JPH05201629A - エレベーターの満載通過装置 - Google Patents
エレベーターの満載通過装置Info
- Publication number
- JPH05201629A JPH05201629A JP4013321A JP1332192A JPH05201629A JP H05201629 A JPH05201629 A JP H05201629A JP 4013321 A JP4013321 A JP 4013321A JP 1332192 A JP1332192 A JP 1332192A JP H05201629 A JPH05201629 A JP H05201629A
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- JP
- Japan
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- car
- elevator
- button
- loaded
- luggage
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効率を落すことなく、自転車運搬時や、車椅
子でのエレベーター利用時に対応可能なエレベーターの
満載通過装置を提供する。 【構成】 乗かごに、この乗かご内に積載される荷物の
大小を識別する装置1a、1b、2a、2bと直行運転
の設定を行う釦14とを設け、この識別装置により、大
きな荷物の積載が検知され、かつ、前記設定釦の操作が
行われると、前記呼び装置に関係なく乗かごを乗客の指
定階へ直行運転させるようになっている。
子でのエレベーター利用時に対応可能なエレベーターの
満載通過装置を提供する。 【構成】 乗かごに、この乗かご内に積載される荷物の
大小を識別する装置1a、1b、2a、2bと直行運転
の設定を行う釦14とを設け、この識別装置により、大
きな荷物の積載が検知され、かつ、前記設定釦の操作が
行われると、前記呼び装置に関係なく乗かごを乗客の指
定階へ直行運転させるようになっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターの満載通
過装置に関するものである。
過装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベーターの満載通過装置とし
ては、実開昭52−68575号公報の記載のように、
かご内に積載される荷物や利用客の重量が過荷重になっ
たことを検出する過荷重検出装置と乗場呼びを通過させ
る乗場通過指令装置とを設けて、かご内に積載される荷
物や利用客の重量を前記過荷重検出装置で検出し、前記
通過指令装置を作動させるものや、軽くて大きな荷物を
かご内に積載した時に対応させる実開昭63−5616
7号公報などの提案がある。
ては、実開昭52−68575号公報の記載のように、
かご内に積載される荷物や利用客の重量が過荷重になっ
たことを検出する過荷重検出装置と乗場呼びを通過させ
る乗場通過指令装置とを設けて、かご内に積載される荷
物や利用客の重量を前記過荷重検出装置で検出し、前記
通過指令装置を作動させるものや、軽くて大きな荷物を
かご内に積載した時に対応させる実開昭63−5616
7号公報などの提案がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マンション等で部屋の
ある階まで自転車を運ぶ場合や、車椅子を使用している
人がエレベーターを利用する場合などにおいては、自転
車や車椅子のタイヤの汚れが一緒に利用している他の乗
客の洋服等に付着してしまう場合があり、特に子供が自
転車を運んでいる場合においては、このようなことが起
こりえる。
ある階まで自転車を運ぶ場合や、車椅子を使用している
人がエレベーターを利用する場合などにおいては、自転
車や車椅子のタイヤの汚れが一緒に利用している他の乗
客の洋服等に付着してしまう場合があり、特に子供が自
転車を運んでいる場合においては、このようなことが起
こりえる。
【0004】しかし、前述の従来例に示す提案におい
て、自転車や車椅子程度の大きさの荷物を乗かご内に持
ち込んだことを検出して他階での呼び登録に応じない構
成としてしまうと、常に50〜60パーセント程度の乗
客が乗り込んだだけ、或は、荷物を積載しただけで、検
出装置が動作して他階の呼びを受け付けず、満員通過運
転が増えることにより運転効率が下がってしまい、エレ
ベーターの利用者に迷惑がかかってしまう。
て、自転車や車椅子程度の大きさの荷物を乗かご内に持
ち込んだことを検出して他階での呼び登録に応じない構
成としてしまうと、常に50〜60パーセント程度の乗
客が乗り込んだだけ、或は、荷物を積載しただけで、検
出装置が動作して他階の呼びを受け付けず、満員通過運
転が増えることにより運転効率が下がってしまい、エレ
ベーターの利用者に迷惑がかかってしまう。
【0005】本発明は、上述の不具合を解消し、効率を
落とすことなく、自転車運搬時や車椅子でのエレベータ
ー利用時に対応可能なエレベーターの満載通過装置を提
供することを目的とする。
落とすことなく、自転車運搬時や車椅子でのエレベータ
ー利用時に対応可能なエレベーターの満載通過装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、各階に
ホール呼び登録する呼び装置を備えたエレベーターの満
載通過装置において、乗かごに、この乗かご内に積載さ
れる荷物の大小を識別する装置と直行運転の設定を行う
釦とを設け、この識別装置により、大きな荷物の積載が
検知され、かつ、前記設定釦の操作が行われると、前記
呼び装置に関係なく乗かごを乗客の指定階へ直行運転さ
せる手段を備えたことにより達成される。
ホール呼び登録する呼び装置を備えたエレベーターの満
載通過装置において、乗かごに、この乗かご内に積載さ
れる荷物の大小を識別する装置と直行運転の設定を行う
釦とを設け、この識別装置により、大きな荷物の積載が
