JPH06117118A - 開閉式全天候型仮設屋根構造 - Google Patents
開閉式全天候型仮設屋根構造Info
- Publication number
- JPH06117118A JPH06117118A JP27174592A JP27174592A JPH06117118A JP H06117118 A JPH06117118 A JP H06117118A JP 27174592 A JP27174592 A JP 27174592A JP 27174592 A JP27174592 A JP 27174592A JP H06117118 A JPH06117118 A JP H06117118A
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- JP
- Japan
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- roof
- rails
- roofs
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仮設屋根の構成部材の規格化を図り、システ
ム化を図り、殆んどの作業現場に適用でき、作業環境を
向上し、施工上の改善を図る。 【構成】 仮設屋根の開閉方向にそって、屋根が切妻状
にレールａ，ｂ，ｃ，ｄを支持する支柱を一定間隔毎に
立設し、水上となる支柱Ａに装架されたレールａ，ｂ
と、水下となる支柱Ａ′に装架されたレールｃ，ｄとの
間に、鋼製枠に防水シート２３を張設した屋根材Ｂ1 Ｂ
2 Ｂ3 を水平方向に移動自在に架設した。
ム化を図り、殆んどの作業現場に適用でき、作業環境を
向上し、施工上の改善を図る。 【構成】 仮設屋根の開閉方向にそって、屋根が切妻状
にレールａ，ｂ，ｃ，ｄを支持する支柱を一定間隔毎に
立設し、水上となる支柱Ａに装架されたレールａ，ｂ
と、水下となる支柱Ａ′に装架されたレールｃ，ｄとの
間に、鋼製枠に防水シート２３を張設した屋根材Ｂ1 Ｂ
2 Ｂ3 を水平方向に移動自在に架設した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築工事や土木工事に
おける屋外作業に際し、天候に左右されないように作業
が遂行される構築物を覆う開閉式全天候型仮設屋根に係
るものである。
おける屋外作業に際し、天候に左右されないように作業
が遂行される構築物を覆う開閉式全天候型仮設屋根に係
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、建築工事や土木工事の屋外作業に
際し、降雨時や直射日光等を避けて作業環境を向上する
ために、仮設屋根が採用され、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンク
リート造、鉄筋コンクリート造等、夫々の構築物の構造
によって選択されて行なわれている。その代表的なもの
を次に挙げる。 （イ）地下型として、地下建物の施工時に、同建物全体
を仮設の固定式テントで囲う方法。 （ロ） 地上型として枠組足場内に支柱を設け、昇降、
走行装置を具えた仮設屋根で、作業に必要な部分を覆う
方法。 （ハ） その他、屋上工事を先行させる屋上先行工法、
工事に必要な部分を空気膜構造の仮設テントで覆う方法
がある。
際し、降雨時や直射日光等を避けて作業環境を向上する
ために、仮設屋根が採用され、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンク
リート造、鉄筋コンクリート造等、夫々の構築物の構造
によって選択されて行なわれている。その代表的なもの
を次に挙げる。 （イ）地下型として、地下建物の施工時に、同建物全体
を仮設の固定式テントで囲う方法。 （ロ） 地上型として枠組足場内に支柱を設け、昇降、
走行装置を具えた仮設屋根で、作業に必要な部分を覆う
方法。 （ハ） その他、屋上工事を先行させる屋上先行工法、
工事に必要な部分を空気膜構造の仮設テントで覆う方法
がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】仮設屋根の架設は、同
仮設屋根が適用される現場や作業状況により、夫々工夫
されて行なわれ、前記した従来方法でもその一部にすぎ
ず、適当な方法を選択して行なわれてはいるが、未だ一
般的に仮設屋根が架設される現場は少なく、雨天時には
作業を中断したり、直射日光を浴びながらの作業によっ
