JP2007071282A - 車両制御システム - Google Patents

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Tomoyuki Kashiwagi
智之 柏木
Haruki Matsuzaki
春樹 松▲崎▼
Masafumi Hori
政史 堀
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Abstract

【課題】 車両に搭載される複数(2以上)のECUに作動の優先順位を付け、バッテリ電圧に応じて複数のデバイスの作動の許可あるいは禁止を管理する。
【解決手段】 領域決定手段によって、バッテリ電圧の状態を電圧ステータス1〜3に分ける。そして、各ECUでは、電圧ステータス1〜3に応じてそれぞれのデバイスの作動の許可あるいは禁止を行う。SBW−ECU110は、最もバッテリ電圧の低い電圧ステータス3でも電動アクチュエータ101の作動を許可する。これにより、他のデバイスの作動が禁止された状態の時に、電力が優先して電動アクチュエータ101に供給され、電動アクチュエータ101の駆動が可能となり、例えエンジンを始動できなくても、「実シフトレンジ」をNレンジに設定して、車両の移動を可能とすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バッテリ電圧により作動する複数のデバイスの作動をそれぞれ制御する複数のECUを備えた車両制御システムに関し、特に自動変速機のシフトレンジを電動アクチュエータの作動により切り替える車両に適用されて好適な技術に関する。
なお、ECUは、エレクトリック・コントロール・ユニットの略であり、電子制御装置である。
(従来技術)
車両は、バッテリ電圧により作動する複数のデバイス(例えば、エアコン、ラジエータファン、スタータ、室内灯、室外灯、モニター、オーディオ等)を搭載している。そして、バッテリ電圧が不足した時でも、デバイスを確実に作動させる手段として、バッテリ電圧が不足した時(バッテリ電圧の閾値以下の時)に、エンジンの回転数制御によりアイドルアップ(アイドリング回転数の上昇制御)を行い、エンジンの回転により充電されるバッテリ電圧を高める技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
(従来技術の問題点)
上記に開示した特許文献1の技術では、バッテリ電圧が極端に低下した状態で、エンジンが始動できない状態では、アイドルアップによってバッテリ電圧を高める制御を実施することができず、車両上、バッテリ電圧が低下しても最低限動かしたいデバイスさえも作動させることができなくなってしまう。
具体例を示す。バッテリ電圧が極端に低下している場合、エンジンを始動させることが優先されるが、エンジンを始動できないほどバッテリ電圧が低下している場合には、自動変速機の「実シフトレンジ」をNレンジに設定して車両を移動可能な状態にする要求がある。
しかし、自動変速機の「実シフトレンジ」を電動アクチュエータ(デバイスの一例)の作動により切り替える車両では、バッテリが極端に低下している状態でも、他の複数のデバイスに対して並列に電力供給がなされて、電動アクチュエータに分配される電力が減る。このため、自動変速機の「実シフトレンジ」をNレンジに設定することすらできなくなる可能性がある。
また、自動変速機の「実シフトレンジ」を電動アクチュエータ(デバイスの一例)の作動により切り替える車両では、エンジンの始動前に「実シフトレンジ」が走行レンジ(DレンジまたはRレンジ)に設定されていた場合、スタータを作動させるために、「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定する必要がある。しかし、バッテリ電圧が極端に低下している状態では、上述のように自動変速機の「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定できなくなり、スタータを作動させるための条件を整えることもできない。
特開2002−349701号公報
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両に搭載される複数(2以上)のECUに作動の優先順位を付け、バッテリ電圧に応じて複数のデバイスの作動の許可あるいは禁止を管理する車両制御システムの提供にある。
[請求項1の手段]