検知され、かつ、前記設定釦の操作が行われると、前記
呼び装置に関係なく乗かごを乗客の指定階へ直行運転さ
せる手段を備えたことにより達成される。
【0007】
【作用】上記構成により、かご内に所定の大きさ以上の
荷物が積まれたことが検出され、更に、乗客の釦操作が
行われた時に限り、他階の呼び登録をそのままに乗かご
を指定の階に運行させる為、大きな荷物を積載してお
り、他の乗客の乗れない乗かごを他の階にサービスさせ
ることがない。
荷物が積まれたことが検出され、更に、乗客の釦操作が
行われた時に限り、他階の呼び登録をそのままに乗かご
を指定の階に運行させる為、大きな荷物を積載してお
り、他の乗客の乗れない乗かごを他の階にサービスさせ
ることがない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5に基
づき詳細に説明する。
づき詳細に説明する。
【0009】図1は、乗かご内を天井から見た図であ
り、上部が出入口となっている。1a、1bは光電管装
置の投光部であり、2a、2bは前記投光部1a、1b
に対応する光電管装置の受光部である。
り、上部が出入口となっている。1a、1bは光電管装
置の投光部であり、2a、2bは前記投光部1a、1b
に対応する光電管装置の受光部である。
【0010】図2は図1のA−A′の断面視図であり、
3は天井、4は床、5は側板、6は前側板、7はかご
扉、8はかご内の操作盤である。
3は天井、4は床、5は側板、6は前側板、7はかご
扉、8はかご内の操作盤である。
【0011】図3はかご内の操作盤であり、9、10は
方向灯、11は戸開き釦、12は戸閉め釦、13はかご
行先き釦、14は直行運転設定釦である。
方向灯、11は戸開き釦、12は戸閉め釦、13はかご
行先き釦、14は直行運転設定釦である。
【0012】図4は本発明の一実施例を示す電気回路図
であり、15、16は電源ライン、a、bは光電管装置
の投光部1a、1bの光がさえぎられた時に動作する受
光部2a、2bのそれぞれの開接点である。14aはか
ご操作盤の直行運転設定釦を操作したときに動作する開
接点である。また、17は前記投光部1a、1bの光が
さえぎられて大きな荷物を積載したと識別したときに前
記開接点a、bが閉じて満載検出する。18は前記17
が印加され、かご内操作盤の直行運転釦が操作されたと
き前記開接点14aが閉じて、乗かごの指定階へ直行運
転させ、他階の乗場呼びは通過させる満載通過装置、1
9は満載通過装置が印加されることによって、各階乗場
に乗かご内が満載になったことを知らせる表示灯であ
る。
であり、15、16は電源ライン、a、bは光電管装置
の投光部1a、1bの光がさえぎられた時に動作する受
光部2a、2bのそれぞれの開接点である。14aはか
ご操作盤の直行運転設定釦を操作したときに動作する開
接点である。また、17は前記投光部1a、1bの光が
さえぎられて大きな荷物を積載したと識別したときに前
記開接点a、bが閉じて満載検出する。18は前記17
が印加され、かご内操作盤の直行運転釦が操作されたと
き前記開接点14aが閉じて、乗かごの指定階へ直行運
転させ、他階の乗場呼びは通過させる満載通過装置、1
9は満載通過装置が印加されることによって、各階乗場
に乗かご内が満載になったことを知らせる表示灯であ
る。
【0013】図1において、仮に、荷物Cが乗っている
とすれば、光電管装置の投光部1aの光がさえぎられ
て、図4の回路の開接点aは、閉じるが投光部bの光は
さえぎられていないのでb接点は開いたままであり、満
載通過装置18は印加されず、従って他階の乗場呼びが
あればエレベーターはこれに応じて、利用客や荷物が乗
り込めるようサービスする。同様に、かご内に光電管装
置1a、1bの投光部をさえぎるように利用客や荷物が
積載された場合は、受光部2a、2bのそれぞれの開接
点a、bが閉じる。この状態でかご操作盤の直行運転設
定釦を操作すると開接点14aが閉じて満載通過装置1
8が印加され、前記満載通過装置の開接点18が閉じて
満載表示灯19が印加される。これによって他階に乗場
呼びが登録されていても、乗かごの指定階に直行運行す
る満載通過指令が出されるため、かご呼びのサービスが
素早く行える。
とすれば、光電管装置の投光部1aの光がさえぎられ
て、図4の回路の開接点aは、閉じるが投光部bの光は
さえぎられていないのでb接点は開いたままであり、満
載通過装置18は印加されず、従って他階の乗場呼びが
あればエレベーターはこれに応じて、利用客や荷物が乗
り込めるようサービスする。同様に、かご内に光電管装
置1a、1bの投光部をさえぎるように利用客や荷物が
積載された場合は、受光部2a、2bのそれぞれの開接
点a、bが閉じる。この状態でかご操作盤の直行運転設
定釦を操作すると開接点14aが閉じて満載通過装置1
8が印加され、前記満載通過装置の開接点18が閉じて
満載表示灯19が印加される。これによって他階に乗場
呼びが登録されていても、乗かごの指定階に直行運行す
る満載通過指令が出されるため、かご呼びのサービスが
素早く行える。
【0014】上記実施例においては、積載する荷物の検
出装置として光電管装置を使用しているが、図5に示す
ように、車椅子や自転車の積載を検出して同様の直行運
転を行う他の実施例について以下説明する。自転車や車
椅子のタイヤが20または21の上に乗ると検出装置3
a、3bが動作し、積載を検出する。この状態で前記直
行運転設定釦を操作すると乗かごの指定階に直行運転す
る満載通過指令が出され、かご呼びのサービスを素早く
行うことができる。
出装置として光電管装置を使用しているが、図5に示す
ように、車椅子や自転車の積載を検出して同様の直行運
転を行う他の実施例について以下説明する。自転車や車
椅子のタイヤが20または21の上に乗ると検出装置3
a、3bが動作し、積載を検出する。この状態で前記直
行運転設定釦を操作すると乗かごの指定階に直行運転す
る満載通過指令が出され、かご呼びのサービスを素早く
行うことができる。
