JPH06115833A - エレベータの運転制御装置 - Google Patents
エレベータの運転制御装置Info
- Publication number
- JPH06115833A JPH06115833A JP4267448A JP26744892A JPH06115833A JP H06115833 A JPH06115833 A JP H06115833A JP 4267448 A JP4267448 A JP 4267448A JP 26744892 A JP26744892 A JP 26744892A JP H06115833 A JPH06115833 A JP H06115833A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- car
- elevator
- full
- operation control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗かごの占有密度を測定せずに満員通過の指
令を行なうエレベータの運転制御装置の提供。 【構成】 乗かご１の積載荷重が満員以下の所定荷重以
上となり、乗場呼び８Ｆ１に応答したとき、乗場８Ｆに
乗かご１が停止する以前の積載荷重を記憶する積載荷重
記憶装置６と、乗場８Ｆに乗かご１が走行したときの積
載荷重と、積載荷重記憶装置６の積載荷重とを比較し、
荷重変化がないとき満員通過運転を行なわせる荷重比較
装置９とを備えた構成である。
令を行なうエレベータの運転制御装置の提供。 【構成】 乗かご１の積載荷重が満員以下の所定荷重以
上となり、乗場呼び８Ｆ１に応答したとき、乗場８Ｆに
乗かご１が停止する以前の積載荷重を記憶する積載荷重
記憶装置６と、乗場８Ｆに乗かご１が走行したときの積
載荷重と、積載荷重記憶装置６の積載荷重とを比較し、
荷重変化がないとき満員通過運転を行なわせる荷重比較
装置９とを備えた構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの運転制御装
置に係り、特に乗かごが混雑時に好適なエレベータの運
転制御装置に関する。
置に係り、特に乗かごが混雑時に好適なエレベータの運
転制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、エレベータの運転制御装置は、特
開平２−２９５８６７号公報記載のように、エレベータ
より取得する重量、行き先、及び乗かご内占有密度情報
に基づいて、エレベータの満員通過等の運行を制御する
装置があった。
開平２−２９５８６７号公報記載のように、エレベータ
より取得する重量、行き先、及び乗かご内占有密度情報
に基づいて、エレベータの満員通過等の運行を制御する
装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、占有
密度を計測する装置を、乗かご内に設ける必要があり、
この占有密度測定装置の設置に多大な費用を要すること
や、床の汚れや、乗客の体形や、乗客の所持品の有無、
または、乗かご内に積み込まれた荷物の大きさや、荷物
の高さなど誤差を生じさせる要素が多く、乗かご内の占
有密度を測定しても、乗かご内の占有密度が多くても乗
場呼びのある乗場に停止してしまうという誤動作が生じ
るという問題があった。
密度を計測する装置を、乗かご内に設ける必要があり、
この占有密度測定装置の設置に多大な費用を要すること
や、床の汚れや、乗客の体形や、乗客の所持品の有無、
または、乗かご内に積み込まれた荷物の大きさや、荷物
の高さなど誤差を生じさせる要素が多く、乗かご内の占
有密度を測定しても、乗かご内の占有密度が多くても乗
場呼びのある乗場に停止してしまうという誤動作が生じ
るという問題があった。
【０００４】本発明の目的は、乗かごの占有密度を測定
せずに満員通過の指令を行なうことのできるエレベータ
の運転制御装置を提供することにある。
せずに満員通過の指令を行なうことのできるエレベータ
の運転制御装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、エレベータの乗かごの積載荷重が予め定められた満
員の荷重となると、乗場呼びに応答せずかご呼びのみの
応答を行なう満員通過運転を行なうエレベータの運転制
御装置において、前記積載荷重が満員以下の所定荷重以
上となり、かつ、前記乗場呼びに応答したとき、当該乗
場に前記乗かごが停止する以前の前記積載荷重を記憶す
る積載荷重記憶装置と、前記当該乗場に前記乗かごが走
行したときの前記積載荷重と前記積載荷重記憶装置の積
載荷重とを比較し、荷重変化がないとき前記満員通過運
転を行なわせる荷重比較装置とを備えたものである。
に、エレベータの乗かごの積載荷重が予め定められた満
員の荷重となると、乗場呼びに応答せずかご呼びのみの
応答を行なう満員通過運転を行なうエレベータの運転制
御装置において、前記積載荷重が満員以下の所定荷重以
上となり、かつ、前記乗場呼びに応答したとき、当該乗
場に前記乗かごが停止する以前の前記積載荷重を記憶す
る積載荷重記憶装置と、前記当該乗場に前記乗かごが走
行したときの前記積載荷重と前記積載荷重記憶装置の積
載荷重とを比較し、荷重変化がないとき前記満員通過運
転を行なわせる荷重比較装置とを備えたものである。
【０００６】
【作用】このように構成したので、乗かごが満員以下の
所定荷重以上となり、乗場呼びに応答して乗かごが停止
したとき、当該乗場へ停止以前の積載荷重と走行したと
きの積載荷重に変化がないとき、乗かごが荷物等が占有
され乗客が乗り込む隙がないと判断して、満員通過運転
を行なうようにしたので、乗かごの占有密度を測定する
ことなく、精度の高い満員通過指令を与えることができ
るとともに、エレベータの運転効率も向上する。
所定荷重以上となり、乗場呼びに応答して乗かごが停止
したとき、当該乗場へ停止以前の積載荷重と走行したと
きの積載荷重に変化がないとき、乗かごが荷物等が占有
され乗客が乗り込む隙がないと判断して、満員通過運転
を行なうようにしたので、乗かごの占有密度を測定する
ことなく、精度の高い満員通過指令を与えることができ
るとともに、エレベータの運転効率も向上する。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。
する。
【０００８】図において、エレベータの乗かご１の下部
に荷重センサ２が取付けてあり、この荷重センサ２は積
載荷重が乗かご１の定格積載荷重の、例えば５００ｋｇ
の８０％である４００ｋｇ以上を検出すると信号を出力
する満員検出装置３に接続されている。さらにこの満員
検出装置３は満員通過運転を行なわせる満員指令装置４
に接続され、図示しないエレベータ制御回路に満員通過
運転信号ＦＤを出力する。
に荷重センサ２が取付けてあり、この荷重センサ２は積
載荷重が乗かご１の定格積載荷重の、例えば５００ｋｇ
の８０％である４００ｋｇ以上を検出すると信号を出力
する満員検出装置３に接続されている。さらにこの満員
検出装置３は満員通過運転を行なわせる満員指令装置４
に接続され、図示しないエレベータ制御回路に満員通過
運転信号ＦＤを出力する。
【０００９】また、荷重センサ２は乗かご１の定格荷重
の５０％である２５０ｋｇ以上を検出すると信号を出力
するハーフロード検出装置５と、記憶装置６に接続され
ている。この記憶装置６はセット端子６Ｓに信号が入力
されると、入力端子に入力された荷重センサ２の出力信
号を記憶し、出力端子より出力するものである。
の５０％である２５０ｋｇ以上を検出すると信号を出力
するハーフロード検出装置５と、記憶装置６に接続され
ている。この記憶装置６はセット端子６Ｓに信号が入力
されると、入力端子に入力された荷重センサ２の出力信
号を記憶し、出力端子より出力するものである。
【００１０】また、ハーフロード検出装置５の出力信号
は２入力ＡＮＤ回路７の一方の入力端子に出力され、Ａ
ＮＤ回路７の出力信号は記憶装置６のセット端子６Ｓに
出力される。
は２入力ＡＮＤ回路７の一方の入力端子に出力され、Ａ
ＮＤ回路７の出力信号は記憶装置６のセット端子６Ｓに
出力される。
【００１１】また、エレベータの乗場８Ｆに設置されて
いる乗場呼び釦８Ｆ１、８Ｆ２に乗かご１が応答して停
止したとき出力する乗場呼応答信号ＨＳはＡＮＤ回路７
の他方の入力端子に接続されている。
いる乗場呼び釦８Ｆ１、８Ｆ２に乗かご１が応答して停
止したとき出力する乗場呼応答信号ＨＳはＡＮＤ回路７
の他方の入力端子に接続されている。
【００１２】また、記憶装置６の出力信号は２つの入力
端子Ｓ１、Ｓ２のそれぞれの信号が等しいとき信号を出
力する一致回路９の一方の入力端子９Ｓ１に出力されて
おり、一致回路９の他方の入力端子９Ｓ２は荷重センサ
２に接続されている。また、この一致回路９の出力信号
は満員指令装置４に入力されている。
端子Ｓ１、Ｓ２のそれぞれの信号が等しいとき信号を出
力する一致回路９の一方の入力端子９Ｓ１に出力されて
おり、一致回路９の他方の入力端子９Ｓ２は荷重センサ
２に接続されている。また、この一致回路９の出力信号
は満員指令装置４に入力されている。
【００１３】次に、動作の説明を行なう。
【００１４】今、乗かご１に乗客１ａと荷物１ｂが乗り
込み、乗かご１の積載荷重が３００ｋｇとなり、また、
乗場８Ｆの乗場呼び釦８Ｆ１が押された場合、荷重セン
サ２からの信号でハーフロード検出装置５はＡＮＤ回路
７の一方の入力端子に信号を出力し、また、乗かご１が
乗場８Ｆの乗場呼び釦８Ｆ１に応答すると、乗場呼応答
信号ＨＳがＡＮＤ回路７の他方の入力端子に出力される
ので、ＡＮＤ回路７は記憶装置６のセット端子６Ｓに信
号を出力する。
込み、乗かご１の積載荷重が３００ｋｇとなり、また、
乗場８Ｆの乗場呼び釦８Ｆ１が押された場合、荷重セン
サ２からの信号でハーフロード検出装置５はＡＮＤ回路
７の一方の入力端子に信号を出力し、また、乗かご１が
乗場８Ｆの乗場呼び釦８Ｆ１に応答すると、乗場呼応答
信号ＨＳがＡＮＤ回路７の他方の入力端子に出力される
ので、ＡＮＤ回路７は記憶装置６のセット端子６Ｓに信
号を出力する。
【００１５】ここで、記憶装置６は乗かご１の積載荷重
３００ｋｇを記憶し、さらに一致回路９の入力端子９Ｓ
１に３００ｋｇに相当する信号を出力する。
３００ｋｇを記憶し、さらに一致回路９の入力端子９Ｓ
１に３００ｋｇに相当する信号を出力する。
【００１６】次に、乗かご１が乗場８Ｆに停止し、ドア
が開いても乗場８Ｆの待客８ａが乗かご１に乗り込む空
間がなく、乗り込まなかった場合、荷重センサ２から一
致回路９の入力端子９Ｓ２の信号は３００ｋｇに相当す
る信号であり、入力端子９Ｓ１と等しいので一致回路７
は満員指令装置４へ信号を出力し、満員指令装置４は図
示しないエレベータ制御回路に満員通過運転信号ＦＤを
出力し、乗かご１は満員通過運転が行なわれる。
が開いても乗場８Ｆの待客８ａが乗かご１に乗り込む空
間がなく、乗り込まなかった場合、荷重センサ２から一
致回路９の入力端子９Ｓ２の信号は３００ｋｇに相当す
る信号であり、入力端子９Ｓ１と等しいので一致回路７
は満員指令装置４へ信号を出力し、満員指令装置４は図
示しないエレベータ制御回路に満員通過運転信号ＦＤを
出力し、乗かご１は満員通過運転が行なわれる。
【００１７】
【発明の効果】本発明によれば、乗かごに満員以下の所
定荷重以上となり、乗場呼びに応答して乗かごが停止し
たとき、当該乗場へ停止以前の積載荷重と走行したとき
の積載荷重に変化がないとき、乗かごが荷物等で占有さ
れ乗客が乗り込む隙がないと判断して、満員通過運転を
行なうようにしたので、乗かごの占有密度を測定するこ
となく、精度の高い満員通過指令を与えることができる
とともに、エレベータの運転効率も向上する。
定荷重以上となり、乗場呼びに応答して乗かごが停止し
たとき、当該乗場へ停止以前の積載荷重と走行したとき
の積載荷重に変化がないとき、乗かごが荷物等で占有さ
れ乗客が乗り込む隙がないと判断して、満員通過運転を
行なうようにしたので、乗かごの占有密度を測定するこ
となく、精度の高い満員通過指令を与えることができる
とともに、エレベータの運転効率も向上する。
【図１】本発明の一実施例の要部構成を示すブロック図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例を説明する乗かご及び乗場の
概要図である。
概要図である。
１ 乗かご ２ 荷重センサ ４ 満員指令装置 ５ ハーフロード検出装置 ６ 記憶装置 ９ 一致回路
Claims (1)
- 【請求項１】 エレベータの乗かごの積載荷重が予め定
められた満員の荷重となると、乗場呼びに応答せずかご
呼びのみの応答を行なう満員通過運転を行なうエレベー
タの運転制御装置において、前記積載荷重が満員以下の
所定荷重以上となり、かつ、前記乗場呼びに応答したと
き、当該乗場に前記乗かごが停止する以前の前記積載荷
重を記憶する積載荷重記憶装置と、前記当該乗場に前記
乗かごが走行したときの前記積載荷重と前記積載荷重記
憶装置の積載荷重とを比較し、荷重変化がないとき前記
満員通過運転を行なわせる荷重比較装置とを備えたこと
を特徴とするエレベータの運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267448A JPH06115833A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エレベータの運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267448A JPH06115833A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エレベータの運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06115833A true JPH06115833A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17444990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4267448A Pending JPH06115833A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | エレベータの運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06115833A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008290805A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
| CN103922203A (zh) * | 2013-01-11 | 2014-07-16 | 株式会社日立制作所 | 电梯运行控制装置 |
| JP2015048202A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
| CN112566860A (zh) * | 2018-08-06 | 2021-03-26 | 三菱电机株式会社 | 运行管理装置以及运行管理程序 |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4267448A patent/JPH06115833A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008290805A (ja) * | 2007-05-22 | 2008-12-04 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの制御装置 |
| CN103922203A (zh) * | 2013-01-11 | 2014-07-16 | 株式会社日立制作所 | 电梯运行控制装置 |
| JP2014133641A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Hitachi Ltd | エレベータ運転制御装置 |
| JP2015048202A (ja) * | 2013-08-30 | 2015-03-16 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータ制御装置 |
| CN104418191A (zh) * | 2013-08-30 | 2015-03-18 | 东芝电梯株式会社 | 电梯控制装置 |
| CN112566860A (zh) * | 2018-08-06 | 2021-03-26 | 三菱电机株式会社 | 运行管理装置以及运行管理程序 |
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