JPH06121057A - 不在転送方法 - Google Patents

不在転送方法

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Publication number
JPH06121057A
JPH06121057A JP26599992A JP26599992A JPH06121057A JP H06121057 A JPH06121057 A JP H06121057A JP 26599992 A JP26599992 A JP 26599992A JP 26599992 A JP26599992 A JP 26599992A JP H06121057 A JPH06121057 A JP H06121057A
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JP
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extension
telephone
absent
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Application number
JP26599992A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Hiromatsu
克簡 廣松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP26599992A priority Critical patent/JPH06121057A/ja
Publication of JPH06121057A publication Critical patent/JPH06121057A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不在転送における着呼応答の確率が高く、転
送待時間が短縮できる不在転送方法を提供することを目
的とする。 【構成】 自動交換機である主装置1が第1の記憶手段
101と第2の記憶手段102とを備え、制御手段11
は複数の内線電話機21、・・、30、31の被呼に対
する不在転送先を内線電話機ごとに第1の記憶手段10
1に登録格納するとともに、各不在転送先の登録後から
現時点までの応答回数を第2の記憶手段102に記憶
し、たとえば被呼内線電話機が不在の場合、転送先をそ
の応答回数の大きいものから順次選んで転送していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は構内交換機やボタン電話
システムにおいて、被呼内線電話機が不在などの場合に
他の内線電話機に転送する不在転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電話機の機能が拡大充実されてき
たが、不在転送の転送効率向上が課題である。
【0003】以下、従来の不在転送方法について図面を
参照しながら説明する。図8は従来の不在転送方法を用
いた自動交換電話伝送手段の構成をブロック図で示す。
図8において、1は構内自動交換機の主装置、5と6は
それぞれ局線aと局線n、12、13および14はそれ
ぞれ内線a、内線mおよび内線n、21、30および3
1はそれぞれ内線電話機a、内線電話機mおよび内線電
話機nである。主装置1において、2、3および4はそ
れぞれ内線a、内線mおよび内線nとのインタフェース
を司る内線回路手段、7および8はそれぞれ前記局線a
および局線nとのインタフェースを司る局線回路手段、
9は主装置1の動作を制御する制御手段11からの指令
に応じた音声信号を合成して送出する音声合成手段、1
0は前記各内線電話機から登録された不在転送先を格納
しておく記憶手段、15は前記内線回路手段と前記局線
回路手段とを介して任意の局線と内線電話機とを相互に
接続し、また音声合成手段9と内線電話機とを相互に接
続する通話手段である。
【0004】また、図9は内線電話機の構成をブロック
図で示す。図において、22は受話器、23は電話機内
線回路手段、24は連続転送ボタン、25は表示部26
と連続転送ボタン24と操作部27とのインタフェース
