JPH06117323A - スロットル全閉検出装置 - Google Patents

スロットル全閉検出装置

Info

Publication number
JPH06117323A
JPH06117323A JP4262403A JP26240392A JPH06117323A JP H06117323 A JPH06117323 A JP H06117323A JP 4262403 A JP4262403 A JP 4262403A JP 26240392 A JP26240392 A JP 26240392A JP H06117323 A JPH06117323 A JP H06117323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
throttle
stored
minimum value
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4262403A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3634872B2 (ja
Inventor
Hachiro Sasakura
八郎 笹倉
Yoshihiro Okuda
義弘 奥田
Noboru Takagi
登 高木
Akito Oonishi
明渡 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, NipponDenso Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP26240392A priority Critical patent/JP3634872B2/ja
Priority to US08/124,536 priority patent/US5473936A/en
Publication of JPH06117323A publication Critical patent/JPH06117323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3634872B2 publication Critical patent/JP3634872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2474Characteristics of sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D11/106Detection of demand or actuation
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/26Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
    • F02D41/28Interface circuits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2250/00Engine control related to specific problems or objectives
    • F02D2250/16End position calibration, i.e. calculation or measurement of actuator end positions, e.g. for throttle or its driving actuator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/24Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
    • F02D41/2406Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
    • F02D41/2425Particular ways of programming the data
    • F02D41/2429Methods of calibrating or learning
    • F02D41/2451Methods of calibrating or learning characterised by what is learned or calibrated
    • F02D41/2464Characteristics of actuators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、スロットル弁の全閉状態を判別す
るスロットルセンサ電圧の最小値を学習更新し、特に温
度変化に対しても確実に対応できるようなスロットル全
閉状態が検出できるようにすることを目的としている。 【構成】タイマールーチンにおいて、ステップ301 でス
ロットルセンサ出力をAD変換し、ステップ302 でこれ
を記憶すると共に、ステップ303 で汎用レジスタAr に
これを記憶する。ステップ304 ではコンペアレジスタC
r に全閉角が記憶されるもので、ステップ305 でAr と
Cr の内容が比較され、Cr >Ar のときにAr のスロ
ットルAD値を全閉角として記憶し、最小スロットル開
度が全閉角として第1の記憶更新が行われる。また、こ
のタイマールーチンより充分に大きな周期で、前記全閉
角記憶値に対して特定される値を加算する第2の更新を
行って、その後前記第1の更新が待機されるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車用内燃
機関の電子制御システムにおいて使用され、アイドル運
転状態の検出やスロットル開度情報の算出基準として用
