JPH06118865A - 研修計算機システム - Google Patents

研修計算機システム

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Publication number
JPH06118865A
JPH06118865A JP28967092A JP28967092A JPH06118865A JP H06118865 A JPH06118865 A JP H06118865A JP 28967092 A JP28967092 A JP 28967092A JP 28967092 A JP28967092 A JP 28967092A JP H06118865 A JPH06118865 A JP H06118865A
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JP
Japan
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data
teaching material
image data
keyword
training
Prior art date
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Application number
JP28967092A
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English (en)
Inventor
Megumi Nonoyama
めぐみ 野々山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラント分野などの研修において、教材デー
タの作成に要する時間と人手を短縮し、大型コンピュー
タなどを必要とせずに誰にでも教材データが簡単に作成
できる研修計算機システムを得る。 【構成】 教材作成の際に参考になる書類や図面などの
イメージデータ1及びワードプロセッサーなどによるテ
キストデータ7は、イメージデータ入力部2及びテキス
トデータ入力部8からエンジニアリングワークステーシ
ョンに入力され、入力された各データに教材設定データ
入力部3によりキーワードを設定し、これらのデータは
教材データ保存部4に保存される。保存されている教材
データから研修コース設定部5で研修コースを設定し、
教材実行部6によりキーワード等を利用して研修コース
が実行される。これらのソフトウエアツール(プログラ
ム群)は全てエンジニアリングワークステーション上に
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算機を利用した研
修支援装置に関するもので、特にプラントなどの教材と
研修コースを容易に作成・実行できる研修計算機システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は例えば特開昭60−17608
0号公報に示された従来の計算機を利用した研修支援装
置を示すブロック図であり、図において、1は教材作成
の参考になる書類・図面などのイメージデータ、7は同
じく教材作成の参考として使用するワードプロセッサー
などによるテキストデータ、9は上記イメージデータ
1,テキストデータ7などの教材元データから実際の計
算機に入力する教材に変換するための教材専用フォーマ
ット、10は教材専用フォーマット9を計算機(大型コ
ンピュータ)に入力する教材データ入力作業部、11は
入力された教材データに教材実行用のプログラムを付加
する教材データ作成部、12は教材実行用のプログラム
を付加した教材データフロッピーディスク、13は教材
データフロッピーディスク12の内容をパーソナルコン
ピュータ用に変換する教材データ変換部、4はパーソナ
ルコンピュータの実行用の教材データを保存する教材デ
ータ保存部、6は教材を実行する教材実行部である。
【0003】次に動作について説明する。教材の作成者
は書類・図面などのイメージデータ1、ワードプロセッ
サーなどによるテキストデータ7などを参考にして教材
内容を決定し、これを手書きで教材専用フォーマット9
に書き直す。教材専用フォーマット9に書かれた内容
は、教材データ入力者によって、教材データ入力作業部
10により、大型コンピュータに入力される。入力され
た教材データは、教材データ作成部11により、計算機
で実行できるプログラムが付加され、教材データフロッ
ピーディスク12として出力される。以上の操作は大型
コンピュータで行われ、この教材データフロッピーディ
スク12から、実際に教材が実行されるパーソナルコン
ピュータに教材データ変換部13を通じてデータ変換が
行われる。パーソナルコンピュータでは、この変換後の
教材データを教材データ保存部4に保存し、保存されて
いる教材データを使用して、教材実行部4を通じて教材
を実行する。以上の動作は、学校教育だけでなくプラン
トにおける研修についても同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の計算機による研
修支援装置は以上の様に構成されているので、計算機で
実行できる教材データに変換するまでに、何度も人間の
手により加工しなおさなければならず、教材データの作
成に多大な時間と人手を費やす必要がある。特にプラン
ト分野では学校教育と異なり、教育用の参考文献が少な
く、また研修内容を実際の作業・仕事に即した内容とす
るためプラント毎に特徴を踏まえた教材を作成したいと
の要望も強く、一から教材を作成する場合が多いため、
実際に研修を始めるまでにかなりの期間と経費を要して
いる。プラントの研修においては日報・月報などの実際
の事例や機器の操作マニュアル、プラントの土木図面な
どから学ぶべき事も多いが、従来の計算機による研修支
援装置ではこれらの書類を計算機による研修のための教
材データに加工することは容易ではない。また、従来の
計算機による研修支援装置では教材データの作成には大
型コンピュータが必要なため、誰にでも簡単に出来ると
は限らないなどの問題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、プラントなどの研修において
教材データの作成に要する時間と人手を短縮し、大型コ
ンピュータなどを必要とせずに誰にでも教材データが簡
単に作成できる研修計算機システムを得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る研修計算
機システムは、教材元データを入力すると共に、当該教
材元データに対してキーワード等の設定データを入力す
る入力部と、入力された教材元データをキーワード等の
設定データと共に教材データとして保存する教材データ
保存部と、これらの教材データを使用した研修コースを
設定する研修コース設定部と、設定された研修コースを
教材データ保存部に保存された教材データとそれに付随
するキーワード等の設定データを用いて実行する教材実
行部とを備えたものである。
【0007】上記入力部は、教材元データとしてイメー
ジデータを入力するイメージデータ入力部と、入力され
たイメージデータに対してキーワード等の設定データを
入力する教材設定データ入力部とから構成することがで
きる。
【0008】この場合、上記教材設定データ入力部は、
教材元データとして入力されたイメージデータ上でカー
ソルによって指定された領域の文字を認識してテキスト
データに変換し、キーワードとして設定するようにして
も良いし、教材元データとして入力されたイメージデー
タ上に予め識別可能に指定された文字を認識してテキス
トデータに変換し、キーワードとして設定するようにし
ても良い。
【0009】さらに、上記教材設定データ入力部は、教
材元データとして入力されたイメージデータ上のカーソ
ルで指定された領域の文字をキーワードのイメージデー
タとして設定すると共に、イメージデータで設定された
キーワード毎に所定の索引を設定し、教材実行部は、イ
メージデータで設定されたキーワードに付随する索引を
用いて教材を実行するようにしても良い。
【0010】また、上記入力部は、教材元データとして
テキストデータを入力するテキストデータ入力部と、入
力されたテキストデータに対してキーワード等の設定デ
ータを入力する教材設定データ入力部とから構成するこ
ともできる。
【0011】この場合、上記教材設定データ入力部は、
教材元データとして入力されたテキストデータ上でカー
ソルによって指定された文字をキーワードとして設定す
るようにすると良い。
【0012】さらに、上記入力部は、教材元データとし
てイメージデータを入力するイメージデータ入力部と、
教材元データとしてテキストデータを入力するテキスト
データ入力部と、入力されたイメージデータとテキスト
