JPH0611834B2 - 耐衝撃性ポリフェニレンエーテル樹脂組成物 - Google Patents

耐衝撃性ポリフェニレンエーテル樹脂組成物

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JPH0611834B2
JPH0611834B2 JP58204120A JP20412083A JPH0611834B2 JP H0611834 B2 JPH0611834 B2 JP H0611834B2 JP 58204120 A JP58204120 A JP 58204120A JP 20412083 A JP20412083 A JP 20412083A JP H0611834 B2 JPH0611834 B2 JP H0611834B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は耐衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物、
さらに詳しくいえば、ポリフエニレンエーテル樹脂とゴ
ム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂とから成る、着色
性、耐衝撃性、シルバーストリークス、ストレスクラツ
ク性などが良好であり、かつガゾリン吸収量の少ないポ
リフエニレンエーテル樹脂組成物に関するものである。
従来、ポリフエニレンエーテル樹脂とゴム変性耐衝撃性
芳香族モノビニル樹脂とから成る樹脂組成物は成形性、
加工性、耐熱性、耐衝撃性、難燃性、電気特性などのバ
ランスがとれた樹脂として、例えば工業部品、電気部
品、事務器ハウジング、自動車部品、精密部品などに広
く用いられており、特に近年、前記のように物性バラン
スが良好であることから、その使用量が著しく増加して
いる。
このような使用量の増加に判い、樹脂組成物の品質につ
いても、ますます高度のものが要求されるようになり、
樹脂特性の改良が強く望まれている。例えば、工業部品
や電気部品においては、成形品デザインの高級化あるい
は省略化を目指してピンゲートやホツトランナーによる
射出成形方式を用いる傾向が高まり、そのため高温度下
におけるシルバーストリークスの発生ないこと、衝撃強
度の低下が少ないことなどが要望されている。また、事
務器ハウジング用材料としては、使用分野の拡大に判
い、よりあざやかな着色性が要望されており、自動車部
品用材料としては、省エネルギーや軽量化の推進に判つ
て、金属部品の樹脂化が進み、その結果ガソリン吸収量
の少ない材料の要望が高まつている。さらに、自動販売
機内部品用材料としては、より形状が複雑化し、かつネ
ジ止め、かしめ、かんごう部分、メタルインサート部分
が多くなり、その結果ストレスクラツク性がより向上し
た材料の要望が高まつている。
したがつて、これまで耐衝撃性ポリフエニレンエーテル
樹脂の特性改良については、種々の技術が提案されてお
り、例えば、ポリフエニレンエーテル樹脂とゴム変性ポ
リスチレン樹脂とをブレンドする際の、該ゴム変性ポリ
スチレン樹脂における分散ゴム粒子の平均粒子径に関す
る提案(特公昭51−28659号公報)、ポリフエニレンエ
ーテル樹脂とゴム変性ポリスチレンとから成るポリブレ
ンド樹脂組成物において、ポリブレンドするゴム変性ポ
リスチレン樹脂のポリスチレンマトリツクス中に分散し
たゴム粒子の弾性体ゲル相量に関する提案(特公昭56−
460号公報)、ポリフエニレンエーテル樹脂とゴム変性
ポリスチレン樹脂とから成る組成物において、ポリブレ
ンドするゴム変性ポリスチレン樹脂中の分散ゴム粒子の
粒子径、ゲル相量及びゴム成分のミクロ構造に関する提
案(特開昭49−99649 号公報)などがなされている。
しかしながら、これらの提案はいずれも、ポリフエニレ
ンエーテル樹脂にポリブレンドするゴム変性ポリスチレ
ン樹脂の性状に関するものであつて、耐衝撃性ポリフエ
ニレンエーテル樹脂に対する最近の品質要求に対応する
ためには、必ずしも十分に満足しうるとはいえない。す
なわち、ポリフエニレンエーテル樹脂にゴム変性ポリス
チレン系樹脂をポリブレンドして耐衝撃性ポリフエニレ
ンエーテル樹脂を製造する場合、例えば混練押出条件に