て作業環境の悪化を避けることができない。
仮設屋根が適用される現場や作業状況により、夫々工夫
されて行なわれ、前記した従来方法でもその一部にすぎ
ず、適当な方法を選択して行なわれてはいるが、未だ一
般的に仮設屋根が架設される現場は少なく、雨天時には
作業を中断したり、直射日光を浴びながらの作業によっ
て作業環境の悪化を避けることができない。
【０００４】これは前記仮設屋根が汎用性に欠けたり、
架設に際しての煩雑さ等に基因するものである。本発明
はこのような実情に鑑みて提案されたもので、その目的
とする処は、仮設屋根の構成材の規格化を図り、仮設屋
根のシステム化を図り、殆んどの作業現場に適応できる
ようにし、作業環境の向上、ひいては施工性の改善を図
ることができる開閉式全天候型仮設屋根構造を提供する
点にある。
架設に際しての煩雑さ等に基因するものである。本発明
はこのような実情に鑑みて提案されたもので、その目的
とする処は、仮設屋根の構成材の規格化を図り、仮設屋
根のシステム化を図り、殆んどの作業現場に適応できる
ようにし、作業環境の向上、ひいては施工性の改善を図
ることができる開閉式全天候型仮設屋根構造を提供する
点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明に係る開閉式全天候型仮設屋根構造は、仮設
屋根の開閉方向に沿って、屋根が切妻状にレールを支持
する支柱を一定間隔に立設し、水上となる支柱に装架さ
れた一乃至複数段のレールと、水下となる支柱に対向し
て装架された一乃至複数段のレールとの間に、鋼製枠に
防水シートを張設した一乃至複数段の屋根を水平方向に
移動自在に架設して構成されている。
め、本発明に係る開閉式全天候型仮設屋根構造は、仮設
屋根の開閉方向に沿って、屋根が切妻状にレールを支持
する支柱を一定間隔に立設し、水上となる支柱に装架さ
れた一乃至複数段のレールと、水下となる支柱に対向し
て装架された一乃至複数段のレールとの間に、鋼製枠に
防水シートを張設した一乃至複数段の屋根を水平方向に
移動自在に架設して構成されている。
【０００６】請求項２の発明においては、前記屋根桁材
と梁材と繋材とで構成した鋼製枠に防水シートを張設し
た複数段の屋根より構成され、同各屋根の前記鋼製枠下
部に走行装置を設けてなり、上段の屋根は切妻屋根とし
て頂部を連絡し、同上段の屋根及び同屋根より下段の屋
根は夫々水上となる支柱のレールと水下となる支柱のレ
ールとの間に水平方向に移動自在に架設されている。
と梁材と繋材とで構成した鋼製枠に防水シートを張設し
た複数段の屋根より構成され、同各屋根の前記鋼製枠下
部に走行装置を設けてなり、上段の屋根は切妻屋根とし
て頂部を連絡し、同上段の屋根及び同屋根より下段の屋
根は夫々水上となる支柱のレールと水下となる支柱のレ
ールとの間に水平方向に移動自在に架設されている。
【０００７】請求項３の発明は、前記各屋根は走行装置
を具え、同走行装置は、走行車輪と制御装置によって制
御される駆動装置付き駆動車輪を具えて構成されてい
る。
を具え、同走行装置は、走行車輪と制御装置によって制
御される駆動装置付き駆動車輪を具えて構成されてい
る。
【０００８】
【作用】本発明は前記したように構成されているので、
仮設屋根の開閉方向に、屋根が切妻状にレールを支持す
る水上となる支柱と、水下となる支柱を一定間隔に立設
するとともに、前記水上となる支柱と水下となる支柱に
夫々対向して装架されたレールとの間に屋根材を架設
し、同屋根材を水平方向に移動せることによって、構築
物の上部全面に屋根を架設し、必要に応じて前記レール
に沿って屋根材を開閉することによって雨天時の作業を
可能ならしめ、真夏の直射日光を遮り、作業環境を向上
するものである。
仮設屋根の開閉方向に、屋根が切妻状にレールを支持す
る水上となる支柱と、水下となる支柱を一定間隔に立設
するとともに、前記水上となる支柱と水下となる支柱に
夫々対向して装架されたレールとの間に屋根材を架設
し、同屋根材を水平方向に移動せることによって、構築
物の上部全面に屋根を架設し、必要に応じて前記レール
に沿って屋根材を開閉することによって雨天時の作業を
可能ならしめ、真夏の直射日光を遮り、作業環境を向上
するものである。
【０００９】請求項２の発明は前記屋根を鋼製枠に防水
シートを張設した構成とし、水上となる支柱のレール
と、水下となる支柱のレールとの間を水平方向に移動自
在としたことによって、その使用状況に応じて自由に開
閉することができ、天候の状態や資材の出入時には、必
