JPH06115396A - 車体に対するランプの取付構造 - Google Patents

車体に対するランプの取付構造

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JPH06115396A
JPH06115396A JP29773392A JP29773392A JPH06115396A JP H06115396 A JPH06115396 A JP H06115396A JP 29773392 A JP29773392 A JP 29773392A JP 29773392 A JP29773392 A JP 29773392A JP H06115396 A JPH06115396 A JP H06115396A
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lamp
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fitting
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Takeyuki Fujino
雄之 藤野
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体に対してランプ本体を取り付ける際、ラ
ンプ収容凹部に対するランプ本体の組付を確実容易にす
る。 【構成】 車両側に構成したランプ収容凹部20にラン
プ本体1を組み付ける構造であり、シール溝3の後方に
位置するハウジング2の底部に、後方に向かって係止端
9を突出した支軸突起7を突設すると共に、この位置と
対応するランプ収容凹部20の内壁21に、前方に向い
たテーパ挿入口23を開口してなるキャッチ22を固設
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等車両の車体に
対するランプの組付技術に係り、特に車体に対するラン
プ本体の組み付け作業を容易にすると共に、最終組立工
数を減少した車体に対するランプの取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両の車体に対してランプを
取り付ける構造として、従来から図8に示すように、ラ
ンプ本体50の背面側に円形の軸断面を有し、その先端
に長手方向に延びる廻り止めリブ51を条設した嵌合軸
状ブラケット52を突設すると共に、車体53側にはブ
ラケット嵌合軸受54の底壁に上記廻り止めリブ51と
嵌合するリブ係合溝55を構成したブラケット嵌合ファ
スナー56を固設し、該ブラケット嵌合ファスナー56
に上記嵌合軸状ブラケット52を嵌合固定することによ
ってランプ本体50を車体53のランプ収容凹部57に
組み付ける構造が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
造によれば、ランプ本体50を車体53に組み付けるた
めのランプ取付構造を構成する上記嵌合軸状ブラケット
52がランプ本体50の背面側に突設位置した構造にな
っており、ランプ本体50を車体53のランプ収容凹部
57に組み付ける場合に、該ランプ本体50をランプ収
容凹部57に挿入すると、ブラケット嵌合ファスナー5
6がランプ本体50の陰に隠れて見えなくなり、このブ
ラケット嵌合ファスナー56の位置を手探りしながら嵌
合軸状ブラケット52を嵌合しなくてはならず、作業性
が悪いだけでなく組み付けた製品の信頼性にも問題を有
するものであった。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みて創案されたも
のであり、自動車等車両の車体に対して枢設固着してな
るランプの取付構造において、ハウジングの底部をラン
プ収納凹部に対する案内壁として機能させ、ランプ本体
の組付位置において容易な組付を可能にした、新規構造
の車体に対するランプの取付構造を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る車体に対するランプの取付構造は、ハ
ウジングの前面開口部の略全周にわたって形成したシー
ル溝に対して、該開口を覆う前面レンズの後縁を気密的
に嵌着する構造において、前記シール溝の後方に位置す
るハウジングの底部に後方に向かって係止端を突出した
一方の嵌合構造を突設すると共に、ランプ収容凹部の側
壁に前方に向かって嵌合口を開口した受側の嵌合構造を
固設したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】上記構成によれば、ハウジングの下面側から突
出した一方の嵌合構造を、ランプ収容凹部の内壁に沿っ
て滑り込ませることによってハウジング側に構成した受
側の嵌合構造と容易に嵌合軸着することができると共
に、ランプ収容凹部内にランプ本体を確実に嵌合してそ
の所定位置に定置することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る車体に対するランプの取
付構造の一実施例を図1乃至図5に従って説明する。図
面において、1はランプ本体であり、前面を開口した合
成樹脂製のハウジング2の周縁に形成したシール溝3に
対して、該開口を覆う前面レンズ4の後縁を、シール部
材を介して気密的に嵌着してなる外観を形成したもので
あり、該ランプ本体1の内腔には、上記ハウジング2背
面板の略中央部に位置して放物反射鏡面を有するリフレ
クタ5が固設してあり、該リフレクタ5の後部に固設し
たバルブソケット6aに対して、放物反射鏡面の略焦点
位置に位置するよう、点灯用のバルブ6を固設したもの
である。
【0008】7は、上記ハウジング2の下側側壁の外面
に対して、シール溝3を形成した周縁から円周方向へ余
り突出しないよう、シール溝3の後部にハウジング2と
一体成型により構成した支軸突起であり、ハウジング2
からL字状断面をもって突出した基部8の先端には横方
向に延びる円柱状の係止端9を構成してある。
【0009】また、10は上記軸支突起7の突設位置か
ら遠い側の周縁に、側方に向かって突設したマウントフ
ランジであり、該マウントフランジ10の上端近傍と下
端近傍には、取付螺子(図示せず)を挿通する取付孔1
1,12が穿設してあり、後述するランプ収容凹部20
側部材の内壁段部に取付螺子(図示せず)を螺合締結す
るに際し、先ず軸支突起7の嵌合による位置決めをした
後、該取付螺子により緊締固着する構造になっている。
【0010】13は、ランプ本体1の正面視において上
記軸支突起7の構成部に対応するハウジング2の上側側