いられるスロットル全閉検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関において例えば燃料噴射量や点
火時期等を算出するために、スロットル弁の開度を検出
する必要があり、このスロットル開度を検出する機構と
してスロットル開度検出機構が用いられる。また、特に
アクセルペダルを解放した場合に対応するスロットル弁
の全閉状態をも検出する必要がある。
【0003】図9はこの様なスロットル弁の動作状態を
検出するスロットル開度検出機構の構成例を示すもの
で、吸気管内に設置されるスロットル弁と直結されるス
ロットル軸11を備えるもので、このスロットル軸11はハ
ウジング12に対して回転自在に取り付けられ、スロット
ル弁の動作と共に回転される。このスロットル11には摺
動子131 、132 が所定の相対角度を保って固定的に取り
付けられるもので、ハウジング12の摺動子131 に対向す
る面に円弧状にした印刷抵抗体14が設けられている。そ
して、この抵抗体14の両端はそれぞれ定電圧電源および
接地端子に接続され、抵抗体14に対する摺動子131 の接
触位置に対応した、すなわちスロットル弁の開度位置に
対応した比例分割電圧が、スロットル弁開度電圧として
出力されるようになる。
【0004】この様に構成されるスロットル開度検出機
構においては、スロットル弁が全閉状態となったとき
に、検出出力電圧が最小となるものであり、この最小値
電圧をスロットル全閉位置として記憶し、このスロット
ル全閉位置に対応する最小電圧値を基点として、この検
出機構からの検出電圧に基づいてスロットル開度が検出
されるようにしている。
【0005】しかし、この様に構成されるスロットル開
度検出機構において、分割電圧を検出する抵抗体14等を
保持するハウジング12を吸気管ボディに組み付けた状態
において、温度変化によりこの機構の構成部材の材質毎
に線膨脹係数が異なるため、同じスロットル開度であっ
ても微小な電圧変化を生ずる。このため、例えば内燃機
関の起動時等の低温の状態においてスロットル開度の最
小値を記憶した後、内燃機関の動作に伴って温度上昇し
た状態では、スロットル弁の同じ全閉状態において、ス
ロットル開度検出機構からの出力電圧が例えば大きい側
にずれる。
【0006】したがって、この様な場合に低温時におけ
るスロットル全閉電圧を基点としてスロットル開度を判
定するようにすると、スロットル弁か実際には全閉位置
に設定されているにもかかわらず、スロットル開度検出
機構からの検出電圧が低温時の全閉電圧よりも高い電圧
となり、スロットル弁が全閉状態ではないと判定される
ようになる。すなわち、スロットル弁全閉にもかかわら
ずアイドル・オフと判定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な点に鑑みなされたもので、スロットル開度検出機構の
組み付け状況や材質の相違による線膨脹係数の差異によ
る影響が確実に吸収されて、スロットル弁の全閉位置が
正確に学習記憶されるようにして、スロットル開度が常
に確実に検知することができて信頼性の高い内燃機関の
電子的な制御が実行されるようにするスロットル全閉検
出装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスロット
ル全閉検出装置は、スロットル弁の開度に応じた電圧信
号を発生するスロットル開度検出手段からの検出信号に
基づいて、最小値記憶手段においてスロットル電圧の最
小値を検出し記憶する。この最小値記憶手段において
は、前記スロットル電圧の最小値検出電圧が前記記憶手
段に記憶された最小値より小さい値のときにこの最小値
を記憶値として更新する第1の更新手段、さらに所定時
間毎に前記最小値記憶手段に記憶された最小値を所定値
だけ大きい値の更新する第2の更新手段を備え、前記ス
ロットル開度検出手段からの検出信号が前記記憶された
最小電圧値とされた状態で、前記スロットル弁の全閉位
置であることが認識されるようにしている。
【0009】
【作用】この様に構成されるスロットル全閉検出装置に
あっては、第1の更新手段においてスロットル開度検出
機構からの検出電圧が最小値を更新する毎に、その最小
値がスロットル全閉位置に対応する基点情報として記憶
される。したがって、最新のスロットル全閉に対応する
基点電圧が学習設定されるもので、これを基点としたス
ロットル開度が常に正確に求められる。また、第2の更
新手段によって最小値記憶手段に記憶された最小値を所
定値だけ大きい値に更新しているものであるため、例え
ば機関温度等に対応してスロットル弁の全閉時の最小電
圧値が大きくなっていたとしても、この第2の更新手段
によって最小値記憶手段における記憶電圧値が、実際に
検出機構で検出される最小電圧値よりも高い値に設定さ
れ、最小値記憶手段に記憶された電圧値が、最新に検出
された最小電圧値に確実に書き替えられるようになっ
て、スロットル全閉が安定して検出される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は自動車に搭載されるエンジン21の制御
機構を示しているもので、エンジン21の各気筒には吸気
管22を介してエアフィルタ23からの吸入空気が供給され
るもので、燃料噴射弁24で噴射された燃料がこの吸入空
気と共にエンジン21の各気筒に供給される。
【0011】この場合、吸気管22には図示しないアクセ
ルペダルの踏み込み操作量に対応して駆動されるスロッ
トル弁25が設けられ、このスロットル弁25の開度に対応
した量の吸入空気が、エンジン21に対して供給される。
【0012】このスロットル弁25には、スロットルセン
サ26が設けられるもので、このスロットルセンサ26は例
えば図9で示したように構成されて、スロットル弁25の