データに対してキーワード等の設定データを入力する教
材設定データ入力部とから構成することができる。
【0013】そして、これらはプラント分野の研修に特
に有効に適用することができる。
【0014】
【作用】この発明における研修計算機システムは、入力
部により教材元データをキーワード等の設定データと共
に計算機に直接入力し、これを教材データ保存部により
教材データとして計算機に保存し、研修コース設定部に
より教材データ保存部に保存している教材データを使用
した研修コースを設定し、教材実行部により研修コース
を計算機上で実行するため、研修用教材の作成にかかる
時間と人手を短縮できる。また、エンジニアリングワー
クステーションなどで、以上の機能を持つソフトウエア
ツール(プログラム群)を作成することによって実現で
きるため、大型コンピュータを必要とせずに安価な装置
で誰にでも教材の作成が可能となる。
【0015】また、上記入力部に、教材元データとして
イメージデータを入力するイメージデータ入力部を備え
ることにより、教材作成の際に参考になる書類・図面な
どのイメージデータを直接計算機に入力して利用できる
ため、教材の作成が極めて容易かつ安価になる。
【0016】この場合、入力されたイメージデータ上の
カーソル指定によってキーワードを設定できるようにす
ることによって、キーボードによる入力を行なわなくて
もよいので、キーワードの入力が簡略化でき、作業が軽
減される。また、イメージデータ上に予め識別可能に指
定するだけでキーワードを設定できるようにすることに
よって、キーボードだけでなく、カーソルによる指定も
必要無いため、作業が更に軽減できる。
【0017】さらに、イメージデータ上のカーソル指定
によってキーワードをイメージデータのまま設定すると
共に、それに索引を付けて検索できるようにすることに
よって、上記で必要なイメージデータの文字の自動認識
が必要無く、技術的に製作方法がやさしくなるので製作
コストの軽減が見込まれる。
【0018】また、入力部に、教材元データとしてテキ
ストデータを入力するテキストデータ入力部を備えるこ
とにより、ワードプロセッサーなどにより作成され、保
存されている様々なテキストデータを直接計算機に入力
して利用できるため、教材の作成が容易かつ安価になる
と共に、イメージ入力による文字よりも読みやすいとい
う利点がある。
【0019】この場合、入力されたテキストデータ上の
カーソル指定によってキーワードを設定できるようにす
ることによって、キーボードによる入力を行なわなくて
もよいので、キーワードの入力が簡略化でき、作業が軽
減される。
【0020】さらに、入力部に、イメージデータ入力部
とテキストデータ入力部を両方備えることにより、教材
元データとして既存の図面や文書などのイメージデータ
と市販のワードプロセッサーなどによるテキストデータ
の両方が扱えるため、利用できる教材の範囲が広がり、
より容易に、かつ、豊富な教材が作成できる。
【0021】そして、これらをプラント分野の研修に適
用することで、教育用の参考文献の少ないプラントの研
修用教材の作成と修正にかかる時間と人手を短縮でき、
プラント毎にプラントに即した教材が安価に容易に作成
できる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図に基づいて説
明する。図1は実施例1のシステム構成図であり、図に
おいて、1は教材作成の際に参考になる書類・図面など
のイメージデータ、2はイメージスキャナーなどにより
このイメージデータ1を計算機に入力するイメージデー
タ入力部、3は入力されたイメージデータに対してキー
ワード等の設定データを入力する教材設定データ入力
部、4はイメージデータとキーワード等の設定データを
合わせて教材データとして計算機に保存する教材データ
保存部、5はこれらの教材データを使用した研修コース
を設定する研修コース設定部、6はこれらの教材データ
を使用して研修コースを実行する教材実行部を示し、上
記各部は、エンジニアリングワークステーションに接続
又は内蔵されたイメージスキャナー,キーボード,ハー
ドディスク,CPU及びメモリなどのハードウエアと、
本実施例の機能をプログラミングしたいくつかのソフト
ウエアから実現され、これらのソフトウエアツール(プ
ログラム群)は全てエンジニアリングワークステーショ
ン上にある。
【0023】図2は、教材設定データ入力部3の動作を