を司るI/F,28はスピーカ、29は内線電話機の動
作を制御する電話機制御手段である。なお、図8に示し
た内線電話機mおよび内線電話機nの構成要素も上記と
同じである。
【0005】図10は図8に示した記憶手段10におけ
るデータの構成を模式図で示す。図において、41〜4
4は内線電話機aの被呼に対応する転送データであっ
て、41は内線電話機aの不在転送先が登録されている
か否かを示す不在転送登録フラグであり、登録されてい
ればフラグが真になる。また、42〜44はそれぞれ不
在転送先データを格納する不在転送先データ領域であ
る。また、45〜48は内線電話機nの被呼に対応する
転送データであって、45は不在転送登録フラグ、46
〜48は不在転送先データ領域である。このように内線
電話機ごとに対応して不在転送先データが格納されてい
る。
【0006】上記構成要素の相互関係と動作について図
面を参照しながら説明する。図11は図8に示した記憶
手段10における不在転送先データの登録、解除および
変更処理をフローチャートで示す。図11の(a)は不
在転送先の登録処理、(b)は不在転送先の解除処理、
(c)は不在転送先の変更処理をフローチャートで示
す。まず不在転送先の登録処理について図11(a)を
参照しながら説明すると、ステップ51において、使用
者が内線電話機aの操作部27で不在転送登録操作を行
うと、不在転送登録データが操作部27−I/F25−
電話機制御手段29−電話機内線回路手段23−内線回
路手段2−制御手段11の経路で制御手段11へ伝送さ
れ、ステップ52において、制御手段11は不在転送先
データが内線電話機aの第1番目の不在転送先データか
否かを内線電話機aの不在転送登録フラグを見てチェッ
クする。不在転送登録フラグが偽であれば不在転送先デ
ータが未登録であることを意味するので、当然最初の、
つまり第1番目の不在転送先データである。したがっ
て、ステップ53に移行してフラグを真にし、ステップ
54に移行して第1番目の不在転送先データ領域に不在
転送先データを格納してステップ55に移行する。ま
た、ステップ52でフラグが真であればすでに不在転送
先が1個以上登録されているので第1番目の不在転送先
データでなく、したがって、ステップ54に移行して不
在転送先データを登録済み不在転送先データ領域のつぎ
に格納し、ステップ55に移行する。ステップ55では
不在転送先データ領域の順位jに1を加算してつぎの登
録に備え、登録処理を終了する。
【0007】つぎに、不在転送先の解除処理について図
11(b)を参照しながら説明すると、使用者が内線電
話機aの操作部27で不在転送解除操作が行うと、不在
転送解除指令が操作部27−I/F25−電話機制御手
段29−電話機内線回路手段23−内線回路手段2−制
御手段11の経路で制御手段11に伝送され、制御手段
11はステップ61で内線電話機aに対応する不在転送
登録フラグ41を偽にし、ステップ62で不在転送先デ
ータ領域42〜44のすべてをクリアして解除処理を終
了する。
【0008】つぎに、登録データ変更処理について図1
1(c)を参照しながら説明すると、使用者が内線電話
機aの操作部27で不在転送先変更操作を行うと、不在
転送変更データが操作部27−I/F25−電話機制御
手段29−電話機内線回路手段23−内線回路手段2−
制御手段11の経路で制御手段11に伝送され、制御手
段11はステップ71において内線電話機aの該当する
不在転送先データを変更データに置き換えて変更処理を
終了する。
【0009】つぎに、転送処理を含む、内線電話機から
他の内線電話機への発呼処理について図12、図13、
図14および図15を参照しながら説明する。図12は
内線電話機aから内線電話機nへの発呼処理の概略を示
し、図13、図14および図15はそれぞれ図12に示
したステップ1、ステップ2およびステップ3の詳細を
フローチャートで示す。ステップ82において使用者が
内線電話機aの操作部27で内線電話機nに発呼操作す
ると、発呼データが内線電話機aの操作部27−I/F
25−電話機制御手段29−電話機内線回路手段23−
内線回路手段2−制御手段11の経路で制御手段11に
伝送され、制御手段11は発呼データが示す内線電話機