よつて、該耐衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂の物性
が変化し、またゴム変性ポリスチレン系樹脂の性状、例
えばゴム性弾性体のトルエンによる膨潤指数も変化する
ために、ポリブレンドするゴム変性ポリスチレン系樹脂
の性状のみを規定しても、耐衝撃性ポリフエニレンエー
テル樹脂の性状を規定したとはいえず、十分なものでは
ない。
本発明者らは、このような事情に鑑み、従来の耐衝撃性
ポリフエニレンエーテル樹脂組成物の特性を改良するた
めに、該組成物のミクロ構造について鋭意研究を重ねた
結果、ポリフエニレンエーテル樹脂と、ゴム状弾性体に
より変性された耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂とからな
る組成物において、該ゴム状弾性体の、含有量、分散粒
子の重量平均粒子径及び分散粒子部のトルエンによる膨
潤指数、並びに該ゴム状弾性体の分散粒子内に含有され
る芳香族モノビニル樹脂の数平均粒子径が、それぞれ一
定範囲にある組成物が、着色性、耐衝撃性、シルバース
トリークス、ストレスクラツク性などが良好であり、か
つガゾリン吸収量が少ないことを見出し、この知見に基
づいて本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、(A)ポリフエニレンエーテル樹脂
と、(B)ゴム状弾性体により変性された耐衝撃性芳香族
モノビニル樹脂とから成る組成物において、該ゴム状弾
性体の含有量が組成物全重量に基づき0.1〜15重量%
であつて、該ゴム状弾性体の分散粒子の重量平均粒子径
及びこの分散粒子内に含有される前記芳香族モノビニル
樹脂の数平均粒子径が、それぞれ0.8〜1.5μ及び0.03〜
0.14μであり、かつ該ゴム状弾性体分散粒子部のトルエ
ンによる膨潤指数が8〜12であることを特徴とする耐
衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物を提供するも
のである。
本発明の樹脂組成物において用いるポリフエニレンエー
テル樹脂(PPE)としては、一般式 (式中のR、R、R、R、R及びRは同一
又は異なるtert−ブチル基を除く炭素数1〜4のアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子又は水素原子などであ
り、R及びRは同時に水素原子ではない) で表わされるものを繰り返し単位とし、構成単位が
〔I〕又は〔I〕及び〔II〕から成る単独重合体あるい
は共重合体が使用できる。
このPPEの単独重合体の代表例としては、ポリ(2,6−ジ
メチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−メチ
ル−6−エチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2,6−ジエチル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ
(2−エチル−6−n−プロピル−1,4−フエニレン)
エーテル、ポリ(2,6−ジ−n−プロピル−1,4−フエニ
レン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−n−ブチル−
1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−
イソプロピル−1,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2
−メチル−6−クロル−1,4−フエニレン)エーテル、
ポリ(2−メチル−6−ヒドロキシエチル−1,4−フエ
ニレン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−クロロエチ
ル−1,4−フエニレン)エーテルなどのホモポリマーが
挙げられる。
また、ポリフエニレンエーテル共重合体は、一般式 (式中のR、R、R及びRは前記と同じ意味を
もつ) で表わされる2,3,6−トリメチルフエノールなどのアル
キル置換フエノールと、例えばo−クレゾールなどと共
