JP2519296Y2 - プリント基板保持機構 - Google Patents
プリント基板保持機構Info
- Publication number
- JP2519296Y2 JP2519296Y2 JP1989094387U JP9438789U JP2519296Y2 JP 2519296 Y2 JP2519296 Y2 JP 2519296Y2 JP 1989094387 U JP1989094387 U JP 1989094387U JP 9438789 U JP9438789 U JP 9438789U JP 2519296 Y2 JP2519296 Y2 JP 2519296Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- board
- sub
- holding mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は電子機器において、垂直に取付けられた複
数のプリント基板を保持するプリント基板保持機構に係
り、特に専用のプリント基板保持部材を無くすのに好適
なプリント基板保持機構に関する。
数のプリント基板を保持するプリント基板保持機構に係
り、特に専用のプリント基板保持部材を無くすのに好適
なプリント基板保持機構に関する。
(ロ)従来技術 従来、水平に設けたプリント基板(以降メイン基板と
いう)上にコネクタ等で接続し、垂直に設けたプリント
基板(以後サブ基板という)を備えた構造において、こ
のサブ基板の上部を保持する機構は第3図に示すものが
提供されていた。
いう)上にコネクタ等で接続し、垂直に設けたプリント
基板(以後サブ基板という)を備えた構造において、こ
のサブ基板の上部を保持する機構は第3図に示すものが
提供されていた。
第3図(C),(D)は従来のサブ基板保持機構を示
す側面図及び平面図である。
す側面図及び平面図である。
図において、2は垂直に設けたプリント基板であるサ
ブ基板、3はサブ基板2に挿着した信号入出力用ピンジ
ャック、4は水平に設けたプリント基板であるメイン基
板、5はメイン基板4とサブ基板2とを接続するコネク
タ、6はシャーシ、11は背面パネル、12はサブ基板保持
部材であるたとえば保持金具、13は機械ネジである。
ブ基板、3はサブ基板2に挿着した信号入出力用ピンジ
ャック、4は水平に設けたプリント基板であるメイン基
板、5はメイン基板4とサブ基板2とを接続するコネク
タ、6はシャーシ、11は背面パネル、12はサブ基板保持
部材であるたとえば保持金具、13は機械ネジである。
ピンジャック3を挿着したサブ基板2を、第3図に示
すように、背面パネル11及びメイン基板4に固定する場
合、先ず背面パネル11単品に、サブ基板2に挿着された
ピンジャック3を固定し、次にメイン基板4上のコネク
タ5とサブ基板2上のコネクタ5を接続していた。その
後背面パネル11とシャーシ6を固定し、最後にサブ基板
の上部を保持するため、保持金具12の切り込み部(図示
せず)にサブ基板を係合させ、この保持金具12をシャー
シ6に機械ネジ13で固定していた。
すように、背面パネル11及びメイン基板4に固定する場
合、先ず背面パネル11単品に、サブ基板2に挿着された
ピンジャック3を固定し、次にメイン基板4上のコネク
タ5とサブ基板2上のコネクタ5を接続していた。その
後背面パネル11とシャーシ6を固定し、最後にサブ基板
の上部を保持するため、保持金具12の切り込み部(図示
せず)にサブ基板を係合させ、この保持金具12をシャー
シ6に機械ネジ13で固定していた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のプリント基板保持機構におい
ては、橋桁の様なプリント基板保持金具を使用していた
ので、部品点数が多くなり、管理費が増加するという欠
点があった。
ては、橋桁の様なプリント基板保持金具を使用していた
ので、部品点数が多くなり、管理費が増加するという欠
点があった。
また、組立の作業工数がかかり、その分工賃が必要で
あった。
あった。
更に、金型費が別金具である為兼用部品に比べて割り
高になるという欠点があった。
高になるという欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところ従来例の欠点を解消し、部品点数
を削減し、組立工数を減らしたプリント基板保持機構を
提供するところにある。
その目的とするところ従来例の欠点を解消し、部品点数
を削減し、組立工数を減らしたプリント基板保持機構を
提供するところにある。
(ニ)問題を解決するための手段 この考案のプリント基板保持機構は、直立した複数の
プリント基板を保持するプリント基板保持機構におい
て、端部に前記プリント基板と係合する係合部を有する
L字状の背面パネルと、前記プリント基板の前記係合部
と離れた所定部分を、少なくとも、水平に設けた固定部
材又は前記背面パネルの直立面、に固定する固定手段と
で構成したものである。
プリント基板を保持するプリント基板保持機構におい
て、端部に前記プリント基板と係合する係合部を有する
L字状の背面パネルと、前記プリント基板の前記係合部
と離れた所定部分を、少なくとも、水平に設けた固定部
材又は前記背面パネルの直立面、に固定する固定手段と
で構成したものである。
(ホ)作用 この考案によれば、サブ基板に挿着したピンジャック
を背面パネルに固定するとき、この背面パネルの切り込
み部に上記サブ基板を係合することにより、サブ基板を
保持することができるので、別部材の保持金具は不要に
なる。
を背面パネルに固定するとき、この背面パネルの切り込
み部に上記サブ基板を係合することにより、サブ基板を
保持することができるので、別部材の保持金具は不要に
なる。
(ヘ)実施例 この考案に係るプリント基板保持機構の実施例を第1
図及び第2図に基づいて説明する。
図及び第2図に基づいて説明する。
なお従来例と同一部分には同一符号を付してその説明
を省略する。
を省略する。
第1図はL字状背面パネルにより、直立したサブ基板
の保持状態を示す斜視図、第2図(A),(B)は本考
案の直立したサブ基板を保持した状態を示す側面図及び
平面図である。
の保持状態を示す斜視図、第2図(A),(B)は本考
案の直立したサブ基板を保持した状態を示す側面図及び
平面図である。
図において、1はプリント基板(サブ基板)の保持用
係合部を持ちL字状をした背面パネル、1aは背面パネル
1に設けたサブ基板と係合するテーパ状ガイド部を持っ
た係合部すなわち端部の係合部である。
