
する送風機と、上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメ
ントと上記出口端との間に配設されて当該部を通過する
空気を加熱するヒータと、上記通風路の上記静止型吸着
除湿エレメントより上記送風機側に接続されて該通風路
を流通する空気を外部に排出する排出通路と、上記通風
路の上記排出通路との接続部より上記送風機側から分岐
して、上記通風路の上記出口端側に接続されたバイパス
通路と、除湿行程時には、上記バイパス通路の分岐部と
上記排出通路の接続部との間の上記通風路を開放し、か
つ、上記排出通路の接続部を閉止し、再生行程時には、
上記バイパス通路の分岐部と上記排出通路の接続部との
間の上記通風路を閉止し、かつ、上記排出通路の接続部
を開放するように構成された通風路切り換え用ダンパと
を備えているので、除湿行程と再生行程との間の移行時
に、1台のダンパで通風路を切り換えることができ、装
置構造が簡素化され、低価格化が図られる静止型除湿乾
燥装置が得られる。
口とが互いに離反して穿設されてなる箱形の本体ケーシ
ングと、上記室内吸込口と室内吹出口とをそれぞれ入口
端と出口端として上記ケーシング内に画成された通風路
と、処理空気を通す直線状の多数の通路が全体に有り、
可逆的な吸放湿機能を備え、上記通風路の途中に介装さ
れた静止型吸着除湿エレメントと、上記通風路の入口端
側に配設され、上記入口端から上記静止型吸着除湿エレ
メントの各通路を経て上記出口端に向かう空気流を形成
する送風機と、上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメ
ントと上記出口端との間に配設されて当該部を通過する
空気を加熱するヒータと、上記通風路の上記静止型吸着
除湿エレメントより上記送風機側に接続されて該通風路
を流通する空気を外部に排出する排出通路と、上記通風
路の上記排出通路との接続部より上記送風機側から分岐
して、上記通風路の上記出口端側に接続されたバイパス
通路と、除湿行程時には、上記バイパス通路の分岐部と
上記排出通路の接続部との間の上記通風路を開放し、か
つ、上記排出通路の接続部を閉止し、再生行程時には、
上記バイパス通路の分岐部と上記排出通路の接続部との
間の上記通風路を閉止し、かつ、上記排出通路の接続部
を開放するように構成された通風路切り換え用ダンパと
を備えているので、除湿行程と再生行程との間の移行時
に、1台のダンパで通風路を切り換えることができ、装
置構造が簡素化され、低価格化が図られる静止型除湿乾
燥装置が得られる。
【0041】また、除湿行程時には上記室内吹出口を開
放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口の一部を塞
ぐように構成された吹出口開閉用ダンパを備え、該吹出
口開閉用ダンパと上記通風路切り換え用ダンパとが共通
のダンパ軸を有しているので、再生行程時に再生空気量
を最適に設定でき、高性能化が実現できる。
放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口の一部を塞
ぐように構成された吹出口開閉用ダンパを備え、該吹出
口開閉用ダンパと上記通風路切り換え用ダンパとが共通
のダンパ軸を有しているので、再生行程時に再生空気量
を最適に設定でき、高性能化が実現できる。
【0042】また、上記通風路の入口端側と外部とを連
通する吸入パイプと、除湿行程時には上記室内吹出口を
開放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口を閉止す
るように構成された吹出口開閉用ダンパとを備えている
ので、クローゼット等の密閉空間の除湿・乾燥に適用し
た場合、処理する除湿水分量を少なくでき、運転コスト
を低減できるとともに、密閉空間を低湿に保つことがで
きる。
通する吸入パイプと、除湿行程時には上記室内吹出口を
開放し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口を閉止す
るように構成された吹出口開閉用ダンパとを備えている
ので、クローゼット等の密閉空間の除湿・乾燥に適用し
た場合、処理する除湿水分量を少なくでき、運転コスト
を低減できるとともに、密閉空間を低湿に保つことがで
きる。
【0043】また、除湿行程時には、上記吸入パイプを
閉止し、かつ、上記室内吸込口を開放し、再生行程時に
は、上記吸入パイプを開放し、かつ、上記室内吸込口を
閉止するように構成された吸込口開閉用ダンパを備えて
いるので、クローゼット等の密閉空間の除湿・乾燥に適
用した場合、該密閉空間が完全に密閉されなくとも、処
理する除湿水分量を少なくでき、運転コストを低減でき
るとともに、密閉空間を低湿に保つことができる。
閉止し、かつ、上記室内吸込口を開放し、再生行程時に
は、上記吸入パイプを開放し、かつ、上記室内吸込口を
閉止するように構成された吸込口開閉用ダンパを備えて
いるので、クローゼット等の密閉空間の除湿・乾燥に適
用した場合、該密閉空間が完全に密閉されなくとも、処
理する除湿水分量を少なくでき、運転コストを低減でき
るとともに、密閉空間を低湿に保つことができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る静止型除湿乾
燥装置を示す横断面図である。
燥装置を示す横断面図である。
【図2】 図1のII−II矢視断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る静止型除湿乾
燥装置に適用される静止型吸着除湿エレメントを示す斜
視図である。
燥装置に適用される静止型吸着除湿エレメントを示す斜
視図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る静止型除湿乾
燥装置を浴室の除湿・乾燥に適用した場合を示す模式図
である。
燥装置を浴室の除湿・乾燥に適用した場合を示す模式図
である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る静止型除湿乾
燥装置の要部を示す横断面図である。
燥装置の要部を示す横断面図である。
【図6】 図5のVI−VI矢視断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係る静止型除湿乾
燥装置に適用される電動ダンパを示す斜視図である。
燥装置に適用される電動ダンパを示す斜視図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る静止型除湿乾
燥装置をクローゼットの除湿・乾燥に適用した場合を示
す模式図である。
燥装置をクローゼットの除湿・乾燥に適用した場合を示
す模式図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る静止型除湿乾
燥装置の要部を示す横断面図である。
燥装置の要部を示す横断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る静止型除湿