nの電話機制御手段29に着信データを制御手段11−
内線回路手段4−電話機内線回路手段23−電話機制御
手段29の経路で送出する。制御手段11から着信デー
タを受信した内線電話機nの電話機制御手段29はスピ
ーカ28に着信呼び出し音を発生させる。つぎに、ステ
ップ83において制御手段11は内線電話機nが所定時
間以内に着信呼び出しに応答するか否かをチェックす
る。所定時間以内に内線電話機nが応答して受話器22
がオフフックされると、オフフックデータが受話器22
−電話機制御手段29−電話機内線回路手段23−内線
回路手段4−制御手段11の経路で制御手段11に伝送
されて接続を終了する。
【0010】ステップ83において所定時間以内に内線
電話機nが応答せず、オフフックデータが伝送されない
場合は不在と判断してステップ84に移行し、被呼内線
電話機nの不在転送先が登録されているか否かを、内線
電話機nに対応する不在転送登録フラグ45を参照して
チェックする。不在転送登録フラグ45が真であれば不
在転送先が登録されており、ステップ85に移行して音
声合成手段9を通話路手段15、内線回路手段2を介し
て発呼内線電話機の内線電話機aに接続し、ステップ8
6において制御手段11−音声合成手段9−通話路手段
15−内線回路手段2−電話機内線回路手段23−受話
器22の経路で内線電話機aへ「不在ですので、複数の
行き先に順番に転送します」という合成音声メッセージ
を送出する。つぎにステップ87において内線電話機n
に対応する第1番目の不在転送先データ領域46の転送
先データを選択してステップ88に移行する。
【0011】ステップ88ですべての転送先に転送し終
えたか否かをチェックするが、まだ終了していないので
ステップ89に移行し、いま不在転送先データが内線電
話機mを示したとすると、内線電話機mの電話機制御手
段29に着信データと不在連続転送中データを制御手段
11−内線回路3−電話機内線回路手段23−電話機制
御手段29の経路で送出して着信を転送する。ステップ
90において前記データを受信した内線電話機mの電話
機制御手段29は着信データに対応してスピーカ28か
ら着信呼び出し音を送出させるとともに、不在連続転送
中データに対しては電話機制御手段29−I/F25−
表示部26の経路で表示部26に不在連続転送中である
ことを表示させる。ステップ94において、制御手段1
1は内線電話機mが所定の時間内に応答するか否かをチ
ェックする。所定の時間内に内線電話機mが応答せず、
受話器22によるオフフックデータが制御手段11へ伝
送されない場合はステップ100に移行して転送先デー
タの領域番号に1を加え、ステップ88に移行してつぎ
の転送先の有無をチェックする。
【0012】ステップ94において所定の時間内に内線
電話機mが応答し、前記オフフックデータが伝送された
場合はステップ95に移行し、内線電話機aと転送先内
線電話機mとの相互通話状態になる。つぎに、ステップ
96において発呼内線電話機aから転送先内線電話機m
に対して目的の人物がいるか否かを通話により確認す
る。ステップ96で目的の人物がいればステップ97に
移行して転送先内線電話機mと通話が進行し、その通話
終了後に転送先内線電話機mがオンフックすると、ステ
ップ98においてオンフックデータが受話器22−電話
機制御手段29−電話機内線回路手段23−内線回路手
段3−制御手段11の経路で制御手段11へ伝送されて
連続転送は終了する。
【0013】ステップ96において転送先に目的の人物
がいなければステップ99に移行し、転送先の使用者は
内線電話機mの表示部26を見て連続転送中であること
を知り、連続転送ボタン24を押下する。連続転送ボタ
ンが押下されると連続転送押下データが連続転送ボタン
24−I/F25−電話機制御手段29−電話機内線回
路手段23−内線回路手段3−制御手段11の経路で制
御手段11に転送される。ステップ100において制御
手段11は不在転送先領域の番号に1を加算して2番目
の転送先決定の準備を行い、ステップ88に移行する。
また、ステップ94で転送先内線電話機が所定の時間内
に転送着信に応答しない場合もステップ100に移行し
て第2番目の転送先へ転送して上述と同様な動作を行
う。
【0014】ステップ88では登録された不在転送先の
