JPH06121534A - 直流電源装置の並列運転装置 - Google Patents

直流電源装置の並列運転装置

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JPH06121534A
JPH06121534A JP28948092A JP28948092A JPH06121534A JP H06121534 A JPH06121534 A JP H06121534A JP 28948092 A JP28948092 A JP 28948092A JP 28948092 A JP28948092 A JP 28948092A JP H06121534 A JPH06121534 A JP H06121534A
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淳二 榊原
Toshio Sakai
利夫 坂井
Kazuhisa Wakiya
和央 脇屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 並列運転されている複数の直流電源装置の負
担電流を均等化する。 【構成】 電力制御素子4 、24を制御して直流出力電圧
を生成し、この直流出力電圧を電圧検出器11、31で検出
し、この検出信号と基準信号との差に基づいて誤差増幅
器12、32によって電力制御素子4、24を制御して直流出力
電圧を定電圧とする直流電源装置1、21を、並列に運転し
て電力を負荷9に供給する。各直流電源装置1、31に対応
して設けられ、基準信号を変更する誤差増幅器60、61 の
反転及び非反転入力端子間に、電流検出器15、35 で検出
した直流電源装置1、21の出力電流を、抵抗器53、54、56、5
7、58、59 によって分流させる。抵抗器58、59 の接続点
と、抵抗器54、56 の接続点との間に電子スイッチ62、63
を設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷に電力を供給する
複数個の定電圧直流電源装置の並列運転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】定電圧直流電源装置の並列運転装置に
は、複数台の定電圧直流電源装置の出力側を互いに並列
に接続し、1台の負荷に電力を供給するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような並列運転装
置では、ただ単に並列運転した場合、各直流電源装置の
内部インピーダンス、各直流電源装置が発生する直流定
電圧の値によって、各直流電源装置の出力容量とは無関
係に各直流電源装置の負担電流が決定される。従って、
各直流電源装置の出力容量以上の負荷電流が流れ、直流
電源装置を破壊する可能性があるという問題点があっ
た。
【0004】また、負荷電流が小さい場合には、或る特
定の直流電源装置が全負荷電流を負担し、他の直流電源
装置は負荷電流を分担しないことがある。この場合、特
定の直流電源装置は、その出力容量よりも負担している
全負荷電流の方が小さいので破壊されることはないが、
1台で全負荷電流を分担しているので、この特定の直流
電源装置の寿命が短くなるという問題点がある。
【0005】本発明は、複数台の直流電源装置がバラン
スよく、負荷電流を分担するように並列運転させること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、複数台の直流電源装置が並列に接続
されており、これら直流電源装置は、電力制御素子を制
御して直流出力電圧を生成する直流生成手段と、上記直
流出力電圧を検出する電圧検出手段と、この電圧検出手
段の検出出力信号と基準信号との差に基づいて上記電力
制御素子を制御して上記直流出力電圧を定電圧とする制
御手段とを有している。上記各直流電源装置の出力電流
をそれぞれ検出するように、電流検出手段が、各直流電
源装置ごとに設けられている。また、各直流電源装置ご
とに上記基準信号を変更する誤差増幅手段が設けられて
いる。これら誤差増幅手段は、第1及び第2の入力端子
をそれぞれ有している。各電流検出手段の出力信号を対
