JP2004092564A - 駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Hironobu Kusafuka
草深 浩伸
Masaharu Anpo
安保 正治
Yoshiaki Oshima
尾島 義敬
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Abstract

【課題】直流電源からの電源電圧が大きく低下した場合に、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給装置を提供する。
【解決手段】駆動電圧供給装置10は、DC/DCコンバータ1と、リレー2,3と、スイッチS1,S2と、制御装置4,5とを備える。DC/DCコンバータ1は、電源電圧BVに基づいて負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を生成してCVTオペレーションドライバ40等の電気負荷に供給する。制御装置5は、制御装置4からの停止信号STPおよび再起動信号STARに基づいて、駆動電圧供給装置10が搭載されたハイブリッド自動車のアイドルストップ後の再起動時を認識し、電源電圧BVが全ての電気負荷に負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下していることを検出すると、スイッチS1,S2をオフするようにリレー2,3を制御する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電源電圧の低下時に電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給装置、駆動電圧供給方法、および駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、車両が信号待ち等で停車した場合に、燃料消費量の節減およびエミッションの低減を目的としてエンジンを一時的に自動停止させるアイドルストップ車両が実用化されている。
【0003】
このアイドルストップ車両では、エンジン停止条件が成立し、かつ、車両が停止中であると推測されるときにエンジンが自動停止される。そして、その後、エンジン始動条件が成立したときに、エンジンがスタータにより自動始動されてアイドルストップ車両は発進する。
【0004】
このスタータによるエンジンの始動には、かなりの消費電力が必要なことから、車両の停止・発進が頻繁に繰返される市街地走行等では、エンジンの始動頻度の増加とともに電源であるバッテリの消耗が甚だしくなる。
【0005】
また、エンジンの停止によりエアコンディショナのコンプレッサが駆動されなくなっても、低温のエバポレータを利用して暫くは冷気の供給が可能であることから、この種のアイドルストップ車両では、エンジンの自動停止中においても、エアコンディショナのファンの作動を継続させており、このような制御も、バッテリの消耗を促進させる要因になっている。
【0006】
そして、上述したような要因によって、バッテリが消耗し、エンジン等を制御するECU(Electrical Control Unit)への電圧の供給が停止されてしまうと、車両内の計器類の照明が一時的に暗くなり、車両の品質感を大きく損なうことになる。
【0007】
このような、電気負荷の種々の不具合を解消するために、アイドルストップ後のエンジンの再始動時に、バッテリ電圧が低下したとき、バッテリ電圧の電気負荷への供給を補償する技術が特開2002−38984号公報に開示されている。
【0008】
すなわち、特開2002−38984号公報に開示された技術では、アイドルストップによってエンジンが自動停止し、その後、エンジンがスタータにより再始動されるとき、バッテリ電圧が設定値以下に低下すると、電圧補償手段を作動させてバッテリ電圧の電気負荷への供給を補償する。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−38984号公報
【0010】
【特許文献2】
特開平1−234023号公報
【0011】
【特許文献3】
特開平7−42580号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開2002−38984号公報に開示された技術では、車両に搭載された全ての電気負荷に電圧を供給することが困難な程度まで、バッテリ電圧が大きく低下した場合、所定値以上の電圧を全ての電気負荷に供給できないことも生じ、車両に搭載される各種の電気負荷の駆動をうまく制御できないという問題が生じる。
【0013】
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、直流電源からの電源電圧が大きく低下した場合に、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給装置を提供することである。
【0014】
また、この発明の別の目的は、直流電源からの電源電圧が大きく低下した場合に、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御する駆動電圧供給方法を提供することである。
【0015】
さらに、この発明の別の目的は、直流電源からの電源電圧が大きく低下した場合に、複数の電気負荷への駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
この発明によれば、駆動電圧供給装置は、電圧供給手段と、制御手段とを備える。電圧供給手段は、車載モータに電源電圧を供給する電源から電源電圧を受け、その受けた電源電圧に基づいて複数の電気負荷を駆動するための複数の負荷駆動電圧を生成し、その生成した複数の負荷駆動電圧を複数の電気負荷に供給する。制御手段は、電源からの電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、電圧供給手段から複数の電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断を制御する。
【0017】
好ましくは、制御手段は、複数の電気負荷の消費電力に応じて負荷駆動電圧を供給する電気負荷を順次切替える。
【0018】
好ましくは、制御手段は、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷へ負荷駆動電圧を供給するように制御する。
【0019】
好ましくは、複数の電気負荷は、車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなる。そして、制御手段は、直流電源からの電源電圧が最小電圧よりも低下した場合、第2の電気負荷への電圧の供給を優先的に切断する。
【0020】
好ましくは、車載モータは、エンジン始動用モータである。
好ましくは、電源電圧が最小電圧よりも低下した場合は、エンジン始動制御時である。
【0021】
好ましくは、駆動電圧供給装置は、エンジン自動制御手段をさらに備える。エンジン自動停止制御手段は、車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止を判断する。そして、エンジン始動用モータは、エンジン自動停止制御手段によるエンジン自動停止制御からの復帰時に少なくともエンジンを始動する。