終了をチェックするので、登録された転送先に目的の相
手が見つかるか、またはすべての登録転送先への転送が
終了するまで、登録された不在転送先データ領域の第1
番目、第2番目、第3番目、・・・、のデータが示す転
送先に順次転送が実行される。ステップ88で転送先登
録データのすべてを転送しても目的の相手が見つからな
かった場合はステップ91に移行し、制御手段11は音
声合成手段9を通話路手段15、内線回路手段2を介し
て発呼内線の内線電話機aに接続し、ステップ92にお
いて制御手段11−音声合成手段9−通話路手段15−
内線回路手段2−電話機内線回路手段23−受話器22
の経路で発呼内線電話機aに、転送先のどこにも目的の
相手が存在しなかった旨を合成音声メッセージで知らせ
て処理を終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の不在
転送方法では、複数の転送先に対して、不在転送先デー
タの記憶領域の先頭から順番に転送され、転送先の頻度
に無関係に転送されるので、転送頻度の高い現在の自分
の移動先に転送されてくるのに時間がかかる場合が発生
し、被転送者を待たせるという問題があった。
【0016】本発明は上記の課題を解決するもので、応
答確率が高く、速やかに転送が行われる不在転送方法を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、操作者が指示入力する入力手段を備えた
複数の内線電話機と、前記内線電話機相互間の交換接続
および前記内線電話機と外部の局線との交換接続を行う
自動交換機とを備えた自動交換電話伝送手段において、
前記自動交換機は交換接続動作を制御する制御手段と、
前記内線電話機の不在転送の情報を記憶する第1の記憶
手段および第2の記憶手段を備え、前記制御手段は操作
者が前記入力手段により登録した被呼に対する1個以上
の不在転送先を前記第1の記憶手段に、前記不在転送先
の被呼応答回数を第2の記憶手段にそれぞれ格納し、被
呼に対する転送先を第1の記憶手段に記憶された転送先
から第2の記憶手段に記憶された応答回数の多い順番で
選び、転送条件に従って転送する不在転送方法である。
【0018】
【作用】本発明は上記の構成において、制御手段は被呼
内線電話機に対応する第1の記憶手段と第2の記憶手段
を参照し、内線不在者の登録した不在転送先を応答回数
の多い順序で順次転送する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例の不在転送方法につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施例の不在転送方法を用いる構内自動交換電話伝送手段
の構成をブロック図で示す。なお、図5に示した従来例
と同じ構成要素には同一番号を付与し、詳細な説明を省
略する。また、図2は本発明の一実施例の不在転送方法
に用いる記憶手段に格納されるデータの構成を模式図で
示し、図3は本発明の一実施例の不在転送方法における
不在転送先の登録、解除および変更処理をフローチャー
トで示す。本発明が従来例と異なるところは、主装置1
における記憶手段10および制御手段11の構成と動作
である。なお、内線電話機は図9に示した従来例の構成
と同じとする。また、図4は本発明の一実施例の不在転
送方法における内線呼び出し処理の概略をフローチャー
トで示し、図5、図6および図7はそれぞれ図4に示し
たステップ1、ステップ2およびステップ3の処理の詳
細をフローチャートで示す。
【0020】図1において、構内自動交換機の主装置1
の記憶手段10は第1の記憶手段101と第2の記憶手
段102とを備える。第1の記憶手段101は内線電話
機から登録された不在転送先を格納しておくための記憶
手段であり、また、第2の記憶手段102は不在転送先
の内線電話機が現時点までに応答した回数を格納してお
くための記憶手段である。
【0021】また、図2は図1に示した記憶手段10に
おけるデータの構成を模式図で示し、図2(a)は第1
の記憶手段におけるデータの構成、図2(b)は第2の
記憶手段におけるデータの構成を模式図で示す。図2
(a)において、150〜153は内線電話機aの被呼
