JPH06117793A - 熱交換器を支持部に固着するための留め装置 - Google Patents
熱交換器を支持部に固着するための留め装置Info
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- F28F21/00—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials
- F28F21/06—Constructions of heat-exchange apparatus characterised by the selection of particular materials of plastics material
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管状ヘッダーと管束を備える熱交換器を、支
持部に固着するための留め装置の組立と分解を容易にす
る。 【構成】 ヘッダー16の周辺部に、保持用突出部32によ
って取付けられる凹面部26、及び把持手段38を有する延
長部36を備える第１留め具24と、凹面部50、第１留め具
24の保持用突出部32を挿入するためのスロット58を有す
る保持用突出部56、及び第１留め具24の把持手段38と協
動するようになっている把持手段66を有する延長部62を
備える第２留め具48と、第１留め具24又は第２留め具48
と一体をなし、支持部14に連結しうるようになっている
止着用突出部72とを備えている。
持部に固着するための留め装置の組立と分解を容易にす
る。 【構成】 ヘッダー16の周辺部に、保持用突出部32によ
って取付けられる凹面部26、及び把持手段38を有する延
長部36を備える第１留め具24と、凹面部50、第１留め具
24の保持用突出部32を挿入するためのスロット58を有す
る保持用突出部56、及び第１留め具24の把持手段38と協
動するようになっている把持手段66を有する延長部62を
備える第２留め具48と、第１留め具24又は第２留め具48
と一体をなし、支持部14に連結しうるようになっている
止着用突出部72とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、管束を有する少なくと
も１つの管状ヘッダーを備える形式の熱交換器に関す
る。詳しく言うと、本発明は、支持部を有する熱交換器
と、熱交換器を支持部に固着する留め装置を備える、熱
交換器複合体に関し、その留め装置を本質的な対象とし
ている。
も１つの管状ヘッダーを備える形式の熱交換器に関す
る。詳しく言うと、本発明は、支持部を有する熱交換器
と、熱交換器を支持部に固着する留め装置を備える、熱
交換器複合体に関し、その留め装置を本質的な対象とし
ている。
【０００２】
【従来の技術】前述の、管束と、少なくとも１つの管状
ヘッダーを備える熱交換器は、代表的には、自動車用エ
アコンの一部を成す冷却器として用いられている。冷却
液は、冷却器を貫流する。冷却器は、管と管の間の冷却
フィンを形成する波形スペーサーを備えている。管は、
１つ以上のヘッダーに蝋付けされている。ちなみに、管
は、１つのヘッダーに接続するように、ヘアピン形、又
はダブルパス式にしてもよいし、また、管束の両端に各
々、２つのヘッダーを有する熱交換器に接続するよう
に、管は、真っ直ぐでもよい。
ヘッダーを備える熱交換器は、代表的には、自動車用エ
アコンの一部を成す冷却器として用いられている。冷却
液は、冷却器を貫流する。冷却器は、管と管の間の冷却
フィンを形成する波形スペーサーを備えている。管は、
１つ以上のヘッダーに蝋付けされている。ちなみに、管
は、１つのヘッダーに接続するように、ヘアピン形、又
はダブルパス式にしてもよいし、また、管束の両端に各
々、２つのヘッダーを有する熱交換器に接続するよう
に、管は、真っ直ぐでもよい。
【０００３】複合体の支持部は、例えば、自動車の車体
の一部である。また、例えば、ある種の熱交換器のよう
に、機器の一部であってもよい。
の一部である。また、例えば、ある種の熱交換器のよう
に、機器の一部であってもよい。
【０００４】エアコンの冷却器を、別の熱交換器、例え
ば、自動車用エンジンの冷却ラジエーターに留め、空気
が、エンジンの冷却ラジエーターと冷却器を、共通に流
れるようにすることは公知である。
ば、自動車用エンジンの冷却ラジエーターに留め、空気
が、エンジンの冷却ラジエーターと冷却器を、共通に流
れるようにすることは公知である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】日本国特許願第６４−
３８４８１号の明細書から、前述の形式の熱交換器を、
Ｕ形突環により、熱交換器の管状ヘッダーの周囲にねじ
で固着されている１つか２つの部品に、固着することが
知られている。この構成の欠点は、管束の構造を変えね
ばならず、操作が複雑になることである。
３８４８１号の明細書から、前述の形式の熱交換器を、
Ｕ形突環により、熱交換器の管状ヘッダーの周囲にねじ
で固着されている１つか２つの部品に、固着することが
知られている。この構成の欠点は、管束の構造を変えね
ばならず、操作が複雑になることである。
【０００６】また、欧州特許出願第EP 0 440 400号の明
細書から、管状ヘッダーに溶接された止着用突出部も公
知である。この構成の欠点は、この止着用突出部の１つ
が破裂した場合には、熱交換器とその止着用突出部から
