JPH06120125A - 光学素子およびそれを用いた投影露光装置 - Google Patents

光学素子およびそれを用いた投影露光装置

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JPH06120125A
JPH06120125A JP4294798A JP29479892A JPH06120125A JP H06120125 A JPH06120125 A JP H06120125A JP 4294798 A JP4294798 A JP 4294798A JP 29479892 A JP29479892 A JP 29479892A JP H06120125 A JPH06120125 A JP H06120125A
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incident
optical element
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light
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JP4294798A
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Hiroaki Oiizumi
博昭 老泉
Masaaki Ito
昌昭 伊東
Takashi Soga
隆 曽我
Taro Ogawa
太郎 小川
Kozo Mochiji
広造 持地
Eiji Takeda
英次 武田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微細なパターンの転写を可能にする光学素子
および光学素子の照明方法を提供する。 【構成】 真空紫外線またはX線の所定の入射角に対し
て、斜め露光照明光に対して影となる所定パターンの側
面部分が少なくなるように、前記光学素子と前記斜め露
光照明光との位置を配置し、または、正反射する方向
と、該所定のパターンの側面方向が平行であるように光
学素子のパターンを形成する。 【効果】 光学素子を照明し、光学素子のパターンを転
写または結像する際に、微細なパターンを転写または結
像できるようになった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空紫外線またはX線の
照射により、像形成を行わせるために使用する光学素子
およびそれを用いた投影露光装置に係り、特に半導体の
パターン転写に用いる縮小X線リソグラフィ用反射型マ
スクおよびそれを用いた投影露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの固体素子の集積度および動作速
度を向上するため、回路パターンの微細化が進んでい
る。現在これらのパターンの形成には、露光光源を紫外
線とする縮小投影露光法が広く用いられている。この方
法の解像度は露光波長λに比例し投影光学系の開口数N
Aに反比例する。解像限界の向上は開口数NAを大きく
とることにより行われてきた。しかし、この方法は焦点
深度の減少と屈折光学系(レンズ)設計および製造技術
の困難から限界に近づきつつある。このため、露光波長
λを短くすることが行われている。例えば水銀ランプの
g線(λ=435.8nm)からi線(λ=365n
m)、さらにKrFエキシマレーザ(λ=248nm)
等である。露光波長の短波長化により、解像度は向上す
る。しかし露光に用いる紫外線の波長の大きさからくる
原理的な限界から、従来の光露光技術を用いて、0.1
μm以下の解像度を得ることはかなり困難である。
【0003】一方、微細パターンの形成方法の一つに、
露光波長をおよそ0.5nmから2nmの軟X線とする
近接等倍方式のX線リソグラフィ技術がある。この方法
は露光波長が短いため、原理的に0.1μm以下の高い
解像度を得る可能性がある。一般に、回路パターンを形
成するためには、ウエハ上のレジストにマスクパターン
を転写する。近接等倍方式のX線リソグラフィでは等倍
方式のX線マスクと呼ばれる透過型マスクが用いられ
る。等倍X線マスクにおけるX線が透過する部分は、メ
ンブレンと呼ばれるSi、SiN、SiC、C等の軽元
素材料で形成された通常2μm程度の厚さからなる薄膜
からなる。等倍X線マスクにおけるX線が吸収する部分
は、このメンブレンの上に吸収体と呼ばれる厚さが0.
5μm〜1.0μm程度のW、Au、Ta等の重金属の
回路パターンが形成されている。従って等倍X線マスク
は非常に剛性の弱いメンブレンの上に回路パターンが形
成されているため、吸収体の重金属の内部応力やX線マ
スクを所定の露光装置に装着する際の外力等で回路パタ
ーンに歪みが生じ、所望の回路パターンをウエハ上のレ
ジストに転写できない問題が起こっている。とくに近接
等倍X線リソグラフィでは、等倍X線マスクのパターン
が1対1の等倍でレジストに転写されるため、等倍X線
マスク上のパターンの歪みはレジストに1対1に転写さ
れる。剛性の弱い等倍X線マスクのパターンに歪みが生
じる問題は、近接等倍X線リソグラフィで大きな課題と
なっている。
【0004】以上のような背景をもとに近年、真空紫外
線または軟X線を露光光源とした縮小X線リソグラフィ
が注目を浴びている。例えば、Japanese Journal of Ap
plied Physics、 1991、 30号、11B巻、3051
ページに記載されている。図1は縮小X線リソグラフィ
の露光光学系の例を示すものである。真空紫外線または
軟X線411を露光光源とし、入射角θで斜めに入射し
て反射型マスク81を照明する。入射角θは種々の光学
系で異なるが、およそ1°から15°程度である。マス
クを反射した光が反射光学系に蹴られないようにするた
め、縮小X線リソグラフィの露光光学系では、入射角を
0°(直入射)とすることはできない。反射型マスク8
1は真空紫外線または軟X線411を正反射することが
できる多層膜21が形成されている。多層膜21には所
定のパターンが形成されている。反射型マスク81から
反射した真空紫外線または軟X線411は凸ミラー92
で反射し、さらに凹ミラー91で反射し、ウエハ82上
で結像する。凸ミラー92、凹ミラー91には多層膜7
が形成されている。一般にこのような光学系において、
図1のようにxyzー座標系をとるとき、x方向を子午
方向、y方向を球欠方向と呼ぶ。図1に示すような光学
系でマスクの照明領域とウェハの露光領域を拡大するた
めに、マスクを子午方向にウェハと同期して走査を行う
ことがある。ところで、真空紫外線またはX線に対して
反射鏡として用いる多層膜は、屈折率の異なる少なくと
も2種類の物質を所定の周期となるように膜厚を調整し
て交互に積層した膜であり、該真空紫外線またはX線に
対する多層膜の反射率は、該真空紫外線またはX線の波
長と入射角を固定した場合、膜の積層数に依存する。例
えば、ニッケル(Ni)厚さ1.27nm、炭素(C)
厚さ1.27nmを交互に各200層(周期長2.54n
mで200周期)まで積層し、Ni/C多層膜を形成し
たときの、NiとCの対積層数と多層膜の反射率との関
係を図2に示す。ここで、多層膜を照明する際に用いた
X線の波長は5nm、X線の入射角は10°である。多
層膜の反射率は、反射に寄与するNiとCの積層対数の
増加に従い高くなり、約160対(周期)積層程度で飽
和する。よって、照明に用いるX線の波長が5nm、光
の入射角が10°でNi/C多層膜を反射鏡に用いる
際、有効な反射率を得るには、約0.4μm以上の厚さ
がいる。
【0005】従来の反射型X線マスクは、例えばExtend
ed Abstracts of the 18th Conference on Solid State
Devices and Material、1986、p17-p20. にあるよう
に、真空紫外線またはX線に対して相対的に反射率が高
い領域を多層膜が存在する部分とし、反射率が低いまた
は反射率が零である領域を、多層膜または多層膜構造が
存在しない部分として形成される。図3に示した反射型
マスクは、基板1上の多層膜2のある部分を除去して、
反射率の低い領域または非反射部3を形成する。多層膜
2が残っている部分は反射率の高い領域2となる。反射
率の低い領域または非反射部3と反射率の高い領域2の
配置により、反射型マスクにパターンを形成する。図4
は図3に示した反射型マスクを用い、所定の入射角(θ
>0゜)で、入射光である真空紫外線またはX線411
が入射したとき、反射型マスクのパターンの位置と入射
光の反射強度分布の対応を示したものである。ここで、
反射型マスクのパターンの左側の境界45および右側の
境界47の側面は基板表面と垂直になる。マスクに対し
て入射光411が入射角(θ>0゜)で左から斜めに入
射する。反射光41は通常の強度を有する反射光であ
る。パターンの厚さをaとすると、パターン22の左側
の境界45から2a・tanθの部分で、入射光411
が反射するために寄与する多層膜の積層膜の総数が減
る。よって、このパターンの左側の境界45から2a・
tanθの部分で、反射光43の強度、すなわち反射率
が低下する。また図4で左から入射光411が入射する
と、パターンの右側の側面47からa・tanθの部分
で、反射光44のように、反射光が漏れる問題があっ
た。従って、パターンの左側の境界45で反射光の強度
が低下し、またパターンの右側の境界47でパターンの
幅Tよりも外側で反射光の強度が存在するので、所望の
大きさのマスクパターンを結像、転写するのに問題が生
じる。
【0006】他の反射型マスクの例としては、特開平1
−152725号公報に記載されている。図5に示すよ
うに、反射型マスクの基板1の表面をあらかじめエッチ
ング除去し、凹構造33を作り、非反射部とする所定の
パターンを形成した後、基板の表面に多層膜反射鏡を形
成し、凸構造部を反射部、凹構造部34を非反射部とす
るものである。この方法はあらかじめパターンを形成し
てから多層膜を形成するので、途中の製造工程で多層膜
に欠陥がはいる機会が少ないという利点がある。しか
し、パターンの左側の境界45およびパターンの右側の
境界47の方向と入射光との角度を考慮していないた
め、図4で示したマスクと同様に、パターンの境界で反
射強度分布が劣化する。図6にパターンの位置とその反
射光の強度分布を示す。パターンの左側の境界45で反
射光の強度が低下し、またパターンの右側の境界47で
パターンの幅Tよりも外側で反射光の強度が存在するの
で、反射型マスクのパターンを結像、転写するのに問題
が生じる。
【0007】また、特開昭64−4021号公報に記載
のように、多層膜2に所定の厚さ及び形を有する吸収体
パターン35を形成し、非反射部とする反射型マスクの
例もある(図7)。しかしこのマスク構造は、吸収体パタ
ーン35は所定の厚さbを持つため、反射部と非反射部
が段差を有する。図8にパターンの位置とその反射光の
強度分布を示す。上記2種類のマスクと同様にパターン
の左側では、2a・tanθの部分で、入射光411が
反射するために寄与する多層膜の積層膜の総数が減り、
反射光43の強度、すなわち反射率が低下する。さらに
吸収体パターン35の厚さbによりb・tanθだけ影
の部分36が生じるため、所望の幅を有するパターンに
おける反射率が低下する。図8に示したパターンの位置
とその反射光の強度分布はパターンの境界で強度が低下
し、またパターンの幅Tよりも外側で反射強度を有する
ので、反射型マスクのパターンを結像、転写するのに問
題が生じる。
【0008】図8に示される反射型マスクで吸収体パタ
ーン35に必要な厚さは、入射光であるX線の波長が5
nm、コントラストを50以上にするとすると、Crを
吸収体に使う場合、0.2μmの膜厚、またAuを吸収
体に使う場合、0.1μmの膜厚が必要である。マスク
の照明に用いる真空紫外線またはX線の波長が短くなる
と吸収体に用いる厚さを大きくする必要がある。
【0009】図9は、先に示した図1の露光光学系にて
反射型マスク81のパターン2222を結像転写したと
きに、露光光学系と反射型マスク81の位置関係を示す
ものである。図9(a)はマスクの断面図、(b)は上
から見た図である。球欠方向に平行なパターンの側面3
61では反射光の強度が低下する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のマスクの照明方
法ならびに反射型マスクの構造は、パターンの境界の側
面方向と入射光との角度を考慮していないため、先に示
した図4、図6、図8および図9に示すように、パター
ン境界近傍に反射率が低下した部分が生じる。パターン
幅に対する反射率が低下する部分の割合として、パター
ンの幅をTとする時、図4、図6に示した反射型マスク
ではa・tanθ/T、図8に示した反射型マスクでは
(a・tanθ+b・tanθ)/Tの値を定義する。パ
ターン幅に対する反射率が低下する部分の割合が約0.
