JPH061157A - 自動変速機のシフト制御装置 - Google Patents

自動変速機のシフト制御装置

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JPH061157A
JPH061157A JP4189930A JP18993092A JPH061157A JP H061157 A JPH061157 A JP H061157A JP 4189930 A JP4189930 A JP 4189930A JP 18993092 A JP18993092 A JP 18993092A JP H061157 A JPH061157 A JP H061157A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ上がりなどを含むモーターフェール
によりパーキング機構が作動不能となったときにパーキ
ングレンジへのシフトを禁止し、そのことを運転者に認
識させてその他の手段であるパーキングブレーキ操作な
どを積極的に実行させる。 【構成】 モーター50の駆動によって作動するパーキ
ング機構40が作動不能になったことを検出してその検
出信号をシフトバイワイヤ制御部20に送信するフェー
ル検出手段と、このフェール検出手段からの検出信号に
基づくシフトバイワイヤ制御部20からの電気信号を受
けたとき、あるいはこのシフトバイワイヤ制御部20及
び前記モーター50を含む電気回路の電源が電圧不足と
なったときにパーキングレンジへのシフトを阻止するシ
フトロック手段80とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のシフトレンジの
選択が電気制御に基づくモーターの駆動によって実現さ
れる自動変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機において、前進レンジやリバ
ースレンジさらにはパーキングレンジやニュートラルレ
ンジなどの各シフトレンジの選択は、レンジ切換弁(マ
ニュアルバルブ)の切換えによって行われる。そしてこ
のレンジ切換弁は一般に手動操作によって切換えられて
いるが、これを電気制御に基づくモーターの駆動によっ
て行う構成の自動変速機もすでに提案されている。この
電気制御式の自動変速機においてパーキングレンジが選
択されたときは、前記モーターの駆動によりレンジ切換
弁の切換えと同時にパーキング機構を作動させて車両の
出力軸系をロックする構成となっている。
【0003】例えば特開昭60−116531号公報に
は、モーターの駆動によってパーキング機構を作動させ
る自動変速機が開示されている。またこの自動変速機に
おいては、パーキングレンジへのシフト操作後もパーキ
ング機構が正常に作動しているか否かを検出し、正常に
作動していない場合は警告信号を発生してそのことを運
転者に知らせる警報装置を備えている。これにより運転
者はシフト操作によるパーキングレンジ選択の認識とは
別にパーキング機構の作動そのものを確認できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記公報の装置におい
て、モーターがその駆動回路の断線や駆動力伝達系の機
械的ロックが原因となって前記パーキング機構が正常に
作動していないときは前記警報装置により警告信号を発
生させれるが、この警報装置及び前記モーターの電源で
あるバッテリ上がり時にはパーキング機構が作動せず、
かつ警告信号も発生不能となる。このためパーキング機
構が正常に作動していないのに、正常に作動したものと
して運転者に誤認させるおそれがある。
【0005】本発明の技術的課題は、バッテリ上がりな
どを原因とするモーターの駆動回路の電圧不足も含めて
パーキング機構が作動不能となったときにパーキングレ
ンジへのシフトを禁止することにより、パーキング機構
が正常に作動していないことを運転者に認識させてその
他の手段であるパーキングブレーキ操作などを積極的に
実行させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明における自動変速機のシフト制御装置は次の
ように構成されている。すなわちシフトバイワイヤ制御
部からの出力信号に基づいて駆動されるモーターの駆動
によりシフトレンジが切換え制御され、パーキングレン
ジが選択されたときに前記モーターによってパーキング
機構を作動させる自動変速機のシフト制御装置におい
て、前記パーキング機構が作動不能になったことを検出
してその検出信号を前記シフトバイワイヤ制御部に送信
するフェール検出手段と、このフェール検出手段からの
検出信号に基づくシフトバイワイヤ制御部からの電気信
号を受けたとき、あるいはこのシフトバイワイヤ制御部
及び前記モーターを含む電気回路の電源が電圧不足とな
ったときにパーキングレンジへのシフトを阻止するシフ
トロック手段とを備えている。
【0007】
【作用】この構成によれば、前記モーターがその駆動回
路の断線や駆動力伝達系の機械的ロックなどによって作
動不能となった場合には、前記フェール検出手段からの
検出信号に基づいて前記シフトバイワイヤ制御部から出
力される電気信号により前記ロック手段が作動してパー
キングレンジへのシフトが阻止される。またバッテリ上
がりなどにより、前記シフトバイワイヤ制御部及び前記
モーターの駆動回路を含む電気回路の電圧が不足した場
合には、シフトバイワイヤ制御部からの電気信号とは無
関係に前記ロック手段がパーキングレンジへのシフトを
阻止する状態に作動する。したがって、前記パーキング
機構が正常に作動できない状況下では、運転者はパーキ
ングレンジへのシフトが不能となったことで異常を認識
できる。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例を図面にしたがって説明
する。図2に自動変速機のシフトレンジを切換えるため
のレンジ切換弁30及びその駆動系の概要が斜視図で示
されている。このレンジ切換弁30はスプールバルブ形
式であって、自動変速機の制御のための基本油圧となる
ライン油圧が供給されている。そしてこのレンジ切換弁
30のスプール30aを軸方向に操作することで、その
排出ポートが切換えられて各シフトレンジを設定するた
めの摩擦係合装置(図示しない)の係合及び解放が制御
される。
【0009】図2に示されているコントロール軸32の
軸上にはウォームホイール34が固定されている。この
ウォームホイール34に対しては、モーター50の駆動
軸52に形成されたウォーム54が噛合っている。した
がって前記コントロール軸32には、モーター50の回
転駆動力がウォーム54とウォームホイール34との噛
合いにより減速して伝達される。
【0010】前記コントロール軸32の回転は、その軸
上に固定されているディテントレバー36の回動を通じ
て前記レンジ切換弁30のスプール30aをその軸線方
向に移動させることとなる。なおこのディテントレバー
36は扇形状であり、その外周には複数個の凹凸部36
aが形成されている。これらの凹凸部36aのうちの一
つの凹部に対し、ディテントスプリング38の端部に設
けられたローラ38aが選択的に係合するようになって
いる。これによりコントロール軸32の回転位置、つま
りレンジ切換弁30の各切換え位置を決めるディテント
機能が果たされる。
【0011】また前記モーター50の回転駆動によって
前記レンジ切換弁30がパーキング(P)レンジの位置
に切換えられたとき、このときの前記ディテントレバー
36の回動に連動してパーキング機構40のパーキング
カム41が押し動かされる。このパーキングカム41の
作用によりパーキング爪42がパーキングギヤ44に噛
合わされて車両の出力軸系がロックされる。
【0012】図3にシフトレバー10の支持構造が斜視
図で示され、図5に同じく支持構造が平断面図で示され
ている。これらの図面においてシフトレバー10の支持
部材60は、例えば図示しないステアリングコラムにお
けるコラムカバーの内側に固定されている。そしてこの
支持部材60に対しシフトレバー10のほぼ中間部分が
自在支持部62によりシフト操作可能に支持されてい
る。
【0013】前記自在支持部62は、互いの軸線が直交
するように配置された二本のピン62a,62bを有す
る。そして一方のピン62aは、シフトレバー10を自
在支持部62と共に図3の矢印a−a方向へ操作したと
きの支持部材60に対する回動支点となり、他方のピン
62bはシフトレバー10を矢印b−b方向へ操作した
ときの自在支持部62に対する回動支点となる。この支
持構造により、前記シフトレバー10は自動変速機の各
シフトレンジ(P,R,N,Dなど)を選択するための
各レンジポジションに操作可能となっている。
【0014】前記支持部材60の内部にはプレート66
が固定されている。このプレート66には、前記シフト
レバー10の操作パターンに対応した形状のガイド孔6
8が開けられている。なおシフトレバー10の先端部分
は、このガイド孔68を通ってプレート66の裏側に位
置している。このプレート66の裏側には、前記シフト
レバー10の操作によって切換えられるレンジセレクト
スイッチSW1が構成されている。つまりこのレンジセ
レクトスイッチSW1は、前記シフトレバー10の各レ
ンジポジションに対応する接点を備えており、これらの
接点がシフトレバー10の操作に応じて選択的にオンさ
れる。
【0015】前記プレート66の表側にはディテント部
材70が固定されている。このディテント部材70の表
面は、シフトレバー10の各レンジポジションと対応す
る箇所が凹部となるように形成されている。またシフト
レバー10側には、ディテントボール72が内蔵スプリ
ング(図示されていない)の力によりディテント部材7
0の表面に押し付けられた状態で組付けられている。こ
れらのディテント部材70とディテントボール72との
機能により、シフトレバー10は各レンジポジションに
おいて位置決めされ、かつその操作に節度感が与えられ
る。
【0016】図4に前記シフトレバー10のシフト操作
に伴って移動する前記ディテントボール72の各ポジシ
ョンが平面図で示されている。この図面において、自動
変速機のパーキング(P)レンジ及びリバース(R)レ
ンジと対応するディテントボール72の各ポジション
P,Rと、自動変速機のニュートラル(N)レンジ及び
ドライブ(D)レンジと対応するディテントボール72
の各ポジションN,Dとは、互いに平行な直線C1,C
2の上に位置している。またポジションDの位置で前記
直線C2と直交する第三の直線C3の上には、自動変速
機においてDレンジ以外の前進走行レンジ(3,2,
L)が選択されるときのディテントボール72の各ポジ
ションD1,D2が、前記ポジションDを中央とする両
側に振り分けられて設定されている。なお前記シフトレ
バー10の操作によって前記ディテントボール72が前
記ポジションDからポジションD1,D2のいずれに移
動していても、このシフトレバー10の操作力が解除さ
れれば、前記ディテント部材70とディテントボール7
2との機能によりこのディテントボール72(つまりシ
フトレバー10)はその都度ポジションDに戻される。
【0017】図3〜図5で示されているように、前記シ
フトレバー10の支持部材60には前記ディテント部材
70と隣接する箇所においてシフトロック手段80のベ
ルクランク82が軸84によって回動可能に支持されて
いる。このベルクランク82の一端部(図4,5の右端
部)にはソレノイド86の可動鉄芯88が結合され、こ
の可動鉄芯88の往復動作によりベルクランク82がそ
の軸84回りに回動するようになっている。なおこの可
動鉄芯88は、ソレノイド86の通電(オン)時に吸引
され、非通電(オフ)時にスプリング89の弾力により
突出する構成となっている。
【0018】また前記ベルクランク82の他端部(図
4,5の左端部)にはシフトロック用のロッド90が結
合されている。このロッド90は前記支持部材60の側
壁にあけられたガイド部92を通り前記ディテント部材
70に向かって延びている。そしてこのロッド90の先
端部は、前記ソレノイド86のオフ時において前記ディ
テントボール72のポジションP,Rの間に位置するよ
うに設定されている。したがってこのソレノイド86の
オフ時には、前記シフトレバー10のシフト操作により
ディテントボール72をそのポジションR,N,Dから
ポジションPへ移動させること、あるいはポジションP
から他のポジションR,N,Dへ移動させることが前記
ロッド90で阻止される。この結果、前記シフトレバー
10のシフト操作による自動変速機のPレンジへのシフ
ト、またはPレンジから他のシフトレンジへのシフトフ
トが禁止される。なおソレノイド86のオン時には前記
ベルクランク82が図4の仮想線で示す状態に回動し、
これによって前記ロッド90の先端部は前記ディテント
