JP2921994B2 - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

エレベータの呼び登録装置

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JP2921994B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの呼び登録
装置に関するものであり、特に、エレベータの乗場呼び
を自動で登録するエレベータの呼び登録装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のエレベータの呼び登録装
置として、特開昭54−120155号公報に掲載の技
術を挙げることができる。
【0003】図5は従来のエレベータの呼び登録装置を
有するエレベータ乗場の出入口部を示す正面図である。
【0004】図において、1はエレベータの出入口、2
は乗場扉、3はエレベータ乗場の壁に配設され上呼びを
登録するための上呼び釦、4は同じく下呼びを登録する
ための下呼び釦である。
【0005】従来のエレベータの呼び登録装置では、エ
レベータに乗って上方の階に行きたい人は上呼び釦3
を、また、下方の階に行きたい人は下呼び釦4を押して
乗場呼びを登録する。そして、所望方向のエレベータの
到着を待って、エレベータかごに乗込むことにより、エ
レベータによって所望の階への移動ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のエ
レベータの呼び登録装置では、エレベータを利用する場
合に、上方階に行きたいか或いは下方階に行きたいかに
よって、上呼び釦3または下呼び釦4を押して乗場呼び
を登録する必要があった。
【0007】しかし、エレベータを利用する度に、その
都度、上呼び釦3または下呼び釦4を押すのは面倒であ
った。特に、両手に荷物を持っている場合においては、
極めて不便であった。
【0008】そこで、この発明は上呼び釦3または下呼
び釦4を押すことなく、乗場呼びを登録できるエレベー
タの呼び登録装置の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、エレ
ベータ乗場の出入口付近をゾーン分割して設けた複数の
領域と、複数の領域の各々における待客の有無を検出す
待客検出手段と、待客検出手段による複数の領域にお
ける出入口に対する接続領域の待客検出及び待客検出手
段による複数の領域における出入口に対する遠領域から
近領域への待客移動検出のいずれかの出力信号により乗
場呼びを登録する乗場呼び登録手段とが設けられる。
【0010】
【作用】この発明のエレベータの呼び登録装置において
は、エレベータ乗場の出入口付近を複数個のゾーンに分
割して、所定のゾーン内にいる待客の有無を検出し、エ
レベータ乗場の呼び登録を行なうものであるから、エレ
ベータを利用する場合に、呼び釦を押すことなく、乗場
呼び登録ができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例であるエレベータの呼び登録装置
を有するエレベータ乗場の出入口部を示す正面図、図2
は図1のエレベータ乗場の出入口部付近を上方から見た
状態を示す平面図である。図中、上記従来例と同一符号
及び記号は上記従来例の構成部分と同一または相当する
構成部分である。
【0012】図において、5は出入口1の上部に配設さ
れたかご位置表示器であり、5aはエレベータが上昇運
転中のときに点灯する上昇運転灯、5bはエレベータが
下降運転中のときに点灯する下降運転灯である。6は出
入口1の天井に配設されたビデオカメラである。7はビ
デオカメラ6の画像範囲を示し、出入口1に近い方から
順にゾーンA、ゾーンB、ゾーンCの3つのゾーンに分
割されている。8はエレベータ乗場の待客である。
【0013】また、図3は本発明の一実施例であるエレ
ベータの呼び登録装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【0014】図において、6a〜6nは他階に配設され
たビデオカメラ、9はビデオカメラ6からの画像をパタ
ーン認識によって待客8がどのゾーンにいるかを検出す
る画像処理装置である。9a〜9nはビデオカメラ6a
〜6nに対応して他階に配設された画像処理装置、10
は各画像処理装置9,9a〜9nからの信号等に応じて
エレベータの運行を制御するエレベータ制御装置であ
る。
【0015】この構成のエレベータの呼び登録装置にお
いては、各階に配設されたビデオカメラ6,6a〜6n
によってエレベータの出入口1付近の人の状態を捕ら
え、その画像を各階に配設された画像処理装置9,9a
〜9nに送る。画像処理装置9,9a〜9nは公知のパ
ターン認識技法によって、画像範囲7内の待客8を検出
する。そして、画像範囲7をゾーンA、ゾーンB、及び
ゾーンCに分割し、各々のゾーン毎に待客8がいるか否
かを判別し、待客8を検出した場合には検出信号をエレ
ベータ制御装置10に送信する。エレベータ制御装置1
0にはマイクロプロセッサ(図示せず)が搭載されてお
り、所定のプログラムを実行することにより、乗場呼び
登録を自動的に行なう。
【0016】図4は図3中のエレベータ制御装置に搭載
されたマイクロプロセッサが演算するプログラムを示す
フローチャートである。マイクロプロセッサは本プログ
ラムを周期的に繰返し演算する。なお、このフローチャ
ートはエレベータ制御用のメインプログラムの実行中に
コールされ、実行される。
【0017】図において、まず、ステップS1でエレベ
ータが上昇中か否かを判断する。エレベータが上昇運転
中の場合には、かご位置表示器5の上昇運転灯5aが点
灯し、エレベータかごが上昇運転中であることを待客8
に知らせる。ステップS1でエレベータが上昇中の場合
は、ステップS2で画像処理装置9からの待客検出信号
によりゾーンA内に待客8が居るか否かを判断する。こ
の待客検出信号を受信したということは、ゾーンA内の
待客8は上昇運転灯5aの点灯を確認済であり、エレベ
ータに乗る意思が十分にあるものと見做すことができ
る。このため、ゾーンA内に待客8が居る場合には、ス
テップS3で当該階の乗場の上呼び登録を行なう。ま
た、ゾーンA内に待客8がいない場合には、ステップS