【0022】
また、この発明によれば、駆動電圧供給方法は、車載モータに電源電圧を供給する電源から電源電圧を受け、その受けた電源電圧を検出する第1のステップと、電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、電源電圧に基づいて生成された複数の負荷駆動電圧の複数の電気負荷への供給/切断を制御する第2のステップとを含む。
【0023】
好ましくは、第2のステップは、電気負荷における消費電力に応じて負荷駆動電圧の供給/切断を制御する。
【0024】
好ましくは、第2のステップは、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷に負荷駆動電圧を供給する。
【0025】
好ましくは、複数の電気負荷は、車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなる。
【0026】
そして、駆動電圧供給方法の第2のステップは、第2の電気負荷への負荷駆動電圧の供給を優先的に切断する。
【0027】
好ましくは、第2のステップは、前記車載モータにより駆動されるエンジンの始動制御時に実行される。
【0028】
好ましくは、第2のステップは、エンジンの自動停止制御からの復帰時に実行される。
【0029】
さらに、この発明によれば、電気負荷への駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、車載モータに電源電圧を供給する電源から電源電圧を受け、その受けた電源電圧を検出する第1のステップと、電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、電源電圧に基づいて生成された複数の負荷駆動電圧の複数の電気負荷への供給/切断を制御する第2のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
【0030】
好ましくは、第2のステップは、電気負荷における消費電力に応じて負荷駆動電圧の供給/切断を制御する。
【0031】
好ましくは、第2のステップは、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷に負荷駆動電圧を供給する。
【0032】
好ましくは、複数の電気負荷は、車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなる。
【0033】
そして、プログラムの第2のステップは、第2の電気負荷への前記負荷駆動電圧の供給を優先的に切断する。
【0034】
好ましくは、第2のステップは、車載モータにより駆動されるエンジンの始動制御時に実行される。
【0035】
好ましくは、第2のステップは、エンジンの自動停止制御からの復帰時に実行される。
【0036】
この発明においては、電源電圧が大きく低下した場合、車載モータと同じ直流電源から電源電圧を得て駆動される複数の電気負荷のうち、一部の電気負荷は駆動電圧が供給され、その他の電気負荷は駆動電圧の供給が切断される。
【0037】
したがって、この発明によれば、電源電圧が大きく低下した場合にも、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御できる。
【0038】
また、電源電圧が大きく低下した場合にも、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への駆動電圧の供給を継続できる。その結果、車両としての商品性の低下を最小限にしながら、低コストな車載モータシステムを提供できる。
【0039】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
【0040】
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1におけるハイブリッド自動車に搭載される電気システムの概略ブロック図である。図1を参照して、電気システム100は、直流電源Bと、駆動電圧供給装置10と、オルタネータ20と、スタータ30と、CVTオペレーションドライバ40と、オーディオ/ナビゲーション50と、ABS(Antiskid Brake System)60と、フューズFU1,2と、スイッチS3〜S5とを備える。
【0041】
駆動電圧供給装置10、オルタネータ20およびスタータ30は、直流電源Bの電源ライン11に接続される。CVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60は、駆動電圧供給装置10に接続される。
【0042】
フューズFU1は、電源ライン11と、駆動電圧供給装置10に含まれるDC/DCコンバータ1の端子+Bとの間に接続される。スイッチS3は、電源ライン11と、DC/DCコンバータ1の端子ACCとの間に接続される。スイッチS4は、電源ライン11と、DC/DCコンバータ1の端子IGCTとの間に接続される。
【0043】
スイッチS5は、DC/DCコンバータ1の端子+B’とCVTオペレーションドライバ40との間に接続される。フューズFU2は、DC/DCコンバータ1の端子+B’とオーディオ/ナビゲーション50との間に接続される。
【0044】
直流電源Bは、ニッケル水素またはリチウムイオン等の二次電池から成る。
駆動電圧供給装置10は、直流電源Bの電源ライン11からフューズFU1およびスイッチS3,S4を介して電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVに基づいて負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を生成する。そして、駆動電圧供給装置10は、生成した負荷駆動電圧VDL1〜VDL3をCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。
【0045】
また、駆動電圧供給装置10は、直流電源Bの電源電圧BVがCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60の全てに負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を供給可能な最小電圧Vmin1よりも低下した場合、CVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60のうち、負荷駆動電圧を供給する電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを決定し、その決定に従って電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断を行なう。さらに、駆動電圧供給装置10は、電源電圧BVが最小電圧Vmin2(<最小電圧Vmin1)よりも低下した場合、負荷駆動電圧を供給すると決定した電気負荷の中から負荷駆動電圧の供給を維持する電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを決定し、その決定に従って電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断を行なう。電源電圧BVが最小電圧Vmin,Vmin2よりも低下した場合の電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断の方法については、後述する。