重合して得られるポリフエニレンエーテル構造を主体と
して成るポリフエニレンエーテル共重合体を包含する。
さらに、これら重合体にスチレンを主成分とする単量体
をグラフトさせたものでもよい。
本発明の樹脂組成物に用いるポリフエニレンエーテル樹
脂の好ましい重合度は、数平均重合度が45〜450の範
囲である。この数平均重合度が45未満では樹脂組成物
の器械的特性が低下するので好ましくなく、また450を
超えると成形加工性が著しく低下するので好ましくな
い。
このポリフエニレンエーテル樹脂は、公知の方法、例え
ば特公昭36−1869号公報に記載された方法により製造す
ることができるし、またポリフエニレンエーテル樹脂に
スチレンを主成分とする単量体をグラフトさせたスチレ
ングラフトポリフエニレンエーテル樹脂は、例えば特公
昭52−38596号公報や特公昭52−30991号公報などに記
載されている公知の方法によつて製造することができ
る。
本発明の樹脂組成物に用いるゴム状弾性体で変性された
耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂における芳香族モノビニ
ル樹脂は、一般式 (式中のR及びZはそれぞれ水素原子、低級アルキル基
及びハロゲン原子の中から選ばれたものであり、pは1
〜5の整数で、pが2以上の場合の複数のZは同一でも
異なっていてもよい) で表わされる芳香族モノビニル単量体1種又は2種以上
から得られた重合体であり、このようなものとしては、
例えばスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、ビニルエチルベンゼン、ビニルキシレン、p−メチ
ルスチレン、tert−ブチルスチレン、クロルスチレンな
どの芳香族ビニル単量体の中から選ばれた少なくとも1
種を単独重合又は共重合して得られたものが挙げられ、
また必要ならば、他のビニル単量体、例えばアクリロニ
トリル、メチルメタクリレート、メタクリロニトリル、
無水マレイン酸などの中から選ばれた少なくとも1種
と、前記の芳香族モノビニル単量体とを共重合させて得
られた共重合体も使用可能であるが、この共重合体中の
芳香族モノビニル単量体単位の含有量は70重量%以
上、好ましくは90重量%以上であることが望ましく、
また前記組成以外の共重合体は、ポリフエニレンエーテ
ル樹脂との相溶性が低下し、樹脂組成物の器械的特性を
低下させるので好ましくない。
また、前記芳香族モノビニル樹脂の改質に用いるゴム状
弾性体としては、例えばポリブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴ
ム、アクリル酸エステルゴムなどの合成ゴム又は天然ゴ
ムが挙げられ、これらはそれぞれ単独で用いてもよい
し、2種以上組み合わせて用いてもよい。本発明におい
ては、これらのゴム弾性体の中でポリブタジエンゴムが
好ましく、特にシス1,4結合を20〜49重量%含有す
るものであつて、ムーニー粘度(ML1+4)が25以上9
0未満で、25℃の温度で測定した5重量%スチレン溶
液粘度(SV)が20cps以上50cps未満であり、かつ式0.5M
L1+4≦SV<1.5ML1+4を満たすようなポリブタジエンが好
適である。このようなポリブタジエンは、公知の方法、
例えば特公昭58−4934号公報に記載されているように、
有機リチウム化合物を触媒とする溶液重合によつて製造
することができる。
本発明に用いるゴム弾性体で変性された耐衝撃性芳香族
モノビニル樹脂の製造方法としては、公知の方法、例え
ば塊状重合法、塊状−懸濁重合法、乳化重合法などを用
いることができるが、塊状重合法が好適である。この製
造法の1例を示すと、ポリブタジエンゴムを芳香族モノ
ビニル単量体又は芳香族モノビニル単量体とエチルベン
ゼンなどの溶剤との混合物中に9〜18重量%、好まし
くは10〜14重量%の濃度になるように溶解し、ステ
アリル3−(3′,5′−ジ−tert−ブチル−4−ヒド
ロキシフエニル)プロピオネートなどを重合開始剤とし
て用い、50〜150℃、好ましくは90〜140℃の温度範
囲で該ポリブタジエンゴムが粒子化するまで、かきまぜ