4で画像処理装置9から送信されるゾーンB及びゾーン
Cの検出信号に基づき、ゾーンCからゾーンBに人が移
動し、且つ所定の時間が経過したか否かを判断する。も
し、この条件が成立した場合は、ゾーンB内の人につい
ても上昇運転灯5aの点灯を確認済みであり、エレベー
タに乗る意思があると見做して、ステップS3に進み、
当該階の乗場の上呼び登録を行なう。ここで、移動方向
をゾーンCからゾーンBにに条件設定したのは、エレベ
ータの出入口1方向に向って進む人のみを検出するため
であり、例えば、エレベータから降りた人等がゾーンA
からゾーンBに進む場合との区別をするためである。そ
して、ステップS2及びステップS4での条件が共に不
成立の場合は、当該階の乗場の上呼び登録は行なわな
い。
【0018】一方、エレベータが下降運転中の場合に
は、ステップS1でエレベータが上昇中でないと判断す
る。エレベータが下降運転中の場合には、かご位置表示
器5の下降運転灯5bが点灯し、エレベータかごが下降
運転中であることを待客8に知らせる。そして、上記の
エレベータの上昇運転中の場合と同要領の手順でステッ
プS5からステップS7が実行され、当該階の乗場の下
呼び登録が行なわれる。この場合の、考え方は上呼び登
録の場合と同様であるので、説明は省略する。
【0019】なお、エレベータの運転が停止の場合に
は、例えば、画像範囲7内の待客8を検出することによ
り当該階にエレベータが移動するようにプログラムを組
んでおけばよい(図示せず)。
【0020】また、他の階についてもビデオカメラ6a
〜6nと画像処理装置9a〜9nをエレベータ制御装置
10に接続することにより同様の方法で各階の乗場呼び
登録が行なわれる。
【0021】このように、この実施例のエレベータの呼
び登録装置は、エレベータ乗場の出入口付近をゾーンA
からゾーンCの3個のゾーンに分割して各ゾーン内にい
る待客の有無をビデオカメラ6及び画像処理装置9を用
いて検出する待客検出手段と、前記待客検出手段からの
信号及びエレベータの運転方向に応じてエレベータ乗場
の呼びを図4のプログラムを実行することにより登録す
る乗場呼登録手段とを備えている。
【0022】即ち、この実施例では、エレベータ乗場の
出入口付近を3個(複数個)のゾーンに分割して、各ゾ
ーン内にいる待客8の有無を検出し、エレベータの運転
方向に応じてエレベータ乗場の呼び登録をするものであ
る。
【0023】したがって、エレベータを利用する場合
に、従来のように、上呼び釦3または下呼び釦4を押す
ことなく、乗場呼び登録ができる。このため、特に、両
手に荷物を持っている場合においては、極めて都合がよ
い。結果的に、エレベータに乗る度にその都度呼び釦を
押す煩雑さが解消でき、エレベータの利用者に対するサ
ービス性が向上する。
【0024】ところで、上記実施例では、ビデオカメラ
6と画像処理装置9を用いて待客検出手段を構成し、エ
レベータ乗場の出入口付近にいる待客の有無を検出した
が、この構成に限定されるものではない。例えば、エレ
ベータ乗場の出入口付近の床にマットスイッチを埋込
み、これにより待客の有無を検出するように構成しても
よい。
【0025】また、上記実施例では、ビデオカメラ6の
画像範囲7を出入口1に近い方から順にゾーンA、ゾー
ンB、ゾーンCの3つのゾーンに分割したが、これに限
定されものではなく、更に、精度よく待客を検出するた
めに、分割数を増大したり、分割形状を変化させてもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエレベー
タの呼び登録装置は、エレベータ乗場の出入口付近を
ーン分割して設けた複数の領域と、複数の領域の各々に
おける待客の有無を検出する待客検出手段と、待客検出
手段による複数の領域における出入口に対する接続領域
の待客検出及び待客検出手段による複数の領域における
出入口に対する遠領域から近領域への待客移動検出のい
ずれかの出力信号により乗場呼びを登録する乗場呼び登
録手段とを設けたものである。 これによって、エレベー
タを利用する場合に、呼び釦を押すことなく、乗場呼び
が登録できるので、エレベータに乗る度にその都度呼び
釦を押す煩雑さが解消でき、エレベータの利用者に対す
るサービス性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例であるエレベータの呼
び登録装置を有するエレベータ乗場の出入口部を示す正
面図である。
【図2】図2は図1のエレベータ乗場の出入口部付近を
上方から見た状態を示す平面図である。
【図3】図3は本発明の一実施例であるエレベータの呼
び登録装置の全体構成を示すブロック図である。
【図4】図4は図3中のエレベータ制御装置に搭載され
たマイクロプロセッサが演算するプログラムを示すフロ
ーチャートである。
【図5】図5は従来のエレベータの呼び登録装置を有す
るエレベータ乗場の出入口部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 出入口 5 かご位置表示器 5a 上昇運転灯 5b 下降運転灯 6,6a,6n ビデオカメラ 7 画像範囲 8 待客 9,9a,9n 画像処理装置 10 エレベータ制御装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗場の出入口付近をゾーン分
    割して設けた複数の領域と、上記複数の領域の各々にお
    ける待客の有無を検出する待客検出手段と、上記待客検
    出手段による上記複数の領域における上記出入口に対す
    る接続領域の待客検出及び上記待客検出手段による上記
    複数の領域における上記出入口に対する遠領域から近領
    域への待客移動検出のいずれかの出力信号により上記乗
    場の乗場呼びを登録する乗場呼び登録手段とを備えた
    レベータの呼び登録装置。
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JP2014073888A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの再戸開装置
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