【0046】
オルタネータ20は、直流電源Bからの電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVを内蔵されたローターに供給して磁界を発生させる。そして、オルタネータ20は、エンジン(図示せず、以下同じ。)からの動力を受け、その受けた動力によってローターを回転させ、ローターの周囲に設けられたステーターに交流電力を誘起する。さらに、オルタネータ20は、内蔵したダイオードによって、誘起した交流電力を整流して直流電力に変換し、その変換した直流電力を直流電源Bへ供給して直流電源Bを充電する。
【0047】
スタータ30は、直流電源Bからの電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVによって駆動される。そして、スタータ30は、駆動電圧供給装置10に含まれる制御装置4からの制御に従ってエンジンを起動する。
【0048】
CVT(Continuously Variable Transmission)オペレーションドライバ40は、駆動電圧供給装置10からの負荷駆動電圧VDL1をスイッチS5を介して受け、その受けた負荷駆動電圧VDL1によって駆動される。そして、CVTオペレーションドライバ40は、無段階変速制御を行なう。
【0049】
オーディオ/ナビゲーション50は、駆動電圧供給装置10からフューズFU2を介して負荷駆動電圧VDL1を受け、駆動電圧供給装置10からスイッチS1を介して負荷駆動電圧VDL2を直接受ける。そして、オーディオ/ナビゲーション50は、受けた負荷駆動電圧VDL1,2によって駆動される。これにより、運転者は、音楽を楽しみ、ナビゲーションシステムを実行させることができる。
【0050】
ABS60は、駆動電圧供給装置10から負荷駆動電圧VDL1,VDL3を受ける。また、ABS60は、直流電源Bから電源電圧BVを直接受ける。駆動電圧供給装置10からの負荷駆動電圧VDL1,VDL3は、ABS60の制御ラインに供給され、直流電源Bの電源電圧BVは、ABS60のアクチュエータの動作ラインに供給される。そして、ABS60は、負荷駆動電圧VDL1,VDL3および電源電圧BVが供給されると、周知の方法によって安全なブレーキ操作を行なう。すなわち、ABS60は、負荷駆動電圧VDL1,VDL3および電源電圧BVが供給されると、機械的および電気的にブレーキの油圧制御を行ない、ホイールの完全なロックおよびタイヤのスキッド(横滑り)を防止する。
【0051】
スイッチS3,S4は、駆動電圧供給装置10が搭載されたハイブリッド自動車のイグニッションキーがオンされてACC位置およびIGCT位置まで回転されると、順次、自動的にオンされる。また、スイッチS5も、イグニッションキーがオンされると、自動的にオンされる。
【0052】
このように、駆動電圧供給装置10は、発電機であるオルタネータ20、および大電力負荷であるスタータ30に電気的に接続された直流電源Bから電源電圧BVを受ける。
【0053】
この発明の実施の形態1による駆動電圧供給装置10は、DC/DCコンバータ1と、リレー2,3と、スイッチS1,S2と、制御装置4,5とを備える。
【0054】
DC/DCコンバータ1は、直流電源Bの電源ライン11からフューズFU1を介して、たとえば12Vの電源電圧BVを端子+Bに受け、端子+B’から11Vの負荷駆動電圧VDL1をCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。
【0055】
また、DC/DCコンバータ1は、スイッチS3,S4がオンされると、スイッチS3,S4を介して12Vの電源電圧BVを端子ACC,IGCTに受ける。そして、DC/DCコンバータ1は、端子ACC’から11Vの負荷駆動電圧VDL2をスイッチS1を介してオーディオ/ナビゲーション50へ供給し、端子IGCT’から11Vの負荷駆動電圧VDL3をスイッチS2を介してABS60へ供給する。
【0056】
さらに、DC/DCコンバータ1は、DC/DCコンバータ1内の故障箇所を示す信号を端子DIAGから制御装置5へ出力する。
【0057】
DC/DCコンバータ1は、通常動作時、上述したように、直流電源Bからの電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVに基づいて、11Vの負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を生成してそれぞれCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。そして、直流電源Bからの電源電圧BVが、たとえば、12Vから6Vへ低下した場合、DC/DCコンバータ1は、その低下した6Vの電源電圧BVを昇圧して11Vの負荷駆動電圧VDL1〜VDL3をそれぞれCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。すなわち、図2に示すように、DC/DCコンバータ1は、入力電圧としての電源電圧BVが0Vから電圧Vin1の範囲である場合、および電圧Vin2以上である場合、入力電圧をそのまま出力し、入力電圧が電圧Vin1〜Vin2の範囲である場合、入力電圧を昇圧し、その昇圧した出力電圧Vcを出力する。したがって、DC/DCコンバータ1は、電源電圧BVが電圧Vin1〜Vin2の範囲に低下した場合、電源電圧BVを昇圧して出力電圧Vcを出力する。
【0058】
再び、図1を参照して、スイッチS1は、リレー2によってオン/オフされる。また、スイッチS2は、リレー3によってオン/オフされる。リレー2,3は、制御装置5からの制御に従って、それぞれ、スイッチS1,S2をオン/オフする。
【0059】
制御装置4は、電気システム100が搭載されたハイブリッド自動車のアイドルストップ条件が満たされているか否かを判断するための信号CTNS1と、アイドルストップ後の再起動条件が満たされているか否かを判断するための信号CTNS2とを受ける。そして、制御装置4は、信号CTNS1に基づいて、ハイブリッド自動車のアイドルストップ条件が満たされていると判断した場合、エンジンを停止するための制御を行なうとともに、エンジンが停止したことを示す停止信号STPを生成し、その生成した停止信号STPを制御装置5へ出力する。
【0060】
また、制御装置4は、アイドルストップ条件が満たされていると判断した後に、信号CTNS2に基づいて、ハイブリッド自動車の再起動条件が満たされていると判断した場合、再起動信号STARを生成してスタータ30および制御装置5へ出力する。これにより、スタータ30は、エンジンを再起動する。
【0061】