詳細に説明するもので、1aはイメージデータの一例を
示す。
【0024】図3は、教材実行部6の動作を詳細に説明
するもので、1a,1b,1cはイメージデータの一例
を示す。
【0025】次に動作について説明する。図1におい
て、プラントの日報・月報などの実際の事例や機器の操
作マニュアル、プラントの土木図面などの教材の元にな
るイメージデータ1は、イメージデータ入力部2を通じ
てエンジニアリングワークステーション内部に読み込ま
れる。エンジニアリングワークステーション内部に読み
込まれたイメージデータは、教材設定データ入力部3を
通じて教材作成者によりキーワード等の設定データが付
加され、教材データ保存部4に保存される。一方、研修
コース設定部5では保存されている教材データやキーワ
ードをコース別に設定することにより研修コースを設定
する。さらに、研修実行時には教材実行部6により、教
材データ保存部4に保存されている教材データを使用し
て研修コースが実行され、設定されているキーワードに
より教材データが検索され提示される。
【0026】教材設定データ入力部3の動作を、図2に
より更に詳しく説明する。教材設定データ入力部3で
は、エンジニアリングワークステーション内部に読み込
まれたイメージデータ1aをCRT画面に表示し、教材
作成者はそのイメージデータのタイトルやページなど必
要なデータと共にエンジニアリングワークステーション
のキーボードを使用してキーワードを必ず設定する。た
だしキーワードは1個以上複数設定できる。図2では仮
に最大5個となっているが、これは研修対象となるプラ
ント規模や研修レベルなどにより最適の個数を設定す
る。これらのイメージデータ1aとキーワード及びその
イメージデータのタイトルやページなど必要なデータ
は、教材データ保存部4に教材データとして合わせて保
存される。
【0027】次に、教材実行部6の動作を図3により更
に詳しく説明する。研修コース設定部5では教材作成者
により、保存されている教材データのタイトルやキーワ
ードをコース別に設定する事により研修コースが設定さ
れているが、実際の研修実行時には、教材実行部6によ
り研修コースがCRT画面に表示され、研修コースを選
択すると図3に示すようにその研修コースの教材タイト
ルと関連キーワードがCRT画面に表示される。研修受
講者は教材実行部6によりCRT画面に表示された研修
コースの教材コイトルもしくは関連キーワードを選択
し、教材実行部6は選択された教材タイトルもしくは関
連キーワードから教材データ保存部4に保存されている
教材データを検索し、その教材のイメージデータ1aと
キーワード及びそのイメージデータのタイトルやページ
などのデータをCRT画面に表示する。研修受講者は基
本的にはCRT画面に表示されたこれらの教材を読み進
むことにより研修を進めるが、理解しにくい部分の参考
教材や興味がわいた場合に更に高度な教材を現在CRT
画面に表示されている教材のキーワードから検索するこ
とが出来る。すなわち、研修受講者が現在CRT画面に
表示されている教材のキーワードを選択すると、教材実
行部6は教材データ保存部4に保存されている教材の中
から選択されたキーワードを持つ教材1b〜1cを検索
し、そのタイトルを一覧表にして表示し、研修受講者に
希望の教材を選択させる。研修受講者はそのキーワード
に関する教材タイトル一覧から、例えばイメージデータ
1bである教材を選択すると、現在CRT画面に表示さ
れていたイメージデータ1aのかわりにイメージデータ
1bが表示され、その内容を確認する。以上の様にし
て、研修受講者は理解しにくいところを確認しながら、
また興味の赴くまま更に高度な知識を得ながら研修を進
める。
【0028】実施例2.なお、上記実施例1では教材元
データであるイメージデータにキーワードを設定する手
段としてキーボードを使用して直接キーワードを計算機
に入力する場合について述べたが、図4に示すように、
教材設定データ入力部3にイメージデータ1aを表示し
たときに、CRT画面に切り出しカーソル(対角線にあ
たる角点をマウス等によって指定することにより長方形
に囲まれたデータが指定できる)を表示できるように
し、これを使ってキーワードを入力するようにしてもよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。この場合はイメ
ージデータ1a上で切り出しカーソルで指定された領域
