JP2782250B2 - 光制御板用組成物 - Google Patents
光制御板用組成物Info
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、特定角度からの入射光のみを選択的に散乱
する光制御板を作成するための組成物に関するものであ
る。
する光制御板を作成するための組成物に関するものであ
る。
<従来の技術> 従来、プラスチックやガラスより成る透明体は、どの
角度からの光に対しても透明なものしかなかった。そこ
で特定の角度からの光のみを透過するものとしては、プ
ラスチックの透明シート及び不透明シートを交互に貼り
合せたプラスチックブロックより切り出した配向膜や、
感光性樹脂を用いて透明基板上に格子や縞等の模様を有
するレリーフを設け、さらにその上に透明基板等を組み
合わせる、いわゆる「遮光板」が一般的に用いられてい
た。この遮光板としては、例えば特開昭57−189439号公
報に示されているものがある。
角度からの光に対しても透明なものしかなかった。そこ
で特定の角度からの光のみを透過するものとしては、プ
ラスチックの透明シート及び不透明シートを交互に貼り
合せたプラスチックブロックより切り出した配向膜や、
感光性樹脂を用いて透明基板上に格子や縞等の模様を有
するレリーフを設け、さらにその上に透明基板等を組み
合わせる、いわゆる「遮光板」が一般的に用いられてい
た。この遮光板としては、例えば特開昭57−189439号公
報に示されているものがある。
<発明が解決しようとする課題> しかし、これら従来の配向膜や遮光板は、その製造方
法が煩雑であるために高価であり、又膜質が均一になら
ないという問題点を有していた。これに対して、屈折率
に差のある複数の重合性化合物を、所定の紫外線硬化条
件で硬化することにより極めて容易に特定角度からの入
射光のみを選択的に散乱する均一な膜質の光制御板を得
る製造法が、例えば特開昭63−309902号公報等に提案さ
れている。
法が煩雑であるために高価であり、又膜質が均一になら
ないという問題点を有していた。これに対して、屈折率
に差のある複数の重合性化合物を、所定の紫外線硬化条
件で硬化することにより極めて容易に特定角度からの入
射光のみを選択的に散乱する均一な膜質の光制御板を得
る製造法が、例えば特開昭63−309902号公報等に提案さ
れている。
しかしながらこの光制御板用樹脂組成物はそれぞれの
屈折率に差がある分子内に1個以上の重合性炭素−炭素
二重結合を有する化合物の複数を必要とするものであっ
た。
屈折率に差がある分子内に1個以上の重合性炭素−炭素
二重結合を有する化合物の複数を必要とするものであっ
た。
本発明者は、分子内に重合性炭素−炭素二重結合を有
する化合物を分子内に重合性炭素−炭素二重結合を有し
ない化合物と組合わせることで特定の角度を成す入射光
のみを選択的に散乱透過する光制御板が生成することを
見い出し本発明を完成した。
する化合物を分子内に重合性炭素−炭素二重結合を有し
ない化合物と組合わせることで特定の角度を成す入射光
のみを選択的に散乱透過する光制御板が生成することを
見い出し本発明を完成した。
<課題を解決するための手段> すなわち、本発明は、分子内に重合性炭素−炭素二重
結合を有する化合物(A)と、上記化合物(A)が光硬
化する際に反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素
二重結合を有しない化合物(B)との組合わせであっ
て、(A)と(B)との屈折率差が0.01以上であること
を特徴とする光制御板用組成物を提供するものである。
結合を有する化合物(A)と、上記化合物(A)が光硬
化する際に反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素
二重結合を有しない化合物(B)との組合わせであっ
て、(A)と(B)との屈折率差が0.01以上であること
を特徴とする光制御板用組成物を提供するものである。
以下、本発明について詳述する。
本発明において用いられる重合性炭素−炭素二重結合
を有する化合物(A)とは分子内にアクリロイル基、メ
タアクリロイル基、ビニル基、アリル基などの重合可能
な基を1個以上含有するモノマー又はオリゴマーであ
る。例えば、ポリエステルアクリレート、ポリオールポ
リアクリレート、変性ポリオールポリアクリレート、イ
ソシアヌル酸骨格のポリアクリレート、メラミンアクリ
レート、ヒダントイン骨格のポリアクリレート、ポリブ
タジエンアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ンアクリレートなどの多官能性アクリレートや、これら
のアクリレートに対応するメタアクリレート、またテト
ラヒドロフルフリルアクリレート、エチルカルビトール
アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリ
レート、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフ
ェノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピルアクリレート、ω−ヒドロキシヘキサ
ノイルオキシエチルアクリレート、アクリロイルオキシ
エチルサクシネート、アクリロイルオキシエチルフタレ
ート、トリブロムフェノキシエチルアクリレート、イソ
ボルニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロ
プロピルアクリレートならびにこれらの単官能性アクリ
レートに対応するメタアクリレート、およびN−ビニル
ピロリドン、トリアリルイソシアヌレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート、ジアリリデンペン
タエリスリトールなどがあげられる。
を有する化合物(A)とは分子内にアクリロイル基、メ
タアクリロイル基、ビニル基、アリル基などの重合可能
な基を1個以上含有するモノマー又はオリゴマーであ
る。例えば、ポリエステルアクリレート、ポリオールポ
リアクリレート、変性ポリオールポリアクリレート、イ
ソシアヌル酸骨格のポリアクリレート、メラミンアクリ
レート、ヒダントイン骨格のポリアクリレート、ポリブ
タジエンアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタ
ンアクリレートなどの多官能性アクリレートや、これら
のアクリレートに対応するメタアクリレート、またテト
ラヒドロフルフリルアクリレート、エチルカルビトール
アクリレート、ジシクロペンテニルオキシエチルアクリ
レート、フェニルカルビトールアクリレート、ノニルフ
ェノキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシ−3−フ
ェノキシプロピルアクリレート、ω−ヒドロキシヘキサ
ノイルオキシエチルアクリレート、アクリロイルオキシ
エチルサクシネート、アクリロイルオキシエチルフタレ
ート、トリブロムフェノキシエチルアクリレート、イソ
ボルニルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレー
ト、ラウリルアクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロ
プロピルアクリレートならびにこれらの単官能性アクリ
レートに対応するメタアクリレート、およびN−ビニル
ピロリドン、トリアリルイソシアヌレート、ジエチレン
グリコールビスアリルカーボネート、ジアリリデンペン
タエリスリトールなどがあげられる。
一方、本発明において用いられる化合物(A)が光硬
化する際に反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素
二重結合を有しない化合物(B)とは分子内にアクリロ
イル基、メタアクリロイル基、ビニル基、アリル基など
の重合可能な基を含有しない化合物である。例えば、ポ
リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオ
キシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ナイロン等のポリマー類や、トルエン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコ
ールアセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラ
ン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、アセトニトリル等の有機薬品などや有機ハロ
ゲン化合物、有機ケイ素化合物、可塑剤、安定剤等のプ
ラスチック添加剤などがあげられる。
化する際に反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素
二重結合を有しない化合物(B)とは分子内にアクリロ
イル基、メタアクリロイル基、ビニル基、アリル基など
の重合可能な基を含有しない化合物である。例えば、ポ
リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリエチレンオ
キシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコー
ル、ナイロン等のポリマー類や、トルエン、n−ヘキサ
ン、シクロヘキサン、メチルアルコール、エチルアルコ
ールアセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラ
ン、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、アセトニトリル等の有機薬品などや有機ハロ
ゲン化合物、有機ケイ素化合物、可塑剤、安定剤等のプ
ラスチック添加剤などがあげられる。
これらの重合性二重結合を有する化合物(A)と重合
性二重結合を有しない化合物(B)とは、硬化前は互い
に均一に溶解することが必要であり、又化合物(A)と
(B)と屈折率差は0.01以上、望ましくは0.02以上であ
ることが必要である。
性二重結合を有しない化合物(B)とは、硬化前は互い
に均一に溶解することが必要であり、又化合物(A)と
(B)と屈折率差は0.01以上、望ましくは0.02以上であ
ることが必要である。
また、重合性二重結合を有する化合物(A)と重合性
二重結合を有しない化合物(B)との組成は化合物の種
類により適宜選択すればよく、特に限定されるものでは
ないが、好ましくは(A)が10〜99重量%、(B)が90
〜1重量%、より好ましくはそれぞれ50〜95重量%、50
〜5重量%の範囲である。
二重結合を有しない化合物(B)との組成は化合物の種
類により適宜選択すればよく、特に限定されるものでは
ないが、好ましくは(A)が10〜99重量%、(B)が90
〜1重量%、より好ましくはそれぞれ50〜95重量%、50
〜5重量%の範囲である。
本発明の組成物は光硬化型の光制御板作成用の組成物
であり、図−1に示すような光硬化装置で硬化させるこ
とにより、特定の角度をなす入射光を選択的に散乱する
光制御板を作成できる。なお、硬化に際して該組成物を
基板上に塗布するか又はセル中に封入し、特定方向から
光を照射して硬化させる。この方法により所望の角度を
なす入射光を選択的に散乱する光制御板を作ることがで
きる。
であり、図−1に示すような光硬化装置で硬化させるこ
とにより、特定の角度をなす入射光を選択的に散乱する
光制御板を作成できる。なお、硬化に際して該組成物を
基板上に塗布するか又はセル中に封入し、特定方向から
光を照射して硬化させる。この方法により所望の角度を
なす入射光を選択的に散乱する光制御板を作ることがで
きる。
ここで照射する光としては、可視光線、紫外線等の重
合反応を起こさせるものが用いられるが、特に紫外線が
好ましく用いられる。
合反応を起こさせるものが用いられるが、特に紫外線が
好ましく用いられる。
必要に応じて組成物に光重合開始剤を適宜添加しても
よい。用いられる光重合開始剤としては、例えばベンゾ
フェノン、ベンジル、ミヒラーズケトン、2−クロロチ
オキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンゾ
イルエチルエーテル、ジエトキシアセトフェノン、ベン
ジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトンなどが例示される。