要な屋根を開閉できる。請求項３の発明によれば、前記
屋根は走行車輪と、制御装置によって制御される駆動装
置付き駆動車輪とよりなる走行装置を具えていることに
よって、自走可能であり、自動制御方式により屋根の開
閉が自在に行なわれる。
シートを張設した構成とし、水上となる支柱のレール
と、水下となる支柱のレールとの間を水平方向に移動自
在としたことによって、その使用状況に応じて自由に開
閉することができ、天候の状態や資材の出入時には、必
要な屋根を開閉できる。請求項３の発明によれば、前記
屋根は走行車輪と、制御装置によって制御される駆動装
置付き駆動車輪とよりなる走行装置を具えていることに
よって、自走可能であり、自動制御方式により屋根の開
閉が自在に行なわれる。
【００１０】
【実施例】以下本発明を図示の実施例について説明す
る。Ａは屋根を支持する水上となる支柱で、同支柱Ａの
頂部に第１のレールａを架設し、中間垂直部の左右にブ
ラケット１を跳ね出し、同ブラケット１の先端にＩ形鋼
よりなる第２のレールｂを架設し、前記各レールａ，ｂ
上に夫々凸状の軌道２が突設されている。３は給電用の
トロリーダクトである。（図１参照） Ａ′は屋根を支持する水下となる支柱で、同支柱Ａ′は
屋根開閉方向に沿って適宜間隔毎に立設され、同支柱
Ａ′の頭部に第３のレールｃが架設され、中間垂直ブラ
ケットに片持ち状のブラケット４が跳ね出され、同ブラ
ケット４の先端に第４のレールｄが架設され、前記各レ
ールｃ，ｄの上部に夫々凸状の軌道２が架設され、更に
水下となる支柱Ａ′の下端にブラケット４′が片持ち式
に跳ね出され、先端に第５のレールｅが架設されてい
る。前記支柱Ａ′の頭部にも給電用のトロリーダクト
３′が装架されている。（図２参照） 図３及び図４は屋根部分を示し、同屋根Ｂは施工中の構
築物の上面を覆うもので、前記レール間に架設され、屋
根開閉方向に桁材２０を、スパン方向に梁材２１を夫々
適宜間隔に架設し、梁材２１間にこれと直交して繋ぎ材
２２で緊結した屋根枠に、水上と水下との長手方向に亘
って防水シート２３を展張して緊結するパイプ２４，２
５を配設して、前記屋根枠に防水シート２３を張設した
際、上下のパイプ２４，２５に防水シートより延設され
た紐２６を介して緊結している。（図２参照） 前記屋根には走行装置３０が装架され、同走行装置３０
は前記桁材２０方向の下部に設置されるもので、サドル
３１の前後に従動輪３２が装架された走行装置と、一方
に制御装置によって制御される駆動装置３３によって駆
動される駆動輪３４を具えた走行装置３０ａとからな
り、同走行装置３０ａは夫々１個所に配設される。３５
は制御装置の端子ボックスである。
る。Ａは屋根を支持する水上となる支柱で、同支柱Ａの
頂部に第１のレールａを架設し、中間垂直部の左右にブ
ラケット１を跳ね出し、同ブラケット１の先端にＩ形鋼
よりなる第２のレールｂを架設し、前記各レールａ，ｂ
上に夫々凸状の軌道２が突設されている。３は給電用の
トロリーダクトである。（図１参照） Ａ′は屋根を支持する水下となる支柱で、同支柱Ａ′は
屋根開閉方向に沿って適宜間隔毎に立設され、同支柱
Ａ′の頭部に第３のレールｃが架設され、中間垂直ブラ
ケットに片持ち状のブラケット４が跳ね出され、同ブラ
ケット４の先端に第４のレールｄが架設され、前記各レ
ールｃ，ｄの上部に夫々凸状の軌道２が架設され、更に
水下となる支柱Ａ′の下端にブラケット４′が片持ち式
に跳ね出され、先端に第５のレールｅが架設されてい
る。前記支柱Ａ′の頭部にも給電用のトロリーダクト
３′が装架されている。（図２参照） 図３及び図４は屋根部分を示し、同屋根Ｂは施工中の構
築物の上面を覆うもので、前記レール間に架設され、屋
根開閉方向に桁材２０を、スパン方向に梁材２１を夫々
適宜間隔に架設し、梁材２１間にこれと直交して繋ぎ材
２２で緊結した屋根枠に、水上と水下との長手方向に亘
って防水シート２３を展張して緊結するパイプ２４，２
５を配設して、前記屋根枠に防水シート２３を張設した
際、上下のパイプ２４，２５に防水シートより延設され
た紐２６を介して緊結している。（図２参照） 前記屋根には走行装置３０が装架され、同走行装置３０
は前記桁材２０方向の下部に設置されるもので、サドル
３１の前後に従動輪３２が装架された走行装置と、一方
に制御装置によって制御される駆動装置３３によって駆
動される駆動輪３４を具えた走行装置３０ａとからな
り、同走行装置３０ａは夫々１個所に配設される。３５
は制御装置の端子ボックスである。