の文字を教材設定データ入力部3が自動認識してテキス
トデータに変換し、キーワードとして自動的に設定さ
れ、イメージデータ1aと自動的に設定されたキーワー
ド及びそのイメージデータのタイトルやページなど必要
なデータは、教材データ保存部4に教材データとして合
わせて保存される。
【0029】このようにすれば、キーボードによる入力
を行なわなくてもよいので、キーワードの入力が簡略化
でき、作業が軽減される。なお、研修コース設定部5と
教材実行部6については、実施例1と同様である。
【0030】実施例3.また、図5に示すように、予め
教材元データの中のキーワードとして設定したい部分に
特定色のアンダーラインを引いておき、これをイメージ
データ入力部2(カラーイメージスキャナー)で計算機
に読み込む際に、特定色のアンダーラインの部分をキー
ワードとして別に読み込み、更に教材設定データ入力部
3がその部分を自動認識してテキストデータに変換し、
キーワードとして自動的に設定する場合も実施例1,2
と同様の効果を奏する。この場合は、イメージデータ1
a上のキーワードの部分に予め特定色のアンダーライン
が引かれているので、その文字を教材設定データ入力部
3が自動認識してテキストデータに変換し、キーワード
として自動的に設定し、イメージデータ1aと自動的に
設定されたキーワード及びそのイメージデータのタイト
ルやページなど必要なデータは、教材データ保存部4に
教材データとして合わせて保存される。
【0031】このようにすれば、キーボードだけでな
く、切り出しカーソルによる指定も必要無いため、実施
例1、2よりも作業が更に軽減できる。なお、研修コー
ス設定部5と教材実行部6については、実施例1と同様
である。
【0032】実施例4.また、図6に示すように、教材
設定データ入力部3にイメージデータ1aを表示したと
きに、CRT画面に切り出しカーソルを表示できるよう
にし、これを使ってキーワードをイメージデータとして
入力する場合も実施例1〜3と同様の効果を奏する。こ
の場合は、イメージデータ1a上で切り出しカーソルで
指定された領域の文字イメージデータは加工せずにその
ままキーワードのイメージデータとして設定されるが、
必ずひらがなあるいはアルファベット1文字の索引を設
定する。イメージデータ1aとイメージデータであるキ
ーワード、キーワードに付随する索引及びそのイメージ
データのタイトルやページなど必要なデータは、教材デ
ータ保存部4に教材データとして合わせて保存される。
【0033】更に図7に示すように、教材実行部6で
は、教材のイメージデータ1aとイメージデータである
キーワード、キーワードに付随する索引及びそのイメー
ジデータのタイトルやページなどのデータをCRT画面
に表示するが、研修受講者が現在CRT画面に表示され
ている教材のキーワードを選択すると、教材実行部6は
教材データ保存部4に保存されている教材の中から選択
されたキーワードと同じ索引のキーワードを検索し一覧
表としてCRT画面に表示する。研修受講者がそのキー
ワード一覧から必要なキーワードを選択すると、教材実
行部6は教材データ保存部4に保存されている教材の中
から選択されたキーワードと同じ索引を持つ教材1b〜
1cを検索し、そのタイトルを一覧表にして表示し、研
修受講者に希望の教材を選択させる。研修受講者はその
キーワードに関する教材タイトル一覧から、例えばイメ
ージデータ1bである教材を選択すると、現在CRT画
面に表示されていたイメージデータ1aのかわりにイメ
ージデータ1bが表示され、その内容を確認する。
【0034】このようにすれば、実施例2、3で必要な
イメージデータの文字の自動認識が必要無く、技術的に
製作方法がやさしくなるので製作コストの軽減が見込ま
れる。
【0035】実施例5.なお、上記実施例1〜4では教
材元データとしてイメージデータ1を使用し、イメージ
データ入力部2によりエンジニアリングワークステーシ
ョンに入力する場合について述べたが、図8に示すよう
に、教材元データを市販のワードプロセッサーなどで作
成したテキストデータ7に置き換え、フロッピーディス
ク経由でテキストデータを入力するテキストデータ入力
部8を設けても、同様の効果を奏することが出来る。
【0036】この場合は、図9に示すように、教材設定
データ入力部3にテキストデータ7aを表示し、実施例
1と同じく教材作成者はそのテキストデータのタイトル
やページなど必要なデータと共にエンジニアリングワー
