JPH06115797A - テープ貼り付け装置 - Google Patents

テープ貼り付け装置

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JPH06115797A
JPH06115797A JP27206792A JP27206792A JPH06115797A JP H06115797 A JPH06115797 A JP H06115797A JP 27206792 A JP27206792 A JP 27206792A JP 27206792 A JP27206792 A JP 27206792A JP H06115797 A JPH06115797 A JP H06115797A
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JP
Japan
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tape
plate
paper
sheet material
cut
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JP27206792A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hirokane
誠之 廣兼
Yukiyasu Nakane
幸保 中根
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート材6を搬送する搬送機構8と、テープ
ロール9から紙テープ10を繰り出してその先端10a
を搬送機構8の加工ステージC上に位置させるテープ繰
り出し機構11と、紙テープ10の先端10aが加工ス
テージC上に位置したときに紙テープ10の先端10a
から一定長さ後方を切断する切断機構12と、加工ステ
ージC上において、切断機構12により切断された紙テ
ープ10を、搬送機構8により搬送されたシート材6に
溶着する固定機構13と、前記各機構の動作タイミング
を制御する制御装置(図示なし)とを具備する構成とし
た。 【効果】 カードの見栄えを向上させると共に、作業効
率を向上させ、さらには紙テープ10のコストを低減す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、クレジットカ
ードの署名欄等、板状の物品に一定長のテープを貼り付
けるのに好適なテープ貼り付け装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、図7に示すように、クレジット
カード等のカードAには、悪用防止のため、所有者本人
の署名(サイン)をする署名欄Bが設けられている。
【0003】従来、このような署名欄Bには、顔料をベ
ースとした箔状のものが転写などにより貼り付けられて
いた。しかし、顔料をベースとした材質で構成された署
名欄Bでは、有機溶剤などによりサインを消すことがで
きるため、サインを改ざんして、クレジットカードが悪
用されてしまうという問題があった。近年、このサイン
の改ざんを防止するため、本出願人による特開平4ー1
28086号にあるように、署名欄Bに紙をベースと
し、熱可塑性樹脂を接着剤とした紙パネルが採用されて
いる。この紙パネルは、サインしたインキが紙に浸透す
るため、有機溶剤等が付着するとインキがにじみ、改ざ
んがしにくい。さらに、紙パネルには、あらかじめ、有
機溶剤に反応して変色する物質で文字,意匠等が刷り込
まれており、一層改ざん防止効果が強化されている。
【0004】このような紙パネルをカード本体に貼り付
けるために接着剤を用いると接着剤の溶剤成分により、
前記文字,意匠等が変色してしまうため接着剤を用いる
ことはできない。
【0005】従来は、このため、紙パネルの張り付けを
以下のようにして行っていた。図8に示すように、紙パ
ネル2を貼り付けすべきカード本体1は、その表面がラ
ミネートフィルム3で覆われている。このカード本体1
の長手方向に沿った所定の位置に、テープロール(図示
なし)から繰り出した紙テープ4を配置する。そして、
署名欄Bの両端部近傍B1,B1において、加熱したヒー
トスポットを紙テープ4に押しつけ、ラミネートフィル
ム3に部分的に溶着する。次いで、署名欄Bの両端部B
2,B2において、プレス機等によりカッター刃を下降さ
せて紙テープ4を切断する。そして、署名欄Bの両側部
の、不要となった紙テープ4aは、手作業によりむしり
取る。このようにして、カード本体1に紙パネル2が貼
り付けられる(仮付け)。その後に、カード本体1の表
面全体をプレス機等により加熱しながらプレスすること
により、紙パネル2がラミネートフィルム3に溶着さ
れ、紙パネル2のカード本体1への張り付けが完了し、