【００１１】なお前記支柱Ａの下段に架設した走行装置
は第２のレールｂにハンガーローラ３６を介して懸架さ
れるようになっていて、前記走行装置３０と異り、プレ
ントロリを装備し、その内１個所を駆動するトロリを装
備している。なお図中４０は走行装置３０，３０ａに取
付けられ前記各レールからの吹上げによる走行装置の脱
落防止用の吹上げ防止金具である。
は第２のレールｂにハンガーローラ３６を介して懸架さ
れるようになっていて、前記走行装置３０と異り、プレ
ントロリを装備し、その内１個所を駆動するトロリを装
備している。なお図中４０は走行装置３０，３０ａに取
付けられ前記各レールからの吹上げによる走行装置の脱
落防止用の吹上げ防止金具である。
【００１２】図５乃至図９は本発明を地下工事の架設に
適用した実施例で、図５は架設した屋根材Ｂ1 の平面図
で、図７に示すように中段屋根材Ｂ2 と下段屋根材Ｂ3
が開放状態になっている。これは天候の具合によって開
放した方が快適な場合や、地下部に架設資材や建設資材
の荷下ろしや組立時に開放して揚重機によって作業をす
ることができる。
適用した実施例で、図５は架設した屋根材Ｂ1 の平面図
で、図７に示すように中段屋根材Ｂ2 と下段屋根材Ｂ3
が開放状態になっている。これは天候の具合によって開
放した方が快適な場合や、地下部に架設資材や建設資材
の荷下ろしや組立時に開放して揚重機によって作業をす
ることができる。
【００１３】図６は地下工事部の全面に前記屋根材
Ｂ1 ，Ｂ2 ，Ｂ3 を架設した場合を示し、図７に示すよ
うに同各屋根材Ｂ1 ，Ｂ2 , Ｂ3 が夫々オーバラップし
て架設されており、これらの架設は屋根の走行装置と操
作機能によって行なわれる。また各屋根は多段で夫々独
立レール上を走行するので、互いに水平位置を干渉し合
うことなく、自由に走行でき、建設資材の荷下ろしや組
立て時には所望の移度に屋根を開放することができ、こ
の際、他の作業を中断することなく進めることができ
る。
Ｂ1 ，Ｂ2 ，Ｂ3 を架設した場合を示し、図７に示すよ
うに同各屋根材Ｂ1 ，Ｂ2 , Ｂ3 が夫々オーバラップし
て架設されており、これらの架設は屋根の走行装置と操
作機能によって行なわれる。また各屋根は多段で夫々独
立レール上を走行するので、互いに水平位置を干渉し合
うことなく、自由に走行でき、建設資材の荷下ろしや組
立て時には所望の移度に屋根を開放することができ、こ
の際、他の作業を中断することなく進めることができ
る。
【００１４】このように開閉式全天候型仮設屋根の架設
は、地下工事の際に用いたり、構造物の躯体を建てた
り、また支持柱、レールや走行装置を規格部材とし、屋
根部材は梁桁、繋ぎ材等の単位部材と走行装置を使用し
て屋根の大きさを自由に設定することができ、汎用性が
増大し、転用性も高く、コストを大幅に低減できる。図
中Ｍは掘削面、Ｎは接地面、Ｐは支持杭である。（図９
参照）
は、地下工事の際に用いたり、構造物の躯体を建てた
り、また支持柱、レールや走行装置を規格部材とし、屋
根部材は梁桁、繋ぎ材等の単位部材と走行装置を使用し
て屋根の大きさを自由に設定することができ、汎用性が
増大し、転用性も高く、コストを大幅に低減できる。図
中Ｍは掘削面、Ｎは接地面、Ｐは支持杭である。（図９
参照）
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば前記したように、仮設屋
根の開閉方向にそって、屋根が切妻状にレールを支持す
る支柱を一定間隔に立設し、水上となる支柱に装架され
た一乃至複数段のレールと、水下となる支柱に対向して
装架された一乃至複数段のレールとの間に、鋼製枠に防
水シートを張設した一乃至複数段の屋根を水平方向に移
動自在に架設したことによって、構築物を構築する上面
全面に屋根を架設し、必要に応じて開閉するように構成
されているので、雨天時の作業が可能となり、真夏の直
射日光を遮断する等、作業環境を大幅に向上し、施工性
が向上され、工期の短縮を図り、防音、防塵効果が発揮
される。
根の開閉方向にそって、屋根が切妻状にレールを支持す
る支柱を一定間隔に立設し、水上となる支柱に装架され
た一乃至複数段のレールと、水下となる支柱に対向して
装架された一乃至複数段のレールとの間に、鋼製枠に防
水シートを張設した一乃至複数段の屋根を水平方向に移
動自在に架設したことによって、構築物を構築する上面
全面に屋根を架設し、必要に応じて開閉するように構成
されているので、雨天時の作業が可能となり、真夏の直
射日光を遮断する等、作業環境を大幅に向上し、施工性