に対応する転送情報データであって、150は内線電話
機aの不在転送先が登録されているか否かを示す不在転
送登録フラグであり、登録されていればフラグが真とす
る。また、151〜153は前記不在転送登録フラグが
真の場合にのみ有効で、不在転送先が登録されている不
在転送先データ領域である。また154〜157は内線
電話機nに対応する転送情報データであって、154は
不在転送登録フラグ、155〜157は不在転送先デー
タ領域である。このように内線電話機ごとに対応して転
送先データが第1の記憶手段に記憶されるが、この構成
は従来例と同じである。
【0022】図2(b)において、158から160は
内線電話機aの被呼に対応する応答回数格納領域であっ
て、前記不在転送登録フラグ150が真の場合にのみ有
効で、前記不在転送先データ領域の転送先が登録後から
現時点までに応答した回数を格納している。また、16
1〜163は内線電話機nに対応する応答回数格納領域
である。たとえば、内線電話機nに対応する領域161
には内線電話機nに対応する不在転送先データ領域15
5に記憶された不在転送先が登録後から現時点までに応
答した回数が記憶されている。このように、内線電話機
ごとに、その転送先の応答回数データが第2の記憶手段
に記憶される。なお、本実施例では応答回数格納領域の
配列順序を不在転送先データ領域の配列順序と同じにす
ることにより転送先と応答回数との対応を簡単にしてい
る。
【0023】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて図面を参照しながら説明する。図3の(a)、
(b)、(c)はそれぞれ本発明の不在転送方法におけ
る不在転送先の登録処理、解除処理、変更処理をフロー
チャートで示す。まず、図3(a)に示した不在転送先
登録処理について説明する。ステップ171において操
作者が内線電話機aの操作部27で不在転送登録操作を
行うと、不在転送先の登録データが操作部27−I/F
25−電話機制御手段29−電話機内線回路手段23−
内線回路手段2−制御手段11の経路で制御手段11に
伝送され、ステップ172において制御手段11は不在
転送先データが内線電話機aの第1番目の不在転送先デ
ータか否かを不在転送登録フラグを参照することにより
チェックする。不在転送登録フラグが偽であれば不在転
送先がまだ登録されていないので、1番目の不在転送先
データであり、ステップ173に移行して内線電話機a
に対応する不在転送登録フラグ150を真にし、ステッ
プ174に移行して第1番目の不在転送先データ領域に
不在転送先データを格納する。つぎにステップ175に
移行して、まだ不在転送を実行していないので応答回数
格納領域の、1番目の転送先に対応する応答回数データ
をクリアする。なお、実施例では第1の記憶手段におけ
る転送先データの配列順序と、それに対応する第2の記
憶手段における応答回数データの配列順序を同じにして
いるので、いまの場合、1番目の応答回数データをクリ
アすればよい。
【0024】また、ステップ172において不在転送登
録フラグが真であれば、すでに不在転送先が1個以上登
録されており、ステップ174に移行して登録済み領域
のつぎの領域に不在転送先データを格納し、ステップ1
75に移行して、いま登録した不在転送先データに対応
する応答回数データをゼロにクリアする。つぎに、ステ
ップ176において不在転送先データ領域および応答回
数格納領域の領域番号に1を加算して登録処理を終了す
る。内線電話機m、内線電話機nについても同様に処理
されて、その内線電話機に対応して第1の記憶手段に不
在転送先データが記憶され、第2の記憶手段に前記登録
された転送先の応答回数がクリアされる。
【0025】つぎに、図3(b)に示した解除処理につ
いて説明する。ステップ180で使用者が内線電話機a
の操作部27で不在転送解除操作を行うと、不在転送解
除データが操作部27−I/F25−電話機制御手段2
9−電話機内線回路手段23−内線回路手段2−制御手
段11の経路で制御手段11へ伝送され、ステップ18
1において制御手段11は内線電話機aに対応する不在
転送登録フラグ150を偽にし、ステップ182で不在
転送先データ領域151〜153のすべて、ステップ1