応する上記誤差増幅手段の第1及び第2の入力端子に分
流させる2つで1組の分流手段が設けられ、上記各誤差
増幅手段の第1の入力端子側の分流手段間に分路が形成
されている。
【0007】また、負荷を流れる電流を検出する負荷電
流検出手段と、この負荷電流検出手段の出力信号と、上
記各誤差増幅手段の出力信号とをそれぞれ加算して対応
する上記直流電源装置の上記基準信号を修正する複数の
修正手段とを、具備することもできる。
【0008】
【作用】本発明によれば、各直流電源装置では、直流出
力電圧を表している電圧検出手段の出力信号と基準信号
との偏差に基づいて制御手段が電力制御素子を制御する
ので、上記直流出力電圧は定電圧化される。さらに、各
直流電源装置の出力電流を表す出力を電流検出手段が発
生する。これら電流検出手段の出力信号は、対応する誤
差増幅手段の第1及び第2の入力端子に2つの分流手段
を介して供給される。
【0009】ここで、仮に直流電源装置が2台並列運転
されており、1台の直流電源装置の負担電流が、もう1
台の直流電源装置の負担電流よりも大きいと、その負担
電流の大きい直流電源装置に対応する誤差増幅手段の第
1の入力端子側の分流手段から分路を介して、もう1台
の直流電源装置に対応する誤差増幅手段の第1の入力端
子側の分流手段に、負担電流の大きい直流電源装置に設
けた電流検出手段から出力信号が供給される。
【0010】その結果、もう1台の直流電源装置側の誤
差増幅手段の第1入力端子と第2入力端子とに供給され
ている信号の差が大きくなり、この誤差増幅手段の出力
は大きくなる。その結果、もう1台の直流電源装置側の
基準信号は大きくなり、もう1台の直流電源装置の負担
電流が大きくなる。また、負担電流の大きい直流電源装
置側の誤差増幅手段の第1入力端子とび第2入力端子と
に供給されている信号の差は小さくなる。その結果、負
担電流が大きかった直流電源装置の負担電流は小さくな
る。
【0011】また、負荷電流を表す負荷電流検出手段の
出力信号と、上記各誤差増幅手段の出力信号とを、修正
手段によって加算して、これに基づいて基準信号を修正
すると、負荷電圧の変動にも対応することができる。
【0012】
【実施例】図1及び図2に第1の実施例を示す。この実
施例は、図2に示すように、2台の直流電源装置1、2
1を並列運転して、負荷9に電力を供給できるものであ
る。直流電源装置1は、商用交流電源10を整流する入
力側整流器2を有し、この入力側整流器2の出力は、平
滑用コンデンサ3によって平滑化される。これによって
商用交流電源10が直流化される。
【0013】この直流は、高周波変圧器5の一次側と、
電力制御素子、例えばIGBTまたはトランジスタとの
直列回路に供給される。電力制御素子の高速のオン・オ
フ制御によって高周波変圧器5の二次側には高周波信号
が誘起される。即ち、直流電源が高周波電源に変換され
る。
【0014】この高周波電源は、出力側整流器6によっ
て整流され、平滑用リアクトル7、逆流阻止用ダイオー
ド8を介して負荷9に供給される。この平滑用リアクト
ル7、出力側整流器6の出力側の電圧が電圧検出器11
によって検出され、誤差増幅器12の一方の入力に供給
され、誤差増幅器12の他方の入力には、基準信号源1
6から基準信号が供給されており、誤差増幅器12は、
電圧検出器11の検出信号と基準信号との誤差を増幅
し、スイッチング駆動装置13に供給する。このスイッ
チング駆動装置13は、電力制御素子4のオン・オフを
制御し、平滑用リアクトル7の出力側の電圧を一定値と
する。即ち、定電圧化が行われる。
【0015】直流電源装置21においても、同様にして
定電圧化が行われる。なお、直流電源装置21の各構成
要素には、直流電源装置1の各構成要素に付した参照番
号の値に20を加算した参照番号を付して、その説明を
省略する。
【0016】直流電源装置1、21の出力側整流器6、
26から負荷9へ流れる電流は、ホールCT(変流器)
等の電流検出器15、35によってそれぞれ検出され、
並列運転制御装置51に供給されている。また、負荷9
を流れる全負荷電流は、やはりホールCT等からなる負
荷電流検出器52によって検出され、並列運転制御装置
51に供給される。
【0017】この並列運転制御装置51は、図1に示す