ながら重合する。この際分散ゴム粒子の重量平均粒子径
及び分散ゴム粒子内に含有される芳香族モノビニル樹脂
の数平均粒子径が所望の値になるように、かくはん回転
数とメルカプタン類などの連鎖移動剤や重合開始剤の量
との組合せを変更することにより調整することができ
る。次いで、所望の重合率になるまで重合を進行させた
のち、180〜260℃の温度範囲において、減圧下に短時間
で溶剤や未重合の単量体などの揮発性成分を固体物質か
ら除去して、樹脂ペレツトを得る。
本発明の樹脂組成物におけるゴム状弾性体の含有量は、
該組成物の耐衝撃性、着色性、難燃性、剛性などのバラ
ンスの点から、該組成物に対して0.1〜15重量%、
好ましくは2〜10重量%の範囲である。
また、本発明の樹脂組成物においては、その中に含有す
るゴム状弾性体分散粒子の粒径が該組成物の耐衝撃性、
ストレスクラツク性、シルバーストリークスに大きな影
響を与えるので、その重量平均粒子径は0.8〜1.5
μの範囲にあることが必要である。この粒子径が0.8
μ未満では耐衝撃性とストレスクラツク性が低下し、ま
た1.5μを超えるとシルバーストリークスが悪化して
好ましくない。
さらに、ゴム弾性体分散粒子内に含有される芳香族モノ
ビニル樹脂の数平均粒子径は0.03〜0.14μの範囲である
ことが必要である。この粒子径が0.03μ未満では着色性
は良好であるものの、耐衝撃性が低下して好ましくな
く、また0.14μを超えると着色性が低下し、所望の色目
に合致させるためには、多量の染顔料を使用する必要が
生じ、その結果耐衝撃性が低下して好ましくない。
前記のゴム状弾性体分散粒子の重合平均粒子径は、該樹
脂組成物のペレツトを四酸化オスミウム染色したのち、
超薄切片を作成して電子顕微鏡写真をとり、その写真か
らゴム状弾性体分散粒子の数を少なくとも5000個測定し
て求めることができ、またゴム状弾性体分散粒子に含有
される芳香族モノビニル樹脂の数平均粒子径は、前記写
真より測定して算出することができる。
本発明の樹脂組成物においては、ゴム状弾性体分散粒子
部のトルエンによる膨潤指数は、該組成物の衝撃強度を
大きく変化させるばかりか、驚くべきことにストレスク
ラツク性、ガソリン吸収量、衝撃強度の成形温度依存性
などに大きな影響を与えることにより、8〜12の範囲
内にあることが必要である。この膨潤指数が8未満では
ストレスクラツク性が低下し、また12を超えるとガソ
リン吸収量が増加し、かつ衝撃強度の成形温度依存性も
大きくなつて好ましくない。
ここでいうトルエン膨潤指数は次のようにして求めるこ
とができる。すなわち、樹脂組成物のペレツト1gに4
0mlのトルエンを加え、23℃の温度で1時間振とうし
て溶解又は膨潤させる。次いで遠心分離機を用いてゲル
を沈降させたのち、デカンテーシヨンにより上澄液を分
離し、沈降したゲルを秤量する。このようにして得られ
たトルエン膨潤ゲルを、160℃の温度で常圧下に45分
間、続いて3〜5mmHgの減圧下に15分間乾燥させたの
ち、デシケーター中で冷却後秤量する。トルエン不溶分
は乾燥ゲルの重量を樹脂組成物重量で除し重量%で示
し、膨潤指数はトルエン膨潤ゲルの重量を乾燥ゲル重量
で除した商の値で示す。
また、前記の樹脂組成物中のゴム状弾性体の含有量は次
のようにして求めた。すなわち、前記のようにして得ら
れたトルエン不溶乾燥ゲル分0.1gをモノクロルベンゼ
ン100mlに溶解膨潤させ、四酸化オスミウム溶液2mlと
パーブチルH20mlを加えて120℃の温度で20分間加
熱し、ゴム状弾性体を分解させる。この分解液をメタノ
ールに加えて、芳香族モノビニル樹脂のみを沈殿させた
のち、沈殿物をガラスフイルターでろ取し、60℃の温
度で常圧下に45分間、続いて3〜5mmHgの減圧下に1
5分間乾燥させて、デシケーター中で冷却後秤量する。
樹脂組成物中のゴム状弾性体の含有量は、次の式 ただし、T:樹脂組成物中のトルエン不溶乾燥ゲルの重
量% V:トルエン不溶乾燥ゲル分中の芳香族モノビニル樹脂
の重量% で算出した。
本発明の樹脂組成物は、任意の公知の方法、例えば押出
機によりポリフエニレンエーテル樹脂とゴム状弾性体で
変性した耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂とを混合混練す
る方法で製造することができる。この際、所望に応じて
ポリスチレンなどの芳香族モノビニル樹脂、ガラスチヨ
ツプストランドなどの無機補強フイラー、トリフエニル
ホスフエートなどのリン酸エステル系難燃剤、デカブロ
ムビフエニルエーテルなどのハロゲン系難燃剤、熱可塑
性エラストマー、滑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、安
定剤などを添加することもできる。
本発明の耐衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物は
着色性、耐衝撃性、シルバーストリークス、ストレスク
ラツク性などが良好であり、かつガソリン吸収量が少な
いというような特徴を有していて、例えば工業部品、電
気部品、事務器ハウジング、自動車部品、精密部品など
に有利に用いることができる。
次に実施例によつて本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの例によつて何ら限定されるものではな
い。
なお、樹脂組成物の各性能を次のようにして求めた。
(1) 衝撃強度 東芝機械(株)製IS-80AM射出成形機を用いて、樹脂組成
物を成形温度290℃、320℃、金型温度80℃で成形した
のち、1/4インチ厚さのタンザク状試験片を作成し、試
験法としてASTMD256を用いて、23℃、1/4インチ厚さ
ノツチ付試験片でアイゾツト衝撃強さを測定した。
(2) シルバーストリークス 東芝機械(株)製IS-80AM射出成形機を用いて、樹脂組成
物を成形温度290℃、金型温度80℃で10分間シリン
ダー内に滞留させて成形し、1/8インチ厚さのダンベル
試験片5本を作成して、シルバーストリークスの発生し
た本数を数えた。
(3) ストレスクラツク性 圧縮成形機を用いて、樹脂組成物を250℃で成形し、厚
さ3mm、幅12.7mm、長さ120mmの試験片サンプルを作成
する。この試験片を80℃で24時間、熱風乾燥機でア
ニーリングして残留歪を取り除く。次いでこの試験片の
一方端を星和理工製クリープ破断測定機に保持し、他方
端に1Kgの荷重をセツトし、荷重セツト側から20mmの
位置にシヤフトグリースD(佐藤特殊製油製)0.2gを
塗布したのち、23℃、50%湿度の恒温室に保持して
破断までの時間を測定する。破断までの時間が長いほど
ストレスクラツク性が良好である。
(4) ガソリン吸収量 東芝機械(株)製IS-80AM射出成形機を用いて、樹脂組成
物を成形温度290℃、金型温度80℃で成形し、1/8イン
チ厚さのダンベル試験片を作成する。このダンベル試験
片を23℃、50%湿度の恒温室中に24時間保持後、
23℃に調節されたガソリン(日石シルバーガソリン)
100ccに90分間浸漬させたのち、5分間ドラフト内で
窒素ブローして残留ガソリンを除去後、ダンベル試験片
の重量増加率を測定した。この重量増加率が高いほどガ
ソリン吸収量が高く、材料としては好ましくない。
(5) 着色性 樹脂組成物100重量部に、黒系の染顔料計0.25重量部の
一定量を添加して黒着色品としたのち、縦90mm、横5
0mm、厚み2.5mmの成形片を作成する。
対照サンプルとして、ポリ2,6−ジメチル−1,4−
フエニレンエーテル樹脂50重量部とポリスチレン樹脂
(スタイロン685)50重量部から成る樹脂組成物に、
黒系の染顔料をそれぞれ0.2重量部(サンプルA)、0.1
重量部(サンプルB)、0.05重量部(サンプルC)を添
加して作成した黒着色成形片を用意しておき、色調や風
合いについて前記成形片とこの対照成形片とを比較し
て、次のようにランクを付した。
5:サンプルAより濃色に見える 4:サンプルAと同程度に見える 3:サンプルAとBとの間に見える 2:サンプルBと同程度に見える 1:サンプルBとCとの間に見える 0:サンプルCと同程度に見える すなわち、数値の高いランクほど、着色性に優れている
ことを示す。
参考例1 ポリブタジエンゴムの製造 次に示す方法により、第1表に示すような仕込み量でポ
リブタジエンA及びBを製造した。
内容積10のかきまぜ装置及びジヤケツト付のオート