83で不在転送先応答回数格納領域158〜160のす
べてをクリアして解除処理を終了する。なお、内線電話
機m、内線電話機nについても同様に解除処理が行われ
る。
【0026】つぎに、図3(c)に示した登録データ変
更処理について説明する。ステップ190で使用者が内
線電話機aの操作部27で不在転送先変更操作を行う
と、不在転送変更データが操作部27−I/F25−電
話機制御手段29−電話機内線回路手段23−内線回路
手段2−制御手段11の経路で制御手段11に伝送さ
れ、ステップ191において制御手段11は転送先変更
データを内線電話機aの該当する不在転送先データ領域
へ格納し、ステップ192で不在転送先応答回数格納領
域158〜160のうち、変更した不在転送先に対応す
る不在転送先応答回数格納領域のデータをクリアして変
更処理を終了する。
【0027】つぎに、内線電話機から他の内線電話機へ
の発呼処理について図4、図5、図6および図7を参照
しながら説明する。図4は本発明の一実施例の不在転送
方法における発呼処理の概略を、内線電話機aから内線
電話機nへの発呼を例にフローチャートで示す。また、
図5、図6および図7はそれぞれ図4に示したステップ
1、ステップ2およびステップ3の詳細をフローチャー
トで示す。図において、ステップ202で使用者が内線
電話機aの操作部27で内線電話機nへの発呼操作を行
うと、発呼データが操作部27−I/F25−電話機制
御部29−電話機内線回路手段23−内線回路手段2−
制御手段11の経路で制御手段11に伝送され、制御手
段11は発呼データが示す内線電話機nの電話機制御手
段29に着信データを制御手段11−内線回路手段4−
電話機内線回路手段23−電話機制御手段29の経路で
送出する。制御手段11からの着信データを受信した内
線電話機nの電話機制御手段29はスピーカ28から着
信呼び出し音を発生させる。
【0028】ステップ203において、制御手段11は
内線電話機nが所定時間以内に着信呼び出しに応答する
か否かをチェックする。所定時間以内に内線電話機nが
応答し、受話器22のオフフックデータが受話器22−
電話機制御手段29−電話機内線回路手段23−内線回
路手段4−制御手段11の経路で制御手段11に伝送さ
れた場合は接続が完了する。ステップ203において内
線電話機nが所定時間内に応答せず、オフフックデータ
が伝送されない場合は不在と判断し、ステップ204に
移行して、内線電話機nの不在転送が登録されているか
否かを、第1の記憶手段の内線電話機nに対応する不在
転送登録フラグ154を参照してチェックする。内線電
話機nの不在転送登録フラグが偽であれば不在転送先が
登録されていないので転送先がなく、そのまま着信状態
を継続させる。ステップ205で内線電話機nの不在転
送登録フラグ154が真であれば不在転送先が登録され
ており、ステップ205に移行して、制御手段11は音
声合成手段9を通話路手段15、内線回路手段2を介し
て発呼内線電話機aに接続し、ステップ206で制御手
段11−音声合成手段9−通話路手段15−内線回路手
段2−電話機内線回路手段23−電話機制御手段29の
経路で内線電話機aに「不在ですので、複数の行き先に
順番に転送します」という合成音声メッセージを送出す
る。
【0029】つぎに、ステップ207において、制御手
段11は内線電話機nの応答回数格納領域161〜16
3に記憶されている応答回数の大きさを比較して、まず
最も大きい(大きさの順序をjとするとj=1)応答回
数に対応する転送先を不在転送先領域(154〜15
7)から選択(jに対応する領域の番地をm(j)とす
る)する。 ステップ208で、すべての不在転送先を
選択し終えていないかぎりステップ209に移行し、前
記選択された不在転送先m(j)が、たとえば内線電話
機mを指定していると、内線電話機mの電話機制御手段
29に着信データと不在連続転送中データを制御手段1
1−内線回路手段3−電話機内線回路手段23−電話機
制御手段29の経路で送出し、ステップ210で前記デ
ータを受信した内線電話機mの電話機制御手段29は、
着信データに対応してスピーカ28から着信呼び出し音
を発生させるとともに、不在連続転送中データに対応し
て不在連続転送中であることを表示させる。