請求項1の手段を採用する車両制御システムは、バッテリ電圧を閾値をもって2つ以上の領域に分ける領域決定手段を備える。また、複数のECUは、領域決定手段で決定された領域情報を共有するように設けられるとともに、領域決定手段で決定された領域情報に応じてデバイスの作動の許可あるいは禁止を行う許可/禁止手段を備える。
このように、各ECUが領域情報を共有し、バッテリ電圧に応じた領域情報に基づいてデバイスの作動の許可あるいは禁止を行うことで、車両に搭載された複数のデバイスのうち、重要度の高いデバイス(例えば、エンジンが停止していても車両上、重要となるデバイス)を作動させることが可能となり、バッテリ電圧の低下により生じる不具合を最小限に抑えることができる。
[請求項2の手段]
請求項2の手段を採用する車両制御システムにおけるSBW−ECUは、領域決定手段を備え、SBW−ECUの許可/禁止手段は、領域決定手段によって決定される領域のうち、最もバッテリ電圧の低い領域の時であっても、電動アクチュエータの作動を許可するように設けられている。
これによって、バッテリ電圧が極端に不足している状態の時、他のデバイスへの電力供給を減らす(あるいは、無くす)ことで、電動アクチュエータの駆動電力を確保することが可能となり、自動変速機の「実シフトレンジ」を切り替えることが可能となる。
この結果、バッテリ電圧の極端な低下により、エンジンを始動できなくても、自動変速機の「実シフトレンジ」をNレンジに設定することが可能となり、車両を押すなどして車両の移動が可能となる。
また、エンジンの始動前に、自動変速機の「実シフトレンジ」が走行レンジ(DレンジまたはRレンジ)に設定されていた場合に、電動アクチュエータを作動させて「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定することが可能となり、スタータを作動させるための条件を整えることができる。
最良の形態1の車両制御システムは、車両に搭載されたバッテリと、車両に搭載され、バッテリ電圧により作動する複数のデバイスと、複数のデバイスの作動をそれぞれ制御する複数のECUとを備える。
この車両制御システムは、バッテリ電圧を閾値をもって2つ以上の領域に分ける領域決定手段を備える。
また、複数のECUは、領域決定手段で決定された領域情報を共有するように設けられるとともに、領域決定手段で決定された領域情報に応じてデバイスの作動の許可あるいは禁止を行う許可/禁止手段を備える。
この実施例1では、先ず実施例1の主要な構成を図1〜図3を参照して説明し、その後、実施例1の特徴を図4、図5を参照して説明する。
(車両制御システムの主要な構成)
この実施例1の車両制御システムは、車両に搭載されたバッテリ100と、車両に搭載され、バッテリ電圧により作動する複数のデバイスと、複数のデバイスの作動をそれぞれ制御する複数のECUとを備える。
実施例1では、複数のデバイスの一例として、図1中において、自動変速機に搭載されたシフトレンジ切替機構を駆動する電動アクチュエータ101、エアコン102、ラジエータファン103、スタータ104、室内灯105、フォグランプ106、モニター107、オーディオ108を例示する。
実施例1では、複数のECUの一例として、SBW−ECU110、AT−ECU111、ENG−ECU112、BODY−ECU113、NAVI−ECU114を例示する。
SBW−ECU110は、電動アクチュエータ101の作動を制御するものである。
AT−ECU111は、自動変速機の油圧サーキットに搭載された油圧コントロール用の電気機能部品を制御するものである。
ENG−ECU112は、エアコン102(エアコンリレー)、ラジエータファン103(ラジエータファンリレー)、スタータ104(スタータリレー)など、主にエンジンの運転に関わる電気機能部品を制御するものである。
BODY−ECU113は、室内灯105、フォグランプ106など、主に車両のボディに関わる電気機能部品を制御するものである。
NAVI−ECU114は、モニター107、オーディオ108など、主に車両のアクセサリー機能に関わる電気機能部品を制御するものである。
(電動アクチュエータ101の説明)
次に、電動アクチュエータ101の一例を図2を参照して説明する。
電動アクチュエータ101は、自動変速機2に組み付けられて、自動変速機2に搭載されたシフトレンジ切替機構3(パーキング切替機構4を含む:図3参照)を駆動して、「実シフトレンジ」の切り替えを実施する。
電動アクチュエータ101は、シフトレンジ切替機構3を駆動するサーボ機構であり、同期型の電動モータ5と、この電動モータ5の回転出力を減速してシフトレンジ切替機構3を駆動する減速機6と、電動モータ5の回転角度、および減速機6の出力軸位置(後述する出力軸17の回転角度)を検出するエンコーダ7とを備え、電動モータ5はSBW−ECU110によって回転が制御される。
即ち、SBW−ECU110によって電動モータ5の回転方向、回転速度、回転量、回転角度を制御することで電動アクチュエータ101が制御されるものであり、電動アクチュエータ101の作動によってシフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4を駆動して、自動変速機2における「実シフトレンジ」の切り替えおよびパーキング(自動変速機2の出力軸のロック)の切り替えを行うものである。
以下では、図2の右側をフロント(あるいは前)、左側をリヤ(あるいは後)としてこの実施例1を説明する。
(電動モータ5の説明)
この実施例1の電動モータ5は、永久磁石を用いないブラシレスのSRモータ(スイッチド・リラクタンス・モータ)であり、回転自在に支持されるロータ11と、このロータ11の回転中心と同軸上に配置されたステータ12とで構成される。
ロータ11は、ロータ軸13とロータコア14で構成されるものであり、ロータ軸13は前端と後端に配置された転がり軸受(フロント転がり軸受15、リヤ転がり軸受16)によって回転自在に支持される。
なお、フロント転がり軸受15は、減速機6の出力軸17の内周に嵌合固定されたものであり、減速機6の出力軸17はフロントハウジング18の内周に配置されたメタルベアリング19によって回転自在に支持されている。つまり、ロータ軸13の前端は、フロントハウジング18に設けられたメタルベアリング19→出力軸17→フロント転がり軸受15を介して回転自在に支持される。
一方、リヤ転がり軸受16は、ロータ軸13の後端外周に圧入固定され、リヤハウジング20によって支持されるものである。
ステータ12は、固定されたステータコア21および通電により磁力を発生する複数相の励磁コイル22から構成される。
ステータコア21は、薄板を多数積層して形成されたものであり、リヤハウジング20に固定されている。このステータコア21には、内側のロータコア14に向けて30度毎に突設されたステータティース23(内向突極)が設けられており、各ステータティース23のそれぞれには各ステータティース23毎に磁力を発生させる各相の励磁コイル22が巻回されている。
ロータコア14は、薄板を多数積層して形成されたものであり、ロータ軸13に圧入固定されている。このロータコア14には、外周のステータコア21に向けて45度毎に突設されたロータティース(外向突極)が設けられている。
そして、各相の励磁コイル22の通電位置および通電方向を順次切り替えることで、ロータティースを磁気吸引するステータティース23を順次切り替えて、ロータ11を一方または他方へ回転する構成になっている。
(減速機6の説明)
この実施例1の減速機6は、内接噛合遊星歯車減速機(サイクロイド減速機)であり、ロータ軸13に設けられた偏心部25を介してロータ軸13に対して偏心回転可能な状態で取り付けられたサンギヤ26(インナーギヤ:外歯歯車)と、このサンギヤ26が内接噛合するリングギヤ27(アウターギヤ:内歯歯車)と、サンギヤ26の自転成分のみを出力軸17に伝達する伝達手段28とを備える。
偏心部25は、ロータ軸13の回転中心に対して偏心回転してサンギヤ26を揺動回転させる軸であり、偏心部25の外周に配置されたサンギヤ軸受31を介してサンギヤ26を回転自在に支持するものである。
サンギヤ26は、上述したように、サンギヤ軸受31を介してロータ軸13の偏心部25に対して回転自在に支持されるものであり、偏心部25の回転によってリングギヤ27に押しつけられた状態で回転するように構成されている。
リングギヤ27は、フロントハウジング18に固定されるものである。
(シフトレンジ切替機構3の説明)
シフトレンジ切替機構3およびパーキング切替機構4を、図3を参照して説明する。
シフトレンジ切替機構3は、上述した減速機6の出力軸17によって駆動されて、自動変速機2の「実シフトレンジ」の切り替えを行うものである。
自動変速機2における各シフトレンジ(例えば、P、R、N、Dレンジ)の切り替えは、油圧コントローラ41に設けられたマニュアルスプール弁42を適切な位置にスライド変位させ、自動変速機2の図示しない油圧クラッチへの油圧供給路を切り替え、油圧クラッチの係合状態をコントロールすることによって行われる。
一方、パーキング切替機構4は、シフトレンジ切替機構3に連動し、「実シフトレンジ」がパーキングレンジ(P)に設定されることで自動変速機2の出力軸を機械的にロックするものである。パーキング切替機構4による自動変速機2の出力軸のロックとアンロックの切り替えは、パークギヤ43の凹部43aとパークポール44の凸部44aの係脱によって行われる。なお、パークギヤ43は、図示しないドライブシャフトや図示しないディファレンシャルギヤ等を介して自動変速機2の出力軸に連結されたものであり、パークギヤ43の回転を規制することで自動変速機2の出力軸側(車両の駆動輪側)をロックして、車両のパーキングのロック状態を達成するものである。
減速機6によって駆動されるコントロールロッド45には、略扇形状を呈したディテントプレート46が図示しないスプリングピン等を打ち込むことにより固定されている。
ディテントプレート46は、半径方向の先端(略扇形状の円弧部)に複数の凹部46aが設けられており、油圧コントローラ41に固定されたディテントバネ47の先端の係合部47aが凹部46aに嵌まり合うことで、切り替えられたシフトレンジが保持されるようになっている。
ディテントプレート46には、マニュアルスプール弁42を駆動するためのピン48が取り付けられている。
ピン48は、マニュアルスプール弁42の端部に設けられた溝49に係合しており、ディテントプレート46がコントロールロッド45によって回動操作されると、ピン48が円弧駆動されて、ピン48に係合するマニュアルスプール弁42が油圧コントローラ41の内部で直線運動を行う。
コントロールロッド45を図3中矢印A方向から見て時計回り方向に回転させると、ディテントプレート46を介してピン48がマニュアルスプール弁42を油圧コントローラ41の内部に押し込み、油圧コントローラ41内の油路がD→N→R→Pレンジの順に切り替えられる。つまり、自動変速機2のシフトレンジがD→N→R→Pレンジの順に切り替えられる。
逆方向にコントロールロッド45を回転させると、ピン48がマニュアルスプール弁42を油圧コントローラ41から引き出し、油圧コントローラ41内の油路がP→R→N→Dレンジの順に切り替えられる。つまり、自動変速機2のシフトレンジがP→R→N→Dレンジの順に切り替えられる。
一方、ディテントプレート46には、パークポール44を駆動するためのパークロッド51が取り付けられている。このパークロッド51の先端には円錐部52が設けられている。
この円錐部52は、自動変速機2のハウジングの突出部53とパークポール44の間に介在されるものであり、コントロールロッド45を図3中矢印A方向から見て時計回り方向に回転させると(具体的には、R→Pレンジ)、ディテントプレート46を介してパークロッド51が図3中矢印B方向へ変位して円錐部52がパークポール44を押し上げる。すると、パークポール44が軸44bを中心に図3中矢印C方向に回転し、パークポール44の凸部44aがパークギヤ43の凹部43aに係合し、パーキング切替機構4のロック状態が達成される。
逆方向へコントロールロッド45を回転させると(具体的には、P→Rレンジ)、パークロッド51が図3中矢印B方向とは反対方向に引き戻され、パークポール44を押し上げる力が無くなる。パークポール44は、図示しないバネにより、図3中矢印C方向とは反対方向に常に付勢されているため、パークポール44の凸部44aがパークギヤ43の凹部43aから外れ、パークギヤ43がフリーになり、パーキング切替機構4がアンロック状態になる。
(エンコーダ7の説明)
上述した電動アクチュエータ101には、そのハウジング(フロントハウジング18+リヤハウジング20)内に、ロータ11の回転角度を検出するエンコーダ7が搭載されている。このエンコーダ7によってロータ11の回転角度を検出して励磁コイル22への通電を切替制御することにより、電動モータ5を脱調させることなく高速運転することができる。
この実施例1に示すエンコーダ7は、インクリメンタル型であり、ロータ11と一体に回転する磁石61と、リヤハウジング20内に配置される磁気検出用のホールIC62(具体的には、複数搭載されている)とを備え、このホールIC62は、リヤハウジング20内に配置される基板63に支持される。
磁石61は、略リング円板形状を呈し、ロータ軸13と同芯上に配置されるものであり、ロータコア14の軸方向の端面(後面)に接合される。この磁石61は、ホールIC62と対向する面(後面)に、回転角度検出用の着磁が施され、磁石61の軸方向に磁力を発生する。
これにより、ロータ11が回転すると、磁石61の着磁位置が回転することにより、磁石61に対向するホールIC62の受ける磁束密度が変化して、ホールIC62がロータの回転に応じた出力波形を発生する。
(SBW−ECU110の説明)
SBW−ECU110を図1を参照して説明する。
電動モータ5の通電制御を行うSBW−ECU110は、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存するSBW記憶装置(ROM、EEPROM、SRAM、RAMなどのメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等で構成された周知構造のマイクロコンピュータである。
このSBW−ECU110には、乗員によって操作されるシフトレンジ設定手段120から与えられる「指令シフトレンジ」と、SBW−ECU110が認識する「認識シフトレンジ」とを一致させるように電動モータ5を制御する「レンジ切替処理手段」など、種々の制御プログラムが搭載されている。
レンジ切替処理手段は、SBW−ECU110に与えられる「指令シフトレンジ」に、SBW−ECU110の認識する「認識シフトレンジ」を一致させる制御機能であり、「指令シフトレンジ」と「認識シフトレンジ」に差がある場合に、「指令シフトレンジ」と「認識シフトレンジ」とのシフトレンジの差に基づいて、電動モータ5の回転方向、回転速度、回転量、回転角度の決定を行い、その決定に基づいて各励磁コイル22を通電制御して、電動モータ5の回転方向、回転速度、回転量、回転角度の制御を行って、SBW−ECU110に与えられた「指令シフトレンジ」とSBW−ECU110が認識する「認識シフトレンジ」とを一致させる制御プログラムである。
なお、SBW−ECU110には、電動モータ5を制御するために、上述したエンコーダ7の出力からロータ11の回転方向、回転速度、回転量、回転角度、および出力軸17の回転角度を把握する「回転位置読取手段」等のプログラムが搭載されている。
そして、「実シフトレンジ」の切り替えを行う際は、「認識シフトレンジ」を「目標シフトレンジ」に切り替えるのに必要な電動モータ5の制御量(回転方向、回転速度、回転量、回転角度)を求めて電動モータ5の通電制御を行うものである。
(自動変速機2およびAT−ECU111の説明)
自動変速機2は、複数の遊星歯車機構を組み合わせた変速装置、トルクコンバータ、およびロックアップ装置などの機械的機構と、この機械的機構に設けられた油圧クラッチや油圧ブレーキの油圧の切り替えを行う油圧コントローラ41とを備える。
AT−ECU111には、エンジンの運転状態、車両の走行状態、乗員の運転指示などの運転パラメータが入力される。
このAT−ECU111は、上述したSBW−ECU110と同様、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存するAT記憶装置(ROM、EEPROM、SRAM、RAMなどのメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路等で構成された周知構造のマイクロコンピュータである。
このAT−ECU111は、AT−ECU111に与えられる運転パラメータに応じて油圧コントローラ41内に設けられる変速用ソレノイドおよびロックアップクラッチ用ソレノイドを制御して、自動変速機2における油圧クラッチや油圧ブレーキの係合状態を切り替えることにより自動変速機2の変速状態を制御する。
(ENG−ECU112、BODY−ECU113、NAVI−ECU114など、他のECUの説明)
ENG−ECU112、BODY−ECU113、NAVI−ECU114など、他のECUも、制御処理、演算処理を行うCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置、入力回路、出力回路、電源回路等で構成された周知構造のマイクロコンピュータである。
なお、車両には、エンジンの始動時(スタータスイッチをONした際)に、運転者の意思に反して車両が走行することがないように「実シフトレンジ」が非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定されている時以外は、スタータスイッチをONしても、スタータリレーをONできないように配慮されている。
(実施例1の背景)
車両には、上述したように、複数のデバイス(例えば、エアコン102、ラジエータファン103、スタータ104、室内灯105、フォグランプ106、モニター107、オーディオ108等)が搭載されている。
これらの各デバイスは、バッテリ電圧により作動するものであるため、バッテリ電圧が不足すると確実な動作を行うことができなくなる。そこで、バッテリ電圧が不足した時でも、デバイスを確実に作動させる手段として、バッテリ電圧が不足した時(バッテリ電圧が予め設定した閾値以下の時)に、ENG−ECU112によってアイドルアップを行い、エンジンの回転により充電されるバッテリ電圧を高める技術が知られている。
しかし、バッテリ電圧が極端に低下した状態であって、エンジンを始動できない場合には、アイドルアップによってバッテリ電圧を高める制御を実施することができない。
具体例を示す。
バッテリ電圧が極端に低下している場合、エンジンを始動させることが優先されるが、エンジンを始動できないほどバッテリ電圧が低下している状態の時は、自動変速機2の「実シフトレンジ」をNレンジに設定して車両を移動可能な状態にする要求がある。
しかし、この実施例1のように、自動変速機2の「実シフトレンジ」を電動アクチュエータ101の作動により切り替える車両では、バッテリ100が極端に低下していると、電動アクチュエータ101以外の他のデバイスにも並列に電力供給がなされることになり、電動アクチュエータ101に分配される電力が減ってしまう。その結果、自動変速機2の「実シフトレンジ」をNレンジに設定することすらできなくなる可能性がある。
また、エンジンの始動前に「実シフトレンジ」が走行レンジ(DレンジまたはRレンジ)に設定されていた場合、スタータを作動させるために、「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定する必要がある。しかし、バッテリ電圧が極端に低下している状態では、自動変速機2の「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定することすらできなくなり、スタータを作動させるための条件を整えることもできない。
(実施例1の特徴)
実施例1では、上記の不具合を解決するために、次の技術が採用されている。
実施例1の車両に搭載された制御システムは、バッテリ電圧を閾値をもって2つ以上の領域に分ける領域決定手段を備える。
また、各ECUは、領域決定手段が決定した領域情報を共有するとともに、領域決定手段で決定された領域情報に応じてデバイスの作動の許可あるいは禁止を行う許可/禁止手段を備える。
具体的に、この実施例1では、バッテリ電圧を閾値をもって複数の領域に分ける領域決定手段は、電動アクチュエータ101を制御するSBW−ECU110に設けられる。
この実施例1の領域決定手段は、バッテリ100から与えられるバッテリ電圧に基づいて、2つの閾値(閾値1と閾値2)によって、バッテリ電圧の状態を3つの領域(電圧ステータス1〜3)に分けるものである。
ここで、電圧ステータス3は、車両上、バッテリ電圧が低下しても最低限動かしたいデバイスが割り当てられる電圧領域である。具体的にこの実施例1では、電動アクチュエータ101であり、例えエンジンを始動できなくても電動アクチュエータ101を駆動させて、「実シフトレンジ」をNレンジに入れることが可能になる。
電圧ステータス2は、エンジンを始動するために必要なデバイスが割り当てられる電圧領域である。具体的にこの実施例1では、エンジンの始動に関与するスタータリレー等であり、エンジンを始動させることにより、バッテリ電圧の上昇(回復)を図ることが可能になる。
電圧ステータス1は、エンジンの停止時に車両上の重要度が低いデバイスが割り当てられる電圧領域である。
そして、閾値1および閾値2は、上記を考慮して電圧ステータス1〜3を区画する設定値である。
一方、各ECUに設けられる許可/禁止手段は、領域決定手段が決定した複数の領域情報(電圧ステータス1〜3)に基づいて、各デバイスの作動の許可あるいは禁止を行うものである。
具体的に、各ECUにおける許可/禁止手段は、領域決定手段が決定した電圧ステータス1〜3と、下記「表1」に示す関係とから、各デバイスの作動の許可あるいは禁止を行うものである。
Figure 2007071282
この表1に示されるように、SBW−ECU110は、領域決定手段によって決定される領域のうち、最もバッテリ電圧の低い領域(電圧ステータス3)であっても、電動アクチュエータ101の作動を許可するように設けられている。
次に、上記制御例を、図4、図5のフローチャートを参照して説明する。
なお、図4は領域決定手段の制御処理を示すものであり、図5は許可/禁止手段の制御処理を示すものである。
(領域決定手段の制御処理)
SBW−ECU110に設けられた領域決定手段の制御処理を図4を参照して説明する。
この制御ルーチンに侵入すると(スタート)、バッテリ100から与えられるバッテリ電圧が閾値1以上であるか否かの判断を行う(ステップA1)。
このステップA1の判断結果が「バッテリ電圧≧閾値1」の場合は、バッテリ電圧の領域(電圧ステータス)を1とする(ステップA2:電圧ステータス=1)。
上記ステップA1の判断結果が「バッテリ電圧<閾値1」の場合は、バッテリ電圧が閾値2以上であるか否かの判断を行う(ステップA3)。
このステップA3の判断結果が「バッテリ電圧≧閾値2」の場合は、バッテリ電圧の領域(電圧ステータス)を2とする(ステップA4:電圧ステータス=2)。
上記ステップA3の判断結果が「バッテリ電圧<閾値2」の場合は、バッテリ電圧の領域(電圧ステータス)を3とする(ステップA5:電圧ステータス=3)。
そして、上記で決定された電圧ステータス1〜3を各ECUに通知して(ステップA6)、この制御ルーチンを終了する(リターン)。
なお、上記領域決定手段の制御処理は、SBW−ECU110の起動時処理と、定期処理(例えば、10msec毎)に行うものである。
(許可/禁止手段の制御処理)
各ECUに設けられた許可/禁止手段の制御処理を図5を参照して説明する。
この制御ルーチンに侵入すると(スタート)、領域決定手段で決定された電圧領域(電圧ステータス)が1か否かの判断を行う(ステップB1)。
このステップB1の判断結果が「電圧ステータス=1」の場合は、電圧ステータス1で作動が許可されるデバイスに作動の許可を与える(ステップB2)。一方、ステップB1の判断結果が「電圧ステータス≠1」の場合は、電圧ステータス1で作動が許可されるデバイスの作動を禁止する(ステップB3)。
次に、領域決定手段で決定された電圧領域(電圧ステータス)が2か否かの判断を行う(ステップB4)。
このステップB4の判断結果が「電圧ステータス=2」の場合は、電圧ステータス2で作動が許可されるデバイスに作動の許可を与える(ステップB5)。一方、ステップB4の判断結果が「電圧ステータス≠2」の場合は、電圧ステータス2で作動が許可されるデバイスの作動を禁止する(ステップB6)。
次に、領域決定手段で決定された電圧領域(電圧ステータス)が3か否かの判断を行う(ステップB7)。
このステップB7の判断結果が「電圧ステータス=3」の場合は、電圧ステータス3で作動が許可されるデバイスに作動の許可を与える(ステップB8)。一方、ステップB7の判断結果が「電圧ステータス≠3」の場合は、電圧ステータス3で作動が許可されるデバイスの作動を禁止する(ステップB9)。
そして、この制御ルーチンを終了する(リターン)。
なお、上記許可/禁止手段の制御処理は、各ECUの起動時処理と、定期処理(例えば、10msec毎)に行うものである。
(実施例1の効果)
実施例1の車両制御システムは、上記の構成を採用することにより、次の効果が得られる。
実施例1の車両制御システムは、領域決定手段によって、バッテリ電圧の状態を3つの領域(電圧ステータス1〜3)に分け、各ECUでは、領域決定手段で決定された領域情報(電圧ステータス1〜3)に応じてそれぞれのデバイスの作動の許可あるいは禁止を行う。このように設けられることで、車両に搭載された複数のデバイスのうち、重要度の高いデバイスを作動させることが可能となり、バッテリ電圧の低下により生じる不具合を最小限に抑えることが可能となる。
具体的に、この実施例1の車両制御システムは、領域決定手段で決定された領域情報(電圧ステータス1〜3)のうち、最もバッテリ電圧の低い領域(電圧ステータス3)の時は、電動アクチュエータ101の作動を許可し、他のデバイスの作動を禁止して、低下したバッテリ100の電力を優先して電動アクチュエータ101に供給する。これによって、バッテリ電圧が極端に不足している状態であっても、電動アクチュエータ101の駆動電力を確保することが可能となり、自動変速機2の「実シフトレンジ」を切り替えることが可能となる。
この結果、バッテリ電圧の極端な低下により、エンジンを始動できなくても、自動変速機2の「実シフトレンジ」をNレンジに設定することが可能になり、車両を押すなどして車両を移動させることが可能になる。
また、スタータ104を作動させる前に自動変速機2の「実シフトレンジ」が走行レンジ(DレンジまたはRレンジ)に設定されていた場合であっても、電動アクチュエータ101を作動させて「実シフトレンジ」を非走行レンジ(PレンジまたはNレンジ)に設定することが可能となり、スタータ104を作動させるための条件を整えることができ、エンジン始動の可能性を高めることができる。
〔変形例〕
上記の実施例で示した電動アクチュエータ101の構造は、一例を示すものであり、他の構造のものであっても良い。具体的な例として、次の構造の電動アクチュエータを用いても良い。