ハイブリッド自動車のアイドルストップ条件は、たとえば、直流電源Bの残容量が所定値以上であること、ハイブリッド自動車が一定の距離を走行したことを示す車速履歴があること、およびハイブリッド自動車が登坂を走行している場合、その登坂が所定の角度以内の登坂であること、を確認することである。したがって、信号CTNS1は、直流電源Bの残容量を示す信号、車速履歴を示す信号および登坂の角度を示す信号から成る。
【0062】
また、アイドルストップ後の再起動条件は、たとえば、ブレーキペダルがオフされていること、およびアクセルがオンされていること、を確認することである。したがって、信号CTNS2は、ブレーキペダルのオン/オフを示す信号、およびアクセルのオン/オフを示す信号からなる。
【0063】
なお、アイドルストップ条件、およびアイドルストップ後の再起動条件は、上述した条件に限らず、随時、公知の条件が追加されてもよい。
【0064】
制御装置5は、直流電源Bから電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVによって駆動される。また、制御装置5は、制御装置4から停止信号STPを受けた後に、再起動信号STARを受けると、直流電源Bから受けた電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低いか否かを判定する。そして、制御装置5は、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低い場合、スイッチS1をオフするようにリレー2を制御する。これにより、DC/DCコンバータ1からオーディオ/ナビゲーション50への負荷駆動電圧VDL2の供給が切断され、DC/DCコンバータ1からCVTオペレーションドライバ40への負荷駆動電圧VDL1の供給およびDC/DCコンバータ1からABS60への負荷駆動電圧VDL1,VDL3の供給が維持される。
【0065】
また、制御装置5は、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低いと判定したとき、さらに、電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低いか否かを判定する。そして、制御装置5は、電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低い場合、スイッチS2をオフするようにリレー3を制御する。これにより、DC/DCコンバータ1からABS60への負荷駆動電圧VDL3の供給が切断され、DC/DCコンバータ1からCVTオペレーションドライバ40への負荷駆動電圧VDL1の供給のみが維持される。
【0066】
制御装置4が再起動信号STARを生成してスタータ30へ出力すると、スタータ30はエンジンを再起動する。そうすると、スタータ30は、大電力負荷であるため、直流電源Bからの直流電力は、スタータ30で多く消費され、直流電源BからDC/DCコンバータ1へ供給される電源電圧BVが低下する。
【0067】
電源電圧BVが、通常動作時の12Vから6V程度まで低下した場合には、DC/DCコンバータ1は、上述したように、6Vの電源電圧BVを昇圧して11Vの負荷駆動電圧VDL1〜VDL3をCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。したがって、この場合、CVTオペレーションドライバ40等の電気負荷は、全て負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を受けて駆動される。
【0068】
しかし、電源電圧BVが6Vよりもさらに低下し、CVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60の全ての電気負荷に負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を供給可能な最小電圧Vmin1よりも低下した場合、CVTオペレーションドライバ40等の全ての電気負荷に負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を供給することができない。そうすると、電気システム100が搭載されたハイブリッド自動車の運行に重要な動作を行なう電気負荷であるCVTオペレーションドライバ40およびABS60までも停止される。
【0069】
そこで、制御装置5は、ハイブリッド自動車の運行を確保すべく、CVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60の3つの電気負荷のうち、ハイブリッド自動車の運行に重要な動作を行なうCVTオペレーションドライバ40およびABS60への負荷駆動電圧VDL1,VDL3の供給を優先し、ハイブリッド自動車の運行に必ずしも必要ではないオーディオ/ナビゲーション50への負荷駆動電圧VDL2の供給を切断することにしたものである。
【0070】
ABS60は、エコノミーランニング中、ヒルホールド制御を行なう。エンジンを停止すると、車両はクリープトルクを発生できないため、エコノミーランニング中の上り坂停車時は、エンジンを停止しない上り坂での停車時に比べ、ずり下がりが生じ易い傾向にある。したがって、このようなずり下がりを抑制するために、ABS60を用いて、一旦フットブレーキペダルにより制動した後の油圧を開放しない(油圧保持)制御が行なわれる。これにより、運転者は、エコノミーランニング中、上り坂停車時でも通常以上にブレーキペダルを踏み込む必要がなくなる。このように、ABS60は、車両の運行にとって重要な機能を果たすので、電源電圧BVがCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60の全ての電気負荷に負荷駆動電圧VDL1〜VDL3を供給可能な最小電圧Vmin1よりも低下しても、ABS60への負荷駆動電圧VDL3の供給を維持することにしたものである。
【0071】
そして、電源電圧BVが5Vよりもさらに低下した場合、すなわち、電源電圧BVがCVTオペレーションドライバ40およびABS60への負荷駆動電圧VDL1,VDL3の供給が可能な最小電圧Vmin2よりも低下した場合、CVTオペレーションドライバ40およびABS60の全ての電気負荷に負荷駆動電圧VDL1,VDL3を供給することができない。そうすると、電気システム100が搭載されたハイブリッド自動車の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷であるCVTオペレーションドライバ40までも停止される。
【0072】
そこで、制御装置5は、ハイブリッド自動車の運行を確保すべく、CVTオペレーションドライバ40およびABS60の2つの電気負荷のうち、ハイブリッド自動車の運行に不可欠なCVTオペレーションドライバ40への負荷駆動電圧VDL1の供給を優先し、ABS60の負荷駆動電圧VDL3の供給を切断することにしたものである。
【0073】
エコノミーランニングシステムを搭載したハイブリッド自動車は、信号等で停止した場合に、上述したアイドルストップ条件が満たされているかを確認し、エンジンを自動停止させる。その後、信号が変わり、進行可能な状態になると、ハイブリッド自動車は、上述した再起動条件が満たされているかを確認し、エンジンを自動的に再起動させて発進する。そして、このエンジンの再起動は、スタータ30により行なわれるため、直流電源Bの直流電力が多く消費され、電源電圧BVが著しく低下する場合がある。
