JPH0383087A - ネットワーク型ｃａｉシステムにおける図形・イメージデータ処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＬＡ、Ｎ　（Ｌｏｃａ　ｌ　　Ａｒｅａ　　Ｎ
ｅｔｗｏｒｋ）等のネットワークを介し先生機から生徒
機に対して教材データの転送が行われるネットワーク型
ＣＡＩ　　（Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　　Ａｉｄｅｄ　　Ｉｎ
５ｔｒｕｃｔｉｏｒ＋）システムに間し、特に図形・イ
メージデータ（図形データおよびイメージデータ）が取
り扱われるネットワーク型ＣＡＩシステムにおける図形
・イメージデータ処理方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種のネットワーク型ＣＡＩシステムにおける
図形・イメージデータ処理方式では、教材データ内に図
形・イメージデータが含まれており、先生機から生徒機
に教材データがネットワークを介して転送される場合に
は図形・イメージデータも転送の対象となっていた。

また、図形・イメージデータが教材データの他の部分と
一体となっており、図形・イメージデータの作成にあた
っては必ずオーサリングシステムが使用されていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のネットワーク型ＣＡＩシステムにおける
図形・イメージデータ処理方式では、教材データ内に図
形・イメージデータが含まれており、図形・イメージデ
ータも先生機から生徒機への転送の対象となっているの
で、転送対象のデータ量が莫大になり、教材データを転
送するために長時間を要するという欠点がある。

また、図形・イメージデータの作成にあったでは必ずオ
ーサリングシステムが使用されているので、市販ソフト
ウェアで作成された図形・イメージデータを取り扱うこ
とができず、ＣＡＩシステムで使用したい図形・イメー
ジデータを作成できる市販ソフトウェアがすでに存在し
たとしても同一の図形・イメージデータを改めてオーサ
リングシステムにより作成しなければならず、教材（教
材データ〉作成のために先生が費やす時間が大きなもの
になるという欠点がある。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、先生機から生徒機に
転送される教材データのデータ量を削減して教材データ
の転送に要する時間を短縮でき、市販ソフトウェアで作
成された図形・イメージデータを取り扱うことができる
ネントワーク型ＣＡＩシステムにおける図形・イメージ
データ処理方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のネットワーク型ＣＡＩシステムにおける図形・
イメージデータ処理方式は、ネットワーク型ＣＡＴシス
テムで図形・イメージデータが取り扱われる場合のネッ
トワーク型ＣＡＪシステムにおける図形・イメージデー
タ処理方式において、教材データと分離して図形・イメ
ージデータのみを記憶する生徒機内の図形・イメージデ
ータ媒体と、この図形・イメージデータ媒体内の図形・
イメージデータの読込みおよび表示等の図形・イメージ
データに対する処理を指示する命令を有する教材データ
を記憶する先生機内の教材データ媒体と、この教材デー
タ媒体内の教材データを読み込みネットワークを介して
生徒機に転送する先生機内の教材データ転送手段と、こ
の教材データ転送手段により転送されてきた教材データ
内の図形・イメージデータに対する処理を指示する命令
を解釈して前記図形・イメージデータ媒体内の図形・イ
メージデータの読込みおよび表示等を実行する生徒機内
の教材データ命令解釈実行手段とを有する。

〔作用〕

本発明のネットワーク型ＣＡＩシステムにおける図形・
イメージデータ処理方式では、生徒機内の図形・イメー
ジデータ媒体が教材データと分離して図形・イメージデ
ータのみを記憶し、先生機内の教材データ媒体が図形・
イメージデータ媒体内の図形・イメージデータの読込み
および表示等の図形・イメージデータに対する処理を指
示する命令を有する教材データを記憶し、先生機内の教
材データ転送手段が教材データ媒体内の教材データを読
み込みネットワークを介して生徒機に転送し、生徒機内
の教材データ命令解釈実行手段が教材データ転送手段に
より転送されてきた教材データ内の図形・イメージデー
タに対する処理を指示する命令を解釈して図形・イメー
ジデータ媒体内の図形・イメージデータの読込みおよび
表示等を実行する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のネントワーク型ＣＡＩシステムにお
ける図形・イメージデータ処理方式の一実施例の構成を
示すブロフク図である。本実施例のネットワーク型ＣＡ
Ｉシステムにおける図形・イメージデータ処理方式は、
先生機ｌと、先生機１と生徒機３とを結合する（教材デ
ータ等が転送される）ネットワーク２と、生徒機３とを
含んでＩＩＩ威されている。

先生機１は、図形・イメージデータ媒体３１内の図形・
イメージデータの読込みおよびデイスプレィ３４への表
示等の図形・イメージデータに対する処理を指示する命
令を有する教材データ（この教材データはオーサリング
システム（図示せず）によって作成される）を記憶する
教材データ媒体１１と、教材データ媒体１１内の教材デ
ータを読み込みネットワーク２を介して生徒機３に転送
する教材データ転送手段１２とを含んで構成されている
。