ように演算増幅器によって構成された誤差増幅器60を
有し、この誤差増幅器60の反転入力端子及び非反転入
力端子は、同じ大きさの入力インピーダンスを有し、電
流検出器15からの出力信号は、分流手段、例えば抵抗
器53を介して誤差増幅器60の反転入力端子に供給さ
れ、さらに分流手段、例えば抵抗器54、56の直列回
路を介して誤差増幅器60の非反転入力端子に供給され
ている。抵抗器54、56の直列抵抗値と、抵抗器53
の抵抗値とは等しく選択されている。
【0018】並列運転制御装置51には、誤差増幅器6
0と同様な誤差増幅器61も設けられており、その反転
入力端子には抵抗器57を介して電流検出器35の出力
信号が供給され、非反転入力端子には、抵抗器58、5
9の直列回路を介して電流検出器35の出力信号が供給
されている。抵抗器58、59の合成抵抗値は、抵抗器
57の抵抗値に等しく選択されている。そして、抵抗器
54、56の相互接続点と、抵抗器58、59の相互接
続点との間には、直列に接続された電子スイッチ62、
63によって分路が形成されている。
【0019】並列運転装置51には、さらに、増幅器6
4も設けられており、この増幅器64には、負荷電流検
出器52の出力信号が抵抗器101を介して供給され、
さらに補助信号源65からの補助信号が抵抗器102を
介して供給されており、この増幅器64は、負荷電流検
出器52の検出信号と補助信号とを加算した信号を増幅
する。
【0020】誤差増幅器60の出力信号と増幅器64の
出力信号とは、抵抗器66、67を介して絶縁増幅器7
0に供給され、ここで加算増幅された後、基準信号源1
6からの基準信号に重畳され、誤差増幅器12に供給さ
れる。同様に、誤差増幅器61の出力信号は、抵抗器6
8、69を介して絶縁増幅器71に供給され、ここで加
算増幅された後、基準信号源36からの基準信号に重畳
され、誤差増幅器32に供給される。
【0021】例えば、直流電源装置1を単独運転した場
合、上述したように電力制御素子4のオン・オフ制御に
よって、高周波変圧器5の二次側に高周波電圧が誘起さ
れ、これが出力側整流器6によって整流され、平滑用リ
アクトル7によって平滑され、逆流阻止用ダイオード8
を介して負荷9に供給される。このとき、リアクトル7
の出力側の電圧が電圧検出器11によって検出され、こ
の検出信号と基準信号源16からの基準信号との誤差
が、誤差増幅器12によって増幅され、スイッチング駆
動装置13に供給され、この駆動装置13が電力制御素
子4を制御する。その結果、高周波変圧器5の二次側に
誘起される高周波電圧が変化し、負荷9に供給される直
流電圧が定電圧化される。
【0022】このとき、並列運転制御装置51の誤差増
幅器60には、電流検出器15から負荷電流を表す信号
が抵抗器54、56の直列回路と、抵抗器53とを介し
て分流するが、抵抗器54、56の合成抵抗値と、抵抗
器53の抵抗値とが等しいので、誤差増幅器60の反転
入力端子及び非反転入力端子に供給される信号は等し
く、誤差増幅器60は出力を発生しない。また、電子ス
イッチ62、63は開放されているので、電流検出器1
5からの信号は誤差増幅器61側に流れない。
【0023】直流電源装置21を単独運転した場合も直
流電源装置1を単独運転した場合と同様である。
【0024】直流電源装置1、21を並列運転する場
合、並列運転制御装置51内の電子スイッチ62、63
を閉成し、抵抗器54、56の相互接続点と、抵抗器5
8、59の相互接続点との間に、分路を形成する。な
お、説明の便宜上、負荷電流検出器52、増幅器64が
設けられていない状態で並列運転の動作を説明する。
【0025】直流電源装置1、21が並列運転される
と、電流検出器15が直流電源装置1から負荷9に流れ
る電流を表す信号を生成し、電流検出器35が直流電源
装置21から負荷9に流れる電流を表す信号を生成す
る。ここで、直流電源装置1から負荷9に流れる電流
が、直流電源装置21から負荷9に流れる電流よりも大
きいとすると、電流検出器15の出力信号が電流検出器
35の出力信号よりも大きく、これは抵抗器53を介し
て誤差増幅器60の反転入力端子に供給されると共に、
抵抗器54、抵抗器56を介して誤差増幅器60の非反
転入力端子に供給されさらに、抵抗器54から電子スイ