【0074】
そこで、この発明は、このような、アイドルストップ後のエンジンの再起動時に電源電圧BVが大きく低下した場合に、ハイブリッド自動車の運行に重要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を優先し、ハイブリッド自動車の運行に必ずしも必要ではない電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断することにしたものである。そして、電源電圧BVがさらに大きく低下した場合、ハイブリッド自動車の運行に不可欠な電気負荷への負荷駆動電圧の供給を優先することにしたものである。
【0075】
図3を参照して、直流電源Bからの電源電圧BVが、最小電圧Vmin1,Vmin2よりも低下した場合の駆動電圧供給装置10における動作について説明する。
【0076】
一連の動作がスタートすると、制御装置4は、信号CTNS1に基づいて、上述した方法によってアイドルストップ条件が満たされていることを確認し、エンジンを停止するための制御を行なう。そして、制御装置4は、エンジンが停止したことを示す停止信号STPを生成して制御装置5へ出力する。制御装置5は、制御装置4からの停止信号STPに応じてエンジンの停止を検出する(ステップS1)。
【0077】
その後、制御装置4は、上述した方法によって、信号CTNS2に基づいてハイブリッド自動車の再起動条件が満たされていると判断すると、再起動信号STARを生成してスタータ30および制御装置5へ出力する。そして、スタータ30は、再起動信号STARに応じてエンジンを再起動する。また、制御装置5は、信号STARに応じてエンジンの復帰を検出する(ステップS2)。
【0078】
そして、制御装置5は、直流電源Bからの電源電圧BVを検出し(ステップS3)、その検出した電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低いか否かを判定する(ステップS4)。ステップS4において、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低くないと判定されたとき、ステップS1〜S4が繰返し実行される。
【0079】
一方、ステップS4において、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低いと判定されたとき、制御装置5は、負荷駆動電圧を供給する第1の電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する第2の電気負荷とを決定する(ステップS5)。すなわち、制御装置5は、CVTオペレーションドライバ40およびABS60を第1の電気負荷として決定し、オーディオ/ナビゲーション50を第2の電気負荷として決定する。
【0080】
そして、DC/DCコンバータ1は、直流電源Bからの電源電圧BVに基づいて、CVTオペレーションドライバ40およびABS60へ供給する負荷駆動電圧VDL1とABS60へ供給する負荷駆動電圧VDL3とを生成し(ステップS6)、その生成した負荷駆動電圧VDL1をCVTオペレーションドライバ40およびABS60へ供給し、生成した負荷駆動電圧VDL3をスイッチS2を介してABS60へ供給する。また、制御装置5は、スイッチS1をオフするようにリレー2を制御し、リレー2は、スイッチS1をオフする。これにより、負荷駆動電圧VDL1が、第1の電気負荷としてのCVTオペレーションドライバ40およびABS60へ供給され、負荷駆動電圧VDL3が第1の電気負荷としてのABS60へ供給され、第2の電気負荷としてのオーディオ/ナビゲーション50への負荷駆動電圧VDL2の供給が切断される(ステップS7)。
【0081】
その後、制御装置5は、電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低いか否かを判定し(ステップS8)、電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低くないとき、一連の動作が終了する。
【0082】
ステップS8において、電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低いと判定されたとき、制御装置5は、第1の電気負荷のうち、切断すべき電気負荷を決定し、その決定した電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断する(ステップS9)。すなわち、制御装置5は、CVTオペレーションドライバ40およびABS60のうち、どちらの電気負荷が車両の運行にとって不可欠かを判定し、車両の運行に不可欠なCVTオペレーションドライバ40を負荷駆動電圧VDL1の供給が必要な電気負荷と決定し、ABS60を負荷駆動電圧VDL3の供給を切断すべき電気負荷と決定する。そして、制御装置5は、スイッチS2をオフするようにリレー3を制御し、リレー3は、スイッチS2をオフする。これにより、CVTオペレーションドライバ40への負荷駆動電圧VDL1の供給が維持され、ABS60への負荷駆動電圧VDL3の供給が切断される。これによって、一連の動作が終了する。
【0083】
このように、直流電源Bからの電源電圧BVが全ての電気負荷に負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧Vmin1よりも低下した場合、ハイブリッド自動車の運行に重要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給が維持され、ハイブリッド自動車の運行に必ずしも必要でない電気負荷への負荷駆動電圧の供給が切断される。
【0084】
したがって、直流電源Bからの電源電圧BVが大きく低下しても、ハイブリッド自動車の安全な運行が確保される。
【0085】
また、電源電圧BVがさらに最小電圧Vmin2よりも低下した場合、ハイブリッド自動車の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給が維持される。
【0086】
したがって、直流電源Bからの電源電圧BVがさらに大きく低下しても、ハイブリッド自動車の最小限の運行が確保される。
【0087】
なお、CVTオペレーションドライバ40およびABS60は、ハイブリッド自動車の運動部品に対する動作を行なう電気負荷として把握でき、オーディオ/ナビゲーション50は、ハイブリッド自動車の運転者の運転環境を快適にする動作を行なう電気負荷として把握することも可能である。
【0088】
上記においては、制御装置5は、直流電源Bからの電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下した場合、ハイブリッド自動車の運行を維持する観点から負荷駆動電圧の供給を維持する電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを選択したが、この発明はこれに限らず、各電気負荷における消費電力に応じて、負荷駆動電圧の供給を維持する電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを選択してもよい。