なる全体の複合体を取り替えねばならないことである。
細書から、管状ヘッダーに溶接された止着用突出部も公
知である。この構成の欠点は、この止着用突出部の１つ
が破裂した場合には、熱交換器とその止着用突出部から
なる全体の複合体を取り替えねばならないことである。
【０００７】本発明の主目的は、上記の欠点を解決する
ことである。
ことである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための、
本発明の熱交換器を支持部に固着するための留め装置
は、少なくとも１つの管状ヘッダーと管束を備える熱交
換器を、支持部に固着するための留め装置において、下
記のものを備えていることを特徴とする。 (イ) ヘッダーの周辺部に、後記凹面部の一端に設けら
れた保持用突出部によって取付けられるようになってい
る凹面部、及び凹面部の他端に設けられ、把持手段を有
する延長部を備えている第１留め具。 (ロ) ヘッダーの対面の周辺部に取付けられるようにな
っている凹面部、前記凹面部の一端に設けられ、前記第
１留め具の保持用突出部を挿入するための、少なくとも
１つのスロットを有する保持用突出部、及び前記凹面部
の他端に設けられ、第１留め具と第２留め具のそれぞれ
の延長部を結合するため、第１留め具の把持手段と協動
するようになっている把持手段を有する延長部を備えて
いる第２留め具。 (ハ) 第１留め具又は第２留め具と一体をなし、前記支
持部に連結しうるようになっている止着用突出部。
本発明の熱交換器を支持部に固着するための留め装置
は、少なくとも１つの管状ヘッダーと管束を備える熱交
換器を、支持部に固着するための留め装置において、下
記のものを備えていることを特徴とする。 (イ) ヘッダーの周辺部に、後記凹面部の一端に設けら
れた保持用突出部によって取付けられるようになってい
る凹面部、及び凹面部の他端に設けられ、把持手段を有
する延長部を備えている第１留め具。 (ロ) ヘッダーの対面の周辺部に取付けられるようにな
っている凹面部、前記凹面部の一端に設けられ、前記第
１留め具の保持用突出部を挿入するための、少なくとも
１つのスロットを有する保持用突出部、及び前記凹面部
の他端に設けられ、第１留め具と第２留め具のそれぞれ
の延長部を結合するため、第１留め具の把持手段と協動
するようになっている把持手段を有する延長部を備えて
いる第２留め具。 (ハ) 第１留め具又は第２留め具と一体をなし、前記支
持部に連結しうるようになっている止着用突出部。
【０００９】このような装置は、管束に重大な変更を加
えなくても、ヘッダーに容易に取付けられる。また、留
め装置自身か熱交換器を交換する時、容易に除去でき
る。
えなくても、ヘッダーに容易に取付けられる。また、留
め装置自身か熱交換器を交換する時、容易に除去でき
る。
【００１０】本発明の１実施態様では、止着用突出部が
第２留め具の保持用突出部の延長部である。
第２留め具の保持用突出部の延長部である。
【００１１】止着用突出部が、支持部の隙間に強制的に
嵌合しうるようになっている舌状部であるようにしても
よい。支持部は、例えば、別の熱交換器のヘッダーであ
る。
嵌合しうるようになっている舌状部であるようにしても
よい。支持部は、例えば、別の熱交換器のヘッダーであ
る。
【００１２】本発明の変形例では、止着用突出部は、ク
ランク状に曲った舌の形をしており、それは、舌状部を
前記支持部に、ねじとナットで固着させるための孔を有
し、支持部は、例えば、別の熱交換器の交差部である。
ランク状に曲った舌の形をしており、それは、舌状部を
前記支持部に、ねじとナットで固着させるための孔を有
し、支持部は、例えば、別の熱交換器の交差部である。
【００１３】本発明の別の変形例では、止着用突出部
が、第２留め具の前記凹面部と延長部に取付けられてい
る。この実施例では、止着用突出部が、例えば、別の熱
交換器のヘッダーと一体になっている。
が、第２留め具の前記凹面部と延長部に取付けられてい
る。この実施例では、止着用突出部が、例えば、別の熱
交換器のヘッダーと一体になっている。
【００１４】本発明の別の変形例では、前記把持手段
は、前記第１留め具又は第２留め具の延長部において、
同軸の孔を有する、少なくとも１つの把持用突起部を備
え、ねじを、対応する把持用突起部の軸孔に係合するよ
うに、第２留め具又は第１留め具の延長部に貫通させる
ようにしてある。
は、前記第１留め具又は第２留め具の延長部において、
同軸の孔を有する、少なくとも１つの把持用突起部を備
え、ねじを、対応する把持用突起部の軸孔に係合するよ
うに、第２留め具又は第１留め具の延長部に貫通させる
ようにしてある。
【００１５】このねじ、特にタッピンねじにより、留め
装置が、突環で、ヘッダーの周囲に把持されるように、
２つの延長部を互いに引き寄せるようにすることができ
る。把持用突起部は、管束の２つの隣接する管の間にあ
る空間に挿入できるようにするのが好ましい。
装置が、突環で、ヘッダーの周囲に把持されるように、
２つの延長部を互いに引き寄せるようにすることができ
る。把持用突起部は、管束の２つの隣接する管の間にあ
る空間に挿入できるようにするのが好ましい。
【００１６】前記第１留め具の延長部と第２留め具の延
長部が、それぞれ、相互に向かい合う内面を有し、少な
くとも１つの突出部が、前記内面から突き出ており、熱
交換器の隣接する偏平管の間に挿着されるようになって
いるのがよい。