ッチ62、63、抵抗器59を介して誤差増幅器61の
非反転入力端子にも供給される。
【0026】従って、誤差増幅器60の反転入力端子に
発生する電圧が、誤差増幅器60の非反転入力端子に発
生する電圧よりも大きくなり、誤差増幅器60の出力信
号は負の値となる。これは絶縁増幅器70で増幅され
て、基準信号源16が発生している基準信号に加算さ
れ、誤差増幅器12に供給される基準信号が小さな値と
なるので、直流電源装置1の出力電圧は小さな値とな
る。
【0027】また、電流検出器35の検出信号は、抵抗
器57を介して誤差増幅器61の反転入力端子に供給さ
れ、誤差増幅器61の非反転入力端子には抵抗器58、
59を介して供給される。誤差増幅器61の非反転入力
端子には、電流検出器15の出力信号も抵抗器54、電
子スイッチ62、63を介して供給されている。その結
果、誤差増幅器61の非反転入力端子の電圧が反転入力
端子の電圧よりも大きくなり、誤差増幅器61の出力電
圧は正の値となる。これが絶縁増幅器71で増幅され
て、基準信号源36の基準信号に加算される。従って、
誤差増幅器32に供給される基準信号は、今までの値よ
りも大きくなり、その結果、直流電源装置21の出力電
圧は高くなる。
【0028】このように直流電源装置1が発生する電圧
が低くなり、直流電源装置21が発生する電圧が高くな
る動作は、電流検出器15、35の出力信号の値が等し
くなり、電子スイッチ62、63を介して電流検出器1
5の出力信号が誤差増幅器61の非反転入力端子に供給
されなくなるまで、即ち両電源装置1、21が負担する
電流が等しくなるまで継続される。
【0029】電流検出器35の出力信号が、電流検出器
15の検出信号よりも大きいときには、上記とは逆に電
流検出器の出力信号が電子スイッチ63、61を介して
誤差増幅器60の非反転入力端子に供給され、誤差増幅
器61の出力信号が負に、誤差増幅器60の出力信号が
正になり、直流電源装置1の出力電圧が高くなり、直流
電源装置21の出力電圧が低くなる。この動作は、両直
流電源装置1、21の負担する電流が等しくなるまで継
続される。
【0030】ところで、直流電源装置1、21の逆流防
止用ダイオード8、28及び直流電源装置1、21 と
負荷9との間の配線インピーダンスによる電圧降下によ
って負荷9に印加される電圧が低下することがある。こ
れを防止するため、負荷9に流れる電流を負荷電流検出
器52によって検出し、この出力信号を増幅器64で増
幅した後、絶縁増幅器70、71に供給している。従っ
て、絶縁増幅器70、71は、誤差増幅器60、61の
出力信号に増幅器64の出力信号を加算した信号を誤差
増幅器12、16に供給する。その結果、負荷9には所
望の電圧が印加され、かつ両直流電源装置1、21が負
担する電流が等しくなる。なお、補助信号源65は、絶
縁増幅器70、71に供給する信号を調整するために設
けられている。
【0031】図3に第2の実施例の並列運転制御装置5
1Aを示す。この実施例は、並列運転される直流電源装
置が3台の場合のもので、第1の実施例と同等の部分に
は同一符号を付して、その説明を省略する。3台目の直
流電源装置に設けられた電流検出器95の出力信号が抵
抗器72を介して3台目の誤差増幅器76の反転入力端
子に供給されると共に、抵抗器73、74の直列回路を
介して、この誤差増幅器76の非反転入力端子にも供給
される。また、電子スイッチ75が抵抗器73、74の
相互接続点と電子スイッチ63との間に接続されてい
る。誤差増幅器76の出力信号は抵抗器78を介して絶
縁増幅器79に供給される。この絶縁増幅器79には増
幅器64の出力信号も抵抗器77を介して供給されてお
り、この絶縁増幅器79の出力信号は、3台目の直流電
源装置の誤差増幅器92に供給される。無論、この誤差
増幅器92は3台目の直流電源装置の電力制御素子を制
御するためのもので、基準信号源96から基準信号も供
給されている。
【0032】この実施例でも、第1の実施例と同様に、
各電源装置が負担する電流が等しくなるように、かつ出
力電圧が所望の値となるように動作する。
【0033】上記の実施例では、並列運転される直流電
源装置の台数は、2台または3台としたが、さらに多数