が向上され、工期の短縮を図り、防音、防塵効果が発揮
される。
【００１６】また規格部材と単位部材等を組合せて汎用
性、転用性が高くなりコストが節減され、従来のように
一方向に開閉する仮設屋根より更に効率のよい作業環境
が得られ、施工性が向上され、工期の短縮、省力化が図
られる。請求項２の発明は前記屋根は桁材と梁材と繋材
とで構成した鋼製枠に防水シートを張設した複数短縮段
の屋根より構成され、同各屋根の前記鋼製枠下部に走行
装置を設けてなり、上段の屋根は切妻屋根として頂部を
連絡し、同上段の屋根及び同屋根より下段の屋根は夫々
水上となる支柱のレールと水下となる支柱のレールとの
間に水平方向に移動自在に架設されたことによって各屋
根の構成が簡単化されるとともに、水平移動時、互いに
干渉し合うことがなく、仮設作業が円滑に行なわれる。
性、転用性が高くなりコストが節減され、従来のように
一方向に開閉する仮設屋根より更に効率のよい作業環境
が得られ、施工性が向上され、工期の短縮、省力化が図
られる。請求項２の発明は前記屋根は桁材と梁材と繋材
とで構成した鋼製枠に防水シートを張設した複数短縮段
の屋根より構成され、同各屋根の前記鋼製枠下部に走行
装置を設けてなり、上段の屋根は切妻屋根として頂部を
連絡し、同上段の屋根及び同屋根より下段の屋根は夫々
水上となる支柱のレールと水下となる支柱のレールとの
間に水平方向に移動自在に架設されたことによって各屋
根の構成が簡単化されるとともに、水平移動時、互いに
干渉し合うことがなく、仮設作業が円滑に行なわれる。
【００１７】請求項３の発明は前記各屋根は走行装置を
具え、同走行装置は、走行車輪と制御装置によって制御
される駆動装置付き駆動車輪を具えて構成されたことに
よって、仮設屋根の開閉作業の自動化が行なわれ、遠隔
制御が可能となり、作業性が向上され、安全性が確保さ
れる。
具え、同走行装置は、走行車輪と制御装置によって制御
される駆動装置付き駆動車輪を具えて構成されたことに
よって、仮設屋根の開閉作業の自動化が行なわれ、遠隔
制御が可能となり、作業性が向上され、安全性が確保さ
れる。
【図１】本発明に係る開閉式全天候型仮設屋根の一実施
例の中央部分縦断正面図である。
例の中央部分縦断正面図である。
【図２】前記仮設屋根の側方部分縦断正面図である。
【図３】屋根の一部を欠截して示した平面図である。
【図４】（ａ）（ｂ）は走行装置の正面図である。
【図５】前記仮設屋根構造の使用状況を示し、仮設屋根
材を全開した状態を示す平面図である。
材を全開した状態を示す平面図である。
【図６】仮設屋根材を閉塞した状態を示す平面図であ
る。
る。
【図７】図５の縦断面図である。
【図８】図６の縦断面図である。
【図９】図７の矢視イーイ図である。
Ａ 水上となる支柱 Ａ′ 水下となる支柱 Ｂ1 屋根材 Ｂ2 中段屋根材 Ｂ3 下段屋根材 Ｍ 掘削面 Ｎ 接地面 Ｐ 支持杭 ａ 第１のレール ｂ 第２のレール ｃ 第３のレール ｄ 第４のレール ｅ 第５のレール １ ブラケット ２ 軌道 ３ トロリーダクト ３′ トロリーダクト ４ ブラケット ４′ ブラケット ５ ブラケット ２０ 桁材 ２１ 梁材 ２２ 繋ぎ材 ２３ 防水シート ２４ パイプ ２５ パイプ ２６ 紐 ３０ 走行装置 ３０ａ 走行装置 ３１ サドル ３２ 従動輪 ３３ 駆動装置 ３４ 駆動輪 ３５ 端子ボックス ３６ ハンガーローラー ４０ 吹上げ防止金具
フロントページの続き (72)発明者 水原 宏司 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目６番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 阿部 常慈 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目６番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 行田 茂人 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目６番15号 株 式会社フジタ内 (72)発明者 西田 仁志 大阪府大阪市阿倍野区松崎町二丁目二番二 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 森 悦彰 大阪府大阪市阿倍野区松崎町二丁目二番二 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 堀 順一 大阪府大阪市阿倍野区松崎町二丁目二番二 号 株式会社奥村組内
