JPH0611606A - 光制御板の製造方法 - Google Patents

光制御板の製造方法

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JPH0611606A JP16744192A JP16744192A JPH0611606A JP H0611606 A JPH0611606 A JP H0611606A JP 16744192 A JP16744192 A JP 16744192A JP 16744192 A JP16744192 A JP 16744192A JP H0611606 A JPH0611606 A JP H0611606A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】光重合性組成物の膜状体に特定方向から400
nm以下の波長のみの紫外線を照射して、特定角度範囲
の入射光のみを選択的に散乱する光制御板を製造する。 【効果】不透明角度幅が32度以上の広い不透明角度幅
の光制御板を簡単な製造工程で容易に得ることができ
る。また不透明角度幅の制御も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定角度範囲の入射光の
みを選択的に散乱する光制御板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来プラスチックやガラスより成る透明
体は、どの角度からの光に対しても透明なものしか無か
った。そこで、特定の角度範囲からの光のみを透過する
ものとしては、プラスチックの透明シート及び不透明シ
ートを交互に貼り合わせたプラスチックブロックより切
り出した配向膜や、感光性樹脂を用いて透明基板上に格
子や縞等の模様をなすレリーフを設け、さらにその上に
透明基板等を組み合わせる、いわゆる「遮光板」が一般
的に用いられていた。この遮光板としては例えば特開昭
57−189439号公報に示されているものがある。
また、透明プラスチックのストリップ間に横たわる不透
明なプラスチックルーパーを有する「光線コントロール
フィルム」が用いられている。この「光線コントロール
フィルム」としては例えば特開平2−97904号公報
に示されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これら従来の
配向膜や遮光板は、その製造方法が煩雑であるために高
価であり、また膜質が均一にならないという問題点を有
していた。これに対して、屈折率に差のある重合性化合
物を含有する光重合性組成物を特定の紫外線硬化条件で
硬化することにより、極めて容易に特定角度範囲の入射
光のみを選択的に散乱する均一な膜質の光制御板を得る
製造法が提案されている。
【0004】この光制御板は、特定角度範囲の入射光に
対しては高い散乱を示し不透明性を有し、例えば曇価で
表すと70%以上となり、一方該特定角度範囲以外の入
射光に対しては高い透明性を有する。この特性を活かし
た光制御板の応用用途が広がるにつれ、光制御板の不透
明角度幅、例えば曇価で表すと40%程度以上の散乱を
示す角度域の幅が広いものが求められるようになった。
しかしながら、例えば特開昭63−309902号公報
に示された光制御板用組成物においても、曇価40%以
上の不透明角度幅は最大約30度にしかならなかった。
【0005】このため光制御板に不透明角度幅30度以
上の機能を発現させるには、光制御板を多数枚重ね合わ
せて使用することが必要であった。すなわち、製造工程
を二工程以上にすることで膜を多数枚構造にする方法
や、二枚以上の光制御板を貼り合わせる施工方法がとら
れてきた。しかし、これらの製造工程、施工方法での工
夫は、製造設備、製造工程、施工方法の煩雑化を生じ、
また多数枚化による原料使用量の増加から原料費の増加
を伴うため、光制御板製造費の上昇に結びつく問題点が
ある。また、多数枚使用することで、光制御板の特性で
ある特定角度範囲以外での透明度が悪くなるという問題
点もある。そのため一枚の光制御板により、また簡便な
製造設備、製造工程により、広い不透明角度幅をもつ光
制御板を得る方法の開発は大いに切望されるところであ
った。
【0006】本発明者らは、特定の角度範囲をなす入射
光のみを選択的に散乱透過する均一な膜質を有する光制
御板の製造方法であって、一枚の光制御板であっても簡
便な製造設備、製造工程で広い不透明角度幅を発現でき
る製造方法を見いだすべく検討した結果、本発明を完成
した。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は光重
合性組成物の膜状体に特定方向から紫外線を照射して該
組成物を硬化させて特定角度範囲の入射光のみを選択的
に散乱する光制御板を製造する方法において、400n
m以下の波長の紫外線を照射することを特徴とする光制
御板の製造方法に関する。
【0008】本発明は、光制御板の製造において照射光
として400nm以下の波長域の照射光を限定的に使用
することにより、光制御板の最も高い曇価(不透明
度)、最も低い曇価(透明度)を変えることなく、広い
不透明角度幅を有する光制御板が製造できることを見出
したものである。
【0009】以下、本発明について詳述する。本発明に
おいて光重合性組成物としては、例えば特開昭63−3
09902号公報、特開平3−107901号および特
開平3−107902号公報等に記載の光制御板用の光
重合性組成物等を使用することができる。それらの例と
しては、(I)屈折率が異なる二種以上の(A)重合性
二重結合を有するモノマーおよび/または(B)重合性
二重結合を有するオリゴマーの組合せ、または(II)
(C)重合性二重結合を複数有するモノマーまたはオリ
ゴマーの何れかであって硬化前後の屈折率が異なるも
の、または(III)これら(A)、(B)または
(C)と屈折率がこれらと異なる光重合性を有しない化
合物(D)との組成物が挙げられる。特に(I)および
(III)においては屈折率差が0.01以上のもの同
士の組合せが好ましく、(II)においては硬化前後の
屈折率差が0.01以上の化合物が好ましい。
【0010】モノマー(A)の具体例としてはテトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、エチルカルビトールアク
リレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリレー
ト、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフェノ
キシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノ
キシプロピルアクリレート、ω−ヒドロキシヘキサノイ
ルオキシエチルアクリレート、アクリロイルオキシエチ
ルサクシネート、アクリロイルオキシエチルフタレー
ト、トリブロムフェノキシエチルアクリレート、イソボ
ルニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、2,2,3,3−テトラフ
ルオロプロピルアクリレート、ならびにこれらのアクリ
レートに対応するメタクリレート、およびN−ビニルピ
ロリドン、N−アクリロイルモルフォリンなどがあげら
れる。これらのモノマーは屈折率が上記の条件を満たせ
ば、単独または混合して使用することができる。
【0011】オリゴマー(B)としては例えばポリオー
ルポリアクリレート、変性ポリオールポリアクリレー
ト、イソシアヌル酸骨格のポリアクリレート、メラミン
アクリレート、ヒダントイン骨格のポリアクリレート、
ポリブタジエンアクリレート、エポキシアクリレート、
ウレタンアクリレートなどがあげられる。これらのオリ
ゴマーは(A)と同様に屈折率が上記条件を満たせば単
独または混合して使用することができる。
【0012】重合性二重結合を複数有するモノマーまた
はオリゴマーであって、硬化前後の屈折率が異なるもの
(C)としては、例えばトリエチレングリコールジアク
リレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、1,6−ヘキサ
ンジオールジアクリレート、水添ジシクロペンタジエニ
ルジアクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノ
ールAジアクリレート、トリメチロールプロパントリア
クリレート、ペンタエリスリトールヘキサアクリレー
ト、トリスアクリロキシイソシアヌレート、多官能のエ
ポキシアクリレート、多官能のウレタンアクリレート
や、これらのアクリレートに対応するメタクリレートお
よびジビニルベンゼン、トリアリルイソシアヌレート、
ジエチレングリコールビスアリルカーボネート等が挙げ
られる。これらの化合物は、単独で用いることができる
が他の化合物と併用してもよい。また、屈折率差の条件
を満たせば、これらの化合物を(A)または(B)とし
て用いることもできる。
【0013】屈折率が(A)、(B)または(C)と異
なる光重合性を有しない化合物(D)としては例えばポ
リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオ
キシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ナイロン等のポリマー類や、トルエン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコ
ール、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフ
ラン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド、アセトニトリル等の有機薬品等や有機ハロ
ゲン化合物、有機ケイ素化合物、可塑剤、安定剤等のプ
ラスチック添加剤などが挙げられる。
【0014】さらに、光重合性組成物の硬化性を向上さ
せるため、光重合開始剤を使用することが好ましい。光
重合開始剤として例えばベンゾフェノン、ベンジル、ミ
ヒラーズケトン、2−クロロチオキサントン、2,4−
ジエチルチオキサントン、ベンゾインエチルエーテル、
ジエトキシアセトフェノン、ベンジルジメチルケター
ル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、1
−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンなどが例示
される。
【0015】上記の組成物を図1及び図2に示すような
光硬化装置で硬化させることにより、特定の角度をなす
入射光を選択的に散乱する光制御板が作成される。ま
た、性能発現に支障のない範囲で熱硬化機構の併用も可
能である。なお硬化に際して該組成物を例えば、基板上
に塗布するか、またはセル中に封入して膜状の形状に
し、ついで特定方向から紫外線を照射して硬化させる方
法が好ましい。この方法により所望の角度をなす入射光
のみを選択的に散乱する光制御板を作ることができる。
【0016】本発明の方法において用いる光源は、光重
合に寄与する紫外線を発するものであって、被照射位置
(光重合性組成物の膜面)から見て光源が線状の形状を
なしているものであり、棒状のランプは好ましい線状照
射光源の1つである。本発明においては、照射紫外線の
波長が400nm以下のものを光源として用いるか、も
しくは照射紫外線の波長を400nm以下の波長域に限
定するため、400nmを越える波長域の照射光を遮断
するフィルターを、光源と光重合性組成物の膜面間の好
ましい位置に配置し、該組成物に400nm以下の波長
の紫外線のみを照射する。但し、本発明の目的・効果を
達成する限りにおいて、実質的に400nm以下の波長
を主体とする紫外線を用いることもできる。
【0017】線状光源を用い、その照射条件を調節する
と、生成した膜状またはシート状の硬化物は光源の長軸
と短軸方向に対して異方性を示し、光源の長軸方向を軸
として回転させた場合にのみ、特定角度の光を散乱す
る。
【0018】すなわち、生成したシート状(膜状)の重
合硬化物は屈折率の異なる領域が、ある方向に配向した
状態で周期的に存在した層状微小構造体を形成してお
り、特定の角度より入射した光は屈折率の異なる領域で
散乱するものと考えられる。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法によれば、不透明角度幅が
32度以上、より広い不透明角度幅を有するものとして
は35度以上の広い不透明角度幅の光制御板を製造する
ことができ、またその制御も容易である。また本発明の
方法により製造された不透明角度幅を広げた光制御板に
おいては、最も高い曇価、最も低い曇価(透明度)は変
化せず、光制御板の特性である特定角度以外での透明性
を維持することができる。
【0020】本発明の方法により製造された光制御板
は、プラスチックシート状あるいは膜状として、あるい
はガラス板や他のプラスチック等に積層された状態で使
用することができる。そして、これらの製品は建造物や
車両の窓材、ディスプレイ、鏡、温室など多方面への応
用が期待できる。
【0021】
【実施例】以下に本発明を実施例によってさらに具体的
に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。なお、実施例における”部”は重量部を意
味する。
【0022】実施例1 ポリプロピレングリコールとヘキサメチレンジイソシア
ネート及び2 −ヒドロキシエチルアクリレートの反応に
よって得られた平均分子量約3000のポリエーテルウ
レタンアクリレート(屈折率1.460)40部に対し
て、2,4,6−トリブロムフェニルアクリレート30
部、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレ
ート30部(屈折率1.526)及び、光重合開始剤と
して2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン1.
5部を添加混合した光重合性組成物を調製した。該組成
物をガラス板上に約200μmの厚さに塗布し光重合性
組成物の膜状体を形成した。該膜状体とガラス板は図1
及び図2においては5として示されるものである。紫外
線照射設備としては図1及び図2で示される装置を用い
た。図中、1は120w/cmの棒状水銀ランプ、2は
遮光板、3は干渉フィルター及び4はコンベアーであ
る。コンベアー4上に光重合性組成物の膜状体を塗布し
たガラス板を乗せ矢印方向に定速度(0.2m/分)で
移動させる。水銀ランプ1からの紫外線は該膜状体がそ
の直下にきたときに干渉フィルター3を通して照射され
るように遮光板が配置されている。干渉フィルター3は
透過波長は313nmの干渉フィルターであり、その透
過スペクトルは図3(7)に示した。得られた硬化膜を
有するガラス板についてそのまま曇価を測定した。ガラ
ス板自体の曇価は無視し得る。入射光の角度(θ)を変
化させたときの曇価の入射角度依存性を図4のように測
定し、その結果を図5に記した。図4中、矢印は入射光
の方向、膜状体を有するガラス板5に付したA及びBは
図1におけるA及びBに対応するものである。図5の曇
価曲線から最大曇価及び曇価40%以上を示す不透明角
度幅を求め表1に記した。
【0023】実施例2 光重合開始剤としてイソプロピルチオキサンソンを1.