係合部を持ちL字状をした背面パネル、1aは背面パネル
1に設けたサブ基板と係合するテーパ状ガイド部を持っ
た係合部すなわち端部の係合部である。
電子機器でたとえばオーディオ機器背面部において
は、第1図及び第2図に示すように、ピンジャック3を
挿着したサブ基板2をメイン基板4上に垂直に立て、こ
のピンジャック3とサブ基板2をL字状に形成した背面
パネル1で保持している。
は、第1図及び第2図に示すように、ピンジャック3を
挿着したサブ基板2をメイン基板4上に垂直に立て、こ
のピンジャック3とサブ基板2をL字状に形成した背面
パネル1で保持している。
組立工程としては、ピンジャック3を挿着したサブ基
板2を、背面パネル1及びメイン基板4に固定する場
合、先ず背面パネル1単品のテーパ状係合部1aにサブ基
板2を係合し、これと同時にこのサブ基板2に挿着され
たピンジャック3を前記背面パネル1の所定位置に固定
する。
板2を、背面パネル1及びメイン基板4に固定する場
合、先ず背面パネル1単品のテーパ状係合部1aにサブ基
板2を係合し、これと同時にこのサブ基板2に挿着され
たピンジャック3を前記背面パネル1の所定位置に固定
する。
次にメイン基板4に挿着されたコネクタ5とサブ基板
2に挿着された所定のコネクタ5とを接続する。
2に挿着された所定のコネクタ5とを接続する。
そして最後にシャーシ6に背面パネル1を固定するこ
とにより、サブ基板2の保持と背面パネル1の固定を完
了することができる。
とにより、サブ基板2の保持と背面パネル1の固定を完
了することができる。
(ト)考案の効果 この考案に係るプリント基板保持機構によれば、直立
したサブ基板の上部保持は背面パネルをL字状に変形す
るだけでよいため、部品点数が減少し、それだけ管理費
が減少するという効果がある。
したサブ基板の上部保持は背面パネルをL字状に変形す
るだけでよいため、部品点数が減少し、それだけ管理費
が減少するという効果がある。
また、組立作業の工数が減少するので、その分工賃が
安くなるという効果がある。
安くなるという効果がある。
更に、金型費が別部材にした従来の金型費に比べ大幅
に安くなるという効果がある。
に安くなるという効果がある。
しかも、構造が簡単であって、実施も容易であるなど
の優れた特長を有している。
の優れた特長を有している。
第1図及び第2図はこの考案に係るプリント基板保持機
構の実施例を示し、第1図はL字状背面パネルにより、
直立したサブ基板の保持状態を示す斜視図、第2図
(A),(B)は本考案の直立したサブ基板を保持した
状態を示す側面図及び平面図である。 第3図(C),(D)は従来例のサブ基板保持機構を示
す側面図及び平面図である。 主な符号の説明 1:背面パネル 1a:テーパ状の係合部 2:サブ基板 3:ピンジャック 4:メイン基板 5:コネクタ 6:シャーシ 11:背面パネル 12:プリント基板保持金具 13:機械ネジ
構の実施例を示し、第1図はL字状背面パネルにより、
直立したサブ基板の保持状態を示す斜視図、第2図
(A),(B)は本考案の直立したサブ基板を保持した
状態を示す側面図及び平面図である。 第3図(C),(D)は従来例のサブ基板保持機構を示
す側面図及び平面図である。 主な符号の説明 1:背面パネル 1a:テーパ状の係合部 2:サブ基板 3:ピンジャック 4:メイン基板 5:コネクタ 6:シャーシ 11:背面パネル 12:プリント基板保持金具 13:機械ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】直立した複数のプリント基板を保持するプ
リント基板保持機構において、 端部に前記プリント基板と係合する係合部を有するL字
状の背面パネルと、 前記プリント基板の前記係合部と離れた所定部分を、少
なくとも、水平に設けた固定部材又は前記背面パネルの
直立面、に固定する固定手段とで構成されることを特徴
とするプリント基板保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989094387U JP2519296Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プリント基板保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989094387U JP2519296Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プリント基板保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0334286U JPH0334286U (ja) | 1991-04-04 |
JP2519296Y2 true JP2519296Y2 (ja) | 1996-12-04 |
Family
ID=31643719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989094387U Expired - Lifetime JP2519296Y2 (ja) | 1989-08-14 | 1989-08-14 | プリント基板保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2519296Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH054306Y2 (ja) * | 1987-01-16 | 1993-02-02 | ||
JPS63142886U (ja) * | 1987-03-11 | 1988-09-20 | ||
DE3727137A1 (de) * | 1987-08-14 | 1989-02-23 | Behringwerke Ag | Herstellung von antigenen des human immunodeficiency virus typ 1 sowie deren verwendung als diagnostisches mittel und therapeutikum |
-
1989
- 1989-08-14 JP JP1989094387U patent/JP2519296Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0334286U (ja) | 1991-04-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |