JPH0611391U - 部品取り付け構造 - Google Patents

部品取り付け構造

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JPH0611391U
JPH0611391U JP5066692U JP5066692U JPH0611391U JP H0611391 U JPH0611391 U JP H0611391U JP 5066692 U JP5066692 U JP 5066692U JP 5066692 U JP5066692 U JP 5066692U JP H0611391 U JPH0611391 U JP H0611391U
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JP
Japan
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frame
cover
component
component mounting
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP5066692U
Other languages
English (en)
Inventor
義智 松永
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP5066692U priority Critical patent/JPH0611391U/ja
Publication of JPH0611391U publication Critical patent/JPH0611391U/ja
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、コンピュータ及びその周辺機器をは
じめとして、その他情報処理動作を行う機器に使用され
ているフレーム又はカバー等において、装置内部に各種
部品を高密度に実装でき、スペーサ等の部品が不要で取
り付けが簡単で、フレーム又はカバーの表面の美観を保
存し、更に、複雑な加工を必要としない部品取り付け構
造を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、上記機器のフレーム又はカバー10
0等の部品実装面側に、ネジ穴20を有した部品取り付
け用部材10を設けたことを特徴とするが、該部材10
には、設置位置固定用の突起30、或いは、該フレーム
又はカバー100等への溶接性を高めるためのフランジ
40を設けてもよい。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータ及びその周辺機器をはじめとして、その他情報処理動 作を行う機器に使用されているフレーム又はカバー等において、該フレーム又は カバーの部品取り付け面の反対面に、穴やネジ等の該部品取り付け手段が露出し ないようにした、部品取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記機器のフレーム又はカバー100等へ内蔵部品110を取り付ける場合、 従来は、該フレーム又はカバー100等を、図6a〜図6d等のような構造とす ることにより実現していた。 第1例は、図6aに示すように、該フレーム又はカバー100等の部品取り付 け面100bに、装置に内蔵する部品110取り付け用のネジ穴55を有した金 具50を溶接して取り付けた構造を持つものである。
【0003】 該内蔵部品110は、該金具50の該ネジ穴55に固定ネジ91にて取り付け ている。 第2例は、図6bに示すように、該フレーム又はカバー100等の部品取り付 け面100bに、スタッドボルト60を溶接して取り付けた構造を持つものであ る。
【0004】 該内蔵部品110は、スペーサ65を介してナット92により該スタッドボル ト60に取り付けている。 第3例は、図6cに示すように、該フレーム又はカバー100等に穴100c を設け、該穴100cにネジ部が配置されるようにナット92を溶接して取り付 けた構造を持つものである。
【0005】 該内蔵部品110は、該ナット92に固定ネジ91にて取り付けている。 第4例は、図6dに示すように、該フレーム又はカバー100等を切り起こし た後、該切り起こした部分の一部を該フレーム又はカバー100と平行になるよ うに折り曲げ、該折り曲げた部分にネジ穴55を設けた、切り起こし構造100 dを持つものである。100eは切り起こしにより、該フレーム又はカバー10 0に生じた穴である。
【0006】 該内蔵部品110は、該ネジ穴55に固定ネジ91にて取り付けている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の各構造では以下のような問題があった。 (1)第1例における問題 金具50を該フレーム又はカバー100等に溶接するためのフランジ部5 0aが場所をとるため、内蔵する部品110を高密度に実装することができ ない。 (2)第2例における問題 スペーサ65が必要であること、ナット92により取り付けなければなら ないこと等により、内蔵する部品110の取り付け工数が多い。 (3)第3例における問題 フレーム又はカバー100等に設けた穴100cから、内蔵する部品11 0を取り付けた固定ネジ91が飛びだすため、装置表面等外装デザインを重 視する部分には使用できない。また使用するとしても、ネジ隠し等の細工が 必要となる。 (4)第4例における問題 フレーム又はカバー100等に切り起こし構造100d部があるため、オ ペレータ領域等では、クリップ等細かな事務用品が装置内部に落下し、金属 片が混入すると装置内部の電子部品にショートさせる等、装置故障を誘発す る。
【0008】 本考案は、コンピュータ及びその周辺機器をはじめとして、その他情報処理動 作を行う機器に使用されているフレーム又はカバー等において、装置内部に各種 部品を高密度に実装でき、スペーサ等の部品が不要で取り付けが簡単で、フレー ム又はカバーの表面の美観を保存し、更に、複雑な加工を必要としない部品取り 付け構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本考案は、上記機器のフレーム又はカバー100等 の部品実装面側に、下記のような該部品取り付け用部材を設けたことを特徴とす る。 (1)請求項1の構造の特徴 ネジ穴20を有した部材10の端面を、フレーム又はカバー100に固着 し、該ネジ穴20に、内蔵する部品110を取り付けることを特徴とする部 品取り付け構造である。