Claims (3)
- 【請求項１】 仮設屋根の開閉方向に沿って、屋根が切
妻状にレールを支持する支柱を一定間隔に立設し、水上
となる支柱に装架された一乃至複数段のレールと、水下
となる支柱に対向して装架された一乃至複数段のレール
との間に、鋼製枠に防水シートを張設した一乃至複数段
の屋根を水平方向に移動自在に架設してなることを特徴
とする開閉式全天候型仮設屋根構造。 - 【請求項２】 前記屋根は桁材と梁材と繋材で構成した
鋼製枠に防水シートを張設した複数段の屋根より構成さ
れ、同各屋根の前記鋼製枠下部に走行装置を設けてな
り、上段の屋根は切妻屋根として頂部を連結し、同上段
の屋根及び同屋根より下段の屋根は夫々水上となる支柱
のレールと水下となる支柱のレールとの間に水平方向に
移動自在に架設された請求項１記載の開閉式全天候型仮
設屋根構造。 - 【請求項３】 前記各屋根は走行装置を具え、同走行装
置は、走行車輪と制御装置によって制御される駆動装置
付き駆動車輪を具えてなる請求項１または２記載の開閉
式全天候型仮設屋根構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27174592A JPH06117118A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 開閉式全天候型仮設屋根構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27174592A JPH06117118A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 開閉式全天候型仮設屋根構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117118A true JPH06117118A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17504245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27174592A Pending JPH06117118A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | 開閉式全天候型仮設屋根構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117118A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0864175B1 (en) * | 1995-11-29 | 2001-11-21 | Advanced Micro Devices, Inc. | Novel metallization sidewall passivation technology for deep sub-half micrometer ic applications |
| EP3363966A1 (de) * | 2017-02-15 | 2018-08-22 | ALFIX GmbH | Verfahrbares wetterschutzdach mit aushubsicherung |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27174592A patent/JPH06117118A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0864175B1 (en) * | 1995-11-29 | 2001-11-21 | Advanced Micro Devices, Inc. | Novel metallization sidewall passivation technology for deep sub-half micrometer ic applications |
| EP3363966A1 (de) * | 2017-02-15 | 2018-08-22 | ALFIX GmbH | Verfahrbares wetterschutzdach mit aushubsicherung |
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