クレーブを洗浄乾燥し、窒素置換後、これに予め精製、
乾燥したブタジエンとn−ヘキサンを仕込み、次いでn
−ブチルリチウムの5重量%n−ヘキサン溶液を加え、
さらにトリエチルアミンを加えて温度70℃で2時間重
合した。次いで得られたポリマーにカツプリング剤とし
て四塩化ケイ素を加えて1時間反応させた。次に得られ
たポリマー溶液に安定剤として2,6−ジ−tert−ブチル
−4−メチルフエノール0.5phrを加え、溶媒を加熱除去
してポリブタジエンゴムを得た。
得られたポリブタジエンゴムの特性を第1表に示す。な
お、ムーニー粘度はML1+4(100℃)であり、5重量%ス
チレン溶液粘度はキヤノンフエンスケ型粘度計を用いて
25℃で測定した。さらにミクロ構造は赤外分光度計を
用いてモレロ法〔La Chimica E Industria,41,758(195
9)〕により測定した。
参考例2 ゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂(A)
の製造 参考例1で得たポリブタジエンゴムA10重量部を、エ
チルベンゼン10重量部、スチレンモノマー79重量
部、ミネラルオイル1重量部から成る混合液に完全に溶
解させ、ステアリル3−(3′,5′−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネート0.1重
量部を加えて重量原料液を調製する。この原料液を内容
量6.2の連続三段反応器に連続的に送入して重合を行
つた。第一段反応器においては、反応温度を109℃、か
くはん回転数を150rpmに設定し、第二段反応器及び第三
段反応器においては、反応温度とかくはん回転数を、そ
れぞれ118℃、20rpm及び125℃、50rpmにコントロー
ルした。また重合体の全反応器中の滞留時間は10時間
であり、第三段反応器出口の反応終了液中の固形分は7
1.0重量%であつた。
この重量体粘性液を220℃、−750mmHgの減圧下にセツト
した脱気装置内に送り込み、未反応単量体及び溶剤を除
去した。得られたポリスチレン中のポリブタジエンゴム
の含有量は14重量%であつた。
このようにして得られたゴム変性耐衝撃性芳香族モノビ
ニル樹脂の200℃の圧縮試験片によるアイゾツト衝撃値
は17Kg・cm/cmであつた。
参考例3 ゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹脂(B)
の製造 参考例1で得たポリブタジエンゴムB10重量部を、エ
チルベンゼン10重量部、スチレンモノマー79重量
部、ミネラルオイル1重量部から成る混合液に完全に溶
解させ、ステアリル3−(3′,5′−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシフエニル)プロピオネート0.12重量
部を加えて重合原料液を調製する。この原料液を内容積
6.2の連続三段反応器に連続的に送入して重合を行
つた。第一段反応器においては、反応温度は重合原料液
粘度の上昇から120℃にセツトし、かくはん回転数は8
0rpmにコントロールした。一方第二段反応器及び第三
段反応器においては、反応温度とかくはん回転数を、そ
れぞれ128℃、10rpm及び135℃、20rpmにコントロー
ルした。また重合体の全反応器中の滞留時間は10時間
であり、第三段反応器出口の反応終了液中の固形分は7
2重量%であつた。
この重合体粘性液を220℃、−750mmHgの減圧下にセツト
した脱揮装置内に送り込み、未反応単量体及び溶剤を除
去した。得られたポリスチレン中のポリブタジエンゴム
の含有量は14重量%であつた。
このようにして得られたゴム変性耐衝撃性芳香族モノビ
ニル樹脂の200℃の圧縮試験片によるアイゾツト衝撃値
は18Kg・cm/cmであつた。
実施例1 重合度100のポリ2,6−ジメチル−1,4−フエニレンエー
テル樹脂55重量部、参考例2で得たゴム変性耐衝撃性
芳香族モノビニル樹脂(A)45重量部、黒系染顔料0.25
重量部及び安定剤としてイルガノツクス1076(チバガイ
ギー社製)0.2重量部を混合し、次いで中谷機械製AS
−30mmφ2軸ベント付押出機を使用して、280℃で混