5部、2−メチル−1−〔(4−メチルチオ)フェニ
ル〕−2−モルホリルプロパン−1を0.5部用い、透
過波長365nmの干渉フィルター(該干渉フィルター
による照射波長の透過スペクトルを図3(6)に示す)
を用いる以外は実施例1と同じようにして硬化膜を有す
るガラス板5を得、実施例1と同様の測定をした。その
結果を表1に示す。
【0024】実施例3 光重合開始剤としてアシルホスフィンオキサイド1.5
部を用い、実施例2で使用した透過波長365nmの干
渉フィルターを用いる以外は実施例1と同じようにして
硬化膜を有するガラス板5を得、実施例1と同様の測定
をした。その結果を表1に示す。
【0025】実施例4 実施例1で使用した透過波長313nmの干渉フィルタ
ーを用いる以外は実施例3と同じようにして硬化膜を有
するガラス板5を得、実施例1と同様の測定をした。そ
の結果を表1に示す。
【0026】実施例5 ポリプロピレングリコールとヘキサメチレンジイソシア
ネート及び2−ヒドロキシエチルアクリレートの反応に
よって得られた平均分子量約3000のポリエーテルウ
レタンアクリレート(屈折率1.460)30部に対し
て、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレ
ート70部(屈折率1.526)及び、光重合開始剤と
して2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン1.
5部を添加混合した光重合性組成物を使用し、該組成物
の塗膜を有するガラス板5の上部に透過波長254nm
の干渉フィルター3(該干渉フィルターによる照射波長
の透過スペクトルを図3(8)に示す)を使用する以外
は実施例1と同じようにして硬化膜を有するガラス板5
を得、実施例1と同様の測定をした。その結果を表1に
示す。
【0027】実施例6 実施例1で使用した透過波長313nmの干渉フィルタ
ーを用いる以外は実施例5と同じようにして硬化膜を有
するガラス板5を得、実施例1と同様の測定をした。そ
の結果を表1に示す。
【0028】比較例1 干渉フィルターを用いない以外は実施例1と同じように
して硬化膜を有するガラス板5を得、実施例1と同様の
測定をした。その結果を表1に示す。
【0029】比較例2 干渉フィルターを用いない以外は実施例5と同じように
して硬化膜を有するガラス板5を得、実施例1と同様の
測定をした。その結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法に使用される紫外線照射装置
の一例の側面図。
【図2】上記紫外線照射装置の斜視図。
【図3】実施例において用いた干渉フィルターによる照
射波長の透過スペクトルを示すグラフ。
【図4】本発明における光制御板の曇価の測定法を示す
図。
【図5】実施例1の光制御板の曇価の入射光の角度によ
る変化を示すグラフである。
【符号の説明】 1.棒状の紫外線ランプ 2.遮光板 3.干渉フィルター 4.コンベア 5.ガラス板上に塗布された光重合性組成物の膜状体 6.実施例2において用いた透過波長365nmの干渉
フィルターによる照射波長の透過スペクトル 7.実施例1において用いた透過波長313nmの干渉
フィルターによる照射波長の透過スペクトル 8.実施例5において用いた透過波長254nmの干渉
フィルターによる照射波長の透過スペクトル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光重合性組成物の膜状体に特定方向から紫
    外線を照射して該組成物を硬化させて特定角度範囲の入
    射光のみを選択的に散乱する光制御板を製造する方法に
    おいて、400nm以下の波長の紫外線を照射すること
    を特徴とする光制御板の製造方法。
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