ボール72のポジションP,Rの間から後退する。これ
により自動変速機のPレンジへのシフト、またはPレン
ジから他のシフトレンジへのシフトフトが可能となる。
【0019】さらに図4で示されているように、前記支
持部材60の一部にはロック解除部材94が設けられて
いる。このロック解除部材94における作動杆96の下
端部は、前記ソレノイド86がオフのときの回動姿勢に
あるベルクランク82の左側上部に軽く当たっている。
そこでこのロック解除部材94のノブ95を押すことで
前記作動杆96をスプリング98の弾力に逆らって押し
下げると、前記ベルクランク82を図4の仮想線で示す
状態に回動させれる。つまりこのロック解除部材94
は、手動操作によって前記ソレノイド86のオン時と同
様に前記ロッド90の先端部をディテントボール72の
ポジションP,Rの間から後退させるためのものであ
る。
【0020】図1に自動変速機ATのシフトレンジを選
択するための電気制御系統図が示されている。この図面
においてシフトバイワイヤ制御部(SBW−ECU)2
0はマイクロコンピュータが使用され、自動変速機AT
のシフトレンジ切換え及びそれに関連する各種ソフトウ
ェア処理に必要なプログラムを記憶させた読出し専用メ
モリー(ROM)、このプログラムを実行する中央演算
処理装置(CPU)、プログラムに必要な変数を一時的
に記憶する書き込み可能メモリー(RAM)などを主体
として構成されている。同じく図1の自動変速制御部
(ECT)22もマイクロコンピュータを用いて構成さ
れ、周知のように車速及びエンジン負荷(スロットル開
度)に基づき自動変速機ATにおける自動変速用ソレノ
イドバルブの切換え制御が可能である。
【0021】さて前記シフトバイワイヤ制御部20(以
下「SBW制御部20」と略称する)には、前記シフト
レバー10のシフト操作によって切換えられる前記レン
ジセレクトスイッチSW1の接点信号、図示されていな
いフットブレーキの踏込み及びその解除によってオンオ
フするフットブレーキスイッチSW2の信号が共に入力
される。同じくこのSBW制御部20には、自動変速機
ATのレンジ位置、つまり前記レンジ切換弁30の切換
え位置を検出するバルブセンサ24、前記パーキング機
構40が作動したことを検出するパーキング検出スイッ
チ25からのそれぞれの検出信号も入力される。またS
BW制御部20からは、前記自動変速制御部22、前記
モーター30の駆動回路、前記ソレノイド86及び自動
変速機ATのシフトレンジを表示するためのレンジイン
ジケータ26に対して電気信号がそれぞれ出力される。
【0022】このように構成されたシフト制御装置にお
いて、前記シフトレバー10のシフト操作により前記レ
ンジセレクトスイッチSW1の接点が切換えられると、
各接点からの電気信号が前記SBW制御部20に入力さ
れる。そしてこのSBW制御部20からは前記レンジセ
レクトスイッチSW1の接点信号に対応した制御信号が
前記モーター50の駆動回路に出力される。これに基づ
くモーター50の駆動により、前述したように自動変速
機ATのシフトレンジが選択される。そしてPレンジが
選択されたときは、すでに述べたように前記パーキング
機構40のパーキングカム41がパーキング爪42をパ
ーキングギヤ44に噛合わせるように前記モーター50
の駆動に連動して作動する。なお前記レンジインジケー
タ26はSBW制御部20から出力される信号によって
自動変速機ATのシフトレンジと対応した表示箇所が点
灯表示される。
【0023】前記シフトレバー10をDレンジポジショ
ンにおいて図2の矢印b−b方向へアップダウン操作し
た場合には、これに基づいて前記レンジセレクトスイッ
チSW1から発信されるカウント信号により自動変速機
ATのシフトレンジはDレンジからその他の前進走行レ
ンジである3レンジ、2レンジあるいはLレンジに切換
えられる。そしてこの場合、前記レンジインジケータ2
6は「D」の表示箇所が「3」「2」「L」と変化して
表示される。
【0024】さて前記シフトロック装置のソレノイド8
6は、通常は通電(オン)状態に保持されている。した
がって前記ロッド90は、その先端部が図4で示すディ
テントボール72のポジションP,Rの間から後退した
状態にあり、すでに説明したようにシフトレバー10の