乾燥装置の要部を示す横断面図である。
乾燥装置の要部を示す横断面図である。
【図11】 従来の静止型除湿乾燥装置の要部を示す横
断面図である。
断面図である。
【図12】 従来の静止型除湿乾燥装置の要部を示す縦
断面図である。
断面図である。
1 静止型吸着除湿エレメント、2 通路、7 室内吹
出口、8 室内吸込口、9 通風路、10 本体ケーシ
ング、11 バイパス通路、13 送風機、14 ヒー
タ、15 電動ダンパ(通風路切り換え用ダンパ)、1
6 排出通路、24 吸入パイプ、28 電動ダンパ
(吸込口開閉用ダンパ)、30 電動ダンパ(通風路切
り換え用ダンパ、吹出口開閉用ダンパ)、50、51、
52、53静止型除湿乾燥装置。
出口、8 室内吸込口、9 通風路、10 本体ケーシ
ング、11 バイパス通路、13 送風機、14 ヒー
タ、15 電動ダンパ(通風路切り換え用ダンパ)、1
6 排出通路、24 吸入パイプ、28 電動ダンパ
(吸込口開閉用ダンパ)、30 電動ダンパ(通風路切
り換え用ダンパ、吹出口開閉用ダンパ)、50、51、
52、53静止型除湿乾燥装置。
Claims (4)
- 【請求項1】 室内吸込口と室内吹出口とが互いに離反
して穿設されてなる箱形の本体ケーシングと、 上記室内吸込口と室内吹出口とをそれぞれ入口端と出口
端として上記ケーシング内に画成された通風路と、 処理空気を通す直線状の多数の通路が全体に有り、可逆
的な吸放湿機能を備え、上記通風路の途中に介装された
静止型吸着除湿エレメントと、 上記通風路の入口端側に配設され、上記入口端から上記
静止型吸着除湿エレメントの各通路を経て上記出口端に
向かう空気流を形成する送風機と、 上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントと上記出口
端との間に配設されて当該部を通過する空気を加熱する
ヒータと、 上記通風路の上記静止型吸着除湿エレメントより上記送
風機側に接続されて該通風路を流通する空気を外部に排
出する排出通路と、 上記通風路の上記排出通路との接続部より上記送風機側
から分岐して、上記通風路の上記出口端側に接続された
バイパス通路と、 除湿行程時には、上記バイパス通路の分岐部と上記排出
通路の接続部との間の上記通風路を開放し、かつ、上記
排出通路の接続部を閉止し、再生行程時には、上記バイ
パス通路の分岐部と上記排出通路の接続部との間の上記
通風路を閉止し、かつ、上記排出通路の接続部を開放す
るように構成された通風路切り換え用ダンパとを備えた
ことを特徴とする静止型除湿乾燥装置。 - 【請求項2】 除湿行程時には上記室内吹出口を開放
し、かつ、再生行程時には上記室内吹出口の一部を塞ぐ
ように構成された吹出口開閉用ダンパを備え、該吹出口
開閉用ダンパと上記通風路切り換え用ダンパとが共通の
ダンパ軸を有していることを特徴とする請求項1記載の
静止型除湿乾燥装置。 - 【請求項3】 上記通風路の入口端側と外部とを連通す
る吸入パイプと、 除湿行程時には上記室内吹出口を開放し、かつ、再生行
程時には上記室内吹出口を閉止するように構成された吹
出口開閉用ダンパとを備えたことを特徴とする請求項1
記載の静止型除湿乾燥装置。 - 【請求項4】 除湿行程時には、上記吸入パイプを閉止
し、かつ、上記室内吸込口を開放し、再生行程時には、
上記吸入パイプを開放し、かつ、上記室内吸込口を閉止
するように構成された吸込口開閉用ダンパを備えたこと
を特徴とする請求項3記載の静止型除湿乾燥装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127002A JP2000317251A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 静止型除湿乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127002A JP2000317251A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 静止型除湿乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317251A true JP2000317251A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14949258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127002A Pending JP2000317251A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 静止型除湿乾燥装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000317251A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298384A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Max Co Ltd | 換気空調装置 |
JP2011255316A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿乾燥機 |
CN107003020A (zh) * | 2014-12-10 | 2017-08-01 | 豪威株式会社 | 除湿和加湿装置、除湿空气清洁器、加湿空气清洁器及其操作方法 |
CN112944472A (zh) * | 2021-03-09 | 2021-06-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种新风空调室内机、新风空调机及其控制方法 |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11127002A patent/JP2000317251A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008298384A (ja) * | 2007-05-31 | 2008-12-11 | Max Co Ltd | 換気空調装置 |
JP2011255316A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 除湿乾燥機 |
CN107003020A (zh) * | 2014-12-10 | 2017-08-01 | 豪威株式会社 | 除湿和加湿装置、除湿空气清洁器、加湿空气清洁器及其操作方法 |
CN112944472A (zh) * | 2021-03-09 | 2021-06-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种新风空调室内机、新风空调机及其控制方法 |
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