JPH0611974A - カラー複写機の制御方法 - Google Patents

カラー複写機の制御方法

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JPH0611974A
JPH0611974A JP4190156A JP19015692A JPH0611974A JP H0611974 A JPH0611974 A JP H0611974A JP 4190156 A JP4190156 A JP 4190156A JP 19015692 A JP19015692 A JP 19015692A JP H0611974 A JPH0611974 A JP H0611974A
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特にフルカラー複写機において、複数枚の複
写中、用紙カセットの用紙切れなどにより複写作業が中
断しても、作成途中の画像を消去することなく保持した
まま、複写を一時中断して用紙の補給などを行なうこと
が可能で、その後は、引き続き画像作成を継続できるカ
ラー複写機の制御方法を提供すること。 【構成】 中間転写ベルトを備えたフルカラー複写機に
おいて、第1転写部の感光体と中間転写ベルトとを離接
可能に設け、コピーを中断する必要が生じた場合、中間
転写ベルト上に作成途中の画像を保持した状態で感光体
と中間転写ベルトとを分離し、該ベルトを一時停止さ
せ、その後、コピー再開に際しては、該ベルトの速度が
一定となったのち、中間転写ベルト上に保持されている
画像を用紙に転写し、次いで第1転写部に画像がかかっ
ていない状態で感光体と中間転写ベルトとを結合して、
画像作成プロセスを継続するカラー複写機の制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー複写機の制御方法
に係り、さらに詳しくは特にフルカラー複写機において
用紙切れの際に生ずる不具合を改良したカラー複写機の
新規な制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いたフルカラー複写機
の構成としては従来から多くの種類が知られている。そ
れらの一つとして中間転写ベルト方式の複写機の構成例
を図5に示す。同図において、1はフルカラー複写機で
あって、原稿台3の下側には、光源ランプ5、ワンセッ
トのミラー6、レンズ7および色分解フィルタ33から
構成される光学ユニット4が設けられている。また8は
B方向に回転する感光体であって、感光体8を中心にし
て現像器10〜13、帯電器9、クリーナ16、除電器
15、ならびに転写ベルトユニット14が設けられてい
る。この転写ベルトユニット14は、C方向に回転する
中間転写ベル17と接して第1転写ローラ21、第2転
写ローラ22、ならびにテンションローラ19,18,
20を有しており、さらに中間転写ベル17上の不要な
画像を消すためのクリーニング装置が設けられている。
また35は中間転写ベルト17の端部に設けられたスリ
ットを検知して該ベルトの位置を検出するための透過型
フォトセンサである。なお、この場合、第1転写ローラ
21と転写ベルト17とが接する部分で第1転写部、ま
たローラ20と第2転写ローラ22に転写ベルトを挾持
する部分で第2転写部が構成される。
【0003】一方、複写用紙は、用紙カセット25また
は手差し給紙トレイ26から供給されるものであって、
用紙カセット25には用紙検知スイッチ34が設けら
れ、一方、手差し給紙トレイ26からは手差しガイドロ
ーラ27,28を経由して給紙され、これらの用紙はい
ずれもレジストローラ24を経て第2転写ローラに送給
されるよう構成されている。また、100は搬送ユニッ
トであって、第2転写ローラ22により画像の転写され
た複写用紙を定着装置200に送給するための搬送手段
である。この定着装置200は、ヒータを内蔵した定着
ローラ201〜203により構成されており、さらに定
着を終了した用紙は片面あるいは両面複写に応じ、両面
ユニット切換用デフレクタ29を介して排紙ローラ3
0、排紙トレイ31に導びかれるか、または両面ユニッ
トガイド32により図示しない両面ユニットに導びかれ
るか、いずれかになるよう構成されている。
【0004】次に、図5に示した構成のフルカラー複写
機の動作について図面を参照しながら説明する。まず、
同図のフルカラー複写機1において、原稿台3に置かれ