【0010】 ただし、前記部材10に設けたネジ穴20は、該部材10を貫通させても よい。 また、前記部材10におけるフレーム又はカバー100への固着面に、該 部材10固定用の突起30を設けることもできる。 更には、前記部材10に、突起30を有したフランジ40を取り付けたも ので、該フランジ40の突起30がフレーム又はカバー100への固着面に くるように取り付けたものも実現できる。
【0011】
【作用】
(1)請求項1の構造の効果 ネジ穴20を有した部材10の端面を、フレーム又はカバー100に固着 し、該ネジ穴20に内蔵部品110を固定ネジ91にて取り付けることによ り、上記すべての問題を解決することができる。
【0012】 ただし、請求項1の部材10では、ネジ穴の深さに合った長さのネジを使 用しなければならないため、使用するネジの長さが規定されてしまうが、該 ネジ穴20を貫通させたものでは、使用するネジの長さの自由度が増すとい う効果が得られる。 また、該部材10において、フレーム又はカバー100に固着する面に突 起30を設け、更に該フレーム又はカバー100側における該部材固着位置 に、該突起30に係合する凹部を設けておけば、該部材10をフレーム又は カバー100に固着する工程において、該部材10の固着位置の精度を向上 させることができる。
【0013】 更に、前記部材10に、突起30を有したフランジ40を取り付けること により、該部材10の溶接性をも高めることができる。
【0014】
【実施例】
本考案の各種実施例を以下に示す。 図1に本考案の第1実施例を示す。 図1において、10は部品を取り付ける部材、20は該部材10に設けられた ネジ穴、100は情報処理機器のカバー又はフレーム、100aは該カバー又は フレームの外側面、110は情報処理機器に内蔵される電子部品、120は該電 子部品110を該部材10に取り付けるネジを示す。
【0015】 図2に本考案の第2実施例を示す。 図2は、部品を取り付ける部材10を図示したものである。図のように、ネジ 穴20が部材10を貫通するように設けている。 図3に本考案の第3実施例を示す。 図3も、部品を取り付ける部材10を図示したものである。図のように、部材 10の端面に突起30を設けている。
【0016】 図4に本考案の第4実施例を示す。 図4も、部品を取り付ける部材10を図示したものである。図のように、部材 10の端面に突起30を有したフランジ40を設けている。 次に、本考案による部材10をカバー又はフレーム100等に固着する際の方 法を、図5に示す。
【0017】 図5のように、プロジェクション溶接機150にて、部材10をカバー又はフ レーム100等に固着するので、従来の構造と比べて少ない工数にて部品取り付 け構造を作製することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案による部品取り付け構造は、次のような効果を有する。 (1)部材10が取り付け場所をとらないため、内蔵する部品110を高密度に 実装することができる。 (2)スペーサ等の補助部品が不要であるため、内蔵する部品110の取り付け 工数が少なくなる。 (3)フレーム又はカバー100等に取り付け用の穴等を設ける必要がなく、装 置表面等の外装デザインを重視する部分にも問題なく使用できる。 (4)更に、上記(3)に加えて、オペレータ領域等でも、クリップ等細かな事 務用品が装置内部に落下することはなく、金属片の混入により装置内部の電 子部品にショートさせる等、装置故障を誘発する危険性がない。 (5)部材10に突起30を設け、カバー又はフレーム100側に該突起30に 係合する凹部を設けることにより、該部材10の取り付け位置の精度を向上 させることができる。 (6)部材10の取り付け方法としてプロジェクション溶接法を採用しているた め、複雑な加工を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による部品取り付け構造の第1実施例。
【図2】本考案による部品取り付け構造の第2実施例。
【図3】本考案による部品取り付け構造の第3実施例。
【図4】本考案による部品取り付け構造の第4実施例。
【図5】本考案による部品取り付け用部材の固着方法。
【図6】従来の部品取り付け構造の例。
【符号の説明】
10 部品取り付け用部材 20 ネジ穴 30 突起部 40 フランジ部 100 カバー又はフレーム 110 装置に内蔵する電子部品

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品等の精密部品を内蔵し、情報処理
    動作を行う機器に使用されているフレーム又はカバー
    (100)において、 ネジ穴(20)を有した部材(10)の端面を、該フレ
    ーム又はカバー(100)に固着したことを特徴とする
    部品取り付け構造。
JP5066692U 1992-07-20 1992-07-20 部品取り付け構造 Pending JPH0611391U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066692U JPH0611391U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 部品取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5066692U JPH0611391U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 部品取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611391U true JPH0611391U (ja) 1994-02-10

Family

ID=12865281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5066692U Pending JPH0611391U (ja) 1992-07-20 1992-07-20 部品取り付け構造

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JP (1) JPH0611391U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01205887A (ja) * 1988-02-10 1989-08-18 Fujitsu Ltd プリント板の取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01205887A (ja) * 1988-02-10 1989-08-18 Fujitsu Ltd プリント板の取付構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970708