図7に示したカードAの署名欄Bとして使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のテープの貼り付け方法には、以下のよう
な問題が存在する。まず、紙テープ4を切断するため、
カッター刃をプレス機等により下降させるときに、カッ
ター刃がカード本体1に接触するのでカード本体1に傷
がついてしまう。この傷により、カードAの見栄えが悪
くなるばかりでなく、カード所有者が使用していくうち
にこの傷の部分からカードAに亀裂が入ることがある。
【0007】また、不要となった紙テープ4aをむしり
取るのが手作業なため、作業効率が悪いことは言うまで
もない。
【0008】さらに、紙テープ4のコストのうち、むし
り取る不要部分が多くの割合を占め、コストの上昇を招
いてしまう。本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、カードの見栄えを向上させると共に、作業
効率を向上させ、さらにはコストを低減することのでき
るテープの貼り付け装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
板状の物品に一定の長さのテープを貼り付ける装置であ
って、板状体を搬送する搬送機構と、テープロールから
テープを繰り出してその先端を前記搬送機構の加工ステ
ージ上に位置させるテープ繰り出し機構と、前記テープ
の先端が前記加工ステージ上に位置したときに、該テー
プの前記先端から一定長さ後方を切断する切断機構と、
前記加工ステージ上において、前記切断機構により切断
されたテープを、前記搬送機構により搬送された前記板
状体に押圧,固定する固定機構と、前記各機構の動作タ
イミングを制御する制御装置とを具備してなることを特
徴としている。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載のテ
ープ貼り付け装置において、前記テープ貼り付け装置
は、前記板状体に設けられた位置決めマークを検出し、
テープ貼り付け位置を決定する位置決めセンサーと、前
記加工ステージの後段に設けられ、板状体に貼着された
テープを確認する確認センサーとを具備し、前記搬送機
構,テープ繰り出し機構,切断機構,固定機構,制御装
置,位置決めセンサー,および確認センサーは、前記板
状体の搬送方向に対し、並列に複数列設けられたことを
特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、制御装置により各機
構の動作タイミングを制御して、搬送機構で板状体を加
工ステージ上に搬送すると共に、繰り出し機構でテープ
ロールからテープを繰り出してその先端部を加工ステー
ジ上に位置させ、このテープの先端を固定機構により加
工ステーション上の板状体に押圧,固定したときに、こ
のテープの先端から一定の長さ後方を切断機構により切
断し、切断されたテープの後端部を固定機構により板状
体に押圧,固定して、板状体に一定の長さのテープを貼
り付ける。
【0012】請求項2記載の発明では、搬送機構,テー
プ繰り出し機構,切断機構,固定機構,制御装置,位置
決めセンサー,および確認センサーが、板状体の搬送方
向に対し、並列に複数列設けられ、これらの各列におい
て、位置決めセンサーにより板状体に設けられた位置決
めマークを検出してテープ貼り付け位置を決定し、搬送
機構,テープ繰り出し機構,切断機構,固定機構,制御
装置により板状体に一定の長さのテープを貼り付け、確
認センサーにより、板状体に貼着されたテープを確認す
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。本実施例では、図2に示すように、カード本
体5を多数個取りするため、シート材6に、カード本体
5がカード本体5の長手方向に沿って5列,短手方向に
沿って6列,合計30個型取りされている。シート材6
には、センサーマーク7,7,…が、各カード本体5,
5,…に対して所定の位置に設けられている。
【0014】図1は、本発明に係るテープ貼付装置50
を示すものである。テープ貼り付け装置50は、例えば
塩ビシート等のシート材(板状体)6を水平面内におい
て一方向に搬送する搬送機構8と、テープロール9か
ら、紙をベースとし、熱可塑性樹脂を接着剤とした紙テ
ープ(テープ)10を繰り出して搬送機構8の加工ステ
ージC上に位置させるテープ繰り出し機構11と、紙テ
ープ10を切断する切断機構12と、紙テープ10をシ
ート材6に固定する固定機構13と、各機構を制御する
制御装置(図示なし)とから概略構成されている。
【0015】搬送機構8には、所定間隔で搬送ローラ1
4,14,…が設けられている。搬送ローラ14,1
4,…は、駆動モータ15を備え、チェーン16により
駆動される構造とされている。搬送ローラ14,14,
…の前段側には、加工すべきシート材6を重畳状態にス
トックし、かつ上下動自在なストッカー17が設けられ
ている。また、ストッカー17から搬送ローラ14,1
