JPH0611306Y2 - 建物のコ−ナ−部の外壁材の接続構造 - Google Patents
建物のコ−ナ−部の外壁材の接続構造Info
- Publication number
- JPH0611306Y2 JPH0611306Y2 JP1986192850U JP19285086U JPH0611306Y2 JP H0611306 Y2 JPH0611306 Y2 JP H0611306Y2 JP 1986192850 U JP1986192850 U JP 1986192850U JP 19285086 U JP19285086 U JP 19285086U JP H0611306 Y2 JPH0611306 Y2 JP H0611306Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joiner
- bending
- wall
- wall materials
- corners
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は、建物のコーナー部の外壁材をジョイナーによ
って接続するようにした構造に関するものである。
って接続するようにした構造に関するものである。
［背景技術］ 第３図のＡ部分で示されるような建物７の入隅のコーナ
ー部において、外壁パネルなど外壁材１，１は第４図に
示すようにジョイナー４で接続されている。このジョイ
ナー４は金属板の折曲加工などによって、両側に嵌合片
３，３を直交する向きで設けて形成されるものであり、
端部を直角に対向させて配置される一対の外壁材１，１
の各端部をそれぞれジョイナー４の嵌合させて釘打ちな
どで固定することによって、一対の外壁材１，１をジョ
イナー４で接続するものである。しかしこのものにあっ
て、建物７が第３図の矢印の方向に地震で揺れたりなど
して動いた場合、このコーナー部においては外壁材１，
１が第４図の矢印方向に相互に動くことになって、この
動きで外壁材１，１を接続しているジョイナー４に無理
な力が加わり、ジョイナー４が破壊されるおそれがある
という問題があった。
ー部において、外壁パネルなど外壁材１，１は第４図に
示すようにジョイナー４で接続されている。このジョイ
ナー４は金属板の折曲加工などによって、両側に嵌合片
３，３を直交する向きで設けて形成されるものであり、
端部を直角に対向させて配置される一対の外壁材１，１
の各端部をそれぞれジョイナー４の嵌合させて釘打ちな
どで固定することによって、一対の外壁材１，１をジョ
イナー４で接続するものである。しかしこのものにあっ
て、建物７が第３図の矢印の方向に地震で揺れたりなど
して動いた場合、このコーナー部においては外壁材１，
１が第４図の矢印方向に相互に動くことになって、この
動きで外壁材１，１を接続しているジョイナー４に無理
な力が加わり、ジョイナー４が破壊されるおそれがある
という問題があった。
［考案の目的］ 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであり、地震
などで建物のコーナー部に揺れなど動きが発生した場合
にジョイナーが破壊されるようなおそれのない建物のコ
ーナー部の外壁材の接続構造を提供することを目的とす
るものである。
などで建物のコーナー部に揺れなど動きが発生した場合
にジョイナーが破壊されるようなおそれのない建物のコ
ーナー部の外壁材の接続構造を提供することを目的とす
るものである。
［考案の開示］ しかして本考案に係る建物のコーナー部の外壁材の接続
構造は、一対の外壁材１，１を直角に配置して各外壁材
１，１の端部同士を対向させ、屈曲角度が広狭自在な断
面略Ｕ字型の屈曲片２を屋内側又は屋外側のいずれかの
方向に突出させて屈曲させると共に屈曲片２の両側端に
それぞれ断面コ字形の嵌合片３，３を設けるように一枚
の金属板を屈曲加工することによってジョイナー４を形
成し、このジョイナー４の各嵌合片３，３を上記一対の
各外壁材１，１の対向する端部にそれぞれ被嵌結合して
成ることを特徴とするものであり、屈曲片２が広狭変形
されることによって外壁材１，１の動きを吸収させるよ
うにし、ジョイナー４に破壊が発生することを防止する
ようにしたものであって、以下本考案を実施例により詳
述する。
構造は、一対の外壁材１，１を直角に配置して各外壁材
１，１の端部同士を対向させ、屈曲角度が広狭自在な断
面略Ｕ字型の屈曲片２を屋内側又は屋外側のいずれかの
方向に突出させて屈曲させると共に屈曲片２の両側端に
それぞれ断面コ字形の嵌合片３，３を設けるように一枚