た原稿を3回走査し、光学ユニット4において毎回異な
った色の色分解フィルタ33を挿入して原稿の色を3原
色に色分解し、感光体8を露光する。これを、挿入した
フィルタ33に対して補色の関係にあるトナーが入った
現像器10〜13で現像する。この場合、色分解されて
順次作成される3色の画像を重ねあわせ、原稿の画像を
再現する手段が必要になる。そのために中間転写ベルト
ユニット14が設けられている。すなわち、感光体8上
に作成された画像が転写ベルト17との接点を通過する
ときに転写ベルト17の裏側の第1転写ローラ21に電
圧を印加して、感光体8上のトナー画像を中間ベルト1
7に転写する。中間転写ベルト17が一周する毎に感光
体8に作成された画像を正確に転写ベルト17上に重ね
あわせる。3色の画像を転写ベルト17上に重ね合わせ
た後に用紙カセット25からコピー用紙を1枚送って中
間転写ベルト17上の画像を用紙に転写する。中間転写
ベルト17から用紙への転写は、第2転写ローラ22を
転写ベルト17に圧接させ、電圧を印加することにより
行う。画像が転写された用紙は定着装置200に搬送ユ
ニット100により搬送され、トナーを溶融させて用紙
上に定着させる。そして、排紙ローラ30を経てトレイ
31に排出される。
【0005】ところで、複数枚のコピーを作成する場合
には、処理速度を上げるため、転写ベルト17上の画像
を用紙に転写する時点ですでに感光体8上に次のコピー
画像を作成するプロセスが開始されている。これは、フ
ルカラー複写機1の場合、作像を開始する帯電器9か
ら、用紙に画像を転写する第2転写部までの移動距離が
白黒複写機に比べて非常に長いため、次のコピーの処理
を開始しておかなければ複写時間が長くかかるからであ
る。帯電器9から第2転写部までの距離が長いのは、図
示しているようにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの4色の現像器10〜13を感光体8周辺に配置しな
ければならないため、感光体8の周長が白黒複写機に比
べて長いこと、さらに白黒複写機にはない中間転写ベル
トユニット14が存在するためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来のフルカラー複写機にも不都合な面がある。い
ま、複数枚のコピーをとっている途中で、用紙カセット
25に紙が無くなった場合のことを考える。カセット2
5に紙が無くなったことは、用紙検知スイッチ34で検
知される。検知スイッチ34のレバーは、用紙があると
きはそれによって上に持ち上げられているが、カセット
25底板には穴が空いていて、用紙が無くなるとレバー
は下に降りるようになっている。スイッチ34はこのレ
バーの位置によってon/offするようになってい
る。したがって、最後の用紙がカセット25から出て行
ったときにスイッチ34のレバーが下におりて用紙の無
くなったことが検知される。
【0007】ところが、上記のように、転写終了に先だ
って次のコピー画像の作成がスタートしていると、用紙
が無くなったことが検知された時点で、既に次のコピー
画像が感光体8上に形成されている。図6はこの状態を
示している。すなわち、用紙Pは最後の分が送り出され
ているので、スイッチ34のレバーは降りた状態になっ
ており、一方、感光体8上にはすでに次のコピー画像第
1層目I1 および第2層目I2 が形成されており、また
中間転写ベルト17上には用紙に転写すべき画像IP
形成されている。この場合は、途中まで作成されている
画像を一旦クリーニング装置23でクリーニングしてし
まい、機械を一時停止させなければならない。そして、
用紙補給完了後、コピーを再開したときには先ほど途中
まで作成していた画像をもう一度最初から作り直す必要
がある。
【0008】上記の方法以外に中間転写ベルト17上に
画像を保持したまま空回転を繰り返す方法も考えられる
が、実際にそのような事を行った場合、空回転中に第1
転写部を画像が通過する毎にトナーの上の層が少しずつ
感光体8の方に移っていってしまう。従って、カラーコ
ピーの場合は長時間空回転を続けると、色目が変わって
しまい、単色のコピーでも濃度が低下したりする不具合
がある。別の方法として転写ベルト17上に画像を保持
したままマシンを停止させる方法も考えられるが、起
動、停止のときに画像が第1転写部にかからないように
しなければ像がこすれて乱れてしまう。しかし、そのた
めには転写ベルト17を最長画像の長さよりもかなり長