長部が、それぞれ、相互に向かい合う内面を有し、少な
くとも１つの突出部が、前記内面から突き出ており、熱
交換器の隣接する偏平管の間に挿着されるようになって
いるのがよい。
【００１７】これらの突出アバットメントは、ヘッダー
の周囲の留め装置をより固定化することができる。
の周囲の留め装置をより固定化することができる。
【００１８】本発明の別の変形例では、第１留め具の延
長部が、逆Ｕ形の止着用突出部を備え、それはナットを
有し、前記支持部の突き出たフランジに嵌合するように
なっており、かつ第２留め具の延長部が、逆Ｕ形の止着
用突出部と当接するようにクランク形に曲った突出部で
あり、前記把持手段は、クランク形突出部と逆Ｕ形止着
用突出部とを貫通するねじと、それに協動する前記ナッ
トを有している。
長部が、逆Ｕ形の止着用突出部を備え、それはナットを
有し、前記支持部の突き出たフランジに嵌合するように
なっており、かつ第２留め具の延長部が、逆Ｕ形の止着
用突出部と当接するようにクランク形に曲った突出部で
あり、前記把持手段は、クランク形突出部と逆Ｕ形止着
用突出部とを貫通するねじと、それに協動する前記ナッ
トを有している。
【００１９】本発明のこの最後の実施例は、特に、熱交
換器を、別の熱交換器の交差部に固着するのに適してい
る。この構成では、把持手段(例えば、ねじとナット)
は、突環により、第１留め具と第２留め具を結合し、そ
れを支持部に固着する。支持部は、この場合、勿論、前
記の別の熱交換器の交差部である。
換器を、別の熱交換器の交差部に固着するのに適してい
る。この構成では、把持手段(例えば、ねじとナット)
は、突環により、第１留め具と第２留め具を結合し、そ
れを支持部に固着する。支持部は、この場合、勿論、前
記の別の熱交換器の交差部である。
【００２０】単なる例示に過ぎない、本発明の好ましい
実施例を、図面に基づき説明する。
実施例を、図面に基づき説明する。
【００２１】
【実施例】図１，図２は、熱交換器(12)を、支持部(14)
に留める留め装置(10)を示す。熱交換器(12)には、１束
の偏平管(18)が装着されている軸(XX)を有する少なくと
も１つの管状ヘッダー(16)があり、偏平管(18)と偏平管
(18)の間には、冷却フィンの作用をする波形スペーサー
(20)が設けられている。偏平で一直線な断面を有する偏
平管(18)は、管状ヘッダー(16)の壁に設けられた、対応
する形のスロットに挿着されている。この集成体を形成
するため、各種構成部品は蝋付け結合されている。偏平
管(18)は、Ｕ型でもよい。その場合、熱交換器は、単一
の管状ヘッダー(16)、又は複数の偏平管(18)の両側にあ
る２つの管状ヘッダー(16)の間に設けられた一方通行の
一直線の管を有している。このような熱交換器は、通
常、自動車内のエアコンのため、冷却液を貫流する冷却
器として用いられている。
に留める留め装置(10)を示す。熱交換器(12)には、１束
の偏平管(18)が装着されている軸(XX)を有する少なくと
も１つの管状ヘッダー(16)があり、偏平管(18)と偏平管
(18)の間には、冷却フィンの作用をする波形スペーサー
(20)が設けられている。偏平で一直線な断面を有する偏
平管(18)は、管状ヘッダー(16)の壁に設けられた、対応
する形のスロットに挿着されている。この集成体を形成
するため、各種構成部品は蝋付け結合されている。偏平
管(18)は、Ｕ型でもよい。その場合、熱交換器は、単一
の管状ヘッダー(16)、又は複数の偏平管(18)の両側にあ
る２つの管状ヘッダー(16)の間に設けられた一方通行の
一直線の管を有している。このような熱交換器は、通
常、自動車内のエアコンのため、冷却液を貫流する冷却
器として用いられている。
【００２２】留め装置(10)は、管状ヘッダー(16)の周辺
部に取付けるように形成された凹面部(26)を有する第１
留め具(24)を備えている(図１〜図３)。この実施例で
は、凹面部(26)は、管状ヘッダー(16)の円周の約１／３
に相当する円弧に設けられている。凹面部(26)の内面(2
8)には、４つの突起(30)が設けられている。突起(30)
は、各々球根状をしている。突起(30)は、管状ヘッダー
(16)の壁面に設けられている。
部に取付けるように形成された凹面部(26)を有する第１
留め具(24)を備えている(図１〜図３)。この実施例で
は、凹面部(26)は、管状ヘッダー(16)の円周の約１／３
に相当する円弧に設けられている。凹面部(26)の内面(2
8)には、４つの突起(30)が設けられている。突起(30)
は、各々球根状をしている。突起(30)は、管状ヘッダー
(16)の壁面に設けられている。
【００２３】留め具(24)の凹面部(26)の一端に、２つの
保持用突出部(32)がある。この保持用突出部(32)は、図
１に示すように、留め具(24)が管状ヘッダー(16)に係合
している時に、軸(XX)に対して、おおむね径方向に向い
ている。各保持用突出部(32)には、保持用突起(34)が付
いている(図１、図３)。その目的については後述する。
保持用突出部(32)がある。この保持用突出部(32)は、図
１に示すように、留め具(24)が管状ヘッダー(16)に係合
している時に、軸(XX)に対して、おおむね径方向に向い
ている。各保持用突出部(32)には、保持用突起(34)が付
いている(図１、図３)。その目的については後述する。
【００２４】留め具(24)は、また凹面部(26)の他端に設