の金属板を屈曲加工することによってジョイナー４を形
成し、このジョイナー４の各嵌合片３，３を上記一対の
各外壁材１，１の対向する端部にそれぞれ被嵌結合して
成ることを特徴とするものであり、屈曲片２が広狭変形
されることによって外壁材１，１の動きを吸収させるよ
うにし、ジョイナー４に破壊が発生することを防止する
ようにしたものであって、以下本考案を実施例により詳
述する。
ジョイナー４は鋼板など金属板を屈曲加工することによ
って形成されるものであり、水平断面略Ｕ字型の屈曲片
２の両側端に水平断面略コ字型の嵌合片３，３をそれぞ
れ上下全長に亘って延設して上下に長尺に形成されるも
のである。建物７の入隅のコーナー部において外壁パネ
ルなどの外壁材１，１はその一方の端部同士を直角に対
向させて取り付けられており、この一対の外壁材１，１
の各対向端部をそれぞれジョイナー４の嵌合片３，３に
それぞれ嵌合させ、例えば嵌合片３の先端部に延出され
る固定片８から外壁材１に釘打ちすることによって外壁
材１，１にジョイナー４を固定し、第１図(a)のように
ジョイナー４によって外壁材１，１を直交する状態で接
続するものである。このようにジョイナー４で外壁材
１，１を接続することによって構成される建物７のコー
ナー部が第３図の矢印の方向に地震で揺れたりなどして
動いた場合、この動きに伴って外壁材１，１が第１図
(b)の矢印のように動いても、屈曲片２がその屈曲角度
が広がるように弾性的に変形したりあるいは狭まるよう
に弾性的に変形したりし、外壁材１，１の動きに追随し
て屈曲片２が変形してジョイナー４に破壊が生じること
を防止することができるものである。
って形成されるものであり、水平断面略Ｕ字型の屈曲片
２の両側端に水平断面略コ字型の嵌合片３，３をそれぞ
れ上下全長に亘って延設して上下に長尺に形成されるも
のである。建物７の入隅のコーナー部において外壁パネ
ルなどの外壁材１，１はその一方の端部同士を直角に対
向させて取り付けられており、この一対の外壁材１，１
の各対向端部をそれぞれジョイナー４の嵌合片３，３に
それぞれ嵌合させ、例えば嵌合片３の先端部に延出され
る固定片８から外壁材１に釘打ちすることによって外壁
材１，１にジョイナー４を固定し、第１図(a)のように
ジョイナー４によって外壁材１，１を直交する状態で接
続するものである。このようにジョイナー４で外壁材
１，１を接続することによって構成される建物７のコー
ナー部が第３図の矢印の方向に地震で揺れたりなどして
動いた場合、この動きに伴って外壁材１，１が第１図
(b)の矢印のように動いても、屈曲片２がその屈曲角度
が広がるように弾性的に変形したりあるいは狭まるよう
に弾性的に変形したりし、外壁材１，１の動きに追随し
て屈曲片２が変形してジョイナー４に破壊が生じること
を防止することができるものである。
上記第１図の実施例ではジョイナー４の屈曲片２は屋内
側へ突出するように形成されており、屈曲片２の背面の
溝が外壁材１，１間の目地溝９としての外観を呈するよ
うにしてあるが。屈曲片２は第２図(a)に示すように屋
外側に突出するように形成してもよく、この場合も第２
図(b)のように屈曲片２が変形してジョイナー４が破損
されることを防止することができる。
側へ突出するように形成されており、屈曲片２の背面の
溝が外壁材１，１間の目地溝９としての外観を呈するよ
うにしてあるが。屈曲片２は第２図(a)に示すように屋
外側に突出するように形成してもよく、この場合も第２
図(b)のように屈曲片２が変形してジョイナー４が破損
されることを防止することができる。
［考案の効果］ 上述のように本考案にあっては、屈曲角度が広狭自在な
断面略Ｕ字型の屈曲片を屋内側又は屋外側のいずれかの
方向に突出させて屈曲させると共に屈曲片の両側端にそ
れぞれ断面コ字形の嵌合片を設けるように一枚の金属板
を屈曲加工することによってジョイナーを形成し、この
ジョイナーの各嵌合片を建物のコーナー部の一対の各外
壁材の対向する端部にそれぞれ被嵌結合するようにして
あるので、建物のコーナー部が地震などで動いて外壁材
が動いても、外壁材の動きに追随して屈曲片が広狭屈曲
変形するものであり、特に外壁材がその面方向と平行に
動いても、面方向に傾くように動いても、面方向と垂直
な方向に動いても、これらいずれの動きにも追随して屈
曲片は広狭屈曲変形するものであり、ジョイナーに無理
な力が作用して破壊されることを防止することができる
ものである。しかも、一枚の金属板を屈曲加工するだけ
でジョイナーを簡単に且つ安価に製造することができる
ものである。
断面略Ｕ字型の屈曲片を屋内側又は屋外側のいずれかの
方向に突出させて屈曲させると共に屈曲片の両側端にそ
れぞれ断面コ字形の嵌合片を設けるように一枚の金属板
を屈曲加工することによってジョイナーを形成し、この
ジョイナーの各嵌合片を建物のコーナー部の一対の各外
壁材の対向する端部にそれぞれ被嵌結合するようにして
あるので、建物のコーナー部が地震などで動いて外壁材
が動いても、外壁材の動きに追随して屈曲片が広狭屈曲
変形するものであり、特に外壁材がその面方向と平行に
動いても、面方向に傾くように動いても、面方向と垂直
な方向に動いても、これらいずれの動きにも追随して屈
曲片は広狭屈曲変形するものであり、ジョイナーに無理
な力が作用して破壊されることを防止することができる
ものである。しかも、一枚の金属板を屈曲加工するだけ
でジョイナーを簡単に且つ安価に製造することができる
ものである。
第１図(a)(b)は本考案の一実施例の水平断面図、第２図
(a)(b)は本考案の他の実施例の水平断面図、第３図は家
屋の概略の縮小水平断面図、第４図は従来例の水平断面
図である。 １は外壁材、２は屈曲片、３は嵌合片、４はジョイナー
である。
(a)(b)は本考案の他の実施例の水平断面図、第３図は家
屋の概略の縮小水平断面図、第４図は従来例の水平断面
図である。 １は外壁材、２は屈曲片、３は嵌合片、４はジョイナー
である。
Claims (1)
- 【請求項１】一対の外壁材を直角に配置して各外壁材の
端部同士を対向させ、屈曲角度が広狭自在な断面略Ｕ字
型の屈曲片を屋内側又は屋外側のいずれかの方向に突出
させて屈曲させると共に屈曲片の両側端にそれぞれ断面
コ字形の嵌合片を設けるように一枚の金属板を屈曲加工
することによってジョイナーを形成し、このジョイナー
の各嵌合片を上記一対の各外壁材の対向する端部にそれ
ぞれ被嵌結合して成る建物のコーナー部の外壁材の接続
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986192850U JPH0611306Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 建物のコ−ナ−部の外壁材の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986192850U JPH0611306Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 建物のコ−ナ−部の外壁材の接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396104U JPS6396104U (ja) | 1988-06-21 |
| JPH0611306Y2 true JPH0611306Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31148320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986192850U Expired - Lifetime JPH0611306Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 | 建物のコ−ナ−部の外壁材の接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611306Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4544194B2 (ja) * | 2006-04-24 | 2010-09-15 | パナソニック電工株式会社 | 外装パネル用役物 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5755866U (ja) * | 1980-09-13 | 1982-04-01 | ||
| JPS61107801U (ja) * | 1984-12-21 | 1986-07-08 |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP1986192850U patent/JPH0611306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6396104U (ja) | 1988-06-21 |
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