JPH05316234A - 不在転送方法 - Google Patents
不在転送方法Info
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- JPH05316234A JPH05316234A JP11651892A JP11651892A JPH05316234A JP H05316234 A JPH05316234 A JP H05316234A JP 11651892 A JP11651892 A JP 11651892A JP 11651892 A JP11651892 A JP 11651892A JP H05316234 A JPH05316234 A JP H05316234A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】構内自動交換機において、不在転送先を複数設
定したときに、従来の方法では、転送される順番が不在
転送先の記憶領域の先頭から順番にしか転送されないた
め、現在の自分の移動先へ転送されるのに時間がかか
り、被転送者を待たせるというデメリットがあったこと
を無くす。 【構成】主装置111 の記憶手段120 に複数の不在転送先
とその不在転送順番を格納しておき、内線が不在時に主
装置111 の記憶手段120 に記憶された複数の転送先内線
に転送順番に着信が転送され、転送先の内線と被転送者
が通話を行う。このとき、転送先内線が不在時、もしく
は被転送者が通話したい人が転送先にいない場合で転送
先内線の連続転送ボタン134 を押したときに、さらに転
送順番にしたがって次の転送先に転送される。
定したときに、従来の方法では、転送される順番が不在
転送先の記憶領域の先頭から順番にしか転送されないた
め、現在の自分の移動先へ転送されるのに時間がかか
り、被転送者を待たせるというデメリットがあったこと
を無くす。 【構成】主装置111 の記憶手段120 に複数の不在転送先
とその不在転送順番を格納しておき、内線が不在時に主
装置111 の記憶手段120 に記憶された複数の転送先内線
に転送順番に着信が転送され、転送先の内線と被転送者
が通話を行う。このとき、転送先内線が不在時、もしく
は被転送者が通話したい人が転送先にいない場合で転送
先内線の連続転送ボタン134 を押したときに、さらに転
送順番にしたがって次の転送先に転送される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構内交換機またはボタ
ン電話システムにおいて、ある内線への着信を登録先へ
自動的に転送する不在転送サービスに関するものであ
る。
ン電話システムにおいて、ある内線への着信を登録先へ
自動的に転送する不在転送サービスに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以下、図面を参照して従来例を説明す
る。図5に従来例における構内自動交換機のシステム構
成図を、図6に記憶手段に格納されるデータ構造を、図
7に不在転送先の登録、解除および変更時の処理フロー
を、図8に内線呼び出し時の処理フローをそれぞれ示
す。
る。図5に従来例における構内自動交換機のシステム構
成図を、図6に記憶手段に格納されるデータ構造を、図
7に不在転送先の登録、解除および変更時の処理フロー
を、図8に内線呼び出し時の処理フローをそれぞれ示
す。
【0003】図5において、12,13 および14は内線であ
る。21,30 および31は内線電話機である。1は構内自動
交換機の主装置である。23は主装置1のたとえば内線12
とのインターフェースを司る内線電話機21の内線回路手
段である。22,24,26,27,28はそれぞれ内線電話機21の受
話器、連続転送ボタン、表示部、操作部、スピーカであ
る。25は内線電話機21の表示部26、連続転送ボタン24、
および操作部27とのインターフェースを司る内線電話機
21のI/F部である。29は内線電機機の内線回路手段2
3、I/F部25、スピーカ28の制御を行う内線電話機21
の制御手段である。2,3および4は内線電話機21,30,
31とのインターフェースを司る主装置1の内線回路手段
である。5および6は局線である。7および8は局線
5,6とのインターフェースを司る主装置1の局線回路
手段である。9は制御手段11からのデータに応じた音声
の合成および送出を行う主装置1の音声合成手段であ
る。15は主装置1の内線回路手段2,3,4および局線
回路手段7,8を介して、任意の局線5,6と内線電話
機21,30,31相互の接続、および内線電話機21,30,31と主
装置1の音声合成手段9相互の接続を可能にならしめて
音声パスを提供する主装置1の通話路手段である。10は
内線電話機21,30,31から登録された不在転送先などを格
納しておくための主装置1の記憶手段である。11は主装
置1の内線回路手段2,3,4、局線回路手段7,8、
音声合成手段9、通話路手段15、および記憶手段10を制
御する主装置1の制御手段である。
る。21,30 および31は内線電話機である。1は構内自動
交換機の主装置である。23は主装置1のたとえば内線12
とのインターフェースを司る内線電話機21の内線回路手
段である。22,24,26,27,28はそれぞれ内線電話機21の受
話器、連続転送ボタン、表示部、操作部、スピーカであ
る。25は内線電話機21の表示部26、連続転送ボタン24、
および操作部27とのインターフェースを司る内線電話機
21のI/F部である。29は内線電機機の内線回路手段2
3、I/F部25、スピーカ28の制御を行う内線電話機21
の制御手段である。2,3および4は内線電話機21,30,
31とのインターフェースを司る主装置1の内線回路手段
である。5および6は局線である。7および8は局線
5,6とのインターフェースを司る主装置1の局線回路
手段である。9は制御手段11からのデータに応じた音声
の合成および送出を行う主装置1の音声合成手段であ
る。15は主装置1の内線回路手段2,3,4および局線
回路手段7,8を介して、任意の局線5,6と内線電話
機21,30,31相互の接続、および内線電話機21,30,31と主
装置1の音声合成手段9相互の接続を可能にならしめて
音声パスを提供する主装置1の通話路手段である。10は
内線電話機21,30,31から登録された不在転送先などを格
納しておくための主装置1の記憶手段である。11は主装
置1の内線回路手段2,3,4、局線回路手段7,8、
音声合成手段9、通話路手段15、および記憶手段10を制
御する主装置1の制御手段である。