1以上になると、結像または転写するパターンの解像が
不十分となる問題が発生する。例えば、入射角θが 1
0°、パターンの幅Tが0.4μmでパターンの厚さa
が0.4μmの場合、 a・tanθ/Tの値は約
0.18となり、結像または転写するパターンの解像性
に障害が生ずる。
【0011】また、本問題は、光学素子の照明に用いる
真空紫外線またはX線の波長が短くなり、用いる多層膜
の積層数が大きくなり、必然的にパターンの厚さaを大
きくとる必要がある場合、転写パターンの微細化に伴
い、結像または転写するべきマスクパターンの幅Tが小
さくしなければならない場合、また光学素子の照明に用
いる真空紫外線またはX線の入射角θが大きくなる場合
に、a・tanθ/Tまたは(a・tanθ+b・tan
θ)/Tの値は大きくなり、マスクパターンを結像また
は転写する際にパターンの解像性に対して重大な障害と
なる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した図4、6、8に
示した反射型マスクのパターンの境界で反射光の強度分
布が劣化する問題は、以下に示す光学素子の構造の工夫
により改善される。
【0013】図10は本発明の光学素子の一例である反
射型マスクの断面構造とおよび入射角θ(θ>0゜。以
下、同様。)で、入射光である真空紫外線またはX線4
11が入射したとき、反射率の高い領域である多層膜で
形成されたパターン22の位置と入射光の反射強度分布
の対応関係を示したものである。
【0014】ここで、露光光学系に反射光学系を用いる
点から、真空紫外線またはX線411の波長はおよそ3
nm以上、150nm以下であることが望ましい。
【0015】図10に示すように、真空紫外線またはX
線411の入射角θに対して、多層膜で形成されたパタ
ーン22で真空紫外線またはX線411が正反射する方
向41と、多層膜で形成されたパターン22の右側の境
界47の方向が平行であると、パターン22の右側の境
界47の外側からは反射光は漏れないため、パターン2
2の右側の境界47では反射光の強度分布は矩形の分布
を示す。パターンの幅をT、厚さをa、正反射する角度
をθ、パターン2223の最表面の法線とパターンの側
面とのなす角度をΘとすると、a・|tanθ−tan
Θ|/Tが0以上、0.05以下になるように、角度Θ
が決められるのが望ましい。なぜならば、パターンの解
像を実質的に可能とするためには、反射光の強度が低下
する領域がパターン幅Tに対して5%以内であることが
必要であるからである。
【0016】また、光学素子の構造の工夫により改善さ
れる別の例を図11に示す。図11は本発明の光学素子
の別の一例である反射型マスクの断面構造とおよび入射
角θで、入射光である真空紫外線またはX線411が入
射したとき、反射率の高い領域である多層膜で形成され
たパターン221の位置と入射光の反射強度分布の対応
関係を示したものである。図11の反射型マスクは真空
紫外線またはX線411の入射角θに対して、多層膜で
形成されたパターン221の右側の境界47に反射光の
出射を低減あるいは阻止するために、吸収体2211を
付けた構成とした。多層膜で形成されたパターン221
の右側の境界47の外側から反射光が漏れないので、図
10に示した反射型マスクと同様にパターン221の境
界で反射光の強度分布が改善される。図11に示した反
射型マスクは、入射角θとパターン221の最表面の法
線とのなす角度Θとが異なる場合、あるいはパターン2
21を形成後、角度Θが 0≦a|tanθ−tanΘ
|/T<0.05 の条件を満たせないときに、図10
で示した反射型マスクの製造プロセスの最後に、パター
ン221の右側の境界47から反射光がでないように吸
収体2211を付けると、反射光の強度分布が改善さ
れ、本発明の光学素子である反射型マスクの良品の歩留
まりが向上する。
【0017】また、別の例を図12に示す。図12は本
発明の光学素子の別の一例である反射型マスクの断面構
造とおよび入射角θで、入射光である真空紫外線または
X線411が入射したとき、反射率の高い領域である多
層膜で形成されたパターン221の位置と入射光の反射
強度分布の対応関係を示したものである。入射した真空
紫外線またはX線411の正反射する角度θと一致する
ように、角度Θでイオンビーム等を多層膜に入射し、イ
オンビームの入射した領域222を形成する。イオンビ
ームの入射しない領域は反射率の高い領域である多層膜
で形成されたパターン22である。イオンビームの入射
した領域222の多層膜は、多層膜を形成する少なくと
も2種類の膜の界面の急峻さがなくなり、反射率が著し
く低下する。多層膜で形成されたパターン22の右側の
境界47にイオンビームの入射した領域222があるの
で、多層膜で形成されたパターン22の右側の境界47
の外側から反射光が漏れにくい構造となっている。イオ
ンビーム等の入射角は制御しやすいので、このマスクの
多層膜で形成されたパターン22の角度Θは、比較的容
易に制御できる利点があり、本発明の光学素子である反
射型マスクの良品の歩留まりが向上する。
【0018】図13に示すように、入射光である真空紫
外線またはX線411の入射角θと光学素子の一例であ
るである反射型マスク81のパターンとの配置を考慮す
ることにより、ウェハ等の物面に結像される像パターン
の光強度分布の劣化を極力減らせることができる。少な
くとも1種類の所定のパターンが搭載された反射型マス
ク81を、入射角θで真空紫外線またはX線411によ
り露光または照明する際に、真空紫外線またはX線41
1に対して影361となる、すなわち反射率が低下する
パターン22の側面部分361が少なくなるように、反
射型マスク81のパターン22を配置して、ウェハ等の
物面に結像される像パターンの光強度分布の劣化を極力
減らせることができる。
【0019】また、図13に示すように、反射型マスク
81と露光または照明光である真空紫外線またはX線4
11との位置関係において、反射型マスク81の少なく
とも1種類のパターン22のなかで、線幅がより小さい
パターン22の長軸の影となる側面部分361が少なく
なるように、反射型マスク81のパターン22を配置し
て、ウェハ等の物面に結像される像パターンの光強度分
布の劣化を極力減らせる。この方法により、影による解
像性の悪化を受けやすい幅の細いパターンの影はできな
いので、細いパターンの解像性の劣化が生じない。
【0020】また、図13に示すように、少なくとも1
種類のパターン22のなかで、線幅がより小さいパター
ン22と露光または照明光である真空紫外線またはX線
411の子午方向の一致が多くなるように、反射型マス
ク81のパターン22を配置し、影361となる側面部
分が少なくなるようにして、ウェハ等の物面に結像され
る像パターンの光強度分布の劣化を極力減らせる。
【0021】また、先の述べた図1に示すような光学系
で反射型マスク81の照明領域とウェハの露光領域を拡
大するために、反射型マスクを子午方向にウェハと同期
して走査を行う場合、同期走査方向に振動が生じ、像パ
ターンの光強度分布の劣化が起る場合がある。この同期
走査により、ウェハ等の物面に結像される像パターンの
光強度分布の劣化と影361による像パターンの光強度
分布の劣化と相乗して像パターンの解像性を低下させ
る。図13で、露光または照明光である真空紫外線また
はX線411を反射型マスク81に入射し、基板である
ウェハ(図示せず)にパターン22を転写する場合、反
射型マスク81とウェハとを同期走査する方向と、反射
型マスク81の少なくとも1種類のパターン22のなか
で、線幅がより小さいパターン22の長軸の影361と
なる側面部分が少なくなる方向が一致するように、反射
型マスク81のパターン22を配置して、ウェハ上の像
パターンの光強度分布の劣化を極力減らせる。
【0022】図13で、子午および球欠方向に対して共
