JPH10212821A - 全天候型屋根 - Google Patents

全天候型屋根

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Publication number
JPH10212821A
JPH10212821A JP9015598A JP1559897A JPH10212821A JP H10212821 A JPH10212821 A JP H10212821A JP 9015598 A JP9015598 A JP 9015598A JP 1559897 A JP1559897 A JP 1559897A JP H10212821 A JPH10212821 A JP H10212821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
beams
sliding
sheet
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP9015598A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Haga
芳賀  徹
Kaoru Ueno
薫 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH10212821A publication Critical patent/JPH10212821A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G21/00Preparing, conveying, or working-up building materials or building elements in situ; Other devices or measures for constructional work
    • E04G21/24Safety or protective measures preventing damage to building parts or finishing work during construction
    • E04G21/242Safety or protective measures preventing damage to building parts or finishing work during construction for temporarily covering the whole worksite, e.g. building, trench
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G5/00Component parts or accessories for scaffolds
    • E04G5/12Canopies
    • E04G2005/125Roof for scaffolds, e.g. extending to the adjacent building

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数が少なく、組立や解体が容易な全天
候型屋根を提供する。 【解決手段】 屋根取付用のスラブ開口部10を有する
屋根取付支持面11に設置される複数の支柱12a〜1
2c、および相互に平行をなして傾斜して支柱12a〜
12cに固定される複数の傾斜梁13a,13bを有す
る支持フレーム14を有し、それぞれの傾斜梁13a,
13bに対してほぼ直角をなす方向に延び、傾斜梁13
a,13bに沿って摺動自在に複数本の摺動梁15a〜
15dが装着されている。摺動梁15a〜15dにはス
ラブ開口部10を覆うためのシート17が取り付けられ
ている。それぞれの摺動梁15a〜15dとシート17
は、これらの自重により傾斜梁13a,13bの最下方
側に位置となる屋根開放位置と、それぞれの摺動梁15
a〜15dがそれぞれの所定の上方位置となる屋根閉鎖
位置との間を開閉作動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設現場や工事現場
において、雨天時の作業を可能とするために使用される
全天候型屋根に関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事現場にあっては、夏期の施工で
は直射日光を遮蔽して作業場所の気温の上昇を抑制した
り、冬期の施工では寒さを遮蔽して良好な作業環境を確