けられた延長部(36)を有し、そこには、別の２つの把持
用突起(38)があって、保持手段の作用をする。延長部(3
6)は、保持用突出部(32)の面とおおむね平行で、複数の
偏平管(18)の長手側面(40)に係合できるようになってい
る。把持用突起(38)は、留め具(24)の内面(42)(図３参
照)から突き出ていて、各把持用突起(38)は、軸方向の
孔(44)に形成されている。図２に示すように、把持用突
起(38)は、隣接する２つの偏平管(18)の間に挿着できる
ような大きさである。この実施例では、把持用突起(38)
の各軸は、図２に示す間隔Ｉ(すなわち隣接する２つの
偏平管(18)の距離)の２倍に相当する、図３の距離Ｄだ
け離れている。
けられた延長部(36)を有し、そこには、別の２つの把持
用突起(38)があって、保持手段の作用をする。延長部(3
6)は、保持用突出部(32)の面とおおむね平行で、複数の
偏平管(18)の長手側面(40)に係合できるようになってい
る。把持用突起(38)は、留め具(24)の内面(42)(図３参
照)から突き出ていて、各把持用突起(38)は、軸方向の
孔(44)に形成されている。図２に示すように、把持用突
起(38)は、隣接する２つの偏平管(18)の間に挿着できる
ような大きさである。この実施例では、把持用突起(38)
の各軸は、図２に示す間隔Ｉ(すなわち隣接する２つの
偏平管(18)の距離)の２倍に相当する、図３の距離Ｄだ
け離れている。
【００２５】延長部(36)の内面(42)にはまた、同じ距離
Ｄ離れている、２つの突出部(46)がある(図１〜図３)。
各突出部(46)は、熱交換器の隣接する２つの偏平管(18)
の間に、管状ヘッダー(16)の壁面を押圧して設けられて
いる。各突出部(46)は、波形スペーサー(20)の高さＨ
(図２参照)より低い、高さｈを有している。
Ｄ離れている、２つの突出部(46)がある(図１〜図３)。
各突出部(46)は、熱交換器の隣接する２つの偏平管(18)
の間に、管状ヘッダー(16)の壁面を押圧して設けられて
いる。各突出部(46)は、波形スペーサー(20)の高さＨ
(図２参照)より低い、高さｈを有している。
【００２６】留め装置はまた、図１に示すように、管状
ヘッダー(16)の反対側の周辺部に設けるように形成され
た凹面部(50)を有する、第２留め具(48)を備えている。
凹面部(50)は、第１留め具(24)の凹面部(26)と、おおむ
ね同じ円筒形をしている。その内面(52)には、球根状を
した、前述の突起(30)と同じ機能を有する、２つの突起
部(54)がある。第２留め具(48)はまた、凹面部(50)の一
端に設けられた保持用突出部(56)を備え、それには、２
つの離れたスロット(58)が、凹面部(50)と保持用突出部
(56)との接合部に設けられている。このスロット(58)の
各々は、第１留め具(24)の２つの各保持用突出部(32)を
収納するようになっており、保持用突起(34)が、２つの
留め具(24)(48)の分離を抑える。
ヘッダー(16)の反対側の周辺部に設けるように形成され
た凹面部(50)を有する、第２留め具(48)を備えている。
凹面部(50)は、第１留め具(24)の凹面部(26)と、おおむ
ね同じ円筒形をしている。その内面(52)には、球根状を
した、前述の突起(30)と同じ機能を有する、２つの突起
部(54)がある。第２留め具(48)はまた、凹面部(50)の一
端に設けられた保持用突出部(56)を備え、それには、２
つの離れたスロット(58)が、凹面部(50)と保持用突出部
(56)との接合部に設けられている。このスロット(58)の
各々は、第１留め具(24)の２つの各保持用突出部(32)を
収納するようになっており、保持用突起(34)が、２つの
留め具(24)(48)の分離を抑える。
【００２７】保持用突出部(56)は、図１に示すように、
留め装置が熱交換器に取付けられた時、管状ヘッダー(1
6)の軸(XX)に対しておおむね径方向に向いている。ま
た、３つのおおむね三角形のリブ(60)が、第２留め具(4
8)の凹面部(50)を、保持用突出部(56)に連結している。
第２留め具(48)はまた、凹面部(50)の他端に、図１に示
すように、延長部(36)に平行に、延長部(62)を有してい
る。延長部(62)は、長手側面(40)の向い側にある、管束
の長手側面(64)に係合している。２つの孔(65)が、延長
部(62)の厚さを貫通している。これらの孔(65)は、同じ
距離Ｄ離れており、把持用突起部(38)の孔(44)に対面す
る関係にある。孔(65)には、把持用突起(38)の孔(44)に
係合する２本のねじ(66)、例えば、タッピンねじを、そ
れぞれ通すようになっている。また、延長部(62)の内面
(68)には、突出部(70)がある。各突出部(70)は、第１留
め具(24)の対応する各突出部(46)と対になっている。
留め装置が熱交換器に取付けられた時、管状ヘッダー(1
6)の軸(XX)に対しておおむね径方向に向いている。ま
た、３つのおおむね三角形のリブ(60)が、第２留め具(4
8)の凹面部(50)を、保持用突出部(56)に連結している。
第２留め具(48)はまた、凹面部(50)の他端に、図１に示
すように、延長部(36)に平行に、延長部(62)を有してい
る。延長部(62)は、長手側面(40)の向い側にある、管束
の長手側面(64)に係合している。２つの孔(65)が、延長
部(62)の厚さを貫通している。これらの孔(65)は、同じ