に平行ではないパターン2224では、そのパターンと
球欠方向とのなす角α45の方向余弦cosαで決まる
量だけ影361が生じる。影361を極力減らせるた
め、線幅のより細いパターンと球欠方向とのなす角α4
5が90゜に近くなるように、反射型マスク81でのパ
ターン2224の配置を考慮することが望ましい。
【0023】また、パターン22のとなる側面部分に生
じる反射率の低下またはパターン側面からの反射光の漏
れを補正するように、あらかじめ転写または結像するべ
き光学素子のパターンの幅を調整するように設計すれ
ば、パターンの幅の設計値と転写または結像された実際
パターンの幅のずれが改善される。図10でrを縮小
率、反射型マスクのパターン22の幅をTとすると、理
想的にはウェハ上の像パターンの幅がT・rとなる。実
際は、パターン22の右側の側面45から2a・tan
θでの反射率の低下により、ウェハ上の像パターンの光
強度分布の劣化が生じていため、ウェハ上の像パターン
の幅は(T−ΔT)・rとなる。反射型マスクのパター
ン22の幅をあらかじめ(T+ΔT)として補正してや
れば、ウェハ上の像パターンの幅はT・rとなり、反射
型マスクのパターンの幅の設計値と転写または結像され
た像パターンの幅のずれが改善される。
【0024】本発明の第一の要旨は、光学素子、この光
学素子は次のものを含む:前記光学素子の基板上には所
定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光であ
る真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成された
部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した前記
入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前記基
板上における前記部材が設けられていない部分に入射す
る前記入射光に対する前記部材が設けられていない部分
からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるように
構成され、前記部材に入射した前記基板表面に対する法
線方向に対して有限の入射角をもつ前記入射光が前記部
材で反射する場合において、前記部材は前記法線方向の
前記部材の一の断面における前記部材に入射する前記入
射光に対する前記部材から反射する反射光の反射率の値
が実質的な最大値をとる領域と、前記実質的な最大値よ
りも小さい値をとる領域とを有し、前記部材の前記断面
における断面形状は、前記断面形状が実質的に矩形であ
る場合と比較して、前記領域の全てに対する前記反射率
が前記実質的な最大値よりも小さい値をとる領域の割合
が少なくなるように構成されている点にある。
【0025】本発明の第二の要旨は、光学素子、この光
学素子は次のものを含む:前記光学素子の基板上には所
定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光であ
る真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成された
部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した前記
入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前記基
板上における前記部材が設けられていない部分に入射す
る前記入射光に対する前記部材が設けられていない部分
からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるように
構成され、前記部材の第一の側面から前記入射光の一部
が入射し、かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光
に対する反射光の一部が出射するように前記部材は構成
され、前記第二の側面から出射する前記反射光の全光量
が実質的に最大値となる前記部材の前記基板上への配置
位置よりも前記全光量が前記最大値に比べて小さくなる
ような位置に前記部材を前記基板上へ配置することを特
徴とする点にある。
【0026】本発明の第三の要旨は、光学素子、この光
学素子は次のものを含む:前記光学素子の基板上には所
定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光であ
る真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成された
部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した前記
入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前記基
板上における前記部材が設けられていない部分に入射す
る前記入射光に対する前記部材が設けられていない部分
からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるように
構成され、前記部材の第一の側面から前記入射光の一部
が入射し、かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光
に対する反射光の一部が出射するように前記部材は構成
され、前記基板上には複数個の前記部材が互いに離間し
て設けられ、前記複数個の全ての前記部材の前記第二の
側面から出射する反射光の全光量が実質的に最大値とな
る前記複数個の前記部材の前記基板上への各々の配置位
置よりも前記全光量が前記最大値に比べて小さくなる位
置に前記複数個の前記部材の各々を前記基板上へ配置す
ることを特徴とする。
【0027】本発明の第四の要旨は、投影露光装置、こ
の投影露光装置は次のものを含む:光学素子(81)を
照明するための光源(89)と、前記光学素子(81)
からの反射光を被投影露光物(82)へ投影するための
結像光学系(95)とを有し、前記光学素子の基板上に
は所定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光
である真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成さ
れた部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した
前記入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前
記基板上における前記部材が設けられていない部分に入
射する前記入射光に対する前記部材が設けられていない
部分からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるよ
うに構成され、前記部材に入射した前記基板表面に対す
る法線方向に対して有限の入射角をもつ前記入射光が前
記部材で反射する場合において、前記部材は前記法線方
向の前記部材の一の断面における前記部材に入射する前
記入射光に対する前記部材から反射する反射光の反射率
の値が実質的な最大値をとる領域と、前記実質的な最大
値よりも小さい値をとる領域とを有し、前記部材の前記
断面における断面形状は、前記断面形状が実質的に矩形
である場合と比較して、前記領域の全てに対する前記反
射率が前記実質的な最大値よりも小さい値をとる領域の
割合が少なくなるように構成されている。
【0028】長は3nm以上150nm以下であること
を特徴とする点にある。
【0029】本発明の第五の要旨は、投影露光装置、こ
の投影露光装置は次のものを含む:光学素子(81)を
照明するための光源(89)と、前記光学素子(81)
からの反射光を被投影露光物(82)へ投影するための