保するために、工事現場の全体あるいは一部に仮設屋根
を設けることがなされている。仮設屋根を設置すること
により、作業が気象の影響を受けることが少なくなり、
工程が安定し、計画的な休日の設定が可能となる。さら
に、風雨、塵埃などの制御が容易となり、塗装や溶接な
どの作業やコンクリートの養生が良い条件のもとで行え
るので、施工品質の向上も期待できる。
【0003】たとえば、建築工事において、逆打工法つ
まり1階の床を先に構築した後に地下部分の掘削工事や
躯体工事を行う工法が行われる場合には、掘削工事や資
材の搬出入のために設置されるスラブ開口に仮設屋根が
設置される。このように、仮設屋根を設置することによ
って、作業場所に雨の進入を防ぎ、作業環境を向上する
ことができる。
【0004】また、資材置き場や資材加工場所の上部に
屋根を設置することにより、資材の品質を守ることがで
きるだけでなく、加工作業が雨によって停止されること
なく、作業工程の安定を図ることができる。さらに、資
材の搬入口に屋根を設置することにより、トラックから
の荷下ろし作業が雨に影響されることが少なくなる。こ
のように、建設工事現場や資材置き場には、仮設屋根や
常設式屋根などの全天候型の屋根が設置されることが多
い。
【0005】このような全天候型の屋根には、固定式と
可動式とがあり、固定式には空気膜機構や梁構造があ
る。また、可動式には屋根が開閉する方式や水平に移動
する方式、工事の進行に伴って屋根全体が垂直に移動す
る方式などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の開閉式屋根とし
ては、鉄骨フレームにテント生地つまりテントシートを
取り付けて、鉄骨フレームをガイドレールに沿って移動
させることにより、開閉させる機構のものが多く採用さ
れており、開閉の動力としてはウインチや電動式のトロ
リが使われている。しかも、屋根の開閉それぞれに対し
て作用する装置を設けており、開閉機構が複雑となって
いる。
【0007】一方、テント生地は、雨水が溜まるとその
部分が変形を起こし、より一層雨水が溜まることにな
り、最終的には破損するおそれがある。その対策として
は、テント生地にテンションをかけることになり、フレ
ーム自体の強度を上げる必要がある。また、屋根のテン
トシート上の水の滞留を防ぐために、従来は、屋根自体
に山谷をつけるとともに、山谷の部分自体が傾斜する方
向に屋根全体を傾斜させている。この場合には、大スパ
ンになると傾斜部の上部の高さが大幅に高くなるため
に、不都合が生じやすい。そのため、母屋型の構造にす
るなどの対策が必要となり、フレームが大規模となるこ
とが多い。
【0008】このように、従来の開閉式屋根は、その機
構が複雑であり、部品点数も多いことから故障の原因と
なりやすいのみならず、コスト高となり、しかも屋根自
体の重量も増加するために基礎部分の強度も充分なもの
とすることが必要となる。そのため、開閉機構を持たな
いものや、大がかりな設備となるため、コストや工期な
どの点から屋根の設置を断念する場合がある。
【0009】本発明の目的は、部品点数が少なく、組立
や解体が容易な全天候型屋根を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、本発明の全天候型屋根は屋根取
付用の支持面に設置される複数の支柱、および相互に平
行をなして傾斜して前記支柱に固定される複数の傾斜梁
を有する支持フレームと、前記それぞれの傾斜梁に対し
てほぼ直角をなす方向に延び、前記傾斜梁に沿って摺動
自在に装着された複数本の摺動梁と、前記摺動梁に取り
付けられたシートと、前記複数の摺動梁のうち前記傾斜
梁の最上方側に位置する摺動梁に連結される電動巻き上
げ機とを有し、前記それぞれの摺動梁と前記シートとを
自重により前記傾斜梁の最下方側に位置させる屋根開放
位置と、前記それぞれの摺動梁をそれぞれの所定の上方
位置に位置させる屋根閉鎖位置との間を開閉作動するよ
うにしたことを特徴とする。
【0013】また、前記電動巻き上げ機を前記複数の傾
斜梁の1つの上部端に取り付け、前記最上方側に位置す
る摺動梁に固定された滑車を通って他の1つの傾斜梁に
ワイヤを固定するようにしても良い。
【0014】このような本発明の全天候型屋根にあって
は、屋根を構成する支持フレームが支柱と梁とにより構
成されているので、分解組立が容易となる。また、少な
い部品点数によって形成されているので、製造コストが
安価であり、しかも、メンテナンスが不要となる。屋根
下部での作業効率は大幅に向上し、構築物の品質を高め
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態である全天候
型屋根を示す斜視図であり、図2は図1の側面図であ
り、図3は図1の平面図である。
【0017】図示する全天候型屋根は、逆打工法が行わ
れる建築工事現場におけるスラブ開口部10を覆うため
に取り付けられるようになっており、このスラブ開口部
10は1階の床面を施工する際に形成され、地下部分の
掘削作業や躯体工事のための資材の搬出入のために使用
される。この開口部10を覆うように取り付けられる屋
根は、図示する場合には1階の床面により形成される屋
根取付支持面11に設置される複数本の支柱12a〜1
2cを有しており、図示する場合には、長い寸法の支柱
12a、中間の長さの支柱12bおよび短い寸法の支柱
12cがそれぞれ2本ずつとなった合計6本の支柱を有
し、それぞれの支柱は単管パイプにより形成されてい
る。
【0018】これらの支柱12a〜12cには、屋根開
閉方向に傾斜した2本の傾斜梁13a,13bが固定さ
れ、これらの傾斜梁13a,13bと支柱12a〜12
cとにより支持フレーム14が構成されている。傾斜梁
13a,13bと支柱12a〜12cとの固定は、ねじ
部材や針金などの固定手段を用いて行われており、分解
可能となっている。それぞれの傾斜梁13a,13b
は、断面四辺形の角パイプにより形成されている。図3
に示すように、支持フレーム14の開閉方向の寸法つま
り縦寸法はLとなり、これに対して直角方向となった横
寸法はDとなっており、図示する場合には、開口部10
が長方形となっていることから、これに対応させて支持
フレーム14の縦寸法Lは横寸法Dよりも大きく設定さ
れている。ただし、横寸法Dを縦寸法Lよりも大きく設
定しても良く、相互に同一の寸法に設定しても良い。な
お、図1にあっては、支柱12a〜12cおよひび傾斜
梁13a,13bがそれぞれ他の図よりも太く誇張して
示されている。
【0019】それぞれの傾斜梁13a,13bの上面に
は、これらに対してほぼ直角をなす方向に4本の摺動梁
15a〜15dが装着され、それぞれの摺動梁15a〜
15dは、傾斜梁13a,13bにより両端部が支持さ
れて傾斜梁13a,13bに沿って屋根の開閉方向に摺
動自在となっている。摺動梁15aは傾斜梁13a,1
3bの最上部側に位置し、摺動梁15b,15c,15
dは順次、傾斜梁13a,13bの下部側に位置してい
る。傾斜梁13a,13bの最下部側には、固定梁16
が取り付けられている。
【0020】摺動梁15a〜15dおよび固定梁16に
は、開口部10を覆うテントシートつまりシート17が
取り付けられており、その一端部は支柱12cの下部に
固定された固定棒18に固定されている。そして、シー
ト17の他端部は、複数の摺動梁のうち傾斜梁13a,
13bの最上方側に位置する摺動梁15aに固定されて
いる。なお、符号19a,19bはそれぞれ補強梁を示
す。
【0021】それぞれの摺動梁15a〜15dとシート
17とを、これらの自重により支持フレーム14の最下
方側に位置させる屋根開放位置と、それぞれの摺動梁1
5a〜15dをそれぞれの所定の上方位置に位置させる
とともに、シート17により開口部10を覆わせる屋根
閉鎖位置とに開閉作動するために、最上方側の摺動梁1
5aには、巻き上げ機21が連結されている。
【0022】この巻き上げ機21は一方の傾斜梁13a
に取り付けられており、モータにより巻き取られるワイ
ヤ22を有している。このワイヤ22の先端は、他方の
傾斜梁13bに対して、ワイヤ22は最上方側の摺動梁
15aに固定された滑車23a,23bを通って固定部
材24により固定されている。ただし、この巻き上げ機
21を屋根取付支持面11に取り付けるようにしても良
い。
【0023】図示する場合には、6本の支柱12a〜1
2cと2本の傾斜梁13a,13bとにより形成される
支持フレーム14は、固定梁16と固定棒18との間の
上下方向の寸法が短い端面と上面とがシート17により
覆われているが、上下寸法の長い反対側の端面の部分と
両側の側面の部分にも、他のシートを取り付けるように
しても良い。
【0024】図4は図2におけるIV−IV線に沿う断面図
であり、断面コの字形状の支持ブラケット25には締結
部材26により摺動梁15aが固定され、この支持ブラ
ケット25には傾斜梁13aの上面を転動する車輪27
が設けられている。さらに、この支持ブラケット25の
両側面に取り付けられた支持プレート28a,28bに
は、それぞれ傾斜梁13aの側面を転動する横ずれ防止
用の車輪27a,27bが設けられている。一方の支持