距離Ｄ離れており、把持用突起部(38)の孔(44)に対面す
る関係にある。孔(65)には、把持用突起(38)の孔(44)に
係合する２本のねじ(66)、例えば、タッピンねじを、そ
れぞれ通すようになっている。また、延長部(62)の内面
(68)には、突出部(70)がある。各突出部(70)は、第１留
め具(24)の対応する各突出部(46)と対になっている。
【００２８】留め具(24)(48)を、管状ヘッダー(16)の周
囲に取付けるため、把持用突起(38)と突出アバットメン
ト(46)(70)は、２つの自由空間に、収容されるようにな
っている。この空間は、図２に示すように、波形スペー
サー(20)を中断して形成されている。ねじ(66)を徐々に
締め、留め装置(10)を熱交換器に動かぬように固着す
る。
囲に取付けるため、把持用突起(38)と突出アバットメン
ト(46)(70)は、２つの自由空間に、収容されるようにな
っている。この空間は、図２に示すように、波形スペー
サー(20)を中断して形成されている。ねじ(66)を徐々に
締め、留め装置(10)を熱交換器に動かぬように固着す
る。
【００２９】留め装置にはまた、止着用突出部(72)があ
る。実施例では、この止着用突出部(72)は、保持用突出
部(56)の延長である。止着用突出部(72)は、第２留め具
(48)と一体になっていて、それを支持部(14)に、適当な
方法で、固着することができる。留め具(24)(48)は、適
当なプラスチック材で成形するのが好ましい。
る。実施例では、この止着用突出部(72)は、保持用突出
部(56)の延長である。止着用突出部(72)は、第２留め具
(48)と一体になっていて、それを支持部(14)に、適当な
方法で、固着することができる。留め具(24)(48)は、適
当なプラスチック材で成形するのが好ましい。
【００３０】図５、図６は、本発明の第２実施例を示
す。この実施例では、冷却器である熱交換器(12)は、別
の熱交換器(74)に固着されるようになっている。後者
は、代表的には、冷却ラジエーターである。この２つの
熱交換器は、図１〜図４を参照して前述したのと同様な
留め装置(10)により、相互に固着されている。
す。この実施例では、冷却器である熱交換器(12)は、別
の熱交換器(74)に固着されるようになっている。後者
は、代表的には、冷却ラジエーターである。この２つの
熱交換器は、図１〜図４を参照して前述したのと同様な
留め装置(10)により、相互に固着されている。
【００３１】熱交換器(74)は、止着用突出部(72)を備
え、それは、少なくとも１つのヘッダー(78)に連結され
ている。この実施例では、ヘッダー(78)は、適当なプラ
スチック材で作られており、２つの平行な離れた突出部
(80)は、直交部(82)で連結されている。突出部(80)は、
２つの横転端部(84)を有し、それは、直交部(82)の方に
弾力的に向いていて、留め装置(10)の止着用突出部(72)
を収容する隙間(86)を形成している。この実施例では、
止着用突出部(72)は、軸心からはずれた断面を有する長
い舌の形をしている。この舌には、横方向に小さなくぼ
みがあり(図５)、そこに横転端部(84)が収納され、留め
装置(10)を、所定の位置に保持するようになっている。
え、それは、少なくとも１つのヘッダー(78)に連結され
ている。この実施例では、ヘッダー(78)は、適当なプラ
スチック材で作られており、２つの平行な離れた突出部
(80)は、直交部(82)で連結されている。突出部(80)は、
２つの横転端部(84)を有し、それは、直交部(82)の方に
弾力的に向いていて、留め装置(10)の止着用突出部(72)
を収容する隙間(86)を形成している。この実施例では、
止着用突出部(72)は、軸心からはずれた断面を有する長
い舌の形をしている。この舌には、横方向に小さなくぼ
みがあり(図５)、そこに横転端部(84)が収納され、留め
装置(10)を、所定の位置に保持するようになっている。
【００３２】図７は、熱交換器(12)を、別の熱交換器(7
4)に固着するための、本発明の第３実施例を示す。この
実施例では、図１〜図６と共通の要素には、１００番台
の同一符号を付してある。
4)に固着するための、本発明の第３実施例を示す。この
実施例では、図１〜図６と共通の要素には、１００番台
の同一符号を付してある。
【００３３】図７では、留め装置(110)には、凹面部(15
0)に取付けられている止着用突出部(172)と、第２留め
具(148)の延長部(162)がある。この実施例では、止着用
突出部(172)と、別の熱交換器(74)の管状ヘッダー(78)
は、一つの複合体になっている。第２留め具(148)と、
管状ヘッダー(78)は、一体になっており、この単一集成
体は、適当なプラスチック材で、成形するのが好まし
い。この実施例では、保持用突出部(156)は、第１留め
具(124)の保持用突出部(132)と同じく短い長さ突き出て
いる。把持用突起(138)は、第２留め具(148)の一部であ
る。
0)に取付けられている止着用突出部(172)と、第２留め
具(148)の延長部(162)がある。この実施例では、止着用
突出部(172)と、別の熱交換器(74)の管状ヘッダー(78)
は、一つの複合体になっている。第２留め具(148)と、
管状ヘッダー(78)は、一体になっており、この単一集成
体は、適当なプラスチック材で、成形するのが好まし