【0089】
この場合、CVTオペレーションドライバ40は、無段階変速制御する場合にベルトを用い、そのベルトのすべりを抑制する必要があるので、たとえば、10.5Vの負荷駆動電圧VDL1が供給される必要がある。
【0090】
一方、オーディオ/ナビゲーションシステム50およびABS60は、たとえば、5Vの負荷駆動電圧VDL2,VDL3が供給されればよい。
【0091】
したがって、制御装置5は、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下したことを検出すると、消費電力の大きいCVTオペレーションドライバ40への負荷駆動電圧VDL1の供給を維持し、消費電力の小さいオーディオ/ナビゲーション50およびABS60への負荷駆動電圧VDL2,VDL3の供給を切断するように制御する。
【0092】
なお、この発明による駆動電圧供給方法は、図3に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0093】
また、制御装置5における電気負荷への負荷駆動電圧の供給は、実際にはCPU(Central Processing Unit)によって行なわれ、CPUは、図3に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出し、その読出したプログラムを実行して図3に示すフローチャートに従って電気負荷へ負荷駆動電圧を供給する。したがって、ROMは、図3に示すフローチャートの各ステップを備えるプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取り可能な記録媒体に相当する。
【0094】
さらに、制御装置4は、車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止を判断する「エンジン自動停止制御手段」を構成する。
【0095】
さらに、スタータ30は、制御装置4(エンジン自動停止制御手段)によるエンジン自動停止制御からの復帰時に少なくともエンジンを始動する「エンジン始動用モータ」を構成する。
【0096】
さらに、この発明による駆動電圧供給装置は、図3に示すフローチャートのステップS1〜ステップS7を実行するものであればよい。すなわち、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下した場合に、車両の運行に重要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を維持し、車両の運行に必要ではない電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断する駆動電圧供給装置であればよい。この発明による駆動電圧供給方法、およびこの発明による駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体についても同様である。
【0097】
実施の形態1によれば、駆動電圧供給装置は、直流電源からの電源電圧に基づいて複数の負荷駆動電圧を生成し、その生成した複数の負荷駆動電圧を複数の電気負荷に供給するDC/DCコンバータと、直流電源からの電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を維持し、運転者の運転環境を快適にする動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断する制御装置を備えるので、電源電圧が大きく低下した場合にも、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御できる。
【0098】
また、電源電圧が大きく低下した場合にも、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への駆動電圧の供給を継続できる。その結果、車両としての商品性の低下を最小限にしながら、低コストな車載モータシステムを提供できる。
【0099】
[実施の形態2]
図4は、実施の形態2におけるハイブリッド自動車に搭載される電気システムの概略ブロック図である。
【0100】
図4を参照して、電気システム100Aは、電気システム100の駆動電圧供給装置10を駆動電圧供給装置10Aに代えたものであり、その他は、電気システム100と同じである。
【0101】
駆動電圧供給装置10Aは、リレー2,3と、スイッチS1,S2と、制御装置4,5Aと、ダイオード12と、サブバッテリ13とを含む。
【0102】
リレー2,3、スイッチS1,S2、および制御装置4については上述したとおりである。なお、スイッチS1は、ノードN1と端子ACC’との間に接続され、スイッチS2は、ノードN1と端子IGCT’との間に接続される。
【0103】
制御装置5Aは、スイッチS3,S4がオンされると、ライン14,15から電源電圧BVを受ける。そして、制御装置5Aは、ライン14,15から電源電圧BVを受けると、スイッチS3,S4がオンされたことを検出し、スイッチS1,S2をオンするようにリレー2,3を制御する。なお、制御装置5Aは、直流電源Bから直接受けた電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下した場合、および電源電圧BVが最小電圧Vmin2よりも低下した場合、制御装置5と同じ動作を行なう。
【0104】
ダイオード12は、フューズFU1とノードN1との間に接続される。そして、ダイオード12は、直流電源Bからの電源電圧BVをフューズFU1を介して端子+Bに受け、その受けた電源電圧BVをノードN1へ供給する。
【0105】
サブバッテリ13は、ノードN1と接地ノードGNDとの間に接続される。そして、サブバッテリ13は、ノードN1に供給された電源電圧BVに直流電圧SBVを加える。そして、サブバッテリ13は、電源電圧BVに直流電圧SBVを加えた駆動電圧VDLをスイッチS1,S2および端子+B’へ供給する。
【0106】
端子+B’は、駆動電圧VDLを負荷駆動電圧VDL1としてCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。
【0107】
スイッチS1は、ノードN1からの駆動電圧VDLを端子ACC’から負荷駆動電圧VDL2としてオーディオ/ナビゲーション50へ供給する。また、スイッチS2は、ノードN1からの駆動電圧VDLを端子IGCT’から負荷駆動電圧VDL3としてABS60へ供給する。
【0108】
駆動電圧供給装置10Aは、通常動作時、端子+Bに電源電圧BVを受け、その受けた電源電圧BVにサブバッテリ13からの直流電圧SBVを加えて駆動電圧VDLを生成する。そして、駆動電圧供給装置10Aは、駆動電圧VDLを負荷駆動電圧VDL1〜VDL3として、それぞれ、端子+B’,ACC’,IGCT’からCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。