【0004】図6において、41および45はその内線が不
在転送先が登録中であるか否かを示す不在転送登録フラ
グであり、登録中は本フラグが真になる。また、42〜44
および46〜48は前記不在転送登録フラグが真の場合にの
み有効で、不在転送先が登録されている第1番目〜第n
番目の不在転送先データ領域である。
在転送先が登録中であるか否かを示す不在転送登録フラ
グであり、登録中は本フラグが真になる。また、42〜44
および46〜48は前記不在転送登録フラグが真の場合にの
み有効で、不在転送先が登録されている第1番目〜第n
番目の不在転送先データ領域である。
【0005】このように構成された従来例の構内自動交
換機において、従来例を説明するために以下にその動作
ならびに制御の処理過程を各図面に基づき説明する。ま
ず、不在転送先の登録(ステップ51)、解除時(ステッ
プ60)および変更時(ステップ70)の処理について、図
5、図6、図7に基づき説明する。登録時の処理につい
ては次のように行う。内線電話機(1)21 の操作部27で不
在転送登録操作が行われ、不在転送登録データが27−25
−29−23−2−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送
されると、制御手段11はそのデータが当該内線の第1番
目の不在転送先登録データか否かのチェックを行う(ス
テップ52)。第1番目の不在転送先登録データであれば
当該内線に対応する不在転送登録フラグ41を真にし(ス
テップ53)、第1番目の不在転送先登録データでなけれ
ば不在転送登録フラグ41はそのままで、不在転送先登録
データを該当する不在転送先データ領域42〜44のいずれ
かへ格納する(ステップ54)。
換機において、従来例を説明するために以下にその動作
ならびに制御の処理過程を各図面に基づき説明する。ま
ず、不在転送先の登録(ステップ51)、解除時(ステッ
プ60)および変更時(ステップ70)の処理について、図
5、図6、図7に基づき説明する。登録時の処理につい
ては次のように行う。内線電話機(1)21 の操作部27で不
在転送登録操作が行われ、不在転送登録データが27−25
−29−23−2−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送
されると、制御手段11はそのデータが当該内線の第1番
目の不在転送先登録データか否かのチェックを行う(ス
テップ52)。第1番目の不在転送先登録データであれば
当該内線に対応する不在転送登録フラグ41を真にし(ス
テップ53)、第1番目の不在転送先登録データでなけれ
ば不在転送登録フラグ41はそのままで、不在転送先登録
データを該当する不在転送先データ領域42〜44のいずれ
かへ格納する(ステップ54)。
【0006】解除時も登録時と同様に処理を行う。内線
電話機(1)21 の操作部27で不在転送解除操作が行われ、
不在転送解除データが27−25−29−23−2−11の経路で
主装置1の制御手段11へ伝送されると、制御手段11は当
該内線に対応する不在転送登録フラグ41を偽にし(ステ
ップ61)、不在転送先データ領域42〜44もクリアする
(ステップ62)。
電話機(1)21 の操作部27で不在転送解除操作が行われ、
不在転送解除データが27−25−29−23−2−11の経路で
主装置1の制御手段11へ伝送されると、制御手段11は当
該内線に対応する不在転送登録フラグ41を偽にし(ステ
ップ61)、不在転送先データ領域42〜44もクリアする
(ステップ62)。
【0007】登録データ変更時も登録時と同様に処理を
行う。内線電話機(1)21 の操作部27で不在転送先変更操
作が行われ、不在転送変更データが27−25−29−23−2
−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送されると、制
御手段11は転送先変更データを当該内線の該当する不在
転送先データ領域42〜44のいずれかへ格納する(ステッ
プ71)。
行う。内線電話機(1)21 の操作部27で不在転送先変更操
作が行われ、不在転送変更データが27−25−29−23−2
−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送されると、制
御手段11は転送先変更データを当該内線の該当する不在
転送先データ領域42〜44のいずれかへ格納する(ステッ
プ71)。
【0008】次に内線から内線への発呼時の処理(ステ
ップ81)について、図5、図6、図8に基づき説明す
る。内線電話機(1)21 の操作部27で内線電話機(n)31 へ
の発呼操作がなされ(ステップ82)、発呼データが27−
25−29−23−2−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝
送されると、制御手段11は発呼データの示す内線電話機
(n)31 の制御手段29へ着信データを11−4−23−29の経
路で送出する。主装置1の制御手段11からの着信データ
を受信した内線電話機(n)31 の制御手段29はスピーカ28
から着信呼びだしを送出させる。一方、主装置1の制御
手段11では内線電話機(n)31 が設定回数以内に着信呼び
出しに応答するか否かをチェックする(ステップ83)。
設定回数以内に内線電話機(n)31 が応答し、受話器22の
オフフックによるオフフックデータが22−29−23−4−
11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送された場合は、
何もしない。
ップ81)について、図5、図6、図8に基づき説明す
る。内線電話機(1)21 の操作部27で内線電話機(n)31 へ
の発呼操作がなされ(ステップ82)、発呼データが27−
25−29−23−2−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝
送されると、制御手段11は発呼データの示す内線電話機
(n)31 の制御手段29へ着信データを11−4−23−29の経
路で送出する。主装置1の制御手段11からの着信データ
を受信した内線電話機(n)31 の制御手段29はスピーカ28
から着信呼びだしを送出させる。一方、主装置1の制御
手段11では内線電話機(n)31 が設定回数以内に着信呼び
出しに応答するか否かをチェックする(ステップ83)。
設定回数以内に内線電話機(n)31 が応答し、受話器22の
オフフックによるオフフックデータが22−29−23−4−