生徒４ｉＩｉ３は、オーサリングシステムまたは市販ソ
フトウェア等が使用されて作成された図形・イメージデ
ータを教材データと分離して記憶する（図形・イメージ
データのみを記憶する）図形・イメージデータ媒体３１
と、ネットワーク２を介して転送されてきた教材データ
媒体１１内の教材データを記憶する生徒機内教材データ
媒体３２と、ネットワーク２を介して転送されてきた教
材データ内の命令を解釈してその命令に基づく処理を実
行する（その命令が図形・イメージデータの読込みを指
示する命令である場合には図形・イメージデータ媒体３
１内の図形・イメージデータを読み込み、その命令が図
形・イメージデータの表示を指示する命令である場合に
は図形・イメージデータをデイスプレィ３４に表示する
）教材データ命令解釈実行手段３３と、図形・イメージ
データが表示されるデイスプレィ３４とを含んで構成さ
れている。

次に、このように構成された本実施例のネットワーク型
ＣＡＩシステムにおける図形・イメージデータ処理方式
の動作について説明する。

まず、ＣＡＩ授業が始まる前に、オーサリングシステム
または市販ソフトウェアが使用されて図形・イメージデ
ータが教材データ媒体１１とは別媒体である図形・イメ
ージデータ媒体３１に作成されて生徒機３にセットされ
る。

次に、ＣＡＩ授業が始まる直前に、先生機１内の転送手
段１２は、先生機】にセントされている教材データ媒体
１１内の教材データを読み込み、ネットワーク２を介し
て生徒８１３にその教材データを転送する。

生徒機３は、転送されてきた教材データを生徒機内教材
データ媒体３２に格納する（生徒機内教材データ媒体３
２のような外部媒体に格納することなく生徒機３内のメ
モリ　（図示せず）にその教材データを展開することも
可能であるが、本実施例では生徒機内教材データ媒体３
２が使用されるものとして説明する）。

このようにして転送されてきた教材データに基づいて、
生徒ｌ１１３ではＣＡＩ授業が行われる。

このＣＡＩ授業の際に、生徒１３内の教材データ命令解
釈実行手段３３は、生徒機内教材データ媒体３２内の教
材データ中の各命令を読み込んで解釈し、その解釈に基
づいてＣＡＩ授業に関する処理を進めていく、ここで、
図形・イメージデータの読込みを指示する命令を読み込
んだ場合には、その命令の解釈に基づいて図形・イメー
ジデータ媒体３１内の図形・イメージデータを読み込む
処理を行う、また、図形・イメージデータの表示を指示
する命令を読み込んだ場合には、その命令の解釈に基づ
いて図形・イメージデータをデイスプレィ３４に表示す
る処理を行う。

次に、本実施例のネットワーク型ＣＡＩシステムにおけ
る図形・イメージデータ処理方式の具体的な動作につい
て、第２図および第３図を参照して説明する。

第２図は、生徒機内教材データ媒体３２内の教材データ
中の図形・イメージデータの読込みおよび表示を示す命
令に基づく教材データ命令解釈実行手段３３の処理の態
様の一例を示す図である。

第２図に示すように、生徒８！３にセットされている図
形・イメージデータ媒体３１内には、教材データ（教材
データにより実現されるＣＡＩ授業）によって使用され
るいくつかの図形・イメージデータ（図形１データ、イ
メージデータおよび図形２データ等）が作成されている
。また、図形・イメージデータ媒体３１内の索引部４に
は、各図形・イメージデータの識別名と当該図形・イメ
ージデータの存在する場所を示すアドレスとの対応を示
す情報（第２図中で図形１．イメージ１および図形２と
示している情報）が存在し、各図形・イメージデータの
検索を可能ならしめている。

生徒機３内の教材データ命令解釈実行手段３３は、生徒
機内教材データ媒体３２内の教材データ（先生機１内の
教材データ転送手段１２により転送されてきた教材デー
タ媒体ｌｌ内の教材データ〉中の命令を先頭から読み込
み、先頭の命令から１つ１つ解釈実行することによりＣ
ＡＩ授業を進めていく。

このＣＡＩ授業の過程で、図形・イメージデータに対す
る処理を指示する命令が読み込まれた場合（ここでは、
図形１データの読込みを指示する命令■と図形１データ
の表示を指示する命令■が連続して読み込まれた場合を
想定する）には、教材データ命令解釈実行手段３３は以
下に示す（１）〜（４）の処理をｊテう（第２図中の（
１）〜（４）の符号は以下に示す（１）〜（４）の処理
に対応している）。

ｆｉ＋　　命令■を読み込むと、図形・イメージデータ
媒体３１内の索引部４を対象に、図形１データの識別名
（「図形１」とする）が存在するか否かを検索する。

この検索で索引部４中には「図形１」という識別名が存
在するので、その識別名と対応付けられているアドレス
（図形１データが図形・イメージデータ媒体３１内のど
の場所に存在するがを示すアドレス。アドレスの持ち方
等については第３図に詳細を示す〉を取得する。

なお、もし上述の検索で索引部４に「図形１」という識
別名が存在しない場合には、「図形・イメージデータが
別媒体上にありません」というようなエラーメンセージ
をデイスプレィ３４に表示する。