開度に対応した電圧信号が制御回路27に供給されるよう
にする。また、吸気管22は吸入空気量センサ28が設けら
れと共に、エンジン21には冷却水温センサ29および回転
センサ30、さらに気筒判別センサ31が設けられて、これ
らセンサ28〜31それぞれから検出信号が制御回路27に入
力され、この制御回路27にはさらに車速センサ32からの
車速検出信号も適宜供給される。
【0013】そして、制御回路27ではこれらの入力信号
に基づいて、エンジン21の運転状況を判別し、その運転
状況に対応した適性燃料噴射量を算出し、この燃料噴射
量に対応して燃料噴射弁24の開弁時間を制御している。
【0014】図2は例えば図9で示したように構成され
るスロットルセンサ26部の等価回路を示すもので、抵抗
体14に対する摺動子131 の接触位置に対応して得られる
電圧信号は、AD変換器35においてディジタルデータに
変換され、制御回路27を構成する演算処理装置271 に対
して入力される。
【0015】図3はスロットル弁25の開度に対するスロ
ットセンサ26からの出力電圧特性を示すもので、このス
ロットルセンサ26の有効角度範囲をスロットル軸11の動
作角度範囲よりも大きくしてある。そして、スロットル
軸11の全閉角度において全出力電圧に対して所定%とな
るように調整して、このセンサ26がスロットルボディに
対して実装されるようにしている。
【0016】図4はスロットルセンサ26のスロットル軸
11が全閉角度位置に保持され、温度変化した場合のスロ
ットルセンサ26の出力電圧特性を示すもので、スロット
ルセンサ26を構成する摺動子の形状や材質の線膨脹係数
による位置ずれにより、スロットル軸11の開度に無関係
な変化によって、出力電圧が開き側の値を示すようにな
る。
【0017】制御回路27においては、タイマールーチン
によって所定時間周期毎にスロットルセンサ26からの出
力電圧をディジタル変換して取り込み、最新のスロット
ル開度情報を得るようになるもので、このスロットルセ
ンサ26からの出力電圧を、全閉角に対応する最小電圧値
を記憶する最小値記憶手段の記憶値と比較し、このスロ
ットルセンサ26からの最新の検出電圧値が記憶値よりも
小さいときにのみ、最小値記憶手段における記憶値を、
この最新最小値に書き替え更新するようにしている。
【0018】ここで、この様なスロットルセンサ26から
の読取りに対応するAD変換周期よりも大幅に大きい所
定の周期毎に、1度だけ最小値記憶手段の記憶最小値に
対して所定の値を無条件に加算し、開き側の値の更新す
る。
【0019】エンジンの始動時においては低温状態であ
るためスロットルセンサ26の出力は小さい値を示すの
で、この時点における最小値が記憶される。しかしなが
ら、エンジンの暖機に伴い温度が上昇すると、スロット
ルセンサ26の全閉角位置の出力が大きい方に変化し、低
温時の最小電圧値を基点としたのではスロットル弁25の
全閉にもかかわらず記憶最小値よりも大きい検出電圧が
出力され、スロットル弁25が若干開いているものと判断
してしまう。
【0020】しかし、エンジン21の温度変化に相当する
ゆっくりした時間間隔で、最小値記憶手段で記憶された
最小値をスロットル弁の開き側に更新すると、エンジン
21の暖機後におけるスロットルセンサ26からの出力電圧
の最小値が、この更新後において記憶最小値よりも小さ
くなり、実質的に図4で示した温度特性がキャンセルさ
れるようになって、スロットル全閉角のセンサ26出力と
記憶最小値が一致して確実にスロットル全閉が検出でき
る。
【0021】ここで、エンジン21の冷却水温の上昇とス
ロットルセンサ26部の温度上昇はほぼ等価と考えられる
ので、冷却水温が所定値変化する毎に、センサ出力の温
度特性誤差分を最小記憶値より大きい方に更新すること
で、スロットル全閉角時のセンサ出力と記憶値を一致さ
せることができる。
【0022】エンジン21の温度上昇が停止したとき、あ
るいはセンサ26の摺動子が逆方向に組み付けられて温度
特性が逆の勾配となったときにおいても、最小値への更
新頻度がAD変換周期毎と多いものであるため、大きな
周期で加算された値はすぐに最小値側に更新される。
【0023】図5は制御回路27において実行されるイニ
シャライズルーチンを示すもので、電源投入時にRAM
に記憶されている値が不安定となる虞があるため、ステ
ップ101 において全てのRAMをクリアするかあるいは
所定の初期値に設定する。またステップ102 においてス
タータオンの履歴フラグXSTAONをクリアし、ステ
ップ103 でスロットル全閉角記憶RAMの値を、全閉角
公差最大値より大きい初期値の定数FIAに設定する。
さらにステップ104 においてアイドルOFF 判定オフセッ
ト角記憶RAMの記憶値を、OFF 判定オフセット角の大
きい方の定数FOFASLに設定する。
【0024】すなわち、このイニシャライズルーチンに
おいてアイドルOFF を判定するスロットル開度の値とし
て通常より大きい値が初期設定されるもので、エンジン
を始動するときのノイズやスロットルセンサ26に加わる
振動で異常な値を瞬時のみ発生した場合に誤ってアイド
ルOFF と判定されるのを防止している。そして、通常運
転状態となったときには、通常の全閉角記憶値に所定値
を加えた角度相当で最小値を判定更新し、スロットル全
閉が判定されるようになる。
【0025】図6はアイドル判定ルーチンを示している
もので、ステップ201 でスタータがオンされたか否かを
判定する。スタータがオンされないと判定されたときは
ステップ202 で過去にスタータがオンとされたときがあ
ることを示す履歴フラグXSTAONが“1”であるか
否かを判定し、過去にスタータがオンされたことがある
と判定されたときはステップ203 に進んで、そのときの