4,…にシート材6を供給する供給ローラ18が設けら
れている。搬送ローラ14,14,…の後段側には、シ
ート材6を排出する排出ローラ19が設けられている。
上記の構成の搬送機構8は、制御装置(図示なし)によ
り、シート材6を、前段側から後段側に搬送し、かつ加
工ステージC上の所定の位置に位置決めする構造とされ
ている。
【0016】テープ繰り出し機構11には、搬送機構8
の上方に、貼り付けすべき紙テープ10をロール状に巻
回したテープロール9を回転自在に保持するロール保持
部20が設けられている。
【0017】ロール保持部20の下方には、回転自在な
ローラ21a,21b,21cが配置されている。ロー
ラ21aとローラ21bとの間には、支持軸22aを中
心として回動自在なアーム22の先端部に回動自在に支
持されたダンサーロール23が設けられている。このダ
ンサーロール23は、紙テープ10が繰り出される時に
は、図中時計周りに回動して、テープロール9の巻径
や、バックテンションの影響を受けることなく、紙テー
プ10の繰り出しに必要なトルクを最小とすることがで
きる。ロール保持部20から繰り出される紙テープ10
は、これらローラ21a,21b,21c、ダンサーロ
ール23を介して繰り出し方向前方に導かれる構造とさ
れている。
【0018】図3に示すように、ローラ21cのテープ
繰り出し方向前方には、シート材6の搬送方向に対して
前傾(図3において右上がり)するガイド板24が設け
られている。このガイド板24の傾斜面の下端部24a
は、加工ステーションCに位置している。
【0019】ガイド板24の傾斜面の下側には、テープ
繰り出しローラ25が設けられている。テープ繰り出し
ローラ25は、駆動モータ26を備え、タイミングベル
ト27により駆動力が伝達される構造とされている。ま
た、テープ繰り出しローラ25に対向して、ガイド板2
4の傾斜面の上側には補助ローラ28が設けられてい
る。図4に示すように、この補助ローラ28には、ギア
29,29を介してテープ繰り出しローラ25の駆動力
が伝達される構造とされ、さらにワンウェイクラッチ2
8aが備えられた構成とされている。上記のテープ繰り
出しローラ25と補助ローラ28とにより、紙テープ1
0をテープロール9(図1)から繰り出す構造とされて
いる。また、紙テープ10の繰り出し時には、テープ繰
り出しローラ25と補助ローラ28とが同調して回転す
るので、テープ繰り出しローラ25と補助ローラ28に
代えて、紙テープ10の上面と下面とにそれぞれ別個の
駆動源を有するローラを設けた場合の様に、上面と下面
のローラの微妙な回転速度の違いによって紙テープ10
のつまりが発生することがなく、確実に紙テープ10を
繰り出すことができる。
【0020】上記の構造のテープ繰り出し機構11は、
制御装置(図示なし)により、テープロール9から紙テ
ープ10を繰り出し、その先端10aをガイド板24に
沿って加工ステージCに位置させるよう繰り出す構造と
されている。
【0021】切断機構12は、テープ繰り出しローラ2
5に対して紙テープ10の繰り出し方向前方にガイド板
24に沿って対向して設けられた上刃29と下刃30と
から構成され、、上刃29が下降することにより、ガイ
ド板24に沿って繰り出される紙テープ10を切断する
構造とされている。
【0022】固定機構13には、シート材6に紙テープ
10を加熱溶着するヒートスポット31が備えられてい
る。ヒートスポット31は、加工ステージC上に設けら
れ、エアシリンダ32により鉛直方向に上下動自在な構
造とされている。
【0023】テープ固定機構12の後段側には、シート
材6に付設されたセンサーマーク7を検出する位置決め
センサー(図示なし)と、シート材6に貼り付けられた
紙テープ10を検出する確認センサー(図示なし)が設
けられている。
【0024】本実施例の場合、上記テープ繰り出し機構
11,切断機構12,固定機構13,位置決めセンサー
(図示なし),確認センサー(図示なし)からなるテー
プ貼り付け機構35が、同一の構成のものが6組、シー
ト材6の搬送方向に沿って並行に設けられている。
【0025】次に、上記の構成のテープ貼り付け装置5
0の作用について、図1ないし図6を用いて説明する。
テープ貼り付け装置50の前段において、図2に示した
ように、その表面がラミネートフィルムで覆われたシー
ト材6には、磁気テープ36,36,…がカード本体
5,5,…の長手方向に沿って連続的に貼り付けられて
いる。この時点では、ラミネートフィルムは未だシート
材6に仮固定されているのみで、シート材6の表面に溶
着されていない。また、制御装置(図示なし)に、貼り
付けすべき紙テープ10の所定長を入力する。これによ
り、制御装置(図示なし)において、シート材6の前進
量と紙テープ10の繰り出し量を算出し、搬送ローラ1
4,14,…とテープ繰り出しローラ25を制御する。
また、テープ貼り付け装置50は、紙テープ10の先端