＋２１　　ｆｌ）の処理によって取得されたアドレスに
より、図形・イメージデータ媒体３１内の図形１データ
の存在場所を認識、する。

ｆ３）　　＋２１の処理によって認識した図形・イメー
ジデータ媒体３１内の場所に存在する図形１データを、
生徒機３内のメモリに読み込んで展開する（上述の（１
１〜（３）の処理により、教材データ内の命令■に対応
する処理が完了する）。

（４）　　次に命令■を読み込むと、（３）の処理によ
りメモリに展開された図形ｌデータをデイスプレィ３４
に表示する。

教材データ内の図形・イメージデータに対する処理を指
示する命令に対して、教材データ命令解釈実行手段３３
による以上のｆｉｌ〜（４）のような処理が実行される
ことにより、別媒体である図形・イメージデータ媒体３
１内に存在する図形・イメージデータがあたかも生徒機
内教材データ媒体３２の内部に存在するかのようにＣＡ
Ｔ授業を進めることができる。

第３図は、図形・イメージデータ媒体３１における索引
部４と図形・イメージデータとの関連を示す図である。

索引部４は、各図形・イメージデータについて、図形・
イメージデータの識別名と、当該識別名を持つ図形・イ
メージデータの図形・イメージデータ媒体３１における
開始アドレスおよび終了アドレスとを含んで構成されて
いる。

第３図中の索引部４は、例えば、「図形１」という識別
名を有する図形１データが図形・イメージデータ媒体３
１内に存在し、その開始アドレスがｒｏｏｌｏｏｌｏＪ
であり、その終了アドレスがｒｏ　０８００４０Ｊであ
ることを示している。すなわち、生徒機３内の教材デー
タ命令解釈実行手段３３により図形・イメージデータ媒
体３１内の「図形１」という識別名を有する図形・イメ
ージデータが読み込まれる場合には、読込みおよびメモ
リへの展開がアドレスｒ００１００１０Ｊかう１＠次繰
り返され、アドレスｒｏ０８００４０ＪをＭ、ｊた時点
で読込みが終了し、図形１データの内容が全てメモリに
展開されることになる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、ネットワーク型ＣＡＩシ
ステムにおいて図形・イメージデータが取り扱われる場
合に、教材データを記憶する媒体とは別媒体に図形・イ
メージデータを記憶することにより、先生機から生徒機
に転送される教材データのデータ量を大幅に削減するこ
とができ、教材データの転送に要する時間を短縮するこ
とができるという効果がある。

また、図形・イメージデータを教材データと分離するこ
とにより、市販ソフトウェアで作威された図形・イメー
ジデータを取り扱うことができるようになり（市販ソフ
トウェアで作威された図形・イメージデータについても
そのデータ形式さえ公開されていれば教材データ内の命
令で制御することができ、市販ソフトウェアですでに作
威された図形・イメージデータをＣＡＩ授業のために取
り込むことができる）、教材作成のために先生が費す時
間を削減することができるという効果がある。

さらに、図形・イメージデータをライブラリとＬ５て事
前に用意することが可能になることにより、いずれの図
形・イメージデータを使うかということを教材データ内
で指示するだけで（図形・イメジデータを改めて作威し
なくても教材データを作成するだけで）ＣＡＩ授業に使
う教材を用意することができ、先生が費す教材作成に要
する時間を大幅に削減することができるという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、 第２図は第１図中の教材データ命令解釈実行手段の処理
のＢｊ３ｉの一例を示す図、 第３図は第２図中の図形・イメージデータ媒体内の索引
部と図形・イメージデータとの関連を説明するための図
である。 図において、 １・・・先生機、 ２・・・ネットワーク、 ３・・・生徒機、 ４・・・索引部、 １１・・・教材データ媒体、 １２・・・教材データ転送手段、 ３１・・・図形・イメージデータ媒体、３２・・・生徒
機内教材データ媒体、 ３３・・・教材データ命令解釈実行手段、３４・・・デ
イスプレィである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ネットワーク型ＣＡＩシステムで図形・イメージデータ
   が取り扱われる場合のネットワーク型ＣＡＩシステムに
   おける図形・イメージデータ処理方式において、 教材データと分離して図形・イメージデータのみを記憶
   する生徒機内の図形・イメージデータ媒体と、 この図形・イメージデータ媒体内の図形・イメージデー
   タの読込みおよび表示等の図形・イメージデータに対す
   る処理を指示する命令を有する教材データを記憶する先
   生機内の教材データ媒体と、この教材データ媒体内の教
   材データを読み込みネットワークを介して生徒機に転送
   する先生機内の教材データ転送手段と、 この教材データ転送手段により転送されてきた教材デー
   タ内の図形・イメージデータに対する処理を指示する命
   令を解釈して前記図形・イメージデータ媒体内の図形・
   イメージデータの読込みおよび表示等を実行する生徒機
   内の教材データ命令解釈実行手段と を有することを特徴とするネットワーク型ＣＡＩシステ
   ムにおける図形・イメージデータ処理方式。