の直流電源装置を並列運転することもできる。また、直
流電源装置の構成も、上記の実施例に示したものに限ら
ず、例えば交流電源をサイリスタを用いた整流器によっ
て整流するように構成し、サイリスタの点弧角を制御す
る構成とすることもできる。また、上記の実施例では、
直流電源装置を単独運転する場合も考慮して、電子スイ
ッチ62、63、75を用いたが、常に並列運転する場
合には、電子スイッチを設けずに、第1の実施例の場合
には直接に抵抗器54、56の相互接続点と、抵抗器5
8、59の相互接続点を接続し、第2の実施例の場合に
は、抵抗器54、56の相互接続点、抵抗器58、59
の相互接続点及び抵抗器73、74の相互接続点を直接
に接続すれば良い。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各直流
電源装置の出力電流をそれぞれ複数の電流検出手段で検
出し、各直流電源装置ごとに設けられた複数の誤差増幅
手段の第1及び第2の入力端子に対応する電流検出手段
の出力信号を分流手段によって分流させ、各誤差増幅手
段の第1の入力端子側の分流手段間に電流検出手段の出
力信号が流れる分路を形成しているので、各直流電源装
置の負担電流を均等にすることができ、いずれの直流電
源装置をも破壊することがなく、特定の直流電源装置の
寿命が短くなることもない。さらに、負荷を流れる電流
を負荷電流検出手段で検出し、各誤差増幅手段の出力信
号とを修正手段によってそれぞれ加算して対応する直流
電源装置の基準信号を修正しているので、負荷に印加す
る電圧を常に一定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による直流電源装置の並列運転装置の第
1の実施例の並列運転制御装置のブロック図である。
【図2】同第1の実施例のブロック図である。
【図3】同第2の実施例の並列運転制御装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 21 直流電源装置 4 24 電力制御素子 11 31 電圧検出器 12 32 誤差増幅器(制御手段) 13 33 スイッチング駆動装置(制御手段) 15 35 電流検出器 52 負荷電流検出器 53 54 56 57 58 59 抵抗器(分流手
段) 60 61 誤差増幅器 62 63 電子スイッチ(分路) 70 71 絶縁増幅器(修正手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力制御素子を制御して直流出力電圧を
    生成する直流生成手段と、上記直流出力電圧を検出する
    電圧検出手段と、この電圧検出手段の検出出力信号と基
    準信号との差に基づいて上記電力制御素子を制御して上
    記直流出力電圧を定電圧とする制御手段とを有する直流
    電源装置を、複数台並列に運転して電力を負荷に供給す
    る直流電源装置の並列運転装置において、 上記各直流電源装置の出力電流をそれぞれ検出するよう
    に上記各直流電源装置にそれぞれ設けられている複数の
    電流検出手段と、上記各直流電源装置ごとに設けられ第
    1及び第2の入力端子をそれぞれ有し、対応する上記直
    流電源装置の上記基準信号を変更する複数の誤差増幅手
    段と、上記各電流検出手段の出力信号を対応する上記誤
    差増幅手段の第1及び第2の入力端子に分流させる2つ
    で1組の分流手段と、上記各誤差増幅手段の第1の入力
    端子側の分流手段間に形成された分路とを、有する直流
    電源装置の並列運転装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直流電源装置の並列運転
    装置において、上記負荷を流れる電流を検出する負荷電
    流検出手段と、この負荷電流検出手段の出力信号と、上
    記各誤差増幅手段の出力信号とをそれぞれ加算して対応
    する上記直流電源装置の上記基準信号を修正する複数の
    修正手段とを、具備することを特徴とする直流電源装置
    の並列運転装置。
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