エンジン回転数Ne を設定値FFIXと比較し、Ne が
FFIXより大きいと判定されたときは、ステップ204
でアイドルOFF 判定オフセット角記憶RAMの値を、OF
F 角判定角の小さい方の定数FOFASに設定する。そ
の後、ステップ205 でそのときのスロットル弁25の開度
検出値のAD変換値を汎用レジスタAr に設定する。
【0026】ステップ201 でスタータオンが確認された
ならば、ステップ206 に進んで履歴フラグXSTAON
を“1”に設定し、ステップ205 に進む。またステップ
202でXSTAONが“0”であると判定されたとき、
およびステップ203 で回転数Ne がFFIXより小さい
と判定されたときもステップ205 に進む。
【0027】ステップ207 では、コンペアレジスタCr
に全閉記憶RAMの記憶値にオフセット記憶RAMの記
憶値を加算した値を設定し、ステップ208 でAr とCr
の値を比較する。そして、Ar がCr より大きいと判定
されたときは、ステップ209に進んでアイドルOFF フラ
グを設定し、Ar がCr より小さいと判定されたとき
は、ステップ210 に進んでアイドルONフラグを設定して
アイドル運転状態と判定する。
【0028】図7は例えばAD変換周期に対応して実行
されるタイマールーチンを示すもので、ステップ301 で
スロットルセンサ26からの出力電圧をAD変換してディ
ジタルデータとし、ステップ302 でこのAD変換値を現
スロットル開度の記憶RAMに記憶する。
【0029】ステップ303 では汎用レジスタAr に対し
てスロットルセンサ出力のAD値を設定し、ステップ30
4 ではコンペアレジスタCr に全閉角記憶RAMの値を
設定するもので、ステップ305 でこのAr の値とCr の
値を比較する。そして、現スロットル開度のAD値がC
r の値よりも小さいと判定された場合、すなわち全閉記
憶RAMに記憶された最小値よりも現在のスロットルセ
ンサ出力のAD値が小さいと判定されたときには、ステ
ップ306 で全閉記憶RAMの値に、このときのスロット
ルセンサ出力のAD値を、全閉に対応する最小値として
記憶し、最小値の第1の更新を行う。
【0030】この様なタイマールーチンが実行される毎
に、図8(A)で示すステップ401において周期タイマ
ーに対して“1”が加算され、ステップ402 でこの周期
タイマーの値と、タイマールーチンより充分に大きな周
期に対応する一定時間との比較が行われる。そして、周
期タイマーの値がこの設定された一定時間を越えたと判
断されたときに、ステップ403 において周期タイマーを
クリアするとと共に、ステップ404 で全閉角記憶RAM
の記憶値、すなわち更新されてきた最小値に対して所定
値“X”を加算して記憶し、第2の更新が行われる。
【0031】この様な第2の更新は前述したように水温
に基づき行うようにしてもよいもので、この場合は
(B)図で示すようにステップ411 において水温センサ
29からの出力電圧をAD変換してディジタルデータとす
る。そして、このAD値をステップ412 で冷却水温の記
憶RAMに対して記憶設定する。また、ステップ413 で
冷却水温更新時の記憶RAMにこのAD値を設定する。
【0032】そして、ステップ421 において水温記憶R
AMの記憶値と、水温のRAM値更新時の記憶値THA
DOに所定値Yを加算した値と比較し、その加算値より
大きいと判定されたときにはステップ422 で現在のTH
ADOを所定値Yを加算した値を新たなTHADOとす
ると共に、ステップ423 で全閉角記憶RAMの値をそれ
までの全閉角記憶RAMの記憶値に対して所定値Xを加
算した値に更新する第2の更新手段を実行する。
【0033】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係るスロットル
全閉検出装置によれば、スロットル開度検出機構からの
検出信号の最小値を更新記憶することによって常にスロ
ットル全閉の値が更新されるものであり、精度の高いス
ロットル全閉検出が行われて、このスロットル全閉検出
値を起点としてスロットル開度が高精度に求められるよ
うになる。また、特定される大きい周期に対応してスロ
ットル全閉記憶値が所定値だけ大きい値に更新されるも
のであるため、例えば温度変化に伴ってスロットル検出
機構部からの検出信号に変化が生じても、この変化分が
確実にキャンセルされて、最新の全閉判定値とされる最
小値が更新記憶されるようになり、信頼性の高いスロッ
トル全閉検出が実行され、スロットル開度検出に伴う燃
料噴射制御等が高精度に実行されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るスロットル開度検出
に伴うエンジンの制御系統を説明する構成図。
【図2】スロットル開度検出機構部の等価回路を説明す
る図。
【図3】スロットルセンサの動作範囲を説明する図。
【図4】スロットルセンサの温度特性を説明する図。
【図5】この発明に係るスロットル全閉検出のイニシャ
ライズルーチンを説明するフローチャート。
【図6】同じくアイドル判定ルーチンを説明するフロー
チャート。
【図7】同じくタイマールーチンを説明するフローチャ
ート。
【図8】(A)および(B)はそれぞれ第2の更新を行
うリセットルーチンを説明するフローチャート。
【図9】スロットル開度検出機構を説明する構成図。
【符号の説明】
11…スロットル軸、131 、132 …摺動子、14…印刷抵抗
体、21…エンジン、22…吸気管、24…燃料噴射弁、25…
スロットル弁、26…スロットルセンサ、27…制御回路、
28…吸入空気量センサ、29…水温センサ、30…回転セン
