JPH061146U - スペアタイヤキャリア用ロック装置 - Google Patents

スペアタイヤキャリア用ロック装置

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JPH061146U
JPH061146U JP4082292U JP4082292U JPH061146U JP H061146 U JPH061146 U JP H061146U JP 4082292 U JP4082292 U JP 4082292U JP 4082292 U JP4082292 U JP 4082292U JP H061146 U JPH061146 U JP H061146U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安全、確実なスペアタイヤキャリア用ロック
装置を提供すること。 【構成】 車体Bに一端を回動可能に組付けたスペアタ
イヤキャリア10を車体Bに対し解除可能にロックする
ロック装置において、車体Bまたはスペアタイヤキャリ
ア10のいずれか一方に第1及び第2ストライカ21,
22を設けるとともに、他方に第1ストライカ21に離
脱可能に係合する第1フック23と第2ストライカ22
に離脱可能に係合する第2フック24を設け、かつ第2
ストライカ22と第2フック24との係合位置を第1ス
トライカ21と前記第1フック23との係合位置に対し
スペアタイヤキャリア10の回動方向に沿って反車体B
側へ所定量偏らせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はスペアタイヤキャリアのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スペアタイヤキャリアの一形式として、図4に示すように、スペアタイヤSを 取付ける台座11を有し、上下一対のヒンジブラケット12で車体Bの後部に前 後方向へ回動可能に組付けた梯子形キャリア10が実用に供されている。
【0003】 一般にこの種のキャリア10は車体Bに固定したストライカ13キャリア10 側に固定したボックス形のブラケット、このブラケットの内側に取付けられスト ライカ13に離脱可能に係合するフック及びキャリア10側に取付けられ、フッ クとワイヤケーブル15で連結したプルハンドル16からなるロック装置を備え ており、同装置により車体Bの後部にロックされている。
【0004】 かかる構成のロック装置においては、プルハンドル16を引くとブラケット1 4に取付けたフックがストライカ13から外れてロックが解除されるので、キャ リア10を後方へ開いて車体Bの後部から離すことができる。このため、スペア タイヤSの台座への着脱作業が容易になる。また、ロック解除して開いたスペア タイヤキャリア10は前方へ回動して閉じ切ると、フックがストライカ13に係 合してロックされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、不注意によりスペアタイヤキャリア10を完全に閉じ切らず、半開 き状態のまま走行すると、ロックされていないキャリア10が振動で回動して車 体を傷付けたり、時には事故の原因となるおそれもある。
【0006】 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであって、安全、確実でこの種の形式 のスペアタイヤキャリアに適用するに好適なロック装置を提供することを目的と する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、車体に一端を回動可能に組付けたスペアタイヤキャリアを前記車体 に対し解除可能にロックするロック装置において、前記車体または前記スペアタ イヤキャリアのいずれか一方に第1及び第2ストライカを設けるとともに、他方 に前記第1ストライカに離脱可能に係合する第1フックと前記第2ストライカに 離脱可能に係合する第2フックを設け、かつ前記第2ストライカと第2フックと の係合位置を前記第1ストライカと前記第1フックとの係合位置に対し前記スペ アタイヤキャリアの回動方向に沿って反車体側へ所定量偏らせたことを特徴とす る。
【0008】
【考案の作用・効果】
本考案によれば、第2ストライカと第2フックとの係合位置を第1ストライカ と第1フックとの係合位置に対しスペアタイヤキャリアの回動方向に沿って反車 体側へ所定量偏らせたので、不注意でスペアタイヤキャリアを完全に閉め切らず 、、そのためキャリアが半開き状態になって第1フックが第1ストライカに係合 しなくても、半開き量が前記所定量以内であるならば、スペアタイヤキャリアは 第2フックが第2ストライカに係合して車体にロックされる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案を図面に基づき説明するに、図1ないし図3には本考案の一実施 例に係るスペアタイヤキャリア用ロック装置20が示されている。当該装置20 は第1ストライカ21、第1ストライカ21に並列に設けた第2ストライカ22 、第1ストライカ21に離脱可能に係合する第1フック23、及び第2ストライ カ22に離脱可能に係合する第2フック24を有し、両ストライカ21,22は 車体Bの後部に固定したベースプレート25に固定されている。第1フック23 はスペアタイヤキャリア10のアーム部10aに溶接して固定したボックス形の ブラケット26内に組込まれている。一方、第2フック24はスペアタイヤSを 取付ける台座11の側面にブラケット27と、このブラケットに立設したヒンジ ピン28を介して回動可能に組付けられ、コイルスプリング29により第2スト ライカ22に係合する方向へ付勢されている。これら両ストライカ21,22と 両フック23,24の相対的な位置関係は第2ストライカ22と第2フック24 との係合位置が第1ストライカ21と第1フック22との係合位置に対しスペア タイヤキャリア10の回動方向に沿って反車体側へ所定量偏るように設定されて いる。すなわち、図3に図示するように第1フック23が係合する第1ストライ カ21の係合端部21aに対し第2フック24が係合する第2ストライカ22の 係合端部22aが反車体B側へ偏って配置されている。また、第1ストライカ2 1と第1フック23はスペアタイヤキャリア10を閉め切った状態のとき係合す るように相対位置が設定されている。