【0030】つぎに、ステップ214で制御手段11は
内線電話機mが所定の時間内に応答するか否かをチェッ
クする。所定の時間内に内線電話機mが応答し、受話器
22のオフフックデータが受話器22−電話機制御手段
29−電話機内線回路手段23−内線回路手段3−制御
手段11の経路で制御手段11に伝送された場合はステ
ップ215に移行して内線電話機aと転送先内線電話機
mの相互通話状態になり、オフフックデータが伝送され
ない場合はステップ220に移行して応答回数のつぎに
大きな回数を選ぶためにjに1を加算し(j=2とな
る)、ステップ221で2番目(j=2)に応答回数の
大きい不在転送先(m=m(j))を選択し、ステップ
208に移行する。また、ステップ215の相互通話状
態になった場合はステップ216で発呼内線電話機aか
ら転送先内線電話機mに対して目的の人物がいるか否か
を通話により確認し、目的の人物がいればステップ21
7に移行してその転送先内線電話機mと通話が進行し、
その通話終了後転送先内線電話機mがオンフックすると
オンフックデータが受話器22−電話機制御手段29−
電話機内線回路手段23−内線回路手段3−制御手段1
1の経路で制御手段11に伝送され、ステップ218に
おいて制御手段11は被呼内線電話機nの不在転送先内
線電話機mに対する転送先応答回数を1回追加し、ステ
ップ219で連続転送が終了する(ステップ219)。
【0031】また、ステップ216で転送先内線電話機
mに目的の人物がいなければステップ219に移行し
て、転送先内線電話機mは表示部26で連続転送中であ
ることを表示し、受話者はその表示を見て連続転送中で
あることを知って連続転送ボタン24を押下する。前記
連続転送ボタン押下により連続転送ボタン押下データが
連続転送ボタン24−I/F25−電話機制御手段29
−電話機内線回路手段23−内線回路手段3−制御手段
11の経路で制御手段11に伝送され、ステップ220
とステップ221とで前記同様にして制御手段11はつ
ぎに応答回数の大きい不在転送先を選択する。
【0032】ステップ208において転送ごとに転送先
のすべてを転送したか否かをチェックし(つぎの転送先
が登録されているかを見る)、応答回数の大きい順に転
送先のすべてに転送しても目的の相手が見つからなかっ
た場合は、ステップ211に移行して制御手段11は音
声合成手段9を発呼内線電話機aに接続して、制御手段
11−音声合成手段9−通話路手段15−内線回路手段
2−電話機内線回路手段23−受話器22の経路で登録
された不在転送先のどこにも目的の人物がいなかった旨
を合成音声メッセージで知らせ、接続処理を終了する。
【0033】以上のように本発明の実施例の不在転送方
法によれば、転送先とその応答回数とを記憶しておき、
応答回数の多い順序に転送先を選んで順次転送すること
により、転送先での応答確率が向上し、効果的に不在転
送を行うことができ、被呼者に転送されるまでの時間が
短縮される。
【0034】なお、実施例では被呼内線電話機が所定時
間内に応答しない不在により自動的に転送を開始する例
について説明したが、被呼内線がオフフックして目的の
人物がいないとき、被呼内線から連続転送ボタンを押下
して転送を開始できるようにしてもよいことは言うまで
もない。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
は、操作者が指示入力する入力手段を備えた複数の内線
電話機と、前記内線電話機相互間の交換接続および前記
内線電話機と外部の局線との交換接続を行う自動交換機
とを備えた自動交換電話伝送手段において、前記自動交
換機は交換接続動作を制御する制御手段と、前記内線電
話機の不在転送の情報を記憶する第1の記憶手段および
第2の記憶手段を備え、前記制御手段は操作者が前記入
力手段により登録した被呼に対する1個以上の不在転送
先を前記第1の記憶手段に、前記不在転送先の被呼応答
回数を第2の記憶手段にそれぞれ格納し、被呼に対する
転送先を第1の記憶手段に記憶された転送先から第2の
記憶手段に記憶された応答回数の多い順番で選び、転送
条件に従って転送する不在転送方法とすることにより、
不在転送先の着呼応答の確率が高くなって内線不在者の
移動先に転送される時間が短縮され、被転送者の待ち時