部10aが、切断機構12の下刃30の所に位置した状
態を初期状態とする。
【0026】まず、初期状態から、図1に示したテープ
繰り出しローラ25と補助ローラ28を駆動させて紙テ
ープ10をテープロール9から繰り出す。そして、紙テ
ープ10の先端部10aがヒートスポット31の下方に
位置した時点でテープ繰り出しローラ25と補助ローラ
28とを停止させ、紙テープ10の繰り出しを停止させ
る。これと共に、上記のシート材6,6,…が水平重畳
状態にストックされているストッカー17から、図示し
ない吸着パッドにより最上部のシート材6を一枚取り出
し、供給ローラ18により搬送ローラ14,14,…に
移載する。そして、搬送ローラ14,14,…によりシ
ート材6を搬送し、位置決めセンサー(図示なし)でシ
ート材6のセンサーマーク7を検出した時点でシート材
6を停止させる。
【0027】次いで、エアシリンダ32によりヒートス
ポット31を下降させ、紙テープ10の先端部10aを
シート材6の所定の位置に押しつける。すると、ヒート
スポット31の熱により、ラミネートフィルムが溶け
て、紙テープ10がシート材6に溶着される(図5)。
【0028】次いで、搬送ローラ14,14,…を駆動
させてシート材6を前進させると共に、テープ繰り出し
ローラ25と補助ローラ28を駆動させて紙テープ10
をテープロール9から繰り出す。そして、制御装置(図
示なし)により、紙テープ10が、前記初期状態から、
あらかじめ入力した所定長繰り出された時点で、搬送ロ
ーラ14,14、…とテープ繰り出しローラ25,補助
ローラ28を停止させ、シート材6の前進と紙テープ1
0の繰り出しを停止させる。次いで切断機構12の上刃
29を下降させ、上刃29と下刃30とにより紙テープ
10を切断する。すなわちこの時点で、紙テープ10を
所定長で切断することになる。
【0029】次いで、搬送ローラ14,14,…を駆動
させてシート材6を前進させる。すると、切断された紙
テープ10は、先端部10aがシート材6に溶着されて
いるので、シート材6と共に前進する。そして、シート
材6上の切断された紙テープ10の後端部10bがヒー
トスポット31の下方に位置した時点で、搬送ローラ1
4,14,…を停止させ、シート材6の前進を停止させ
る。次いで、前記と同様にしてヒートスポット31を下
降させ、紙テープ10の後端部10bをシート材6に溶
着する(図6)。このようにして、シート材6に所定長
の紙テープ10、すなわち紙パネル、が貼り付けられ
る。
【0030】次いで、搬送ローラ14,14,…により
シート材6を前進させ、位置決めセンサー(図示なし)
で、図2に示したシート材6の次のセンサーマーク7を
検出した時点でシート材6を停止させる。また、確認セ
ンサー(図示なし)により、紙テープ10がシート材6
上の所定の位置に貼り付けられているかを検出する。以
上のようにして、シート材6のカード本体5への紙テー
プ10の張り付けが完了する。本実施例のテープ貼り付
け装置50では、同一の構成のテープ貼り付け機構35
が、シート材6の搬送方向に沿って6組設けられている
ので、シート材6の幅方向の6個のカード本体5,5,
…への紙テープ10,10,…の張り付けが完了する。
そして、上記の動作を本実施例の場合5回繰り返すこと
により、シート材6の各カード本体5,5,…への紙テ
ープ10,10,…の張り付けが完了する。
【0031】この後に、後工程において図2に示したシ
ート材6の表面全体を加熱しながらプレスすることによ
り、シート材6を覆うラミネートフィルムがシート材6
に溶着される。この時に紙テープ10と磁気テープ36
はラミネートフィルムに埋め込まれ、シート材6の表面
は、略平滑となる。その後、シート材6から各カード本
体5,5,…をプレス機等により打ち抜くことにより、
図7に示したカードAが完成する。
【0032】以上、上述したように、テープ貼り付け装
置50では、制御装置により各機構の動作タイミングを
制御して、紙テープ10の先端部10aを固定機構13
により加工ステーションC上のシート材6に溶着したと
きに、この紙テープ10の先端部10aから所定の長さ
後方を切断機構12により切断し、切断した紙テープ1
0の後端部10bを固定機構13によりシート材6に溶
着し、シート材6上で直接紙テープ10を切断すること
がない。これにより、シート材6に傷をつけずに、所定
の長さの紙テープ10を貼り付けることができ、カード
Aの見栄えを向上させることができる。また、シート材
6の各カード本体5,5,…にあらかじめ切断した所定
の長さの紙テープ10を貼り付けるので、紙テープ10
に不要部が生じず、不要部をむしり取る作業を省略して
作業効率を大幅に向上させることができると共に、紙テ
ープ10のコストを低減することができる。
【0033】また、テープ貼り付け装置50では、テー
プ繰り出し機構11,切断機構12,固定機構13,位