プレート28aには、傾斜梁13aの下方にまで延びる
L字形状のストッパー29が取り付けられており、摺動
梁15aが支持ブラケット25などとともに上方に向け
て傾斜梁13aから抜けるのを防止している。このよう
な構造のスライド機構によって、摺動梁15aの端部は
傾斜梁13aに対して屋根の開閉方向に摺動自在となっ
ている。摺動梁15aの他方の端部は傾斜梁13bに対
して同様に構造のスライド機構によって摺動自在となっ
ている。
【0025】図5は図2におけるV−V線に沿う断面図
であり、断面コの字形状の支持ブラケット25には締結
部材26aにより摺動梁15cが固定され、この支持ブ
ラケット25には傾斜梁13aの上面を転動する車輪2
7が設けられ、図4に示すストッパー29と同様の機能
を有するストッパー29aが取り付けられている。図5
に示すように、支柱12bは傾斜梁13aに対して連結
ブラケット31により連結されている。このような構造
のスライド機構によって、摺動梁15cの端部は傾斜梁
13aに対して屋根の開閉方向に摺動自在となっている
が、この摺動梁15cの他方の端部および他の摺動梁1
5b,15dの両端部は、同様のスライド機構によって
傾斜梁13a,13bに対して摺動自在となっている。
【0026】ただし、摺動梁15b〜15dの両端部を
傾斜梁13a,13bに対して摺動自在に支持するスラ
イド機構としては、図4に示すように、傾斜梁13a,
13bの側面を転動する横ずれ防止用の車輪27a,2
7bを設けるようにしても良い。
【0027】図2および図3は、それぞれシート17が
開口部10を覆っている状態、つまり屋根が閉鎖された
状態を示しており、この状態では電動巻き上げ機21に
よりシート17は傾斜梁13a,13bに沿って引っ張
られた状態となっており、水勾配方向に傾斜して張力が
加えられている。したがって、シート17の上に雨水が
注がれても、雨水の滞留が防止されるとともに、強風に
対して所望の強度を有している。シート17に滴下され
た雨水を集めて、所定の位置に排水するために、固定棒
に雨樋を設けるようにしても良い。
【0028】屋根を開放する際には、巻き上げ機21を
作動させてワイヤ22を緩めると、シート17およびそ
れぞれの摺動梁15a〜15dが自重によって傾斜梁1
3a,13bの下部に向けて移動することになる。図6
(A),(B)は屋根が開放動作を行っている途中の状
態を示し、図7(A),(B)は屋根の開放動作が終了
した状態を示す。開放動作の終了時には、摺動梁15a
〜15dが相互に接近するとともに、シート17が折り
畳まれた状態となる。
【0029】このように、傾斜梁13a,13bの傾斜
は、シート17が張られて開口部10を覆った状態のも
とでの雨水の排水と、屋根の開放時におけるシート17
および摺動梁15a〜15dの自重による開放動作とを
行うために利用されており、簡単な構造で雨水の滞留防
止を図ることができるとともに、シート17を定期的に
補強する作業が不要となることから、シート17のメン
テナンス作業が不要となる。
【0030】また、このように全天候型屋根は、支柱と
傾斜梁とにより支持フレーム14を組み立てて、傾斜梁
13a,13bに摺動梁をスライド機構を介して組み付
け、さらにシート17を取り付けることにより、少ない
部品点数により組み立てることができるので、安価に屋
根を建築工事現場に据え付けることができる。このよう
な全天候型屋根が仮設屋根として使用された場合には、
建築作業が終了した後には撤去されることになるが、そ
の際の解体作業も容易に行うことができる。
【0031】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記の
形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0032】たとえば、図示する場合には、支持フレー
ム14は2本の傾斜梁13a,13bを有しているが、
開口部10のサイズによっては、3本あるいはそれ以上
の傾斜梁を設けるようにしても良く、同様に、摺動梁1
5a〜15dの本数についても図示する場合よりも多く
しても良く、少ない本数としても良い。支柱の本数につ
いても同様である。さらに、巻き上げ機21を傾斜梁1
3aにのみ取り付けてワイヤ22の先端を他の傾斜梁1
3bに固定するようにしているが、2本の傾斜梁13
a,13bのそれぞれに巻き上げ機を取り付けるように
しても良い。
【0033】図示する場合には、逆打工法が行われる際
のスラブ開口部を覆うために本発明の全天候型屋根が使
用されているが、資材置き場や資材加工場所の上部に屋