上記の実施例では、エンコーダ7を用いる例を示したが、エンコーダ7を廃止して、各励磁コイル22の通電回数をカウントしてロータ11の回転方向、回転速度、回転量、回転角度を制御しても良い。
上記の実施例では、出力軸17の回転角度を検出しない例を示したが、出力軸17の回転角度を出力角検出センサ等で検出して、「実シフトレンジ」を検出するように設けても良い。
上記の実施例では、電動モータ5の一例としてSRモータを用いる例を示したが、シンクロナス・リラクタンス・モータなど他のリラクタンスモータや、表面磁石構造型シンクロナスモータ(SPM)、埋込磁石構造型シンクロナスモータ(IPM)などの永久磁石型同期モータなど、他のモータを用いても良い。
上記の実施例では、減速機6の一例として内接噛合遊星歯車減速機(サイクロイド減速機)を用いる例を示したが、ロータ軸13によって駆動されるサンギヤ26、このサンギヤ26の周囲に等間隔に複数配置されたプラネタリピニオン、このプラネタリピニオンの周辺に噛み合うリングギヤ等により構成されたタイプの遊星歯車減速装置を用いても良い。
上記の実施例では、減速機6の一例として遊星歯車減速機を用いる例を示したが、ロータ軸13によって駆動される複数のギヤの噛み合わせ等により構成される遊星歯車減速機以外の減速装置を用いても良い。
上記の実施例では、電動モータ5と減速機6を組み合わせた例を示したが、電動モータ5の出力で直接的に駆動対象を駆動するようにしても良い。
車両制御システムの構成図である。 電動アクチュエータの断面図である。 パーキング切替機構を含むシフトレンジ切替機構の斜視図である。 領域決定手段の制御処理を示すフローチャートである。 許可/禁止手段の制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 自動変速機
3 シフトレンジ切替機構
5 電動モータ
6 減速機
17 出力軸
100 バッテリ
101 電動アクチュエータ(デバイス)
102 エアコン(デバイス)
103 ラジエータファン(デバイス)
104 スタータ(デバイス)
105 室内灯(デバイス)
106 フォグランプ(デバイス)
107 モニター(デバイス)
108 オーディオ(デバイス)
110 SBW−ECU
111 AT−ECU
112 ENG−ECU
113 BODY−ECU
114 NAVI−ECU

Claims (2)

  1. 車両に搭載されたバッテリと、
    前記車両に搭載され、前記バッテリの電圧(以下、バッテリ電圧)により作動する複数のデバイスと、
    前記複数のデバイスの作動をそれぞれ制御する複数のECUと、
    を備える車両制御システムにおいて、
    この車両制御システムは、バッテリ電圧を閾値をもって2つ以上の領域に分ける領域決定手段を備え、
    前記複数のECUは、前記領域決定手段で決定された領域情報を共有するように設けられるとともに、前記領域決定手段で決定された領域情報に応じて前記デバイスの作動の許可あるいは禁止を行う許可/禁止手段を備えることを特徴とする車両制御システム。
  2. 請求項1に記載の車両制御システムにおいて、
    前記車両は、
    (a)車両走行用のエンジンの回転を変速して車輪側へ出力する自動変速機と、
    (b)前記エンジンの運転状態、前記車両の走行状態、乗員の運転指示などの運転パラメータに応じて前記自動変速機の変速状態を制御するAT−ECUと、
    (c)前記自動変速機の実シフトレンジを切り替えるシフトレンジ切替機構と、
    (d)このシフトレンジ切替機構を駆動する出力軸を備え、通電を受けて回転出力を発生する電動モータによって前記出力軸を直接駆動する、あるいは前記電動モータの回転を減速して前記出力軸を駆動する電動アクチュエータと、
    (e)前記電動モータを制御することで、前記シフトレンジ切替機構を駆動して実シフトレンジの切り替えを行うSBW−ECUとを搭載するものであり、
    前記SBW−ECUおよび前記AT−ECUは、前記複数のECUの一例であり、
    前記電動アクチュエータは、前記デバイスの一例であり、
    前記領域決定手段は、前記SBW−ECUに設けられ、
    前記SBW−ECUにおける前記許可/禁止手段は、前記領域決定手段によって決定される領域のうち、最もバッテリ電圧の低い領域の時であっても、前記電動アクチュエータの作動を許可するように設けられることを特徴とする車両制御システム。
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