結像光学系(95)とを有し、前記光学素子の基板上に
は所定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光
である真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成さ
れた部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した
前記入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前
記基板上における前記部材が設けられていない部分に入
射する前記入射光に対する前記部材が設けられていない
部分からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるよ
うに構成され、前記部材の第一の側面から前記入射光の
一部が入射し、かつ、前記部材の第二の側面から前記入
射光に対する反射光の一部が出射するように前記部材は
構成され、前記第二の側面から出射する前記反射光の全
光量が実質的に最大値となる前記部材の前記基板上への
配置位置よりも前記全光量が前記最大値に比べて小さく
なるような位置に前記部材を前記基板上へ配置すること
を特徴とする点にある。
【0030】本発明の第六の要旨は、投影露光装置、こ
の投影露光装置は次のものを含む:光学素子(81)を
照明するための光源(89)と、前記光学素子(81)
からの反射光を被投影露光物(82)へ投影するための
結像光学系(95)とを有し、前記光学素子の基板上に
は所定の厚さおよびパターン形状を有し、かつ、入射光
である真空紫外線またはX線を反射可能な材料で構成さ
れた部材が設けられ、前記部材は、前記部材に入射した
前記入射光に対する前記部材からの反射光の反射率が前
記基板上における前記部材が設けられていない部分に入
射する前記入射光に対する前記部材が設けられていない
部分からの反射光の反射率に比べて相対的に高くなるよ
うに構成され、前記部材の第一の側面から前記入射光の
一部が入射し、かつ、前記部材の第二の側面から前記入
射光に対する反射光の一部が出射するように前記部材は
構成され、前記基板上には複数個の前記部材が互いに離
間して設けられ、前記複数個の全ての前記部材の前記第
二の側面から出射する反射光の全光量が実質的に最大値
となる前記複数個の前記部材の前記基板上への各々の配
置位置よりも前記全光量が前記最大値に比べて小さくな
る位置に前記複数個の前記部材の各々を前記基板上へ配
置することを特徴とする点にある。
【0031】
【実施例】〔実施例1〕本発明の光学素子の一例である
反射型X線マスクの製造例を示す。図14はその工程を
示すものである。シリコン基板またはSiC基板11に
マグネトロンスパッタ法にて、ニッケル(Ni)膜1.27nm
厚と炭素(C)膜1.27nm厚が交互に160層ずつ形成し、多
層膜21を作る(図14(a))。その上に、レジスト
を塗布し、パターン形成方法の一例である電子線リソグ
ラフィにてレジストパターン38を形成し(図14
(b))、レジストパターンをマスクにして、反応性イ
オンエッチングにて多層膜を除去し(図14(c))、
レジストパターンを除去し、多層膜のパターン22を形
成する(図14(d))。この時、図15に示すように
エッチング装置78の対抗電極71の下面と試料で基板
であるSiウエハ12の面を、反射型マスクの照明また
は露光に用いる入射光の角度と同じ角度θとなるように
配置して、斜めエッチングを行う。ここでエッチング条
件としては、用いるガス圧をなるべく小さくし、エッチ
ングを行う反応性イオンビーム72の指向性を強めるの
が望ましい。さらに酸素プラズマアッシャにてレジスト
を除去した。パターンの最表面の法線とのなす角度がθ
であるパターン22を搭載した反射型マスクを形成す
る。また、電子サイクロトロン共鳴を用いたイオンビー
ムによる反応性イオンエッチングにて、斜めエッチング
を行っても良い。
【0032】〔実施例2〕本発明の光学素子の一例であ
る反射型X線マスクの別の実施例を示す。図16はその
工程を示すものである。本発明の実施例1と同様にシリ
コン基板またはSiC基板11にマグネトロンスパッタ
法にて、ニッケル(Ni)膜1.27nm厚と炭素(C)膜1.27nm
厚が交互に160層ずつ形成し、多層膜21を作る(図1
6(a))。その上に、レジストを塗布し、パターン形
成方法の一例である光リソグラフィにてレジストパター
ン38を形成し(図16(b))、レジストパターン3
8をマスクにして、反応性イオンエッチングにて多層膜
を除去し、多層膜のパターン221を形成する(図16
(c))。このあと斜め方向からTa2211を0.1
μm蒸着し(図16(d))、次に垂直方向からイオン
ミリング721により多層膜パターン221の表面に蒸
着したTaを除去し、パターンの側面から反射光がでに
くい構造を有する反射型X線マスク(図16(e))を
形成する。
【0033】〔実施例3〕本発明の光学素子の一例であ
る反射型X線マスクの別の実施例を示す。図17はその
工程を示すものである。本発明の実施例1と同様にシリ
コン基板またはSiC基板11にマグネトロンスパッタ
法にて、ニッケル(Ni)膜1.27nm厚と炭素(C)膜1.27nm
厚が交互に160層ずつ形成し、多層膜21を作る(図1
7(a))。次にBeイオンからなる指向性の強い集束
イオンビーム721を、反射型マスクの照明または露光
に用いる入射光が正反射する角度と同じ角度θで斜め方
向に入射し、所望のパターン222を描画する。このと
き入射イオンの種類とイオンビーム721の入射エネル
ギーを多層膜の厚さに応じて適宜選ぶ必要がある。入射
イオンの元素はBeの他、N、O、C、Ar、Kr、
P、Xe、F、Cl、B等が挙げられる。イオンビーム
721の入射した領域222の多層膜はNi膜とC膜間
の界面の急峻さがなくなり、反射率は著しく低下する。
このため、パターンの側面から反射光がでにくい構造を
有する別の反射型X線マスクを形成する(図17
(b))。
【0034】〔実施例4〕図18に示すX線投影露光装
置に実施例1〜3で示した反射型マスク81を装着し
て、反射型マスク81のパターンを、物面であるウェハ
82へ転写する。反射型マスク81と像パターンを形成
するウェハ82は、それぞれマスクステージ83とウェ
ハステージ84に搭載されている。まず、反射型マスク
81とウェハ82との相対位置をアライメント装置85
を用いて検出し、制御装置86により駆動装置87、8
8を介して位置合せを行う。X線源89から放射された
X線411を反射鏡90で集光し、反射型マスク81上
の円弧領域を照明する。ここで、反射型マスク81上の
多層膜パターンの内、より細いパターンの短軸方向の側
面とこの多層膜パターンから正反射するX線411の方
向が平行になるように反射型マスク81のパターンの配
置を設定する。即ち反射型マスク81と入射X線411
の位置関係は図13に示すように、より細いパターン2
2の短軸方向と入射X線411の球欠方向、より細いパ
ターン22の長軸方向が入射X線の子午方向になるよう
に設定する。反射型マスク81で反射されたX線は、波
長5nm近傍のX線からなり、反射鏡91、92、93
および94からなる結像光学系95により、ウェハ上に
倍率1/5で結像する。反射鏡91、92、93および
94は、反射型マスク81と同様なNi/C系多層膜を
蒸着し、各多層膜の周期長は各光学系の入射角に一致す
るように調節されている。反射型マスク81とウェハを
倍率に応じて方向96のように同期走査して、反射型マ
スク81全面のパターンをウェハ82に転写する。この
ような方法により、ウェハ82上の30mm角の領域で
0.05μm幅のパターンを得ることができる。
【0035】〔実施例5〕反射型マスクの多層膜とし
て、マグネトロンスパッタ法にて、ロジウム(Rh)膜1.