間が短縮されて利便性に富むサービスが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の不在転送方法を用いた自動
交換電話伝送手段の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施例の不在転送方法を用いた自動
交換機の記憶手段に格納されるデータの構成を示す模式
図 (a)は第1の記憶手段における不在転送先データの構
成を示す模式図 (b)は第2の記憶手段における応答回数データの構成
を示す模式図
【図3】本発明の一実施例の不在転送方法における不在
転送先の登録、解除および変更の処理を示すフローチャ
ート (a)は登録処理を示すフローチャート (b)は解除処理を示すフローチャート (c)は変更処理を示すフローチャート
【図4】本発明の一実施例の不在転送方法における内線
発呼処理の概略を示すフローチャート
【図5】図4に示したステップ1の処理の詳細を示すフ
ローチャート
【図6】図4に示したステップ2の処理の詳細を示すフ
ローチャート
【図7】図4に示したステップ3の処理の詳細を示すフ
ローチャート
【図8】従来の不在転送方法を用いた自動交換電話伝送
手段の構成を示すブロック図
【図9】内線電話機の構成を示すブロック図
【図10】従来の不在転送方法を用いる自動交換機の記
憶手段におけるデータの構成を示す模式図
【図11】従来の不在転送先データの登録、解除および
変更処理を示すフローチャート (a)は登録処理を示すフローチャート (b)は解除処理を示すフローチャート (c)は変更処理を示すフローチャート
【図12】従来の不在転送方法における内線発呼処理の
概略を示すフローチャート
【図13】図12に示したステップ1の処理の詳細を示
すフローチャート
【図14】図12に示したステップ2の処理の詳細を示
すフローチャート
【図15】図12に示したステップ3の処理の詳細を示
すフローチャート
【符号の説明】
1 主装置(自動交換機) 5、6 局線 11 制御手段 21、30、31 内線電話機 101 第1の記憶手段 102 第2の記憶手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者が指示入力する入力手段を備えた
    複数の内線電話機と、前記内線電話機相互間の交換接続
    および前記内線電話機と外部の局線との交換接続を行う
    自動交換機とを備えた自動交換電話伝送手段において、
    前記自動交換機は交換接続動作を制御する制御手段と、
    前記内線電話機の不在転送の情報を記憶する第1の記憶
    手段および第2の記憶手段を備え、前記制御手段は操作
    者が前記入力手段により登録した被呼に対する1個以上
    の不在転送先を前記第1の記憶手段に、前記不在転送先
    内線電話機の被呼応答回数を第2の記憶手段にそれぞれ
    格納し、被呼に対する転送先を第1の記憶手段に記憶さ
    れた転送先から第2の記憶手段に記憶された応答回数の
    多い順番で選び、転送条件に従って転送する不在転送方
    法。
  2. 【請求項2】 被呼内線電話機が所定時間内に応答しな
    いとき転送を開始し、転送先内線電話機が所定の時間内
    に応答しないとき、つぎの転送先に転送することを転送
    条件とする請求項1記載の不在転送方法。
  3. 【請求項3】 被呼内線電話機が所定の時間内に応答し
    ないとき転送を開始し、転送先内線電話機が所定の時間
    内に応答しないとき、または転送先内線電話機の着呼後
    の転送要望操作によりつぎの転送先に転送することを転
    送条件とする請求項1記載の不在転送方法。
  4. 【請求項4】 被呼内線電話機が所定時間内に応答しな
    いとき、または着呼後の不在転送要望操作により転送を
    開始し、転送先内線電話機が所定時間内に応答しないと
    き、または転送先内線電話機の着呼後の不在転送要望に
    よりつぎの転送先に転送することを転送条件とする請求
    項1記載の不在転送方法。
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