練造粒し、耐衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物
を作成してその物理的性質を求め、その結果を第2表に
示した。
実施例2 重合度80のポリ2,6−ジメチル−1,4−フエニレンエー
テル樹脂70重量部、参考例2で得たゴム変性耐衝撃性
芳香族モノビニル樹脂(A)30重量部、黒系染顔料0.25
重量部及び安定剤としてイルガノツクス1076(チバガイ
ギー社製)0.3重量部を混合し、300℃で混練造粒した以
外は、実施例1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを
作成してその物理的性質を求めた。その結果を第2表に
示す。
実施例3 実施例1におけるポリフエニレンエーテル樹脂を、重合
度100のポリ2,6−ジメチル−1,4−フエニレンエーテル
90重量%とポリ2,3,6−トリメチル−1,4−フエニレン
エーテル10重量%の共重合体に変える以外は、実施例
1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを作成し、その
物理的性質を求めた。その結果を第2表に示す。
実施例4 重合度180のポリ2,6−ジメチル−1,4−フエニレンエー
テル樹脂30重量部、参考例2で得たゴム変性耐衝撃性
芳香族モノビニル樹脂(A)70重量部、黒系染顔料0.25
重量部及び安定剤イルガノツクス1076(チバガイギー社
製)0.15重量部を混合し、次いで中谷機械製AS−30
mmφ2軸ベント付押出機を使用して260℃で混練造粒
し、耐衝撃性ポリフエニレンエーテル樹脂組成物を作成
してその物理的性質を求めた。その結果を第2表に示
す。
比較例1 実施例1におけるゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹
脂(A)の代りに、ハイインパクトポリスチレン〔大日本
インキ工業(株)製、DICスチレンGH9100〕を用いる以
外は、実施例1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを
作成してその物理的性質を求めた。その結果を第2表に
示す。
この樹脂組成物は、実施例1で得た樹脂組成物に比べて
ゴム状弾性体の含有量が少なく、またゴム状弾性体の分
散粒子径も大きく、その分散粒子内に含有される芳香族
モノビニル樹脂の数平均粒子径を大きく、さらにゴム状
弾性体分散粒子部のトルエンによる膨潤指数が高くて、
物理的性質については衝撃強度、シルバーストリーク
ス、ガソリン吸収量が不十分である。
比較例2 実施例3におけるゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹
脂(A)の代りに、参考例3で得たゴム変性耐衝性撃芳香
族モノビニル樹脂(B)を用いる以外は、実施例3と全く
同様にして樹脂組成物のペレツトを作成し、その物理的
性質を求めた。その結果を第2表に示す。
この樹脂組成物は実施例3に比べて、用いたポリブタジ
エンの5重量%スチレン溶液の溶液粘度が高く、SVが
1.5ML1+4以上であることから、ゴム状弾性体の分散
粒子径が大きくて、物理的性質については衝撃強度が低
く、またシルバーストリークスが悪く、かつ着色性が不
十分である。
比較例3 実施例1におけるゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹
脂(A)の代りに、ハイインパクトポリスチレンとしてス
タイロン492〔旭化成工業(株)製〕を用いる以外は、実
施例1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを作成し、
その物理的性質を求めた。その結果を第2表に示す。
この樹脂組成物は、実施例1に比べて用いたゴム変性耐
衝撃性芳香族モノビニル樹脂中のゴム状弾性体の含有量
が少なくて、ゴム状弾性体の分散粒子径及び該分散粒子
内に含有される芳香族モノビニル樹脂の粒子径が大き
く、物理的性質については衝撃強度が低く、またシルバ
ーストリークス、ストレスクラツク性及び着色性が悪
い。
比較例4 実施例1におけるゴム変性耐衝撃性芳香族モノビニル樹