11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送された場合は、
何もしない。
【0009】設定回数以内に内線電話機(n)31 が応答せ
ず、前記オフフックデータが伝送されない場合は不在と
判断し、被呼内線である内線(n)14 の内線電話機(n)31
が不在転送を登録中であるか否かを、内線(n)14 に対応
する不在転送登録フラグ45を参照してチェックする(ス
テップ84)。当該不在転送登録フラグ45が偽であれば、
何もせず着信状態を継続させる。当該不在転送登録フラ
グ45が真であれば、主装置1において音声合成手段9を
通話路手段15、内線回路手段2を介して発呼内線の内線
電話機(1)21 に接続し(ステップ85)、11−9−15−2
−23−22の経路で内線電話機(1)21 へ「不在ですので、
複数の行き先に順番に転送します」と言うOGMを送出
する(ステップ86)。
ず、前記オフフックデータが伝送されない場合は不在と
判断し、被呼内線である内線(n)14 の内線電話機(n)31
が不在転送を登録中であるか否かを、内線(n)14 に対応
する不在転送登録フラグ45を参照してチェックする(ス
テップ84)。当該不在転送登録フラグ45が偽であれば、
何もせず着信状態を継続させる。当該不在転送登録フラ
グ45が真であれば、主装置1において音声合成手段9を
通話路手段15、内線回路手段2を介して発呼内線の内線
電話機(1)21 に接続し(ステップ85)、11−9−15−2
−23−22の経路で内線電話機(1)21 へ「不在ですので、
複数の行き先に順番に転送します」と言うOGMを送出
する(ステップ86)。
【0010】その後、内線(n)14 に対応する第1番目の
不在転送先データ領域46の示す内線(m)13 (不在転送先
データ領域46=内線(m) と仮定する)に接続されている
内線電話機(m)30 の制御手段29へ着信データと不在連続
転送中データを11−3−23−29の経路で送出し(ステッ
プ89,90)、内線(m)13 へ着信を転送する。前記データ
を受信した内線電話機(m)30 の制御手段29は、着信デー
タに対してはスピーカ28から着信呼び出しを送出させ、
不在連続転送中データに対しては29−25−26の経路で表
示部26に不在連続転送中であることを表示させる。
不在転送先データ領域46の示す内線(m)13 (不在転送先
データ領域46=内線(m) と仮定する)に接続されている
内線電話機(m)30 の制御手段29へ着信データと不在連続
転送中データを11−3−23−29の経路で送出し(ステッ
プ89,90)、内線(m)13 へ着信を転送する。前記データ
を受信した内線電話機(m)30 の制御手段29は、着信デー
タに対してはスピーカ28から着信呼び出しを送出させ、
不在連続転送中データに対しては29−25−26の経路で表
示部26に不在連続転送中であることを表示させる。
【0011】次に、内線電話機(m)30 が設定された時間
内に着信に応答するか否かをチェックする(ステップ9
4)。設定された時間内に内線電話機(m)30 が応答せ
ず、受話器22のオフフックによるオフフックデータが22
−29−23−3−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送
されない場合は、次の転送先決定の準備を行う(ステッ
プ100 )。設定された時間内に内線電話機(m)30 が応答
し、前記オフフックデータが伝送された場合は、内線電
話機(l)21 と転送先内線電話機(m)30 の相互通話状態に
なる(ステップ95)。
内に着信に応答するか否かをチェックする(ステップ9
4)。設定された時間内に内線電話機(m)30 が応答せ
ず、受話器22のオフフックによるオフフックデータが22
−29−23−3−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送
されない場合は、次の転送先決定の準備を行う(ステッ
プ100 )。設定された時間内に内線電話機(m)30 が応答
し、前記オフフックデータが伝送された場合は、内線電
話機(l)21 と転送先内線電話機(m)30 の相互通話状態に
なる(ステップ95)。
【0012】その後、発呼内線電話機(l)21 が転送先内
線(m)13 に対して目的の人物の存在を確認し、目的の人
物がいれば、その転送先内線電話機(m)30 と通話を行
い、通話終了後転送先内線(m)13 がオンフックする(ス
テップ97)ことにより、オンフックデータが22−29−23
−3−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送され連続
転送は終了する(ステップ98)。転送先に目的の人物が
いなければ、転送先内線電話機(m)30 は表示部26で連続
転送中であることを知り、連続転送ボタン24を押下する
(ステップ99)。連続転送ボタン24の押下による連続転
送ボタン押下情報が24−25−29−23−3−11の経路で主
装置1の制御手段11へ伝送されると、制御手段11は次の
転送先決定の準備を行う(ステップ100 )。
線(m)13 に対して目的の人物の存在を確認し、目的の人
物がいれば、その転送先内線電話機(m)30 と通話を行
い、通話終了後転送先内線(m)13 がオンフックする(ス
テップ97)ことにより、オンフックデータが22−29−23
−3−11の経路で主装置1の制御手段11へ伝送され連続
転送は終了する(ステップ98)。転送先に目的の人物が
いなければ、転送先内線電話機(m)30 は表示部26で連続
転送中であることを知り、連続転送ボタン24を押下する
(ステップ99)。連続転送ボタン24の押下による連続転
送ボタン押下情報が24−25−29−23−3−11の経路で主
装置1の制御手段11へ伝送されると、制御手段11は次の
転送先決定の準備を行う(ステップ100 )。
【0013】上述の動作で、不在転送先内線が設定され
た時間内に転送着信に応答しない場合、または、不在転
送先内線が連続転送ボタンを押下した場合は、第2番目
の転送先へ転送して上述と同様な動作を行う。このよう
にして、登録データの全てに転送を完了するか、あるい
は転送先で発呼内線の目的の相手が見つかるまで設定さ
れた不在転送先データ領域の第3番目データ、第4番目
データ・・・・と順次転送していく。転送先登録データ
の全てに転送しても、目的の相手が見つからなかった場
合は主装置1においいて音声合成手段9を通話路手段1
5、内線回路手段2を介して発呼内線の内線電話機(1)21
に接続し(ステップ91)、11−9−15−2−23−22の