根を設置する場合などのように、種々の建設現場や工事
現場および資材置場などにも、本発明の全天候型屋根を
適用することが可能であることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0035】(1).開口部を覆うためのシートを折り畳む
屋根開放動作は、摺動梁とシートとの自重を利用するよ
うにしたことから、簡単な構造によってシートの開閉を
行うことができる。
【0036】(2).シートを伸ばして屋根を閉鎖状態とす
る作業は、摺動梁とシートとを自重に抗して摺動梁を巻
き上げ機によって駆動することにより行うことができ、
巻き上げ機によりシートに張力を加えると、シートは所
定の傾斜角度となり、雨水が確実に排除されるととも
に、強風に対してもシートは所望の強度を維持すること
ができる。
【0037】(3).開口部を屋根により覆うことにより、
開口部内における作業、たとえば、躯体施工作業やトラ
ックからの荷下ろし作業などが雨に影響されることな
く、良好なる作業環境のもとで所定の工期内に作業を行
うことができる。
【0038】(4).支柱と梁とを組み立てることにより支
持フレームを形成することができるので、少ない部品点
数によって屋根の組立および解体を容易に行うことがで
き、低コストでメンテナンスが不要な全天候型屋根が得
られる。
【0039】(5).本発明の全天候型屋根は、組立および
分解が容易となっていることから、主として仮設屋根と
して有用となっている。
【0040】(6).1つの傾斜梁に巻き上げ機を取り付け
て、複数の摺動梁のうち最上方側の摺動梁に固定された
滑車を通して他の傾斜梁にワイヤを固定するようにした
ことから、1つの巻き上げ機で屋根の開放動作を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である全天候型屋根を示
す斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】図2におけるIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図2におけるV−V線に沿う断面図である。
【図6】(A)は開放動作途中の屋根を示す平面図であ
り、(B)は同図(A)の正面図である。
【図7】(A)は開放終了時の屋根を示す平面図であ
り、(B)は同図(A)の正面図である。
【符号の説明】
10 スラブ開口部 11 屋根取付支持面 12a〜12c 支柱 13a,13b 傾斜梁 14 支持フレーム 15a〜15d 摺動梁 16 固定梁 17 シート 18 固定棒 19 補強梁 21 巻き上げ機 22 ワイヤ 23a,23b 滑車 24 固定部材 25 支持ブラケット 26,26a 締結部材 27,27a,27b 車輪 28a,28b 支持プレート 29,29a ストッパー 31 連結ブラケット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根取付用の支持面に設置される複数の
    支柱、および相互に平行をなして傾斜して前記支柱に固
    定される複数の傾斜梁を有する支持フレームと、 前記それぞれの傾斜梁に対してほぼ直角をなす方向に延
    び、前記傾斜梁に沿って摺動自在に装着された複数本の
    摺動梁と、 前記摺動梁に取り付けられたシートと、 前記複数の摺動梁のうち前記傾斜梁の最上方側に位置す
    る摺動梁に連結される電動巻き上げ機とを有し、 前記それぞれの摺動梁と前記シートとを自重により前記
    傾斜梁の最下方側に位置させる屋根開放位置と、前記そ
    れぞれの摺動梁をそれぞれの所定の上方位置に位置させ
    る屋根閉鎖位置との間を開閉作動するようにしたことを
    特徴とする全天候型屋根。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の全天候型屋根であって、
    前記電動巻き上げ機は、前記複数の傾斜梁の1つの上部
    端に取り付けられ、前記最上方側に位置する摺動梁に固
    定された滑車を通って他の1つの傾斜梁に固定されるワ
    イヤを有することを特徴とする全天候型屋根。
JP9015598A 1997-01-29 1997-01-29 全天候型屋根 Pending JPH10212821A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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