脂(A)の代りに、ハイインパクトポリスチレンとしてス
タイロン402〔旭化成工業(株)製〕を用いる以外は、実
施例1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを作成し、
その物理的性質を求めた。その結果を第2表に示す。
この樹脂組成物は、実施例1に比べて用いたゴム変性耐
衝撃性芳香族モノビニル樹脂中のゴム状の弾性体の含有
量が少なく、ゴム状弾性体の分散粒子径は小さいもの
の、該分散粒子内に含有される芳香族モノビニル樹脂の
数平均粒子径が大きく、物理的性質については、シルバ
ーストリークス及びガソリン吸収量は良好であるもの
の、衝撃強度、ストレスクラツク性及び着色性は不十分
である。
比較例5 実施例1における混合混練温度を320℃に代える以外
は、実施例1と全く同様にして樹脂組成物ペレツトを作
成し、その物理的性質を求めた。その結果を第2表に示
す。
この樹脂組成物は、実施例1と同一のゴム変性耐衝撃性
芳香族モノビニル樹脂を使用したにもかかわらず、ポリ
フエニレンエーテル樹脂との混練条件が異なることか
ら、ゴム状弾性体の分散粒子部のトルエンによる膨潤指
数が低下し、物理的性質については、実施例1で得られ
たものに比べてガソリン吸収量は改良されたものの、衝
撃強度及びストレスクラツク性が低下し、不満足な結果
となつた。
比較例6 ポリブタジエンゴムラテツクス〔日本ゼオン(株)製、商
品名UA1001〕を使用し、乳化重合によりゴム変性耐衝撃
性ポリスチレン樹脂(C)を製造した。
すなわち、固形ゴム分として12重量部のUA1001ラテツ
クスと蒸留水100重量部とを、かきまぜ機を備えた10
容のジヤケツト付ガラス反応器に投入して、内温を7
0℃に保持した。次いで触媒として過硫酸ナトリウム0.
2重量部を40重量部の蒸留水に溶解した触媒溶液と、
スチレンモノマー88重量部をそれぞれ別々に5時間か
けて追添したのち、2時間重合を行つた。スチレンモノ
マーの重合率は98%であつた。次いでこのゴム変性耐
衝撃性ポリスチレン樹脂ラテツクスを取り出し、5重量
%の硫酸アルミニウム水溶液を添加してポリマーを凝固
させたのち、含水率が50重量%になるまで遠心脱水を
行い、次いで安定剤としてイルガノツクス1076をポリマ
ー100重量部に対して0.2重量部添加し、110℃の蒸気式
トンネル式乾燥機を使用して乾燥を行つた。この乾燥ポ
リマーを押出機にかけて、ゴム変性耐衝撃性ポリスチレ
ン樹脂(C)を製造した。
このようにして得られたゴム変性耐衝撃性ポリスチレン
樹脂(C)を使用して、実施例1と全く同様の配合組成と
方法で樹脂組成物ペレツトを作成し、その物理的性質を
求めた。その結果を第2表に示す。
この樹脂組成物は、実施例1で得た樹脂組成物と比べ
て、ゴム状弾性体の分散粒子径及び該分散粒子内に含有
される芳香族モノビニル樹脂の数平均粒子径が小さく、
また該分散粒子部のトルエンによる膨潤指数が小さいた
めに、物理的性質については、着色性が良好であつてガ
ソリン吸収量が少ないものの、衝撃強度が低く、またス
トレスクラツクス性が低下して好ましくない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ポリフエニレンエーテル樹脂と、(B)ゴ
    ム状弾性体により変性された耐衝撃性芳香族モノビニル
    樹脂とから成る組成物において、該ゴム状弾性体の含有
    量が組成物全重量に基づき0.1〜15重量%であつて、該
    ゴム状弾性体の分散粒子の重量平均粒子径及びこの分散
    粒子内に含有される前記芳香族モノビニル樹脂の数平均
    粒子径が、それぞれ0.8〜1.5μ及び0.03〜0.14μであ
    り、かつ該ゴム状弾性体分散粒子部のトルエンによる膨
    潤指数が8〜12であることを特徴とする耐衝撃性ポリ
    フエニレンエーテル樹脂組成物。
JP58204120A 1983-10-31 1983-10-31 耐衝撃性ポリフェニレンエーテル樹脂組成物 Expired - Lifetime JPH0611834B2 (ja)

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