経路で発呼内線に転送先のどこにも目的の相手が存在し
なかった旨をOGMで知らせる(ステップ92)。
た時間内に転送着信に応答しない場合、または、不在転
送先内線が連続転送ボタンを押下した場合は、第2番目
の転送先へ転送して上述と同様な動作を行う。このよう
にして、登録データの全てに転送を完了するか、あるい
は転送先で発呼内線の目的の相手が見つかるまで設定さ
れた不在転送先データ領域の第3番目データ、第4番目
データ・・・・と順次転送していく。転送先登録データ
の全てに転送しても、目的の相手が見つからなかった場
合は主装置1においいて音声合成手段9を通話路手段1
5、内線回路手段2を介して発呼内線の内線電話機(1)21
に接続し(ステップ91)、11−9−15−2−23−22の
経路で発呼内線に転送先のどこにも目的の相手が存在し
なかった旨をOGMで知らせる(ステップ92)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の不在転送サービスの方式では複数の転送先を設定
でき、転送される順番が不在転送先データの記憶領域の
先頭から順番にしか転送されないため、転送先の設定の
順番が良く移動する移動先の順番でなかった場合などに
より現在の自分の移動先へ転送されるのに時間がかか
り、被転送者を待たせるというデメリットがあった。
従来の不在転送サービスの方式では複数の転送先を設定
でき、転送される順番が不在転送先データの記憶領域の
先頭から順番にしか転送されないため、転送先の設定の
順番が良く移動する移動先の順番でなかった場合などに
より現在の自分の移動先へ転送されるのに時間がかか
り、被転送者を待たせるというデメリットがあった。
【0015】本発明は上記問題を解決するもので、移動
先へ転送される時間が短縮され、被転送者の待ち時間の
短縮が可能となる不在転送方法を提供することを目的と
するものである。
先へ転送される時間が短縮され、被転送者の待ち時間の
短縮が可能となる不在転送方法を提供することを目的と
するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明の不在転送方法は、構内自動交換機に
内線毎に複数の不在転送先データとその複数の不在転送
先データそれぞれに不在転送順番を格納するように設け
た記憶領域に、内線電話機からの不在転送先の複数登録
とそれらの不在転送先に対する転送順番を指定登録して
おき、ある内線電話機が不在時に前記登録された複数の
転送先内線に転送するに際し、前記転送順番に従い、複
数の転送先内線に順次転送させるものである。
るために、本発明の不在転送方法は、構内自動交換機に
内線毎に複数の不在転送先データとその複数の不在転送
先データそれぞれに不在転送順番を格納するように設け
た記憶領域に、内線電話機からの不在転送先の複数登録
とそれらの不在転送先に対する転送順番を指定登録して
おき、ある内線電話機が不在時に前記登録された複数の
転送先内線に転送するに際し、前記転送順番に従い、複
数の転送先内線に順次転送させるものである。
【0017】
【作用】本発明は上記に示した構成により、不在転送先
を複数登録し、またそれらの不在転送先に転送順番を移
動回数が多い所の順番にしたがって設定しておけば、自
分の移動先へ転送される時間が短縮され、被転送者の待
ち時間短縮が可能となる。
を複数登録し、またそれらの不在転送先に転送順番を移
動回数が多い所の順番にしたがって設定しておけば、自
分の移動先へ転送される時間が短縮され、被転送者の待
ち時間短縮が可能となる。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1に本発明の一実施例における構内自動交換
機のシステム構成図を、図2に記憶手段に格納されるデ
ータ構造を、図3に不在転送先の登録、解除および変更
時の処理フローを、図4に内線呼び出し時の処理フロー
をそれぞれ示す。
明する。図1に本発明の一実施例における構内自動交換
機のシステム構成図を、図2に記憶手段に格納されるデ
ータ構造を、図3に不在転送先の登録、解除および変更
時の処理フローを、図4に内線呼び出し時の処理フロー
をそれぞれ示す。
【0019】図1において、125 ,126 および127 は内
線である。131 ,140 および141 は内線電話機である。
111 は構内自動交換機の主装置である。133 は主装置11
1 のたとえば内線125 とのインターフェースを司る内線
電話機131 の内線回路手段である。132 ,134 ,136 ,
137 ,138 はそれぞれ内線電話機131 の受話器、連続転
送ボタン、表示部、操作部、スピーカである。135 は内
線電話機131 の表示部136 、連続転送ボタン134 、およ
び操作部137 とのインターフェースを司る内線電話機13
1 のI/F部である。139 は内線電話機131 の内線回路
手段133 、I/F部135 、スピーカ138 の制御を行う内
線電話機131 の制御手段である。112 ,113 および114
は内線電話機131 ,140 ,141 とのインターフェースを
司る主装置111 の内線回路手段である。115 および116
は局線である。117 および118 は局線115,116 とのイン
ターフェースを司る主装置111 の局線回路手段である。
119 は制御部123 からのデータに応じた音声の合成およ
び送出を行う主装置111 の音声合成手段である。124 は
主装置111 の内線回路手段112 ,113 ,114 および局線
回路手段117 ,118 を介して、任意の局線115 ,116 と
内線電話機131 ,140 ,141 相互の接続、および内線電
話機131 ,140 ,141 と主装置111 の音声合成手段119
相互の接続を可能にならしめて音声パスを提供する主装
置111 の通話路手段である。121 は内線電話機131 ,14
0 ,141 から登録された不在転送先などを格納しておく
ための主装置111 の記憶手段(1) で、記憶手段120 に含
まれる。122 は内線電話機131 ,140 ,141 から登録さ
れた不在転送順番を格納しておくための主装置111 の記
憶手段(2) で、記憶手段120 に含まれる。123 は主装置
111 の内線回路手段112 ,113 ,114 、局線回路手段11
7 ,118 、音声合成手段119 、通話路手段124 、および
記憶手段120 を制御する主装置111 の制御手段である。
線である。131 ,140 および141 は内線電話機である。
111 は構内自動交換機の主装置である。133 は主装置11
