JPH06115883A - チェーンレバーホイスト - Google Patents

チェーンレバーホイスト

Info

Publication number
JPH06115883A
JPH06115883A JP5166124A JP16612493A JPH06115883A JP H06115883 A JPH06115883 A JP H06115883A JP 5166124 A JP5166124 A JP 5166124A JP 16612493 A JP16612493 A JP 16612493A JP H06115883 A JPH06115883 A JP H06115883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
spindle
screwed
lever
rotated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5166124A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2725230B2 (ja
Inventor
Iwao Kataoka
巖 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THREE H KK
HHH Manufacturing Co
Original Assignee
THREE H KK
HHH Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THREE H KK, HHH Manufacturing Co filed Critical THREE H KK
Priority to JP5166124A priority Critical patent/JP2725230B2/ja
Publication of JPH06115883A publication Critical patent/JPH06115883A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2725230B2 publication Critical patent/JP2725230B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハブ又はスピンドルを手で若干角度だけ回動
させることによってハブのスピンドルに対する螺合位置
をラチェットギヤー及びブレーキライニングに対するハ
ブの接触圧が作用しない状態に位置づけ、この状態から
元に戻らないように保持することにより、ロードシーブ
の遊転動作を簡単な機構で確保する。 【構成】 主枠と、主枠に回転自在に取り付けられたロ
ードシーブと、これと連動して回転するように主枠に取
り付けられたスピンドルと、スピンドルに固定された固
定摩擦板と、スピンドルに螺合してレバーにより回動さ
れるハブと、固定摩擦板とハブとの間でスピンドルに遊
嵌するラチェットギヤー及びブレーキライニングと、ラ
チェットギヤーに噛み合うように主枠に取り付けられた
ラチェット爪と、ハブのスピンドルに対する螺合位置を
巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動作時の位置にず
らしたときに螺合位置が元に戻らないように保持する位
置決め機構とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手動でレバーを操作
することによって、物品の巻揚げ、巻降し、又は牽引が
できる、ロードチェーンを用いたチェーンレバーホイス
ト(以下「レバーホイスト」という)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のレバーホイストでは、
レバー操作によるロードチェーンの巻揚げ・巻降し動作
(以下「巻き動作」という)の他、無負荷の状態におい
てチェーンが自由に移動する、いわゆるロードシーブの
遊転動作が行えることが、必要不可欠の条件とされてい
る。
【0003】従来のレバーホイストの内、現在主流をな
しているレバーホイストの構造としては、主枠と、上記
主枠に回転自在に取り付けられたロードシーブと、上記
ロードシーブと連動して回転するように上記主枠に取り
付けられたスピンドルと、上記スピンドルに固定された
固定摩擦板と、上記スピンドルに螺合すると共にスピン
ドルまわりに揺動するレバーにより回動されるハブと、
上記固定摩擦板と上記ハブとの間において上記スピンド
ルに遊嵌するラチェットギヤー及びブレーキライニング
と、上記ラチェットギヤーに噛み合うように主枠に取り
付けられたラチェット爪とを備え、上記ハブを回動する
ことによって固定摩擦板とハブとの間隔が変わるように
して上記ラチェットギヤー及びブレーキライニングを緩
緊自在にすると共に、例えば上記固定摩擦板とハブとの
間にコイルスプリングを弾装するなどして常時ハブをコ
イルスプリングの力で外方向に押しやり、上記ブレーキ
ライニングへのハブの接触圧を緩和する方向、即ちブレ
ーキを緩めるようにしたバネ式のレバーホイストが知ら
れている。その作動を説明すると、巻揚げ動作時、レバ
ーを巻揚げ方向に揺動していくと、吊り下げ荷重による
トルクによってハブがスピンドルにネジ込まれてハブと
固定摩擦板とで上記ラチェットギヤー及びブレーキライ
ニングを締め付けるから、レバーのトルクがハブからラ
チェットギヤー、ブレーキライニング、固定摩擦板、ス
ピンドル、ロードシーブへと伝わり、ラチェットギヤー
がラチェット爪に乗り上げながら回転することによって
ロードシーブが巻揚げ方向に回転し、物品が巻揚げられ
る。一方、巻降し動作時、吊り下げ荷重によるトルクに
よってハブがスピンドルにネジ込まれてハブと固定摩擦
板とで上記ラチェットギヤー及びブレーキライニングが
締め付けられているが、レバーを巻降し方向に揺動して
いくと、この揺動している間はレバーのトルクによって
上記締め付け力が若干緩和されるから、上記ラチェット
ギヤー及びブレーキライニングと固定摩擦板との間が適
度に滑り、ロードシーブがハブの回動に応じて巻降し方
向に回動し、物品が巻降される。そして、遊転動作時に
は、レバーとハブの連結関係を断ち切ってからハブを回
動して固定摩擦板とハブとの間隔をあけると、ラチェッ
トギヤー及びブレーキライニングに対するハブの接触圧
が緩まり、コイルスプリングの力でハブが外方向に押し
やられてブレーキが効かないようになり、ロードシーブ
が遊転できるようになるものである。
【0004】なお、この種のレバーホイストにおいて
は、0.5トンを超える重量用の機種には、上記ロード
シーブとスピンドルが複数個の減速歯車を介して連結さ
れるものが多いが、それ以下の軽量用の機種では、ロー
ドシーブとスピンドルとが直結する構造のものが一般的
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のバネ式レバーホイストは、ロードシーブの遊転動作中
にチェーンを速く移動すると、スピンドルだけが回転し
てハブの回転がそれに追随しないため、スピンドルがハ
ブにネジ込まれて固定摩擦板とハブとの間隔が狭まって
ブレーキがかかり、遊転動作が得られなくなる。そのた
め、その都度ハブを手で回して固定摩擦板とハブとの間
隔を広げ、これによってブレーキを解除する操作を繰り
返さなければならないという問題があった。
【0006】さらに、従来のバネ式レバーホイストで
は、特に軽量の物品を巻降すとき、物品が軽量であるた
めにスピンドルをハブにネジ込む力が弱く、これがハブ
を外方向に押しやるコイルスプリングのバネ力よりも小
さいときには、ブレーキが効いていない状態で勢いよく
巻降され、不慮の事故につながるという致命的な問題が
見られた。
【0007】すなわち、従来のバネ式レバーホイストで
は、コイルスプリングのバネ力を強くすると遊転動作は
確保し易いが、軽量物の墜落事故が起こり易くて危険で
あり、反面、バネ力を弱くすると軽量物の墜落は防止で
きるが、遊転動作においてチェーンを速く操作すると直
ちにブレーキが効いてチェーンの移動に不都合であると
いう相反する問題があった。
【0008】この他に、ロードシーブを遊転動作させる
機構としては、例えば上述した減速歯車付きのレバーホ
イストにおいて、減速歯車の軸をスライドさせて歯車の
連結関係を遮断することにより、ロードシーブを遊転動
作させるようにしたものや、ラチェット爪をラチェット
ギヤーから外せる構造にし、ラチェット爪を外すことに
よりロードシーブを遊転動作させるようにしたものがあ
る。これらの機構を使えば、上述した問題は起こり難い
が、いずれも複雑な機構であるから、操作性が悪くてス
ムーズに作動しないことがあったり、故障し易くて信頼
性に欠けるものであった。しかも、遊転動作から巻き動
作に移るときは、必ず1アクション必要である。
【0009】本発明者は上記問題の解決について実験・
研究を重ねてきた結果、レバーホイストの遊転動作は、
スピンドルとハブとをブレーキが効いていない状態で一
体的に回るように関係づけることによって得られること
に着目し、ハブ又はスピンドルを手で少しの角度だけ回
動させることによって、ハブのスピンドルに対する螺合
位置を、ラチェットギヤー及びブレーキライニングに対
するハブ及び固定摩擦板の接触圧が作用しない状態に位
置づけ、この状態から元に戻らないように保持すること
により、ロードシーブの遊転動作を簡単な機構で確保す
ることを目的とし、併せて上述した諸問題を一挙に解決
することを狙うものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する手段
として、主枠と、上記主枠に回転自在に取り付けられた
ロードシーブと、上記ロードシーブと連動して回転する
ように上記主枠に取り付けられたスピンドルと、上記ス
ピンドルに固定された固定摩擦板と、上記スピンドルに
螺合すると共にスピンドルまわりに揺動するレバーによ
り回動されるハブと、上記固定摩擦板と上記ハブとの間
において上記スピンドルに遊嵌するラチェットギヤー及
びブレーキライニングと、上記ラチェットギヤーに噛み
合うように主枠に取り付けられたラチェット爪と、上記
ハブのスピンドルに対する螺合位置を巻き動作時の位置
から若干ずれた遊転動作時の位置にずらしたときに螺合
位置が元に戻らないように保持する位置決め機構とを備
える構成を採用した。
【0011】
【作用】上記構成のレバーホイストは、巻揚げ動作時、
レバーを揺動してハブを巻揚げ方向に回動すれば、吊り
下げ荷重によるトルクによってハブがスピンドルにネジ
込まれてハブと固定摩擦板とで上記ラチェットギヤー及
びブレーキライニングを締め付け、さらにレバーにより
ハブを巻揚げ方向に回動していくと、レバーのトルクは
ハブからラチェットギヤー、ブレーキライニング、固定
摩擦板、スピンドル、ロードシーブへと伝わり、ラチェ
ットギヤーがラチェット爪に乗り上げながら回転するこ
とによってロードシーブが巻揚げ方向に回転する。一
方、巻降し動作時は、吊り下げ荷重によるトルクによっ
てハブがスピンドルにネジ込まれてハブと固定摩擦板と
で上記ラチェットギヤー及びブレーキライニングが締め
付けられるが、ここでレバーによりハブを巻降し方向に
回動すれば、この回動している間はレバーのトルクによ
って上記締め付け力が若干緩和されるから、上記ラチェ
ットギヤー及びブレーキライニングと固定摩擦板との間
が適度に滑り、ロードシーブがハブの回動に応じて巻降
し方向に回動する。そして、遊転動作時には、ハブ又は
スピンドルを少しの角度だけ手で回してハブのスピンド
ルに対する螺合位置を巻き動作時の位置から若干ずれた
遊転動作時の位置、つまりラチェットギヤー及びブレー
キライニングに対するハブの接触圧が作用しない位置に
して、位置決め機構により螺合位置が元に戻らないよう
に保持すれば、スピンドルとハブとの相対位置がブレー
キの効いていない状態に保持されるから、ロードシーブ
の遊転動作が確保され、ロードシーブを急速に回転させ
てもブレーキが効くことはない。また上記位置決め機構
が解除されると、従来のバネ式レバーホイストのように
常時ハブを外方向に押しやるコイルスプリング等の部材
がないので、ハブのラチェットギヤー及びブレーキライ
ニングに対する接触圧が確実に確保される。
【0012】
【実施例】図1〜図5は第1実施例を示す。図1及び図
2において、1は主枠、2は主枠1に回転自在に取り付
けられたロードシーブ、3はロードシーブ2に係合する
ロードチェーン、4は主枠1に回転自在に取り付けられ
たスピンドルであって、一端にスピンドルギヤー4bを
有し、このスピンドルギヤー4bが減速歯車群Gを介し
てロードシーブ2のギヤ2aに噛合しており、また他端
側にネジ部4aを有している。5は円盤形のハブであっ
て、中央に雌ネジが切られた穴を有しており、この穴に
上記スピンドル4のネジ部4aが螺合している。上記ハ
ブ5は、摩擦板5bと、切替えギヤー5aとを一体的に
有しており、外面に突起5cを突設している。ここで、
ハブ5の外周部分は、ハブ5を手で回すときに手をかけ
るためのノブとして機能するが、ノブをハブ5とは別体
にしてハブ5の外周側に取り付けてもよい。6はスピン
ドル4に固定された固定摩擦板である。上記摩擦板5b
と固定摩擦板6との間には、ラチェットギヤー7と、1
枚〜複数枚のブレーキライニング8とがスピンドル4に
遊嵌した状態で装着されており、ハブ5を手で回すこと
によって固定摩擦板6とハブ5との間隔を変えて、ラチ
ェットギヤー7及びブレーキライニング8を緩緊自在と
している。
【0013】また同図中、7aは主枠1に取り付けられ
て上記ラチェットギヤー7に噛み合う一対のラチェット
爪、9はスピンドル4を中心にして揺動するように設け
られたレバーである。10は巻き動作と、遊転動作を切
替えるためのつまみであって、レバー9に回動自在に設
けられ、その内端には上記ハブ5の切替えギヤー5aに
噛み合うU字形の切替え爪10aを有している。また、
11は、上記突起5cと共に位置決め機構を構成する板
バネであって、この板バネ11はスピンドル4に固定さ
れており、図2に示すようにスピンドル回転中心からみ
て扇形に形成されている。図2では、ハブ5のスピンド
ル4に対する螺合位置が巻き動作時の位置にある。すな
わち、ハブ5を時計方向に回してスピンドル4にネジ込
んだ状態であり、この状態では図4に示すように突起5
cが板バネ11に圧接しており、突起5cが板バネ11
に対して滑りながら移動することは可能である。そし
て、図3ではハブ5のスピンドル4に対する螺合位置
が、巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動作時の位置
にある。すなわち、ハブ5を少しの角度だけ反時計方向
にずらして螺合位置が元に戻らないように保持された状
態であって、図5に示すように突起5cが板バネ11か
ら外れて、その反時計方向の端縁に掛かり、それ以上時
計方向には回らないように仮固定されている。ただし、
反時計方向に回ることは可能である。ここで、仮固定と
は、ハブ5とスピンドル4とが、これらにかかるトルク
が限界値以下のときは両者が連結関係にあるが、限界値
を超えると連結状態が解除されることをいう。
【0014】次に、上記構成のレバーホイストの作動要
領について述べる。巻揚げ動作時は、図2において上記
つまみ10を時計方向に倒して切替え爪10aの左端を
切替えギヤー5aに噛ませ、上記レバー9を時計方向に
揺動すれば、吊り下げ荷重によるトルクにより上記ハブ
5がスピンドル4にネジ込まれてハブ5と固定摩擦板6
とで上記ラチェットギヤー7及びブレーキライニング8
を締め付ける。このとき、図2及び図4に示すように上
記突起5cは板バネ11に圧接している。さらに上記レ
バー9を時計方向に繰り返し揺動していくと、レバー9
のトルクはハブ5からラチェットギヤー7、ブレーキラ
イニング8、固定摩擦板6、スピンドル4、ロードシー
ブ2へと伝わり、ラチェットギヤー7がラチェット爪7
aに乗り上げながら回転することによってロードシーブ
2が巻揚げ方向に回転してロードチェーン3を巻揚げ
る。
【0015】一方、巻降し動作時は、図2において上記
つまみ10を反時計方向に倒して切替え爪10aの右端
を切替えギヤー5aに噛ませれば、吊り下げ荷重による
トルクによって上記ハブ5がスピンドル4にネジ込まれ
てハブ5と固定摩擦板6とで上記ラチェットギヤー7及
びブレーキライニング8が締め付けられる。このときも
上記突起5cは板バネ11に圧接している。さらに、上
記レバー9を反時計方向に繰り返し揺動していくと、こ
の揺動している間はレバー9のトルクにより上記締め付
け力が若干緩和されるから、固定摩擦板6と上記ラチェ
ットギヤー7及びブレーキライニング8とが適度に滑
り、ロードシーブ2が回転してロードチェーン3を巻降
す。
【0016】そして、遊転動作時には、ロードシーブ2
から垂下している左右のロードチェーン3を手で掴んで
おいて、図3のように、つまみ10を中立位置にセット
して切替え爪10aを切替えギヤー5aから離すと共
に、ハブ5を手で少しの角度だけ反時計方向に回すとハ
ブ5のスピンドル4に対する螺合位置が巻き動作の位置
から若干ずれた遊転動作時の位置になり、位置決め機構
により螺合位置が元に戻らないように仮固定される。す
なわち、図3及び図5に示すように突起5cが板バネ1
1から外れて、その反時計方向の端縁に当接し、それ以
上時計方向には回らないから、ラチェットギヤー7及び
ブレーキライニング8に対するハブ5の接触圧が作用し
ない状態でスピンドル4とハブ5との相対位置が保持さ
れ、ブレーキが効いていない状態に保持されるから、ロ
ードシーブ2の遊転動作が確保され、ロードシーブ2を
急速に回転させてもブレーキが効くことはない。
【0017】この遊転動作から巻揚げ動作に移る場合
は、つまみ10を時計方向に倒して切替え爪10aの左
端を切替えギヤー5aに噛ませ、上記レバー9を時計方
向に揺動すれば、レバー9のトルクは板バネ11が突起
5cの移動を阻止しようとする力よりも勝るから、突起
5cが板バネ11を押し上げてハブ5が時計方向に回
り、仮固定が解除されて図2の状態になり、そのまま直
ちに巻揚げ動作が得られる。一方、遊転動作から巻降し
動作に移る場合は、ハブ5を時計方向に回し、つまみ1
0を反時計方向に倒して切替え爪10aの右端を切替え
ギヤー5aに噛ませ、上記レバー9を反時計方向に揺動
すれば、仮固定が解除されて図2の状態になり、巻降し
動作が得られる。
【0018】また、上記位置決め機構による仮固定が解
除されると、従来のバネ式レバーホイストのように常時
ハブを外方向に押しやるコイルスプリング等の部材がな
いので、ハブ5のラチェットギヤー7及びブレーキライ
ニング8に対する接触圧を確保できることから、軽量物
品の巻降し動作におけるブレーキの不作動による墜落事
故を皆無にできる。
【0019】さらに、先に説明したような減速歯車の軸
をスライドさせるタイプや、ラチェット爪をラチェット
ギヤーから外すタイプのものに比べて構造が非常に簡単
であるから、製造し易い。また、ハブ5とスピンドル4
との相対位置が判るようにインジケータを付ければ、遊
転動作可能な状態であるか否かが確認できる。しかも、
ブレーキライニング8が摩耗しても遊転動作時のハブ5
のスピンドル4に対する螺合位置は変化しない。
【0020】次に、第2実施例〜第11実施例を説明す
る。いずれの実施例も位置決め機構の構成のみが第1実
施例と異なる。まず図6は第2実施例を示す。第1実施
例では板バネ11をスピンドル回転中心からみて扇形に
形成したが、第2実施例では板バネ11’をほぼ円盤形
に形成し、これにスピンドル回転中心から半径方向に延
びる1本の溝11’aを切り欠いたものである。図6で
は、ハブ5のスピンドル4に対する螺合位置が巻き動作
時の位置にあり、ハブ5を時計方向に回してスピンドル
4にネジ込んだ状態であり、この状態では突起5cが板
バネ11’に圧接しており、突起5cが板バネ11’に
対して滑りながら移動することは可能である。そして、
ハブ5を少しの角度だけ反時計方向にずらして突起5c
が板バネ11’の溝11’aに嵌まると、ハブ5のスピ
ンドル4に対する螺合位置が遊転動作時の位置になっ
て、それ以上時計方向には回らないように仮固定され、
螺合位置が元に戻らないように保持される。
【0021】図7及び図8は第3実施例を示す。ハブ5
の外側面に凹陥部12を設け、該凹陥部12にあるスピ
ンドル4に円盤13を固定し、この円盤13の周縁に切
り欠き13aを切り、中途にU字形の凸曲部14aを有
した棒バネ14の一端をハブ凹陥部12の内周壁に固定
して、棒バネ14の弾性によって凸曲部14aが円盤1
3の周縁に圧接するように構成したものである。図7で
はハブ5のスピンドル4に対する螺合位置が巻き動作時
の位置にある。すなわち、ハブ5を時計方向に回してス
ピンドル4にネジ込んだ状態であり、凸曲部14aが円
盤13の周縁に圧接している。そして、図8ではハブ5
のスピンドル4に対する螺合位置が、巻き動作時の位置
から若干ずれた遊転動作時の位置にある。すなわち、ハ
ブ5を少しの角度だけ反時計方向にずらして螺合位置が
元に戻らないように保持された状態であって、凸曲部1
4aが円盤13の切り欠き13aに嵌まり、それ以上は
回らず、それ以上時計方向には回らないように仮固定さ
れている。なお、棒バネの一端のみでなく、両端ともハ
ブ凹陥部12の内周壁に固定してもよい。
【0022】図9及び図10は第4実施例を示す。ハブ
5の外側面に凹陥部12を設け、この凹陥部12にある
スピンドル4に円盤13’を固定し、この円盤13’の
直径方向に一対のシリンダー15、15が固定されてい
る。各シリンダー15の外端にはボールが埋め込まれ、
各シリンダー15の中にはコイルスプリングが縮んだ状
態で装着されている。そして、凹陥部12の内壁には直
径方向に一対の切り欠き16a、16aが切ってある。
図9では、ハブ5のスピンドル4に対する螺合位置が巻
き動作時の位置にある。すなわち、ハブ5を時計方向に
回してスピンドル4にネジ込んだ状態であり、この状態
ではシリンダー15のボールがハブ5の凹陥部12の内
壁に圧接している。そして、図10では、ハブ5のスピ
ンドル4に対する螺合位置が、巻き動作時の位置から若
干ずれた遊転動作時の位置にある。すなわち、ハブ5を
手で少しの角度だけ反時計方向に回した状態であり、シ
リンダー15のボールが部14aが凹陥部12の切り欠
き16aに嵌まり、それ以上時計方向には回らないよう
に仮固定されている。なお、16bはストッパであっ
て、ハブ5が反時計方向に回り得る限界を規定してい
る。
【0023】図11は第5実施例を示す。ハブ5の外側
面に凹陥部12を設け、この凹陥部12にあるスピンド
ル4に対して直径方向に一対のアーム17,17を固定
している。そして、凹陥部12の内壁には直径方向に一
対の永久磁石18,18が固定されている。図11にお
いて、仮想線の状態ではハブ5のスピンドル4に対する
螺合位置が巻き動作時の位置にあり、ハブ5を時計方向
に回してスピンドル4にネジ込んだ状態である。そし
て、実線で示すようにハブ5を少しの角度だけ反時計方
向にずらして永久磁石18,18がアーム17,17に
付着すると、ハブ5のスピンドル4に対する螺合位置が
遊転動作時の位置になって、それ以上時計方向には回ら
ないように仮固定され、螺合位置が元に戻らないように
保持される。
【0024】図12及び図13は第6実施例を示す。ス
ピンドル4に直径方向に一対のアーム21,21を固定
している。また、ハブ5の外側面において、直径方向に
一対の孔5e,5eを設け、この各孔5eにコイルスプ
リング23を入れてからピン22を出没自在に嵌入して
いる。図12及び図13において、仮想線の状態ではハ
ブ5のスピンドル4に対する螺合位置が巻き動作時の位
置にあり、ハブ5を時計方向に回してスピンドル4にネ
ジ込んだ状態である。そして、実線で示すようにハブ5
を少しの角度だけ反時計方向にずらしてピン22がアー
ム21の下をくぐって逆側に出ると、ハブ5のスピンド
ル4に対する螺合位置が遊転動作時の位置になって、そ
れ以上時計方向には回らないように仮固定され、螺合位
置が元に戻らないように保持される。
【0025】図14及び図15は第7実施例を示す。ハ
ブ5の外側面において、直径方向に一対の凸条26,2
6を設けている。この凸条26,26は、図15に示す
ように断面がクサビ型をしている。また、スピンドル4
に円盤形のロック板27を、スピンドル軸方向に移動可
能に且つ回転方向には束縛して設け、このロック板27
に上記凸条26,26に嵌合する凹陥部27aを形成し
ている。さらに、スピンドル4には円盤形の固定板28
を固定し、この固定板28とロック板27との間にコイ
ルスプリング29を縮装している。図14において、仮
想線の状態ではハブ5のスピンドル4に対する螺合位置
が巻き動作時の位置にあり、ハブ5を時計方向に回して
スピンドル4にネジ込んだ状態である。このとき、ロッ
ク板27は、その凹陥部27aまわりがハブ5の凸条2
6,26に乗り上げている。そして、実線で示すように
ハブ5を少しの角度だけ反時計方向にずらすと、スプリ
ング29に付勢されたロック板27の凹陥部27aがハ
ブ5の凸条26,26に嵌合し、ハブ5のスピンドル4
に対する螺合位置が遊転動作時の位置になって、それ以
上時計方向には回らないように仮固定され、螺合位置が
元に戻らないように保持される。
【0026】図16及び図17は第8実施例を示す。ハ
ブ5の外側面において、スピンドル4にアーム31,3
1を固定し、その先端下側にゴム等の弾性体32,32
を固定する。図17の状態ではハブ5のスピンドル4に
対する螺合位置が巻き動作時の位置にあり、ハブ5を時
計方向に回してスピンドル4にネジ込んだ状態であり、
このとき、弾性体32,32の下面とハブ5の外側面と
の間には隙間があいている。そして、ハブ5を少しの角
度だけ反時計方向にずらすと、ハブ5がスピンドル4へ
螺合するピッチ分だけ浮き上がってきてハブ外側面が弾
性体32,32に当接し、圧縮変形した弾性体32,3
2による押圧力を受けてハブ5のスピンドル4に対する
螺合位置が遊転動作時の位置で仮固定され、螺合位置が
元に戻らないように保持される。
【0027】図18は第9実施例を示す。ハブ5の外側
面に凹陥部12を設け、該凹陥部12にあるスピンドル
4にカム36を固定する一方、中途にU字形の凸曲部3
7aを有した棒バネ37の両端をハブ凹陥部12の内周
壁に固定して、棒バネ37の弾性によって凸曲部37a
がカム36のノーズに外嵌するように構成したものであ
る。図18の仮想線の状態ではハブ5のスピンドル4に
対する螺合位置が巻き動作時の位置にあり、ハブ5を時
計方向に回してスピンドル4にネジ込んだ状態である。
そして、ハブ5を少しの角度だけ反時計方向にずらす
と、実線で示すように棒バネ37の凸曲部37aがカム
36のノーズに外嵌して、ハブ5のスピンドル4に対す
る螺合位置が遊転動作時の位置になって、それ以上時計
方向には回らないように仮固定され、螺合位置が元に戻
らないように保持される。
【0028】図19及び図20は第10実施例を示す。
第1実施例〜第9実施例は、位置決め機構による保持を
バネ等で仮固定することにより行ったが、第10実施例
及び第11実施例は仮固定ではなく固定している。ここ
で、固定とは、ハブ5とスピンドル4とが、解除操作を
しない限りは連結関係にあることをいう。すなわち、4
1はスピンドル4に対して軸方向にのみ移動できるよう
にスプライン結合したキャップであって、その背面には
直径方向に2本の棒42,42が一体に設けられ、また
ハブ5の側面には直径方向に2つの孔43,43が形成
されている。図19では、ハブ5のスピンドル4に対す
る螺合位置が巻き動作時の位置にある。すなわち、ハブ
5が時計方向に回ってスピンドル4にネジ込まれた状態
であり、棒42,42が孔43,43からはずれてい
る。そして、図20ではハブ5のスピンドル4に対する
螺合位置が、巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動作
時の位置にある。すなわち、ハブ5を少しの角度だけ反
時計方向にずらして螺合位置が元に戻らないように保持
された状態であって、ハブ5を手で少しの角度だけ反時
計方向に回すと、棒42,42が孔43,43に嵌まっ
て、それ以上は回らず、ハブ5がスピンドル4に対して
固定される。上記ハブ5とキャップ41との間にはコイ
ルスプリング(図示省略)が装着され、キャップ41を
常にハブ側に引き寄せている。このコイルスプリングは
上記キャップ41を常に時計方向に回そうとするように
捻りバネとしても機能している。従って、図20の遊転
動作から脱するにはキャップ41を手前へ引けば直ちに
図19の巻き動作に移る。
【0029】図21〜図23は第11実施例を示す。ス
ピンドル4に固定板46を固定する一方、つまみ付き操
作板49を回動自在に設けると共に、ハブ5の外側面に
おいて直径方向に一対の孔5e,5eを設け、この各孔
5eにコイルスプリング48を入れてから段付きピン4
7を出没自在に嵌入している。上記固定板46には段付
きピン47の先端部が嵌入可能な孔46aが設けられ、
また操作板49には図23に示すように段付きピン47
の先端部が嵌入可能な長孔49aが周方向に設けられ、
この操作板下面の長孔49aの周囲は周方向に沿って傾
斜しており、操作板49を回すと傾斜面が段付きピン4
7の肩部を当接して段付きピン47の孔5eからの突き
出し量を調整するようにしている。図21において、仮
想線の状態ではハブ5のスピンドル4に対する螺合位置
が巻き動作時の位置にあり、ハブ5を時計方向に回して
スピンドル4にネジ込んだ状態である。そして、つまみ
付き操作板49を回動して段付きピン47の孔5eから
の突き出し量を最大にしておいてから図21に実線で示
すようにハブ5を少しの角度だけ反時計方向にずらして
段付きピン47が孔46aに一致すると、段付きピン4
7がコイルスプリング48の付勢力を受けて孔46aに
嵌入し、これによってハブ5のスピンドル4に対する螺
合位置が遊転動作時の位置になり、それ以上時計方向に
は回らないように固定され、螺合位置が元に戻らないよ
うに保持される。この場合、固定状態からの解除はつま
み付き操作板49を回動して段付きピン47の孔5eか
らの突き出し量を最小にすれば段付きピン47が孔46
aから外れて巻き動作が可能になる。
【0030】なお、上記第7実施例(図14及び図1
5)では、凸条26を断面クサビ型に形成すると共に、
凹陥部27aを上記凸条26に合う形に形成して、両者
の嵌合によって仮固定したが、凸条26を断面矩形型に
形成すると共に、凹陥部もこれに合う形に形成すれば、
両者の嵌合によって固定ができる。すなわち、ロック板
27を持ち上げる解除操作をしない限りはハブ5とスピ
ンドル4とが連結関係に保たれる。
【0031】以上述べたところから明らかであるよう
に、本発明は要するに、ロードシーブ2の遊転動作を保
持するために、ロードチェーン3の移動に伴って回転す
るスピンドル4とハブ5が一体的に回る程度にスピンド
ル4及びハブ5を回転方向で固定ないしは仮固定するこ
とを一つの特徴としている。
【0032】そして、第1実施例〜第9実施例は、位置
決め機構が保持力の弱い仮固定タイプであるから、レバ
ー9のトルクなど一定量以上の外力がかかれば、その保
持状態が自動的に解除され、ワンタッチで巻き動作が得
られるという利点があり、操作性に優れている。
【0033】なお、上記各実施例では、ハブ5を回動さ
せることにより、ハブ5のスピンドル4に対する螺合位
置を巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動作時の位置
にずらすようにしたが、逆にハブ5はそのままの位置に
しておいてスピンドル4を回動させることにより、ハブ
5のスピンドル4に対する螺合位置を巻き動作時の位置
から若干ずれた遊転動作時の位置にずらすようにしても
よい。そのようにするときには、スピンドル4を手で回
動できるように例えばその先端にノブ等をつければよ
い。そして、ハブ5を手で掴んでおいてスピンドル4の
ノブ等を手で回動すればよい。
【0034】また、上記位置決め機構としては、各実施
例に示した構造に限定されるものでなく、上記ハブ又は
スピンドルを回動してハブをスピンドルに対して少しの
角度だけ手で回し、これによってハブのスピンドルに対
する螺合位置を巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動
作時の位置にずらしたときに螺合位置が元に戻らないよ
うに保持するものであればよく、それらの構造は数多く
考えられるので、その構造について上記実施例以外のも
のを一々図示、説明することは省略する。しかも、位置
決め機構は螺合位置が元に戻らないように保持すれば充
分であり、必ずしも固定タイプのようにその位置から時
計方向にも反時計方向にも一切動かないようにする必要
はなく、第1、第3、第4、第6、第7、第9実施例の
ように螺合位置が遊転動作時の位置を越え得るものであ
ってもよい。
【0035】さらに、必ずしもハブ及びスピンドルの両
方の構造を従来の構造と異なった構造にする必要はな
い。例えばハブは従来と同じ構造にしておき、スピンド
ルのネジ部のピッチを、外方に向かって正常よりも徐々
に大きくなるように変えておけば、ハブを手で回したと
きにハブが上記ネジ部の変形した部分に引っかかって仮
固定されることになる。
【0036】
【発明の効果】従って、本発明のレバーホイストは、位
置決め機構により、ハブのスピンドルに対する螺合位置
を巻き動作時の位置から若干ずれた遊転動作時の位置に
ずらしたときに螺合位置が元に戻らないように保持し
て、スピンドルとハブとの相対位置をブレーキの効いて
いない状態に保持するから、途中でブレーキが効くこと
なく安定した遊転動作が得られる。また、上記位置決め
機構が解除されると、従来のバネ式レバーホイストのよ
うに常時ハブを外方向に押しやるコイルスプリング等の
部材がないので、ハブのラチェットギヤー及びブレーキ
ライニングに対する接触圧を確保できることから、軽量
物品の巻降し動作におけるブレーキの不作動による墜落
事故を皆無にできる。しかも、上記位置決め機構による
保持力を巻揚げ時にハブにかかるトルクに負ける程度の
力に設定すれば、直ちに巻き動作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部の縦断側面図、
【図2】第1実施例の巻き動作時におけるハブ、スピン
ドルなどの相対位置を示す部分正面図、
【図3】第1実施例の遊転動作時におけるハブ、スピン
ドルなどの相対位置を示す部分正面図、
【図4】図2のIVーIV線断面図、
【図5】図3のVーV線断面図、
【図6】第2実施例の巻き動作時における図2相当図、
【図7】第3実施例の巻き動作時における図2相当図、
【図8】第3実施例の遊転動作時における図3相当図、
【図9】第4実施例の巻き動作時における図2相当図、
【図10】第4実施例の遊転動作時における図3相当
図、
【図11】第5実施例の遊転動作時におけるハブ、スピ
ンドルなどの相対位置を示すと共に、巻き動作時におけ
る磁石を仮想線で示した部分正面図、
【図12】第6実施例の遊転動作時におけるハブ、スピ
ンドルなどの相対位置を示すと共に、巻き動作時におけ
るピンを仮想線で示した部分正面図、
【図13】第6実施例のピンまわりのハブの拡大断面
図、
【図14】第7実施例の遊転動作時におけるハブ、スピ
ンドルなどの相対位置を示すと共に、巻き動作時におけ
る凸条を仮想線で示した部分正面図、
【図15】第7実施例のハブの断面図、
【図16】第8実施例のハブ、スピンドルなどの相対位
置を示す部分正面図、
【図17】第8実施例のハブの断面図、
【図18】第9実施例の遊転動作時におけるハブ、スピ
ンドルなどの相対位置を示すと共に、巻き動作時におけ
るカムを仮想線で示した部分正面図、
【図19】第10実施例の巻き動作時における図2相当
図、
【図20】第10実施例の遊転動作時における図3相当
図、
【図21】第11実施例の遊転動作時におけるハブ、ス
ピンドルなどの相対位置を示すと共に、巻き動作時にお
けるピンを仮想線で示した部分正面図、
【図22】第11実施例のハブの断面図、
【図23】第11実施例におけるピンまわりの拡大断面
図である。
【符号の説明】
1 主枠 2 ロードシーブ 3 ロードチェーン 4 スピンドル 5 ハブ 5c 突起 6 固定摩擦板 7 ラチェットギヤー 8 ブレーキライニング 9 レバー 11 板バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主枠と、上記主枠に回転自在に取り付けら
    れたロードシーブと、上記ロードシーブと連動して回転
    するように上記主枠に取り付けられたスピンドルと、上
    記スピンドルに固定された固定摩擦板と、上記スピンド
    ルに螺合すると共にスピンドルまわりに揺動するレバー
    により回動されるハブと、上記固定摩擦板と上記ハブと
    の間において上記スピンドルに遊嵌するラチェットギヤ
    ー及びブレーキライニングと、上記ラチェットギヤーに
    噛み合うように主枠に取り付けられたラチェット爪と、
    上記ハブのスピンドルに対する螺合位置を巻き動作時の
    位置から若干ずれた遊転動作時の位置にずらしたときに
    螺合位置が元に戻らないように保持する位置決め機構と
    を備えたことを特徴とするチェーンレバーホイスト。
JP5166124A 1992-08-17 1993-06-11 チェーンレバーホイスト Expired - Lifetime JP2725230B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5166124A JP2725230B2 (ja) 1992-08-17 1993-06-11 チェーンレバーホイスト

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24119192 1992-08-17
JP4-241191 1992-08-17
JP5166124A JP2725230B2 (ja) 1992-08-17 1993-06-11 チェーンレバーホイスト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06115883A true JPH06115883A (ja) 1994-04-26
JP2725230B2 JP2725230B2 (ja) 1998-03-11

Family

ID=26490618

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5166124A Expired - Lifetime JP2725230B2 (ja) 1992-08-17 1993-06-11 チェーンレバーホイスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2725230B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7156374B2 (en) 2004-09-27 2007-01-02 Hhh Manufacturing Co. Chain block
KR101598016B1 (ko) * 2014-09-19 2016-02-26 맹다해 수동 겸용 전동체인블럭

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552570A (en) * 1978-10-02 1980-01-10 Kito Kk Idling apparatus for lever type hoisting*tracting equipment
JPS6316714U (ja) * 1986-07-18 1988-02-03

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552570A (en) * 1978-10-02 1980-01-10 Kito Kk Idling apparatus for lever type hoisting*tracting equipment
JPS6316714U (ja) * 1986-07-18 1988-02-03

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7156374B2 (en) 2004-09-27 2007-01-02 Hhh Manufacturing Co. Chain block
KR101598016B1 (ko) * 2014-09-19 2016-02-26 맹다해 수동 겸용 전동체인블럭

Also Published As

Publication number Publication date
JP2725230B2 (ja) 1998-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8157077B2 (en) Clutch device for electric winches
US4069902A (en) Reversible ratchet loadbinder
KR0129788B1 (ko) 체인 레버 호이스트
US7093694B2 (en) Release hold mechanism with gravity weighted indicator flag
CA2462013C (en) Release hold mechanism for a hand brake having a quick release mechanism
JP2615371B2 (ja) チェーンレバーホイスト
US2590610A (en) Winch
JPH06115883A (ja) チェーンレバーホイスト
JP2000128487A (ja) チェーンブロック
US5421553A (en) Lever-type winch idler device
US4471946A (en) Idling device for lever hoist
JP2000169091A (ja) チェーンレバーホイスト
JP4518813B2 (ja) 巻上牽引装置
JP3158185B2 (ja) チェーンブロック
JPS6316714Y2 (ja)
JP4614792B2 (ja) 巻上牽引装置
JP2024011499A (ja) レバーホイスト
JPH026066Y2 (ja)
JPH07172779A (ja) レバー式巻上牽引機
JPH04129769U (ja) スピニングリールのストツパ装置
JPH0535988Y2 (ja)
JPH11246185A (ja) コイルスプリング式一方向伝達クラッチを使用したホイスト
JPH0394628A (ja) ドラグ機構付きリール
JPH0460915B2 (ja)
JPH05132293A (ja) 小型牽引巻上機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121205

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131205

Year of fee payment: 16

EXPY Cancellation because of completion of term