い。この実施例では、保持用突出部(156)は、第１留め
具(124)の保持用突出部(132)と同じく短い長さ突き出て
いる。把持用突起(138)は、第２留め具(148)の一部であ
る。
【００３４】図８〜図１０は、熱交換器(12)を、別の熱
交換器(74)に固着するための、本発明の第４実施例を示
す。この実施例では、熱交換器(12)は、別の熱交換器(7
4)の交差部(90)に固着されている。交差部(90)は、Ｕ形
で、底部(92)と２つの突き出たフランジ(94)からなる。
交換器(74)に固着するための、本発明の第４実施例を示
す。この実施例では、熱交換器(12)は、別の熱交換器(7
4)の交差部(90)に固着されている。交差部(90)は、Ｕ形
で、底部(92)と２つの突き出たフランジ(94)からなる。
【００３５】図１〜図４と共通の図８〜図１０における
要素には、２００番台の同一符号を付してある。
要素には、２００番台の同一符号を付してある。
【００３６】熱交換器(12)は、交差部(90)のフランジ(9
4)の１つに取付けられている少なくとも１つの留め装置
(210)により固着されている。この実施例では、第１留
め具(224)は、第１留め具(24)と同じであり、第２留め
具(248)には、直角に曲った舌の形をした、孔(295)を有
する止着用突出部(272)がある。孔(295)は、フランジ(9
4)の１つに設けられた別の孔(296)と並列している。孔
(295)(296)に、ねじ(297)を通しナット(298)を締めて、
止着用突出部(272)は、フランジ(94)に固着されてい
る。
4)の１つに取付けられている少なくとも１つの留め装置
(210)により固着されている。この実施例では、第１留
め具(224)は、第１留め具(24)と同じであり、第２留め
具(248)には、直角に曲った舌の形をした、孔(295)を有
する止着用突出部(272)がある。孔(295)は、フランジ(9
4)の１つに設けられた別の孔(296)と並列している。孔
(295)(296)に、ねじ(297)を通しナット(298)を締めて、
止着用突出部(272)は、フランジ(94)に固着されてい
る。
【００３７】図１１、図１２は、熱交換器(12)を、別の
熱交換器(74)の交差部(90)に固着するための、本発明の
第５実施例を示す。図１〜図４と共通の図１１、図１２
の各要素には、３００番台の同一符号を付してある。
熱交換器(74)の交差部(90)に固着するための、本発明の
第５実施例を示す。図１〜図４と共通の図１１、図１２
の各要素には、３００番台の同一符号を付してある。
【００３８】図１１、図１２の留め装置(310)は、凹面
部(326)、２つの保持用突出部(332)、及び延長部(336)
を有する第１留め具(324)を備えている。第２留め具(34
8)は、凹面部(350)、保持用突出部(356)、及び延長部(3
62)を有している。前述の実施例とは対照的に、延長部
(336)(362)は、把持手段(38)(66)のような把持手段も、
突出部(46)(70)のような突出部を有しない。この実施例
では、保持用突出部(356)(332)は、管束に設けられた適
当な空間内に嵌合するようになっている。従って延長部
(336)(362)は、管束の外部にある。
部(326)、２つの保持用突出部(332)、及び延長部(336)
を有する第１留め具(324)を備えている。第２留め具(34
8)は、凹面部(350)、保持用突出部(356)、及び延長部(3
62)を有している。前述の実施例とは対照的に、延長部
(336)(362)は、把持手段(38)(66)のような把持手段も、
突出部(46)(70)のような突出部を有しない。この実施例
では、保持用突出部(356)(332)は、管束に設けられた適
当な空間内に嵌合するようになっている。従って延長部
(336)(362)は、管束の外部にある。
【００３９】この実施例では、第１留め具(324)の延長
部(336)は、Ｕ型に曲っている止着用突出部(372)にまで
伸びて、ナット(339)と一体になっている。このＵ形、
又は２重に曲っている止着用突出部(372)は、交差部(9
0)の突き出たフランジ(94)の１つに嵌合している。延長
部(362)は、９０度曲っており、３つのおおむね三角形
のリブ(363)により強化されている。延長部(362)、Ｕ形
止着用突出部(372)、及びフランジ(94)にそれぞれ設け
た孔に、ねじ(365)を貫通し、ナット(339)で締め付けて
いる。
部(336)は、Ｕ型に曲っている止着用突出部(372)にまで
伸びて、ナット(339)と一体になっている。このＵ形、
又は２重に曲っている止着用突出部(372)は、交差部(9
0)の突き出たフランジ(94)の１つに嵌合している。延長
部(362)は、９０度曲っており、３つのおおむね三角形
のリブ(363)により強化されている。延長部(362)、Ｕ形
止着用突出部(372)、及びフランジ(94)にそれぞれ設け
た孔に、ねじ(365)を貫通し、ナット(339)で締め付けて
いる。
【００４０】前述の各種実施例のうち、少なくとも２
つ、好ましくは４つの留め装置が、熱交換器を支持部に
固着するために用いられる。全ての場合、支持部を構成
する２つの要素は、強化プラスチックで成形するのが好
ましい。
つ、好ましくは４つの留め装置が、熱交換器を支持部に
固着するために用いられる。全ての場合、支持部を構成
する２つの要素は、強化プラスチックで成形するのが好
ましい。
【００４１】
【発明の効果】この装置は、熱交換器の管束に重大な変
更を加えなくても、ヘッダーに容易に取付けられる。ま
た留め装置自身か熱交換器を交換する時、容易に除去で
きる。
更を加えなくても、ヘッダーに容易に取付けられる。ま
た留め装置自身か熱交換器を交換する時、容易に除去で
きる。
【図１】本発明の第１実施例の部分断面平面図で、偏平
管を有する熱交換器のヘッダーに取り付けた留め装置を
示す。
管を有する熱交換器のヘッダーに取り付けた留め装置を
示す。
【図２】図１の切断面ＩＩ−ＩＩの部分断面側面図であ
る。
る。
【図３】本発明の部分拡大正面図で、図１の第１留め具
を示す。
を示す。
【図４】本発明の部分拡大正面図で、図１の第２留め具
を示す。
を示す。
【図５】本発明の第２実施例の平面図で、別の熱交換器
に留める熱交換器の留め装置を示す。
に留める熱交換器の留め装置を示す。
【図６】図５の切断面ＶＩ−ＶＩの部分断面図である。
【図７】本発明の第３実施例の平面図で、別の熱交換器
に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の留め装置を
示す。
に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の留め装置を
示す。
【図８】本発明の第４実施例の平面図で、別の熱交換器
の交差部に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の留
め装置を示す。
の交差部に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の留
め装置を示す。
【図９】図８の切断面ＩＸ−ＩＸの断面図である。
【図１０】図８の切断面Ｘ−Ｘの断面図である。
【図１１】本発明の第５実施例の平面図で、別の熱交換
器の交差部に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の
留め装置を示す。
器の交差部に留める、管状ヘッダーを有する熱交換器の
留め装置を示す。
【図１２】図１１の切断面ＸＩＩ−ＸＩＩの断面図であ
る。
る。
１０ 留め装置 １２ 熱交換器 １４ 支持部 １６ 管状ヘッダ
ー １８ 偏平管 ２０ 波形スペー
サー ２４ 第１留め具 ２６ 凹面部 ２８ 内面 ３０ 突起 ３２ 保持用突出部 ３４ 保持用突起 ３６ 延長部 ３８ 把持用突起 ４０ 長手側面 ４２ 内面 ４４ 孔 ４６ 突出部 ４８ 第２留め具 ５０ 凹面部 ５２ 内面 ５４ 突起 ５６ 保持用突出部 ５８ スロット ６０ リブ ６２ 延長部 ６４ 長手側面 ６５ 孔 ６６ ねじ ６８ 内面 ７０ 突出部 ７２ 止着用突出
部 ７４ 熱交換器 ７８ 管状ヘッダ
ー ８０ 突出部 ８４ 横転端部 ８６ 隙間 ８８ 小さなくぼ
み ９０ 交差部 ９２ 底部 ９４ フランジ ２９５ 孔 ２９６ 孔 ２９７ ねじ ２９８ ナット
ー １８ 偏平管 ２０ 波形スペー
サー ２４ 第１留め具 ２６ 凹面部 ２８ 内面 ３０ 突起 ３２ 保持用突出部 ３４ 保持用突起 ３６ 延長部 ３８ 把持用突起 ４０ 長手側面 ４２ 内面 ４４ 孔 ４６ 突出部 ４８ 第２留め具 ５０ 凹面部 ５２ 内面 ５４ 突起 ５６ 保持用突出部 ５８ スロット ６０ リブ ６２ 延長部 ６４ 長手側面 ６５ 孔 ６６ ねじ ６８ 内面 ７０ 突出部 ７２ 止着用突出
部 ７４ 熱交換器 ７８ 管状ヘッダ
ー ８０ 突出部 ８４ 横転端部 ８６ 隙間 ８８ 小さなくぼ
み ９０ 交差部 ９２ 底部 ９４ フランジ ２９５ 孔 ２９６ 孔 ２９７ ねじ ２９８ ナット
Claims (11)
- 【請求項１】 少なくとも１つの管状ヘッダーと管束を
備える熱交換器を、支持部に固着するための留め装置に
おいて、下記のものを備えていることを特徴とする熱交
換器を支持部に固着するための留め装置。 (イ) ヘッダー(16)の周辺部に、後記凹面部の一端に設
けた保持用突出部(32)(132)(232)(332)によって取付け
られるようになっている凹面部(26)(126)(226)(326)、
及び凹面部の他端に設けられ、把持手段(38)(66)(138)
(166)(238)(266)(365)(339)を有する延長部(36)(136)(2
36)(336)を備えている第１留め具(24)(124)(224)(32
4)。 (ロ) ヘッダー(16)の対面の周辺部に取付けられるよう
になっている凹面部(50)(150)(250)(350)、前記凹面部
の一端に設けられ、前記第１留め具の保持用突出部を挿
入するための、少なくとも１つのスロット(58)(158)(25
8)(358)を有する保持用突出部(56)(156)(256)(356)、及
び前記凹面部の他端に設けられ、第１留め具と第２留め
具のそれぞれの延長部を結合するため、第１留め具の把
持手段と協動するようになっている把持手段(66)(166)
(266)(366)を有する延長部(62)(162)(262)(362)を備え
ている第２留め具(48)(148)(248)(348)。 (ハ) 第１留め具又は第２留め具と一体となし、前記支
持部(14)に連結しうるようになっている止着用突出部(7
2)(172)(272)(372)。 - 【請求項２】 止着用突出部(72)が、第２留め具(48)の
保持用突出部(56)の延長部であることを特徴とする請求
項１記載の熱交換器を支持部に固着するための留め装
置。 - 【請求項３】 止着用突出部(72)が、支持部(78)の隙間
(86)に強制的に嵌合しうるようになっている舌状部であ
ることを特徴とする請求項２記載の熱交換器を支持部に
固着するための留め装置。 - 【請求項４】 止着用突出部(172)が、第２留め具(148)
の前記凹面部(150)と延長部(162)に取付けられているこ
とを特徴とする請求項１記載の熱交換器を支持部に固着
するための留め装置。 - 【請求項５】 止着用突出部(172)が、別の熱交換器(7
4)のヘッダー(78)と一体になっていることを特徴とする
請求項４記載の熱交換器を支持部に固着するための留め
装置。 - 【請求項６】 止着用突出部(272)が、クランク状に曲
った舌の形をしており、それは、舌状部を前記支持部
に、ねじ(297)とナット(298)で固着させるための孔(29
5)を有し、支持部は、例えば、別の熱交換器(74)の交差
部(90)であることを特徴とする請求項２記載の熱交換器
を支持部に固着するための留め装置。 - 【請求項７】 前記把持手段が、前記第１留め具又は第
２留め具の延長部(36)(136)(236)に、同軸の孔を有す
る、少なくとも１つの把持用突起部(38)(138)(238)を備
え、ねじ(66)(166)(266)を、対応する把持用突起部の軸
孔に係合するように、第２留め具又は第１留め具の延長
部(62)(162)(262)に貫通させるようにしたことを特徴と
する請求項１〜６のいずれかに記載の熱交換器を支持部
に固着するための留め装置。 - 【請求項８】 前記第１留め具の延長部(36)(136)(236)
と第２留め具の延長部(62)(162)(262)が、相互に向かい
合う内面を有し、少なくとも１つの突出部(46)(70)(14
6)(170)(246)(270)が、前記内面から突き出ており、熱
交換器の隣接する偏平管(18)の間に挿着されるようにな
っていることを特徴とする請求項１〜７のいずれかに記
載の熱交換器を支持部に固着するための留め装置。 - 【請求項９】 第１留め具(324)の延長部(336)が、逆Ｕ
形の止着用突出部(372)を備え、それは、ナット(339)を
有し、前記支持部の突き出たフランジ(94)に嵌合するよ
うになっており、かつ第２留め具(348)の延長部(362)
は、逆Ｕ形の止着用突出部と当接するようにクランク形
に曲った突出部であり、前記把持手段は、クランク形突
出部と逆Ｕ形止着用突出部とを貫通するねじ(365)と、
それに協動する前記ナット(339)を有することを特徴と
する請求項１記載の熱交換器を支持部に固着するための
留め装置。 - 【請求項１０】 保持用突出部(32)が、保持用突起部(3
4)を備えていることを特徴とする請求項１〜９のいずれ
かに記載の熱交換器を支持部に固着するための留め装
置。 - 【請求項１１】 前記各留め具が、プラスチック材で成
形されていることを特徴とする請求項１〜１０のいずれ
かに記載の熱交換器を支持部に固着するための留め装
置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9204709 | 1992-04-16 | ||
| FR9204709A FR2690234B1 (fr) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | Dispositif pour la fixation d'un echangeur de chaleur a boite collectrice tubulaire. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117793A true JPH06117793A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=9428949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5089572A Pending JPH06117793A (ja) | 1992-04-16 | 1993-04-16 | 熱交換器を支持部に固着するための留め装置 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5429181A (ja) |
| EP (1) | EP0566473B1 (ja) |
| JP (1) | JPH06117793A (ja) |
| KR (1) | KR930022050A (ja) |
| BR (1) | BR9301535A (ja) |
| DE (1) | DE69300045T2 (ja) |
| ES (1) | ES2069447T3 (ja) |
| FR (1) | FR2690234B1 (ja) |
| MX (1) | MX9302249A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101345875B1 (ko) * | 2011-09-28 | 2013-12-30 | 갑을오토텍(주) | 열교환기 및 이의 제조방법 |
Families Citing this family (23)
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