1 のたとえば内線125 とのインターフェースを司る内線
電話機131 の内線回路手段である。132 ,134 ,136 ,
137 ,138 はそれぞれ内線電話機131 の受話器、連続転
送ボタン、表示部、操作部、スピーカである。135 は内
線電話機131 の表示部136 、連続転送ボタン134 、およ
び操作部137 とのインターフェースを司る内線電話機13
1 のI/F部である。139 は内線電話機131 の内線回路
手段133 、I/F部135 、スピーカ138 の制御を行う内
線電話機131 の制御手段である。112 ,113 および114
は内線電話機131 ,140 ,141 とのインターフェースを
司る主装置111 の内線回路手段である。115 および116
は局線である。117 および118 は局線115,116 とのイン
ターフェースを司る主装置111 の局線回路手段である。
119 は制御部123 からのデータに応じた音声の合成およ
び送出を行う主装置111 の音声合成手段である。124 は
主装置111 の内線回路手段112 ,113 ,114 および局線
回路手段117 ,118 を介して、任意の局線115 ,116 と
内線電話機131 ,140 ,141 相互の接続、および内線電
話機131 ,140 ,141 と主装置111 の音声合成手段119
相互の接続を可能にならしめて音声パスを提供する主装
置111 の通話路手段である。121 は内線電話機131 ,14
0 ,141 から登録された不在転送先などを格納しておく
ための主装置111 の記憶手段(1) で、記憶手段120 に含
まれる。122 は内線電話機131 ,140 ,141 から登録さ
れた不在転送順番を格納しておくための主装置111 の記
憶手段(2) で、記憶手段120 に含まれる。123 は主装置
111 の内線回路手段112 ,113 ,114 、局線回路手段11
7 ,118 、音声合成手段119 、通話路手段124 、および
記憶手段120 を制御する主装置111 の制御手段である。
【0020】図2(a) に示す記憶手段(1)121の構造にお
いて、150 および154 はその内線が不在転送先を登録中
であるか否かを示す不在転送登録フラグであり、登録中
は本フラグが真になる。また、151 〜153 および155 〜
157 は前記不在転送登録フラグが真の場合にのみ有効
で、不在転送先が登録されている不在転送先データ領域
である。図2(b) に示す記憶手段(2) の構造において、
158 〜160 および161 〜163 も前記不在転送登録フラグ
が真の場合にのみ有効で、前記不在転送先データ領域の
転送先の転送順番が登録されている不在転送順番格納領
域である。
いて、150 および154 はその内線が不在転送先を登録中
であるか否かを示す不在転送登録フラグであり、登録中
は本フラグが真になる。また、151 〜153 および155 〜
157 は前記不在転送登録フラグが真の場合にのみ有効
で、不在転送先が登録されている不在転送先データ領域
である。図2(b) に示す記憶手段(2) の構造において、
158 〜160 および161 〜163 も前記不在転送登録フラグ
が真の場合にのみ有効で、前記不在転送先データ領域の
転送先の転送順番が登録されている不在転送順番格納領
域である。
【0021】このように構成された本実施例の構内自動
交換機において、本実施例を説明するために以下にその
動作ならびに制御の処理過程を各図面に基づき説明す
る。まず、不在転送先の登録(ステップ171 )、解除時
(ステップ180 )および変更時(ステップ190 )の処理
について、図1、図2、図3に基づき説明する。登録時
の処理については次のように行う。内線電話機(1)131の
操作部137 で不在転送登録操作が行われ、不在転送登録
データ、および不在転送順番データが137 −135−139
−133 −112 −123 の経路で主装置111 の制御手段123
へ伝送されると、制御手段123 はそのデータが当該内線
の第1番目の不在転送先登録データか否かのチェックを
行う(ステップ172 )。第1番目の不在転送先登録デー
タであれば当該内線に対応する不在転送登録フラグ150
を真にし(ステップ173 )、第1番目の不在転送先登録
データでなければ不在転送登録フラグ150 はそのまま
で、不在転送先登録データを該当する不在転送先データ
領域151 〜153 のいずれかへ格納し(ステップ174 )、
また前記不在転送先データ格納領域に対応する不在転送
順番格納領域158 〜160 のいずれかへ不在転送順番デー
タを格納する(ステップ175 )。
交換機において、本実施例を説明するために以下にその
動作ならびに制御の処理過程を各図面に基づき説明す
る。まず、不在転送先の登録(ステップ171 )、解除時
(ステップ180 )および変更時(ステップ190 )の処理
について、図1、図2、図3に基づき説明する。登録時
の処理については次のように行う。内線電話機(1)131の
操作部137 で不在転送登録操作が行われ、不在転送登録
データ、および不在転送順番データが137 −135−139
−133 −112 −123 の経路で主装置111 の制御手段123
へ伝送されると、制御手段123 はそのデータが当該内線
の第1番目の不在転送先登録データか否かのチェックを
行う(ステップ172 )。第1番目の不在転送先登録デー
タであれば当該内線に対応する不在転送登録フラグ150
を真にし(ステップ173 )、第1番目の不在転送先登録
データでなければ不在転送登録フラグ150 はそのまま
で、不在転送先登録データを該当する不在転送先データ
領域151 〜153 のいずれかへ格納し(ステップ174 )、
また前記不在転送先データ格納領域に対応する不在転送
順番格納領域158 〜160 のいずれかへ不在転送順番デー
タを格納する(ステップ175 )。
【0022】解除時も登録時と同様に処理を行う。内線
電話機(1)131の操作部137 で不在転送解除操作が行わ
れ、不在転送解除データが137 −135 −139 −133 −11
2 −123 の経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送され
ると、制御手段123 は当該内線に対応する不在転送登録
フラグ150 を偽にし(ステップ181 )、不在転送先デー
タ領域151 〜153 、不在転送順番格納領域158 〜160 も
クリアする(ステップ182 ,183 )。