置決めセンサー(図示なし),確認センサー(図示な
し)からなるテープ貼り付け機構35が、同一の構成の
ものが6組、シート材6の搬送方向に沿って並行に設け
られている。これにより、全判のシート材6からカード
Aを多数個取りして、効率よくカードAに紙テープ10
を貼り付けることができ、コストを低減することができ
る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るテ
ープ貼り付け装置によれば、制御装置により各機構の動
作タイミングを制御して、テープの先端を固定機構によ
り加工ステーション上の板状体に押圧,固定したとき
に、このテープの先端部から一定の長さ後方を切断機構
により切断し、切断したテープの後端部を固定機構によ
り板状体に押圧,固定し、板状体上で直接テープを切断
することがない。これにより、板状体に傷をつけずに、
一定の長さのテープを貼り付けることができ、板状体の
見栄えを向上させることができる。また、板状体にあら
かじめ切断した一定の長さのテープを貼り付けるので、
テープに不要部が生じず、不要部をむしり取る作業を省
略して作業効率を大幅に向上することができると共に、
テープのコストを低減することができる。
【0035】請求項2に係るテープ貼り付け装置によれ
ば、搬送機構,テープ繰り出し機構,切断機構,固定機
構,位置決めセンサー,および確認センサーが、同一の
構成のものが複数列、板状体の搬送方向に沿って並行に
設けられている。これにより、全判の板状体からカード
を多数個取りして、効率よくカードにテープを貼り付け
ることができ、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるテープ貼り付け装置を示す正面
図である。
【図2】本発明にかかる板状体の一例を示す平面図であ
る。
【図3】本発明にかかるテープ貼り付け装置の一部を示
す正面図である。
【図4】本発明にかかるテープ貼り付け装置の一部を示
す側断面図である。
【図5】本発明にかかるテープ貼り付け装置を用いてテ
ープを貼り付ける工程を示す概略正面図である。
【図6】図5に続く工程を示す概略正面図である。
【図7】板状体の一例を示す斜視図である。
【図8】従来のテープ貼り付け装置によりテープを貼り
付けた板状体を示す平面図である。
【符号の説明】
6 シート材(板状体) 8 搬送機構 9 テープロール 10 紙テープ(テープ) 11 テープ繰り出し機構 12 切断機構 13 固定機構 50 テープ貼り付け装置 C 加工ステージ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の物品に一定の長さのテープを貼り
    付ける装置であって、板状体を搬送する搬送機構と、テ
    ープロールからテープを繰り出してその先端を前記搬送
    機構の加工ステージ上に位置させるテープ繰り出し機構
    と、前記テープの先端が前記加工ステージ上に位置した
    ときに、該テープの前記先端から一定長さ後方を切断す
    る切断機構と、前記加工ステージ上において、前記切断
    機構により切断されたテープを、前記搬送機構により搬
    送された前記板状体に押圧,固定する固定機構と、前記
    各機構の動作タイミングを制御する制御装置とを具備し
    てなることを特徴とするテープ貼り付け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテープ貼り付け装置にお
    いて、前記テープ貼り付け装置は、前記板状体に設けら
    れた位置決めマークを検出し、テープ貼り付け位置を決
    定する位置決めセンサーと、前記加工ステージの後段に
    設けられ、板状体に貼着されたテープを確認する確認セ
    ンサーとを具備し、前記搬送機構,テープ繰り出し機
    構,切断機構,固定機構,制御装置,位置決めセンサ
    ー,および確認センサーは、前記板状体の搬送方向に対
    し、並列に複数列設けられたことを特徴とするテープ貼
    り付け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100752949B1 (ko) * 2006-05-22 2007-08-31 이형규 가이드 테이핑 로더
JP2009292550A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Nippon Rika Seishi Kk 両面テープ貼付装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0480174A (ja) * 1990-07-21 1992-03-13 Hitoshi Suzuki 粘着テープ貼着装置

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