サ、31…気筒判別センサ、32…車速センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 登 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大西 明渡 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットル弁の開度に応じた電圧信号を
    発生するスロットル開度検出手段と、 このスロットル開度検出手段からの検出信号に基づい
    て、そのスロットル電圧の最小値を検出し記憶する最小
    値記憶手段と、 前記スロットル電圧の最小値検出電圧が前記記憶手段に
    記憶された最小値より小さい値のときに、この最小値に
    前記記憶手段の記憶値を更新する第1の更新手段と、 所定時間毎に前記最小値記憶手段に記憶された最小値を
    所定値だけ大きい値の更新する第2の更新手段とを具備
    し、 前記スロットル開度検出手段からの検出信号が前記最小
    値記憶手段に記憶された最小電圧値とされた状態で、前
    記スロットル弁の全閉位置であることが認識されるよう
    にしたことを特徴とするスロットル全閉検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の更新手段の実行される所定時
    間は内燃機関の温度上昇に関するパラメータによって決
    定され、前記内燃機関の冷却水温の所定量変化毎に所定
    値だけ大きい値に更新されるようにしたことを特徴とす
    る請求項1のスロットル全閉検出装置。
  3. 【請求項3】 電源投入直後において、前記前記スロッ
    トル電圧の最小値の記憶値が安定されるまでの間、アイ
    ドル状態のオフ角の判定値の初期値として予め設定され
    る大きな値とし、一旦所定の運転状態を履歴した後に、
    前記最小値記憶手段で記憶された最小値をスロットル弁
    開度の全閉位置電圧とするようにしたことを特徴とする
    請求項1のスロットル全閉検出装置。
JP26240392A 1992-09-30 1992-09-30 スロットル全閉検出装置 Expired - Fee Related JP3634872B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26240392A JP3634872B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スロットル全閉検出装置
US08/124,536 US5473936A (en) 1992-09-30 1993-09-22 Throttle full-closure detecting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26240392A JP3634872B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スロットル全閉検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06117323A true JPH06117323A (ja) 1994-04-26
JP3634872B2 JP3634872B2 (ja) 2005-03-30

Family

ID=17375297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26240392A Expired - Fee Related JP3634872B2 (ja) 1992-09-30 1992-09-30 スロットル全閉検出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5473936A (ja)
JP (1) JP3634872B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3393741B2 (ja) * 1995-08-23 2003-04-07 三菱電機株式会社 エンジンのスロットル開度検出装置
US6588260B1 (en) * 2000-10-24 2003-07-08 Visteon Global Technologies, Inc. Electronic throttle disable control test system
US6751567B2 (en) * 2001-11-26 2004-06-15 Ford Global Technologies, Llc Electronic throttle plate index position determination for improved airflow correlation over various temperature conditions
JP4259570B2 (ja) * 2006-11-13 2009-04-30 トヨタ自動車株式会社 バルブの異常判定装置、異常判定方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
EP2058489B1 (en) * 2007-11-07 2016-07-27 Keihin Corporation Control system for internal combustion engine
JP5495442B2 (ja) * 2010-08-24 2014-05-21 本田技研工業株式会社 エンジン制御装置
US10323597B2 (en) * 2016-02-25 2019-06-18 Kohler Co. Electronic fuel injection system and method for engines