電話機(1)131の操作部137 で不在転送解除操作が行わ
れ、不在転送解除データが137 −135 −139 −133 −11
2 −123 の経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送され
ると、制御手段123 は当該内線に対応する不在転送登録
フラグ150 を偽にし(ステップ181 )、不在転送先デー
タ領域151 〜153 、不在転送順番格納領域158 〜160 も
クリアする(ステップ182 ,183 )。
【0023】登録データ変更時も登録時と同様に処理を
行う。内線電話機(1)131の操作部137 で不在転送先変更
操作が行われ、不在転送変更データ、および不在転送順
番変更データが137 −135 −139 −133 −112 −123 の
経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送されると、制御
手段123 は転送先変更データを当該内線の該当する不在
転送先データ領域151 〜153 のいずれかへ格納し(ステ
ップ191 )、また前記不在転送先データ格納領域に対応
する不在転送順番格納領域158 〜160 のいずれかへ不在
転送順番変更データを格納する(ステップ192 )。
行う。内線電話機(1)131の操作部137 で不在転送先変更
操作が行われ、不在転送変更データ、および不在転送順
番変更データが137 −135 −139 −133 −112 −123 の
経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送されると、制御
手段123 は転送先変更データを当該内線の該当する不在
転送先データ領域151 〜153 のいずれかへ格納し(ステ
ップ191 )、また前記不在転送先データ格納領域に対応
する不在転送順番格納領域158 〜160 のいずれかへ不在
転送順番変更データを格納する(ステップ192 )。
【0024】次に内線から内線への発呼時の処理(ステ
ップ201 )について、図1、図2、図4に基づき説明す
る。内線電話機(1)131の操作部137 で内線電話機(n)127
への発呼操作がなされ(ステップ202 )、発呼データが
137 −135 −139 −133 −112 −123 の経路で主装置11
1 の制御手段123 へ伝送されると、制御手段123 は発呼
データの示す内線電話機(n)141の制御手段139 へ着信デ
ータを123 −114 −133 −139 の経路で送出する。主装
置111 の制御手段123 からの着信データを受信した内線
電話機(n)141の制御手段139 はスピーカ138 から着信呼
び出しを送出させる。一方、主装置111 の制御手段123
では内線電話機(n)141が設定回数以内に着信呼び出しに
応答するか否かをチェックする(ステップ203 )。設定
回数以内に内線電話機(n)141が応答し、受話器132 のオ
フフックによるオフフックデータが132 −139 −133 −
114 −123 の経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送さ
れた場合は、何もしない。
ップ201 )について、図1、図2、図4に基づき説明す
る。内線電話機(1)131の操作部137 で内線電話機(n)127
への発呼操作がなされ(ステップ202 )、発呼データが
137 −135 −139 −133 −112 −123 の経路で主装置11
1 の制御手段123 へ伝送されると、制御手段123 は発呼
データの示す内線電話機(n)141の制御手段139 へ着信デ
ータを123 −114 −133 −139 の経路で送出する。主装
置111 の制御手段123 からの着信データを受信した内線
電話機(n)141の制御手段139 はスピーカ138 から着信呼
び出しを送出させる。一方、主装置111 の制御手段123
では内線電話機(n)141が設定回数以内に着信呼び出しに
応答するか否かをチェックする(ステップ203 )。設定
回数以内に内線電話機(n)141が応答し、受話器132 のオ
フフックによるオフフックデータが132 −139 −133 −
114 −123 の経路で主装置111 の制御手段123 へ伝送さ
れた場合は、何もしない。
【0025】設定回数以内に内線電話機(n)141が応答せ
ず、前記オフフックデータが伝送されない場合は不在と
判断し、被呼内線である内線(n)127の内線電話機(n)141
が不在転送を登録中であるか否かを、内線(n)127に対応
する不在転送登録フラグ154を参照してチェックする
(ステップ204 )。当該不在転送登録フラグ154 が偽で
あれば、何もせず着信状態を継続させる。当該不在転送
登録フラグ154 が真であれば、主装置111 において音声
合成手段119 を通話路手段124 、内線回路手段112 を介
して発呼内線の内線電話機(1)131に接続し(ステップ20
5 )、123 −119−124 −112 −133 −139 の経路で内
線電話機(1)131へ「不在ですので、複数の行き先に順番
に転送します」と言うOGMを送出する(ステップ206
)。
ず、前記オフフックデータが伝送されない場合は不在と
判断し、被呼内線である内線(n)127の内線電話機(n)141
が不在転送を登録中であるか否かを、内線(n)127に対応
する不在転送登録フラグ154を参照してチェックする
(ステップ204 )。当該不在転送登録フラグ154 が偽で
あれば、何もせず着信状態を継続させる。当該不在転送
登録フラグ154 が真であれば、主装置111 において音声
合成手段119 を通話路手段124 、内線回路手段112 を介
して発呼内線の内線電話機(1)131に接続し(ステップ20
5 )、123 −119−124 −112 −133 −139 の経路で内
線電話機(1)131へ「不在ですので、複数の行き先に順番
に転送します」と言うOGMを送出する(ステップ206
)。
【0026】その後、内線(n)127の不在転送順番格納領
域161 〜163 に格納されている転送順番番号を比較し
(転送順番の一番若い番号が格納されている領域を162
と仮定する)、その番号が一番若い不在転送先データ領
域156 の示す内線(m)126(不在転送先データ領域156 =
内線(m) と仮定する)に接続されている内線電話機(m)1
40の制御手段139 へ着信データと不在連続転送中データ
を123 −113 −133 −139 の経路で送出し(ステップ20
9 ,210 )、内線(m)126へ着信を転送する。前記データ
