JPH06121020A - 拡声電話機 - Google Patents

拡声電話機

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JPH06121020A
JPH06121020A JP29774392A JP29774392A JPH06121020A JP H06121020 A JPH06121020 A JP H06121020A JP 29774392 A JP29774392 A JP 29774392A JP 29774392 A JP29774392 A JP 29774392A JP H06121020 A JPH06121020 A JP H06121020A
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Hiroshi Hasegawa
寛師 長谷川
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Toa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受話及び送話が適切に行われるように比較回
路に供給される音声信号のレベルを調整する。 【構成】 音声スイッチ16を介して他の電話機からスピ
ーカ10に供給される音声信号のレベルを自動レベル調整
回路24で検出する。マイクロホン12で収音し、音声スイ
ッチ22を介して他の電話機に送話する音声信号のレベル
を自動レベル調整回路26で検出する。比較回路30は、調
整回路24のレベルが調整回路26のレベルよりも大きいと
き、スイッチ16を閉成し、スイッチ22を開放し、調整回
路24のレベルが調整回路26のレベルよりも小さいとき、
スイッチ16を開放し、スイッチ22を閉成する。マイクロ
ホン12からの音声信号のレベルを利得調整可能な増幅器
20aで調整し、調整回路26に供給する。スイッチ22が閉
成されているとき表示ランプ32が点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡声電話機に関し、特
に音声スイッチを用いて、交互切り換えによって通話を
行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の拡声電話機としては、例え
ば、図2に示すようなものがある。これは、スピーカ1
0と、マイクロホン12とを有し、スピーカ10には、
図示しない電話回線及び2線−4線変換回路(ハイブリ
ッド回路)14を介して、他の電話機から送話された音
声信号が、音声スイッチ16及び増幅器18からなる受
話経路を介して供給される。一方、マイクロホン12に
よって収音された音声信号(周辺雑音を含む。)は、増
幅器20、音声スイッチ22からなる送話経路を介して
ハイブリッド回路14に供給され、これより電話回線を
介して他の電話機に供給される。
【0003】ハイブリッド回路14からの他の電話機か
らの音声信号は、自動レベル調整回路24に供給され、
その音声レベルが検出される。同様に、増幅器20の出
力信号は自動レベル調整回路26に供給され、その音声
レベルが検出される。なお、両自動レベル調整回路2
4、26は、入力された音声信号のレベルが予め定めた
レベルに到達するまでは、入力された音声信号のレベル
に比例したレベルの出力信号を発生し、上記予め定めた
レベルを超えたときには、出力レベルが飽和するもので
ある。
【0004】これら両自動レベル調整回路24、26の
レベル信号は、比較回路30に供給される。比較回路3
0は、自動レベル調整回路24の出力レベルが、自動レ
ベル調整回路26の出力レベルよりも大きいとき、音声
スイッチ16を閉成し、音声スイッチ22を開放する。
反対に、自動レベル調整回路24の出力レベルが自動レ
ベル調整回路26の出力レベルよりも小さいとき、音声
スイッチ16を開放し、音声スイッチ22を閉成する。
【0005】従って、音声信号のレベルの大きい経路が
優先されることになり、マイクロホン12とスピーカ1
0との間にループが形成されることがなく、ハウリング
の発生を防止することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような拡
声電話機では、音声スイッチの切り換えは、自動レベル
調整回路24、26の出力レベルの比較によって行われ
ているので、例えば自動レベル調整回路24の出力レベ
ルが大きすぎると、音声スイッチ16が閉成状態、音声
スイッチ22が開放状態を維持し、この拡声電話機から
の音声信号を他の電話機に送信することができなくな
る。逆に、自動レベル調整回路26の出力レベルが大き
すぎると、音声スイッチ22が閉成状態、音声スイッチ
16が開放状態を維持し、他の電話機からの音声信号を
全く受信することができなくなる。さらに、この拡声電
話機の周辺の雑音のレベルが、他の電話機からの音声信
号のレベルよりも大きいと、やはり音声スイッチ22が
閉成状態、音声スイッチ16が開放状態が維持され、正
常な通話ができなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題点
を解決するために、他の電話機から送話された音声信号
をスピーカに供給する受話経路と、マイクロホンで収音
した音声信号を他の電話機に送話する送話経路と、上記
両経路にそれぞれ設けられた音声スイッチと、上記受話
経路における音声信号レベルを検出する受話経路用レベ
ル検出手段と、上記送話経路における音声信号レベルを
検出する送話経路用レベル検出手段と、上記両レベル検
出手段の出力信号が供給され、検出レベルの大きいレベ
ル検出手段が設けられている上記経路の音声スイッチを
閉成し、他方の経路の音声スイッチを開放する制御手段
と、上記両経路の少なくともいずれか一方とこれに対応
するレベル検出手段との間に設けたレベル調整手段と、
上記制御手段が上記両経路の一方の音声スイッチを閉成
したときに、これに応じて動作する表示手段とを、具備
するものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、両経路のいずれか、例えば送
話経路から送話経路用レベル検出手段に供給される音声
信号のレベルをレベル調整手段が調整することができ
る。従って、両経路の一方の音声スイッチ、例えば送話
経路の音声スイッチが閉成しているかを表す表示手段
が、動作し続けると、送話経路の音声スイッチが閉成さ
れたままであることが分かるので、レベル調整手段を調
整する。また、表示手段が全く動作しないと、送話経路
の音声スイッチが開放されたままであることが分かるの
で、レベル調整手段を調整する。
【0009】
【実施例】この実施例は、図1に示すように、従来のも
のと同様にスピーカ、マイクロホン12、ハイブリッド
回路14、音声スイッチ16、22、増幅器18、レベ
ル調整回路24、26、比較回路30を有している。
【0010】従来のものと異なるのは、比較回路30か
ら音声スイッチ22にこれを閉成するための信号が供給
されたときに点灯する表示ランプ32を設けた点と、マ
イクロホン12からの音声信号を増幅して、自動レベル
調整回路26及び音声スイッチ22に供給する増幅器2
0aが、可変抵抗器34の調整によって利得が調整され
るものとされている点である。
【0011】このように増幅器20aの利得を調整する
ことによって、マイクロホン12の感度を調整すること
ができる。また、表示ランプ32が点灯しているときに
は、音声スイッチ22が閉成され、音声スイッチ16が
開放され、マイクロホン12からの音声信号を他の電話
機に送話できることが判明する。
【0012】従って、マイクロホン12に向かって送話
していても、表示ランプ32が点灯していないときに
は、通話相手には、こちらからの送話内容が伝わってい
ないことが速やかに分かる。また、表示ランプ32が点
灯したままの状態が継続している場合には、例えば周辺
雑音が大きい等の理由により、レベル調整回路26にマ
イクロホン12から供給される音声信号のレベルが大き
すぎることが判明するので、可変抵抗器34を調整し
て、増幅器20aの利得を下げて、レベル調整回路26
に供給される音声信号のレベルを下げ、相手側から送話
があった場合には、音声スイッチ16が閉成され、音声
スイッチ22が開放されるようなレベルに増幅器20a
のレベルをする。
【0013】また、逆にいくらマイクロホン12に向か
って送話しても、表示ランプが点灯しない場合には、相
手側から送信されている音声信号のレベルが大きすぎ
て、音声スイッチ16が閉成され、音声スイッチ22が
開放された状態が継続していることが分かるので、可変
抵抗器34を調整して、増幅器20aの利得を上げ、マ
イクロホン12に向かって通話したときには、音声スイ
ッチ16が開放され、音声スイッチ22が閉成されるレ
ベルに増幅器20aのレベルをする。
【0014】上記の実施例では、利得調整可能な増幅器
をマイクロホン12と自動レベル調整回路26との間に
設けたが、これに代えて、ハイブリッド回路14と自動
レベル調整回路24との間に設けて、他の電話機から送
話される音声信号のレベルを調整するようにしても良い
し、利得調整可能な増幅器を、マイクロホン12と自動
レベル調整回路との間およびハイブリッド回路14と自
動レベル調整回路24との間の双方に設けるようにして
も良い。また、上記の実施例では、表示ランプ32を音
声スイッチ22を閉成する信号で点灯するように構成し
たが、音声スイッチ16を閉成する信号によって点灯す
るように構成しても良い。また、上記の実施例では、音
声信号のレベル検出に、或る一定レベル以上の入力信号
が入力されると、出力信号のレベルが飽和する自動レベ
ル調整回路24、26を用いたが、必ずしも飽和しない
型のレベル検出回路を使用しても良い。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、他の電
話機から送話された音声信号をスピーカに供給する受話
経路と、マイクロホンで収音した音声信号を他の電話機
に送話する送話経路とのいずれかと、これに対応するレ
ベル検出手段との間にレベル調整手段を設けると共に、
制御手段が上記両経路の一方の音声スイッチを閉成した
ときに、これに応じて動作する表示手段を設けているの
で、表示手段の動作状態を観察することによって、レベ
ル検出手段から制御手段に供給されている音声信号レベ
ルが適切であるか否かをすることができ、それに応じて
レベル調整手段を調整することによって制御手段に入力
される両音声信号のレベルを適切に調整することができ
る。従って、周辺ノイズの影響を受けて、相手側からの
送話を受話できないようなことを防止することができる
と共に、この拡声電話機から他の電話機側に、この拡声
電話機からの送話できないような事態の発生を防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による拡声電話機の1実施例のブロック
図である。
【図2】従来の拡声電話機の一例のブロック図である。
【符号の説明】
10 マイクロホン 12 スピーカ 16 22 音声スイッチ 20a 利得調整可能な増幅器(レベル調整手段) 24 26 自動レベル調整回路(レベル検出手段) 30 比較回路(制御手段) 32 表示ランプ(表示手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 他の電話機から送話された音声信号をス
    ピーカに供給する受話経路と、マイクロホンで収音した
    音声信号を他の電話機に送話する送話経路と、上記両経
    路にそれぞれ設けられた音声スイッチと、上記受話経路
    における音声信号レベルを検出する受話経路用レベル検
    出手段と、上記送話経路における音声信号レベルを検出
    する送話経路用レベル検出手段と、上記両レベル検出手
    段のレベル検出信号が供給され、検出レベルの大きいレ
    ベル検出手段が設けられている上記経路の音声スイッチ
    を閉成し、他方の経路の音声スイッチを開放する制御手
    段と、上記両経路の少なくともいずれか一方とこれに対
    応するレベル検出手段との間に設けたレベル調整手段
    と、上記制御手段が上記両経路の一方の音声スイッチを
    閉成したときに、これに応じて動作する表示手段とを、
    具備する拡声電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354135A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Aiphone Co Ltd 集合住宅ハンズフリーインターホンシステム

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