壁から、その後方に延びるように突設したハウジング取
付片であり、先端にはハウジング2の左右方向に沿う長
径を形成した長円形状の螺子挿通孔14を穿設したもの
である。このハウジング取付片13は、正面視において
その構成部位が上記支軸突起7の構成部位と略上下に一
致しているため、ランプ収容凹部20に対するランプ本
体1の組み付けに際し、支軸突起7又はハウジング取付
片13の一方の位置のみを確認することによって簡単に
位置決めをすることができるばかりでなく、取付後のバ
ランスを向上することができる。また、ランプ収容凹部
20内に組み付けるハウジング2の左右両端間の長さに
誤差を生じた場合には、螺子挿通孔14の上記長径の範
囲内で該誤差分を吸収することができるようになってい
る。
【0011】上記ランプ本体1を収容するために自動車
の車体側に構成したランプ収容凹部20は、下側の内壁
21に合成樹脂によって成形したキャッチ22を突設固
着してあり、該キャッチ22のテーパ挿入口23の内端
に形成した軸受孔24に対してハウジング2に形成した
上記支軸突起7の係止端9を、部材の弾性に抗して押し
込み、該係止端9を上記軸受孔24に係合固定するよう
になっている(矢印A)。また、上記キャッチ22は、
その上部がハウジング2の下側側壁面と略同一平面上に
位置するように形成してあるため、ランプ本体1を車体
側のランプ収容凹部20内に装着する場合に、ハウジン
グ2の下側側面が該キャッチ22の上面に支持され、位
置決め部材として機能すると共に、該取付に際してはラ
ンプ本体1の前側下方から上記支軸突起7の位置を視認
することができるため、組付作業が容易になるものであ
る。
【0012】上記のように構成したランプの取付構造
は、ハウジング2の一側に突出した支軸突起7を、ラン
プ収容凹部20の下側の内壁21に沿って滑り込ませる
ことによってキャッチ22と確実に嵌合軸着し、ランプ
本体1を所定の位置に定置することができる。即ち、ラ
ンプ収容凹部20の係止端9を下側の内壁21に沿って
滑り込ませると、該内壁21に連続したキャッチ22の
テーパ挿入口23が正面に向かって開口し、支軸突起7
の基部8が後方に向かって突出しているため、係止端9
をキャッチ22のテーパ挿入口23を経て弾性的に軸受
孔24に嵌合させ、ランプ本体1をキャッチ22に対し
て回動自在に軸設位置決めすることができるようになっ
ている。
【0013】次に、図6及び図7はコネクタ係止構造に
関する実施例を示すものであり、上記ハウジング2の後
部において部材の収容空間が密集してコネクタ30の外
し梃子部31に対する操作が困難又は不能な場所への実
施に対応するものである。この実施例では、コネクタ係
止用舌片32の先端に穿設したコネクタ係止孔33を、
係止端34の挿入側に円弧状テーパ縁35を持ったバー
リング孔として構成してあり、該バーリング孔状のコネ
クタ係止孔33には、コネクタ30のクランプ36の弾
性によってその係止端34が弾性的に進入係合し、また
該コネクタ30を無理に引く(矢印B)ことによって、
クランプ36の弾性に抗して係止端34が円弧状テーパ
縁35を滑ってコネクタ係止孔33から後退するように
なり、外し梃子部31を操作することなく取り外すこと
ができるように構成したものであり、ハウジング2の後
面に適宜構成することができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る車体に対するランプの取付
構造は、以上のように構成したから、ランプ本体の一側
に突出した支軸突起を、ランプ収容凹部の内壁に沿って
滑り込ませるだけで、該ランプ収容凹部の内壁が案内壁
となってランプ本体を該ランプ収容凹部内の所定の位置
に確実に定置することができるばかりでなく、ランプ収
容凹部内に構成したキャッチの上部がハウジングの下側
側壁面と略同一平面状に位置するように形成してあるた
め、キャッチに対する支軸突起の嵌合が容易におこなわ
れ、支軸突起を破損させる恐れがない。また、装着後に
おいては該支軸突起やキャッチ等の取付構造がシール溝
の後方に位置するため、これが灯具の前方側へ露出して
見栄えを損なうことがない等の特徴を有するものであ
り、本発明の実施によって得られる効果は極めて大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取付構造の一実施例を示すランプ
本体の正面図である。
【図2】図1における矢視II部平面図である。
【図3】図1におけるIII−III線断面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線拡大断面図である。
【図5】図1におけるV−V線拡大断面図である。
【図6】コネクタ係止構造に関する実施例を示す斜視図
である。
【図7】コネクタとの嵌合状態を示すコネクタ係止構造
の要部断面図である。
【図8】従来の車体に対するランプの取付構造を示す一
部切欠した側面図である。
【符号の説明】
1 ランプ本体 2 ハウジング 4 前面レンズ 7 支軸突起 9 係止端 10 マウントフランジ 13 ハウジング取付片 14 螺子挿通孔 20 ランプ収容凹部 21 内壁 22 キャッチ 23 テーパ挿入口 24 軸受孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの前面開口部の略全周にわた
    って形成したシール溝に対して、該開口を覆う前面レン
    ズの後縁を気密的に嵌着する構造において、 前記シール溝の後方に位置するハウジングの底部に後方
    に向かって係止端を突出した一方の嵌合構造を突設する
    と共に、ランプ収容凹部の側壁に前方に向かって嵌合口
    を開口した受側の嵌合構造を固設構成したことを特徴と
    する車体に対するランプの取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10228464A1 (de) * 2002-06-26 2004-01-15 Bayerische Motoren Werke Ag Fahrzeug mit einer Leuchteneinheit
KR100913042B1 (ko) * 2003-01-17 2009-08-20 한라공조주식회사 프론트 엔드 모듈의 헤드램프 마운팅구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439137U (ja) * 1990-07-31 1992-04-02

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