【0109】
また、駆動電圧供給装置10Aは、電気システム100Aが搭載されたハイブリッド自動車のアイドルストップ後の再起動時に、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下したことを検出すると、スイッチS1をオフし、負荷駆動電圧VDL1をCVTオペレーションドライバ40およびABS60へ供給し、負荷駆動電圧VDL3をABS60へ供給し、オーディオ/ナビゲーション50への負荷駆動電圧VDL2の供給を切断する。
【0110】
また、駆動電圧供給装置10Aは、電源電圧BVがさらに最小電圧Vmin2よりも低下したことを検出すると、スイッチS2をオフし、負荷駆動電圧VDL1をCVTオペレーションドライバ40へ供給し、ABS60への負荷駆動電圧VDL3の供給を切断する。
【0111】
これにより、駆動電圧供給装置10Aは、電源電圧BVが最小電圧Vmin1,Vmin2よりも低下した場合、駆動電圧供給装置10と同じ機能を果たす。
【0112】
電源電圧BVが最小電圧Vmin1,Vmin2よりも低下した場合における駆動電圧供給装置10Aの動作は、図3に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0113】
その他は、実施の形態1と同じである。
実施の形態2によれば、駆動電圧供給装置は、直流電源からの電源電圧に直流電圧を加えて複数の負荷駆動電圧を生成し、その生成した複数の負荷駆動電圧を複数の電気負荷に供給するサブバッテリと、直流電源からの電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を維持し、運転者の運転環境を快適にする動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断する制御装置を備えるので、電源電圧が大きく低下した場合にも、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御できる。
【0114】
また、電源電圧が大きく低下した場合にも、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への駆動電圧の供給を継続できる。その結果、車両としての商品性の低下を最小限にしながら、低コストな車載モータシステムを提供できる。
【0115】
[実施の形態3]
図5は、実施の形態3におけるハイブリッド自動車に搭載される電気システムの概略ブロック図である。
【0116】
図5を参照して、電気システム100Bは、電気システム100Aの駆動電圧供給装置10Aを駆動電圧供給装置10Bに代えたものであり、その他は、電気システム100Aと同じである。
【0117】
駆動電圧供給装置10Bは、駆動電圧供給装置10Aのサブバッテリ13をキャパシタ16に代えたものであり、その他は、駆動電圧供給装置10Aと同じである。
【0118】
キャパシタ16は、ダイオード12を介してノードN1に供給された電源電圧BVによって充電される。そして、キャパシタ16は、通常動作時、ダイオード12を介してノードN1に供給された電源電圧BVに、出力電圧Vccを加えた駆動電圧VDLを生成し、その生成した駆動電圧VDLを端子+BおよびスイッチS1,S2へ供給する。
【0119】
端子+Bは、駆動電圧VDLを負荷駆動電圧VDL1としてCVTオペレーションドライバ40、オーディオ/ナビゲーション50およびABS60へ供給する。
【0120】
スイッチS1は、駆動電圧VDLを負荷駆動電圧VDL2として端子ACC‘からオーディオ/ナビゲーション50へ供給する。また、スイッチS2は、駆動電圧VDLを負荷駆動電圧VDL3として端子IGCT’からABS60へ供給する。
【0121】
電源電圧BVが最小電圧Vmin1,Vmin2よりも低下した場合における駆動電圧供給装置10Bの動作は、図3に示すフローチャートに従って行なわれる。
【0122】
その他は、実施の形態1,2と同じである。
実施の形態3によれば、駆動電圧供給装置は、直流電源からの電源電圧に直流電圧を加えて複数の負荷駆動電圧を生成し、その生成した複数の負荷駆動電圧を複数の電気負荷に供給するキャパシタと、直流電源からの電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を維持し、運転者の運転環境を快適にする動作を行なう電気負荷への負荷駆動電圧の供給を切断する制御装置を備えるので、電源電圧が大きく低下した場合にも、複数の電気負荷への駆動電圧の供給を制御できる。
【0123】
また、電源電圧が大きく低下した場合にも、車両の運行に必要な動作を行なう電気負荷への駆動電圧の供給を継続できる。その結果、車両としての商品性の低下を最小限にしながら、低コストな車載モータシステムを提供できる。
【0124】
なお、上記においては、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下した場合、ハイブリッド自動車の運行に必要な動作を行なう電気負荷であるか否かに応じて、または電気負荷の消費電力に応じて負荷駆動電圧を供給する電気負荷と負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを決定したが、この発明においては、これらの基準に限らず、その他の基準に従って、負荷駆動電圧を供給する電気負荷と、負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを決定してもよい。この発明においては、電源電圧BVが最小電圧Vmin1よりも低下した場合に、一定の基準に従って負荷駆動電圧を供給する電気負荷と、負荷駆動電圧の供給を切断する電気負荷とを決定し、その決定に従って電気負荷への負荷駆動電圧の供給と切断とを行なう駆動電圧供給装置であればよい。
【0125】
また、電気負荷として、CVTオペレーションドライバ、オーディオ/ナビゲーションおよびABSを示したが、この発明においては、これに限らず、車両に搭載される電気負荷であれば、どのような電気負荷であってもよい。
【0126】
さらに、上記においては、ハイブリッド自動車における複数の電気負荷への駆動電圧の供給/切断について説明したが、この発明は、これに限らず、エンジンにより駆動力が得られる車両における複数の電気負荷への駆動電圧の供給/切断を行なうものであればよい。
【0127】
さらに、上記においては、アイドルストップ後のエンジンの再起動時に電源電圧BVが大きく低下した場合に、複数の電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断を制御すると説明したが、この発明は、アイドルストップ後のエンジンの再起動時に電源電圧BVが大きく低下した場合に限らず、電源電圧BVが、複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合に、複数の電気負荷への負荷駆動電圧の供給/切断を制御するものであればよい。
【0128】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における電気システムの概略ブロック図である。