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105639A (en) * 1977-02-25 1978-09-13 Hitachi Ltd Electronic advance angle system for internal combustion engine
JPS56107926A (en) * 1980-01-31 1981-08-27 Nissan Motor Co Ltd Device for detecting entire closing of throttle valve of internal conbustion engine
JPS58122326A (ja) * 1982-01-14 1983-07-21 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの絞り弁アイドル開度検出方法
JPS60249630A (ja) * 1984-05-25 1985-12-10 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンのスロツトル弁全閉開度検出方法
DE3445983A1 (de) * 1984-12-17 1986-06-19 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Verfahren zur erfassung einer extremwertposition eines beweglichen teiles
JP2537202B2 (ja) * 1986-07-07 1996-09-25 株式会社東芝 半導体装置
JP2525412B2 (ja) * 1987-06-11 1996-08-21 マツダ株式会社 エンジンのスロットル弁開度検出装置
GB2222702B (en) * 1988-07-25 1993-03-10 Nissan Motor Wheel slippage suppresive throttle control system for automotive internal combustion engine
JPH0245014A (ja) * 1988-08-03 1990-02-15 Japan Air Curtain Corp 空気清浄機能付つい立て
JPH081148B2 (ja) * 1988-11-30 1996-01-10 富士重工業株式会社 エンジンのスロットル弁全閉状態検出装置
JP2836920B2 (ja) * 1990-06-11 1998-12-14 ジャトコ株式会社 スロットル信号処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3634872B2 (ja) 2005-03-30
US5473936A (en) 1995-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4590563A (en) Method and apparatus for controlling internal combustion engine
JPS6315467B2 (ja)
US4580535A (en) Engine idling speed controlling system
JP3454182B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US5777204A (en) Air-fuel ratio detecting device and method therefor
KR101262178B1 (ko) 밸브 양정 변경을 사용하여 내연 기관을 제어하기 위한 방법
JPH06117323A (ja) スロットル全閉検出装置
US5003955A (en) Method of controlling air-fuel ratio
WO1995016856A1 (fr) Detecteur de rates d'allumage pour moteurs a combustion interne
US7143744B2 (en) Detection device and method for throttle opening degree, and compensation device and method for target throttle opening degree
JP3889821B2 (ja) 自動車搭載調整装置の終位置検出方法及び装置
KR0122459B1 (ko) 다기통 엔진의 공연비 제어장치
USRE33027E (en) Engine idling speed controlling system
JP4110761B2 (ja) 内燃機関の運転状態記憶装置
JP3541111B2 (ja) 内燃機関の運転制御装置
JP4114245B2 (ja) 内燃機関の空燃比制御装置
JPS60256524A (ja) エンジンの制御装置
JPH1073046A (ja) アイドルスピードコントロール系の異常判別方法およびその装置
JP2882129B2 (ja) スロットル弁開度検出装置
JP3892188B2 (ja) 内燃機関の燃料制御異常判定禁止方法
JPH0738666Y2 (ja) スロットル信号処理装置
KR0174014B1 (ko) 자동차의 대기압 학습 제어장치 및 학습 제어방법
JP2696441B2 (ja) 内燃機関のアイドル位置検出装置
JP2004156449A (ja) 内燃機関の制御装置
JPH09324693A (ja) 燃料性状検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110107

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees