JPH053502Y2 - - Google Patents

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JPH053502Y2
JPH053502Y2 JP3323988U JP3323988U JPH053502Y2 JP H053502 Y2 JPH053502 Y2 JP H053502Y2 JP 3323988 U JP3323988 U JP 3323988U JP 3323988 U JP3323988 U JP 3323988U JP H053502 Y2 JPH053502 Y2 JP H053502Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エレベータの呼び装置に係り、特に
運動効率を向上するのに好適なエレベータの呼び
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば特開昭59−26477号公報に示すよ
うに、昇降路内を昇降するかごがいずれの高さ位
置にあつても、乗場の呼び釦によりかごの呼び登
録を行なうものが提案されている。
第3図は従来のエレベータの呼び装置を説明す
る電気回路図である。
この従来のエレベータの呼び装置には、呼び釦
11と、電源端子P,N、呼び釦11の閉じるこ
とにより励磁する登録リレー17、この登録リレ
ー17の常開接点18からなる登録回路とが設け
られている。そして、呼び釦11を押圧すると、
端子P−呼び釦11−登録リレー17−端子Nの
回路が閉成するとともに、登録リレー17が励磁
して常開接点18が閉じ、登録リレー17が自己
保持される。このようにして呼び釦11が設置さ
れる乗場へのかごの呼びを登録し、登録回路に登
録される乗場にかごを呼び寄せるようになつてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような従来のエレベータの呼
び装置では、かごが昇降路内のいずれの高さ位置
にあつても、乗場の呼び釦11によりかごの呼び
登録を行なうので、この乗場に接近するかごが該
乗場の近傍にある場合でも、呼び釦11を押圧す
ると呼び登録が行なわれるという問題があつた。
そして、かごは呼び登録された乗場に停止でき
ず、一旦は通過してしまい、その後、前記乗場に
戻つてきて停止するが、この乗場をかごが通過す
るとともに呼び釦11を押圧した利用者が該かご
とは異なる移動手段により目的階に移動してしま
うことがあり、呼び釦11による呼び登録に応じ
てかごが利用者の居ない乗場に停止してエレベー
タの運転効率が低下するという不具合があつた。
本考案は、このような従来技術における実情に
鑑みてなされたもので、その目的は、かごが乗場
に接近してこの乗場の近傍にある場合に、この乗
場でかごの移動方向と同一の方向への呼び釦が押
圧されても、かごの呼びが登録されることを防止
できるエレベータの呼び装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本考案は、乗場に
上昇用および下降用の少なくとも一方の呼び釦を
設置し、この呼び釦が押圧されるときに該呼び釦
が設置される乗場へのかごの呼びを登録する登録
回路を備え、この登録回路に登録される乗場にか
ごを呼び寄せるようにしたエレベータの呼び装置
において、前記乗場の近傍に前記かごがあること
を検出する検出装置を取付けるとともに、前記登
録回路に、前記かごの接近する乗場で、該かごの
移動方向と同一の方向への前記呼び釦が押圧され
るときに、この呼び釦によるかごの呼び登録を前
記検出装置の検出に伴つて阻止する阻止手段を設
けた構成にしてある。
〔作用〕
本考案は、上記のように構成してあることか
ら、乗場の近傍に取付けられる検出装置がこの乗
場の近傍にかごがあることを検出し、この検出装
置の検出に伴つて登録回路の阻止手段が作動す
る。このとき、前記乗場で、かごの移動方向と同
一の方向への呼び釦が押圧されても、この呼び釦
によるかごの呼び登録が阻止手段によつて阻止さ
れる。
これにより、かごが乗場に接近してこの乗場の
近傍にある場合に、この乗場でかごの移動方向と
同一の方向への呼び釦が押圧されても、かごの呼
びが登録されることを防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案のエレベータの呼び装置を図に基
づいて説明する。
第1図は本考案のエレベータの呼び装置の一実
施例を説明する電気回路図、第2図a,b,cは
第1図に示す本考案のエレベータの呼び装置に設
けられる検出装置を説明する昇降路部分の縦断面
図である。なお、第2図aは昇降路内を下降する
かごが乗場に接近する状態を示す図、第2図bは
第2図aに示すかごが乗場の近傍にある状態を示
す図、第2図cは第2図aに示すかごが乗場を通
過した状態を示す図である。また、前述した第3
図に示すものと同等のものは同一の符号を付して
ある。
第2図a,b,cの昇降路1内を昇降するかご
2は、必要により、乗場3,4,5,6,7に停
止するようになつている。そして、かご2が、例
えば乗場4に停止するときに、かご2は減速開始
点8に到達すると減速を開始して着床点9で停止
する。これらの減速開始点8と着床点9との間に
減速ゾーン10が設けられている。
また、この乗場4には、第1図に示す下降用の
呼び釦11が設置され、減速開始点8の高さ位置
には、常開接点12を有する図示しない上部検出
器が、一方、着床点9の高さ位置には、常閉接点
13を有する図示しない下部検出器がそれぞれ備
えられ、これらの上部検出器と下部検出器とが、
乗場4の近傍にこの乗場4に接近するかご4があ
ることを検出する検出装置を構成している。常開
接点12の閉路により検出リレー14が励磁し、
常開接点15が閉じてこの検出リレー14が自己