【図2】図1に示すDC/DCコンバータにおける入力電圧と出力電圧との関係図である。
【図3】図1に示す駆動電圧供給装置における動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】実施の形態2における電気システムの概略ブロック図である。
【図5】実施の形態3における電気システムの概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 DC/DCコンバータ、2,3 リレー、4,5,5A 制御装置、10,10A,10B 駆動電圧供給装置、11 電源ライン、12 ダイオード、13 サブバッテリ、14,15 ライン、16 キャパシタ、20 オルタネータ、30 スタータ、40 CVTオペレーションドライバ、50 オーディオ/ナビゲーション、60 ABS、100,100A,100B 電気システム、S1〜S5 スイッチ、FU1,2 フューズ、B 直流電源。

Claims (19)

  1. 車載モータに電源電圧を供給する電源から前記電源電圧を受け、その受けた電源電圧に基づいて複数の電気負荷を駆動するための複数の負荷駆動電圧を生成し、その生成した複数の負荷駆動電圧を複数の電気負荷に供給する電圧供給手段と、
    前記電源からの電源電圧が前記複数の電気負荷の全てに前記負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、前記電圧供給手段から前記複数の電気負荷への前記負荷駆動電圧の供給/切断を制御する制御手段とを備える駆動電圧供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数の電気負荷の消費電力に応じて前記負荷駆動電圧を供給する電気負荷を順次切替える、請求項1に記載の駆動電圧供給装置。
  3. 前記制御手段は、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷へ前記負荷駆動電圧を供給するように制御する、請求項1に記載の駆動電圧供給装置。
  4. 前記複数の電気負荷は、
    前記車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、
    運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなり、
    前記制御手段は、前記電源電圧が前記最小電圧よりも低下した場合、前記第2の電気負荷への電圧の供給を優先的に切断する、請求項3に記載の駆動電圧供給装置。
  5. 前記車載モータは、エンジン始動用モータである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の駆動電圧供給装置。
  6. 前記電源電圧が前記最小電圧よりも低下した場合は、エンジン始動制御時である、請求項5に記載の駆動電圧供給装置。
  7. 車両の状態に応じて自動的にエンジンの停止を判断するエンジン自動停止制御手段をさらに備え、
    前記エンジン始動用モータは、前記エンジン自動停止制御手段によるエンジン自動停止制御からの復帰時に少なくとも前記エンジンを始動する、請求項6に記載の駆動電圧供給装置。
  8. 車載モータに電源電圧を供給する電源から前記電源電圧を受け、その受けた電源電圧を検出する第1のステップと、
    前記電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、前記電源電圧に基づいて生成された複数の負荷駆動電圧の前記複数の電気負荷への供給/切断を制御する第2のステップとを含む駆動電圧供給方法。
  9. 前記第2のステップは、前記電気負荷における消費電力に応じて前記負荷駆動電圧の供給/切断を制御する、請求項8に記載の駆動電圧供給方法。
  10. 前記第2のステップは、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷に前記負荷駆動電圧を供給する、請求項8に記載の駆動電圧供給方法。
  11. 前記複数の電気負荷は、
    車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、
    運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなり、
    前記駆動電圧供給方法の前記第2のステップは、前記第2の電気負荷への前記負荷駆動電圧の供給を優先的に切断する、請求項10に記載の駆動電圧供給方法。
  12. 前記第2のステップは、前記車載モータにより駆動されるエンジンの始動制御時に実行される、請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の駆動電圧供給方法。
  13. 前記第2のステップは、前記エンジンの自動停止制御からの復帰時に実行される、請求項12に記載の駆動電圧供給方法。
  14. 電気負荷への駆動電圧の供給をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    車載モータに電源電圧を供給する電源から前記電源電圧を受け、その受けた電源電圧を検出する第1のステップと、
    前記電源電圧が複数の電気負荷の全てに負荷駆動電圧を供給可能な最小電圧よりも低下した場合、前記電源電圧に基づいて生成された複数の負荷駆動電圧の前記複数の電気負荷への供給/切断を制御する第2のステップとをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  15. 前記第2のステップは、前記電気負荷における消費電力に応じて前記負荷駆動電圧の供給/切断を制御する、請求項14に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  16. 前記第2のステップは、車両の運行に不可欠な動作を行なう電気負荷に前記負荷駆動電圧を供給する、請求項14に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  17. 前記複数の電気負荷は、
    車両の運動部品に対する動作を行なうための第1の電気負荷と、
    運転者の運転環境を快適化するための動作を行なう第2の電気負荷とからなり、
    前記プログラムの前記第2のステップは、前記第2の電気負荷への前記負荷駆動電圧の供給を優先的に切断する、請求項16に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  18. 前記第2のステップは、前記車載モータにより駆動されるエンジンの始動制御時に実行される、請求項14から請求項17のいずれか1項に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  19. 前記第2のステップは、前記エンジンの自動停止制御からの復帰時に実行される、請求項18に記載のコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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