【0010】 ブラケット27には第2フック24の回動量を規制する一対のストッパ27a ,27bが立設されており、第2フック24には両ストッパ27a,27bに当 接可能な係合突部24aが一体に設けられている。この係合突部24aがストッ パ27aに当接した状態では第2フック24が第2ストライカ22に係合し、ス トッパ27bに当接した状態では第2ストライカ22から離脱するように構成さ れている。また、第2フック24の下端部には折曲げ部24bが一体に設けられ ている。一方、第1フック23を組込んだボックス形のブラケット26には連結 レバー30がヒンジピン31を介して回動可能に組付けられている。連結レバー 30の一端は第1フック23に連結され、他端は折曲げ部24bに係合している 。また、連結レバー30はスペアタイヤキャリア10に取付けたプルハンドル1 6とワイヤケーブル15を介して連結されている。
【0011】 本実施例に係るロック装置20は以上の構成からなり、スペアタイヤキャリア 10を閉め切った状態では図3に実線で図示するように、第1フック23が第1 ストライカ21に係合して同キャリア10が車体Bにロックされている。この状 態においては、第2フック24は第2ストライカ22に係合しておらず、係合端 部22aに対しスペアタイヤキャリア10の回動方向に沿って車体B側へ偏った 位置にある。
【0012】 第1ストライカ21と第1フック23によるロックを解除するにはプルハンド ル16を引いて連結レバー30をコイルスプリング29の力に抗して回動させる 。これに連動して第1フック23が第1ストライカ21から離脱するので、スペ アタイヤキャリア10のロックが解除される。これにより、スペアタイヤキャリ ア10がヒンジブラケット12を支点にして前後方向へ回動可能となるので、車 体Bの後部から引き離すことができ、スペアタイヤSの台座11への着脱作業が 容易になる。
【0013】 ロック解除したスペアタイヤキャリア10は前方へ回動させて閉め切ることに より、再び第1フック23が第1ストライカ21に係合してロックされる。
【0014】 しかして、不注意によりスペアタイヤキャリア10を完全に閉め切らず、その ため同キャリア10が半開き状態になって、第1フック23が第1ストライカ2 1に係合しない場合においても、図3に二点鎖線で示すように、第2フック24 は第2ストライカ22に係合する。従って、スペアタイヤキャリア10は不注意 により半開き状態になっても第2フック24と第2ストライカ22により車体B にロックされるので、安全性が向上する。
【0015】 なお、連結レバー30の端部は第2フック24の折曲げ部24bに係合してい るので、プルハンドル16を引いて連結レバー30を回動させると、第1フック 23だけでなく、図3に一点鎖線で示すように第2フック24もヒンジピン28 を支点にして上方へ回動して、第2ストライカ22から離脱する。従って、いず れのフック23,24によりキャリア10がロックされていても、プルハンドル 16の操作によりロック解除が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係るスペアタイヤキャリ
ア用ロック装置の主要部を示す斜視図である。
【図2】 同ロック装置を備えたスペアタイヤキャリア
を示す斜視図である。
【図3】 同装置の作動を模式的に示す説明図である。
【図4】 従来のスペアタイヤキャリア用ロック装置を
示す斜視図である。
【符号の説明】
10…スペアタイヤキャリア、11…台座、12…ヒン
ジブラケット、13…ストライカ、14…ブラケット、
15…ワイヤケーブル、16…プルハンドル、20…ロ
ック装置、21…第1ストライカ、21a…係合端部、
22…第2ストライカ、22a…係合端部、23…第1
フック、24…第2フック、25…ベースプレート、2
6…ブラケット、27…ブラケット、28…ヒンジピ
ン、29…コイルスプリング、30…連結レバー、B…
車体、S…スペアタイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に一端を回動可能に組付けたスペア
    タイヤキャリアを前記車体に対し解除可能にロックする
    ロック装置であって、前記車体または前記スペアタイヤ
    キャリアのいずれか一方に第1及び第2ストライカを設
    けるとともに、他方に前記第1ストライカに離脱可能に
    係合する第1フックと前記第2ストライカに離脱可能に
    係合する第2フックを設け、かつ前記第2ストライカと
    第2フックとの係合位置を前記第1ストライカと前記第
    1フックとの係合位置に対し前記スペアタイヤキャリア
    の回動方向に沿って反車体側へ所定量偏らせたことを特
    徴とするスペアタイヤキャリア用ロック装置。
JP4082292U 1992-06-15 1992-06-15 スペアタイヤキャリア用ロック装置 Expired - Fee Related JP2568786Y2 (ja)

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JPH061146U true JPH061146U (ja) 1994-01-11
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