8nm厚と窒化ホウ素(BN)膜1.8nm厚を交互に150層ずつ
形成し、実施例1、2、3と同様に反射型X線マスクを
形成する。次に図18に示すX線投影露光装置を用いて
露光照明し、ウエハに反射型マスクのパターンを結像転
写する。反射鏡91、92、93および94は、マスク
と同様なRh/BN系多層膜を蒸着されている。ここで
マスクで反射されたX線は、波長7nm近傍のX線から
なる。実施例4と同様に結像転写したところ0.07μ
m幅のパターンを得ることができる。
【0036】〔実施例6〕反射型マスクの多層膜とし
て、マグネトロンスパッタ法にて、モリブデン(Mo)膜
3.37nm厚と炭化ケイ素(SiC)膜3.37nm厚を交
互に50層ずつ形成し、実施例1、2、3と同様に反射
型X線マスクを形成する。次に図18に示すX線投影露
光装置を用いて露光照明し、ウエハに反射型マスクのパ
ターンを結像転写する。反射鏡91、92、93および
94は、マスクと同様なMo/SiC系多層膜を蒸着さ
れている。ここでマスクで反射されたX線は、波長13
nm近傍のX線からなる。実施例4と同様に結像転写し
たところ0.1μm幅のパターンを得ることができる。
【0037】本実施例では、多層膜で用いた材料に関し
て、Ni/C、Rh/BN、Mo/SiC系多層膜の場
合のみを説明したが、本発明は、本実施例で述べたよう
な材料に制限されることなく、例えば、NiCr/C、
Ni/V、Ni/Ti、W/C、Ru/C、Rh/C、
Ru/BN、Rh/B4C、RhRu/BN、Ru/B4
C、Mo/Si、Pd/BN、Ag/BN、Mo/Si
N、Mo/B4C、Mo/C、Ru/Be、Cu/C、
Co/C、Fe/C、Mn/Cなどの多層膜の形成可能
な材料であれば、実施可能である。
【0038】また、本実施例は反射型マスクの場合のみ
を説明したが、反射型マスクに何ら限定されることなく
回折格子やリニアゾーンプレートなどの反射面に微細パ
ターンを有する光学素子にも適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、像パターンの光強度分布が改善され、微細なパター
ンを転写または結像できる光学素子およびそれを用いた
投影露光装置が得ることができる。また、本発明の光学
素子を照明し、結像光学系を介して、光強度分布が改善
された像パターンを結像できるため、微細なパターンを
ウェハ等の物面に転写できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のX線縮小投影露光法の光学系を示す。
【図2】多層膜の積層数と反射率の関係を示すものあ
る。
【図3】従来の反射型マスクを示すものである。
【図4】従来の反射型マスクと結像したパターンの振幅
と強度分布を示すものである。
【図5】従来の反射型マスクを示すものである。
【図6】従来の反射型マスクと結像したパターンの振幅
と強度分布を示すものである。
【図7】従来の反射型マスクを示すものである。
【図8】従来の反射型マスクと結像したパターンの振幅
と強度分布を示すものである。
【図9】従来の反射型マスクの照明方法を示すものであ
る。
【図10】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
と結像したパターンの振幅と強度分布を示すものであ
る。
【図11】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
と結像したパターンの振幅と強度分布を示すものであ
る。
【図12】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
と結像したパターンの振幅と強度分布を示すものであ
る。
【図13】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
の照明方法を示すものである。
【図14】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
の製造工程を示すものである。
【図15】本発明の実施例を示すものである。
【図16】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
の製造工程を示すものである。
【図17】本発明の光学素子の一例である反射型マスク
の製造工程を示すものである。
【図18】本発明の実施例を示すものである。
【符号の説明】
1…基板、2…反射部、3…非反射部、4…真空紫外線
またはX線、5…イオンビーム、7…多層膜、11…シ
リコン基板またはSiC基板、12…試料基板、21…
多層膜、22…多層膜で形成されたパターンまたは反射
率の高い領域、33…非反射部の段差、34…非反射部
の段差上の多層膜、35…非反射部となる吸収体、36
…非反射部となる吸収体の段差から生じる影部分、38
…レジストパターン、41…反射率の高い領域からの正
反射した真空紫外線またはX線、42…正反射した真空
紫外線またはX線の入射角、43…パターン境界での反
射率が低下し、強度が弱い反射光、44…パターン側面
から漏れる光、45…パターンの左側の境界、46…パ
ターンと球欠方向とのなす角、47…パターンの右側の
境界、71…対抗電極、72…反応性イオンビーム、7
8…エッチング装置、81…反射型マスク、82…ウェ
ハ、83…マスクステージ、84…ウェハステージ、8
5…アライメント装置、86…制御装置、87…駆動装
置、88…駆動装置、89…X線源、90…反射鏡、9
1…反射鏡、92…反射鏡、93…反射鏡、94…反射
鏡、95…結像光学系、96…同期走査方向、221…
多層膜のパターン、222…イオンビームを打ち込まれ
反射率の低下した多層膜のパターン、361…影または
反射光が漏れる部分、721…イオンミリング用のイオ
ン、411…入射または照明光、2211…Taまたは
Ta原子、2222…球欠方向に水平なパターン幅が細
い長軸パターン、2223…パターン右側の側面から漏
れる光、2224…子午および球欠方向に平行でない斜
めパターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/20 521 9122−2H (72)発明者 小川 太郎 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 持地 広造 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 武田 英次 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学素子、この光学素子は次のものを含
    む:前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパター
    ン形状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX
    線を反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材に入射した前記基板表面に対する法線方向に対
    して有限の入射角をもつ前記入射光が前記部材で反射す
    る場合において、前記部材は前記法線方向の前記部材の
    一の断面における前記部材に入射する前記入射光に対す
    る前記部材から反射する反射光の反射率の値が実質的な
    最大値をとる領域と、前記実質的な最大値よりも小さい
    値をとる領域とを有し、 前記部材の前記断面における断面形状は、前記断面形状
    が実質的に矩形である場合と比較して、前記領域の全て
    に対する前記反射率が前記実質的な最大値よりも小さい
    値をとる領域の割合が少なくなるように構成されてい
    る。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光学素子において、前記光
    学素子は反射型マスク、リニアゾーンプレートまたは回
    折格子であることを特徴とする。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光学素子において、前記部
    材の前記断面形状は、実質的に平行四辺形であることを
    特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光学素子において、前記基
    板表面に対する法線方向の前記部材の一の断面を有する
    平面に対して実質的に平行に前記入射光が前記部材へ入
    射するように前記入射光の入射方向が設定され、かつ、
    前記法線と前記入射光の挾む角度が実質的に所定の有限
    の角度Θとなるように前記部材への前記入射光の入射角
    度は設定され、 前記平面における前記部材の断面形状は実質的に平行四
    辺形であり、前記平行四辺形の平行な一の一対の二辺は
    前記基板表面に対して実質的に平行であり、他の一対の
    二辺は前記法線に対して実質的に前記Θの角度を有する
    ことを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項4記載の光学素子において、前記Θ
    は0≦a|tanθ−tanΘ|/T<0.05である
    ことを特徴とする。ここで、aは前記部材の厚さ、θは
    前記入射角度、Tは前記部材の前記断面における幅を意
    味する。
  6. 【請求項6】請求項1記載の光学素子において、前記基
    板表面に対する法線方向の前記部材の一の断面形状は実
    質的に平行四辺形であり、前記平行四辺形の平行な一の
    一対の二辺は前記基板表面に対して実質的に平行であ
    り、他の一対の二辺は前記法線に対して実質的に所定の
    有限の角度を有し、前記他の一対の二辺のうちの一辺に
    はその辺から前記入射光に対する反射光が出射すること
    を低減または阻止するための手段が設けられていること
    を特徴とする。
  7. 【請求項7】請求項1記載の光学素子において、前記部
    材は真空紫外線またはX線に対して屈折率の異なる少な
    くとも二種類以上の物質からなる層を周期的に積層した
    多層膜であることを特徴とする。
  8. 【請求項8】請求項1記載の光学素子において、前記部
    材を構成する物質には、Ni,Cr,V,W,Ti,
    C,Ru,Rh,Mo,Pd,Ag,B,Si,N,B
    e,Cu,Co,FeまたはMnのうちの少なくとも一
    つを有することを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項1記載の光学素子において、前記部
    材の断面形状は実質的に平行四辺形であり、前記平行四
    辺形の平行な一の一対の二辺は前記基板表面に対して実
    質的に平行であり、他の一対の互いに平行な第一の辺お
    よび第二の辺は前記法線に対して実質的に所定の有限の
    角度を有し、 前記第一の辺には前記入射光の一部が入射し、かつ、前
    記第二の辺は前記入射光に対する反射光の一部が出射す
    るように前記部材は構成され、 前記第二の辺から出射する前記反射光の全光量が実質的
    に最大値となる前記部材の前記基板上への配置位置より
    も前記全光量が前記最大値に比べて小さくなるような前
    記基板上の所定の位置へ前記部材を配置することを特徴
    とする。
  10. 【請求項10】請求項1記載の光学素子において、前記
    部材の断面形状は実質的に平行四辺形であり、前記平行
    四辺形の平行な一の一対の二辺は前記基板表面に対して
    実質的に平行であり、他の一対の互いに平行な第一の辺
    および第二の辺は前記法線に対して実質的に所定の有限
    な角度を有し、 前記第一の辺には前記入射光の一部が入射し、かつ、前
    記第二の辺は前記入射光に対する反射光の一部が出射す
    るように前記部材は構成され、 前記基板上へ前記部材を配置する位置は、前記第二の辺
    から出射する前記反射光の全光量が実質的に最小値とな
    る位置であることを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項1記載の光学素子において、前記
    基板表面に対する法線方向の前記部材の一の断面形状は
    実質的に平行四辺形であり、前記平行四辺形の平行な一
    の一対の二辺は前記基板表面に対して実質的に平行であ
    り、他の一対の第一の辺および第二の辺は前記法線に対
    して実質的に所定の有限な角度を有し、 前記第一の辺には前記入射光の一部が入射し、かつ、前
    記第二の辺からは前記入射光に対する反射光の一部が出
    射するように前記部材は構成され、 前記基板上には複数個の前記部材が相互に離間して設け
    られ、 前記複数個の全ての前記部材の前記第二の辺から出射す
    る反射光の全光量が実質的に最大値となる前記複数個の
    前記部材の前記基板上への各々の配置位置よりも前記全
    光量が前記最大値に比べて小さくなる位置に前記複数個
    の前記部材の各々を前記基板上へ配置することを特徴と
    する。
  12. 【請求項12】請求項1記載の光学素子において、前記
    部材の断面形状は実質的に平行四辺形であり、前記平行
    四辺形の平行な一の一対の二辺は前記基板表面に対して
    実質的に平行であり、他の一対の第一の辺および第二の
    辺は前記法線に対して実質的に所定の有限の角度を有
    し、 前記第一の辺には前記入射光の一部が入射し、かつ、前
    記第二の辺からは前記入射光に対する反射光の一部が出
    射するように前記部材は構成され、 前記基板上には複数個の前記部材が互いに離間して設け
    られ、 前記複数個の全ての前記部材の前記第二の辺から出射す
    る反射光の全光量が実質的に最小値となるように前記複
    数個の前記部材の各々を前記基板上へ配置することを特
    徴とする。
  13. 【請求項13】請求項1記載の光学素子において、前記
    真空紫外線またはX線の波長は3nm以上150nm以
    下であることを特徴とする。
  14. 【請求項14】光学素子、この光学素子は次のものを含
    む:前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパター
    ン形状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX
    線を反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材の第一の側面から前記入射光の一部が入射し、
    かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光に対する反
    射光の一部が出射するように前記部材は構成され、 前記第二の側面から出射する前記反射光の全光量が実質
    的に最大値となる前記部材の前記基板上への配置位置よ
    りも前記全光量が前記最大値に比べて小さくなるような
    位置に前記部材を前記基板上へ配置することを特徴とす
    る。
  15. 【請求項15】請求項14記載の光学素子において、前
    記光学素子は反射型マスク、リニアゾーンプレートまた
    は回折格子であることを特徴とする。
  16. 【請求項16】請求項14記載の光学素子において、前
    記部材の外周の一部には前記部材への入射光に対する前
    記反射光の一部が出射することを阻止または低減するた
    めの手段が形成されていることを特徴とする。
  17. 【請求項17】請求項14記載の光学素子において、前
    記部材の断面形状は、実質的に矩形であることを特徴と
    する。
  18. 【請求項18】請求項14記載の光学素子において、前
    記部材の断面形状は、実質的に平行四辺形であることを
    特徴とする。
  19. 【請求項19】請求項14記載の光学素子において、前
    記真空紫外線またはX線の波長は3nm以上150nm
    以下であることを特徴とする。
  20. 【請求項20】光学素子、この光学素子は次のものを含
    む:前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパター
    ン形状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX
    線を反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材の第一の側面から前記入射光の一部が入射し、
    かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光に対する反
    射光の一部が出射するように前記部材は構成され、 前記基板上には複数個の前記部材が互いに離間して設け
    られ、 前記複数個の全ての前記部材の前記第二の側面から出射
    する反射光の全光量が実質的に最大値となる前記複数個
    の前記部材の前記基板上への各々の配置位置よりも前記
    全光量が前記最大値に比べて小さくなる位置に前記複数
    個の前記部材の各々を前記基板上へ配置することを特徴
    とする。
  21. 【請求項21】請求項20記載の光学素子において、前
    記光学素子は反射型マスク、リニアゾーンプレートまた
    は回折格子であることを特徴とする。
  22. 【請求項22】請求項20記載の光学素子において、前
    記部材の外周の一部には前記部材への入射光に対する前
    記反射光の一部が出射することを阻止または低減するた
    めの手段が形成されていることを特徴とする。
  23. 【請求項23】請求項20記載の光学素子において、前
    記部材の断面形状は、実質的に矩形であることを特徴と
    する。
  24. 【請求項24】請求項20記載の光学素子において、前
    記部材の断面形状は、実質的に平行四辺形であることを
    特徴とする。
  25. 【請求項25】請求項20記載の光学素子において、前
    記真空紫外線またはX線の波長は3nm以上150nm
    以下であることを特徴とする。
  26. 【請求項26】投影露光装置、この投影露光装置は次の
    ものを含む:光学素子(81)を照明するための光源
    (89)と、 前記光学素子(81)からの反射光を被投影露光物(8
    2)へ投影するための結像光学系(95)とを有し、 前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパターン形
    状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX線を
    反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材に入射した前記基板表面に対する法線方向に対
    して有限の入射角をもつ前記入射光が前記部材で反射す
    る場合において、前記部材は前記法線方向の前記部材の
    一の断面における前記部材に入射する前記入射光に対す
    る前記部材から反射する反射光の反射率の値が実質的な
    最大値をとる領域と、前記実質的な最大値よりも小さい
    値をとる領域とを有し、 前記部材の前記断面における断面形状は、前記断面形状
    が実質的に矩形である場合と比較して、前記領域の全て
    に対する前記反射率が前記実質的な最大値よりも小さい
    値をとる領域の割合が少なくなるように構成されてい
    る。長は3nm以上150nm以下であることを特徴と
    する。
  27. 【請求項27】投影露光装置、この投影露光装置は次の
    ものを含む:光学素子(81)を照明するための光源
    (89)と、 前記光学素子(81)からの反射光を被投影露光物(8
    2)へ投影するための結像光学系(95)とを有し、 前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパターン形
    状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX線を
    反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材の第一の側面から前記入射光の一部が入射し、
    かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光に対する反
    射光の一部が出射するように前記部材は構成され、 前記第二の側面から出射する前記反射光の全光量が実質
    的に最大値となる前記部材の前記基板上への配置位置よ
    りも前記全光量が前記最大値に比べて小さくなるような
    位置に前記部材を前記基板上へ配置することを特徴とす
    る。
  28. 【請求項28】投影露光装置、この投影露光装置は次の
    ものを含む:光学素子(81)を照明するための光源
    (89)と、 前記光学素子(81)からの反射光を被投影露光物(8
    2)へ投影するための結像光学系(95)とを有し、 前記光学素子の基板上には所定の厚さおよびパターン形
    状を有し、かつ、入射光である真空紫外線またはX線を
    反射可能な材料で構成された部材が設けられ、 前記部材は、前記部材に入射した前記入射光に対する前
    記部材からの反射光の反射率が前記基板上における前記
    部材が設けられていない部分に入射する前記入射光に対
    する前記部材が設けられていない部分からの反射光の反
    射率に比べて相対的に高くなるように構成され、 前記部材の第一の側面から前記入射光の一部が入射し、
    かつ、前記部材の第二の側面から前記入射光に対する反
    射光の一部が出射するように前記部材は構成され、 前記基板上には複数個の前記部材が互いに離間して設け
    られ、 前記複数個の全ての前記部材の前記第二の側面から出射
    する反射光の全光量が実質的に最大値となる前記複数個
    の前記部材の前記基板上への各々の配置位置よりも前記
    全光量が前記最大値に比べて小さくなる位置に前記複数
    個の前記部材の各々を前記基板上へ配置することを特徴
    とする。
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