よい。用いられる光重合開始剤としては、例えばベンゾ
フェノン、ベンジル、ミヒラーズケトン、2−クロロチ
オキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、ベンゾ
イルエチルエーテル、ジエトキシアセトフェノン、ベン
ジルジメチルケタール、2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロピオフェノン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニ
ルケトンなどが例示される。
光重合において用いる光源は、光重合に寄与する紫外
線、可視光線等を発するものであって、被照射位置(膜
面)から見て光源の線状の形状をなしているものであ
り、棒状のランプは好ましい線状照射光源の1つであ
る。
線、可視光線等を発するものであって、被照射位置(膜
面)から見て光源の線状の形状をなしているものであ
り、棒状のランプは好ましい線状照射光源の1つであ
る。
線状光源を用い、その照射条件を調節すると、生成し
たシート状の硬化物は光源の長軸と短軸方向に対して異
方性を示し、光源の長軸方向を軸として回転させた場合
にのみ、特定角度の光を散乱する。
たシート状の硬化物は光源の長軸と短軸方向に対して異
方性を示し、光源の長軸方向を軸として回転させた場合
にのみ、特定角度の光を散乱する。
すなわち、生成したシート状の硬化物は屈折率の異な
る領域が、ある方向に配向した状態で周期的に存在して
おり。特定の角度より入射した光は屈折率の異なる領域
の境界で全反射し散乱するものと考えられる。
る領域が、ある方向に配向した状態で周期的に存在して
おり。特定の角度より入射した光は屈折率の異なる領域
の境界で全反射し散乱するものと考えられる。
この屈折率の異なる領域は、本発明の組成物の一方で
ある重合性二重結合を有する化合物(A)が光硬化する
際に反応に関与しない重合性二重結合を有しない化合物
(B)の拡散による濃度分布の差を生じることによって
生成しているものと思われ、濃度差による屈折率差が大
きければ大きい程、得られる光制御板の光散乱能は高く
なるものと思われる。したがってそれぞれの化合物相互
の屈折率差が0.01未満である場合には、濃度差による屈
折率差がつきにくいため十分な散乱能を有しないものと
考えられる。
ある重合性二重結合を有する化合物(A)が光硬化する
際に反応に関与しない重合性二重結合を有しない化合物
(B)の拡散による濃度分布の差を生じることによって
生成しているものと思われ、濃度差による屈折率差が大
きければ大きい程、得られる光制御板の光散乱能は高く
なるものと思われる。したがってそれぞれの化合物相互
の屈折率差が0.01未満である場合には、濃度差による屈
折率差がつきにくいため十分な散乱能を有しないものと
考えられる。
<発明の効果> 本発明の組成物において、従来複数の重合性化合物を
必要とした特定角度の入射光のみを選択的に散乱する光
制御板を、単一の重合性化合物を使用し、非重合性化合
物と組合わせることで製造することが可能となった。
必要とした特定角度の入射光のみを選択的に散乱する光
制御板を、単一の重合性化合物を使用し、非重合性化合
物と組合わせることで製造することが可能となった。
本発明の組成物より得られる光制御板はプラスチック
シートであるが、これをガラス板や他のプラスチックシ
ート等にコートしても使用できる。
シートであるが、これをガラス板や他のプラスチックシ
ート等にコートしても使用できる。
そしてこれらを用いて窓材、車輌、ディスプレイ、
鏡、温室など多方面への応用が期待できる。
鏡、温室など多方面への応用が期待できる。
<実施例> 以下本発明を実施例によって更に詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。な
お、実施例で“部”は“重量部”を意味する。
本発明はこれら実施例に限定されるものではない。な
お、実施例で“部”は“重量部”を意味する。
実施例1 ポリメタクリル酸メチル33部をN−ビニルピロリドン
67部に溶解させた後、2−ヒドロキシ−2−メチル−プ
ロピオフェノン3部を添加混合した樹脂組成物をガラス
板上に200μmの厚さで塗布し、30wの水銀ランプの紫外
線照射装置を用いて図−1の様に距離40cmで1分間紫外
線を照射し、硬化膜を得た。この曇価の入射光角度依存
性を図−2の様に測定した。その結果を表−1に示す。
67部に溶解させた後、2−ヒドロキシ−2−メチル−プ
ロピオフェノン3部を添加混合した樹脂組成物をガラス
板上に200μmの厚さで塗布し、30wの水銀ランプの紫外
線照射装置を用いて図−1の様に距離40cmで1分間紫外
線を照射し、硬化膜を得た。この曇価の入射光角度依存
性を図−2の様に測定した。その結果を表−1に示す。
実施例2 ポリビニルピロリドン50部を2−ヒドロキシエチルア
クリレート100部に溶解させた後、2−ヒドロキシ−2
−メチル−プロピオフェノン5部を添加混合した樹脂組
成物を実施例1と同様にして硬化膜を得、その曇価を測
定した。その結果を表−1に示す。
クリレート100部に溶解させた後、2−ヒドロキシ−2
−メチル−プロピオフェノン5部を添加混合した樹脂組
成物を実施例1と同様にして硬化膜を得、その曇価を測
定した。その結果を表−1に示す。
実施例3 下記構造式で示されるアクリレート(I)100部 に対し、ジメチルホルムアミド10部及び2−ヒドロキシ
−2−メチル−プロピオフェノン3部を添加混合した組
成物を実施例1と同様にして硬化膜を得、その曇価を測
定した。その結果を表−1に示す。
−2−メチル−プロピオフェノン3部を添加混合した組
成物を実施例1と同様にして硬化膜を得、その曇価を測
定した。その結果を表−1に示す。
比較例1〜3 実施例1〜3に示されるアクリレートそれぞれ100部
に対し、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェノ
ン3部を添加混合し、実施例1と同様にしてそれぞれ硬
化させ、硬化膜を得た。それぞれの硬化膜を実施例1と
同様にして曇価を測定した。結果を表−1に示す。
に対し、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェノ
ン3部を添加混合し、実施例1と同様にしてそれぞれ硬
化させ、硬化膜を得た。それぞれの硬化膜を実施例1と
同様にして曇価を測定した。結果を表−1に示す。
図−1は実施例、比較例で用いられた紫外線照射装置の
側面図及び平面図を示す。 図−2は実施例、比較例における曇価の測定方法を表
す。
側面図及び平面図を示す。 図−2は実施例、比較例における曇価の測定方法を表
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−54201(JP,A) 特開 平1−147406(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08F 2/00 - 2/60 G02B 1/00 - 1/04 G02B 5/00 - 5/02
Claims (2)
- 【請求項1】分子内に重合性炭素−炭素二重結合を有す
る化合物(A)と、上記化合物(A)が光硬化する際に
反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素二重結合を
有しない化合物(B)との組合わせであって、(A)と
(B)との屈折率差が0.01以上であることを特徴とする
光制御板用組成物。 - 【請求項2】分子内に重合性炭素−炭素二重結合を有す
る化合物(A)と、上記化合物(A)が光硬化する際に
反応に関与しない分子内に重合性炭素−炭素二重結合を
有しない化合物(B)との組成比が、(A)が10〜99重
量%、(B)が90〜1重量%である請求項1に記載の光
制御板用組成物。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247415A JP2782250B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 光制御板用組成物 |
US07/531,683 US5137801A (en) | 1989-06-05 | 1990-06-01 | Process for producing light control plate having light-scattering pervious region |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1247415A JP2782250B2 (ja) | 1989-09-22 | 1989-09-22 | 光制御板用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03107902A JPH03107902A (ja) | 1991-05-08 |
JP2782250B2 true JP2782250B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=17163097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1247415A Expired - Fee Related JP2782250B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-09-22 | 光制御板用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782250B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2990374B2 (ja) | 1989-11-30 | 1999-12-13 | 住友化学工業株式会社 | 光制御板用樹脂組成物及び光制御板 |
EP1582917A1 (en) | 2004-03-31 | 2005-10-05 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Projection screen |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4707347B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2011-06-22 | リコー光学株式会社 | 樹脂材料を含む組成物、樹脂材料を含む組成物の特性の調整方法、三次元構造体の製造方法、及び三次元構造体 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0758361B2 (ja) * | 1987-06-11 | 1995-06-21 | 住友化学工業株式会社 | 光制御板およびその製造方法 |
JPH01147406A (ja) * | 1987-12-02 | 1989-06-09 | Sumitomo Chem Co Ltd | 光制御板用の樹脂組成物 |
-
1989
- 1989-09-22 JP JP1247415A patent/JP2782250B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2990374B2 (ja) | 1989-11-30 | 1999-12-13 | 住友化学工業株式会社 | 光制御板用樹脂組成物及び光制御板 |
EP1582917A1 (en) | 2004-03-31 | 2005-10-05 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Projection screen |
US7586680B2 (en) | 2004-03-31 | 2009-09-08 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Projection screen having a plural number of light control layers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03107902A (ja) | 1991-05-08 |
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Legal Events
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