操作による自動変速機のPレンジへのシフト、またはP
レンジから他のシフトレンジへのシフトが可能である。
そこで自動変速機ATがPレンジ以外のシフトレンジに
ある状態で、前記モーター50がその制御回路の断線あ
るいは前記ウォーム54とウォームホイール34との噛
み込みなどにより駆動不能となった場合、つまり前記パ
ーキング機構40を作動させることが不能となったとき
には、前記SBW制御部20からの信号によって前記ソ
レノイド86が非通電(オフ)に切換えられる。この結
果、すでに説明したようにロッド90の先端部がディテ
ントボール72のポジションP,Rの間に突出し、シフ
トレバー10をPレンジへシフトすることが禁止され
る。
【0025】また自動変速機ATがPレンジにある状態
で、前記モーター50の駆動不能によりパーキング機構
40を作動させることが不能となったときには、前記フ
ットブレーキスイッチSW2からフットブレーキの踏み
込みによるオン信号が前記SBW制御部20に入力され
ない限り、前記ソレノイド86はオン状態からオフ状態
にに切換えられる。これによりシフトレバー10をPレ
ンジから他のシフトレンジへ操作することが禁止され
る。しかも前記ソレノイド86は、前記SBW制御部2
0及びモーター50を含む電気回路の電圧がバッテリー
上がりなどにより低下した場合もオフに切換わる。この
ことは、パーキング機構40が作動不能であることの制
御信号を前記SBW制御部20からソレノイド86に発
信できなくても、シフトレバー10をPレンジへ操作す
ること、あるいはPレンジから他のシフトレンジへ操作
することが禁止されることとなる。
【0026】なお前記モーター50が駆動不能になった
事実は、前記レンジセレクトスイッチSW1からの接点
信号と前記バルブセンサ24からの検出信号とを前記S
BW制御部20で比較することで判断される。したがっ
てこれらのレンジセレクトスイッチSW1及びバルブセ
ンサ24が前記パーキング機構40の作動不能状態を検
出してその検出信号をSBW制御部20に送信するフェ
ール検出手段として利用される。
【0027】
【発明の効果】このように本発明によれば、パーキング
機構の作動不能の原因がモーターの制御回路の断線や機
械的ロックである場合はシフトバイワイヤ制御部からの
信号により、またバッテリ上がりなどを原因とする場合
にはシフトバイワイヤ制御部からの電気信号とは無関係
にパーキングレンジへのシフトを禁止できるので、パー
キング機構が正常に作動していないことを運転者に確実
に認識させ、その他の手段であるパーキングブレーキ操
作などを積極的に実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動変速機のシフト制御装置を表した制御系統
図である。
【図2】自動変速機のレンジ切換弁及びその駆動系の概
要を表した斜視図である。
【図3】シフトレバーの支持構造をシフトロック手段と
共に表した斜視図である。
【図4】シフトロック手段をディテントボールの各ポジ
ションと共に表した平面図である。
【図5】シフトレバーの支持構造の平断面図である。
【符号の説明】
20 シフトバイワイヤ制御部 40 パーキング機構 50 モーター 80 シフトロック手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトバイワイヤ制御部からの出力信号
    に基づいて駆動されるモーターの駆動によりシフトレン
    ジが切換え制御され、パーキングレンジが選択されたと
    きに前記モーターによってパーキング機構を作動させる
    自動変速機のシフト制御装置において、 前記パーキング機構が作動不能になったことを検出して
    その検出信号を前記シフトバイワイヤ制御部に送信する
    フェール検出手段と、このフェール検出手段からの検出
    信号に基づくシフトバイワイヤ制御部からの電気信号を
    受けたとき、あるいはこのシフトバイワイヤ制御部及び
    前記モーターを含む電気回路の電源が電圧不足となった
    ときにパーキングレンジへのシフトを阻止するシフトロ
    ック手段とを備えた自動変速機のシフト制御装置。
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