JPH0611390U - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0611390U
JPH0611390U JP4969492U JP4969492U JPH0611390U JP H0611390 U JPH0611390 U JP H0611390U JP 4969492 U JP4969492 U JP 4969492U JP 4969492 U JP4969492 U JP 4969492U JP H0611390 U JPH0611390 U JP H0611390U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
housing
housing body
panel
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP4969492U
Other languages
English (en)
Inventor
義明 飯塚
政行 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0611390U publication Critical patent/JPH0611390U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、組立て製造時やメンテナンス時に
おける作業性を向上させ得る電子機器を提供することを
目的とする。 【構成】 本考案では、一端側に開口2aを備えた筐体
本体2に、開口2aから奥方に向って挿入された基板3
を筐体本体2内の所定位置に収容保持する基板収容手段
4を設けるとともに、開口2aを覆う態様で筐体本体2
に取付けられる蓋体5の内面に、この蓋体5を筐体本体
2に取付けた状態において基板収容手段4に保持された
基板3の後縁部3bを挟持する溝6bを有する保持部材
6を設けることによって上記目的を達成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電子機器に関するものであり、詳しくは基板の取付態様に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばオーディオ機器等の電子機器では、各種のコネクタ類を機器の背面側に 露出する態様で設置する構成が一般的に採用されている。
【0003】 図4ないし図6に示す電子機器では、その基板100の後縁部100aに複数 個のコネクタ101が取付けられており、さらに上記後縁部100aには基板取 付部材102がネジ止めされているとともに、両側縁部100b,100cには 補強材103,104がネジ止めされている。
【0004】 また、上記電子機器の筐体本体105には、その背面側に開口105aが形成 されているとともに、内部には基板収容体106が設けられており、上記基板1 00は、開口105aから基板収容体106内に挿入され、上記筐体本体105 内における所定位置に保持されている。
【0005】 また、上記筐体本体105には、上記開口105aを覆う態様で、蓋体として のパネル107がネジ108を介して取付けられている。
【0006】 さらに上記パネル107には、上記基板100の後縁部100aにネジ止めさ れた上記基板取付部材102が、ネジ109を介して取付けられており、これに よって上記コネクタ101は、パネル107に設けられた孔107aから露出す る態様で位置決めされている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来の電子機器において、上記基板100あるいは筐体本 体105内に対する保守,調整作業を行なう場合には、筐体本体105に取付け られたパネル107を取外す必要がある。
【0008】 しかしながら、上記パネル107を取外す際には、該パネル107と筐体本体 105とを結合しているネジ108を取り外すとともに、上記パネル107と基 板取付部材102とを結合しているネジ109をも取り外さねばならず、また上 記パネル107を取付ける際にも、同様にネジ108を取り付けるとともにネジ 109をも取付けねばならず、もって上記パネル107の取付作業および取外し 作業が極めて繁雑なものとなる不都合があった。
【0009】 本考案の目的は、かかる実情に鑑みて、組立て製造時やメンテナンス時におけ る作業性を向上させ得る電子機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案では、一端側に開口を備えた筐体本体に、上記開口から奥方に向って挿 入された基板を筐体本体内の所定位置に収容保持する基板収容手段を設けるとと もに、上記開口を覆う態様で上記筐体本体に取付けられる蓋体の内面に、該蓋体 を上記筐体本体に取付けた状態において上記基板収容手段に保持された基板の後 縁部を挟持する溝を有する保持部材を設けることにより上記目的を達成した。
【0011】
【作用】
前記構成によれば、筐体本体に蓋体を取付けることにより、基板収容手段を介 して筐体本体内の所定位置に収容保持された基板の後縁部が、上記蓋体の内面に 取付けられた保持部材の溝に挟持されて固定されることとなる。
【0012】
【実施例】
以下、一実施例を示す図面に基づいて本考案の具体的な構成を説明する。 図1は、本考案に係る電子機器を通信衛星用チューナに適用した例を示してい る。
【0013】 上記電子機器1は、筐体本体2と、該筐体本体2内の所定位置に基板3を収容 保持する基板収容ケース4(基板収容手段)と、上記筐体本体2に取り付けられ るパネル5(蓋体)とから構成されている。
【0014】 上記筐体本体2は、断面コ字状に形成されるとともに、上記電子機器1の背面 側に位置する部位に開口2aが設けられている。 また、上記筐体本体2は、上記開口2aから奥方に向って延設された一対の側 壁2b,2cを有しており、これら側壁2b,2cにおける上記開口2a側の端 部には、それぞれ上下一対の孔20aを設けたフランジ20,20が突設されて いる。
【0015】 上記筐体本体2の内部には,上述したように基板収容ケース4が配設されてお り、該基板収容ケース4は、筐体本体2における上記側壁2b,2cに沿う態様 で上記開口2aから奥方に向って延設され、かつ相対向して配設された一対の側 壁4a,4bを有している。
【0016】 上記基板収容ケース4の側壁4a,4bには、その内面にレール部40が突設 されており、このレール部40は上記基板3を上下2段に、上記筐体本体2の底 板21に対して水平に案内する位置に複数個設けられている。 また、上記基板収容ケース4の側壁4a,4bには、その奥方側端部に、内側 に折り曲げられたストッパ41,41が各々形成されている。
【0017】 上記基板3には、その後縁部3aに複数のコネクタ30が配設されており、こ れらのコネクタ30は上記基板3上に形成された図示していない配線パターンに ハンダ付けされている。なお上記基板3には、上述したコネクタ30以外にも、 各種の電子部品31が取付けられていることは勿論である。