クステーションのキーボードを使用してキーワードを設
定する。これらのテキストデータ7aとキーワード及び
そのテキストデータのタイトルやページなど必要なデー
タは、教材データ保存部4に教材データとして合わせて
保存される。
【0037】さらに、図10に示すように、教材実行部
6では教材データ保存部4に保存されている教材からテ
キストデータ7aとキーワード及びそのテキストデータ
のタイトルやページなどのデータをCRT画面に表示す
る。研修受講者が現在CRT画面に表示されている教材
のキーワードを選択すると、教材実行部6は教材データ
保存部4に保存されている教材の中から選択されたキー
ワードを持つ教材7b〜7cを検索し、そのタイトルを
一覧表にして表示し、研修受講者に希望の教材を選択さ
せる。研修受講者はそのキーワードに関する教材タイト
ル一覧から、例えばテキストデータ7bである教材を選
択すると、現在CRT画面に表示されていたテキストデ
ータ7aのかわりにテキストデータ7bが表示され、そ
の内容を確認する。
【0038】近年はワードプロセッサーの普及により、
様々な文書がワードプロセッサーで作成され、保存され
ている。このようにすれば、そのデータを無駄なく利用
でき、イメージ入力による文字よりも読みやすいという
利点がある。
【0039】実施例6.また、上記実施例5では教材元
データであるテキストデータ7にキーワードを設定する
手段としてキーボードを使用して直接キーワードを計算
機に入力する場合について述べたが、図11に示すよう
に、教材設定データ入力部3にテキストデータ7aを表
示したときに、CRT画面に切り出しカーソルを表示で
きるようにし、これを使ってキーワードを入力するよう
にしてもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。この
場合はテキストデータ7a上で切り出しカーソルで指定
された領域の文字はテキストデータであるので、これを
直接教材設定データ入力部3がキーワードとして自動的
に設定し、テキストデータ7aとキーワード及びそのテ
キストデータのタイトルやページなど必要なデータは、
教材データ保存部4に教材データとして合わせて保存さ
れる。
【0040】このようにすれば、実施例5と異なりキー
ボードによる入力を行なわなくてもよいので、キーワー
ドの入力が簡略化でき、作業が軽減される。なお、研修
コース設定部5と教材実行部6については、実施例1と
同様である。
【0041】実施例7.また、図12に示すように、教
材元データとして、イメージデータ1とテキストデータ
7の両方を考え、イメージデータ入力部2及びテキスト
データ入力部8を備えた場合も実施例1〜6と同様の効
果を奏する。この場合は、イメージデータ1またはテキ
ストデータ7のキーワードを設定する方法として、キー
ボードによる入力か、切り出しカーソルによる教材元デ
ータのキーワード指定自動入力を用いる。切り出しカー
ソルによるキーワード指定自動入力はイメージデータ1
の場合とテキストデータ7の場合で入力方法が異なるの
で、イメージデータ入力部2、テキストデータ入力部8
で教材元データを入力した際にどちらのデータかを示す
データを自動的に付随させておき、教材設定データ入力
部3でキーワードを入力する場合に、自動的にそれぞれ
に合った入力方法を用いる。
【0042】このようにすれば、教材元データとして既
存の図面や文書などのイメージデータと市販のワードプ
ロセッサーなどのテキストデータの両方が扱えるため、
利用できる教材の範囲が広がり、より容易に、かつ、豊
富な教材が作成できる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、教材
元データを入力すると共に、当該教材元データに対して
キーワード等の設定データを入力する入力部と、入力さ
れた教材元データをキーワード等の設定データと共に教
材データとして保存する教材データ保存部と、これらの
教材データを使用した研修コースを設定する研修コース
設定部と、設定された研修コースを教材データ保存部に
保存された教材データとそれに付随するキーワード等の
設定データを用いて実行する教材実行部とを備えたこと
により、教材元データを計算機に直接入力し、計算機上
の研修教材に加工できるので、教材の作成が誰にでも出
来、かつ、作成にかかる時間と人手を大幅に短縮できる
効果がある。また、エンジニアリングワークステーショ
ンなどによって実現できるため、大型コンピュータを必
要とせず、従来よりも安価な装置で従来と同様の研修効
果が得られる。
【0044】また、上記入力部を、教材元データとして
イメージデータを入力するイメージデータ入力部と、入
力されたイメージデータに対してキーワード等の設定デ
ータを入力する教材設定データ入力部とから構成するこ
とにより、教材作成の際に参考になる書類・図面などの
イメージデータを直接計算機に入力して利用できるた
め、教材の作成が極めて容易かつ安価になる効果があ
る。
【0045】この場合、教材設定データ入力部は、教材
元データとして入力されたイメージデータ上でカーソル
によって指定された領域の文字を認識してテキストデー
タに変換し、キーワードとして設定するようにすること
により、キーボードによる入力を行なわなくてもよいの
で、キーワードの入力が簡略化でき、作業が軽減される
効果がある。
【0046】また、教材設定データ入力部は、教材元デ
ータとして入力されたイメージデータ上に予め識別可能
に指定された文字を認識してテキストデータに変換し、
キーワードとして設定するようにすることにより、キー
ボードだけでなく、カーソルによる指定も必要無いた
め、作業が更に軽減できる効果がある。
【0047】さらに、教材設定データ入力部は、教材元
データとして入力されたイメージデータ上のカーソルで
指定された領域の文字をキーワードのイメージデータと
して設定すると共に、イメージデータで設定されたキー
ワード毎に所定の索引を設定し、教材実行部は、イメー
ジデータで設定されたキーワードに付随する索引を用い
て教材を実行するようにすることにより、上記で必要な
イメージデータの文字の自動認識が必要無く、技術的に
製作方法がやさしくなるので製作コストの軽減が見込ま
れる効果がある。
【0048】また、上記入力部を、教材元データとして
テキストデータを入力するテキストデータ入力部と、入
力されたテキストデータに対してキーワード等の設定デ
ータを入力する教材設定データ入力部とから構成するこ
とにより、ワードプロセッサーなどによって作成され、
保存されている様々なテキストデータを直接計算機に入
力して利用できるため、教材の作成が容易かつ安価にな
ると共に、イメージ入力による文字よりも読みやすくな
る効果がある。
【0049】この場合、教材設定データ入力部は、教材
元データとして入力されたテキストデータ上でカーソル
によって指定された文字をキーワードとして設定するよ
うにすることにより、キーボードによる入力を行なわな
くてもよいので、キーワードの入力が簡略化でき、作業
が軽減される効果がある。
【0050】また、上記入力部を、教材元データとして
イメージデータを入力するイメージデータ入力部と、教
材元データとしてテキストデータを入力するテキストデ
ータ入力部と、入力されたイメージデータとテキストデ
ータに対してキーワード等の設定データを入力する教材
設定データ入力部とから構成することにより、教材元デ
ータとして既存の図面や文書などのイメージデータと市
販のワードプロセッサーなどによるテキストデータの両
方が扱えるため、利用できる教材の範囲が広がり、より
容易に、かつ、豊富な教材が作成できる効果がある。
【0051】そして、これらをプラント分野の研修に適
用することで、特に効果的となる。すなわち、プラント
分野では学校教育と異なり、研修内容を実際の作業・仕
事に即した内容とするためプラント毎に特徴を踏まえた
教材を作成したいとの要望も強いが、この発明によれ
ば、従来のプラントの日報・月報などの実際の事例や機
器の操作マニュアル、プラントの土木図面などにキーワ
ードを設定するだけで、研修コースが出来上がり、安価
に教材の製作が可能な上、プラント毎にそのプラントに
即した研修コースが容易に作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すシステム構成図であ
る。
【図2】この発明の実施例1の一部の動作の詳細を示す
図である。
【図3】この発明の実施例1の一部の動作の詳細を示す
図である。
【図4】この発明の実施例2の特徴ある部分を示す図で
ある。
【図5】この発明の実施例3の特徴ある部分を示す図で
ある。
【図6】この発明の実施例4の特徴ある部分を示す図で
ある。
【図7】この発明の実施例4の特徴ある部分を示す図で
ある。
【図8】この発明の実施例5を示すシステム構成図であ
る。
【図9】この発明の実施例5の一部の動作の詳細を示す
図である。
【図10】この発明の実施例5の一部の動作の詳細を示
す図である。
【図11】この発明の実施例6の特徴ある部分を示す図
である。
【図12】この発明の実施例7を示すシステム構成図で
ある。
【図13】従来の計算機による研修支援装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1 イメージデータ(教材元データ) 2 イメージデータ入力部 3 教材設定データ入力部 4 教材データ保存部 5 研修コース設定部 6 教材実行部 7 テキストデータ(教材元データ) 8 テキストデータ入力部 9 教材専用フォーマット 10 教材データ入力作業部 11 教材データ作成部 12 教材データフロッピーディスク 13 教材データ変換部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 教材元データを入力すると共に、当該教
    材元データに対してキーワード等の設定データを入力す
    る入力部と、入力された教材元データをキーワード等の
    設定データと共に教材データとして保存する教材データ
    保存部と、これらの教材データを使用した研修コースを
    設定する研修コース設定部と、設定された研修コースを
    教材データ保存部に保存された教材データとそれに付随
    するキーワード等の設定データを用いて実行する教材実
    行部とを備えたことを特徴とする研修計算機システム。
  2. 【請求項2】 入力部は、教材元データとしてイメージ
    データを入力するイメージデータ入力部と、入力された
    イメージデータに対してキーワード等の設定データを入
    力する教材設定データ入力部とから成ることを特徴とす
    る請求項第1項記載の研修計算機システム。
  3. 【請求項3】 教材設定データ入力部は、教材元データ
    として入力されたイメージデータ上でカーソルによって
    指定された領域の文字を認識してテキストデータに変換
    し、キーワードとして設定することを特徴とする請求項
    第2項記載の研修計算機システム。
  4. 【請求項4】 教材設定データ入力部は、教材元データ
    として入力されたイメージデータ上に予め識別可能に指
    定された文字を認識してテキストデータに変換し、キー
    ワードとして設定することを特徴とする請求項第2項記
    載の研修計算機システム。
  5. 【請求項5】 教材設定データ入力部は、教材元データ
    として入力されたイメージデータ上のカーソルで指定さ
    れた領域の文字をキーワードのイメージデータとして設
    定すると共に、イメージデータで設定されたキーワード
    毎に所定の索引を設定し、教材実行部は、イメージデー
    タで設定されたキーワードに付随する索引を用いて教材
    を実行することを特徴とする請求項第2項記載の研修計
    算機システム。
  6. 【請求項6】 入力部は、教材元データとしてテキスト
    データを入力するテキストデータ入力部と、入力された
    テキストデータに対してキーワード等の設定データを入
    力する教材設定データ入力部とから成ることを特徴とす
    る請求項第1項記載の研修計算機システム。
  7. 【請求項7】 教材設定データ入力部は、教材元データ
    として入力されたテキストデータ上でカーソルによって
    指定された文字をキーワードとして設定することを特徴
    とする請求項第6項記載の研修計算機システム。
  8. 【請求項8】 入力部は、教材元データとしてイメージ
    データを入力するイメージデータ入力部と、教材元デー
    タとしてテキストデータを入力するテキストデータ入力
    部と、入力されたイメージデータとテキストデータに対
    してキーワード等の設定データを入力する教材設定デー
    タ入力部とから成ることを特徴とする請求項第1項記載
    の研修計算機システム。
  9. 【請求項9】 プラント分野の研修に適用したことを特
    徴とする請求項第1項〜第8項のいずれか1に記載の研
    修計算機システム。
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