くして、非画像領域を多くする必要がある。これでは通
常使用しない無駄な領域を多く作ってコピー速度を遅く
してしまうことになる。
【0009】また、複写機1で1層のコピーすなわち、
白黒またはイエロー、マゼンタ、シアンの単色コピーを
行っている場合には、単に作成途中の画像を無駄にして
しまうというだけでなく、別の不具合が生じる。それ
は、ADF等の原稿自動送り装置を使用して複数原稿の
コピーをしている途中でコピー用紙がなくなった場合、
用紙切れを検知した時点ですでに次の原稿の画像が感光
体上に作成されてしまっており、原稿が更にその次の原
稿に交換され、露光の途中であるというような場合であ
る。この場合は用紙切れを検知した場合、1枚原稿を戻
さなければならない。原稿を戻すという余分な操作をユ
ーザーに行わせることは、機械の操作性を低下させるも
のである。
【0010】しかし、この不具合を避けるためには、あ
えて原稿交換の時間間隔を長くして、次のコピーのため
の用紙があることを確認してから原稿を交換するように
しなければならず、コピーの処理速度を制限することに
なる。従って本発明の目的は、特にフルカラー複写機に
おいて、複数枚の複写中、用紙カセットの用紙切れなど
により複写作業が中断しても、作成途中の画像を消去す
ることなく保持したまま、複写を一時中断して用紙の補
給などを行うことが可能で、その後は、引き続き画像作
成を継続できるカラー複写機の制御方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、その要旨とするとこ
ろは、中間転写ベルトを備えたフルカラー複写機におい
て、第1転写部の感光体と中間転写ベルトとを離接可能
に設け、コピーを中断する必要が生じた場合、中間転写
ベルト上に作成途中の画像を保持した状態で感光体と中
間転写ベルトとを分離し、該ベルトを一時停止させ、そ
の後、コピー再開に際しては、該ベルトの速度が一定と
なったのち、中間転写ベルト上に保持されている画像を
用紙に転写し、次いで第1転写部に画像がかかっていな
い状態で感光体と中間転写ベルトとを結合して、画像作
成プロセスを継続するカラー複写機の制御方法にある。
【0012】
【作用】本発明においては、第1転写部の感光体と中間
転写ベルトとを離接可能に設けているので、コピーを中
断する必要が生じた場合、中間転写ベルトと感光体の分
離によって転写ベルト上に形成されている作成途中の画
像を消去することなく、一時停止が可能になり、コピー
再開後は引き続き画像の作成の継続が可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明について図面を参照しながら詳細
に説明する。まず本発明においても使用される中間転写
ベルト方式の複写機の基本的構成ならびに動作について
は先に説明した図5におけるカラー複写機1と同様であ
るが、本発明においては中間転写ベルトを感光体と離接
可能に設けている点が従来の手段と基本的に異なる点で
ある。すなわち本発明に用いられる複写機では、図1に
その部分説明図を示すように、転写ベルト17を感光体
8に圧接させる第1転写ローラ21と転写ベルト17に
張力を与えるテンションローラ19が移動するようにな
っている。位置aにあるときには感光体8と転写ベルト
17は圧接しており、コピーを行う状態にある。位置b
にあるときには感光体8と転写ベルト17は接していな
い。第2転写ローラ22、転写ベルト17のクリーニン
グ装置23は従来よりソレノイドによって転写ベルト1
7と離接可能なように設計されており、用紙への転写あ
るいは転写ベルト17のクリーニングを行う場合以外は
転写ベルト17から離れている。従って、第1転写部を
感光体8から分離した状態では、画像がのっている転写
ベルト17表面に接しているものは何もなく、ベルト1
7上の画像は乱されることなくベルト17上に保持され
る。
【0014】図2は第1転写ローラ21を含む第1転写
部ならびにテンションローラ19を図1における位置a
から位置bに分離させるための機構の一例を模式図に示
す説明図であって、図2に例示した機構は、一端に第1
転写ローラ21ならびにテンションローラ19が取り付
けられ、他端には支点302を挾んでこれら転写ローラ
21ならびにテンションローラ19を移動させるための
ソレノイドなどの分離手段300が設けられたT字型の
桿301を主体とするものであって、移動手段300が
矢印の如く上方向に桿301を位置aから位置bに移動
させることによってテンションローラ19が図1にも示
す通り点線の方向に移動するので、中間転写ベルト17
が感光体8から分離されるようになる。なお、図2中3
03は桿301を元の位置に復帰せしめるためのスプリ
ングなどの復帰手段である。
【0015】また、転写ベルト17の端部には1箇所図
示しないスリットが設けられており、透過型のフォトセ
ンサー35で通過するスリットを検知することによりベ
ルト17の位置を検出している。ベルト17を回転させ
るモータはベルトの回転速度を一定に保つように制御さ
れているので、スリット信号を検知してからの時間を計
ることによって、ベルト17の現在の位置を知ることが
出来る。コピー画像の作成はこの転写ベルト17の位置
を基準に図示しないCPUによって全て制御されてお
り、コピー画像は転写ベルト17上の所定の位置に作成
され、重ね合わされて用紙に転写される。
【0016】次に本発明方法の動作についてのべる。い
ま、フルカラーコピー中に用紙がなくなったことを検知
したとする。この場合、CPUは現在感光体上に作成中
の画像を3色とも作成して転写ベルト17上に重ね合わ
せるところまではプロセスを進行させるが、以後のコピ
ー画像の作成は行なわないように原稿の走査を停止させ
る。転写ベルト上に画像を重ね合わせた状態で、用紙の
給送及び第2転写の動作は行わず、代わりに第1転写を
分離する動作を行う。CPUは転写ベルトのスリット信
号とタイマーによって、ベルトの位置を知っており、画
像の形成位置が分かっているので、第1転写の分離は非
画像領域が第1転写部を通過している瞬間に行われる。
【0017】第1転写部を分離した後は感光体8および
転写ベルト17の駆動を停止させる。そして、用紙補給
を要求する表示を出してユーザーに知らせる。用紙が補
給されてコピーが再スタートしたときは、まず感光体8
とベルト17を回転させ、一定速度になるまでまつ。そ
して、用紙を給送し、画像領域が第2転写部を通過する
ときに第2転写ローラ22を転写ベルト17に圧接して
用紙を送り、画像を用紙に転写する。そして、第1転写
部を感光体8に圧接させ、次のコピー画像の作成を開始
する。
【0018】次に、ADFを使用した白黒コピー中に用
紙がなくなった場合を考える。そして、この場合にすで
に次のコピー画像は感光体8上に作成されているとす
る。原稿はすでに更に次のものに交換されている。この
場合、最後の用紙を送って、転写ベルト17上の画像を
転写すると同時に感光体8上の画像を転写ベルト17に
転写する。しかし、現在原稿台3に置かれている原稿の
走査は行わない。転写ベルト17に像を転写させた後、
即座に第1転写部を分離する。そしてベルト17の駆動
を停止させ、用紙補給を待つ。用紙が補給されてコピー
が再スタートしたときは、まず感光体8とベルト17を
回転させ、一定速度になるまでまつ。そして、用紙を給
送し、画像領域が第2転写部を通過するときに第2転写
ローラ22を転写ベルト17に圧接して用紙を送り、画
像を用紙に転写する。そして、第1転写部を感光体8に
圧接させ、次のコピー画像の作成を開始する。
【0019】最後にフローチャートおよび先に示した図
面に基いて、本発明方法の実施例についてさらに具体的
にのべる。まず図3は、用紙切れに対処する場合の行程
を示したフローチャートであって、スタート後、定期的
にルーチン手段の一つとして用紙切れ検知スイッチ34
をモニターし、ステップ1(S1)において、用紙切れ
が認められたなら、ステップ2(S2)において用紙切
れの警告を表示する。この場合、ステップ3(S3)に
おいてコピー中でなければ(NO)、それで終了する
が、コピー中であれば(YES)、残りが1枚以上ある
(YES)ならばステップ4(S4)からステップ5
(S5)に進み、以後のコピーサイクルの走査開始を禁
止する。一方、現在作像中のコピーについては、ステッ
プ6(S6)で第1転写部での転写が終了するのを待っ
てステップ7(S7)で転写部と感光体8とを分離する
ために分離手段300で示したソレノイドをONする。
この分離動作が完全に行なわれるのをステップ8(S
8)で待って、その完了(YES)後、ステップ9(S
9)で転写ベルト17、感光体8のドラムなどの図示し
ない駆動モータを停止させ、終了する。
【0020】次に図4は、コピーを再開あるいは開始し
た時点で、ステップ10(S10)に見られるように第
1転写部が感光体8から分離している(YES)場合に
ついての行程を示すフローチャートであって、分離して
いない(NO)場合はそのまま通常のコピー処理が開始
可能であることはいうまでもない。しかしながら、第1
転写部が分離している場合は、まず転写ベルト17上の
画像を用紙に転写し、その後に新たなコピー動作を開始
しなければならない。そのために、まずステップ11
(S11)で転写ベルト17、感光体8のドラムなどの
図示しない駆動モータを回転させ、ステップ12(S1
2)において回転が一定速度に達する(YES)のを待
って、ステップ13(S13)で用紙カセット25から
の用紙を給紙する。そこで、前記画像がステップ14
(S14)において第2転写部に到達したところでステ
ップ15(S15)において転写ベルト17上から画像
を用紙上に転写する。この転写が終了したならば、ステ
ップ16(S16)で第1転写部と感光体8とを分離し
ている分離手段300で示したソレノイドをOFFにす
ると、復帰手段303として示したスプリングなどによ
り付勢された桿301が元の位置に戻るので、ステップ
17(S17)で感光体8と転写ベルト17とが完全に
接触した(YES)ことを確認してから通常のコピーサ
イクルによりコピー処理を開始する。
【0021】以上のように第1転写部を離接可能な機構
とすることにより、コピー中断からの復帰をスムーズに
行うことが可能になる。なお、以上の実施例では用紙切
れの場合についてのべているが、それに限らず紙づまり
やその他の中断の場合にも本発明は有効である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、特にフルカラー複写機
において、複数枚の複写中、用紙カセットの用紙切れな
どにより複写作業が中断しても、作成途中の画像を消去
することなく保持したまま、複写を一時中断して用紙の
補給などを行なうことが可能で、その後は、引き続き画
像作成を継続できるカラー複写機の制御方法の提供が可
能となるものであり、その効果は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられる複写機の部分説明図であ
る。
【図2】本発明に用いられる分離機構の一例を示す説明
図である。
【図3】本発明方法の動作の一例を示すフローチャート
である。
【図4】本発明方法の動作の他の例を示すフローチャー
トである。
【図5】通常の中間転写ベルト方式の複写機の構成例を
示す説明図である。
【図6】従来の中間転写ベルト方式の複写機における用
紙切れと作成途中の画像との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フルカラー複写機 3 原稿台 4 光学ユニット 5 光源ランプ 6 ミラー 7 レンズ 8 感光体 9 帯電器 10,11,12,13 現像器 14 転写ベルトユニット 15 除電器 16 クリーナ 17 中間転写ベルト 18,19,20 テンションローラ 21 第1転写ローラ 22 第2転写ローラ 23 クリーニング装置 24 レジストローラ 25 用紙カセット 26 手差し給紙トレイ 27,28 手差しガイドローラ 29 両面ユニット切換用デフレクタ 30 排紙ローラ 31 排紙トレイ 32 両面ユニットガイド 33 色分解フィルタ 34 用紙検知スイッチ 35 透過型フォトセンサ 100 搬送ユニット 200 定着装置 201,202,203 定着ローラ 300 分離手段 301 桿 302 支点 303 復帰手段 I1 ,I2 ,IP コピー画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 延幸 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写ベルトを備えたフルカラー複写
    機において、第1転写部の感光体と中間転写ベルトとを
    離接可能に設け、コピーを中断する必要が生じた場合、
    中間転写ベルト上に作成途中の画像を保持した状態で感
    光体と中間転写ベルトとを分離し、該ベルトを一時停止
    させ、その後、コピー再開に際しては、該ベルトの速度
    が一定となったのち、中間転写ベルト上に保持されてい
    る画像を用紙に転写し、次いで第1転写部に画像がかか
    っていない状態で感光体と中間転写ベルトとを結合し
    て、画像作成プロセスを継続することを特徴とするカラ
    ー複写機の制御方法。
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