【0018】 一方、上記パネル5には、該パネル5を上記筐体本体2に取付けた際に、上記 各コネクタ30を外部に露出させるための貫通孔5aが形成されている。 さらに、図2ないし図3に示す如く、上記パネル5の内面には、一対のホルダ 6,6が、各々リベット60およびワッシャ61を介して取付けられている。
【0019】 上記ホルダ6,6は、ABS樹脂によって略直方体形状にモールド成形されて いるとともに、上記筐体本体2の内方側に位置する面6aには、溝6bが形成さ れている。
【0020】 上記溝6bは、上記筐体本体2に対するパネル5の着脱方向に沿って延設され ており、さらに上記溝6bは、図1ないし図2からも明らかなように、上下2段 に形成されている。 さらに、上記各ホルダ6における溝6bは、基板3を導き入れるテーパ部6A aと、上記基板3が押し込まれる直溝部6Abとを有している。
【0021】 上記構成の電子機器を組み立てる場合には、まず基板3を、上記開口2aから 基板収容ケース4のストッパ41に、該基板3の前縁部3aが当接するまで挿入 し、上記基板3を上記筐体本体2内の所定位置に収容する。
【0022】 次いで、上記筐体本体2に、上記開口2aを覆う態様でパネル5をネジ7によ って取り付ける。
【0023】 このとき、上記パネル5に設けられた貫通孔5aからは、上記コネクタ30が 露出するとともに、上記基板3の後縁部3bが、上記各ホルダ6のテーパ部6A aによって導き入れられて直溝部6Abに押し込まれる。
【0024】 この結果、上記基板3の後縁部3bが、上記各ホルダ6に形成された溝6bに おける直溝部6Abに挟持されて、上記基板3はパネル5に対する前後方向,左 右方向,および上下方向において動くことなく保持され、もって上記筐体本体2 に収容された基板3と、上記筐体本体3に取り付けられたパネル5との位置決め が行なわれることとなる。
【0025】 一方、上記筐体本体2からパネル5を取外す場合には、上記筐体本体2とパネ ル5とを結合しているネジ7を取外した後、上記パネル5を上記筐体本体2の後 方側へ引き抜けばよい。
【0026】 このように、上述した電子機器では、上記筐体本体2とパネル5とに螺着され るネジ7を操作するだけで、基板3とパネル5との位置決めを損なうことなく、 上記筐体本体2に対するパネル5の取り付け、取り外し作業を実施することがで きる。
【0027】 なお、上記実施例では、CSチューナに本考案を適用した例を示しているが、 上記CSチューナ以外の電子機器にも本考案を有効に適用できる。 また、上記実施例では、基板収容ケース4に収容保持された2枚の基板3を、 パネル5の内面に取付けた上下2段の溝6bを有するホルダ6によって位置決め しているが、上記基板収容ケース4は2枚以上の基板3の収容も可能であり、こ の場合においては、該基板3の枚数と同数の溝6bを有する新たなホルダを設け ることによって対応することができる。 さらに、上記ホルダ6は、ABS樹脂によってモールド成形されているが、例 えば加工成形された溝6bが確実に基板3の後縁部3bを挟持する上記ABS樹 脂以外の材料においても適用可能である。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案にかかわる電子機器では、筐体本体に取付けられ た蓋体内面に、上記筐体本体の開口を覆う態様で上記蓋体を取付けた際に、上記 筐体本体内の所定位置に収容保持された基板の後縁部を挟持する溝を形成した保 持部材を設けているので、上記筐体本体への蓋体の取付、取外しは、上記筐体本 体と蓋体とを結合しているネジの取付、取外しだけで行なうことができ、もって 上記筐体本体に収容された基板と、上記筐体本体に取り付けられる蓋体との位置 決めを損なうことなく、組立て製造時およびメンテナンス時における作業性を向 上させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電子機器の組付け部品の展開斜視
図。
【図2】パネルおよびホルダの取付け状態を示した部分
断面図。
【図3】パネルを背面側から見た部分背面図。
【図4】従来の電子機器の組付け部品の展開斜視図。
【図5】従来のパネルおよびホルダの取付け状態を示し
た部分断面図。
【図6】従来のパネルを背面側から見た部分背面図。
【符号の説明】
1…電子機器 2…筐体本体 2a…開口 3…基板 3a…前縁部 3b…後縁部 4…基板収容ケース(基板収容手段) 5…パネル(蓋体) 6…ホルダ(保持部材) 6b…溝 7…ネジ 20…フランジ 30…コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に開口を備えた筐体本体と、 上記筐体本体に設けられ、上記開口から奥方に向って挿
    入された基板を、上記筐体本体内の所定位置に収容保持
    する基板収容手段と、 上記開口を覆う態様で上記筐体本体に取付けられる蓋体
    と、 上記蓋体の内面に設けられ、上記蓋体を上記筐体本体に
    取付けた状態において上記基板収容手段に保持された基
    板の後縁部を挟持する溝を有する保持部材と、を具備し
    て成ることを特徴とする電子機器。
JP4969492U 1992-07-15 1992-07-15 電子機器 Pending JPH0611390U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4969492U JPH0611390U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4969492U JPH0611390U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0611390U true JPH0611390U (ja) 1994-02-10

Family

ID=12838294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4969492U Pending JPH0611390U (ja) 1992-07-15 1992-07-15 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0611390U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010056377A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Seiko Instruments Inc 電子部品パッケージおよび電子部品パッケージの製造方法

Cited By (1)

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