保持されるとともに、常閉接点16が開く。これ
らの検出リレー14、常開接点15、常閉接点1
6が、下降するかご2の接近する乗場4で下降用
呼び釦11が押圧されるときに、この呼び釦11
によるかご2の呼び登録を前記検出装置の検出に
伴つて阻止する阻止手段を構成している。呼び釦
11の閉路により登録リレー17が励磁し、常開
接点18が閉じてこの登録リレー17が自己保持
される。
この実施例にあつて、例えばかご2が下降する
ときに乗場4で下降用呼び釦11を押圧すると、
まず、かご2が第2図aに示すように減速ゾーン
10より上方にある場合、上部検出器の常開接点
12が開いており、検出リレー14が励磁せず、
常閉接点16が閉じている。このときに、呼び釦
11が押圧されると、端子P−常閉接点16−呼
び釦11−登録リレー17−端子Nの回路が閉成
され、登録リレー17が励磁し、常開接点18が
閉じて登録リレー17が自己保持されるととも
に、呼び釦11によるかご2の呼びが登録され
る。
次に、かご2が下降して、第2図bに示すよう
に、このかご2が乗場4近傍の減速ゾーン10に
あるとき、かご2が減速開始点8を通過した際に
上部検出器の常開接点が閉じ、検出リレー14が
励磁して、常開接点15の閉路により検出リレー
14が自己保持されるとともに、常閉接点16が
開いた状態にある。このとき、乗場4で呼び釦1
1を押圧しても、常閉接点16が開いているの
で、登録リレー17は励磁されない。このかご2
の呼び登録が阻止される状態は、かご2がさらに
下降して、乗場4の着床点9を通過するまで継続
される。
この着床点9を通過したかご2を、第2図cに
示してある。着床点9を通過する際に、下部検出
器の常閉接点13が開くので、検出リレー14が
消勢するとともに、常閉接点16が閉じる。そこ
で、第2図aに示す場合と同様に、乗場4の呼び
釦11が押圧されると、この乗場11へのかご2
の呼びが登録される。
このように構成した実施例では、かご2が乗場
4に接近してこの乗場4の近傍にある場合、この
乗場4でかご2の移動方向と同一の方向への下降
用呼び釦11が押圧されても、かご2の呼びが登
録されることを防止できる。
なお、この実施例では、かご2が下降し、乗場
4で下降用呼び釦11を押圧する場合について説
明したが、かご2が上昇し、上昇用呼び釦を押圧
する場合、あるいは、途中階の他の乗場3,5,
6,7などで呼び釦を押圧する場合についても同
様である。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように構成したので、かごが
乗場に接近してこの乗場の近傍にある場合に、こ
の乗場でかごの移動方向と同一の方向への呼び釦
を押圧しても、かごの呼び登録を防止することが
できる。したがつて、接近してくるかごの呼び登
録が行なわれたにもかかわらず、このかごの到着
を待つ利用者がいる乗場を通過することがなく、
また、このかごの通過に伴つて利用者が他の移動
手段により移動してしまい、利用者のいない乗場
に、呼び登録に応じて停止するという無駄なかご
の動作を防ぎ、運転効率の向上をはかることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエレベータの呼び装置の一実
施例を説明する電気回路図、第2図a,b,cは
第1図に示す本考案のエレベータの呼び装置に設
けられる検出装置を説明する昇降路部分の縦断面
図、第3図は従来のエレベータの呼び装置を説明
する電気回路図である。 1……昇降路、2……かご、3〜7……乗場、
8……減速開始点、9……着床点、10……減速
ゾーン、11……呼び釦、12……上部検出器の
常開接点、13……下部検出器の常閉接点、14
……検出リレー、17……登録リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 昇降路内を昇降するかごが停止する乗場に、上
    昇用および下降用の少なくとも一方の呼び釦を設
    置し、この呼び釦が押圧されるときに該呼び釦が
    設置される乗場へのかごの呼びを登録する登録回
    路を備え、この登録回路に登録される乗場にかご
    を呼び寄せるようにしたエレベータの呼び装置に
    おいて、前記乗場の近傍に前記かごがあることを
    検出する検出装置を取付けるとともに、前記登録
    回路に、前記かごの接近する乗場で、該かごの移
    動方向と同一の方向への前記呼び釦が押圧される
    ときに、この呼び釦によるかごの呼び登録を前記
    検出装置の検出に伴つて阻止する阻止手段を設け
    たことを特徴とするエレベータの呼び装置。
JP3323988U 1988-03-15 1988-03-15 Expired - Lifetime JPH053502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3323988U JPH053502Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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JP3323988U JPH053502Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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Publication Number Publication Date
JPH01137977U JPH01137977U (ja) 1989-09-20
JPH053502Y2 true JPH053502Y2 (ja) 1993-01-27

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