【0015】本実施例の電気回路部分の構成は、前述の
実施例と同様の構成となる。
実施例と同様の構成となる。
【0016】以上説明したように、本実施例では、光電
管装置や超音波センサでは検出の難しい自転車や車椅子
を確実に検出し、かご内にすでに自転車や車椅子が積載
されていて、他の乗客の乗れないかごを他の階にサービ
スさせることがない。
管装置や超音波センサでは検出の難しい自転車や車椅子
を確実に検出し、かご内にすでに自転車や車椅子が積載
されていて、他の乗客の乗れないかごを他の階にサービ
スさせることがない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、乗かご内に積載される
荷物がある程度大きく、検出装置が大きい荷物であると
識別しており、さらに荷物が他の乗客の迷惑になると乗
客が判断して釦を操作すると乗かご呼びを優先させてサ
ービスする。他の乗客も乗ることができると乗客が判断
し、釦の操作を行わない時は、通常の運転を行う。この
ように、他の乗客が乗ることが可能かどうかの判断を大
きな荷物を積み込んだ乗客の判断にまかせるため、荷物
積載時の満員通過運転を効率よく行うことができる効果
がある。
荷物がある程度大きく、検出装置が大きい荷物であると
識別しており、さらに荷物が他の乗客の迷惑になると乗
客が判断して釦を操作すると乗かご呼びを優先させてサ
ービスする。他の乗客も乗ることができると乗客が判断
し、釦の操作を行わない時は、通常の運転を行う。この
ように、他の乗客が乗ることが可能かどうかの判断を大
きな荷物を積み込んだ乗客の判断にまかせるため、荷物
積載時の満員通過運転を効率よく行うことができる効果
がある。
【図1】乗かご内を天井から見た図である。
【図2】図1のA−A′の断面視図である。
【図3】かご内の操作盤である。
【図4】本発明の一実施例を示す電気回路図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すかご内の図である。
1a、1b 光電管装置投光部 2a、2b 光電管装置受光部 8 かご内操作盤 14 直行運転設定釦 17 満載検出リレー 18 満載通過装置 19 表示灯
Claims (1)
- 【請求項1】 各階にホール呼び登録する呼び装置を備
えたエレベーターの満載通過装置において、乗かごに、
この乗かご内に積載される荷物の大小を識別する装置と
直行運転の設定を行う釦とを設け、この識別装置によ
り、大きな荷物の積載が検知され、かつ、前記設定釦の
操作が行われると、前記呼び装置に関係なく乗かごを乗
客の指定階へ直行運転させる手段を備えたことを特徴と
するエレベーターの満載通過装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013321A JPH05201629A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | エレベーターの満載通過装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4013321A JPH05201629A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | エレベーターの満載通過装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201629A true JPH05201629A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=11829900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4013321A Pending JPH05201629A (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | エレベーターの満載通過装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05201629A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103159098A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-06-19 | 麦德荣 | 一种电梯运行系统 |
CN105692373A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-22 | 成都爆米花信息技术有限公司 | 一种电梯空间超载检测方法 |
CN114572785A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-06-03 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯控制的方法、装置、设备及存储介质 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP4013321A patent/JPH05201629A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103159098A (zh) * | 2013-03-14 | 2013-06-19 | 麦德荣 | 一种电梯运行系统 |
CN105692373A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-22 | 成都爆米花信息技术有限公司 | 一种电梯空间超载检测方法 |
CN114572785A (zh) * | 2022-03-17 | 2022-06-03 | 日立楼宇技术(广州)有限公司 | 一种电梯控制的方法、装置、设备及存储介质 |
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