を受信した内線電話機(m)140の制御手段139 は、着信デ
ータに対してはスピーカ138 から着信呼び出しを送出さ
せ、不在連続転送中データに対しては139−135 −136
の経路で表示部136 に不在連続転送中であることを表示
させる。
域161 〜163 に格納されている転送順番番号を比較し
(転送順番の一番若い番号が格納されている領域を162
と仮定する)、その番号が一番若い不在転送先データ領
域156 の示す内線(m)126(不在転送先データ領域156 =
内線(m) と仮定する)に接続されている内線電話機(m)1
40の制御手段139 へ着信データと不在連続転送中データ
を123 −113 −133 −139 の経路で送出し(ステップ20
9 ,210 )、内線(m)126へ着信を転送する。前記データ
を受信した内線電話機(m)140の制御手段139 は、着信デ
ータに対してはスピーカ138 から着信呼び出しを送出さ
せ、不在連続転送中データに対しては139−135 −136
の経路で表示部136 に不在連続転送中であることを表示
させる。
【0027】次に、内線電話機(m)140が設定された時間
内に着信に応答するか否かをチェックする(ステップ21
4 )。設定された時間内に内線電話機(m)140が応答せ
ず、受話器132 のオフフックによるオフフックデータが
132 −139 −133 −113 −123の経路で主装置111 の制
御手段123 へ伝送されない場合は、次の転送先決定の準
備を行う(ステップ220 ,221 )。設定された時間内に
内線電話機(m)140が応答し、前記オフフックデータが伝
送された場合は、内線電話機(1)131と転送内線電話機
(m)140の相互通話状態になる(ステップ215 )。
内に着信に応答するか否かをチェックする(ステップ21
4 )。設定された時間内に内線電話機(m)140が応答せ
ず、受話器132 のオフフックによるオフフックデータが
132 −139 −133 −113 −123の経路で主装置111 の制
御手段123 へ伝送されない場合は、次の転送先決定の準
備を行う(ステップ220 ,221 )。設定された時間内に
内線電話機(m)140が応答し、前記オフフックデータが伝
送された場合は、内線電話機(1)131と転送内線電話機
(m)140の相互通話状態になる(ステップ215 )。
【0028】その後、発呼内線電話機(1)131が転送先内
線(m)126に対して目的の人物の存在を確認し、目的の人
物がいれば、その転送先内線電話機(m)140と通話を行
い、通話終了後転送先内線(m)126がオンフックする(ス
テップ217 )ことにより、オンフックデータが132 −13
9 −133 −113 −123 の経路で主装置111 の制御手段12
3 へ伝送され連続転送は終了する(ステップ218 )。転
送先に目的の人物がいなければ、転送先内線電話機(m)1
40は表示部136 で連続転送中であることを知り、連続転
送ボタン134 を押下する(ステップ219 )。連続転送ボ
タン134 の押下による連続転送ボタン押下情報が134 −
135 −139 −133 −113 −123 の経路で主装置111 の制
御手段123 へ伝送されると、制御手段123 は次の転送先
決定の準備を行う(ステップ220 ,221 )。
線(m)126に対して目的の人物の存在を確認し、目的の人
物がいれば、その転送先内線電話機(m)140と通話を行
い、通話終了後転送先内線(m)126がオンフックする(ス
テップ217 )ことにより、オンフックデータが132 −13
9 −133 −113 −123 の経路で主装置111 の制御手段12
3 へ伝送され連続転送は終了する(ステップ218 )。転
送先に目的の人物がいなければ、転送先内線電話機(m)1
40は表示部136 で連続転送中であることを知り、連続転
送ボタン134 を押下する(ステップ219 )。連続転送ボ
タン134 の押下による連続転送ボタン押下情報が134 −
135 −139 −133 −113 −123 の経路で主装置111 の制
御手段123 へ伝送されると、制御手段123 は次の転送先
決定の準備を行う(ステップ220 ,221 )。
【0029】上述の動作で、不在転送先内線が設定され
た時間内に転送着信に応答しない場合、または、不在転
送先内線が連続転送ボタンを押下した場合は、内線(n)1
27の不在転送順番格納領域161 〜163 に格納されている
転送順番番号を比較し、その番号が2番目に若い不在転
送先データ領域の転送先へ転送して上述と同様な動作を
行う。このようにして、登録データの全てに転送を完了
するか、あるいは転送先で発呼内線の目的の相手が見つ
かるまで設定された不在転送順番格納領域161〜163 に
格納されている転送順番番号を比較し、その番号の3番
目、4番目・・・・に若い不在転送先データ領域の転送
先へと順次転送していく。転送先登録データの全てに転
送しても、目的の相手が見つからなかった場合は主装置
111 において音声合成手段119 を通話路手段124 、内線
回路手段112 を介して発呼内線の内線電話機(1)131に接
続し(ステップ211 )、123 −119 −124 −112 −133
−122 の経路で転送先に転送先のどこにも目的の相手が
存在しなかった旨をOGMで知らせる(ステップ212
)。
た時間内に転送着信に応答しない場合、または、不在転
送先内線が連続転送ボタンを押下した場合は、内線(n)1
27の不在転送順番格納領域161 〜163 に格納されている
転送順番番号を比較し、その番号が2番目に若い不在転
送先データ領域の転送先へ転送して上述と同様な動作を
行う。このようにして、登録データの全てに転送を完了
するか、あるいは転送先で発呼内線の目的の相手が見つ
かるまで設定された不在転送順番格納領域161〜163 に
格納されている転送順番番号を比較し、その番号の3番
目、4番目・・・・に若い不在転送先データ領域の転送
先へと順次転送していく。転送先登録データの全てに転
送しても、目的の相手が見つからなかった場合は主装置
111 において音声合成手段119 を通話路手段124 、内線
回路手段112 を介して発呼内線の内線電話機(1)131に接
続し(ステップ211 )、123 −119 −124 −112 −133
−122 の経路で転送先に転送先のどこにも目的の相手が
存在しなかった旨をOGMで知らせる(ステップ212
)。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、不在転送
先を複数登録し、またそれらの不在転送先に転送順番を
移動回数が多い所の順番にしたがって設定しておけば、
自分の移動先へ転送される時間が短縮され、被転送者の
待ち時間短縮が可能となる利便性に富むサービスが実現
できる。
先を複数登録し、またそれらの不在転送先に転送順番を
移動回数が多い所の順番にしたがって設定しておけば、
自分の移動先へ転送される時間が短縮され、被転送者の
待ち時間短縮が可能となる利便性に富むサービスが実現
できる。
【図1】本発明の一実施例における構内自動交換機のシ
ステム構成図である。
ステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構内自動交換機における記
憶手段に格納されるデータの構造図である。
憶手段に格納されるデータの構造図である。
【図3】本発明の一実施例の構内自動交換機における不
在転送先の登録、変更および解除時の処理フロー図であ
る。
在転送先の登録、変更および解除時の処理フロー図であ
る。
【図4】本発明の一実施例の構内自動交換機における内
線呼び出し時の処理フロー図である。
線呼び出し時の処理フロー図である。
【図5】従来例における構内自動交換機のシステム構成
図である。
図である。
【図6】従来例の構内自動交換機における記憶手段に格
納されるデータの構造図である。
納されるデータの構造図である。
【図7】従来例の構内自動交換機における不在転送先の
登録、変更および解除時の処理フロー図である。
登録、変更および解除時の処理フロー図である。
【図8】従来例の構内自動交換機における内線呼び出し
時の処理フロー図である。
時の処理フロー図である。
111 主装置 112 ,113 ,114 内線回路手段 115 ,116 局線 117 ,118 局線回路手段 119 音声合成手段 120 記憶手段 121 ,122 記憶手段(1),(2) 123 制御手段 124 通話路手段 125 ,126 ,127 内線 131 ,140 ,141 内線電話機 132 受話器 133 内線回路手段 134 連続転送ボタン 135 I/F部 137 操作部 138 スピーカ 139 制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 内線電話機とのインタフェースを司る内
線回路手段と、局線とのインタフェースを司る局線回路
手段と、音声を作成し、送出する音声合成手段と、前記
内線回路手段、局線回路手段を介し任意の局線と内線相
互、および内線と音声合成手段相互間を接続し音声パス
を提供する通話路手段と、内線電話機の不在転送先デー
タを格納するための第1の記憶手段、および不在転送順
番を格納するための第2の記憶手段を有する記憶手段
と、前記内線回路手段、局線回路手段、通話路手段、音
声合成手段、および記憶手段を制御する制御手段とを備
えた構内自動交換機、および前記構内自動交換機専用の
連続転送ボタンを有する内線電話機により構成されるシ
ステムにおいて、前記第1および第2の記憶手段に、複
数の不在転送先とその転送先それぞれに転送順番を登録
しておき、ある内線電話機が不在の場合もしくは前記連
続転送ボタンの押下情報に基づき、前記登録した複数の
転送先に、転送順番に従い、順次転送することを特徴と
する不在転送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11651892A JPH05316234A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 不在転送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11651892A JPH05316234A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 不在転送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316234A true JPH05316234A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14689129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11651892A Pending JPH05316234A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 不在転送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316234A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123706B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-10-17 | Nec Infrontia Corporation | Communication exchanging system capable of changing forwarding destination according to notification of presence change of user |
US8369502B2 (en) | 2005-09-14 | 2013-02-05 | Nec Infrontia Corporation | Communications system, presence server, and communications method used for them |
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1992
- 1992-05-11 JP JP11651892A patent/JPH05316234A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7123706B2 (en) | 2003-06-24 | 2006-10-17 | Nec Infrontia Corporation | Communication exchanging system capable of changing forwarding destination according to notification of presence change of user |
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